まどか「シャルちゃん、大好きだよ!」(269)

魔女結界内部

マミ「本当に…私と一緒に戦ってくれるの?…側にいてくれるの?」

まどか「はい…私なんかで良かったら//」ドキドキ

QB『マミ!グリーフシードが孵化を始めた!』

マミ「おっけー!今日という今日は即効で片付けてあげるわ!」

バン!

マミ「…お待たせ!…それで、魔女は?」

さやか「…そ、それが」

魔女「……………」チョコン

まどか「か、可愛い//」

魔女「……………?」クルリ

まどか「おいで、おいで!」パンパン

魔女「…………」トテトテ

さやか「お、きたきた!」

マミ「二人とも!何をやっているの、離れなさい!」パンパン!

魔女「………ビクッ」ブルブル

まどか「マミさんこそ!何をやっているんですか!」

さやか「マミさん…流石にそれは引くわ…」

マミ「………」

まどか「ねぇ…あなたがこの結界を作ったの?」

魔女「…………コクン」

マミ「鹿目さん…離れなさい!そいつは魔女なのよ!」

まどか「ま、待って下さいよ!この娘怯えてる…!」

魔女「……………」ブルブル

まどか「大丈夫…怖いことなんかしないから…ね、この結界といてくれないかな…でないと皆が困っちゃうの」

魔女「…………」プルプル

まどか「どうしても…駄目なの?」

魔女「……………コクン」

QB「基本的に魔女は結界の中に住むからね、突然家を出ろと言われても困るだろうさ」

さやか「けど…こんな陰気臭い変な所に住むより、外のほうがマシだと思うよ」

まどか「ねぇ…私達と一緒に行こうよ、きっとここより楽しいよ!」

魔女「……………チラッ」

マミ「……………何?」チャキ

魔女「……………ビクッ」ブルブル

まどか「大丈夫…マミさんはとっても優しい人なんだから…お願いしますマミさん!」

マミ「……まだ、生まれたばかりで人を殺めてはいないようだし…これからも人を襲わないと誓えるなら…保留にしておいてもいいいわ」

まどか「約束…してくれるかな?」

魔女「……………コクン」

まどか「うん!いいこいいこ!」

魔女「…………//」

さやか「魔女にも色々いるんだねえ…」

マミ「じゃあ…結界を消しなさい」

魔女「…………コクン」

さやか「………戻った…」

まどか「うん、よくできたね」ナデナデ

魔女「…………エヘン」

マミ「…とりあえず…家で話しましょうか…」

マミホーム

まどか「貴方…お菓子は食べられる?」

魔女「…………ツンツン」

さやか「食べてごらんよ、美味しいんだから」

魔女「……パクッ」

魔女「モグ………パアッ」

魔女「モグモグ…モグモグ…」

まどか「可愛い!…マミさん、私!この子連れて帰りたい…!」

マミ「駄目よ!」

さやか「…そこまで厳しく言わなくても…」

マミ「駄目…!これだけは絶対に譲らないわ…確かに保留にするとは言ったけど、いつ人に牙をむくかはわからない…私が監視するわ…」

マミ「鹿目さん…戦うって事は冷静な判断も必要なのよ」

マミ「貴女が一緒に戦ってくれると言ってくれたのは嬉しかった…けど、やっぱり貴女はやめたほうがいい、その優しさが、きっと命取りになると思うから…」

さやか「やめなってまどか…マミさんの方が正しいよ」

まどか「…そう…ですね…ごめんなさい…折角約束したのに」

マミ「ううん、その気持ちだけで凄く嬉しい…それに貴女達が大切な友人であることにかわりわないもの」ニコ

まどか「それは…!もちろんです!」

さやか「当然ですよ!」

マミ「うん…ありがとう…もう、遅いしそろそろ帰ったほうがいいわね」

魔女「……………ジッ」

まどか「大丈夫…明日もまた来てあげるから」

さやか「マミさんの言う事聞いて大人しく過ごすんだぞ」 

ガチャ

マミ「さて、と」

魔女「……ビクッ」

マミ「そこまで怯えなくてもいいわ」

マミ「別に取って食うつもりもない…むしろ私が食べられるかもしれないのに…」

マミ「鹿目さん達にも困ったものね…何でこんなことになっちゃったんだろ…」

マミ「とりあえず…私はご飯を作るからあなたはテレビでも見てなさい」ピッ

『…それが義父の偉い所なのよ』

魔女「…………ジッ」

マミ「一応、あなたのも作ったけど…ハンバーグ何て食べるのかしら」

魔女「パクッ…パクッ」

マミ「…どうやら杞憂のようね」 

魔女「………オイシイ」

マミ「喋った?!…あなた喋れるの…?」

マミ「テレビで覚えたのかな…凄い学習能力ね…」

マミ「私の名前はマミ…言える?ま・み」

魔女「マ…ミ…マミ!」

マミ「そうそう凄い!…ってこれじゃ鹿目さん達と同じじゃないの…」

マミ「…早く食べなさい…そろそろ寝たいんだから」

寝室

マミ「寝たいんだけど…眠れない…だって、寝てる間に襲われたら…ふぁあ」

魔女「……グー」スヤスヤ

マミ「こっちの気も知らないで…いっそ…」チャキ

マミ(そうよね…鹿目さん達には適当に誤魔化せばいい…相手は魔女、やっぱり今のうちに)

魔女「…マミ」

マミ「………ビクッ」

魔女「…オイシイ…マミ…オイシイ」スヤスヤ

マミ「物騒な寝言言わないでよ…もういいや…寝よ」

ばたん ぐー

?「今日も一日中ベットの中」

?「私も皆と遊びたい…友達が欲しい…」

?「何でパパもママも来てくれないの?」

?「淋しいよ…独りぼっちはいやだよぉ…」

ジリリリリリリ!

魔女「……………パチリ」

魔女「……………?」

ジリリリリリリ!

魔女「……………ムカッ」

ゲシッ

マミ「…?!何で目覚ましが壊れてるのよ」

マミ「急いで支度しないと…遅刻しちゃうじゃない!ああもう!」

魔女「………ムクリ」

マミ「あら、起きたのね…もしかしなくても目覚ましを壊したのはあなたよね…」

魔女「…………エヘン」

マミ「何ドヤ顔してるのよ!ああ!お説教は帰ってからね!ご飯はそこに置いてあるから…外には出ちゃ駄目よ!」

マミ「それじゃ…帰りには鹿目さん達も来ると思うから…大人しくしてなさいよ!」

どたどた ばたん!

