【安価】咲「好きな食べ物は」照「ひつまぶし」 (433)

咲のキャラが皆同じ高校に通ってるという設定です
話のお題だったり場面場面のキャラを安価で決めていきたいと思います

過度な期待はせず、弁当についてくる黒豆でもつまむぐらいの気持ちでご覧ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364743365


ゆみ「菫」

菫「ゆみか、君も学食に?」

ゆみ「まぁな。たまにこういうのが食べたくなるんだ。席、いいか?」

菫「問題ないぞ」

シロ「……」ズルズル

ゆみ「小瀬川もいたのか」

シロ「弁当忘れた」

ゆみ「君はいつも学食だろう」

シロ「……今日も忘れた」

菫「それだと二年間近く忘れ続けた事になるぞ」

シロ「……」

シロ「そうともいう」ズルズル

菫「おいおい」

*

ワーワー

ゆみ「なんか向こうが騒がしいな」モグモグ

シロ「何か言い争ってるみたい」パッパッ

菫「お、おいそんなに七味かけて大丈夫なのか」

シロ「もうまんたい」ズルズル

菫「おおっ……」

ゆみ「おい、菫あれって……」チョイチョイ

菫「ん………………?」

菫「あっ」

*

照「やっぱり菫が一番かっこいいしモテる」

モモ「いーや、そんなことないっすね!ゆみ先輩が一番っす!」

塞「ちょっと待ってよ、シロの方がいいでしょ!」

照「やるのか?」

モモ「望む所っすよ!」

塞「負けないんだから」


菫「何をやってるんだお前は」

照「菫!ちょうど良いところに」

菫「?」

ゆみ「どうした菫」

モモ「先輩もいるっすか!?」

塞「ということは……」キョロキョロ

シロ「ふぁひほほ?(何事?)」ズルズル

塞「丼持ったままかい!」

シロ「食事はダルくないから……」ズルズル

塞「それ、そばの時だけでしょ」

モモ「って、話がずれてるっすよ!」

ゆみ「なんの話をしてたんだ。こっちまで声が聞こえてきたぞ」

照「誰が一番モテるかという話」

菫「は?」

照「菫、ゆみ、シロさん、この中で誰が一番モテるかという話」

菫「またくだらない事を……」

モモ「くだらなくないっすよ!!」

照「私達には大事なこと」

ゆみ「はぁ、まぁいい。戻ろうか」

シロ「んぐんぐ」コクッ

照「待って」

菫「何だ、くだらない話ならもう結構だぞ」

照「だから私達にとっては大事なこと」

菫「そうか、それじゃあな」

照「ナンパをしてきて立証してきてほしい」

菫「は?」

塞「あ、それいいね!」

モモ「ナイスアイデアっす!」

ゆみ「お、おい」

照「そして引っ掛かった女の子の数で誰がモテ王」

菫「馬鹿馬鹿しい。私はやらないぞ」

久「いーや、話は聞かせて貰ったわ!!」ババーン

モモ「あ、あんたは!」

塞「鬼畜王ヒッサ!!」

久「風評被害!!」


ゆみ「また厄介なのが……」

シロ「塞、これトレイごと返してきて」

塞「自分で行ってきなさい」

シロ「ダル……」トボトボ

久「こんな面白いこと見逃す手は無いわ!」

照「じゃあ、」

久「もちろん!協力するわよ!!」

ゆみ「頼むからお前は大人しくしといてくれ……」

菫「何度も言うがな、私はそんなくだらないことをやる気はない」

久「まぁまぁそう言わずに。ちょっとこっちに」チョイチョイ

菫「……?」トコトコ



しばらくお待ちください



菫「……」トコトコ

久「……」ニヤニヤ

菫「や、」

菫「やらさせて、頂こう……っ!」ヒクヒク

ゆみ「おい菫!?」

久「はい、次はゆみねー」チョイチョイ

ゆみ「何を言われたんだ…………」スタスタ



しばらくお待ちくだせぇ



ゆみ「……」スタスタ

ゆみ「協力っしようじゃあないか!」プルプル

久「んじゃ最後は」

シロ「参加するよ」

久「ありゃ」

シロ「参加しないほうがダルくなりそうだし」

久「賢明ね」


照「ということは」

塞「決定」

モモ「っすね!」

菫「くっ!!」

ゆみ「耐えるんだ菫」

シロ「はぁ……」

久「んじゃまた放課後にねー!」フリフリ

照「私もそろそろ戻る」ガタッ

モモ「おっともうこんな時間すか」

塞「結構話こんじゃったね」

シロ「放課後折角部活がないと思ったのに……」トボトボ








菫「なぁ、何言われた?」

ゆみ「……菫は言えるのか」

菫「いや………………すまん」


ここで安価

>>8
ナンパするトップバッター

>>11

ナンパされる対象

咲ちゃん



ダメなら安価下

まさかの話に出ていない咲ちゃんがナンパをすることに
ここは咲ちゃんはおまけで書くとして下の菫さんでいいですかね?

ん?菫さんは怜を口説けばいいのか?苺野郎を口説けばいいのか?


放課後生徒会室

久「さて集まってくれたわね」

菫「来るしかないだろう……」

ゆみ「……」

シロ「……」

久「ビックリするくらいテンション低いわね。まぁいいわ」

照「誰から行くの?」

久「ここにくじがあるから……はい、東横さん。」

モモ「わ、私が引くっすか!?」

久「このメンツだと最年少だしね。さぁ、ばっと!」

モモ「わ、わかったっす!!」

ガサガサ

モモ「これっす!」バッ

『弘世菫』

久「トップバッターは菫ね」

モモ「ちぇっ」

照「菫、頑張って」

菫「はぁ、ちゃっちゃと終わらせてくるよ」

久「あ、ちょいまち」

菫「なんだ」

久「真面目におとす気でやりなさいよ」

菫「……」

久「まじかr」ボソッ

菫「わかった!ちゃんとやるから!!」

シロ「何握られてるんだろ」ヒソヒソ

塞「さぁ?」ヒソヒソ

菫「くそっくそっ!行ってくる!」

ガラッ ピシャッ

久「そんじゃ、このモニターで様子を見ましょう」

照「いつの間にこんなのを」

ゆみ「もう何も言うまい……」

モモ「なんかドキドキしてきたっす」

シロ「ダルい」

塞「だからって私にもたれかからないの」

久「あ、誰かと接触したわよ!」


菫「や、やぁ」

いちご「ん、弘世さんか。ちゃちゃのんに何かようかいの?」

菫「ああ、実は……」

いちご「?」

菫「えーと……」

菫(駄目だ、口説くなんて何をすれば全くわからない)

菫(やっぱり私には無理……)

久『言っちゃうわよ?』

菫「!?」

菫(駄目だ!ここでやらなくては私の、私の人生が!)

いちご「弘世さん?」

菫(こうなったらやぶれかぶれだ!)

菫「佐々野さん!」グイッ

いちご「ひゃっ!」

*

久「おおっ!」

塞「壁に追い込んだわね」

シロ「大胆」

モモ「わー」ドキドキ

照「……」

*

いちご「え、ええと弘世さん?」

菫「佐々野さん」ズイッ

いちご「は、はい!」

菫「私は君に迫らなければならない」

いちご「あの、顔が近」

菫「これは私の意思ではない。もっと別の力が(脅し的な)貴女に私を引き寄せさせてるんだ」

いちご「別の、力……(運命的な)」

菫「(抵抗されると面倒だから)私に、身を委ねて……」ボソッ

いちご「はうっ」ビクッ

*

久「思ったよりすさまじいわ」

塞「佐々野さん顔真っ赤じゃない?」

ゆみ「まんざらでもないのかもしれんな」

照「……」ブスッ

シロ「どしたの」

照「なんでもない」

*


菫「佐々野さん……いや、いちご」ボソボソ

いちご「み、耳元はっダメじゃっ」ピクン

菫「私の目を見て」スッ

いちご「///」

菫「ふふっ、頬が赤いぞ」ツー

いちご「んっ///」

*

久「さぁ、どうなる?」

シロ「ていうかあれはもう……」

照「……」

塞「みないの?」

照「いいっ」

*

菫「いちご」

いちご「な、なんじゃ?///」

菫「私は今すぐに、」

いちご「……」

菫「君がほしい(自分が解放されるために)」

いちご「」

いちご「」




いちご「あう///」プシュー

*

*

*

菫「戻ったぞ」

久「おつかれー」

シロ「なかなかのイケメンっぷりだった」

ゆみ(あんなのを私達はやらなければならないのか)

照「……」スタスタ

ギュッ

菫「ど、どうした照」

照「知らない」プクー

菫「何むくれてるんだ」

照「うるさい」ムギュー

菫「はぁ」ナデナデ

照「んー」スリスリ

久「あらあら」ニヤニヤ

ゆみ「次はどうするんだ」

久「そりゃやるわよ。はい、くじ」

塞「次、私が引いてもいい?」

久「ええ、どうぞ」

塞「それじゃあ、遠慮なく」ガサゴソ

塞「これかな」

>>30
誰が?

>>33
誰を口説く?

