阿笠「一狩り行くぞい新一!」 (28)

コナン「狩りって・・・まさか山とかに行くんじゃないだろうな!?」

阿笠「いやいや、もちろんゲームじゃ。この4つの装置の中に入って、バーチャルリアリティの狩りが楽しめるぞい」

コナン「装置って・・・なんかコクーンみたいだな」

灰原「丁度4人いるから丁度いいんじゃないの」

歩美「歩美も狩りに行きたーい!」

阿笠「ほっほっほ。決まりじゃの」

コナン「おいおい・・・」

元太「歩みのま、いや!kskstの味だ!」

歩美「kskstってなに?」

光彦「なにを言ってるか全くわかりませんね。うな重の食べ過ぎでついに頭がいかれましたか。」

コナン「(そういや、博士は光彦にのますと葉緑体になるっていってたが、元太も同じか?まさか>>42にはならないだろうな。 」

阿笠「じゃあ装置の中に入って・・・スイッチオン!」ポチ

コナン「うおおおっ!」ギューン

歩美「いやああ!」ギューン

灰原「くっ!」ギューン



コナン「・・・・・・ん?真っ暗になったと思ったら目の前に何か・・・」


『ハンターの世界へようこそ!あなたの武器を選択して下さい!なお、装備は自動決定されます』


コナン「まあ、狩りといえば武器だよな。俺は正統派の大剣でいくか」ピッ


『それでは、狩りの世界をお楽しみ下さい!でもその前に一つご注意・・・』


コナン「ん?何だ」


『ゲーム内で狩りに失敗して死亡されますと、現実世界でも脳波が途切れ死に至りますのでくれぐれもご注意下さい!』


コナン「な、なんだってえええええええええええええええええ」

狩りの世界

コナン「・・・・・・・・・叫んでいる間に着いちまったみたいだ」

コナン「俺の装備はブナハか。防御力は今一だけどなんとか死なないようにしないと・・・」

歩美「コナンくーん!私たちこのゲームで死んじゃったら・・・」

灰原「全く・・・博士ったらロクな発明しないんだから!」

コナン(歩美ちゃんはキザミ装備にハンマー、灰原はナルガ装備に太刀か。ロリコンじゃねえけどなかなか可愛いな)

コナン「ああ、全く博士は何を考えているんだ!」

阿笠「ひどいこというのう君達は!」ヌッ

コナン「げ!?博士・・・!?」

阿笠「どうじゃワシの装備は?」ウッフン

コナン(武器は操虫棍でキリン装備・・・それも女版じゃないか!気持ち悪!!!)

阿笠「現実世界でも死ぬっていうのはまあ、緊張感のあるスリルな狩りをしたいと思ってのワシの配慮じゃ!」

コナン「そんなんどうでもいいっておええええええええええええ」ゲロゲロ

灰原「・・・・・・・・・・・・・・流石にないわ」

歩美「博士ー、そろそろ狩りに行きたいんだけどモンスターは?」

阿笠「ああ、それなら向こうのエリアの先じゃぞ。一緒に行こう」


数十分後

コナン「ずいぶん歩くな博士、バグじゃないだろうな?」

阿笠「ちがうわい!ちょっとリアルを追求しただけじゃ!それにもうすぐモンスターのいるエリアじゃ!」

歩美「ねー、ところで元太君や光彦君はどうしたの?」

阿笠「ああ、あの二人なら記憶をデータ化してこのゲームのモンスターになっとるよ」

コナン「あ、そう・・・・・・なんだって!?」

デン!!!(モンスターに見つかった時のSE)

「グウウ・・・グオオ・・・」

コナン「あれはイビル・・・じゃない!」

ウナギジョー「グアアアアアアアアアウナギイイイイイイイイイイイイイイ」バインドボイス

コナン「元太の顔にウナギのみたいな首をしたイビルジョー!?」



『鰻重竜ウナギジョー』
あるところに、限界まで飢え狂ったように獲物を食らう続けるも満たされない獣竜、うな重を大量に食らおうと彷徨う肥満児、そして生存競争に敗れ餓死寸前の鰻がいた。
出会うはずの無い3匹は、お互いに利害が共通していることを察すると、少しでも自らを救おうと悪魔に魂を捧げた。その結果3匹が合体し生まれたのがこの怪物である。
もはや3匹それぞれの面影はない。ただ目の前にあるものを食らうことだけを行動原理とした殺戮装置である。


コナン「この説明文別の狩りゲーじゃね!?」

ウナギジョー「具オオオオオオオオオウナジュウウウウウウウウ」ドドドド

コナン「クソ!倒すしかねえ!ペイントボールだ!」ベチャ

歩美「私は頭を狙うわ!コナン君と哀ちゃんは尻尾か脚を狙って!」

灰原「工藤君!まずはあなたが脚を攻撃してなんとか怯ませてちょうだい!私は隙を見て尻尾を集中攻撃するから任せて!」

コナン「お、おう・・・お前ら冷静だな」

阿笠「乗り攻撃じゃああ!」ビョン

コナン「待て博士!危ない!」

ウナギジョー「グアアアアアアアアオヴエエエエエエエエエエ」ゴゴー

阿笠「しまった!ブレスじゃ!うぎゃああああああ」ベチャ

阿笠「まずい!ウナギのタレまみれ状態になった!」

コナン「龍やられじゃないのかよ・・・」

阿笠「この状態になったプレイヤーはやつの拘束攻撃を強制的に食らってしまうんじゃ!」

コナン「イビルの拘束攻撃!?やばいぞ博士!いったん逃げて・・・」

歩美「博士、行ってらっしゃい!」ホームラン!

阿笠「うぎゃああああああああああああ」ドーン

コナン「何してんだ歩美!博士が死ぬぞ!」

灰原「あら、拘束攻撃中は隙だらけだからチャンスよ」

コナン「血も涙もねーな・・・」

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