魔女「……………」

魔女「…………トテトテ」

魔女「パクパク………ケプ」

ピッ

『だ、駄目…さぶちゃん…私には…ますおさんが…んっ…』

『…ぎんがせんぷーぎんがせんぷー♪』

『先日から行方不明になった……』

魔女「…………ジッ」

学校 お昼

マミ「ふぁあ…って、やだ恥ずかしい//」

さやか「おやおや、マミさん昨日はお楽しみでしたね」

マミ「お楽しみもなにも…気疲れが酷いわよ…魔女と1つ屋根の下なんて」

まどか「ご、御免なさい!…私のせいでマミさんが…」

マミ「ううん…私鹿目さんのそんな優しい所は好きだもの…だから、やっぱり鹿目さんは魔法少女になんかならないほうがよかったのよ」

マミ「鹿目さんは…ずっと優しい子でいて欲しいもの…」ニコ

まどか「は、はい
!(好きっていわれちゃった//)」

マミホーム

マミ「…あの子大人しくしてたかしら…」

まどさや『お邪魔します』

魔女「……………」トテトテ

魔女「…おかえり、まみ!」

まどか「うわ!喋った!」

さやか「凄いねこりゃ…」  

魔女「まどか!…さやか!」

さやか「そうそう!賢いね!」

まどか「私ね!名前考えてきたんだよ…エイミーなんてどうかな」

マミ「可愛らしいわね」

魔女「……」フイッ

まどか「……嫌なの?」

魔女「………」コクン

まどか「じゃ、じゃあハイパーエイミーとか!」

魔女「しゃる…」

さやか「何?」

シャル「しゃるのなまえはしゃるろって、なの!」

さやか「シャルロッテ…いいじやん、その名前」

マミ「テレビの内容からとったのかしらね…本人がそうだというなら…それでいいんじゃないかしら」

まどか「…うん…可愛いからいっか…シャルちゃんよろしくね」

シャル「よろしくなの!」

まどか「マミさん、今日からシャルちゃんと一緒に暮らしてもいいですよね」

マミ「本当に本気?まだ大丈夫だと決まったわけじゃ…」

まどか「大丈夫です、シャルちゃんはいい子だよね」

シャル「しゃる、まどかすきなの!」ぎゅ

まどか「うん、私もシャルちゃんの事好きだよ」ぎゅう

マミ「…くれぐれも用心するようにね」

シャルロッテは第一形態だけなら可愛い
第二形態の恵方巻モードはちょっと・・・

さやか「それじゃ、お邪魔しました」

まどか「シャルちゃんも、お世話になりましたって挨拶するんだよ」

シャル「おせわになりました、なの!」ペコリ

マミ「本当に…気を付けなさいね…なにあったらすぐに連絡しなさい…」

まどか「あはは…わかりました、それじゃお邪魔しました」

ガチャ

マミ「…ふぅ…せいせいしたと言いたいけれど…鹿目さん大丈夫かしら」

マミ「いなくなったら、それはそれで気になるなんて…いやね全く…」

マミ「さて…冷蔵庫、なにが残ってたかな」

鹿目家 

まどか「パパ、おかわり!」

智之「おっ、今日はいっぱい食べるんだな、まどか」

まどか「あ、えへへ…今日は、その、特にお腹がすいてるんだよ」

潤子「いっつも、それくらい食べればねぇ…栄養がしっかり取れて色々大きくなるのにね」

まどか「むーっ、私だって成長期なんだから、これから大きくなるんだよ!」

潤子「はは…まぁ私の娘なんだから、大丈夫さ」

マミホーム

マミ「いただきます」

モグモグ

マミ「………………」

モグモグ

マミ「…もっと濃くしてもよかったかな」

マミ「………………」

マミ「余っちゃった…明日のお弁当に使えばいっか…」

まどか「シャルちゃん、一緒にお風呂入ろうよ」

シャル「お風呂?」

まどか「マミさんとは入らなかったの?服を脱いでお湯に浸かるんだよ」

シャル「わかったの」

ポイポイ

まどか「わわ、こんな所で脱がなくていいよ!」

まどか「いきなり裸になっちゃうなんて…恥ずかしくないのかな」

シャル「?しゃる、はだかじゃないよ?」

まどか「?」

マミホーム 風呂

マミ「……………………」

ばしゃー

どぴゅどぴゅ

ぺたぺた

わしゃわしゃ

ばしゃー

しゅこしゅこ

マミ「あ……コンデショナー詰め替えるのわすれてた」

鹿目家

まどか「私は『ならず者傭兵部隊』をリリース!シャルちゃんの『神獣王バルバロス』を破壊だよ!」

シャル「…?まどか、『すきるどれいん』があるから、こうかはつかえないって…」

まどか「理由は忘れたけど…とにかくできるんだよ!」

シャル「…なにがなんだかわからないの…」

マミホーム

マミ「…………………」カリカリ

マミ「…………………」カリカリ

マミ「………ふぅ、やっと宿題も終わったし、そろそろ寝よっかな」

マミ「特に…明日、必要なものも無いわね…」

バサッ

カチッ

マミ「…………………」

マミ「……………すぅ」

まどか部屋

まどか「あー今日はシャルちゃんと一緒で楽しかったよ!」

まどか「今日は一緒のお布団で寝ようね」

シャル「しゃるも、きょうはすごくたのしかったのー♪」

まどか「…ねぇ、シャルちゃん…マミさんとは昨晩どうだったの?仲良く出来てたの?」

シャル「まみ、ずっとこわいかおしてたの…でも、ごはんはすごくおいしかったの!」

まどか「………………」

まどか「やっぱり…そうなんだ」

まどか「あのね、マミさんはずっとずっと魔女と戦ってきたんだよ」

まどか「事故で家族をなくしてから…この街を守る為に…みんなを守る為に…ずっと独りで… 」

まどか「だから…シャルちゃんに厳しい事言っちゃうんだ…」

シャル「………………」

まどか「本当はね…私、一緒に戦う筈だったんだ…マミさんと一緒に」

まどか「…でもね…ぅう…私、シャルちゃんと会っちゃったから…っ」

まどか「無理なの……戦う時、きっと考えちゃう…シャルちゃんみたいに…本当は仲良く出来たらなって…」

まどか「わかってるんだよ…シャルちゃんが特別なだけで…魔女にそんな甘い考え通じないって…わかってるはずなのに…」

まどか「こんな私が一緒に戦っても…きっと迷惑かけちゃう…邪魔にしかならないのっ…!」

まどか「約束…したのに…!マミさんは独りじゃないって…私言ったのにっ!…ぅう…ぅわああああん!」

シャル「まどか……」

まどか「ぅぐっ…ご、ごめんね!」

まどか「急に泣き出したりしちゃって…ぅ…ぅう」

シャル「まどかは…まみのことがすきなの?」

まどか「うん…すき…私、マミさんが笑った顔が見たいの…」

まどか「いつも、私達にみせる無理に作ったのじゃなく…本当の笑顔が見たいんだ…」

シャル「………………」

シャル「…わかったの!」

まどか「シャルちゃん?」

シャル「しゃるもまどかのことすきなの!まどかのために、まみをえがおにしてみせるの!」

シャル「それに…ひとりぼっちはさみしいの…よくわからないけど、とにかくわかるの!」

まどか「シャルちゃん…」

シャル「しゃるにおまかせ、なの!」

マミホーム

ジリリリリ!

マミ「ん……!?」

シャル「まみ、おはようなの!」

マミ「あなた…!…鹿目さんと一緒に暮らすんじゃなかったの」

シャル「しゃる、ここがいいの!まみといっしょにいたいの」

マミ「………そう」

シャル「まみ」

マミ「……何かしら」

シャル「しゃるがいればさびしくないの!」

マミ「何がいいたいのかしら」

シャル「しゃるがいれば、まみはもうひとりぼっちじゃないの!」

マミ「………………」ピクッ

シャル「しゃる、まみのかぞくになるの!」

パァン!