かじゅ

んじゃあ次はゆみが高一最強を口説くで
あと、菫の奴はあんなんでよかったんすかね?
意見とかあったら言って欲しいです

ちゃちゃのんや今後口説かれる子達のその後はちゃんとあるのであしからず
本編はもうちょいまっとってください。引っ越しちょー大変


『加治木ゆみ』

ゆみ「私か」

シロ「アンカー……ダルい」

塞「あはは、ごめんねシロ」

久「さぁレッツゴーよ、ゆみ」

ゆみ「自分なりに真面目にはやるが失敗しても文句は言うなよ」

久「よっぽどやる気なさげにしてなきゃ言わないわよ」

ゆみ「そうか、まぁ行ってくる」

ガラッ ピシャン

モモ「さぁ!先輩の勇姿を見届けるっすよ!」シュバッ

塞「早いね」

*

ゆみ「さて」スタスタ

ゆみ(ナンパと言っても……どうすればいいやら)

ゆみ「わからん……」

ドンっ

泉「あいたっ」ドサッ

ゆみ「っ!すまない!」

泉「いえ、こっちも前見とりませんでしたから」

ゆみ「立てるか?」スッ

泉「あ、はい!大丈夫……つっ」

ゆみ「足を挫いてしまったようだな……どれ」ヒョイ

泉「わわわっ!えっ!?ちょっと!?」

ゆみ「このまま保健室へ連れて行くが構わないな?」

泉「いやでもこれって!!」

ゆみ「文句は後でいくらでも聞いてやる。とりあえずはその足を処置せねば」スタスタ

泉「ちょっ、ちょっとぉ!!?」

*

久「軽々とお姫様抱っこしたわね」

塞「わー、あの子首まで真っ赤だ」

シロ「そのまんまあの子で行くのかな」

久「多分そうね」

菫「なぁ、まだ離してくれないのか?」

照「もうちょい」

*


保健室

郁乃「これでええよ~」

泉「ありがとございます」

郁乃「軽く捻っただけで捻挫とかでは無いから安心してええよ~」

泉「はい」

郁乃「んじゃウチは少し出てくからお留守番しとってな~」

泉「へ?」

郁乃「行ってきまーす」

ガラッ

泉「……」

ゆみ「……」

泉「……」プラプラ

ゆみ「そういえば名前を聞いてなかったな」

泉「名前ですか」

ゆみ「あぁ、私は3年の加治木ゆみだ。君は?」

泉「泉です。二条泉」

ゆみ「そうか、泉……と呼んでも構わないか?」

泉「あ、はい。構いませんよ。ええと……」

ゆみ「私のことは気軽にゆみとでも呼んでくれ」

泉「じゃあ……ゆみ先輩」

ゆみ「うん。それでいい」

*

久「名前で呼ばせたわよ」

シロ「やるなぁ」

塞「それよりタイミング良く先生出ていきましたね」

久「あれは私の指示よ」

塞「ええっ!?」

久「あの人面白そうな事だったらすぐ協力してくれるからね」

塞「えぇー」

久「あ!ベッドの隣に腰掛けたわよ!」

*


泉(なんかかっこええなこの人)プラプラ

ゆみ「さて、改めて」

泉「?」

ゆみ「今回は本当にすまなかった」

泉「そ、そんなやめてくださいよ。さっきも言ったけどウチのせいでも」

ゆみ「しかし私が君を飛ばしてしまったせいで君の時間を奪ってしまったのも事実だ」

泉「それはそうですけど……」

ゆみ「何かお詫びをさせてはくれないか」

泉「そんな!ええですよ!!」

ゆみ「駄目だ、私が納得出来ないんだ」

泉「でも……ウチも気を使ってしまいます……」

ゆみ「そうか……なら今度ご飯でも奢ろう」

泉「ご飯ですか」

ゆみ「そうだ。それならいいだろ?」

泉「えっと……まぁ、それなら」

ゆみ「よかった。場所は君が決めてくれていいぞ。どうしても思い付かないなら私が決めてしまうが」

泉「じゃあ、お任せしてええですか?外食あんまりいかないんで……」

ゆみ「わかった。私のおすすめの店に招待しよう」ギュッ

泉「あ、手……」

ゆみ「嫌だったか?」

泉「いえ……」

ゆみ「君の手は、綺麗だな」スッ

泉「わっ」

泉(こ、恋人繋ぎ!?)

ゆみ「……」ニギニギ

泉(なんか恥ずいな///)

*

モモ「……」

久「今度は東横さんかぁ」ニヤニヤ

シロ「何が?」

久「さぁねー」ニヤニヤ

*

ゆみ「君は」

泉「ふぁい!?」ビクッ

ゆみ「今、好きな人とかいるのか?」

泉「な、なな何で急にそんなことを!?」

ゆみ「何でだと思う?」

泉「え、えとえと」

ゆみ「ま、教えないがな」クスクス

泉「なんですかそれ……///」

ゆみ「それで?いるのか?」

泉「…………今はおりませんけど」

ゆみ「ふふっ、それは良かった」

泉「何がよかったんですか!?」

ゆみ「何で、だろうな」ジッ

泉「あうっ///」

泉(なんなんこの人!?)

ゆみ「顔が赤くなってきてるぞ」スッ

泉「ひゃっ」ピクン

泉(アカンアカンアカン!何も考えられなくなる!!)

ゆみ「ふー」

泉「ひゃあああ!!///」ビクビク

*

モモ「もう駄目!!駄目っす!!」

久「えーこれから楽しくなるのにー」

モモ「駄目ったら駄目っすよ!!ここで中断っすー!!」

久「はいはい」ニヤニヤ

*

泉「あのっ、ゆみ先輩///」

ゆみ「なんだ泉」

泉「ええっと……///」

郁乃「ただいまー」ガラッ

泉「っ!」ビクッ

郁乃「お留守番ありがとなー。もう行ってええでー」

ゆみ「そうですか。ほら泉、行こうか」

泉「あ、は、はい……」

ゆみ「失礼しました」

泉「失礼しました……」

ゆみ「それじゃあな」

泉「はぁ……」

ゆみ「食事、楽しみにしてるぞ」ボソッ

泉「……っ」ビクッ

泉「はい///」


*
*
*

ゆみ「疲れた」

久「グッジョブよゆみ!よくやったわ!」

ゆみ「あれでよかったのか」

久「オッケーもオッケーよ!バッチリ!」

ゆみ「そうか」

モモ「先輩!!」

ゆみ「なんだ?」

モモ「ううー」

ゆみ「?」

モモ「えいっ」ギュッ

ゆみ「っとと、どうしたんださっきの照みたいに」

モモ「なんでもないっすー!」ギュー

ゆみ「?」ポンポン

久「いいわねいいわねぇ」ニヤニヤ

菫「最後は小瀬川か」

照「頑張って」

シロ「ダルいけど行ってくる」

塞「あっ、シロちょっと待っ」

ガラッ ピシャン

塞「……」

塞「う"ー」ソワソワ


>>52
シロは誰を?

咲にすればよかとですか?絹にすればよかとですか?


シロ「……」グテー

シロ(あの二人はさくっとターゲットを見つけれたけど、普通はそうはいかない)

シロ(というか一発で成功すること自体がおかしい気がする)

シロ(……そういや私から声をかけなきゃいけないのか)

シロ「ダルいなぁ……」

*

照「ずっとベンチに座りっぱなし」

モモ「動く様子ゼロっすね」

久「でも何かしら考えてはいるっぽいわね」

菫「お、誰か来たぞ」

*

シロ(どうしようかな……)

シロ「んー」ユラユラ

ポスッ

「ひゃあ!」

シロ「ん?」

咲「あ、ええと、あれ?あの……、あなたは……」

シロ「……」

シロ(ベンチで横になろうとしたら何故か膝枕されていた)

シロ「……」

シロ「まぁいいや」ゴロン

咲「よ、よよよよくないですよぅ!」

*

照「咲ィィィ!!!!」

菫「うわっ、急にどうしたんだ!?」

照「いや特に意味はない」

菫「だったら静かにしていろ!」

*

シロ「……」コロンコロン

咲「あのー……」

シロ「いい」

咲「はい?」

シロ「いい膝枕。高得点」

咲「は、はぁ。ありがとうございます?」


シロ「そして…………あなたは誰?」

咲「このタイミングでですか!?」

シロ「さっきは一休みする方が優先だったから」

咲「そ、そうですか。ええっと私は一年の宮永咲です」

シロ「宮永……照の妹さん?」

咲「お姉ちゃんのこと知ってるんですか?」

シロ「私も三年だから。ちなみに名前は小瀬川白望、ながったらしいのはダルいからシロでいいよ」

咲「じゃあ、シロ先輩……?」

シロ「疑問符はいらない」

咲「し、シロ先輩」

シロ「はい」

咲「……」

シロ「……」

咲「……」

シロ「……」

咲「あ、いえ名前を呼んでみただけですからっ」

シロ「そう」

*

塞「……」ソワソワ

モモ「悪くは無さそうっすね」

久「何がスゴいってあれからずっと膝枕させたままってのがスゴいわよね」

照「あ、今頭なでた」

*

シロ「んっ」

咲「あっ、ごめんなさい。お姉ちゃんの時みたいについ」

シロ「いいよ、続けて」

咲「いいんですか?」

シロ「気持ちよかったから」

咲「じゃあ……」ナデナデ

シロ「落ち着く……」

咲「……」ナデナデ

咲(なんかほっこりする……)


