橘「絢辻さんとはサヨナラしてきたッ!」(786)

絢辻「……な~んて展開、私が許すと思ったの?」

橘「い、いや……それは……」オドオド

絢辻「あら?いいたいことがあるなら、はっきりしなさいよ」

橘「スレタイのようなことは、微塵も思っておりません!」

橘「考えたこともございません!」

橘「絢辻さんは裏表のない素敵な人です!」

絢辻「……そう。それはよっかったわ」

絢辻「……で、橘君は誰が好きなのかしら?」

橘「え?」

絢辻「だから誰が好きなの?ま、愚問だったかしらね」

絢辻「そんなの勿論私に……」

橘「う~ん……やっぱり美也かなぁ」

絢辻「……は?」

橘「僕が好きなのは美也だ。うん、間違いない」

絢辻「妹さんが好きなのはわかったけど、私が聞いてるのはそういうことじゃなくてね」

橘「いや、そういことだけど」

絢辻「ぐぬぬ」

絢辻「橘くん」

絢辻「いくらなんでも、妹さんはよくないわ」

橘「そ、そうかな?」

絢辻「そうなの!バッカじゃないの!?」

橘「で、でも!それは本人達の問題だし」

絢辻「たとえ世の中が許しても、私が許さないわよ!」

橘「そんな横暴な!」

絢辻「……わかった、こうしましょう」

絢辻「今日から私は橘君の妹ね」

橘「……え?」

絢辻「よろしくね、にぃに」

橘「ええええええええええ!?」

絢辻「あ」

絢辻「……お兄ちゃんの方がよかったかしら?」

絢辻「何て読んだらいいの?」

橘「に、にぃにで!」

絢辻「にぃに!」ニコッ

橘「詞!」

絢辻「つ、詞って//////」

橘「あ、ダメだった?」

絢辻「つ、続けなさい!」

橘「じゃあ、詞?今日はもう帰ろうか」

絢辻「うん、にぃに!」

橘「ただいまー」

美也「にぃに?おかえり……って、その人誰?」

橘「美也、この人は」

絢辻「純一の妹の詞です!」

美也「……もう。にぃに?今度は何を始めたの?」

橘「う~ん……兄妹ごっこ?」

絢辻「としか言えないわね」

美也「へぇ、兄妹ごっこね」

美也「じゃあ、みゃーは詞さんのことをねぇねって呼べばいいの?」

絢辻「ね、ねぇね!?」

橘「まぁ、そうなるか」

絢辻「ね、ねぇね……」

美也「だって私のお姉ちゃんでしょ?」

絢辻「お、お義姉ちゃん!?」

橘「あやつ……詞、落ち着いて!姉妹の設定の話だから!」

絢辻「そ、そうだったわね!」

絢辻「うん、ねぇねって呼んでね!」

美也「うん!宜しく、ねぇね!」


絢辻(危うく鼻血が出るところだったわ……)

美也「……とはいったけどさ」

美也「ごめん、みゃーはこれから紗江ちゃんの家にお泊まりに行くのだ!」

橘「あ、そうなの?」

美也「うん。だからねぇねには悪いけど……」

絢辻「ううん、気にしないで」

美也「あ、あとね」

美也「何でか知らないけど、お父さんもお母さんも今晩は帰ってこないらしいから」

美也「……にぃに?」

美也「兄妹でエッチなことしちゃダメだよ?」

橘「わ、わかってるよ!」

美也「にしし!じゃあ、みゃーはいってくるのだ!」

バタン

橘「……だってさ」

絢辻「どうする、橘く……にぃに」

橘「と、とりあえず!詞、ご飯でも食べようか!」

絢辻「う、うん!そうしようか、にぃに!」

橘「え~と、今日のご飯は……」

橘「カ、カレー?」

絢辻「書き置きがあるよ」


書置「頑張ってみゃーが作ったよ!」


橘「何てことだ……」

絢辻「にぃに?顔が真っ青だよ?」

橘「詞」

絢辻「う、うん?」

橘「大変なことになった」

橘「……ごちそうさまでした」ゲッソリ

絢辻「美也ちゃん……何でカレーを不味く作れるの?」

橘「勘違いしないで欲しいけど、これが我が家の味というわけじゃないよ?」

絢辻「わかってるわ。こんなの毎日食べてたら……」


橘「さて、ご飯も食べたし」

絢辻「次は何するの?」

橘「お風呂にでも入ろうかな」

橘「詞と一緒に」

絢辻「……は!?」

絢辻「変態!変態ッ!」

橘「詞」

絢辻「な、何よ!?」

橘「兄妹なんだから恥ずかしがらなくていいんだよ?」キリッ

絢辻「高校生にもなって一緒にお風呂に入ってる兄妹なんていないわよ!」

橘「そう、そうなんだよ!」

橘「だから、僕は!」

橘「高校生にもなって、妹とお風呂に一緒に入りたいんだ!」

絢辻「……うわぁ」

絢辻「そんな男らしくないことを男らしく言って、馬鹿なんじゃないの?」

橘「僕は自分に正直でありたいだけだよ」

絢辻「馬鹿正直なのも考えものね」

橘「うーん……よく考えたら、美也なら頼み込めば一緒に入ってくれそうだな」

絢辻「えっ」

橘「うん、今度美也に頼んでみよう」

絢辻「……わよ」

絢辻「わかったわよ!一緒に入ればいいんでしょ!?」

橘「ほ、本当!?」

橘「ぼ、僕!お風呂掃除してくるね!」

バタン

絢辻「橘君とお風呂……か」

絢辻「上手いことのせられちゃった気がするけど……」

絢辻「今の私は橘君の妹だから」

絢辻「恥ずかしくない!恥ずかしくない!」

絢辻「だから、鼻血止まってよ!」ダラダラ

絢辻「お風呂入る前からのぼせちゃってるじゃない!」

ピピピッ

橘「あ、お風呂たまったみたい」

絢辻「じゃあ入ろっか……にぃに」

橘「うん」


脱衣所

絢辻「にぃに……先に入ってて?」

絢辻「私にも……そ、その、準備があるから」

橘「う、うん」

橘「じゃあ、お先に」

橘(びっくりだよなぁ)ワシャワシャ

橘(自分で言い出したこととはいえ、絢辻さんとお風呂に入ることになるだなんて……)ワシャワシャ

橘(……あとで消されるかな……)シャー

橘(髪の毛は洗い終わったから、次は身体だな)

ガチャ

絢辻「は、入るわよ?」

橘「あ、詞」

絢辻「まだこっち見ないで!」

絢辻「……にぃにの背中、流すね」

絢辻「ち、力加減はどう?」ゴシゴシ

橘「ちょうどいいよ」

絢辻「そ、そう?よかった」ゴシゴシ

絢辻(こうして見ると……)

絢辻(普段は頼りないのに背中は広いのよね)

絢辻(それに意外と筋肉質だし……)

絢辻「……」ゴクリ

絢辻(……はっ!)

絢辻(私は妹!妹なの!)

絢辻(そんな、にぃにの裸を見て興奮したりしないの!)

絢辻(橘君は……何も感じてないのかな?)

橘「あ、前は自分で洗うから」

橘「ありがとう、詞」

絢辻「う、うん!」

橘(ちゃっちゃと洗いますか)