シャル「………っ!?」

マミ「…人を襲わないあなたを殺す理由がないから…殺したりはしない…」

マミ「…かといって、野放しにするのも危険だから、ここで暮らしたいというなら構わない…」

マミ「けれど…次にそんなふざけた事を言ったら…迷わず当てるわ…いいわね」

シャル「ぅ…マミ…」

マミ「…それじゃあ…学校に行ってくるから」

シャル「い、いってらっしゃいなの!」

マミ「…………」

バタン

放課後

まどか「マミさ~ん!」

マミ「あら、鹿目さん…今日は美樹さんと一緒じゃないのね」

まどか「あはは…さやかちゃん今、色々あって…一緒してもいいですか?」

マミ「…そうね、私も鹿目さんとお話ししたかったかな」ニコ

まどか「わ、私とですか!マミさんとならいつでも喜んで!」

マミ「今日の朝…起きたら隣であの子が寝ていたわ」

まどか「そうなんです、聞いてくださいよマミさん!」

まどか「昨日は折角シャルちゃんと一晩中遊ぼうって思ってたのに」

まどか「シャルちゃん、まみ、まみ、って淋しがっちゃって!結局マミさんの所に帰っちゃったんですよ」

まどか「シャルちゃん、マミさんの事大好きなんですね!」

マミ「ねぇ…鹿目さん…」

まどか「はい、何ですか?」

マミ「あなた達は…私を馬鹿にしてるのかな」ニコ

まどか「ま、マミさん?」

マミ「あの子に…私の家族の事、話したのよね」

まどか「あ、ああ…」

マミ「そして、言ったのね…あの魔女が、死んだ私の家族の代わりになればいいって」

まどか「ま、マミさん!私はなにも…そんなつもりじゃ!」

マミ「うん、短い付き合いだけど鹿目さんの性格はわかってるつもりよ」

マミ「鹿目さんは優しい子だから…私の為を思っての事だというのも…それはわかってるのよ」

まどか「マミさん…」

マミ「でもね…昨日今日出会ったばかりの…よりにもよって魔女なんかにそんな大切な事を話し、頼む…」

マミ「その能天気さに…少し」

マミ「ほんの少しだけ…腹がたっているの」

マミ「鹿目さんは、当然ご両親を大切に思っているわよね?」

まどか「…はい」

マミ「そして、最近は魔女退治に付き合って…魔女がどんな存在か、その目で見てきた筈よね」

マミ「化物を親の代わりにしろと言われた私の気持ちを、少しはわかってくれるかしら?」

まどか「………………」

マミ「…………………」

まどか「…………すみません」

マミ「うん…もういいわこんな話」

マミ「言い過ぎちゃてごめんね…わかってくれればいいの私、鹿目さんの気持ちは嬉しく思ってるんだから…もう気にしなくていいのよ」ニコ

まどか「…………」

まどか「…マミさんっていつもそうですね」

まどか「マミさんはいつだって優しい、許してくれます」

まどか「けど、それって…マミさんが無理してるって事なんですよね」

まどか「シャルちゃんに会う前…マミさん私に話してくれましたよね自分の事」

マミ「みっともない所を見せたわね」

まどか「…でも、私嬉しかったんです…マミさんが本音を漏らしてくれたことが」

マミ「そうね…私も嬉しかった、もう一人で戦う事はないんだって…けど」

まどか「ごめんなさい…」

マミ「結局、あなたも私に頼らせてくれない…私を、守ってくれない」

まどか「…………………」

マミ「…………………」

マミ「………ごめんなさい、やっぱり今日は少しどうかしてるわね、私」

マミ「鹿目さん…貴女は、もう私と関わらないほうがいいのかもしれない」

まどか「そんな…!」

マミ「魔法少女になるつもりがないのなら…私といても何の意味も無い、危険なだけだわ…だから…」

まどか「嫌…嫌です!」ぎゅっ

マミ「…っ!鹿目さん?」

まどか「考えが足りなくてごめんなさい!役にたてなくてごめんなさい!」

まどか「でも…でも!私、マミさんと一緒にいたいんです!」

まどか「好きだから…マミさんの事が大好きだから!」

まどか「だから…お願いします…そんな事、言わないでください…」

マミ「……………………」

まどか「ぅう…ぅっく……」

マミ「……仕方の無い子ね…」

マミホーム

マミ「…………!」

シャル「おかえり、まみ!」

箱の魔女『お邪魔しています』

マミ「…………」チャキ

シャル「まって!えりーはわるいまじょじゃないの!人をおそったりしないの!」

マミ「…それを私に信じろと?」

エリー『私の仲間には人の言葉を喋れるものも少なくありませんが…私は無理なので画面の文字で会話する非礼を、まずお許しください』

エリー『確かに…魔女は人を襲いますが…稀に理性を持つ…いえ取り戻す者も少なからずいるのです』

シャル「えりーたちはね!わるいまじょからにんげんをたすけてるの!しゃるもたすけてもらったの!」

マミ「あまり出歩くなと言ったでしょう!…そもそも魔女に理性があったとして、人を守る理由にはならないわ」

エリー『…その辺りの事情を今お話しする事は出来ませんね』

マミ「どうせ、後ろめたい理由があるからでしょう…」

シャル「まみ!えりーたちはてきじゃないの!わるいまじょばかりじゃないの!」

マミ「それで?私にどうしろと?」

シャル「え?あ…あの」

マミ「あなたの言った通り、人間を襲わない魔女がいたとしても私にはその区別がつかない」

マミ「私の前から逃げたとして…初めから交戦の意志がなかったのか…単に敵わないから逃げたのか」

マミ「前者ならいい…けれど後者だったら?」

マミ「私が逃がした魔女は誰かを襲うわ…誰かの、当たり前の幸せを一瞬で奪う…私にはそれが許せない、耐えられない!」

マミ「…とりあえず、あなたが敵で無いことは理解したわ…」

マミ「だから…もう帰ってもらえるかしら」

マミ「そして…あなたの仲間にも伝えなさい…撃たれたくないなら私の目の前に現れないで」

シャル「…まみ」

マミ「戦いの最中に『もしかして』なんて考えていたら命がいくつあっても足りない…」

マミ「もしも私が死んだら…この街を守る魔法少女がいなくなる」

エリー『わかりました…私達が敵では無いと認めていただけただけでも…感謝します…では』

マミ「…あなたも行けばいいのよ?仲良くなれたんでしょう」

シャル「…ううん、しゃる…まみといる」

マミ「そう…」

翌日 魔女結界

シャル「と、ゆーわけで、まみとしゃるがなかよくなるほうほうをみんなでかんがえてほしいの!」

薔薇園の魔女「突然、呼び出されて何かと思えば…」

玩具の魔女「そもそも私達…マミという人を知らないんだけど…」

鳥籠の魔女「考えよーがないよねー」

エリー『至極、もっともな意見ですね』

人魚の魔女「大丈夫!」

薔薇園の魔女「…彼女は?」

エリー『先日、新しく魔女になった方ですね』

人魚の魔女「マミさんの事ならこのオクタヴィアちゃんにお任せだよ!」

エリー『何かいい策が』

オクタヴィア「マミさんといえば『ぼっち』ここはベタなパターンでいっちゃおう」

玩具の魔女「ベタ、とは具体的にどのような方法なんですか」

オクタヴィア「つまり『私達に襲われる』『マミさんピンチ!』『シャルちゃん登場』『マミさんデレる』の四段スライド方式でマミさんの心をゲットするんだよ」

薔薇園の魔女「ま…理にはかなっていますわね」

シャル「すごいの!ぐっどあいでぃあなの!」

エリー『それでは、今日の夕方に実行してみましょう』

魔女結界

マミ「ティロ・フィナーレ!」ドカーン!

