P「亜美、今日はこれを履いてくれ」亜美「えっ」 (23)

亜美「兄ちゃん、これって……」

P「見ての通り、成人用紙おむつだ」

亜美「いや、何えばってんの? オムツっしょ? どう見てもオムツじゃんこれ?」

P「もう亜美もカラダだけはオトナだからな。ちゃんと成人用だ」

亜美「兄ちゃん、アタマのネジどこに忘れてきたの?」

P「……亜美。俺がふざけてこんなこと頼んでいると思ってるのか?」

亜美「真面目に『オムツ履け』って言ってるほうが、明らかに病気だよ?」

P「そうじゃないんだ、亜美。俺の言うことを、少し聞いてくれ」

亜美「って言うか、なんで兄ちゃんは紙おむつを手に持って、真顔になれるの?」


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P「あれは……そうだな。俺がまだ、幼稚園の頃だ。純粋無垢な子供時代さ」

亜美「今はもう、すっかり汚れてしまったね」

P「同じクラスの女の子で、まだオムツが取れない子がいたんだ」

亜美「それは珍しいかもね」

P「その子はオムツが取れないことを、内心気にしていた。
  だけど、幼稚園と言う場において、『せんせー、といれ!』と言えるだけの度胸は
  彼女にはなかった。だから時折彼女は、ふとした瞬間に小便を漏らすんだ」

亜美「まぁ、幼児だしね」

P「その子はその瞬間に『あっ』と言う顔をして、顔を赤くして泣いてしまう。
  恥ずかしい、もう幼稚園生なのに、私はまだ、オムツの中におしっこをしちゃう」

亜美「えらく具体的かつ赤裸々な内心だね、兄ちゃんの創作だろ絶対」

P「俺は……その子の泣き顔が、大好きだったんだ」

亜美「もしもし、おまわりさん?」

P「お前どこ電話してんだよ!」

亜美「してないよ! これからしようと思ってシミュレートしてただけだよ!」

P「……そんなわけで、あの時の気持ちに戻りたいんだ」

亜美「忘れるまでぶん殴ってあげるから、そこに正座しなよ」

P「亜美!!」

亜美「ちょっと! にじり寄らないで! マジで警察呼ぶよ!?」

P「どうか! 一生の! お願い!」

亜美「何の真似だよ!」

P「このことは誰にも言わない、俺と亜美だけの秘密にしておくから!!」

亜美「お前は秘密にしたいだろうけど、こっちは言いふらしてやりたいよ!!」

P「ちょっとだけだから! オムツ履いて!!」

亜美「ちょっともへったくれも、オムツ履いたら既成事実だよね!?」

P「……そんなにイヤか?」

亜美「喜んで履くヤツはいないと思うけどね! いたらヘンタイって呼んでやるよ!」

P「二度も三度もお願いしないから! 今日だけ! ねっ、お願いだから亜美!」ドゲザー

亜美「…………わかったよ」

P「……亜美っ!」ムギュー

亜美「くっつくなヘンタイ!」

亜美「えっと……兄ちゃん?」

P「黙って履け!」

亜美「……履いたけど」

P「そうか。じゃあ、こっちにきてくれ。そのちょうちんスカートを上に履いてな」

亜美「兄ちゃん、これ……オムツ丸見えなんだけど……」

P「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん!」

亜美「亜美はめちゃめちゃ恥ずかしいわ! むしろお前も恥ずかしいわ!」

P「よし、そのままおしっこしろ!」

亜美「お、お、おしっこぉおおおおお!?
   む、無理だよ兄ちゃん……そんなの……赤ちゃんみたいだよ……!」

P「赤ちゃん! 俺の赤ちゃんになるんだ亜美!」

亜美「亜美はもうカラダだけじゃなくて、心も半分オトナなんだよ!」

P「ここには俺とお前しかいないんだ! オトナになって汚れた心を!
  羞恥心と言う名の醜悪な精神のヴェールを! 脱ぎ去れ! 脱いで赤子になれ!」

亜美「兄ちゃんの目が怖い! 完全にアレな感じになってる!」

P「仕方がないな……まずは、こうして、と……」

  がちゃっ。がちゃっ。

亜美「ちょっと待って兄ちゃん! 何を当たり前のように錠で拘束してんの!?」

P「これでトイレには行けないだろう。そしてお前がさっき飲んだジュース……。
  あの中には、強烈な催尿作用を起こす利尿剤が含まれていた……」

亜美「……へ?」

P「亜美。これが意味するところが、お前にはわかるか」

亜美「わかるよ! どうしても兄ちゃんは亜美にオムツでおしっこさせたいんでしょ!?」

P「物分かりの良い子で助かるよ。なぁに、別に無理矢理してくれとは言わないさ。
  我慢できなくなって、どうしようもなくなってから、尿意から解放されることを
  心の底から喜べる状態になってから……自然にするんだ」

亜美「もうやだ……もう亜美アイドル辞めたいよ……」グスッ

P「……ふふっ。良い泣き顔だ……俺のジョンもその泣き顔に同情しつつ興奮している」

亜美「くっ……しかもなんか急に……おしっ……こ…………ううっ!」

P「まだだ。まだ耐えられる! 我慢できなくなってから一気だ!!」グイグイ

亜美「そうやって亜美の下腹部、刺激するのやめてよぉ!!」

  じわっ。

P「……ん? 仄かに香る尿素とアンモニア臭?」

亜美「…………うえっ?」


  じょんじょろりん じょんじょろりん


亜美「ああああああっ!! 兄ちゃん耳塞いで! 見ないで!
   見ないでってばああっ…………ああああああっ!!」


  じょんじょんじょばじょば じょばじょんじょん


P「おお……高分子吸収体が横モレをしっかりガードして、それでも亜美の放尿の
  音は止むこともなく……そして恥辱に塗れて、狂おしく泣く亜美!!

  最高だ、最高だ亜美! 今お前は、すべての拘束から解き放たれ、
  再び赤子となるための手段を手にしたのだああああっ!!」


  …………どぴゅ


P「…………ふぅ」ガチャガチャ

亜美「えぐっ、えぐっ…………」

P「放心状態……やむを得ない、か……。やはり赤子に戻るには精神力が要る」

亜美「にぃ……ちゃ…………ん……ひぐっ、ぐすっ……」

P「手錠は外しておいた。オムツは女子トイレの汚物入れに捨てておけよ」

亜美「なんでお前だけすっかり賢者モードだよ!?」

――二時間後

P「……ふむ。ちゃんと捨てていったか、オムツ」

  ひょい。

P「…………これであと三年は、戦えるッ!!」

社長「あー、Pくん」

P「あ、はい、なんですか社長?」

社長「キミ、明日から来なくていいから」

P「…………デスヨネーwww」



おわれ。

SS初投稿なので俺はもうこれで満足です……続きは誰かが書いてください……。

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