ゴシゴシ シャー

橘「僕は洗い終わったから……」

橘「次は詞の番だね」

橘「背中、流すよ」

絢辻「い、いいってば!」

橘「遠慮しないでよ、妹なんだし」

絢辻「……じゃあお願い」

橘「痛くない?」ゴシゴシ

絢辻「う、うん!平気!」

橘「そう?」ゴシゴシ

絢辻「……あっ、そ、そこはくすぐったいから……」

橘「ここ?」サワサワ

絢辻「~~ッ!」ビクン

絢辻「な、何でわざわざ触るのよ!?」

橘「ははっ、ごめんごめん」

絢辻「もう、にぃにの馬鹿!」

寝ます

保守してもらってたみたいで申し訳ありません
今から頑張ってる書きます

橘「というわけで、身体は洗い終わったんだけど……」

絢辻「……浴槽の広さを何で考えなかったの?」

絢辻「どう見ても二人じゃ入れないじゃない!」

絢辻「どんなに鈍くてもお風呂掃除してるときに気付くようなもんでしょ!?」

橘「ご、ごめん!」

橘「う、浮かれちゃってて……気付かなかった」

絢辻「もう、脱ぎ損じゃない!馬鹿!」

丁度キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

橘「でもさ、こう……二人とも体育座りしたら入れないかな?」

絢辻「かなり狭そうね」

橘「うん、お互いの身体が密着しちゃうだろうね」

橘「こう、ピターっと」

絢辻「……密着?ピターっと?」

橘「うん、身動き取れないかも」

絢辻「……」タラーッ

橘「詞!鼻血!鼻血でてる!」

絢辻「え?あ、あら?のぼせちゃったかな?」

絢辻「わ、私!のぼせちゃったみたいだから!」

絢辻「橘く……にぃに、一人でゆっくりお風呂に入ってよ!」

絢辻「し、失礼します!」

バタバタ…


橘「……ふぅー、危なかった!」

橘「僕の理性があと少しで吹っ飛ぶとこだったよ!」

橘「湯気やら何やらが邪魔してよく見えなかったけど」

橘「絢辻さん…綺麗な身体してたな」

橘「お肌もツルツルで張りがあったし」

橘「……いかんいかん、いかんなぁ!」

橘「せっかくお湯張ったし、入るか」

チャプン

橘「……そもそもどうしてこうなったんだっけ?」

橘「……僕が好きなのは美也だ!とか言ったせい?」

橘「……ボケたつもりだったのになぁ」

橘「……僕が美也をそういう風に見るわけないじゃないか!」

橘「最近やってるドラマ……キミキスだっけ?あれの主人公じゃないんだからさ」

橘「……兄妹ごっこ終わり!」

橘「なんて、今更言えないよなぁ……」

橘「お風呂に一緒に入っちゃったし」

橘「よし、取り敢えず今晩はやり通そう!」

橘「詞は僕の妹!」

橘「ふぅ、いいお湯だった」

橘「詞?大丈夫?鼻血は止まっ……このティッシュの山は何!?」

絢辻「……止まらないのよ、鼻血」

絢辻「……私、鼻血で失血死するのね……」

橘「そ、そんなわけないでしょ!?落ち着いてよ!」

橘「そうだ!氷!氷で冷やそう!」

バタバタ

橘「詞!氷持って来たよ!」

絢辻「あ、ありがとう……にぃに」

橘「と、とりあえず横になって!」

絢辻「あっ……気持ちいい……」

橘「……冷たすぎない?」

絢辻「うん、大丈夫……」

絢辻「……ごめんね、た……にぃに」

絢辻「面倒だよね?」

橘「な、何を言ってるんだ!」

橘「兄妹なんだから、当たり前じゃないか!」

絢辻「……でも、それは設定の話で……」

橘「どっちにしろ大事な人には変わりないよ!」

絢辻「……にぃに?」

絢辻「鼻血止める気ないでしょ?」

橘「な、なんで!?」

橘「やっと鼻血止まったね」

絢辻「……うん」

橘「もう大分遅くなっちゃったけど、お家の人には連絡しなくて大丈夫?」

絢辻「あ、その辺は抜かりないから大丈夫よ」

絢辻「……それにさ、にぃに?今の私のお家はここだよ?」ニコッ

橘「そうだね、詞は僕の妹だもんね」

橘「……ってことは今日は泊まってくの?」

絢辻「え?そのつもりだったんだけど?」

裏表

橘「うーん、寝るところどうしようかな」

橘「僕はその辺で適当に寝ればいいか」

橘「よし、布団出してこないと……」

絢辻「あら?そんな必要ないでしょ?」

橘「え?」

絢辻「兄妹なんだから、一緒に寝たらいいじゃない?」ニヤリ

橘「……さ、さすがにそれは問題あるよ!」

絢辻「何でよ!?一緒にお風呂に入ったじゃない!」

絢辻「……私も高校生にもなってにぃにと一緒に寝たいなぁ?」

橘「ぐぬぬ」

絢辻「それとも、にぃには私のこと嫌いなの……?」ウルッ

橘「……わかったよ!」

橘「詞!一緒に寝るぞ!」

橘「部屋を片付けてくるから、少し待ってて!」

絢辻「はーい」


ガチャッ……バタン……



絢辻「……た、大変なことをしてしまったわ!」

絢辻「お風呂の件をやり返したかったから、ついつい……」

絢辻「私は生きて朝を迎えることが出来るのかしら?」

絢辻「……も、もしも求められたら……」ゴクリ

絢辻「橘君はにぃにだから橘君はにぃにだから橘君はにぃにだから……」ブツブツ

絢辻「よし、腹をくくろう」

橘「絢辻さんと、僕が一緒に寝る?」

橘「……美也、お兄ちゃん捕まるかもしれない」

橘「ごめんね?でも、仕方ないよね……」

橘「じゃない!」

橘「へ、変な気を起こすなよ、僕……」

橘「さっき自分に言い聞かせたじゃないか!」

橘「詞は僕の妹!」

橘「少なくとも今晩はそうなんだ!」

橘「詞~?部屋の掃除終わったよ?」

絢辻「あら?早かったわね?」

橘「そんなに散らかってたわけじゃないからね」

絢辻「じゃあ……」

橘「うん、寝ようか」

絢辻「へ、変なことしないでよ!?」

橘「い、妹にするわけないだろ!?ははっ、詞は馬鹿だなぁ」

絢辻「そ、そうよね!」


橘・絢辻(ドキドキが止まらない……)

橘「ど、どうぞ」ガチャッ

絢辻「お、お邪魔します!」

絢辻「……ここがにぃにのお部屋かぁ」

橘「う、うん」

絢辻「……」ジー

橘「ど、どうしたのさ?詞?」

橘「そんなにお布団が気になるのかい?」

絢辻「い、いや!素敵な模様のお布団だと思って!」

橘「そ、そう!?」

絢辻「そうよ!素敵!」

橘「そっかー、はははっ……」

絢辻(意識しない!意識しない!)

橘(べ、別にお布団を見ててもいいじゃないか!敏感になってるのかな、僕)

橘「じゃ、じゃあ……」

絢辻「お布団、入ろっか」

橘「うん」

ゴソゴソ

絢辻「狭い……わね」

橘「シングルだからね」

橘「ほら、詞?もっとこっちにこないと」

絢辻「うん……はみ出ちゃうわね」

橘(あ、絢辻さんの体温が伝わってくるぞ!)

橘(そ、それに!何かいい匂いが!)

橘(うちの石鹸、こんな匂いがだったっけ!?)

絢辻(橘くん……)ドキドキ

絢辻「にぃに……」キュ

橘「あやつ……詞!?何を!?」

絢辻「抱き枕」

橘「え?」

絢辻「普段抱き枕使って寝てるから、落ち着かなくて……ごめんね?」

橘「そ、そうなんだ!僕は平気だから大丈夫だよ?」

絢辻「うん、ありがとう…….にぃに」

橘(うおおおおおおお!我慢だ、我慢!)

絢辻(というのは勿論嘘なんだけど)

絢辻(これくらい、いいよね?)

さすがの紳士でも勃つよこれは

橘「じゃあ、お休み」

絢辻「う、うん……おやすみ、にぃに……」


橘(……わかってたけど、眠れないよ!)

橘(絢辻さんは……)

絢辻「……」スヤスヤ

橘(ね、寝てる!?)

橘(やっぱり、僕の意識し過ぎ!?)


絢辻(私は寝てるの!だから余計なことを考えないの!)

絢辻(だって、これ以上何かしたら……)

絢辻(溢れちゃう!)

想いは鼻から溢れる

>>196
何かのキャッチコピーに使えそうだな

橘(もう何時間こうしてるだろう……)

橘(と、時計は?)チラッ

橘(まだ一時間も経ってない!?)

橘(朝まで持つのかな、僕……)

橘(……しかし……)

絢辻「……」スヤスヤ

橘(絢辻さんの寝顔は可愛いなぁ!)

橘(……キスしたい)

橘(が、我慢するから!キスだけで我慢するから!)

橘(寝てるはずだし……ばれないよな?)

橘(ごめんね!)