オクタヴィア「グギャアアア!」

鳥籠の魔女「アッサリ殺られちゃった…」

薔薇園の魔女「…やはり全員で挑むべきだったかしら」

玩具の魔女「あなたが混戦は辛くなると言ったんじゃないですか!」

薔薇園の魔女「あれほど強いとは思っていませんでしたもの…」

エリー『彼女は魔法少女屈指のベテランですからね…』

薔薇園の魔女「彼女を一対一で追い込める相手に心当たりは?」

エリー『そうですね…ワルプルギスさんに来てもらえるよう連絡しておきますよ』

シャル「さくせんしっぱいなの」ショボン

数日後 カラオケ店

まどか「…おとこぉ♪おとこぉおのぉお…」

マミ「鹿目さんが演歌好きとは…意外ね」

仁美「まどかさん意外と渋い趣味をお持ちですからね」

マミ「普段は気が弱い娘なのに…演歌歌ってる時の鹿目さんは堂々としてて結構格好いいわね」

ガチャ

店員「お飲み物をお持ちしました」

まどか「~♪//」

マミ(でも、お店の人が来たら口パクなのね…)

仁美「さあ、今度こそ巴さんが歌う番ですわよ」

マミ「…うーん、やっぱり歌わなきゃ、駄目なのかな」

まどか「駄目です♪」

仁美「…それではわたくしはこの辺で、楽しかったですわまどかさん、巴さん」

マミ「ええ、私もよ…ありがとう、楽しかったわ」

仁美「はい、それでは」

まどか「マミさん、始めてのカラオケ…どうでした?」

マミ「恥ずかしかったわよ…でも慣れると癖になりそうね、結構気持ち良かったもの」

まどか「始めは誰だってそうですよ…今度はもっといっぱい歌いましょうよ…二人で」

マミ「うん…それも楽しそう…そうよね、私…考えてみれば友達と学校帰りに遊ぶ事なんか無かったのよね…」

まどか「マミさんは優しいから…作った友達を魔女との戦いに巻き込みたくないから、距離を取ってばかりだったんじゃないですか」

マミ「…うん…」

まどか「でも、私はマミさんが魔法少女だって知ってますから…遠慮なく仲良くしてくれちゃって大丈夫ですから…」

マミ「鹿目さん…」

まどか「あはは…生意気ですね私、いざ戦いになったら逃げだす事しか出来ないのに…」

マミ「ううん…そんなことないよ」ぎゅ

まどか「わ、マミさん…//」

マミ「少し、聞いてくれるかな…」

まどか「は、はい!//」
マミ「私、ずっとこの街を守りたい、人を助けたいって思って戦ってたの」

まどか「はい、マミさんは凄いです…尊敬してます」

マミ「ううん…尊敬してもらえる動機なんかじゃないわよ」

マミ「私、怖かったのよ…あの日、両親を助けられなかった」

マミ「私だけが生き残って…後悔して不安になってばかり」

マミ「だから…せめて、この街の人達を守る、正義の味方としての生き方を自分に課してた…」

マミ「自分を安心させるためにね」

マミ「でもね…本当は寂しかった、誰かが一緒に戦って欲しいって思ってた…」

まどか「ごめんなさい…一緒に、戦えなくて…」

マミ「そうね…前に言ったわよね、貴女は私を守ってくれない、一緒に戦ってはくれない…」

マミ「でも、貴女は側にいてくれる…危険だとわかっている筈なのに私と一緒にいてくれる…」

まどか「その…迷惑をかけているだけですが…」

マミ「最近、鹿目さん達と過ごす時間が凄く楽しい…大切なことだと思えるの」

マミ「貴女達と過ごす時間を場所を守りたい」

マミ「『守らないといけない』ではなく『守りたい』って…鹿目さん、貴女のおかげで私は今戦えるのよ」

マミ「この前は酷い事言ってごめんなさい…これからも、私の側にいてくれるかな…いて欲しいの…」ぎゅう

まどか「はい…私なんかで良かったら」

まどか部屋

まどか「……………」ドキドキ

まどか「…抱き締められちゃった…」

まどか「えへへ…えへへ//」

まどか「………………」

まどか「…マミさん…//」

まどか「…んっ…我満…出来ない…」

まどか「んっ…ぅ…あんっ…マミ、さん…!」

ガララ!

