あかり「えっ!私の部屋にダエモニア!?」 るな「はい…」 (41)

―あかりの部屋―

るな「私がたまたま偶然あかりさんの部屋の前を通ったら異様な物音がして」クスン クスン

るな「ドアが開いていたので覗いてみたらダエモニアが」

あかり「鍵かけてあったはずなんだけどなぁ」

せいら「壊れてる」

るな「そ、それは」

あかり「ダエモニアが壊したのかなぁ」

るな「うんっ、そう」

せいら「それでるなが戦ったの?」

るな「はい…」クスン クスン

るな「あかりさんの部屋だから被害がでないよう頑張ったんだけど」

あかり「う~ん、めちゃくちゃだよぉ」

るな「ごめんなさい…私がもっとしっかり戦えばこんなことには…」

あかり「あっ!大丈夫だよ!散らかったんなら片付ければいいんだから」

せいら「……散らかってるっていうか物色されたような感じじゃない?」

るな「えっ」ドキ

あかり「気のせいだよ。ダエモニアは泥棒じゃないし」

るな「うん、そう、気のせい」

せいら「なんか失くなってる物とかないの?あかり」

あかり「ん~、散らかってるだけで失くなってる物は―――――あっ!」ガタッ

あかり「しまってあった下着が全部失くなってる!」

せいら「何!」

るな「実は…この部屋に現れたのは下着のダエモニアで…」

るな「それがあかりさんの下着に触れたら消滅しちゃったの!」

あかり・せいら「!?」

あかり「ま、まさか、対消滅…?」

せいら「下着のダエモニアだから下着と戦ったことで消えた…」

せいら「そんなことあるの? カード関係ないんだけど」

るな「あったよ」

せいら「いや、ていうか下着のダエモニアって」 あかり「すごい発見だよるなちゃん! 」

せいら「えっ?」

あかり「だってうまくやれば激しい戦闘をしないでダエモニアをやっつけられるってことでしょ?」

あかり「すごいよねっ!るなちゃん!」

るな「はい!(うきうきしてるあかりさんかわいい////)」ジュルリ

せいら「なんか、話がうますぎるような」

せいら「そういえばダエモニアが出たなら警鐘が鳴るはずだけど、鳴ったっけ?」

るな「えっ、えっ? それは」

あかり「きっと今は対カードの出現でみんな慌ててるから気付かなかったんだよ」

るな「あ、うん、そうっ!きっとそう!」

せいら「でも現れたのは学園内の、しかもあかりの部屋。さすがに無反応はありえない」

るな「そ、それは…」

あかり「せいら、今はぎんかが消えたショックでみんな落ち込んでる。それは警鐘も同じだよ」

るな「えっ」

せいら「えっ、機械が?」

るな「そうだよ…。ぎんかさんもこの学園にいたんだもん、学園もぎんかさんのことで悲しんでてもおかしくないよ!」

せいら「そ、そう…そういうもんなんだ…」

あかり「それより怪我はなかった?るなちゃん」

るな「あ…はい、大丈夫」

あかり「よかった。るなちゃんにまで何かあったら私立ち直れなかったよ」

るな「あかりさん…////」ポッ

せいら「それにしてもぎんかだけでなく、あかりの下着まで消し去るなんて…許せない、ダエモニアめ」

あかり「落ち着いてせいら。ぎんかに比べたら下着なんてどうでもいいよ」

るな「そうだよ。ぎんかさんとあかりさんの下着を同じに扱ったら失礼だよ」

せいら「うん…わかった、落ち着く」

あかり「それにしても今晩の着替えどうしよう…急に下着が消えちゃうなんて思わなかったなぁ…」

キラーン
るな「あかりさん!よかったら私の下着貸そうか?」

あかり「えっ!う~ん、でもるなちゃんに悪いよそれは」

るな「私なら大丈夫!いっぱいあるから!だから是非!」

あかり「いや、でも、るなちゃんと私じゃ、その…サイズがね…」

るな「はっ」ボイーン

せいら「じゃあ私が貸そうか?私ならそんなに変わらない」

あかり「えっ、せいらの分は大丈夫?」

せいら「大丈夫。なんなら着なくてもいい」

あかり「それは寒いからやめた方がいいよ!」

あかり「でもありがとせいら。貸してもらうよ」ニコッ

「ちっ」

せいら・あかり「??」

せいら「今なんか聞こえた?」

るな「いえ、何も」

あかり「あ、そうだ。これから部屋を片付けるのも大変だなぁ」

(ピクッ)