*

久「あいつぅ!母性本能をくすぐってるわね!!」

照「母星本能?」

『私は星に帰るんだ!家族の待つ、故郷へと!!』

菫「照、多分お前の思ってるのとは違うぞ」

久「今の咲はシロを何故かほっとけない状態におちいっているばすよ!」

東横「はぇー、高等テクニックっすね」

*

咲「頭、痛かったりしてないですか?」

シロ「大丈夫」

咲「なんかこうした方がいいとかありますか? 」ナデナデ

シロ「問題なし」

咲「何かあったら言ってくださいね」ナデナデ

シロ「ん」

咲「そういえば、シロ先輩は何でここに?」

シロ「考え事をしていた」

咲「考え事ですか」

シロ「そう。気になる?」

咲「んー、気になると言えば気になりますね」

シロ「じゃあ、教えない」

咲「ええっ!?なんでですか!?」

シロ「困った顔が面白そうだったから」

咲「もう、意地悪ですよ!」

*

久「目を離した隙にいちゃついとる……」

塞「ううううぅ」ソワソワ

菫「久、そろそろやめてあげたらどうだ?」

久「えー」チラッ

塞「……」ソワソワソワソワ

久「ま、いっか。小瀬川さんにあれ以上させても何も無さそうだし」

久「まぁ、落とせてると判断していいでしょう。呼び戻しましょうか」

*
*
*

シロ「なかなか良い一時だった」

菫「そりゃあ膝枕されて頭なでられてるだけだったからな」

照「甘え上手?」

ゆみ「微妙に違う……のか?」

塞「シロ!」

シロ「?」

塞「膝枕する!?」ポンポン

シロ「……なんで?」

塞「なんでも!」

シロ「……」

コロン

塞「ど、どう?」

シロ「……」

シロ「悪くない」

*

久「結果発表はいらないわよね?」

モモ「まぁ……」

照「うん……」

塞「そうだね……」

菫「なんだ、いいのか?最初あんなに言っていたのに」

照「むしろモテないで欲しいという気持ちになった」

ゆみ「どういうことかわかるか?」

シロ「さっぱり」

塞「まぁ、あれよ!誰が優れてるとか劣ってるとかくだらなくなったってこと!」

モモ「そ、そうっす!」

ゆみ「?」

久「そういうことにしておいてあげなさい」ニヤニヤ

ゆみ「まぁ別にいいが」

菫「それよりも久、あのことだが」

久「大丈夫よ、約束は守るわ」

菫「そ、そうか……」

久「それじゃっ、今日は楽しませてもらったわ!またねー!」

ゆみ「またがあってたまるか」

菫「本当だ」






久「この動画、後々に使えそうねー」






というわけで次のお題でも頂戴しようかと
お題は安価ではないので適当に思い付いたのを買いてください
面白そうなものがあればそれで書かさせて頂きます

あと咲怜はもう少しお待ちを
イチャイチャは書けてもナンパは難しいのです

マリみて的な姉妹(スール)制度みたいな

>>74
マリみてってどんなんでしたっけ

ハギヨシ「タイがまがっていますよ」

京太郎「お、お兄様……」

みたいなのでいいんですか?


よし、次何にするかいくつか上がった書きやすそうなのから決めよう

1身体測定
2エイプリルフール
3衣、猫を拾う
4味覚談義
5ハギヨシさんがみてる

>>90
までで多数決

3

多数決の結果、『ハギヨシ、京太郎を拾う』に決まりました
では書いてきます


衣「るんるんりる、お花畑に~♪」

智紀「機嫌、いいね」

衣「今日はハギヨシに起こされず自分で起きることができたのだっ」

智紀「そっか」

衣「はいぴーぽ、へいぴーぽ……ん?」

ニャー

智紀「捨て猫……」

衣「何々、『拾ってください、貴方が拾わなければこの子は死にます』…………智紀!」

智紀「だめ」

衣「まだ言ってないぞ!」

智紀「今から学校、連れてはいけない」

衣「そんな……」

智紀「帰りにまだいたら透華に聞いてみよう?」

衣「うぅー」チラチラ

智紀「大丈夫、餌も誰かが置いていったみたいだし、この子、そこそこ大きいから死んじゃいはしない」

衣「わ、わかった……」

智紀「じゃあ行こう」スタスタ

衣「む"ー」チラッ

タタタッ
ヒョイッ

衣「ならば学校まで競争だー!」ダダダ

智紀「早く行っても学校が早く終わるわけじゃないのに……」



一「おはよー、ともきー」

純「うーす」

智紀「おはよう。衣は?」

一「へ?まだ来てないけど……」

智紀「あれ?」

一「どうかしたの?」

智紀「さっき、私より先に行ったはず……」

純「廊下でなら見たぜ、なんか腹を抱えてた」

智紀「……?」

衣「……」ガラッ

一「あ、衣おはよー」

衣「う、うむ!お早う!」

智紀「衣、先着いてた筈なのにどうしてた?」

衣「えっ!?あ、あれだ!教室の前で腹をくだしてな!」

純「あぁ、それで腹を抱えてたのか」

衣「っ!まぁな!」ビクッ

智紀(なんか変……?)

晴絵「はーい席つけよー」ガラッ

衣「ほ、ほら、担任も来たことだし席に着こうか」ソソクサ

一「そだね」

純「あー、またこれからたるい授業が始まるのかー」

智紀「……」


放課後体育館裏

衣「ふふふ、ほらパンだぞー」

猫「にゃおーん」

衣「こらこら指までなめるな」

智紀「見つけた」

衣「は!?」

智紀「その猫は……」

衣「これはそのっ」ゴソゴソ

猫「にゃおーん」

智紀「……はぁ、連れてきちゃったものは仕方ない」

衣「へ?」

智紀「とりあえずその子を連れて生徒会室に行こう」

衣「怒らないのか……?」

智紀「……飼うこと自体は反対してない」

衣「ともき……」

猫「悪いね」

智紀「早く行こう。透華に取り合えず事情を話す」

衣「……うん!」


久「それならここで飼っちゃえばいいんじゃない?」

衣「なに!?」

透華「ちょっと会長!?」

久「まぁまぁ、そろそろこの部屋にも癒しが欲しいと思ってた所なのよ」

透華「だからって……」

久「どう?天江さん。ここなら餌代とかかからないわよ」

衣「私は学校側が構わないな頼みたいくらいだ」

智紀「飼いたいんじゃ、なかったの?」

衣「いや、私はこの子が可哀想で出来るのなら飼ってやりたいと思っていただけだ」

衣「断られたら里親を探すつもりでいた…………一人ぼっちは嫌だからな」

智紀「そっか」

透華「衣……」

智葉「何言ってるんだ」

久「あら智葉いたの?」

智葉「今さっき来た。話は聞かせて貰ったがダメに決まっているだろそんなもん」

久「なんでよ、小学校とか飼育小屋あるじゃない。それと一緒よ」

智葉「全然違う」

久「何よ~、あなた猫好きの癖に~」ヒョイッ

智葉「なっ、違う!!私は別に好きではっ」

久「ほれほれ」

猫「……」ジー

智葉「くっ…………なんて魅惑的な瞳……っ!」

猫「……」フンフン

智葉「駄目だっ!顔を近づけては……っ!!」

猫「ニャー」スリスリ

智葉「あぁっ!!!」

透華「何をやっていますの……」

智紀「小劇場?」

衣「辻垣内書記、駄目だろうか?」

智葉「だ、駄目……」

猫「にゃーん」ジー

智葉「じゃない!!」ナデナデナデナデ

久「あとは菫ね……」


*

菫「すまん、遅れた」

シーン

菫「……?誰もいないのか?」

菫「久がいないのはともかく、透華も智葉もいないとは……」

ニャー

菫「ん?」

猫「にゃおーん」

菫「……」

菫「……」

菫「……」キョロキョロ

菫「よし」




菫「どうちまちたか、迷いこんできちゃいまちたか~」

菫「よーちよちよち、可愛いでちゅねー」

菫「うりうり、ここが弱いんでちゅか?喉を鳴らちてまちゅよ~」

菫「ほーらもふもふ~、ふふふふふ」

*

ビデオ<コッチデチュヨー

久「……」

透華「……」

智葉「……」

衣「……」

菫「……」

久「校内放送で流しちゃおうかしら」ボソッ

菫「……」

菫「飼っても……いいんじゃないでしょうか」

久「そう、よかったわね天江さん」

衣「あ、あぁ……」

透華(衣、凄く微妙な顔をしてますわね)

菫「終わりだ、何もかも……」

智葉(私も人前以外では同じ感じなことは黙っておこう)

久「……」






ビデオ<キョウハカンヅメデチュヨー

久「……」

智葉「う、うわあああああ!!!」




寝ぼけてたからよくわからないものを書いてしまった申し訳ない
次の身体測定はちゃんとやろうと思う
というわけで
具体的に何をやるか>>108さん決めてくれ

胸囲を測る前に胸を育てることに定評があるゆみにマッサージの依頼が殺到
体重測定で明暗

了解っす、書いてくるっす
あとクロチャーもできれば採用させてもらうっす


それは愛しくも切ない、恋の物語


ハギヨシ「行くところがないのならば、うちへ来ませんか?」


彼と出会ったのは、強い雨の降る夏の事だった


京太郎「あなたが、そうやって無防備な格好をするから!」

ハギヨシ「誘ってる……ということに気づきませんか?」


二人は愛に溺れていく


京太郎「ハ、ギヨシ、さん」

ハギヨシ「大丈夫、力を抜いて……」


心地よい深みへと


京太郎「こんな時間がずっと続けば……」

ハギヨシ「私も、そう思いますよ」


しかし

二人の前に突然大きな壁がはだかる


ハギヨシ「京太郎君が旦那様!?」

透華「彼は……私の弟なんですの」


急速に崩れる穏やかな日常


京太郎「なんでですか!?ハギヨシさぁん!!」

ハギヨシ「それは私が執事で…………貴方が主だからですよ」

ハギヨシ「『京太郎君』」


二人の運命は一体?


透華「京太郎君!?」

京太郎「身分とかそんなの関係ないっすよ」


彼は乗り越えられるのか?


京太郎「それでも、好きだから」

ハギヨシ「京太郎……君」


彼は受け入れる事ができるのか?



劇場版『俺がペットで彼の主で』

近日公開!!





咲「お姉ちゃん!一緒に見に行こうよ!!」

照「だが断る」



どうやらここの照にシスコンは望めないようだな

とりあえず乙

>>114
普通の仲の姉妹なら妹が腐っていくのは止めるべきだろ(震え声)


あるものは歓喜に沸き上がり

あるものは悲しみにくれる

今日はそんな少女達のXday

健夜「こーこちゃん、へんなナレーション入れないでよ」

恒子「いやーたはは」

はやり「いやいや、間違いでもないよ?私も学生時代の頃は体重計と睨みあったもんだよ」

恒子「それってにじゅ」

ガッ

恒子「じゅーねんまえのはなしですよね」

はやり「うん、そうだね」ニッコリ

トシ「何やってるんだい」

健夜「あ、教頭先生」

トシ「遊んでないで早く始めるよ。生徒達も待ってるんだ」

恒子「はーい」

はやり「はーい☆」

健夜「二人とも何の担当だっけ?」

恒子「私は体重」

はやり「私は身長」

健夜「そっかぁ」

恒子「すこやんは?」

健夜「胸囲と座高だって」

恒子「ふーん」

はやり「あ、来たよ」

>>120
最初に来たのは?