シャル「まどか!あそびにきたの!」

まどか「うわわわわわ!」

ドタバタ

まどか「うー…いきなり入ってきちゃ駄目でしょ!」

シャル「まどか…いまなにしてたの?」

まどか「…!//ひ、秘密だよ!」

シャル「じゃあ、マミに聞く!」

まどか「駄目!絶対聞いちゃ駄目!」

シャル「むー!じゃあ、おしえてなの!」

まどか「ぅう…こ、これはね…お、おなにーって言ってね…好きな人の事を思った時に…その、思わずしちゃう事何だよ//」

シャル「しゃるもまどかのことすきだよ?」

まどか「あはは…私もシャルちゃんの事好きだよ、でもそういう好きとは違うんだよ」

シャル「…よくわからないの」

まどか「シャルちゃんは子供だもんね…(早く別の話題に変えたい…)」

まどか「それより聞いてよシャルちゃん!」

まどか「この前、マミさんとボーリング行ったんだけどね」

まどか「マミさん周りの人達を恥ずかしがって…連続ガーターで…」

シャル「ふむふむ、なの」

まどか「…でね…だからね…」

シャル「うんうん、なの」



まどか「…あ!もうこんな時間…ごめんねシャルちゃん!私ばっかり話しちゃって…」シュン

シャル「ううん、まどかのおはなしはたのしいの!」

まどか「…でも、シャルちゃんには良くわからない事ばっかり話してたよね、私」

しゃる「…わからないけど、まどかがたのしそうなかおだと、しゃるもうれしくなるの!」

シャル「それに、まみもまどかといればたのしそう、なによりなの!」

まどか「シャルちゃん…」

まどか「…シャルちゃんは、どうなの?マミさんとはどうなの…?」

シャル「…あいかわらず、なの」

シャル「でも!さいきんは、『おはよう』ていったら『おはよう』っていってくれるの!」

シャル「まえほど、こわいかおじゃなくなったの!だからだいじょうぶなの!」

まどか「………っ!」ぎゅ

シャル「…まどか?」

まどか「…御免ね、私自分の事ばっかりで…シャルちゃんの事、考えてなかった…」

まどか「自分だけ…マミさんと仲良くなれて浮かれてた…友達、失格だね…ぅう」

シャル「きにしなくていいの」

まどか「ううん、私もシャルちゃんがマミさんと仲良くなれるよう頑張る」

まどか「今度の日曜日、マミさんと町外れに新しく出来た遊園地に遊びに行く約束をしてるんだ」

まどか「シャルちゃんも、一緒に行こう」

シャル「しゃる…おじゃまむし、じゃない?」

まどか「もう、どこでそんな言葉覚えてくるの…いいの!」

まどか「シャルちゃんはマミさんと仲良くなりたくないの?」

シャル「なりたいの!」

まどか「うん…きっと、マミさんも本当はシャルちゃんの事嫌いじゃないと思うんだ…ただ、魔法少女としての生活が長かったから、割りきる事が出来ないだけなんだよ」

まどか「何かキッカケがあれば、シャルちゃんも、マミさんと仲良くできるよ」

まどか「だから一緒に遊園地に行こう!一緒に遊んでれば打ち解けられるよ!」

シャル「まどか!ありがとうなの!」

まどか「ううん…シャルちゃんには悪かったけど」

まどか「結果的に私とマミさんが仲良くなれたキッカケはシャルちゃんのおかげだもん…」

まどか「側にいて欲しいって言ってもらえた…十分過ぎるよ」

シャル「えんりょしちゃだめなの!しゃるも、まどかとまみがもっともっとなかよくできるようがんばるの!」

まどか「…どうしてシャルちゃんは私の為に頑張ってくれるの?」

シャル「しゃる、まどかにあえたから、まいにちがたのしいの!」

シャル「たくさんともだちもできたし…ごはんもおいしいの!」

シャル「だから、おんがえし、なの!」

まどか「うん…ありがとう…私もシャルちゃんに会えて良かった」ぎゅう

シャル「こちらこそ、なの!」

魔女結界

シャル「と、ゆーわけで…まどかとまみがもっともっとなかよくなれるほうほうをかんがえてほしいの!」

玩具の魔女「あの…私達マミさんは知ってるけど、まどかって人の事は知らないんだけど…」

鳥籠の魔女「つーか殆ど毎日、『あんたとマミが仲良くなる方法』考えてたのに…誰だよいきなりまどかって…」

エリー『まどかさんとは、シャルさんの人間の友達ですよ』

エリー『それよりも…もっともっと、とは具体的にどのような?』

シャル「え?…えと、とにかく、もっともっとなの!」

オクタヴィア「つまり!『まどマミ』って事だよ!」

薔薇園の魔女「…あら、生きていましたの」

玩具の魔女「丈夫さがウリだそうです」

オクタヴィア「恋愛と言えばこの私、恋の魔女オクタヴィアちゃんにおまかせだよ!」

エリー『また…何か策が?』

オクタヴィア「うーん…策って程の事じゃないんだけどね…シャルちゃん次第かな」

シャル「しゃるにできることなら、なんでもするの!」

オクタヴィア「うん…まず必要なのはマミさんの認識を変えることだね」

オクタヴィア「まどかはマミさんを恋愛対象としてみてる…けど、マミさんは友達としかみていない」

オクタヴィア「ここのズレをまず何とかしないと駄目だと思うんだ」

玩具の魔女「つまり…マミさんがまどかさんを恋愛対象の相手としてみるよう認識させる、というわけですか…」

オクタヴィア「そう、そうじゃないと告白したってマミさん面食らうだけだからね…恋愛ってのは下準備が必要なんだよ」

シャル「しゃるはなにをすればいいの?」

オクタヴィア「うん…然り気無くシャルちゃんがマミさんにまどかの気持ちを少しづつ伝えていくんだ」

オクタヴィア「そしたら、マミさんもまどかを意識するようになって…」

鳥籠の魔女「いや待てよ、簡単に言ってるけど…ぶっちゃけ無理だろ」

エリー『シャルさんに、そのさじ加減は難しいのでは』

玩具の魔女「シャルちゃん、子供だもんね…」

シャル「しゃる、こどもじゃないもん!できるもん!」プンプン

オクタヴィア「うーん…でも少しくらい直接的に言っちゃってもいいかもね」

オクタヴィア「どうせまどかの事だから現状維持で満足とか考えてそうだし…」

オクタヴィア「きっと脈はあると思うんだよ…私の目に狂いはないよ!」

鳥籠「ま、私達は二人をしらねーから文句はつけねーけどよ」

薔薇園の魔女「それよりも…シャルさん、貴女が巴マミと仲良くなりたい、というのは一体どうなりましたの」

玩具の魔女「少しは進展したの?」

シャル「すこしはしたの!もっとしたいの!」

シャル「でも…いまは、まどかとまみがなかよくなるほうがさきなの」

エリー『どうしてですか?』

シャル「まみはまどかといるのがいちばんだってわかったからなの」

薔薇園の魔女「…………」ピクッ

鳥籠の魔女「だから自分はいいってか…相変わらずおめでたい性格してんな、馬鹿じゃねぇの」

オクタヴィア「そんな事言って…結局シャルちゃんの為に来るくせに」

鳥籠の魔女「…うっせー//」

薔薇園の魔女「わたくしは納得がいきませんわね」

薔薇園の魔女「毎日毎日、わたくしたちを集めておいて…今更、路線変更など」

薔薇園の魔女「わたくしたちの今までの時間は無駄という訳でしたの?」

オクタヴィア「ちょ、ちょっと…」

シャル「むだなんかじゃないの!」

シャル「しゃるはまみにえがおになってほしかったの」

シャル「だからなかよくなろうとしたの…でも、まどかといるほうがまみはたのしそうにわらえるから…それがわかったから」

シャル「だから、しゃるはいいの!まどかがだいすき!まみもだいすき!」

シャル「しゃるはふたりがしあわせなら…それでいいの!」

シャル「しゃる…おこらせちゃったの」ショボン

鳥籠の魔女「あんなヤツ、気にすんじゃねえ!」

玩具の魔女「うん、私達はシャルちゃんの味方だからね」

シャル「…ありがとうなの!」

オクタヴィア「よーし、次はシャルちゃんに恋愛
がなんたるかを、このオクタヴィア先生がおしえちゃいますかね」

玩具の魔女「私も聞きたいですね」

シャル「おねがいします、なの」




薔薇園の魔女(エリー…聴こえますか…)

エリー(テレパシーっすか…めずらしいっすね)

薔薇園の魔女(貴女に訪ねたい事がありますの…)