チュッ

絢辻「……ちょっと?」

橘「う、うわぁ!」

絢辻「……何してるの?」

橘「お、起きてたの!?」

絢辻「……馬鹿ねぇ、眠れるわけないじゃない?」

絢辻「で、何してるの?」

橘「お、お休みの……キス?」

絢辻「……は?」

橘「ほ、ほら!欧米とかだとやるだろ!」

絢辻「そういうのは布団に入る前にやるものだと思うけど……」

絢辻「……それにね、にぃに?」

絢辻「いえ、橘君?」

橘「な、何?」

絢辻「キスっていうのは、こういうもののことよ?」グイッ

橘「!?」

絢辻「んんっ……ふっ…」チュッ……チュパッ

橘(あ、絢辻さん!?)

絢辻「……ふぅ」

絢辻「わ、わかった!?今後間違えないように!」

橘「う、うん」

メビウスの輪

絢辻「わ、わかったなら、さっさと寝る!」

絢辻「もう変な気を起こさないでね!」

橘「……うん」

橘「今度こそ、お休み。詞」

絢辻「お休み」



絢辻(やってしまった……あ、溢れそう……)

絢辻(こ、こんなこともあろうかと……)ゴソゴソ

絢辻(ポケットティッシュ持ってきててよかったわ)

絢辻(……足りるかな?)

ドピュ

橘(やってしまった……あ、溢れそう……)

橘(こ、こんなこともあろうかと……)ゴソゴソ

橘(ポケットティッシュ持ってきててよかったわ)

橘(……足りるかな?)

チュン……チュン……

橘(……うん?もう朝か)

橘(結局……よく眠れなかったな)

橘(絢辻さんは眠れたのかな?)

橘「…って、僕の枕が血塗れ!?」

橘「そして、絢辻さんがいない!?」

橘「……どういうことなんだ?」

ガチャ

絢辻「あ、起きてたの?」

絢辻「ま、枕ね……その……溢れちゃってさ」

絢辻「ご、ごめんなさい!」

橘「洗えばいいだけだから、気にしないで」

絢辻「うん……ありがと」

絢辻「パジャマの代わりに借りてたワイシャツも血塗れになっちゃったから」

絢辻「とりあえず、洗濯機に入れて回しといたから」

橘「わかった、あとで干しとくよ」

絢辻「綺麗にならなかったら言ってね?クリーニング代くらいだすからさ」

絢辻「さて、と」

絢辻「とりあえず、一晩妹をやってみて思ったわ」

絢辻「身体が持たない」

絢辻「……そりゃ橘君も美也ちゃんに惚れるわよね」

橘「いつもこんなことをしてるわけじゃないってば」

絢辻「……時々はしてるのね?」

橘「こ、言葉の綾だよ!」

絢辻「ふふっ、わかってるわ」

絢辻「ちょっと意地悪したくなっただけ」

橘「それに美也が好きだってのは冗談で言っただけで!」

絢辻「あら?じゃあ、本当に好きなのは誰なの?」

橘「ぼ、僕が好きなのは!」

絢辻「……」ドキドキ

ガチャッ

美也「たっだいまーッ!」

美也「あれ?ねぇね?」

美也「……ははーん?にぃにったら、みゃーがいないことをいいことに……」

美也「もう!兄妹でエッチなことしちゃダメだよって言ったじゃん!」

橘「し、してないよ!?」

絢辻「そ、そんな!昨日はあんなことまでしたのに!」

美也「えー!?本当にしちゃったの!?」

橘「あ、絢辻さん!?」

絢辻「ひ、酷い!橘君!私とは遊びだったのね!?」

美也「にぃに……」

橘「ご、誤解だよ!?僕は本当になにも……」

絢辻「……ぷっ」

絢辻「……ふふふっ」

絢辻「はははっ!いい顔見せてもらったわよ、橘君?」ニヤリ

絢辻「美也ちゃん?大丈夫よ?」

絢辻「にぃにはそんな最低な男じゃないから」

美也「なーんだ、みゃーびっくりしちゃったよ!」

絢辻「ふふっ、もしも美也ちゃんがにぃにに手を出されたら、ねぇねに教えてね?」

絢辻「そのときは容赦しないから」ニコッ

美也「あははっ!ねぇねは頼りなるね!」

橘「か、勘弁してよ!」

橘「僕は何もしないよ!」

絢辻さんと梨穂子だけでももとは取れるおまけに森嶋先輩までついてきて超お得

これで選択肢間違えてゲームでも彼女ができなかったら悲惨な事に

>>251
名前を間違える奴は許さないよ

絢辻「私、そろそろ帰るね」

絢辻「橘君、美也ちゃん、またね」

橘「うん、また学校で」

美也「また来てね、ねぇね!」

絢辻「うん、今度は一緒に遊ぼうね」ニコッ

美也「約束だよー!」

絢辻「お邪魔しました」

ガチャ


絢辻「……ねぇね、か」

絢辻「嫌な気分ではないわね」

絢辻「でさ?」

橘「うん?」

絢辻「あの時は美也ちゃんが帰って来たから聞けなかったけど」

絢辻「橘君の好きな人って、結局……」

橘「……うーん、妹かな、やっぱり」

絢辻「橘君?またそういこといって……」

橘「最近裏表のない素敵な妹が出来たからさ」

橘「詞っていうんだけどね」

絢辻「……このシスコン!」

絢辻「ま、私も似たようなものか」

絢辻「にぃに、大好き!」




おしまい

いやいいねぇ。
で、アフターストーリーは?

>>261
どんなの書けばいいのさ?