るな「それならあかりさん!今晩私の部屋に」 あかり「下着借りるついでに泊まってもいい?せいら」

せいら「問題ない」コクン

るな「ほああああ!!」

あかり・せいら「!?」ビクッ

あかり「どうしたのるなちゃん!急におっきな声出して!」

るな「いやっ、うん、なんかっ、ちょっと、くしゃみ…かな?」

せいら「くしゃみって、今「くしゅん」って出た?「はああ」で止まったような」

るな「私昔からあんなくしゃみなんです!」

あかり「本当に大丈夫?どっか悪いとこあるなら素直に言ってね?」

るな「大丈夫!大丈夫だから!」

あかり「そっか、よかった」

あかり「大丈夫だって。じゃあ行こっかせいら」

るな「おわああああ!!」

あかり・せいら「!?」

るな「あ…ごめんなさい…」

るな「実はさっきダエモニアと戦った時にダメージを負ってしまって…そのちょっと胸が苦しくて…」

あかり「やっぱどっか悪かったの!?」

せいら「なんとなく勘付いてた。普段のるなの様子と違ったから何か隠してる気がした」

あかり「そうなんだ。二人は付き合い長いもんね。私は全然気付かなかったよっ」

るな「そう…」ピクピク

せいら「どうする?保健室行く?」

るな「はい…一応」

るな「肩貸してくれるかな?あかりさん」

あかり「あ、私エティアさん達にさっきのるなちゃんの戦闘の報告してくるよ」

るな「えっ、ほっ、報告?」ギク

あかり「るなちゃん保健室行くみたいだから私が代わりにね」

るな「待ってあかりさん!それはっ…!」

あかり「せいら、るなちゃんのこと任せて大丈夫?」

せいら「大丈夫。鍛えてるから」

ヒョイ

るな「あっ、ひゃっ?」

あかり「わぁ、お姫様抱っこなんて私初めて見たよ!」

るな「あ、あの…恥ずかしいです…せいらさん…。それに私、重いし」

せいら「大丈夫。るな全然重くない」

るな「いやすごく重いですからほんと(野太い声)」

ズシ

せいら「…くっ、何…!?なんだか急に重く…!」

あかり「せいら危ない!一回降ろした方が!」

せいら「くっ…! ごめん、るな…」ドサッ

るな「やっぱり私重かったよね」ムクリ

せいら「まだ鍛えが足りない…私は、弱い…」ハァハァ

あかり「大丈夫せいら?るなちゃんも」

るな「私は大丈夫…担がれてただけだから」

るな「でも、これでせいらさんお一人で運ぶのは無理そうですね」ニッコリ

あかり「みたいだね…じゃあ私も手伝うよ」

るな「ぜひ!」

るな「あっ、報告は保健室のあと私がしにいくから大丈夫だよ」

あかり「うん」

せいら「よしっ、回復」シュタ

せいら「るな、もう一度リベンジ」

るな「えっ」

あかり「もう、せいらったら。大丈夫だよ私も手伝うから」

せいら「あかり…」

るな「そうだよ…無理しないでせいらさん」

るな「お願いだからこれ以上…」ボソ

あかり「きっと今は筋トレの後だったから疲れてるんだよ」

るな「えっ、筋トレ?」

あかり「うん。私達さっきまで筋トレしてたんだ二人で」

るな「へ、へぇ…」ピクピク

せいら「二人がそう言うなら…わかった、今度はみんなで行こう」

せいら「じゃあ私はるなの左で肩貸すから」

るな「あ、はい…どうぞ」

あかり「私はこっちだね」ヨイショ

るな「あ、あかりさんが私の…フヒ」

あかり「えへへ、なんだ、全然重くないや。やっぱりみんなで助け合うべきだったんだよせいら」

せいら「うん…」

せいら(私は何を焦っていたんだろう…。ぎんかが消えて今まで以上に頑張らなきゃいけないと思ったんだろうか)

せいら(でも一人で焦っても何も解決しない…。みんなで力を合わせて立ち向かうことが大事なんだ)

せいら(これからは三人で…)

せいら(ね…あかり、るな)チラッ

せいら(ん?)

るな(あかりさんがこんなに傍にいる…)

せいら(なんだろう、るなの帽子からハミ出してるの…パンツ?)

るな(ああ…あかりさんの下着で身を固め、そしてあかりさんと密着して、さらにあかりさんの香りまで楽しめるなんて)クンクン

るな(なんて素晴らしいシチュエーション…ちょっと胸がきついけど)

せいら(いやいや、帽子にパンツなんか入ってるわけない。きっとハンカチか何かだろう)

るな(ああ…あかりさんあかりさんあかりさんあかりさんあかりさんあかりさんあかりさんあかりさんあかりさんあかりさん)

ハァハァ

あかり(るなちゃん息荒いなぁ。結構重症なのかもしれない…急がないと)

せいら(そんなことより今はるなのために急がないと)

るな(今この触れ合える時が永遠に続けばいいのに…)エヘヘヘヘ

―そのころアストラルクスの奥深く―

ぎんか「いっくでえ!たっこやぁ…」

ピクッ

ぎんか「はっ!なんか今知ったらアカンことを知ってしもた気する!」

ぎんか「あかり!気をつけや!るなが危ないで!」

ガキンッ バキッ

対カード「融合融合融合融合融合融合融合融合融合融合」



-終-

投下に1時間もかけてしまった…
幻影のSSスレって見かけたことないけど意外と俺が初めてだったりするのかな?

読んでいただきありがとうございました

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