玩具の魔女「シャルちゃん…」

薔薇園の魔女「ここまでお馬鹿さんだとは思いませんでしたわね…」

鳥籠の魔女「おい!んーな言い方ねぇだろ!」

薔薇園の魔女「わたくしはおいとまさせて頂きますわ…これ以上、無駄な話に付き合わされるなんて嫌ですもの…」

玩具の魔女「ちょっと…シャルちゃんはマミさんの為に頑張ってるだけなんだから、何もそんな怒らなくても…」

薔薇園の魔女「わたくしは怒ってなどおりませんわ」

オクタヴィア「いや、あんたキレそうな顔してんじゃん!」

薔薇園の魔女「そう、見えるのならそうなのでしょう…それでは」

ズリズリ

すまん
順番間違えた

夕方 スーパー

マミ「今日の晩御飯は…カレーでいいかな」

ひょい ぽい ひょい ぽい

マミ「私は辛いのが好きだけど…あの子は苦手なのよね…甘口のほうが…」

マミ「………………」

マミ「何で私が魔女の好みにあわせなきゃいけないのよ…辛口でいいのよ辛口で」

ぽい

マミホーム

マミ「…ただいま…って!」

薔薇園の魔女「…お邪魔していますわ巴マミ」

マミ「…………」チャキ

薔薇園の魔女「お待ちを、わたくしに貴女と敵対する意志はありませんわ」

マミ「以前来た…あの子の仲間というわけかしら」

薔薇園の魔女「お初にお目にかかりますわね、私は薔薇園の魔女ゲルトルートと申します」

ゲルト「話しの前に…まずは紅茶を一杯頂けますか」

マミ「貴方に紅茶の味なんかわかるのかしら」

ゲルト「失望させてくれますわね巴マミ…貴女が真に紅茶を愛する者であれば、今の言葉は出ませんわ…紅茶とは種族を越えて心を震わせるものですのに」

マミ「……」ムカッ

マミ「わかったわ…少し待ちなさい」ガチャガチャ


マミ「…どうぞ」

薔薇園の魔女「ふふ…頂きますわ」ジュルジュル

ゲルト「…シャルさんが時折持ってくる貴女お手製の茶菓子から予想はしていましたが…」

ゲルト「なかなかの味ですわね…」

マミ「あの子…そんな事してたんだ、どうりで減りが速いと思ったわよ」

ゲルト「本日、伺わせて頂いたのはそのシャルさんの事についてですわ」

マミ「…何かしら、その話なら以前来た魔女にしたはずだわ」

マミ「貴女達の中にも人間を襲わない魔女がいる…それは認める」

マミ「けれど他の魔女を倒す時に情を持ちたくない…持つわけにもいかない」

マミ「だから、必要以上に貴女達と関わりたくない、相互不可侵…それで話は終わっているはずよ」

ゲルト「…わたくしは『魔女』ではなく『シャルロッテ』の話をしたいと言っているのですわ」

ゲルト「貴女はシャルさんの事をどうお思いですか?」

マミ「…あの子は…魔女よ…」

ゲルト「貴女がこの街を守る為に戦ってきたことは知っていますし、敬意に値しますわ」

マミ「まさか、魔女に誉められるとはね…」

ゲルト「そんな貴女に、今更考えを変えろというつもりもありませんし…わたくし達の事を今以上に認めろなどムシのいいことを言うつもりもありません」

マミ「なら、何が言いたいのかしら…何も無いなら帰ってくれないかしら」

ゲルト「…シャルさんは貴女の事が好きですわ」

ゲルト「貴女と仲良くなりたい、貴女とまどかさんの幸せを願っている」

ゲルト「毎日、わたくしたちを集めて…貴女と仲良くなりたいと」

ゲルト「けれど…あの子は今日言いました、自分と仲良くなるよりまどかさんとの仲を取り持ちたいと」

ゲルト「まどかさんと、もっと仲良くさせる事ができるなら、自分は二の次で構わないと」

ゲルト「貴女の事が大好きだから…貴女に笑顔でいてほしいからと…」

マミ「…そんな事言って……私に…どうしろって言うのよ…」

ゲルト「どうかして欲しい訳ではありません…ただ知っておいて欲しかっただけですわ」

ゲルト「わたくしが非常に不愉快な思いをしたという事…そして、シャルさんの事を…」

マミ「…急に、そんな事を言われても…正直困るわ…でも」

マミ「…とりあえず、貴女が友達想いであることは…わかったわ」

ゲルト「それぐらい、人として当然ですわ」ジュルジュル

晩御飯

シャル「まみ!これすっごくおいしいの!なんてなまえなの?」

マミ「カレーライスよ…(やっぱり物足りない…)」

シャル「まみのごはんはいつもおいしいの!しゃるだいすき!」

マミ「………………」

マミ「あの「ねぇまみ!」……な、何?」ドキッ

シャル「まみはまどかのことすき?」

マミ「突然、何よ…ええ、好きよ、可愛い後輩だわ」

シャル「まどかはね!まみのことがだいすきなんだよ!」

マミ「それは嬉しいわね…けど、いきなり何が言いたいのよ」

シャル「むー!まどかはね…まみがおもってるよりもっともっとすきなの!」

マミ「わかったから…ええ、凄く嬉しいわ…鹿目さんには本当、感謝してる」

シャル「まどかはね!まみでおなにーしてるの!」

マミ「ぶっ!?」

日曜日 遊園地

まどか「…うー、やっぱりジェットコースターは怖かったよぉ…」ゲンナリ

シャル「しゃるはたのしかったの!また、のりたいの♪」

まどか「勘弁して…次はゆったりした乗り物がいいな…マミさん、次は何に乗りましょうか」

マミ「…え?…あ、ああごめんなさい…何かしら」

まどか「次は何処に行こうかって…マミさん、大丈夫ですか?」

シャル「まみ、かおがあかいの」

まどか「本当だ、マミさん…もしかしたら熱でも…」グイッ

マミ「な、なななな何でもないわよ!」

まどか「そ、そうですか…」

マミ「わ、私、飲み物買ってくるから!そこのベンチで待ってなさい!」ダッ

シャル「いっちゃったの」

まどか「…うん」

ガラガラガシャン

マミ「ふぅ…まさか、鹿目さんが私の事そんな風に思ってたなんて…」

マミ「恥ずかしくて、まともに顔も合わせられないじゃない…」

マミ「…どうしたらいいんだろ」

マミ「確かに、鹿目さんの事は好きだけど…でも」

マミ「…………………」

マミ「…いけない、考えすぎちゃった…早く戻らなきゃ」

まどか「ぅう…」

シャル「どうしたの?まどかげんきないの」

まどか「何でかな…今日、マミさん私に冷たい気がするんだよ」

まどか「話しかけても、目を見てくれないし…すぐに終わらせちゃうし…」

まどか「私、しつこいって思われちゃったのかな…嫌われちゃったのかな」

シャル「そんなことないの!」

まどか「そうかな…」

シャル「まみはまどかのことだいすきなの」

シャル「それにシャルいったもん!」

シャル「まどかがまみでおなにーしてるって!だからだいじょうぶなの!」

シャル「まどかのきもちはとどいてるの!」

まどか「」

まどか「…しゃ、シャルちゃん…あ、あの…マミさんに言ったって…何を?」

シャル「おなにー!」

まどか「………………!!」

まどか「な、何でそんな事いっちゃったの?!」

シャル「まどか…?」

まどか「知らない知らない!シャルちゃんのバカ!シャルちゃんなんかだいっきらい!」

まどか「シャルちゃんなんか絶交だよ!」

シャル「まどか…」

マミ「二人とも、何を騒いでいるのよ」

まどか「マミさん!?わ、わわ//」

マミ「鹿目さん?…どうかしたの?」

まどか「…ぅう…ううう!ぅわああああん!」ダッ

マミ「ち、ちょっと、鹿目さん!待ちなさい!」ダッ