トントントン

美也「にぃに?入るよー?」

ガチャ

美也「あれ?いない?」

美也「ま、いっか!」

美也「にぃにのベッドでゴロゴロしながら漫画でも読もーっと」

美也「……って、にぃにの枕に血!?」

美也「これは事件の臭いがするのだ!」

美也「ねぇねに相談だ!」

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

絢辻「え?橘君の枕に血?」

美也「うん!しかも尋常じゃない量の血痕だったよ!」

美也「事件の臭いがするよ!」

絢辻(やばっ……多分、私のだ!)ドキドキ

絢辻「み、美也ちゃん?」

美也「ま、まさか!にぃにの身に何かが?」

美也「の、呪いとか……」ゴクリ

絢辻「美也ちゃん!落ち着いて!」

絢辻「の、呪いだなんてあり得ないわ!」

絢辻「橘君は呪われる様なことしてないじゃない!」

美也「じゃ、じゃあ……病気!?」


橘「み、美也には……僕が病気なことを知られるわけには……」ゴホッ

橘「口から血が……僕も長くないのかな……」

橘「美也……ごめんよ……」


美也「みたいな!?」

ロマンティック辻さん

絢辻「そんなわけないでしょ!」

絢辻「今日も元気に梅原君とサッカーしてたわよ!」

美也「で、でも!じゃあ、あの血は一体なんなの!?」

絢辻「鼻血……じゃないかと私は思うんだけど」

美也「鼻血ぃ~?」

美也「鼻血であんなことになるわけないよ!」

絢辻「わ、悪かったわね!」

美也「え?」

絢辻「あ、何でもないのよ。ふふふっ」

絢辻「と、とにかく!」

絢辻「もしかすると美也ちゃんには言い辛い事情があるのかもしれないし」

絢辻「私から橘君に聞いて、あとでこっそり美也ちゃんに教えるね?」

美也「うん、わかった」

美也「ねぇね、にぃにを宜しくね?」

絢辻「うん、任せて!」



絢辻「……さて、あの馬鹿をどうしてくれようか」

絢辻「橘くーん」ニコッ

橘「あ、絢辻さん!?」

絢辻「今、時間あるかな?」ニコニコッ

橘「う、うん」

橘(け、名状し難い寒気が……)ブルッ

絢辻「じゃあ、ちょっとお話したいことがあるんだけどな~?」

橘「何なりと……」

絢辻「……何で枕を洗ってないのよ!この馬鹿!」

絢辻「美也ちゃんに余計な心配させちゃってるじゃない!」

橘「枕?」

絢辻「そう、枕!」

絢辻「鼻血で血塗れにしたままってどういうことなの!?」

橘「絢辻さん?」

絢辻「な、何よ?汚したのは悪かったと思ってるけど」

橘「血塗れ枕、なんだけどさ」

橘「実は……」

橘「洗う前に気付いたらなくなってたんだ」

絢辻「……どういうこと?」

橘「そのままの意味だよ」

橘「枕を洗おうと思ってたら、血塗れの枕がなくなってて」

橘「かわりに新品の枕が置いてあった」

橘「しかも、血塗れになったのと同じヤツ」

絢辻「……何でそんな不気味なことを黙ってたの?」

橘「洗う手間が省けたから別にいいかな~って」

絢辻「……橘くん?」

絢辻「もうちょっと自分の身に起こってることを真剣に考えなさい!」

クラッシャーきたか

絢辻「誰かがこっそり枕を交換してるとしか思えないじゃない!」

橘「あ、でもさ」

橘「昨日、僕が寝る時には血塗れじゃなかったよ?」

絢辻「え?美也ちゃんが血塗れ枕を見つけたのは昨日の夜のことだから……」

絢辻「橘君の家に誰かが潜んでた!?」

橘「えぇ!?」

絢辻「何よ……本当に事件じゃない」

橘「ぼ、僕、どうしよう!」

絢辻「とりあえず、現場に行ってみましょう」

~橘自室~

橘「枕が……」

絢辻「血塗れ、ね」

橘「どういうことなんだろう……?」

橘「誰かが交換してるとして」

橘「何が目的なんだ?」

絢辻「橘君?あの日のこと……兄妹ごっこしたときのこと、誰にも話してないわよね?」

橘「も、勿論だよ!」

絢辻「それに私達の関係は、端からみたら前と変わってないように見えるはず」

橘「人前ではイチャイチャしてないからね」

絢辻「つまり……犯人は『知ってるぞ』と言いたいのかしら?」

絢辻「……私の考えが正しければ、犯人はまだ近くにいるはず」

橘「ち、近くに!?」

絢辻「……いいことを考えたわ」

絢辻「橘君、目を瞑ってもらえる?」

橘「う、うん」

橘(な、何をするつもりなんだろう……)

絢辻「橘くん?」

絢辻「あ、愛してるわ」キュッ

橘「え?」

チュッ…

絢辻「んん……はぁ……ふっ」チュパッ

橘(あ、絢辻さん!?急に何を!?)

