俺「剣と魔法とセックスの世界?」 女「そう」 (8)

俺「剣と魔法はわかるとして……セックスはベクトルが違うだろ」

女「かわらない、剣も魔法もセックスも人間の勢力を増やすために大切なもの」

俺「人間の勢力?」

女「この世界は魔物と人間、二つの勢力に分断されている。これは常識」

俺「いや俺、何か頭打っちゃってさ、記憶とんじゃってるんだよね」

女「そう」

俺「うん」

女「……」

俺「……」

女「ねぇ」

俺「うん?」

女「私とセックス、する?」

俺「ええ!? どうしたんだよいきなり……」

女「私は僧侶になりたい、僧侶でセックスするのは普通のこと、けれど私はまだセックスしたことがない」

俺「僧侶になりたいのか……そういえばそんな格好してるもんな……だけど処女なのか……」

女「そう、性欲が溜まっていると人間は邪念が貯まる」

女「人とのつながりがないと人間は間違いを起こす」

女「肉体的なつながりは精神的なつながりに通じる」

女「だから僧侶はセックスして人を癒す。これは普通のこと」

男「ああ、普通だな! よしっセックスすっか!」

女「お願いする」

男「で、どこでやんの?」

女「教会に専用の施設がある。私についてきて」

男「わかった」

ラブホテル

女「ここ」

男「すげーベッドが回んじゃん、あっカラオケもついてんのかよ」

女「喜んでもらえたようで嬉しい」

男「一曲歌ってからでいいか?」

女「構わない、ただし我慢できなくなったら押し倒すので、そのつもりでいてほしい」

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