シロ


良子「ネクストガール」

シロ「ダルい……」

良子「まずは身長からだからあのキツい先生のとこに行ってね」

シロ「はい」

*

シロ「お願いします」

はやり「はいはーい☆……結構身長高いね」

シロ「いえ……」

シロ(トヨネのがよっぽど高いもんなぁ)

はやり「はい、終わり!次は体重ね」

シロ「ありがとうございました」

*

恒子「いらっしゃーい。ちゃちゃっと終わらせよう!乗った乗った!」

ガチャン

恒子「……っ!」

シロ「?」

恒子(この身長このプロポーションでこの体重!?)

恒子「はい、お疲れさま……」

シロ「はぁ……?」

シロ(何で急にテンション下がったんだろ?)

*

健夜「はい、手をあげてー」

シロ「……」スッ

健夜「んー」

健夜「んんっ!?」

シロ「わっ」ビクッ

健夜(私より大きい……)

シロ「あの……」

健夜「あぁごめんごめん。なんでもないよ、はい紙貸して」

シロ「は、はい」

健夜「えーっと……」

健夜(あたしより体重も軽い)

健夜「はい、おつかれさまでしたー……」

*

シロ「……」

シロ「去年とあんまり変わってないなぁ」


次は>>127

http://www.2adultflashgames.com/f/f-Window-Girl-989.htm
漫ちゃん


漫「お願いします」

はやり「……」

漫「瑞原先生?」

はやり「あ、あぁ!ごめんね!」

*

漫「どうでしたか?」

恒子「……」カキカキ

漫「先生?」

恒子「次へどうぞー」スッ

漫「あれ?は、はぁ」

恒子「……」プルプル

*

健夜「はい、これ」プルプル

漫「成長してましたか?」

健夜「んー、残念賞かな?」プルプル

漫「あとなんでずっと顔をしかめて震えてるんですか?」

健夜「な、なんでもないよ!」

漫「そうですか……?」

*

漫「皆、なーんか変だったなぁ……あれ、用紙の端になんか書いてある」

『鏡見た方がいいよ』

漫「鏡?」

スタスタ



トイレ<ナンヤコレエエエエ!!



はやり「何で鰻って書いてあったんだろ」

恒子「あっはっはっはっは!!」ヒーヒー

健夜「こ、恒子ちゃんっ、笑いすぎ……ブフッ!」


良子「次は>>133、come on」

針生アナ


咏「へい、えりちゃん先生」

えり「その呼び方はやめてくださいと言ったでしょう。何ですか?」

咏「えりちゃんさぁ、教員用の身体測定行ってないでしょ?」

えり「へ?」

咏「やっぱりねぃ。昨日の朝あったんだよ、健康診断もかねたやつ」

えり「忘れてました……」

咏「あとでいっといでよ?」

えり「わかりました」

*

えり「あの」

トシ「はいはい、話は聞いてるよ。早くいっといで」

えり「はい。本当に迷惑かけてしまい申し訳ありません」

トシ「次からはこういうことは無いようにね」

えり「はい」


えり「失礼します」

はやり「来たな!この悪魔め!!」

えり「えっ!?」ビクッ

はやり「引っ捕らえい!!」

恒子「おらぁっ」ガシッ

えり「ちょっ!?福与アナ!?」

恒子「すこやん!今だ!!」

健夜「ごめん!針生先生!!」

ギュッ

えり「ひゃん!」

はやり「どう!!?」

健夜「この感覚は……!」サワサワ

えり「ちょっやだっ、」

健夜「くびれ!!圧倒的無駄肉の無いウェスト!!」

恒子「ちっきしょー!!おっぱいも大きい癖によー!!!」グニングニン

はやり「胸も大きいけとお尻も大きいですね(笑)って言われた私の気持ちがわかるかー!!!!」

えり「ひああああああああ」

この後熊倉教頭に叱られました


良子「次は>>140さんどうぞー」

絹恵



ハギヨシ「身長はたいして何も無かったようです」

*

絹恵「失礼します」

恒子「はいどーぞ」

がちゃん

恒子「んー」カキカキ

恒子「はいお待ち」

絹恵「あー、また増えてる」

恒子「部活はサッカーだっけ?」

絹恵「あ、はい」

恒子「なら大丈夫!ついてるのは筋肉だから増えても問題なし!」

絹恵「でも、部活引退したあとその筋肉は……」

恒子「……」

絹恵「……」

恒子「お次どうぞー」

絹恵「スルーですか!?」


絹恵「ありがとうございましたー」

健夜「はーい」

スタスタ

絹恵「体重の他に変化は……、」

洋榎「絹!」バッ

絹恵「あ、お姉ちゃん!?私の用紙!!」

洋榎「油断大敵やで!」

絹恵「もー、返してーなお姉ちゃん」

洋榎「あかんあかん、チェックせな。さて私と絹のプロポーションの差は……」

身長 負け
胸 負け
体重 勝ち

洋榎「よし……!体重だけは勝っとる……!!」

絹恵「お姉ちゃん、満足した?」

洋榎「もうええで!!ほら!!」

絹恵「どうだったん?」

洋榎「んー?ええ感じに成長しとったんちゃう?知らんけど!」

絹恵「そんな三尋木先生みたいに……」

洋榎「じゃあな絹!ヒャッホー!!」タタタッ

絹恵「もうっ」

絹恵「……」






その時彼女は気付いていなかった

BMIは妹に負けていたということを

今日は一旦ここまで

とりあえず次で身体測定最後にしておきましょう

というわけで最後>>145

成香

成香って北海道の選手でしたっけ?

了解しました
それではまた明日

すみません、今日は更新できそうにありません


成香「失礼します」

はやり「はいはい、こっちでーす」

*

成香「ありがとうございました」

はやり「礼儀正しい子だね君は」

成香「い、いえ、そんな……」

はやり「あとは髪を切ればねぇ」

成香「……」

*

成香「ありがとうございました」

恒子「はいよー、君は終始態度が良かったねぇ」

成香「あ、ありがとうございます」

恒子「でも前髪はもうちょっと切った方がいいかも」

成香「……」

*

健夜「はい、これで終わりですね。お疲れさまでした」

成香「ありがとうございました」

健夜「ね、本内さん」

成香「はい?」

健夜「前髪もっと切った方がいいんじゃない?」

成香「……失礼しました」

*

成香「……」

成香「すぅー」

成香「前髪はアイデンティティだばかやろー!」

辻垣内「屋上でなにやってるんだ」

成香「心のもやもやを晴らそうと思って」

身体測定も終わったので次のお題決めましょうかね
というわけで何かアイデアを募集します


俺が保健室に入るとすぐにベッドの上に組伏せられた

「萩原先生?」

「今、だけは、愛称で呼んでくれませんか?」

熱い吐息を漏らしながら彼が俺の腹の上に跨がる

「……ハギヨシさん」

「ふふっ、それでいいんです」

俺が二人きりの時だけの愛称を呟くと彼は嗜虐的な笑顔を顔に滲ませ、もどかしそうに自分のネクタイをむしりとった

「ダメですよ……ここ、学校なんですから……」

「大丈夫です…………この時間は誰も来ませんよ」

そのままゆっくりと彼に抱き締められ、彼の首もとに俺の顔がおさまっま

「ねぇ、京太郎くん」

耳元で甘い声が囁かれる

聞くだけで脳みそが麻痺し、背筋がとろけそうになる

大好きな人の声

呼吸をすると彼の首すじにうずめた鼻から、汗と薄目の整髪料の臭いが俺の肺の中へと入ってくる

満たされていく

「もう、しても、いいでしょう?」

彼がそう呟く頃には、既に俺の意識は定かではなく、ただ彼に強く求めて欲しいとだけ願っていた

こくりと、一つ頷くと彼は俺のシャツを荒々しく開けて、まっすぐに鎖骨へとしゃぶりついた

「っ、」

一気に体のスイッチが入れ替わる

彼の唇の触れたところから、どんどんと熱を帯びていき

徐々に周りへその熱が拡散していく

彼がゆっくりと俺の体をなめ回し、へそのすぐ下あたりにまで来ていた頃には

俺は彼の足へ、自分の足を必死に絡まらせていた

「ハギヨシさん、俺、」

「私も、そろそろ限界ですね」

そう言って、ハギヨシさんは顔をあげると、ぬらぬらとてかる俺の体に跨がったままベルトをはずし

そして……






尭深「いい作品だった……」

誠子「教室でそんなものを開くんじゃあない!!」



よし、今回は安価と多数決二つで決めよう

1教師陣の日常(学校編休日編ダブルで)
2クロチャー暴走、おもちに忍び寄る魔の手
3てるてるの古書店めぐり
4シズ、うまいもんめぐり
5ハギ京観察同好会

>>184まで
ただし、>>177は採用確定

1


2と3で多数決ですね
では>>192まで

3


じゃあまずは教師の日常学校編から
キャラ指定
>>198

すんません
大人勢から選んでください
安価下

赤土

了解、ちょっと風呂入ってきます


淡「いちね~ん、ぶぃーぐみぃ~」ファサッ

「「「「レジェンドせんせーい!!」」」」

晴絵「はいはい、どーもどーも」

淡「ノリ悪いぞー!」

晴絵「あたしは月曜の朝からそんな元気なんて出ないんだって」

淡「ぶー」

優希「タコスを食べてないからだじぇ!」

晴絵「朝っぱらからんなもん食えるか!」

原村「淡さん、優希、先生も困ってますからそろそろ静かにしましょう」

晴絵「そうそう、委員長さんを見習って静かにしなさんな」

淡「ちぇー」

優希「のどちゃんに言われたら言い返せないじぇ」

晴絵「それはあたしだったら言い返せるってことかねえ……」


晴絵「ソクラテスは正しい知識を持っていれば自然と良い行いをする、王陽明は正しい知識を用いて良い行いをしていこうって感じなの」カッカッ

晴絵「だからソクラテスの知行合一と陽明学での知行合一には若干意味合いが違ってくるってことね」

晴絵「テストに直接は出さないけど理解しておかないと解けないからちゃんとここはノートとっておくんだよ」コンコン

穏乃「……クー」

憧「シズ、起きなさい」ユサユサ

晴絵「……」

ブンっ

パアン

シズ「いったーーーーい!!!」ガタッ

咲「うわ、投げたチョークが当たったら粉々に砕けた……」

優希「スピー」

原村「ゆーき!ダメです!起きてください!」

ブンっ

パアン

原村「ゆーきーー!!!」

淡「こうして犠牲が増えていくのであった」

咲「淡ちゃんってこの時間だけは寝ないよね」

淡「名物『レジェンドチョーク』が見られるからね」

咲「あぁ……」


晴絵「うあー」

咏「だれてるねぃ」

晴絵「あたしはもうお疲れさんだよー、一年の奴ら元気過ぎだよー」

咏「まぁまぁ、元気があるのはいいことなんじゃね?知らんけど」

晴絵「そーだけどさー」

咏「そういや、今から大沼教頭と昼食食べに行こうと思うんだけどどう?」

晴絵「えー、」

咏「奢りだって」ボソッ

晴絵「いくぅ!」

咏「うぉっ、急に元気になったねぃ」

晴絵「ご飯奢りとなっちゃね!ちなみにどこ?」

咏「おそば」

晴絵「よしよし、レッツゴー!」グイー

咏「ちょちょちょ、引っ張るなっての!」


晴絵「あと一週だぞー」

穏乃「うおっしゃー!!」ドドド

憧「はぁ、はぁ、速すぎ……」

晴絵「ほら、憧も頑張れー」

憧「私っ、長距離選手じゃ、ないしっ!はぁっ!」

穏乃「私も長距離専門ってわけじゃないよー!!」ドドド

晴絵「シズー、もう終わってるぞー!」

穏乃「皆が終わるまで続けるー!!」ドドド

晴絵「すごいなぁ」

憧「はぁはぁ、」

晴絵「はい、憧は終わりね。お疲れ」

憧「ねぇ、晴絵っ、先生!」

晴絵「どうした?」

憧「なんでっ、似合わない、ブルマなんか、履いて、るの?」

晴絵「……」

晴絵「憧もう三週追加!」

憧「死ぬ……っ!」

穏乃「あははー!!」ドドド


「先生さよならー!」

晴絵「はいさよならー」

晴絵「……ぬはあ」

ハギヨシ「大丈夫ですか?」

晴絵「あぁ、萩原先生……無理っぽいです」

ハギヨシ「このあと皆さんで軽く飲みに行くって話が出ていたんですが……」

晴絵「……萩原先生は?」

ハギヨシ「私も参加しますよ」

晴絵「行く……!」

ハギヨシ「無理をなさらなくても……」

晴絵「無理をしてでも行きたいんです!」

ハギヨシ「は、はぁ」

晴絵「よし、よしっ!」

晴絵(頑張れあたし!)

終わり
ハルちゃん真面目な人だから書きにくいですね
それでは次の人を>>208

のよりん先生

のよりん了解です
あとハルちゃんあんなんでよかったんすかね

昨日は何も言わず休んでごめんなさい
今日はちゃんと更新します


理沙「席に着いて!」ガラッ

センセーガキタデー
センセーガキタデー
センセーガキタデー

理沙「江口さんうるさすぎ!」

セーラ「ちょちょ!俺最初しか言うとらんで!?」

理沙「ホームルーム始める!」

セーラ「スルーかい!!」

理沙「今日は……」

理沙「……」

理沙「今日も皆頑張って!」

クラス「……」

菫「え、それだけですか?」

理沙「……?、うん」

菫「いや、なんかこうクラスへの連絡とかは……」

理沙「……」

理沙「各自で確認!」

理沙「以上!」

「……」

菫「いやいやいや!それで納得はできませんよ!?」


クラス「……」

理沙「授業を始める!」ガラッ

菫「起立、礼」

菫「着席」

理沙「前の続き。教科書、57ページから!」

由子(さぁ、今から地獄なのよー)

*

理沙「asの意味は前置詞、接続詞で意味が変わってくる」ペラペラ

理沙「as Aを形として考えた時、前置詞の意味は①Aとして②Aのとき③Aのように、Aのような、という風になる」ペラペラ

理沙「それに対して接続詞の場合は①『時』~するとき②『理由』~だから③『様態』~するように④『比例』~するにつれて⑤『譲歩』~だが⑥『付帯状況』~しながら、というようになる」ペラペラ

理沙「ofはみんな『~の』って訳したがるけど受験ではそうは行かず文脈によって①『主格』~が②『所有格関係』~の③『目的格関係』~を④『同格関係』~という⑤『オプション』~ついて、~に関する、~に際して、~に対する、」ペラペラ

理沙「が、ある」ペラペラ

菫「くっ!」カリカリ

菫(話がノンストップだから聞きながら書き続けなければならない!)カリカリ

由子(つらいのよー!)カリカリ

洋榎「あっ」ポキッ

由子(洋榎!)

理沙「さらにofでは自動詞が転じた名詞と形容詞が転じた名詞によって処理の仕方が違う、例えば」ペラペラ

洋榎「あっ、あっ、」カチカチ

理沙「and、but 、or、などの等位接続詞は前の文章と後の文章は必ず同じ性質のものが来る」ペラペラ

洋榎「あぁー……」ガクッ

由子(ドンマイなのよー)


キーンコーン

理沙「今日はここまで!」

菫「きりーつ……れーい……」

理沙「ごっはん、ごっはん♪」ガラッ

「……」チーン

由子「洋榎、ノートいる?」

洋榎「あー、借りるわー」グター

菫「照、起きろ!お前の好きな昼休みだぞ!」

照「無理……」ピクピク

菫「照ー!!」


理沙「~♪」モグモグ

みさき「またカレーですか?」

理沙「カレー大好き」モグモグ

みさき「ほらほら口の周りに付いてますよ」

理沙「んっ!」ズイッ

みさき「……?」

理沙「拭いて?」

みさき「はぁ、わかりましたよ」フキフキ

理沙「んふ~」

みさき「もう、そんなんじゃ誰も貰ってくれませんよ?」

理沙「?」

みさき「結婚ですよ結婚」

理沙「……」

理沙「私、みさきとしか結婚する気ないよ?」

みさき「んなっ!!?///」

こんな感じですかね
じゃあ、次の先生を>>225

咏ちゃん先生了解です
あと、のよりんを勝手にみさきさんとくっつけてしまってすみません

遅くなっちまっただー!


咏「動詞や形容動詞の活用はちゃんと覚えておいた方がいいよー」

咏「センターでも二次でも使うからねぃ」

和「先生、特に何がよく出ますか?」

咏「んー、わっかんねー。ある意味その年その年かね」

咏「ぶっちゃけ全部頭の中にぶちこんだ方がいいと思うぜぃ」

咏「予想を立てとくのも大事だけどやっぱり基礎が一番大事だしねぃ」

和「はぁ……わかりました」

咏「んじゃ、教科書開いてー。25ページからだっけ?知らんけど」

泉「あ、はい。あっとります……」

咏「おっけおっけ。んじゃ始めるか」

*

えり「三尋木先生」

咏「ん?どったの?」

えり「生徒から『何故キャラ通りの授業をしないのか』という文句が来ています」

咏「えぇー」


えり「あともう一つ来ています」

咏「真面目に授業やって何で文句がくるのかねー……」ブツブツ

えり「いいですか?」

咏「え?あぁ、うん。いいぜ」

えり「なんでも『教卓の前に立つと、(先生が)消えるので気をつけて欲しい』だそうです」

咏「……」

えり「……」

咏「それってどうしようもなくね?」

えり「そう……ですね」

咏「……」ズーン

えり「あ、あの、」

咏「ちくしょー!」グワシ

えり「きゃあああああ!!」

咏「ちっさいのは仕方がないだろー!!」モミンモミン

えり「ひああああああ!!?」





良子「あれ、萩原先生次授業ですよね?」

ハギヨシ「えぇ、」

良子「行かないんですか?」

ハギヨシ「……」

良子「やけに立とうとしませんね」

ハギヨシ「……」


咏「もりもり」

晴絵「口の効果音と食べてる量があってないよ」

大沼「……」ズルズル

咏「私、口が小さいからさ、一度に多くたべられないんだよね」

大沼「……」ズルズル

咏「だからせめて効果音だけでもと」

晴絵「見た感じチュルチュルが一番合ってたと思うけどね」ズルズル

咏「んー、もっと一気に食べたいんだけどなぁ」チュルチュル

ズルズル
ズルズル
チュルチュル

ズルズル
ズルズル
チュルチュル

ズルズル
ウッホウッホ
チュルチュル

晴絵「ぶっ!ごほ、ごほっ!」

咏「何今の効果音!?」

大沼「いや、一人だけ効果音が違うのは可哀想かと」

咏「だからって食事で出せる音じゃないよねぃ!?」

大沼「いや知らんけど」

咏「私のセリフ!!」


「お疲れ様でしたー」

咏「はーい、お疲れー」

咏「んー!」ノビー

咏「くはぁ」

ハギヨシ「三尋木先生」

咏「ありゃ、ハギヨシ先生じゃん。何かよう?」

ハギヨシ「今日、飲み会があるそうなのですがどうですか?」

咏「んー、メンツは?」

ハギヨシ「私と、大沼教頭と、熊倉教頭、赤土先生、瑞原先生、小鍛治先生ですね」

咏「うぇっ、すこやん来んのかー、あー……パスで」

ハギヨシ「かしこまりました」

咏「また次の機会に誘ってねぃ」

ハギヨシ「えぇ、もちろんです。では」

咏「……」

咏「命は惜しいからなぁ……」

咏ちゃんはこんな感じ、何か普通っすね
そろそろ休日編に行きましょうか
>>244
キャラ指定

いくのん

いくのん了解です
次回の更新は少しかかるかも……

飲み会

健夜「お酒ういいいぃぃぃぃぃ!!!!!」

晴絵「」カタカタ

健夜「ういいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」

休日なのでかなり短いです
その分、多目の人数とりますが


8時

郁乃「スースー」

9時

郁乃「うーん……」ゴロ

10時

郁乃「すかー」

12時

郁乃「……」ショボショボ

郁乃「トイレ……」トテトテ

15時

郁乃「くかー」

18時

郁乃「……」

郁乃「うちの、うちの休日が……」ワナワナ

郁乃「のーー!!!」

郁乃「ていうか……」

郁乃「うちの携帯、誰からも連絡が無い……」

郁乃「遊びの誘いも……ご飯の誘いも……お買い物の誘いも……」

郁乃「……」

郁乃「……」ジワッ

ピロリン

郁乃「ん……?」

from戒能良子

今日夜ご飯食べに行きませんか?