絢辻「つ、強く抱きしめて?」

橘「うん」ギュッ

絢辻「きょ、今日はね、橘く……純一に……」

絢辻「わ、私の大事なものをあげようと思って!/////」カーッ

絢辻「は、初めてだから……」

絢辻「や、優しくしてね?」

橘「あ、絢辻さん!?」

絢辻「詞って呼んでよ……純一?」

橘「つ、詞っ!」ギュッ

絢辻「あっ……もっと強く……」



?「ダメーーっ!」

絢辻「はい、釣れた」

橘「え?」

?「ダメったら、ダメ!私の前でそういうことはさせないよ!」

橘「き、君は……?」

?「わ、私は……」

絢辻「名前くらい教えてくれてもいいじゃない?」

?「りさ……」

上崎「私の名前は上崎裡沙!今までずっと橘君を見てました!」

橘「上崎……?」

上崎「お、覚えてない?中学校も一緒だったんだよ!?」

橘「そんな子もいたような……ごめん、思い出せないよ」

上崎「ううん、橘君は悪くないよ!」

上崎「悪いのはその女なんだから!」

絢辻「え?私?」

上崎「あなたみたいな女がいるから、橘君の記憶から私が消えていっちゃうんだよ!」

絢辻「……何をいってるのあなたは?言ってることがよくわからないんだけど?」

絢辻「ねぇ?橘君?私ってそんなに悪い女かな?」

上崎「と、とにかく!橘君は私が守るの!」

上崎「悪いんだけど、二人には別れてもらうよ!」

上崎「橘君!早くその女とサヨナラしちゃってよ!」

橘「えぇ!?そんな……」

絢辻「……サヨナラしたいの?」

橘「サヨナラなんてしたくないよ!僕が好きなのは絢辻さんだ!」

絢辻「もうっ!面と向かっていわれると恥ずかしいんだからね?///」

橘「でも僕は絢辻さんが好きだ!」

絢辻「私も橘君が好きよ?」

上崎「うるさい、うるさ~い!」

上崎「橘君……すっかり騙されちゃってるんだね?」

上崎「私が助けてあげるから、安心してね?」

絢辻「へぇ?どうやって?」

ここでどう出るのか…

上崎「橘君?この写真を見て?」スッ

橘「こ、この写真は……」

絢辻「あら?これ私じゃない」

上崎「この女は橘君の彼女面してるけど、裏ではそんなことをしてるんだよ?」

橘「援助交際……?」

絢辻「私ってそんなことしてたんだ?知らなかったわ」

上崎「橘君とキスしたその唇は、お金の為に見ず知らずのおじさんとキスした唇なんだよ!?許せないよね!?」

橘「そ、そんな……ショックだ……」

絢辻「……」

橘「こんな粗末な写真で僕が騙されると思われてただなんて……」

上崎「!?」

橘「裡沙ちゃん?」

橘「この写真は、僕と絢辻さんが一緒に帰ってるところを隠し撮りでもしたんだよね?」

上崎「……」

橘「この絢辻さんの鞄についてる人形、僕がゲーセンで取ってあげたヤツなんだ」

橘「恥ずかしいし、キャラじゃないからって、次の日からつけてもらえなかったけど」

橘「それに、このおじさん……」

橘「僕の秘蔵のお宝本『実録!女子◯生のイケない課外活動』シリーズに出てくる名物おじさんじゃないか!」

上崎「!?」

絢辻「へぇ、そっちは気付かなかったわ」

橘「僕の目は誤魔化されないぞ!」キリッ

上崎「……ばれちゃったか!さすが橘君だね!」

後でそのお宝本はどうなるんだろうね

絢辻「ばれちゃった、じゃないわよ?」

絢辻「あなた……どうするつもり?」

上崎「ほ、他にも橘君を助ける方法はあるよ!」

絢辻「へぇ?どんな?」

上崎「が、学校で二人のことをばらしてやるんだから!」

上崎「不順異性交遊ってヤツだね!」

上崎「さすがに写真を提出されたら学校側も黙ってられないはずだよ!」

上崎「それに二人の写真を掲示板に貼り付けてやるんだから!」

絢辻「そう……」

絢辻「じゃあ、橘君?さっきの続きしよっか?」

橘「え?」

絢辻「どうせバレるんなら、ってヤツね」

絢辻「上崎さんだっけ?」

絢辻「あなたはそこで指でも咥えて見てれば?」

上崎「ひ、開きなおるの!?」

絢辻「開き直らせたのは、あなたじゃない?」

絢辻「……ね?橘君?優しくしてね?」

橘「……うん」

上崎「ダメだよ、ダメ!」

上崎「そんなのズルいよ!」

絢辻「あーあ、私も橘君も誰かさんのせいで退学かもね?」

上崎「!?」

絢辻「つらいわー、ここまで積み重ねてきたもののがあるからなー」

上崎「私は……私は……」

上崎「ひどいよ!」ウルウルッ

上崎「うわーん」

上崎「私だってぇ!私だってぇ!」

上崎「橘君のことは……好きだし!」

上崎「美也ちゃんにねぇねって呼ばれたいよぉぉ!」

上崎「ズルいよぉ!私の欲しいものを全部持ってっちゃうなんて!」

上崎「ううっ……」

橘「……裡沙ちゃん?」

橘「ありがとう」

上崎「……えっ?」

橘「やり方は……その、よくないけど、僕のことを思ってやってくれてたんだろ?」

橘「その……裡沙ちゃんの気持ちには応えられないけど……」

橘「友達にはなれると思うんだ」

橘「それに」

橘「美也とだって、仲良くなれると思うよ?」

橘「だから、ね?泣かないで?」

絢辻「橘君」

橘「え?」

絢辻「あなたは思ってたよりも、残酷な人なのね」

絢辻「それが私に向かないことを祈ってるわ」

絢辻「相手のことを思うならね、こういう時は変に優しくしない方がいいのよ」

絢辻「……上崎さん?」

上崎「……はい」

絢辻「今回のことは不問にしてあげる」

絢辻「もし変なことをやろうもんなら……」

絢辻「私の人生をかけて、あなたを潰すわよ?」

絢辻「わかった?」

絢辻「……だから、今日はもう帰りなさいな」

上崎「はい……」

上崎「すみませんでした……」

絢辻「これにて解決、ね」

橘「うん……」

絢辻「何よ?浮かない顔しちゃって?」

橘「僕がもうちょっと早くあの子に気付いていたら、こんなことにはならなかったのかなって」

絢辻「……そんなことを気にしても仕方ないわ」

絢辻「……今日は私も帰るから」

絢辻「今は一人になりたいでしょ?」

絢辻「明日は元気に学校に来てね?約束よ?」

絢辻「じゃあ……またね」

橘「おはよう!絢辻さん!」

絢辻「あら?元気ね。いいことだわ」ニコッ

橘「うん、一晩押入れに引き篭もってスッキリしたから」

絢辻「お、押入れ!?」

橘「あれ、いってなかったっけ?僕は何かあると押入れに篭る男なんだぜ?」キリッ

橘「それに約束だしね、絢辻さんとの」

橘「破ったら……残りの人生をかけて潰されるかもだし……」ブルブル

絢辻「ちょっと!流石にそれは酷いんじゃない!?」

橘「うわ!怒った!」

絢辻「な、何よ!」

ワーワーキャーキャー

上崎「私……決めたよ」

上崎「とりあえず友達から、だよね!」

上崎「こ、声かけてみなきゃ!」

おしまい

次と言われましても
何かお題をくれよ、エロ以外で

七咲「先輩?」

橘「七咲か?どうした?」

七咲「美也ちゃんから聞いたんですけど……」

七咲「なんか、橘先輩が血塗れで大変だとかって」

七咲「大丈夫なんですか!?呪い説やら病気説やら色々噂を聞くんですが……」

橘(美也に報告するの忘れてた!何だか話が大きくなってないか!?)

橘「あー、七咲?その件については……」

七咲「先輩にもしものことがあったら……私は……」

橘「だからね、七咲?そのことは」

七咲「先輩に呪いはないと思うんですが……」

七咲「……病気?病気なんですか?」

七咲「それも血塗れになるなんて……何でそんなに酷くなる前に私に教えてくれなかったんですか!?」

七咲「私……覚悟は出来てますから!本当のことを教えて下さい!」

橘「……だからね、七咲?僕は病気じゃないよ?」

橘「ただ鼻血が止まらないだけで……」

橘(僕がじゃないけど)

七咲「鼻血が……?」

橘「うん、興奮すると止まらないんだ」

橘(絢辻さんがだけど)

七咲「な、なんですか!?その漫画みたいな体質!?」

橘「そ、そうはいわれても……実際にそうなんだから仕方ないじゃないか」

七咲「そんなの始めて聞きましたよ!」

七咲「……それは立派な病気なのでは?」

橘「う~ん、確かに病気かも」


絢辻「へっきし!」

絢辻「なんだか……私の知らないところで馬鹿にされてる気がする……」

七咲「……治しましょう」

橘「え?」

七咲「多分なんですが」

七咲「先輩の症状は心理的なものが原因だと思うんです!」

七咲「だから興奮しても鼻血がでないように訓練すれば、そのうち回復すると思うんです!」

橘「成る程。一理あるね」

橘「でも、どうやって訓練するの?」

七咲「私が……」

七咲「私が一肌脱ぎます!」

橘「えぇ!?」

橘「ひ、一肌脱ぐだって!?」

七咲「私……以前から常々先輩のお役に立ちたいと思ってました」

七咲「今、こんな機会に恵まれるなんて!私は幸せです!」

橘「い、いや……だから、七咲?」

七咲「任せて下さい!必ず!先輩の奇病は治してみせますから!」

橘「……どうするの?」

七咲「とりあえず、放課後プールに来て下さい」

放課後・プール

橘「七咲に言われたから来たけど……」

塚原「ああ、来た来た」

橘「塚原先輩!」

塚原「七咲から話は聞いてるよ……ふふっ、かなりの面白体質らしいね」

塚原「私も橘君の病気治すのには協力したいし……」

塚原「それにね、実は」

森島「あ、橘くーん!」

橘「森島先輩!?」

森島「何か面白い病気なんだってね?何でそんなこと今まで黙ってたのよ!このっこのっ!」ニヤニヤ

橘(だって、面白体質なのは僕じゃないし)

塚原「……ってわけで、はるかも協力してくれるってさ」

塚原「橘君?」

塚原「水泳部はあなたの味方だから」

塚原「今日はゆっくり見学していってね?」

デブと中田さんがメインのSSを未だに見たことがない

需要ないんだろうなー

>>401
夜道には気をつけろよ

橘「今僕はー」

橘「校内の男子生徒が夢見る楽園に来ていまーす」

橘「ここの眺めは絶景でーす」

橘「それに……」

森島「こ、こんなポーズはどうかな?///」

橘「僕を少しでもハァハァさせるべく、あの森島先輩が僕の横でグラビアポーズをとってまーす」

橘「あ、いいですね!そのポーズ!」

森島「橘君はこういうのにグッとくるんのね!参考になるわ!」

橘「本当のことを言ったら殺される気がしてきたよ……」

橘「鼻血なんか出ないって……今更言えないよ!」

森島「こんなのはどうかな?///」

橘「最高じゃないか……」

塚原「どう?ハァハァしてる?」

橘「塚原先輩!」

塚原「橘君は幸せものよね」

塚原「こんなこと、普通に考えたらあり得ないわ」

森島「あ!ひびきちゃんもポーズとってみようよー!」

塚原「え?……ええ」

塚原「こ、こんなの……どうかな?///」

橘「こ、これは……!」

森島「わお!ひびきちゃん、だいたーん!」

橘「た、大変いいものを見せてもらいました……」

塚原「もう……恥ずかしい……///」

塚原「……橘君?」

橘「は、はい!」

塚原「今、かなり我慢してるのよね?」

橘「え、えぇ……まぁ」

塚原「はるか、例のヤツ」

森島「りょうかーい!」

森島「にゃんにゃーん!ごろにゃーん!!」ギュッ

橘「ちょっ!?森島先輩!?」

森島「どうだ~?参ったか~?」グイッグイッ

橘(も、森島先輩の何だか柔らかいものが……僕に触れてて……)

橘(そ、それに水着だから直に肌が触れてて……)

橘(ぼ、僕は……もう……)

ブーッ……バタッ

塚原「……は、鼻血が凄い勢いで!」

森島「あちゃ~、やりすぎちゃったかな?」

橘「……は!?」

橘「……ここは……保健室?」

橘「僕……確かプールサイドで気を失って……」

七咲「……先輩?気が付いたんですか?」

橘「……七咲?」

七咲「……せ、先輩……生きててよかった!」

七咲「先輩……私は……せ、先輩!」ダキッ

七咲「もしも先輩が目を覚まさなかったら、どうしようって……私、私!」グスン

七咲「よかった!目を……覚ましてくれて!」ギュッ

橘「七咲……」

橘(ん?何か視線を感じるぞ?)

絢辻「……」ジーッ

橘「!?」

橘(ど、ドアの隙間から絢辻さんが覗いてる!?)

絢辻「……」ジーッ

絢辻「……」ニコッ

橘「!?」ゾクゾクッ

スタスタスタ……

橘「あ、待って!」

七咲「せ、先輩!急に動いちゃダメです!」ギュッ

橘「七咲!?」

七咲「もうちょっと……このままでいて下さい」ギュ~

橘「……後で謝ろう」

 がおー       ヽ 丶  \
  食べちゃうぞー\ ヽ  ヽ     ヽ
/  /    ヽ    \ ヽ   ヽ
 /   |  ヽ \     \  ヽ  ゝ             (I gotcha!!)

ノ 丿       \  梨  \   ヾ
 ノ  |   |  丶  \  佳 \         (I gotcha!!)
   /          \  お  \/|                  (I gotcha!!)
 ノ   |   |      \  ば    |         ↑
     /\        \      |         (  ↑
   /   \       /      |          )  (
  /      \      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         (   )
/_        \                    ) (        カニコロ
 ̄  | ダ  全 あ| ̄         ノ⌒ ̄⌒γ⌒ ̄⌒ゝ           / /
   | メ  然 な|         ノ しゅないだーさん ゝ          / /
   | ダ    た|        丿              ゞ      _/ ∠
   | メ    な|       丿/|/|/|/|\|\|\|\|\ゝ     .\  /
   | だ    ん|               │                V
――| よ    て|――――――――――┼―――――――――――――――――――――

   / !      ヽ  巛巛巛巛巛巛巛巛 人巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛ドジッコ忍び
━┳┛┃┃┳ ━╋━ ━━━┓

━╋━┃┃╋ ┏╋┓   ┏━┛
┏╋━  ┛┫ ┣╋┫ ━╋━━┃━╋ ╋┓┓╋━┓┃  ┓┃  ┓╋  ━ ━╋━  ┃┃┃
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┏┛┃┗┓┃ ┛┗┻   ┛    ┗┗┛ ┃┛  ┃━┛┗    ┗      ┗┛ ┗┻┛┛ ・. ・. ・

橘「あ、絢辻さん!」

絢辻「あらぁ?何かしら?橘先輩?」

橘「その……すみませんでした」

絢辻「嫌ねぇ?別に怒ってなんていないわよ?」ニコッ

橘「すみませんでした!」

絢辻「……鼻血吹いて倒れたんですって?」

橘「……うん」

絢辻「無様ね」

橘「……返す言葉もございません」

絢辻「私も鼻血吹いて倒れるような体験してみたいな~?」

橘「……はい」

絢辻「……皮肉でいってるんじゃないわよ?」

絢辻「別に浮気ってわけでもあるまいし」

絢辻「今回の件は……私から」

絢辻「そうね、失血死させる勢いで鼻血を溢れさせたら不問にするわ」

絢辻「ま、せいぜい頑張ってくださいな」

橘「よ、よし!僕頑張っちゃうぞ!」


……こうして沢山の血が流されることとなった


おしまい

寝ます

残ってたありがとう

でぶ

>>457
ゆるさない

ほ?

体育館裏

MF先生・・・

かわいい

デブは可愛いなぁ!

>>502
ちょっと表出ろ

一応保守つじさん

ぽっちゃり幼馴染の名前間違うとかふざけてんの?

塚原「橘くん?」

森島「ちょっといいかな?」

橘「何ですか?」

塚原「その……この前のことなんだけどね?」

塚原「私たちが悪かったわ」

森島「ごめんなさい」

塚原「ついつい悪ノリしちゃって」

森島「うん……いい反応してくれるから……ついね?」

橘「あ、あぁ……そのことでしたらもういいですよ?」

塚原「七咲に物凄い剣幕で怒られちゃって……」

森島「こ、怖かったね……」

塚原「……その、本当にごめんなさい」

森島「もうあんなことやらないからさ?」

橘「い、いえ!そんな!」

橘「中々できない体験をさせていただいて、お礼をいいたいくらいでして……はははっ」

塚原「……やっぱり気絶はそうそうあることではないのね?」

塚原「橘くん?私たちは真面目に協力したいの」

塚原「……街中でいきなり気絶したら危険じゃない?」

塚原「だからね、自分の限界を知ることは大事だと思うの」

橘「は、はぁ」

橘(何だかまた話が変な方向に……)

塚原「……というわけでね、橘くん?」

森島「学校で目に付いた可愛い子を集めてみたよ!」


棚町「何?あんただったの?困ってる人ってのは」

梨穂子「じゅ、純一?病気って本当!?」

中多「しぇ……しぇんぱい?」

絢辻「……どういうことかしら?」


橘「……全員、僕の友人です」

塚原「えっ、そうなの!?」

森島「橘君って意外とやる子なのね!」

絢辻「……友人、ね」ニヤリ

橘「……」

橘「あ!それで何をするんです?」

塚原「あなたの性的な嗜好を調べようかと」

橘「え?」

塚原「それが分かれば、トラブルを避けられるでしょ?」

橘「つまり……僕の性癖を晒せ、と?」

塚原「……そういうことになるわね」

塚原「念のために、色々な女の子を集めてみたんだけど……」

塚原「全員あなたの友人だったとはね」

橘「……嫌ですよ……な、何で僕の恥ずかしいところを公開しなきゃいけないんですか!?」

塚原「あ、あなたの為なのよ!決して私が知りたいとかそういうわけではないのよ!?」

森島「そ、そうなのよ!決して不純な動機ではないからね!?」

橘「……先輩方」

橘「さっきはあんなことを言ってましたが……」

橘「……反省、してませんね?」

塚原「そ、そんなことないよ!?」アセアセ

森島「そうそう!私達は反省してるからね!?」アセアセ

森島「も、もう、橘君ったら!先輩を疑うなんていけない子ね!」

橘「じゃあ、七咲をここに呼んでくださいよ」

塚原・森島「えっ?」ドキッ

塚原「な、七咲を……」

森島「ここに?」

塚原・森島「……」

塚原(は、はるか?)コソコソ

森島(うん……また怒られるよね?)コソコソ

塚原「た、橘くん?」

塚原「そ、それは無理ね」

橘「何でですか!?」

橘「もうここにいるのは僕の友人だけなんだから、七咲がいてもいいじゃないですか!?」

棚町「あ~、もう!さっきからガタガタうるさいなぁ!」

棚町「面白そうなんだから、別にいいじゃん!」

きたか・・・!

橘「か、薫!?」

絢辻「そうね、棚町さんの言う通りね」

絢辻「面白そうじゃない?」

橘「絢辻さんまで!」

梨穂子「そ、それってさぁ……つまり純一のタイプが分かるってことだよね?」

橘「え?……まぁ、そうなるけど……」

中多「しぇ、しぇんぱいの……!?」

一同「……」

一同「……やるしかないでしょ」ニヤニヤ

橘「ぼ、僕の意見は無視なの!?」

橘「い、嫌だー!」

俺「」ニヤニヤ

森島「はい、先生!」

塚原「……森島君、どうぞ?」

森島「せっかくだから、今すぐじゃなくて」

森島「一週間後にコンテスト形式でやったらいいと思います!」

塚原「ふむ」

棚町「あ、それ面白そう」

絢辻「決定ね」

森島「衣装とかは自由ってことでいいかな!?」

塚原「うん、各々が橘君の好みを考えてきたらいいと思う」

梨穂子「純一の好みかぁ~」

中多「……////」

橘「な、何だか大変なことになっちゃったぞ!?」

塚原「じゃあ一週間後に」

塚原「解散!」



橘「一週間後?」

橘「何かあったような……?」

橘「……あ、創設祭か」

橘「え?」

橘「僕のクリスマス、どうなっちゃうの?」

スト子「ぐぎぎ」

橘「……毎日悶々としてるなぁ」

橘「……今年のクリスマスは無事に過ごせそうだと思ってたのに」

橘「あと少ししたら、僕の性癖が衆目に晒されるのか」

橘「どうしよう……」ハァ

絢辻「あら?溜息なんて吐いちゃってどつしたの?」

橘「おや?僕がこうなった原因の一部を担ってる、僕の彼女の絢辻さんじゃないか」

絢辻「えぇ、あなたの絢辻さんよ」

絢辻「あのさ、例のコンテストの件だけどね」

絢辻「私に遠慮しなくていいわよ?」

橘「え?」

絢辻「私がいるからって、変に気を遣わなくていいっていってるのよ?」

絢辻「せっかく、こんな馬鹿なことをやるんだしね」

絢辻「……楽しまなきゃ損よ?」

橘「そ、そう?」

絢辻「それに私も勉強になるし」

絢辻「橘君にもっと好きになってもらうための、勉強ね」

絢辻「私、そういうところは努力を惜しまないタイプなのよ?」

絢辻「……それに負ける気なんてないしね」

絢辻「楽しみね……ふふっ」

そんなこんなで当日
創設祭の裏で決戦の火蓋は切って落とされた

塚原「では、始めましょうか」

塚原「司会は私、塚原響が」

塚原「そして、今回は解説に橘純一をよく知る男である……」

塚原「梅原正吉氏を迎えております!」

梅原「どうも、梅原です」

梅原「創設祭の裏でこんなことが行われてたなんて……」

梅原「今晩は大将が股間にテントを創設しちゃうかもしれませんね!」キリッ

塚原「梅原君?」

塚原「次に低俗な下らないことをいったら……」ピキッ

梅原「はい……すみませんでした」

塚原「橘君は暴れないように椅子に縛り付けておきました」

橘「……」グッタリ

梅原「大丈夫か……大将?」

塚原「また今回の特別ルールとして……橘君へのお触りは厳禁とします」

梅原「大将はああ見えてピュアなんで、沸点が意外と低いですからねぇ。妥当なルールでしょう」

塚原「……また意識飛ばしたら、七咲に怒られちゃうからね」

梅原「怒ると怖いんだよな……あの子……」

塚原「さて、早速いってみましょう」

塚原「エントリーナンバー1は……森島はるかさんです!」

梅原「おおっと、いきなりの森島先輩!」

梅原「実は憧れの先輩なだけに、大将も一気にトップギアか!?」

塚原「……へぇ、やっぱりそうなんだ」

森島「こんばんは、橘君」

橘「あ……森島先輩ですか?」

森島「さっそくだけどさ」

森島「橘君ってわんちゃんみたいって前に言ったよね?」

森島「わんちゃんのお顔の高さって、大体膝当たりよね?」クルッ

森島「私の膝裏見えるかな?」

橘「み、見えます」

森島「この角度だとさ、私の下着は見えてないよね?」

橘「はい、ギリギリ見えてませんが」

森島「まぁ、見えるわけないんだけどね」

森島「た、橘君!?」

森島「私さ!今!」

森島「下着……はいてないの……」

橘「!?」

!?

塚原「……梅原君、どう思う?」

梅原「そうですね、大将は妄想がたくましい男ですからね」

梅原「直接的に見えてない分、大将の頭の中はスカートの中のことで一杯だと思います」

梅原「さすが森島先輩といえますね」

梅原「あの一言で大将のハートを鷲掴みです」

塚原「詳しい説明ありがとう」

塚原「さて、橘君の様子はどうかしら?」

橘「は、はいてないって!?はいってないって何でですか!?」

森島「う~ん……実はね、お家にいるときは」

森島「いつもはいてないからさ」

橘「!?」

森島「が、学校でも窮屈に感じてたから……つい?」

橘「つい?じゃないですよ!」

森島「……橘君は……こんな先輩嫌いかなぁ?」ウルッ

森島「……ねぇ?橘君?」

森島「あとででいいから、こっそり教えてね……?」

森島「橘君の……気持ちを……ね?」

塚原「はい、そこまで!」

森島「……もう!もう少しだったのに!」

森島「ひびきちゃんのいじわる!」

塚原「はいはい、私は意地悪な女だからね」

塚原「橘くーん?どうだった?」

橘「……もうダメかもしれません」

塚原「そう?じゃあ、もう止める?」

橘「つ、続けましょう!」

梅原「大将!いい返事だぜ!」

塚原「わかったわ、続けましょう」

塚原「え~と、次は……棚町薫さんね」

さすが天然女王さんハンパねえ

薫うううううううううう

棚町「……あんた……何で椅子に縛られてるの?」

橘「ぼ、僕が聞きたいよ!?」

棚町「……先輩方の考えることはよくわからなわね」

棚町「それはいいとしてね、純一?」

棚町「あたしがあたしの身体のどこに自信があるか……わかる?」

橘「……わかるよ、お腹とくびれのあたりだろ?」

棚町「てんきゅ!さすがあんたね、見る目があるわ」

棚町「そう、あたしが自信を持ってるのはお腹なんだけどね?」

棚町「今はルール的に無理なんだけどさ……」

棚町「これが終わったらさ」

棚町「……舐めてみない?」

橘「……は?」

へ?!

橘「ちょっと待てよ、薫?お前がお腹に自信を持ってるのはよくわかった」

橘「それがどうしてそうなるんだ?」

棚町「あたしさ、この辺が……ヘソの辺り?が特に敏感なんだけどさ……」

棚町「ほら、今日クリスマスじゃない?」

棚町「クリスマスに一人で寂しいあたしを……」

棚町「……慰めてくれないかなって」

棚町「あ、あんただって一人なんでしょ!?」

棚町「な、舐め合いましょうよ……お互いの傷を、さ?」

棚町「あ、あんたが望むのならね!?」

棚町「ヘソより下の方も……舐めていいのよ?」

橘「な、何だって!?」

塚原「これはどうでしょうね?」

梅原「普段は見せない悪友の弱い面を見たような気持ちになってるでしょうね」

梅原「大将は変なところで大胆ですが、基本的にチキン野郎ですから」

梅原「このお誘いには、参ってしまってると思います」

梅原「それと、何よりですね」

梅原「大将はペロペロするのが大好きな男ですから」

塚原「そう、そうなんだ……」

塚原「彼の様子はどうかな?」

棚町「ほら……あたしのおヘソ、綺麗でしょ?」

橘「……」ゴクリ

棚町「あ、あんたの好きにしていいのよ?」

橘「……ぐぬぬ」

橘「ぼ、僕!もう!」

棚町「……ってな感じで、どうですかねー?塚原先輩?」

塚原「いい仕事だったわ」

梅原「グッジョブだぜ!」

塚原「橘くーん?まだいけるー?」

橘「……が、頑張りまーす!」

塚原「そう?じゃあ次に行くわね?」

塚原「次は……中多紗江さんね」

中多「しぇ、しぇんぱーい」モジモジ

橘「さ、紗江ちゃん?その衣装どうしたの?」

中多「ば、バイト先から……借りてきました」

中多「あ、新しい…制服なんですけど……どう……ですか?」

橘「む、胸元が大分強調されてるみたいだけど!」

橘「似合ってるよ!」

中多「しぇ、しぇんぱい……////」

橘(強調されてるというか、こぼれそうになってるけど)

中多「しぇ、しぇんぱい?」

中多「わ、私は……」

喋るのおせーよ中多

中多「いっ……一発芸みたいなものなんです……けど……」

中多「こ、これを……」スッ

橘「……バナナ?」

中多「て、手を……使わずに食べます!」

橘「さ、紗江ちゃん!?」

中多「……か、皮を剥いて……」

中多「あっ……おっきい……」

橘「……これは……」

中多「む、胸で……は、挟んで持てるんですよ」ムギュッ

中多「い、いただき……ます」

ハムッ……

塚原「……どうですかね?」

梅原「はい、王道ですね」

梅原「よくお宝本で見るアレです、はい」

梅原「だがしかしですよ?」

梅原「実際にそれを目の当たりに出来る男が、世の中に如何ほどいるのでしょうか?」

梅原「私は今、モーレツに感動しております」

梅原「大将、ありがとな!!」

塚原「……はい、コメントありがとうございます」

塚原「……私じゃ……無理かな?」

塚原「そ、そんなことより!」

塚原「橘君の様子は!?」

ひびにゃんは隠れ巨乳!多分

橘「……」ビクンビクン

塚原「な、中多さん!やめ!やめっ!」

塚原「橘君が死んじゃう!!」

中多「……ふぇ?」

中多「もう……いいんですか?」

塚原「もうやめてあげて!」

梅原「た、大将ッー!!」

橘「……はっ!?」

橘「何だか……とても素敵なものを見たような……?」

塚原「鼻血以前の問題ね……」

塚原「橘君も復活したし、次に行きましょう」

塚原「次は……桜井梨穂子さんね」

肉まん食べるだけか?

デブはおかえりください

どうせ食うだけだろデブは

>>647>>648
ネタでも梨穂子をデブ扱いは許せん

梨穂子「純一、大丈夫?」

橘「梨穂子か……僕は平気だよ」

橘「辛うじて、だけど」

梨穂子「そっかー、えへへ」

梨穂子「みんな……エッチな感じだったもんね///」

梨穂子「私にはあんなこと出来ないよー!」

橘「そ、そうだよな!梨穂子は可愛いなぁ!」

梨穂子「!?」

梨穂子「純一……ありがとう」

ガオー

梨穂子「純一?」

橘「どうした?」

梨穂子「寒くなるとさ、アイス食べたくならない?」

橘「あ、わかるかも」

橘「暖かい部屋で食べると美味しいよね」

梨穂子「うん、そうだよね!」

梨穂子「純一?この部屋も暖かいよね?」

梨穂子「えへへ、アイス食べたくなっちゃった」

梨穂子「……あ、あれ!?こんなところにアイスが!?」

橘「さ、最初から隠し持ってただけだろ!?」

梨穂子「い、いただきまーす!」

レロッ……ツー……

梨穂子「ん……美味しい……///」

レロッレロッ

梨穂子「ん……口で頬張りたくなっちゃうよ!」

ジュポッ……ジュポッ……

梨穂子「お、おいひいよぉ」

橘「や、やめろ、梨穂子!」

橘「そんな食べ方をするな!」

梨穂子「と、止まらない!」

ジュポッ……ヌルヌルッ

梨穂子「はぁ……/////」

橘「そ、そんな恍惚とした表情をするなーッ!!!」

梨穂子は可愛いなあ!!!!

塚原「解説は……いらないわね」

梅原「王道だしな……」

梅原「まさか幼馴染にあんなことを目の前でされるとは大将も思ってなかったはず……」

梅原「大将……」

梅原「俺は素直に喜べないぜ……」

塚原「……橘君、大丈夫かしら?」

やめろ、それ以上梨穂子の悪口を言うな

橘「梨穂子!もうやめろ!」

梨穂子「そ、そんなこといわれても……」

ングッングッ……

梨穂子「このアイス、美味しくて……」

塚原「桜井さん、やめてあげて!橘君のライフが!」

梅原「桜井さん!もう止めるんだ!!」

梨穂子「え?わかったよ……」

橘「心が苦しい!」

橘「こんなに心が締め付けられたのは二年前のクリスマスぶりだよ!」

塚原「……それでも続けるわよね?」

橘「も、勿論だとも!」

梅原「……大将」

塚原「え~っと、次は……」

絢辻さんってCぐらいだよね、たしか

七咲「……何してるんですか?」

七咲「……塚原先輩?おでんの屋台はどうしたんですか?」

七咲「どうして橘先輩は縛られてるんですか?」

七咲「……説明してください」

塚原「な、七咲!?こ、これはね!?」

塚原「橘くんの弱点を探ろうと……」

七咲「またそうやって橘先輩を玩具にして!!」

塚原「ち、違うの!誤解よ!」

塚原「な、七咲も参加……する?」

七咲「……は?」

逢ちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!

七咲「……」

七咲「つまり、先輩をドキドキさせろと?」

塚原「そ、そうなのよ」

塚原「この前プールでやったことを少しソフトに、ね?」

七咲「なるほど」

七咲「と、いっても私には仕込みが何もないし……」

七咲「う~ん……あ、そうだ」

七咲「……先輩?」

橘「どうしたの?」

七咲「せ、先輩は……今好きな人いますか?」

橘「え?それは」

七咲「こ、答えないで下さい!」

七咲「ま、まだ……私に夢を見させて下さい……」

七咲「せ、先輩?」

七咲「私、私……橘先輩のことが……」

七咲「好きです!」

橘「!?」

七咲「も、もう……先輩と後輩じゃ我慢できないんです!」

橘「あばばばばば」ガクガク

せんぱいー、ん?

    /\___/ヽ

   /    ::::::::::::::::\
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::|
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::| うわぁ……
.   |    ::<      .::|
   \  /( [三] )ヽ ::/
   /`ー‐--‐‐―´\

 _| ̄|_    //ヽ\

 |      '|/ / ノ  "´ ̄ ̄''''‐-...ノヽ
 |__|'' ̄!  !    /            丶 |
   ,‐´ .ノ''   /  ,ィ             \
   ヽ-''"   7_//         _/^ 、 `、
┌───┐  /          / 、_(o)_,;j ヽ|
|┌─,  .|  /.           -   =-{_(o)
└┘ ノ ノ   |/        ,r' / ̄''''‐-..,>
   //   {         i' i    _   `ヽ
          ̄フ       i' l  r' ,..二''ァ ,ノ
   n      / 彡       l  /''"´ 〈/ /
   ll     _ > .  彡    ;: |  !    i {
   l|       \ l 彡l     ;. l |     | !
   |l      トー-.   !.    ; |. | ,. -、,...、| :l
   ll     |彡     l    ; l i   i  | l
   ll     iヾ 彡     l   ;: l |  { j {
   |l     { 彡|.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
. n. n. n  l 彡   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |!  |!  |!   l彡|    ::.     `ー-`ニ''ブ
  o  o  o   l      :.         |

ゲームプレイすると梨穂子の可愛さはよくわかる!
ガオーされたい!!!!!

塚原「解説」

梅原「大将死んだッ!」

塚原「ありがとう」

塚原「……七咲?本気で?本気でなの?」

塚原「……橘君……無事なの?」

梅原「……さすがにヤバイんじゃないか?色々と」

ラスボスが来るぞ…

こんな顔http://beebee2see.appspot.com/i/azuYt-yRBQw.jpg

こんな顔かも
http://i.imgur.com/RVlZY.jpg

橘「……」

七咲「……」

七咲「あ、あの!」

橘「ひゃ、ひゃい!」

七咲「……ドキドキしました?」ニコッ

橘「うん……口から心臓が飛び出しそうなんだけど」

七咲「……そうですか」

七咲「それは何よりです」

七咲「勿論冗談ですよ?」ニヤニヤ

橘「そ、そうなの!?」

七咲「えぇ」

http://i.imgur.com/QHkzm.jpg

七咲「冗談です……冗談なんですよ……?」

七咲「だ、だから!」

七咲「本気にしないで下さい!」

七咲「わ、私……」

七咲「失礼します!」ダッ

タタタタタタッ……バタン!

橘「」

梅原「」

塚原「」

全員をスキルートまで上げればこのイベントは発生するのだろうか

>>703一歩間違えれば全員のスキBADを見ることになるのか

塚原「……事故よ、事故」

梅原「あぁ、事故だな……」

橘「……」

塚原「橘くーん?」

塚原「どうするー?」

塚原「まだ一人残ってるけどー?」

橘「……」

橘「やります……」

橘「……やらないわけにはいかないです」

塚原「そ、そう?じゃあ、最後の一人の……」

塚原「絢辻詞さんにご登場願うわね」

塚原「絢辻さーん?」

きたか…!!

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!

絢辻「やっと私の番ね」

橘「そ、その服……」

絢辻「橘くんのワイシャツだけど?」

橘「ど、どうやってそれを!?」

絢辻「うん?上崎さんに頼んだだけよ?」

橘「り、裡沙ちゃんに!?」

絢辻「えぇ、ワイシャツ持ってきてって頼んだだけ」

橘「何てことだ……」

絢辻「……でもさ、この格好を見てると思い出すでしょ?」

絢辻「あの夜のこと……」

橘「え?」

絢辻「ね?にぃに?」ニコッ

塚原「解説をお願いします、梅原先生」

梅原「俺にだって、わからないことくらいある……!」

塚原「な、なんだってー!?」

梅原「おい、どういうことだよ、大将?」

梅原「あの夜って何?」

梅原「にぃにって、お前……」

梅原「梅原さんわけがわからないよ」

塚原「……見守りましょうか」

買ってくるか
誰がオススメ?

>>723
オススメはあまり聞かない方がいいと思うよ
あえて言うなら直感で良いと思った人

橘「……絢辻さん?」

絢辻「詞、でしょ?」

橘「詞?」

橘「ここでその話してもいいの?」

絢辻「いいんじゃない?」

絢辻「この場なら何しても許されるでしょ、ノリ的に」

橘「そっか……そうだね」

橘「詞?」

橘「詞はどんなことしてドキドキさせてくれるの?」

絢辻「え?私はね……?」

絢辻「にぃにを参らせるなんて簡単だよ?」

絢辻「……覚悟はいいかな?」

橘「……うん」

絢辻「にぃに?……コレが終わったら、いつだかの続きをしよ?」

絢辻「私の初めてをあげるから、さ?」

絢辻「にぃに……大好き!」

橘「……これは参ったな……」

破瓜END?

塚原「え、演技よね!?そういう設定なのよね!?」

梅原「大将!?どういうことだ!?」

梅原「おい!大将!二人の幸せな世界を作るんじゃない!」

塚原「はい、やめ!やめ!」

橘・絢辻「………」ジーッ

塚原「……だから、やめて!」

橘・絢辻「……」

ブワッ……

塚原「二人とも……鼻血吹いて……」

梅原「倒れちまいやがった」

後日

絢辻「あのあとさ……結局介抱されてたらクリスマス終わっちゃったね」

橘「うん」

橘「……みんなに迷惑かけちゃったな」

絢辻「わ、私の初めても……あげられず仕舞いね」

橘「……いつも間が悪いんだよね」

絢辻「……じゃあさ……今から、する?」

橘「……え?……えぇ!?」

絢辻「冗談よ」

絢辻「そもそもね、橘君?」

絢辻「あれくらいで鼻血吹いちゃう人達が出来るわけないじゃない?」

橘「ははっ、確かにそれはそうだね」

絢辻「……まぁ、焦ることじゃないわ」

絢辻「時間はたっぷりあるんだし」

絢辻「二人で頑張っていきましょ?」

橘「……うん」

絢辻「橘君?」

絢辻「いつまでも……私の橘君で……にぃにでいてね?」

橘「任せて、詞!」


おしまい

他のキャラいっぱい出てきた意味は

>>761
特に意味はないです

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