シャル「しゃる…しっぱいしちゃったの…」ショボン

シャル「………………」

シャル「……………?」

マミ「はぁ…はぁ…鹿目さん!どこまで行くの!いい加減に止まりなさい!」

まどか「嫌です!ついてこないでください!」

マミ「もう…こうなったら!」

リボン発射

まどか「わ、わわわ…!」

マミ「…やっと捕まえたわよ…全く、園内から飛び出して、こんな人気のない所まで走って来ちゃって…」

まどか「…ぅう」

マミ「話して貰うわよ…どうして急に逃げ出したりなんかしたの」

まどか「だっ…だって…//」

まどか「そ、その…マミさん知っちゃったんですよね…//」

マミ「一体何を…?」

まどか「えと…私が、マミさんで…」

マミ「え?…あ、ああああ!」

マミ「……………//」

まどか「ご、ごめんなさい!」

マミ「その…鹿目さんは…」

まどか「はい、してました!マミさんでオナニーしてました!殆ど毎日やってました!」

マミ「…………」

まどか「うわあああああああ?!」

まどか「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

マミ「いいから!落ち着きなさい!」

まどか「ぅう…だってマミさん、私の事…嫌いになったよね…」

マミ「なってないから!とにかく話を聞きなさい」

マミ「…勿論、私も驚いたわよ…私達、女の子の同士なのに…」

まどか「…ごめんなさい」

マミ「謝らなくていいから…」

マミ「確かに、鹿目さんの気持ちはわかったわ、でも、私はその気持ちを今すぐに受け止める事は出来ないの」

まどか「そうですよね…気持ち悪いですよね…」

マミ「もう…早とちりしないの」

マミ「今は、無理ってことよ…突然だったもの」

マミ「だから、もう少し時間をくれないかしら…貴女を友達としてではなく、もっと別の存在として付き合っていけるか…」

まどか「本当ですか?」

マミ「…期待され過ぎちゃっても困るけどね」

マミ「でも、貴女と過ごしたい…側にいて欲しいって想いは変ってないわ」

マミ「あなたがしていた事…あなたの想いを知った今でもね」

まどか「マミさん…」

マミ「だから…しばらくは友達以上恋人未満って所で我満してくれるかな」

まどか「は、はい!その…よろしくお願いします//」

マミ「うん、私のほうこそよろしくね」

ぎゅっ

無事に雨降って地固まるか・・?

まどか「えへへ…マミさんの身体、あったかいです//」

マミ「今は、ここまでだからね」

まどか「十分です//」ぎゅ

マミ「ふふっ…本当、可愛いわね」

まどか「………これも、シャルちゃんのお陰ですね…」

マミ「………………」

まどか「私…謝らなくちゃ…シャルちゃんに酷いこと言っちゃった…」

まどか「マミさんは…今、シャルちゃんの事どう思ってるんですか?」

まどか「シャルちゃんは…本当にいい子で、私達の為に頑張ってくれてるのに…なのにマミさんは…」

マミ「……私は……?…!」

まどか「マミさん?……え、何あのでかいの?!」

「キャハハハハア!キャハハハハ!」

マミ「最強の魔女…『ワルプルギスの夜』…まさか、こんな早くにくるなんて!」



エリー(やべ…ワルプルギスさんの事忘れてた…あの人マジで怒ってる!)

素で忘れてたwwww

ワルプルギス「キャハハハハア!ドウシテダレモコナイノヨー!」

ワルプルギス「ヤッパリワタシワボッチナノ…キャハハハハ!」

マミ「何を言ってるのよ!…とにかく、ここから先に行かせる訳にはいかないのよっ」

パンパンパンパン!

ワルプルギス「キエロ!リアジュウキャハハハハ!」

どがががが!

マミ「きゃっ!痛ぅ…つ、強い!」

ワルプルギス「キャハハハハ!キャハハハハ!」

まどか「マミさん!」タッ

マミ「…!来ちゃ駄目よ鹿目さん!逃げて!」

ワルプルギス「キャハハハハ!キャハハハハ!」

どがががが!

まどか「え?…あ、きゃあああ!」

マミ「鹿目さん!」

ガキッ

ワルプルギス「キャハハハハ?」

「…まどかだと思った?」

まどか「あ、あなたは…」

オクタヴィア「残念!オクタヴィアちゃんでした!」

シャル「ふたりとも、ぶじ?たすけにきたの!」

まどか「シャルちゃん!」

ワルプルギス「キャハハハハキャハハハハ!」

オクタヴィア「エリーとゲルトは二人を安全な所へ!」

エリー『承知しました』
ゲルト「何故に貴女がしきりますの…」

オクタヴィア「私とロベルタが前に出るから、シャルちゃんととローザは援護して!」

ロベルタ「しゃあねえ、行くか!…馬鹿の尻拭いだけどな!」

ローザ「了解です」

シャル「おっけーなの!」

ワルプルギス「ボッチボッチワダケボッチキャハハハハ!」

ローザ「…かなり、頭に血が登っているようですね…」

ロベルタ「一発かまして冷やしてやりゃいいんだよ」

オクタヴィア「そういうこと!ここから先には行かせない!二人は私達がやらせないっ!」

エリー『…ここまでくれば、とも言い切れませんね…ワルプルギスさんはかなり強いですから』

ゲルト「誰かさんのせいで余計にね」

エリー『それより、マミさん怪我は大丈夫ですか』

マミ「…この位なら…直ぐに塞がるわよ…」

まどか「あ、あの…」

ゲルト「何ですの?」

まどか「私、鹿目まどかって言います!助けて貰って…ありがとうございます!」ペコリ

ゲルト「魔法少女でもないのに、珍しい娘ですね…普通なら怖いと言って逃げるでしょうに」

まどか「あはは…最近、耐性がついたといいますか…それにシャルちゃんの友達ですから」

ゲルト「成る程…シャルさんが入れ込む訳ですわね」

まどか「私の事知ってるんですか?」

エリー『シャルさんから伺っています…とても大好きな友人だとも』

まどか「シャルちゃん…」

ゲルト「そして勿論…マミさん貴女の事も、事態を察知したシャルさんは大急ぎで私達を集めてここに来たのですよ…貴女を護る為に」

マミ「…………」

まどか「マミさん…お願い!シャルちゃんを認めてよ…!」

まどか「マミさんだって…本当はもう!」

マミ「…塞がったわね…」

まどか「マミさん!」

マミ「………………」

マミ「『エリー』…それから『ゲルト』…だったわね」

マミ「鹿目さんを…護ってくれるかな」

エリー『わかりました』

ゲルト「構いませんわ」

マミ「…ありがとう」ニコ

まどか「…マミさん!」

マミ「しばらく待っててね、鹿目さん…私も行かなくちゃ」

マミ「…あの子が、戦っているんだもの!」

ダッ

ワルプルギス「キャハハハハ!キャハハハハ!」

どがががが!

ロベルタ「っ!やっぱ勝てねえってこれ!」

オクタヴィア「勝てなくてもいい…!せめてこいつが正気を取り戻すまでの時間が稼げれば!」

ローザ「…シャルちゃん!」

シャル「え?…あ!きゃ」

パァン!

オクタヴィア「マミさん!」

シャル「まみ!たすけてくれたの?」

マミ「…私は、貴女に言わなきゃいけない事がある…」

マミ「けど…話は全部後!戦うわよ…今は!」

シャル「まみ…うん、わかったの…」

シャル「たたかうの…まみといっしょに!」

ワルプルギス「キャハハハハアキャハハハハア!」

マミ「このっ!」

ババババババン!