郁乃「……」

郁乃「良子ちゃあん!」ブワッ

20時

良子「グッドイブニングです郁乃さん」

郁乃「良子ちゃん!」ガバァ

良子「な、何事ですか!?」

郁乃「好きやー!良子ちゃああん!!」

良子「は、離れてください!ちょっ、どこ触ってんだテメェ!!」

いや本当に短いな、書いた自分もビックリ
こんなんなら郁乃善野ものなんて書いてるんじゃなかった
では次のキャラ>>253

藤田

カツ丼了解です
ちなみにいくのんは最初こんなのの予定でした


郁乃「んー、」モゾモゾ

郁乃「……8時」

郁乃「8時!?アカンアカン遅刻……」ガバッ

郁乃「って今日休みやったわ」ポフン

郁乃「うぁー、損した気分ー」ゴロゴロ

コツッ

郁乃「……?」

郁乃「……」チラッ

善野「……」

郁乃「……」

善野「おはようございます」

郁乃「おはようございます」

善野「……」

郁乃「……」

善野「……すぅ」

郁乃「起きろやー!」


郁乃「……で」モグモグ

善野「……?」ズズー

郁乃「なんであんたがうちにおるんや」

善野「んー……」

郁乃「……」モグモグ

善野「押し掛け女房?」

郁乃「ご飯作ったんうちやけどな」

善野「……」

郁乃「……」

善野「まぁまぁ」ズズー

郁乃「もういつもの事やしええよ……」モグモグ

善野「心配になって来たんですよ」

郁乃「うちはあんたの方が心配やわ。生徒よりも遥かに保健室利用しとる癖に」

善野「あはは」

郁乃「ようそれで校長できるな」

善野「むしろこんなのだから校長ができたんですよ」

郁乃「ふーん」


善野「それで」

郁乃「ん?」

善野「いつまで笑顔を張り付けて生活するつもりですか?」

郁乃「今は普通やろ」

善野「今はね」

善野「でも、いい加減私以外にも普段の顔見せたらどうですか?」

郁乃「ええよ、今の方が」

善野「なぜ?」

郁乃「厄介事が増えんで済む」

善野「……なるほど」

郁乃「それに……」

善野「それに?」

郁乃「私の中身知ってるのはあんただけでええわ」

善野「……」

郁乃「……」

善野「……そう言われると」

郁乃「……」

善野「そのままでもいい気になってしまいます」

郁乃「……」

善野「ズルいです」

郁乃「ふんっ」

今日は更新できません
ごめんなさい

うわあああああ!!!
今日も更新できない本当にごめんなさい!!!

待たせてごめんなさいね


休日

現在、私は行きつけのある飲食店のカウンターに座っている

頼むのはカツ丼大盛り

私の一番の好物だ

最近では食べ過ぎで生徒達から『カツ丼先生』なんてあだ名もつけられている

女性につけるようなあだ名ではないがまぁ、悪い気はしない

あだ名のお陰で生徒達と仲良くなれてもいるし

「はいよ。カツ丼大盛り、お待ち」

椅子に座ってからおよそ十分

ようやく私の待ち望んだものが来た


蓋を開けた瞬間、ぶわっと湯気が広がった

瞬間、カツ丼の卵と醤油が混じった匂いが鼻をつつく

それでは、手をあわせて

地球に。食材に。運ぶ人に。

そして、作る人に。手前勝手ながら、感謝

靖子「いただきます」

大袈裟か



手の平にずしんと来る感覚

そして伝わってくるほのかな熱

もはやこの感触だけでよだれが出る

まず、メインのカツを口にひときれ

卵でとじられていながらサクサクという気持ちのいい食感

肉も柔らかい

耐えられなくなり、米をかきこむ

この米もとじ卵からしみでたつゆが混じり旨い

靖子「……」

無言でカツ、米、カツとローテーションを繰り返す

箸が止まらない

いや、止めたくない

いつまでも、この旨さを味わっていたい

少し濃いめの味わいでありながらも飽きが全くこない

カツにからめられた玉ねぎも味がしっかりと染みている

気づけばもう3分の2も食べていた

靖子「しまった」

いつもこうだ

食べる事に夢中になり、我に返ったときには既にカツ丼はなく

もっと味わって食べればよかったと後悔するのだ

そして、再びこの店に訪れる

まさに魔性の料理

人を惹き付けてやまない美味いカツ丼

今日は、食べ終わる前に気づけただけでもかなりの幸運だろう

私は残り少しになってしまったカツ丼をゆっくり、一口一口

噛み締めるようにして味わうのであった


*

靖子「御馳走様」

手をあわせる、終わりの合図

満足だ

満腹で、満足だ

しばし、お茶を啜りながら余韻にひたる

目を瞑るだけで味が思い出せる

きっと来週も、再来週もここに来るんだろう

こんな休日の過ごし方を、同僚は勿体無いなどと言うが私はそうは思わない

人生っていうのは美味しい食べ物をどれだけ食べられるかっていうのが私の持論だ

世界には凄い数の美味しいものが溢れてる

でも一生かかってもそれを全て食べ尽くすことができるかなんてわからない

もしかしたら無理かもしれない

だったらなるべく多くたべたいじゃない

まぁ、私はカツ丼しかないんだけど

靖子「さて」

余韻も抜けたので席を立つ

今日はやけに感慨深くなってしまった

誰かが聞いてる訳ではないがなんだか恥ずかしい

そそくさと立ち去る

私の大好きなカツ丼を出してくれる大好きな食堂

また、来週来ます






「お客さん!お勘定!!」

靖子「あっ」

お腹空いてきた……
自業自得ですね。あと、本当に間を空けてしまってすみません。
では次の先生を
>>272

記者

oh!


怜「さーきちゃん」

咲「?何ですか怜さん」

怜「咲ちゃんさぁ、前に私以外の女の子はいらんって言ってくれたやんなぁ?」

咲「はい、確かに言いましたよ」

怜「うちもな、同じこと思っとったんや」

怜「だからな、これ」

ゴロン

咲「これ……は?」

怜「んー?竜華やで」

怜「つっても頭だけやけど」

咲「と、怜さん……」



咲「嬉しいです!!」

咲「私のためにこんなことしてくれるなんて……感激です!!」

怜「そっかそっか、えへへ」

咲「その…実はですね、私からもあるんです」

怜「咲ちゃんからも?」

咲「はい!その、これ……和ちゃんです!!」

ドサッ

咲「ど、どうですか?」

怜「咲ちゃん……最高や!!」ダキッ

咲「ひゃん///」

怜「まさかうちらの考えがそっくりだなんて」ギュー

咲「え、えへへ。私も嬉しいです///」

怜「咲ちゃん……」

咲「怜さん……」






竜華「みたいなことにそのうち……!」

セーラ「ならんわ」

やべ、書くとこ間違えた
どうも酉は変わってますが>>1です
西田さんは難しいのでもう少しお待ちください

待って待って
今別スレで書いてんの?

あれ、酉変わってない
スマホとパソコンでは何か仕様が違うのでしょうか。
まぁいいや、先ほどはパソコンからの書き込みということなので。何度も何度もすみません

>>280
一応、やってます

咲「ただの」照「暇潰し」
って奴です

すみません、リアルが忙しくて少し更新できそうにありません


尭深「駄目です」

智紀「何も思い付かない……」

西田「そ、そんな!こんなにも時間をあげたのに!」

尭深「すみません先生」

智紀「どれだけネタをひっくり回してもだめだった……」

西田「こんな……こんな事があっていいの!?」

ポンポン

エイスリン「ショウガナイ!」

西田「それにしてもひどいわよ!!」

本当にごめんなさい……
許してください!なんでもしますから!!

何がいいですかね

1おう、教師もう一人やるんだあくしろよ
2おう、照の古書店めぐりやるんだあくしろよ
3あう、何かもう一個テーマやるんだあくしろよ
4ハギヨシ「ホモ以外は帰って貰えないでしょうか」
くらいしか思い付かないんですが……

見た感じ4ぽいですね
了解しました!!!

いやいや、ただのおちゃめですよ
2ですね、了解です

そういや、忘れてました。
照の古本屋巡りに一人パートナーを付けたいと思います
誰でもいいので>>321決めてくださいな

誰だよ!すぐに西田出す奴は!!

書くとこミスったごめんなさい

忙しすぎて死にそうです
なんとか明日には更新しようと思います


ピンポーン

咲「はーい」ガチャッ

菫「やぁ、おはよう」

咲「あ、おはようございます菫さん」

菫「照はまだかな?」

咲「お姉ちゃんなら……」

照「準備できてぇる」ヌッ

菫「ひゃっ!……まったくびっくりさせるな」

咲(意外と可愛い声で驚くんだ、菫さんって……)

照「それじゃあ咲、逝ってくる」

咲「うん、逝ってらっしゃい」

咲「って、そうだ!」

照「?」

咲「これ、もしも見つけたら買っておいて」ペラッ

照「ん、わかった。それじゃあ」

菫「おじゃましました」

咲「はーい」ヒラヒラ

バタン

*

菫「なぁ、照」

照「ん?」

菫「さっきの『いってらっしゃい』だが何か変じゃなかったか?」

照「変じゃない。あれで合ってる」

菫「そ、そうなのか……?」


照「さぁ、逝こう」

菫「なぁ……その…………照……」

照「どうしたの菫」

菫「今日は何件まわるんだったか?」

照「4、5つはまわりたいと思ってる」

菫「そうか……なら何故」







チリンチリーン

菫「自転車なんだ?」

照「バス代でどんだけ本が買えると思ってんだテメェ」

チリンチリーン

菫「いや、いちいちベル鳴らさなくていいから」

照「菫は咲の自転車に乗って。これ鍵」ポイッ

菫「っとと、はぁ……まぁいいさ。いい運動にもなるか」

照「運動(ダイエット)」

菫「やかましい!」

照「それじゃあ出発」

菫「あぁ、おい、待てっ」

チリンチリーン

菫「鳴らすな!」


【移動中】





シャーーーーー

「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ」


キキーッ

照「着いた」

菫「はぁっ、はぁっ、はぁっ、」

菫「おぇっ」

照「大丈夫……?」サスサス

菫「大っ、だいじょ、オエッ」

照「いつものペースで走っちゃった……ごめんね」

菫「いや、ほん、とに、大丈夫っだから、」ハァハァ

照「そう?水いる?」

菫「もらっ、おうかな、」

照「はい」

菫「あぁ……」

菫(なんか照に負けた気分だ)ゴクゴク

照「少し休憩したら行こっか」

菫「あぁ」ゴクゴク

菫(『いく』の漢字が直ってる……)


照「さて」

菫「今日は何を買うつもりなんだ?」

照「大して決めてない。ぐるッと一周して良さそうなものがあったら買ってく感じ」

菫「そうか」

照「菫も適当に見てていいよ」

菫「ん、了解」

照「一周したら一度声かける」

菫「あぁ、じゃあ私は漫画のコーナーにいるから」スタスタ

照「……」フリフリ

*

照「何か面白いそうなものは……」

照「ってそういえば、咲のメモまだ見てなかった」ガサガサ

照「刀語に化物語シリーズ……最後にBOO○・OFF行けばいっか」

照「……それにしても咲ってそんなに西○維新好きだったかな?」

「…………」ペラペラ

照「ん?あれは……」



照が見かけた人物とは?
>>343

ガイトさん


照「智葉」

智葉「ん?」

照「やっほ」

智葉「あ、あぁ、宮永↑かぁ!」サッ

照「なんで私の名前を半オクターブ上げて呼んだの?」

智葉「い、いや何でもないぞぉ?」

照「しかも今、後ろに何か隠した」

智葉「っ!」ビクッ

照「……」ジリジリ

智葉「……」ジリジリ

照「隙あり」ガッ

智葉「っ、しまった!」

照「どれどれ」

智葉「やめっ、見るな!」

『魅惑のニャンコ写真集~猫の赤ちゃん大集合~』

照「……」

智葉「……」

照「……可愛いね」

智葉「///」


照「猫、好きなの?」

智葉「まぁ、嫌いではないな」

照「好きなの?」

智葉「だ、だから嫌いでは……」

照「好きなの?」

智葉「うぐ……」

照「好きなんだね?」

智葉「す…………好き」

照「だってさ、菫」

菫「私も好きだぞ、猫」

智葉「んなっ!弘世!?」

菫「ほう、猫の赤ちゃんか……いい趣味をしている」ヒョイッ

智葉「な、ななな!///」

菫「しかし、私個人としてはもっとこう、ヌボーっとした感じのふてぶてしい猫の方が」パラパラ

智葉「なんでお前がここにいる!!?///」

菫「ん?照の付き添いだ」

照「なんか欲しいのあった?」

菫「特に無かったかな」

照「そっか」

菫「照は?」

照「まだ探し途中、でも多分お目につくのはなさそう」

智葉「お、おい!弘世!宮永!」

菫「ん?」

照「どしたの?」


智葉「その、この事は誰にも……」

菫「あぁ、言わないさ」

智葉「ほ、本当か!?」

菫「本当だ、なぁ照?」

照「うん、言う必要性もない」

智葉「そうか……」ホッ

菫「だってほら、辻垣内の猫好きは知れ渡っているいるから」

智葉「………」

智葉「……はっ?」

照「もはや、周知の事実」

菫「今さら言っても……なぁ?」

照「……」コクコク

智葉「ちょっちょちょちょちょっと待て!!」

照「何?」

智葉「周知の事実って何がだ!!!?」

菫「猫好きのこと」

智葉「誰の!!!?」

照「智葉の」

智葉「何が!!!!??」

菫「猫好きが」

智葉「何だって!!!!!!???」

照菫「「周知の事実」」

智葉「うわあああああああああああああああああああぁぁぁぁ//////!!!!!!!!!」











「お客様、もう少しお静かに……」

智葉「あ、す、すみません…………////」


*

照「じゃあね」

智葉「あぁ……」

菫「また学校で」

智葉「あぁ……」

スタスタ

智葉「……」ガクッ

智葉「私の、イメージが……」

*

照「智葉の家、ここら辺」

菫「ふーん」

照「あの古本屋はよく利用するんだって」

菫「よく知ってるな」

照「前一緒に買い物したときに聞いた」

菫「……何?」

照「じゃあ次の店に行こう」

菫「お、おい待て照。買い物ってなんだ。何を買ったんだ」

照「……?何で?」

菫「あぁ、いや、別になんでもないんだが……」

照「?」

菫「あー、もういいっ。行くぞ!」

照「あ、待って」


【移動中】





「京太郎君は授業中、理由もなく勃起することってありますか?」

突然だった

春の日差しが暖かくなり、冬の寒さをやっと忘れそうになったある休日の午後、俺が彼の部屋でお茶を楽しんでいると声をかけられた。

「私は学生時代の頃、ちょくちょく勃起して困りましたよ。」

今、現在困っているのはそのような話題を振られた俺だ

「あれ、なんで勃起してしまうのでしょう。別にやましい事を考えているわけではないのに」

彼は俺にセクハラをしたいのだろうか、いや俺は男だ、セクハラにはならない……んだよな。

ならば一般的な男話、所謂(というかは知らないが)ボーイズトークというものをしたいのだろうか

思えば彼の職場には女性ばかりいる気がする。

こういう下世話な話をしたくてもできないのかもしれない。

うん、たまにはこういう話にのるのもありかな

「俺は」

「はい」

「俺は左曲がりなんです」

「奇遇ですね、私もです」

「勃起したときに」

「はい」

「なんとなく触りません?」

「触りますね」

「別に何か快感を得ているわけでもないのに……」

「何故か触ってしまうんですよねぇ」




それから俺とハギヨシさんは、勃起してしまったときに下着からはみ出て困ったり、放課まで勃起していると席が立てなくて困るだのと会話に花を咲かせた






咲「……」ジー

智紀「……」ジー

尭深「……」ジー

*

カラカラカラ

照「そういえば、あの映画館に咲がいるらしい」

菫「そうなのか」

照「なんでも今までとは異色の作品とかなんとか……」

菫「そのシリーズ、面白いのか?」

照「菫はあの道に行ってはダメ!」

菫「っ!?」ビクッ

私は生きてます


照「到着」

菫「近かったな」

照「いや、むしろ遠いくらい」

菫「そうか?」

照「一ヶ月以上経っている」

菫「?どういうことだ?」

照「やっぱ気にしないで」

菫「まぁ、照がそう言うなら……」

照「うん」

照「さて、お次の店は……」

*

咲「はい、着いたよお姉ちゃん。こ↑こ↓」

照「……」

咲「もう!お姉ちゃん、そこは『はぇ~』でしょ?」

照「……」

*

照「こ、こ→こ!」

菫「て、照!?どうした!?」

照「いや、苦い思い出がちょっと……」

菫「大丈夫なのか……?」

照「咲は腐ってない、咲は腐ってない……」ブツブツ

菫(妹さん関係の事なのだろうか……?)

照「気をとりなおして」

菫「あ、あぁ」

照「次はこの店」

菫「また新しい感じの所だな」

照「この前できたばっかり……らしい」

菫「ほー」

照「もしかしたら掘り出し物が見つかるかも」

菫「掘り出し物か」

照「そう、掘り出し……」

*

咲「ふんふーん」ルンルン

照「咲、上機嫌だね。何か良いことでもあった?」

咲「あ、お姉ちゃん実はね……ジャジャーン!」

照「……?なにこの薄い本?」

咲「沢村先輩がくれたんだ!掘り出し物なんだって!」

咲「掘って掘られての攻め受けリバースありありのレア物なんだよ!」

咲「まさに『掘り出し物』みたいな感じかな!」

照「……」

*

照「うわあああああ!!」ブンブン

菫「おい、なんだどうした!?」

照「大丈夫、大丈夫……」ハァハァ

菫「いやいや、全く大丈夫そうには見えないぞ!?」

照「大丈夫、大丈夫なんです……」フラフラ

ウィーン

菫「おい、待て!その状態で店の中に入るんじゃあない!」タタッ

ウィーン


「あれ?あの二人って確か……」



>>379
誰が見ていた?

>>378


店内

照(おお、『バカが全裸で○ってくる』が二冊ともある)

照(読みたいけど新品で買うにはと思っていたしちょうどいいかな……)

スッ

照「わっ」

「だーれだ?」

照「……」

「だーれだ?」

照「…………」

「だ、だーれだ?」グスッ

照「……」

照「トヨネでしょ?」

豊音「っ!正解だよー!」パアアア

照(可愛い)


照「トヨネも本を買いに?」

豊音「んーん、私はCDだよー」

照「家近いの?」

豊音「家は学生寮だから結構遠いよー」

豊音「だからバスで来たんだー」

照「なるほど」

豊音「宮永さん『も』一人?」

照「あ、い、いやその……」

豊音「私も今日、一人なんだよー」

照「トヨネぇ!!」ブワッ

豊音「な、何かな!?」


照(別に今日は一人というだけで、この後両親に会う用事があるから一人というだけだった)

照(というか普段から彼女は塞や胡桃とかと一緒にいるからぼっちというわけじゃない)

照(なのに何故一瞬、こんなに悲しくなったのだろうか……)

照(わからない)

豊音「宮永さんは弘世さんと一緒に来たんだよね?」

照「そう、あそこにいる」



菫「くっ、先に第六部を揃えてしまうべきか、それとも微妙に揃ってないが順番通りに第五部を買ってしまうか……いや、だが……」ブツブツ




豊音「なんか凄いブツブツ言ってる……」

照「菫の悪い癖」


豊音「近づきにくい雰囲気漂わしてるよー……」

照「周りのお客さんも距離をとってる」

豊音「かなりチラチラ見られてるね」

照「あんな様子でも美人だから」

豊音「校内でも人気あるもんねー」

照「バレンタインは大忙し」

豊音「そんな、校内指折りの美人を射止めた宮永さんは何者なのかなー?」

照「…………」

豊音「なーんて」

照「…………」

豊音「宮永さん?」

照「射止めてないもん」

豊音「あれ、そうなの?」

照「むしろ射止められたのは私の方」

豊音「……」

豊音「…………///」

照「いや、なんでトヨネが照れるの」

豊音「わ、わかんない!」パタパタ


豊音「え、えっと…………そうだ!弘世さん!弘世さんは元に戻って、」




菫「そうか!あえてのスティー○・ボール・○ンを先に集めるという方法も……っ!」ブツブツ


豊音「まだつづいてるー!?」

照「新しい選択肢が出たせいで余計に悩んでる」

豊音「あぁっ、店員さんが残念なものをみる視線で弘世さんをっ」

照「いや、あれは完全に残念美人と化している」

豊音「もう全部買っちゃえばいいんじゃないのかなー?」

照「今月は余りお金が無いんだって」

豊音「へー、何に使ったか知ってる?」

照「遊戯○全巻揃えたーって前に自慢げに話してたから多分それ」

豊音「えぇー……」

照「しかも文庫本版」

豊音「えぇー……」


照「って、そういえばトヨネ。時間は大丈夫なの?」

豊音「へ?あっ、そろそろお母さんが迎えに来る時間だ!」

豊音「ごめんね、宮永さんっ。お先に失礼しちゃうね!」パタパタ

照「ん」

豊音「あ、あと弘世さんにもよろしく言っといてっ!」トタトタ

照「わかった」

照(止まったその場で駆け足するトヨネ可愛い)

豊音「ばいばーい!」パタパタパタ

照「ばいばい」フリフリ

ゴチン!

<アウッ!イ,イリグチニアタマガ!ゴ、ゴゴゴメンナサイゴメンナサイ!

照「可愛い」


照「さて……」




菫「落ち着け……素数を数えろ……。素数は1と自分以外では割れない孤独な数字、私に勇気を与えてくれる……」ブツブツ

照「……」ススー

菫「41……43……47……」ブツブツ

照「えいっ」スッ

菫「ひゃっ!?」

照「だーれだ?」

菫「……照だろ?」

照「正解」

菫「なぁ、照」

照「なに?」

菫「普通、それをやるときは相手の目を隠すよな?」

照「そうだね」

菫「ならなぜ『だーれだ?』の掛け声と同時に後ろからハグなんだ?」

照「…………嫌だった?」ギュッ

菫「いや、それはまぁ…………嫌じゃないが……」

照「…………」

菫「…………」

照「菫」

菫「……なんだ」

照「なんか心臓の音おっきくなってる」ギュー

菫「っ!!?//////」ビクッ


ウィーン

<アリガトウゴザイマシター

菫「っだぁ!離れろ!」グイッ

照「あー」ベリィ

菫「このっ、全く」

照「もうちょっとくっついてたかった」

菫「やかましい!」

照「いい匂いがした」

菫「うるさい!///」

照「次は前からしたい」

菫「~~~~っ//////」

照「菫」

菫「なんだ!?」

照「なんでずっと顔をそらしてるの?」

菫「知らん!!!」

照「ぶー」

照「まぁ、いいや。次の所へ行こう」

菫「はああぁぁぁぁ………………全く!!!」ガシャ

照「あ、待って」

菫「次はこっちの道なんだろ!!?」

照「そうだけど、まだ私が自転車出してない」

菫「先に行くから後から追い付けっ!!」

照「えぇー」

菫「行くからな!!」

シャー

照「……」

照「タイミングまだ早かったかな……」


【移動中】

シャーーー

菫(あぁ、くそっ!ダメだ!!顔が熱い!!)

菫(なんでああも不意打ちで仕掛けてくるんだ!)

菫(来るとわかっていればっ、いや結局心臓の音は誤魔化せないか)

菫(でも、あれは反則だろう)

菫(抱き締められるのはいい)

菫(心臓の音を指摘されるのもま恥ずかしいがギリギリセーフだ)

菫(だけど、あの振り向いたときの表情)

照『もうちょっとくっついてたかった』

菫(照の顔もびっくりするくらい真っ赤で…………それでも嬉しそうにはにかんでて……)

菫「っ!/////」

菫「わぁーー!!わぁあーーー!!!//////」ガッシャガッシャ

シャーーー







照「あれ?全然追い付けない」キコキコ


キキー

菫「来たか」

照「菫早すぎ」

菫「あぁ、それはまぁ……すまなかったな」

照「顔の熱は引いた?」

菫「察するな!!というより察しても口に出すな!!」

照「ちなみに私は菫の顔見たらまた顔が熱くなってきた」パタパタ

菫「だからわざわざ口に出さなくていいっていっただろう!!」

照「………」ジー

菫「な、なんだ」

照「…………」ジィー

菫「…………///」

照「今だ!」ガバッ

菫「甘い!」シャッ

照「っ!?」

菫「ふっ、これからは人前でそう簡単に抱きつかせはしないぞ」

照「……人前では?」

菫「あ」

照「…………」

菫「ほら!中に行くぞ!」ズンズン

照「二人だったらいいの?ねぇねぇ、二人きりだったらいいの?」トテトテ

菫「あー聞こえない聞こえない」ズンズン


いや本当に今まで無断で休みまくってすみませんでした……
これからはできるだけ時間を捻出してみせます

というわけで安価、本屋であったのは?
>>408

ゆみ&モモ


【豊音ルーム】

豊音「あー、疲れたよー」バフッ

豊音「んー」ゴロゴロ

豊音「……」ゴロン

照『射止められたのは私の方』

豊音(あんなにはっきりと言っちゃうものなんだ)

豊音「ていうか宮永さんはああ言ってたけど確実に弘世さんも気があるよね」

豊音「あの二人がお互いに素直になりきったらどうなるんだろ……」

豊音「……」

豊音「…………」

豊音「………………///」

豊音「だ、ダメだよ二人ともそんなの!///」

豊音「きょ、教室でっ、わ、わわわわ、わーっ!///」ゴロゴロゴロ

*

【となりの部屋】

壁<ワーッ!

ゴンッ

塞「ト、トヨネ?」ビクッ

私、今書いてて気づいたのですが

古本屋巡りしてるわりには本の話を全くしてねぇ!これただのデートじゃねぇか!!

というわけでやっぱり本の話題でも出した方がいいんですかね?
それとも、もうこれまでと同じ展開でいいんですかね?

くっそ時間がねぇ!時間がねぇ!


【店内】

照「……」

菫「照」

照「なに?」

菫「何故腕を組む」

照「ダメ?」

菫「ダメだ」

照「じゃあ手を繋ぐのは?」

菫「本が読みづらくなるぞ」

照「私は片手でも余裕」

菫「私ができないんだ」

照「じゃあ裾掴んでる」キュッ

菫「……まぁ、それなら」

照「うん」

ゆみ「人前で何をイチャイチャしているんだ」スッ

菫「っ!?」ビクッ

照「あ、ゆみ」

モモ「私もいるっすよ」スゥ

ゆみ「全く、公衆の面前でそんな風にいるとは、菫も変わったな」

菫「なっ!?違う!これはだな!!」

照「イチャイチャしてるように見えた?」

モモ「まぁ、そこそこ」

照「…………」

モモ「おぉ、宮永さんがはにかんでるっす……」

菫「大体、ゆみだってその後輩とイチャついてるじゃないか!」

ゆみ「わたしの方はただの後輩とのスキンシップ。普通だろう」

モモ「…………」

照(東横さんがムッとしてる)


菫「全く……。それで?ゆみは何を買いに来たんだ?」

ゆみ「私、というかモモのだな。料理関連の本を探しに来たんだ」

菫「東横の?」

ゆみ「なんでも料理を覚えたいそうだ」

モモ「えへへ、このあと先輩と一緒に夕飯を作るんすよ」

照「……羨ましい」

ゆみ「菫達はデートか?」

菫「なっ!?誰がデートだ!!」

照「違ったの?」

菫「違うに決まっ……」

照「……」シュン

菫「いや、その……」

照「…………」ションボリ

菫「で、でーとと言えなくもない……かな」

照「やった」ギュッ

ゆみ「やっぱりイチャついてるじゃないか」

菫「うぐっ」


ゆみ「まぁいい。二人は何を買いに?」

照「適当に面白そうな小説探してる。欲しいものはいくつか頭に浮かべてあるけど」

ゆみ「例えば?」

照「『○イ麦畑で捕まえて』とか『○帝の剣』とか」

ゆみ「ほー、よくわからないが流石自他共に認める読書家だな」

照「そう?でも菫も結構本読むよ?」

ゆみ「そうなのか?お菓子ばかり食べてるイメージがあるが」

菫「んなっ!」

照「今も菫の鞄のなかは『夏○友人帳』でパンパン」

モモ「漫画じゃないっすか……」

照「菫は漫画ばっかり」

ゆみ「ならなぜ、今の会話で『菫も』と言ったんだ……」

照「漫画だって本」

ゆみ「いや、まぁそれはそうだがな」

菫「私のことはもういいだろ!ほら照、行くぞ!」グイッ

照「あっ、バイバイ二人とも」トテテ

ゆみ「あぁ、また学校でな」

モモ「さよならっす」

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