幼女「パーカーを来たうさぎさんだー」 (21)

※これは、オリジナルの創作SSです。
しゆ
初のスレ立てなので、不備があるかもしれませ週一程度で更新する予定です。
何かあれば、教えていただけるとありがたいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364739394

落ち着いた静かなある別荘地。
そのうちのひとつの邸宅で、1人の少女がおままごとに熱中していた。

「『わーい!ケーキだぁ!!』(高めの声
『食べ過ぎるのはダメよ。
食べ過ぎたら...お前を食べてやるぅー!』(低めの声
『キャーツ!!』(高めの声
......ん?うさぎさん?

好奇心旺盛な子どもがこれを黙って見過ごすハズがない。
彼女は大事なぬいぐるみを放り出し、廊下にとびだした。

「ねーぇ!その服かわいいねぇ!
どこで買ったのぉ?」

...うさぎが服を着ていることより、服を買った店を知りたがるとは...
この少女、なかなかのおませさんである。

しかし、少女の声が聞こえていないのか、
脇目も振らずに駆けて行く
「待ってよー。」

慌てて追いかけるが、6つの少女にうさぎが捕まるわけがない。

必死に駆ける彼女が、廊下の角を曲がった瞬間、目の前いっぱいに鏡が現れた。

そこにあるはずのない鏡が...

突然のことに反応できず、彼女はそのまま鏡に突っ込んだ!

「!!」

しかし、鏡が砕け散ることはなかった。
まるで水面に飛び込むように、彼女は鏡の中に吸い込まれたのである。

がんばって

蝉スレかと

>>8
ありがとございます!
>>9
蝉スレってなんですか?



投下しますね

廊下を塞ぐようにあった鏡は、彼女を飲み込むと、陽炎のように消え、何事もなかったように元の"普通の廊下"に戻った。

…………………………………………………………………………
_____________________
少女が目を覚ますと、
そこは見渡す限りの銀世界...。

「わぁっ!!真っ白ぉぉ♪すっごぉーい!」

突然、知らない場所に放り出されたことより、白銀の世界に夢中になり、弾むようにはしゃぎ回る無邪気な少女。
そんな彼女に興味をもち、集まってきたのはたくさんのー

「うさぎさんだぁー!!」

人に慣れているのか、いやヒトが珍しいのか、ピョンピョコ、ピョンピョコ集まってききた。

「うーさぎ、うさぎ♪
なーにぃ見ぃてぇ はーねぇるぅ♪
きーいろいおー月さーまぁ

「やぁ、お嬢さん
こんにちわ☆お歌が上手だね」

しゃがみこんで、うさぎに歌を聴かせていた彼女に突然、ハットを被った長身の男性が話しかけてきた。

寒がりなのか、レッグウォーマーの上から、マフラーをしている。

「......。さむいの?」

「あぁ。君は寒くないのかい?お嬢さん☆
その服は綺麗な色だけど、ちょっと寒そうに見えるよ」

そう言われて、自分を見るとこの寒い中、パーカー姿だった。上着を忘れてた...
......パーカー?

そう、彼女は綺麗な黄色いパーカーを着ていた。
あのうさぎと同じ色のパーカーを...

「うさぎ!!
おじさん!うさぎどこ?」

「うさぎ?
うさぎなら ここにたくさんいるじゃない☆」

「ちがうよ!!
こんな洋服を着たうさぎさん!」

「!!...。...そうかい...じゃあ...君が......そうか...うん!
こんなところじゃ寒いし、うちにおいで☆
あったかぁーいココアを作ってあげるよ♪」

「ぇー...ココアより紅茶がいい!」

「あらら、紅茶が飲めるのかい?」

「うん!ミルクをたっぷり入れてね!」

「はいはい♪
とっておきのミルクティを作ってあげようね、おませさん☆」

あらあら...少女はこの緑の男性に付いて行ってしまいました...。
知らない人に付いて行っちゃダメなのにね☆

このことが蛇と出るか、鬼と出るか...わかるのはまだまだ先の話...。

今日はここまでにします


"
よろしくね☆」

「チン?
ちんちん!
おちんちん!おしっこぉー!」キャッキャッ

「酷いなー
それに、お姫さまなんだから、そんな下品な言葉使っちゃっダメだよ★」

「お姫さま?あたしが?」

「そうだよー、お姫さま!
君は もちうさぎのお姫さまなんだよ☆
みんな君を待ってたんだ!」

「ホンマに!?お姫さまー♪
…もちうさぎって何?」

「あぁ、さっきもいっぱいいたでしょ?
あれ、もちうさぎって言うんだよー☆」

「......あたし、うさぎだったの...?」

「いや、違う違う♪
お姫さまは人間だよー☆」

「びっくりしたー」

「でも、王様はうさぎだよー☆
はい!着いたー♪」

「わぁ、かわいい♪
リンゴの形のおうちだぁー!」

「ようこそ、わが家へ☆」

____________________________

「僕の名前は"チン"
よろしくね☆」

「チン?
ちんちん!
おちんちん!おしっこぉー!」キャッキャッ

「酷いなー
それに、お姫さまなんだから、そんな下品な言葉使っちゃっダメだよ★」

「お姫さま?あたしが?」

「そうだよー、お姫さま!
君は もちうさぎのお姫さまなんだよ☆
みんな君を待ってたんだ!」

「ホンマに!?お姫さまー♪
…もちうさぎって何?」

「あぁ、さっきもいっぱいいたでしょ?
あれ、もちうさぎって言うんだよー☆」

「......あたし、うさぎだったの...?」

「いや、違う違う♪
お姫さまは人間だよー☆」

「びっくりしたー」

「でも、王様はうさぎだよー☆
はい!着いたー♪」

「わぁ、かわいい♪
リンゴの形のおうちだぁー!」

「ようこそ、わが家へ☆」

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