ワルプルギス「キャハハハハ!キャハハハハ…」フラッ

ローザ「マミさんの砲撃も効果が無いなんて…」

オクタヴィア「ダメージが無い訳じゃない…けどこのままじゃ」

どがががが!

オクタヴィア「ぐっ…流石に厳しくなってきたかな…!」

ロベルタ「受けてるダメージはこっちの方が確実に上だ…持久戦になったら勝ち目無しだぜ!」

マミ「本当に強いわね…どうしたら!」

シャル「まみ!わるぷるぎすはおこってるだけなの!たおせなくてもいいの!」

マミ「そんな事言ったって!」

シャル「わるぷるぎすのあたまをひやせばいいの!まみが…でっかいのをちかくからあてればいいの!」

マミ「無茶言わないで…相手は空を飛んでるのよ、魔法で強化しても届かないわよ!」

シャル「だいじょうぶなの!…んーっ!」にゅるっ

マミ「大きくて…太い…これが、貴女の本当の姿?」

シャル「あ…あんまり…見ないでほしいの…恥ずかしいの//」

マミ「ご、ごめんなさい…」

>マミ「大きくて…太い…これが、貴女の本当の姿?」
>シャル「あ…あんまり…見ないでほしいの…恥ずかしいの//」
>マミ「ご、ごめんなさい…」


想像したら結構シュールwwww

>>マミ「大きくて…太い…これが、貴女の本当の姿?」

>>シャル「あ…あんまり…見ないでほしいの…恥ずかしいの//」

>>マミ「ご、ごめんなさい…」

ハァハァ


シャル「とにかく、しゃるがぎりぎりまでちかづくの!」

マミ「まさか私を乗せて突っ込むつもり?貴女…ただじゃすまないわよ!もし、上手くいかなかったら」

シャル「しゃる、まみをしんじてる!だから…まみもしゃるをしんじて!」

マミ「……そうだね…行こう、一緒に戦うって言った…だから」

マミ「私も、貴女の信頼に応えて見せる!」

ワルプルギス「キャハハハハ!キャハハハハア!」

どがががが!

ローザ「ご、ごめんなさい…ちょっと、疲れちゃいました…」バタン

ロベルタ「ローザ?!…くそマジでやべえぞ!…ん?」

オクタヴィア「…!マミさん?それと…もしかしてシャルちゃん?突っ込むつもり?!」



シャル「…ぐっ、もう少しっ…なの!」

ワルプルギス「キャハハハハア!キャハハハハア!」

どがががが!

シャル「うぐっ…うううう!」ボロッ

ロベルタ「馬鹿野郎!何無理矢理突っ込んでんだ!」

ワルプルギス「キャハハハハキャハハハハア!」

ズダダダダダダダダダダダ!

シャル「ぅわああ!…ぅうっ…」ぼとっ

オクタヴィア「シャルちゃん!大丈夫?」

ロベルタ「畜生…失敗かよ!」

マミ「ううん…惜しかったわね」

ワルプルギス「キャハハハハ…?」

シャル「っ!…まみ!」

マミ「これが私の…『私達』の最期の一撃!」

マミ「喰らいなさい!0距離ティロ・フィナーレ!」

ドガーン!

まみまみしゃるしゃる



ロベルタ「全く!迷惑すぎるっつーの!」

オクタヴィア「本当、マジで死ぬかと思ったよ…」

ワルプルギス「だってだって!折角誘って貰えたと思ったらずっとずっと待ちぼうけ!」

ワルプルギス「やっと私の青春物語が始まったんだってワクワクしてたのに!」

ワルプルギス「なのに…何で誰も来てくれないの?やっぱり私は独りなの?ぼっちで寂しく友達無しで過ごすしかないの?嫌よ嫌よそんなの嫌よぅわああああああん!」

まどか「あ、あの…私でよければ友達になりませんか?」

ワルプルギス「…本当に?」

まどか「は、はい…私なんかで良かったら」

ワルプルギス「じゃあ、じゃあ今度、私とカラオケに行ってくれる?ボーリングで遊んでくれる?私の最強デッキ『真六武衆』とデュエルしてくれる?今度お泊まりさせて貰ってもいいかしら?」

まどか「…………………」

あのサイズじゃまどホームぶっ壊れる

マミ「…本当に、魔女にも色々いるのね…」

オクタヴィア「マミさんもお疲れさまです」

マミ「ええ、オクタヴィアさんも…」

まどか「あの!私を助けてくれて…ありがとう!」

オクタヴィア「何いってんのさまどか…私達は親友だろ?」

まどか「うん、そうだね…オクタヴィアちゃんは私の親友だよ!」

もうさやかちゃんとは呼んでもらえないんだな・・・

マミ「皆…助けてくれてありがとう…」

ゲルト「気にしなくてもよろしいわ…こちらの責任ですもの」

マミ「ふふっ…その辺りの事情はあえて聞かないわ…今の気分を壊したくないもの」

マミ「皆…ズタボロになってまで私と鹿目さんを守ってくれた…それで十分よ」

オクタヴィア「流石マミさん!太っ腹!」

ローザ「それは意味が少し違うのでは…」

エリー『作戦成功ですね』

ロベルタ「おめーは少し黙ってろ」

マミ「ゲルト、オクタヴィアさん、ロベルタ、エリー、ローザ…そして…?」

まどか「あ、あれ?シャルちゃんがいない!」


あれから、戦いで魔力を消耗した魔女さん達は結界内で回復するために帰って行きました
特に消耗の激しい人は自然回復に時間がかかるとの事でした

マミさんは今でも魔女と戦っています
けれど今のマミさんは一人じゃありません
回復の早かった魔女さん達も手伝ってくれています
説得したり戦ったりで、前より大変そうだけど
マミさんは笑顔で頑張っています
そんな忙しいマミさんと私の関係は中々伸展しなくて…
けど!最近キスしてくれたんです!…ほっぺにですけど

でも…そんな楽しい日常の中にいるはずの、私の親友は何故か姿を見せなくて…

まどか「シャルちゃん…どこにいっちゃったんだろう…」

マミ「私のせいかな…私がずっと…あの子に冷たくしてたから…」

シャル「それはちがうの!」

マミ「……………!」

まどか「シャルちゃん!…どうして?何で急にいなくなっちゃったの!…本当に心配してたんだから!」ぎゅっ

シャル「ごめん、まどか…みんなのまえで…はだかのままは…はずかしすぎるの//」

まどか「ぅう…良かった…無事でよかった!」

マミ「………………」

シャル「まみ!ただいま、なの!」

マミ「…ええ、お帰りなさい…シャルロッテ」



一旦終わり

取り合えずこのスレはこれで終わりです

書いてる内に
仲良くなったマミシャルに嫉妬するまどっち
シャルの過去話
魔女=魔法少女だと知って凹むマミさん
オクタヴィアちゃん
まどマミ初体験
とか、膨らんできた妄想が纏まったら、後日談としてもう一度スレを立てるのでその時はよろしくです
お付き合い頂きありがとうございました!

乙!
ほむほむ涙目だけど頑張って!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom