あかり「わぁい誘拐!あかり誘拐大好き!」 (201)

※ゆるゆりです
※監禁とかの話が苦手な人は注意
※当然の如くキャラ崩壊注意





携帯からで立つかな・・・

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胡桃「ギガギガ団の仕業ね!変身しなくちゃ」

ギガギガ団を見つけた胡桃は変身するために人通りのない路地裏に入った。

変身!

ミラクるん「愛と正義の魔女っ娘ミラクるん!華麗に登場!」

ライバるん「そこまでよミラクるん!」

ミラクるん「んむっ!?」
ライバるんは背後からミラクるんを捕まえると、ミラクるんの口をタオルで覆った。

ミラクるん「んっ!んー!」ジタバタ

タオルは妙に湿っていた。
おそらく薬が含まれているのだろう。

ミラクるん「んっ・・・う・・・」

ライバるん「よしよしいい子ね、ゆっくりおやすみ」
ライバるんは気絶したミラクるんを抱き抱えた。

『ギガギガ団に捉えられたミラクるん!絶体絶命のピンチをミラクるんはどう切り抜けるのか!?』

『次回もみんなで見よう!』

あかり「ミラクるん捕まっちゃったぁ・・・」

あかり「今の京子ちゃんみたいだねぇ」ニコッ

娯楽部・部室の押し入れ

京子「んー!んっー!」

押し入れの中には手足を縛られ、口に粘着テープを貼られた歳納京子がいた。

あかり「京子ちゃん可愛いよ」

京子「んんっ!」

あかり「びっくりした?ミラクるんみたいに急に眠り薬嗅がされて」

あかり「だんだん意識がなくなっていくのどんな気持ちだった?」

京子「・・・・・・」キッ

あかり「睨みつけても恐くないよぉ」

あかり「さ、とりあえずおにぎり買ってきたから食べて」

あかりはそう言うと、京子の口からテープを剥がした。

京子「ぷはっ!」

長時間テープを貼られていたせいで、京子の口周りにはテープの跡がくっきり残っていた。

京子「あ、あかり助けて・・・」

あかり「お腹空いてるでしょ?はい」

あかりは京子の言葉を遮るように言った。

京子「ううう・・・」ポロポロ

京子は泣きながらあかりが差し出したおにぎりを頬張る。

あかり「いい子だね、はいお水飲んで」

京子「んくっ・・・ん」ゴクゴク

あかり「それでなに?」

京子「こ、こんなことやめてよ!なんでこんなことするんだよ!」

あかり「え?京子ちゃんを誘拐して監禁したかったからだよぉ」

京子「こんなの遊びじゃない!苦しいし怖いよ!」

あかり「???」

京子「わかってよぉ!」

あかり「あかりは楽しいよ?」

京子「私は楽しくない・・・」

あかり「関係ないよぉ」

京子「ま、待っ・・・!」
あかりは再び京子の口を粘着テープで塞いだ。

京子「んっ!?(ま、また眠らされる!?)」

あかりは先ほどと同様に京子に睡眠薬を嗅がせる。

京子(助けて結衣)

京子(助けてちなつちゃん)

京子(助けて綾乃)

あかり「はいおやすみ〜」

コンコン

あかり「どうぞぉ」

ガラッ

???「寝た?」

あかり「うん、ぐっすりだよぉ」

京子「すぅ・・・すぅ・・・」

???「京子の寝顔かわいい」

あかり「今ならキスしてもばれないよ?」

???「テープ越しのキスかぁ・・・なんかエロチックだね」

あかり「だね〜」

???「んっ・・・」

あかり「どう?」

???「すごくいい、京子の口がかわいい」

???「じゃあ私は帰るね」

あかり「うん」

???「明日の夜も来るから」

あかり「うん、京子ちゃんもきっと喜ぶよぉ」

???「来る頃には意識ないけどね」

あかり「そっか、ばれたくないもんね」

???「まだ勇気が出ないから・・・じゃあね」

あかり「またね」

あかり「京子ちゃんは幸せ者だよ」

あかり「愛されてるよ」ギュッ

二人だけの部室で、あかりは京子を抱き締めた。

あかり「さ、お姉ちゃんはまだ生きてるかな?」

今日は終わります。

次はたぶんパソコンから投稿します多分


京子かわいいよ京子

赤座家

あかり「ただいまぁ〜」

いつもならここでお姉ちゃんが出迎えてくれる。
けど、今日は出てこない。

まあ当然だよね。
だって監禁してるんだもん。

あかり「様子でも見てこようかな」

ガチャ

あかり「お姉ちゃん生きてるー?」

あかね「う……」

あかり「ありゃ寝てるのかぁ……」

あかり「でもこの部屋……」

お姉ちゃんの部屋の壁や天井には所せましと写真が貼られている。

あかり「こんなにあかりのことが大好きなんだね」

あかり「だから捕まえるのは簡単だったよぉ」

あかり「さてと、次は誰を誘拐しようかな?」

結衣ちゃん、ちなつちゃん、櫻子ちゃん、向日葵ちゃん……
杉浦先輩、池田先輩……

あかり「そういえば櫻子ちゃんと向日葵ちゃんの姉妹さんも可愛かったなぁ」

あかり「えへへ、ターゲットがいっぱいであかり嬉しいよぉ」

あかり「でもその前に京子ちゃんを口止めしとかないと」

あかり「さすがに学校に来ないと怪しまれるからね」

特に誰かさんに。

あかり「明日は早起きしないとだから、もう寝よう」

翌日(月曜日)
早朝の娯楽部・部室

あかり「京子ちゃん起きてるかな?」

京子「んっ……?」

あかり「ふふ、おはよう京子ちゃん」ベリッ

京子ちゃんの口に貼っていた粘着テープを剥がす。

京子「ぷぁっ!ゲホゲホッ……」

あかり「よく眠れた?とか聞いたら怒るかな」

京子「あ、あかり……助けて……」

あかり「言われなくても解放してあげるよぉ」

京子「ほ、本当……!?」

あかり「でも、もしこのことを他の人に喋ったら……分かってるねぇ?」

京子「だ、誰にも言わない!」

あかり「ちなみに京子ちゃんを眠らせてる間に、京子ちゃんの恥ずかしい写真いっぱい撮ってるからね」

京子「はい?」

あかり「ほらこれとか」

京子「なああああっ!?」

あかり「もし京子ちゃんが誰かに言っちゃったら……」

あかり「この写真が学校中に貼られるかも」

京子「やめて!それだけは許してあかり!」

あかり「喋らなかったらいいよぉ」

あかり「ほらロープ解くよ」

京子「うう……」

あかり「で、もうひとつお願いがあるんだぁ」

京子「な、なに……?」

あかり「次はね櫻子ちゃんとその家族を誘拐しようと思ってるんだ」

京子「お、大室ちゃんを……?」

あかり「うん」

あかり「もしかしたら京子ちゃんにも協力してもらうかもしれないから」

あかり「その時はお願いするよぉ」

京子「…………」

あかり「断ったら、翌日には学校に京子ちゃんの恥ずかしい写真が……」

京子「協力します!協力するからぁ……」

あかり「素直でかわいいよ京子ちゃん」

京子(どうすれば……あかりの目を盗んで結衣かちなつちゃんに相談できれば……)

櫻子「あかりちゃんおはよー!」

あかり「おはよう櫻子ちゃん、今日も元気だね」

櫻子「えへへ」

向日葵「元気なら朝もう少し早起きしてほしいですわ」

あかり「向日葵ちゃんおはよう」

向日葵「おはようございます赤座さん」

櫻子「ちなつちゃんはまだ?」

向日葵「まだみたいですわね……」

七森中学・体育館裏

京子「は、話って何かな?」

京子「もしかしてついに告白してくれる気になったとか!?」

京子「嬉しいよちなちゅ〜!」

ちなつ「茶化さないで下さい」

ちなつ「大事な話なんですから」

京子「うん、ごめん……」

ちなつ「京子先輩、金曜の夜から家に帰ってませんよね?」

京子「そ、それは結衣の家に……」

ちなつ「嘘ですよね」

京子「う……」

ちなつ「私知ってます」

京子「…………」

ちなつ「あかりちゃんが京子先輩を監禁してたこと」

京子「!?」

京子「ち、ちなつちゃんそれ言っちゃ……」

ちなつ「京子先輩から言ったわけじゃないからノーカンですよ」

ちなつ「それで、大丈夫なんですか?」

京子「う、うん……縛られてただけだから」

ちなつ「良かったです」

ちなつ「あかりちゃん、次はどうする気なんだろ……?」

京子「さ、さあ……」

京子(大室ちゃんのことは言えない……)

ちなつ「とにかくあかりちゃんには気をつけて下さい」

京子「わ、分かった……」

ちなつ「じゃ授業始まるのでまた放課後に」

京子「う、うん……」

京子(やっぱり大室ちゃんのこと言ったほうが……)

京子(でもそうするとあかりは……)

廊下

ちなつ「はぁ……さっき言えば良かったかな」

ちなつ「京子先輩が好きですって……」

あかり「どこ行ってたのちなつちゃん」

ちなつ「あ、あかりちゃん……!?」ビクッ

あかり「まさかとは思うけど京子ちゃんに会いに行ってたの?」

あかり「まあいいけどもう解放したし」

ちなつ「…………」

あかり「次は櫻子ちゃんだからよろしくね?」

ちなつ「うん……分かった……」

櫻子「向日葵の奴、夕飯の買い物ぐらい済ませとけよ〜」

櫻子「今日はねーちゃんだから私は行かなくていいし」

櫻子「まったく、ひとりで帰る羽目になっちゃったじゃんか」

pipipipipi……

櫻子「ん?電話だ」

櫻子「誰だろ……非通知だ」

櫻子「はいもしもし?」

あかり「大室櫻子だな?」←ボイスチェンジャー的なもので声変えてる

櫻子「うおおっ!?誰だお前!?」

あかり「大室花子は君の妹だね?」

櫻子「誰だって聞いて……は、花子!?」

櫻子「花子に何をした!?」

あかり「心配しなくても危害は加えていない、ただ君の行動次第ではどうなるか分からんがね」

櫻子「や、やめろ!お願いだから花子には手を出さないで!」

あかり「ふふ……」

櫻子「花子は私の大切な妹なんだ!お願いだよぉ……」

あかり「では今から言う場所に一人できてもらおうか」

櫻子「わ、分かった……」

櫻子「あかりちゃんたちの部室って……なんでここに?」

櫻子「まあいいか、花子今助けるからな……!」

櫻子「おい来たぞ!花子を返せ!」

あかり「相変わらず元気だねぇ」

櫻子「えっ、その声……」

櫻子が後ろを振り返ろうとした時、素早くあかりは櫻子の口にハンカチをあてた。

櫻子「んうっ!?」

櫻子(く、口を塞がれた!……何!?何コレ!?)

あかり「ふふふ………」

櫻子(あれ……なんだか眠くなってきた……)

櫻子(花……子……)カクッ

あかり「櫻子ちゃん捕まえたっと」

京子「うう、大室ちゃんごめんよ」

あかり「さ、京子ちゃんこれ」

あかりは京子にロープを渡した。

京子「ごめん……ごめん……」

京子は櫻子の手足をロープで縛った。

あかり「これで後は簡単だよぉ」

櫻子「うう……ん……?」

京子「め、目が覚めたようだなっ」←例によってボイスチェンジャー的なもので声変えてる

櫻子「ど、どこだここー!?動けないし!」

櫻子「目隠し外せえ!見えねー!」

櫻子「はっ!そうだ花子!?」

あかり「心配しなくても花子ちゃんはまだ攫ってないよぉ」←ボイスry

櫻子「そ、そうなの?」

あかり「うん」

櫻子「じゃあどうして私は縛られてるの?」

京子「そ、それは君を捕まえるための嘘さ」

櫻子「なっ!?だましたなー!!」

京子(な、なんか楽しくなってきた……)

大室家

花子「お腹空いたし……」

撫子「櫻子の奴、こんな時間までどこで油売ってんだか」

撫子「もう私が作るか」

花子「その方がいいし、私も手伝うし」

ホァタァ!!ドゥクシ!!デュワッ!!

花子「な、なんだし!?」ビクッ

撫子「あ、私の携帯だわ」

撫子「櫻子じゃん、はいもしもし」ピッ

花子(何だしあの着信音……)

あかり「ふふふ……」←ボイry

撫子「!?」

撫子「櫻子?」

あかり「櫻子ちゃんじゃないってもう気づいてるくせに」

あかり「ねえ撫子ねーちゃん?」

撫子「櫻子に何した?」

花子(な、なんか様子が変だし……)

あかり「櫻子ちゃんは預かってるよぉ、ホラ」

あかりは櫻子に電話を近づけた。

櫻子「ね、ねーちゃん!こいつの話聞いちゃ……むぐっ!」

京子「ちょっと黙っててね」

櫻子「んー!んんーっ!!」

撫子「ちょっと櫻子!?」

花子「撫子お姉ちゃんどうしたし……」

花子(お姉ちゃん顔が真っ青だし……)

あかり「妹を助けたかったら今から言う場所に来てよぉ」

あかり「ちゃんと花子ちゃんも連れてきてね」

あかり「もし他の人に教えたら……分かってるよねぇ?」

撫子「わ、分かってる……」

あかり「じゃあ場所は……」

2話目はここまでです。
途中でミスに気づいたけど気にしない(誰も気づかないことを祈るぜ)


櫻子かわいいよ櫻子

※事情により携帯から



花子「うわっ!?い、痛いし!」

部屋の中に乱暴に突き飛ばされた花子は畳に転がった。

櫻子「は、花子!?」

花子「その声櫻子!?どーなってるし!?」

櫻子と同じように手足を縛られ目隠しをされた花子は、必死に姉の姿を探す。

櫻子「ねーちゃんは・・・!?」

あかり「撫子さんもここにいるよぉ」←ボry

撫子「んっ・・・」ドサッ

花子「撫子お姉ちゃん!?」

櫻子「ねーちゃんまで・・・」

撫子「むぅぅっ!!」モガモガ

あかり「ちなみに撫子さんにはガムテープで猿轡してるから会話はできないよぉ」

あかり「言う事を聞かなかったら櫻子ちゃんを酷い目に遭わせるって脅したら捕まえるのは簡単だったよ」

櫻子「うう・・・」

櫻子「なんなんだよぉ!私たちが何したって言うんだよ!」

櫻子「助けて向日葵!助けてあかりちゃん!」

あかり(!!)

あかり(声も変えてるし、目隠ししてるからね・・・)

あかり(もしあかりが犯人って知ったら櫻子ちゃんどんな顔してくれるんだろ)ゾクゾクッ

櫻子「誰かぁ・・・」

あかり「うるさいよぉ」

ドゴッ!

櫻子「うげっ!?」

あかりは喚く櫻子の腹を蹴り上げた。

京子「おい!?」

あかりが手を上げたことに驚いた京子は慌ててあかりを止める。

櫻子「げほっ!げほぉ」

花子「櫻子!?」

撫子「んんっ!!」

京子(あかり落ち着け!)ボソボソ

あかり「落ち着いてるよぉ」

あかり「花子ちゃん」

花子「な、なんだし」ビクッ

櫻子「やめ・・・ろ・・・」

あかり「お姉ちゃんたちが大切ならおとなしくしてね」

花子「わ、わかったし・・・」

あかり「櫻子ちゃんと撫子さんもだよぉ」

あかり「全員が人質なんだから下手なことはしないでね」

あかり「大室家の三人は薬で眠らせて、部室の隣の空き部屋に監禁しておいたよぉ」

あかり「次は誰を招待しようかな?」

京子「おいあかり」

あかり「どうしたの京子ちゃん」

京子「さ、さっきのはやりすぎ・・・だったような・・・えと」

あかり「京子ちゃんもまた縛ってあげようか?」

京子「ひぃぃ!ご、ごめん!あかりの言う事聞くから許して!」

あかり「それでこそ京子ちゃんだよぉ」

あかり「あかりの計画じゃ共犯者がいたほうがやり易いからね」

あかり「じゃあ京子ちゃん」

京子「な、何・・・?」

あかり「明日誘拐する人はね・・・」

翌日の放課後

ちなつ(今日櫻子ちゃんが来なかった)

ちなつ(向日葵ちゃんも何も聞いてないらしいし・・・)

ちなつ「私の予想通りなら・・・!」ガラッ

扉を開けたちなつの目に飛び込んだのは、監禁される大室家の姿だった。

ちなつ「櫻子ちゃん・・・!」

タタッ

ちなつ(誰か来る!?)

部室への足音を聞いたちなつは、とりあえず部室へ移動することにした。

京子「や、やあちなつちゃん」

ちなつ「京子先輩でしたか・・・」

京子「ん?」

ちなつ(いくら私があかりちゃんが犯人だって知ってても、共犯と言えることはしてないし)

ちなつ(やったことと言えば、眠ってる京子先輩をだ、抱いたり・・・キス・・・したり・・・膝枕したり・・・)カァァ

京子「あのー、ちなつちゃん?」

ちなつ(だから私があかりちゃんのターゲットになる可能性もないとは言い切れない)

ちなつ(まあ、気を付けてればいいんだけど)

京子「ち、ちなつちゃん・・・」

ちなつ「は、はい?」

京子「あかりのこと・・・知ってるよね?」

ちなつ「はい・・・」

京子「あかりの奴、家であかねさん・・・お姉さんを監禁してて・・・」

京子「この部屋の隣に大室ちゃんたちを監禁してるんだ・・・」

ちなつ「え、ええー!?」(やや棒)

京子「私、あかりに脅されてるけど・・・」

京子「もう嫌だよ・・・」
ちなつ「だ、大丈夫です京子先輩!」

京子「え?」

ちなつ「先輩は私が守ります」

京子「ち、ちなちゅ・・・」ウルッ

ちなつ(そしてあわよくば京子先輩と・・・)

京子「あ、あのー、ちなつさん・・・?」

ちなつ「とにかく!あかりちゃんと二人きりになるのは避けて下さい」

京子「わ、分かった!」

ちなつ「ところで京子先輩」

京子「ん?」

ちなつ「結衣先輩とあかりちゃん遅いですね」

京子「そうだね・・・」

ちなつ「ふぅ・・・なんだかこの部屋暑いです」

京子「・・・・・・」

ちなつ「寝っころがっちゃいます」ゴロン

京子「!?」

京子の目の前には無防備な姿のちなつが寝転んでいる。

京子「ちなつちゃん・・・怒られるの覚悟で聞くけどさ」

ちなつ「はい?」






京子「もしかして誘ってる?」

ちなつ「・・・はい」

京子「え!?」

ちなつ「京子先輩、こっち来てください」

京子「う、うう・・・」

ちなつ「大好きです京子先輩」ニコッ

京子「ちなつちゃん!」ガバッ

ちなつ(京子先輩から抱きついてキター!!)

京子「まさかこんな日が来るなんて・・・」ウルッ

ちなつ「ふふっ、かわいいですね京子先輩は」


京子「ちなちゅ!ちなちゅ!」ギュウウウ

ちなつ「私もやっと言えました・・・」

ちなつ「これからはデレで行きますよ!」

京子「ち、ちなつ!」ガバッ

ちなつ「きゃっ!」

京子はちなつの上に覆いかぶさるようにちなつを抱き締める。

ちなつ(馬乗りキター!!)

京子「本当に嬉しいよちなつちゃん」












京子「だからごめん」ばっ
ちなつ「むぐ!?」

ちなつ「ん!?ん!?」

京子は両膝でちなつの腕を押さえつけ、用意していた麻酔薬のしみ込んだ布を両手でちなつの口と鼻、呼吸器に固定する。

ちなつ「むぐぐー!」バタバタッ

ちなつは唯一自由な足を精一杯バタつかせる。

ちなつ「んむっ!」

京子「うわっ!」

予想外のちなつの抵抗に京子はちなつを逃がしてしまった。

ちなつ「はぁはぁ・・・」
ちなつ(だいぶ吸っちゃった・・・早くここから逃げないと・・・)

朦朧とする意識の中、ちなつは部室から出ようとした。

あかり「逃げられないよぉ」ニコッ

ちなつ「あかり・・・ちゃ」

あかり「あはは!」

ちなつ「ぐぅ!」

あかりはちなつを組み伏せると、慣れた手つきでちなつの手足を縛った。

ちなつ「ああっ・・・!」
ちなつ(や、やばいやばいやばい!!)

京子「はぁはぁちなつちゃん・・・」

あかり「さ、京子ちゃん」
京子「行くよちなちゅ・・・」

ちなつ「い、いや・・・」
京子「ああ可愛いよちなつ」

京子は動けないちなつの口に再び布切れを近付けた。
ちなつ「いやああああ!!」










あかり「京子ちゃんなら大丈夫だと思った?」

あかり「共犯ぽかったら大丈夫だと思った?」

あかり「ちなつちゃん、甘いよぉ」

ちなつ(ああ終わった・・・私・・・)

京子「ちなちゅ可愛いよちなちゅ」ダキッ

三話目終了。
展開?もちろん行き当たりばったりです。


次のターゲットは大きいあの娘?


ちなつかわいいよちなつ

赤座家・あかねの部屋

あかね「んー・・・むー・・・」

ベッドに寝かされた赤座あかね。
彼女はガムテープで手足をがんじがらめにされ、身動きひとつ取れなかった。

あかね(あかり・・・どうしてなの・・・?)

当然のように猿轡代わりにあかねの口にもガムテープが貼りつけてあった。

あかね「んっー!んんん!」ジタバタ

あかり「暴れても無駄だよお姉ちゃん」

あかね「!?」

あかり「うん、だいぶ弱ったみたいだね」

あかね「・・・・・・」

あかり「お姉ちゃんさあ、そこのクローゼットに何が入ってるか忘れてないよね?」

あかね「うぅ・・・」ビクッ
あかり「妹に欲情するなんてね、とんだ変態さんだよ」

あかね「・・・・・・」ポロポロ

あかり「あはは、泣いちゃうんだ」



あかり(うん、あかりも人のこと言えないけど)

あかり(縛られてるお姉ちゃんが凄く可愛い!もっと苦しめたい!)

あかり「ふふっ、変態さん」

あかね「うう・・・」

あかね(いっそ殺して・・・)

あかり「お姉ちゃん変態で気持ち悪いよ」

あかり「あかり、変態さんの妹だなんてなあ」

あかね「うぅぅ・・・」

あかね(あれ?もしかしてこれはこれでご褒美なんじゃないかしら?)

あかり(なんかお姉ちゃんの表情が・・・)

あかり「これ以上は危険な気がするから、さっさとお姉ちゃんには眠ってもらうよ」ガバッ


あかね「んっ!?」


あかねに眠り薬を嗅がせようと、あかりはガーゼで鼻を覆う。

あかり「おやすみお姉ちゃん」

あかね「うっ・・・」

あかねが気を失ったのを確認すると、あかりは部屋を後にした。

一方・・・

向日葵「おかしいですわね」

向日葵「櫻子の家に誰もいませんわ・・・」

向日葵「櫻子はともかく、花子ちゃんや撫子さんもいないなんて・・・」

向日葵「何か事件に巻き込まれたのかしら・・・?」

向日葵「でも櫻子に限って・・・いえ、櫻子なら巻き込まれても不思議じゃありませんわね・・・」

向日葵「携帯も通じませんし・・・」

さらにその頃の娯楽部部室

ちなつ「はぁ・・・京子先輩」

京子「ん?どしたちなちゅ」

ちなつ「なんで明日から3日も臨時休校なんですか・・・」

京子「なんか廊下とかの改修工事するらしいよ」

ちなつ「じゃあ次の学校の日までこのままってことじゃ・・・」

京子「それはあかり次第だけどね」



ちなつ「京子先輩、助けて」

京子「それは言わないはずだよ」

ちなつ「う・・・なんであかりちゃんの味方なんですか!?」

京子「あかりはこうやってみんなを監禁こそするけど、基本的に傷をつけたりはしない」

京子「あかりがコレに飽きて、みんなを解放したらみんなあかりにお仕置きするでしょ?」

京子「だから私が守ってやるんだ」

ちなつ「京子先輩・・・もしかしてあかりちゃんが・・・」

京子「違うよ」

京子「ちなつちゃんが好きなのは確か」

京子「もし、あかりが許せない行動に出たら・・・」

京子「その時は私が責任もってあかりを止める」

京子「そういうわけだから、ちなつちゃんの手足は縛ったままだからね?」

ちなつ「納得いきませんけど・・・京子先輩の一番が私なら一応納得してあげますっ」

京子「済まぬちなちゅ、お詫びに傍にいるからさ」

ちなつ「当たり前ですっ」

その隣の部屋

櫻子「マジかよ、明日から3日も休みなのか!?」

花子「ど、どーするし?」

櫻子「どうにもできない・・・」

撫子「はぁ・・・アンタの友達、厄介なことしてくれたね・・・」←京子に口のガムテープ取ってもらった

櫻子「ごめんよぉ、ねーちゃん・・・花子も」

撫子「いいよもう、話聞く限り根っからの悪い子じゃないだろうし」

花子「櫻子はともかく花子たちは学校どうするし・・・」

赤座家

あかり「さてと、そろそろ行ってこようかな」

あかり「行ってきますお姉ちゃん」

あかりが向かった先は・・・

30分後
大室家の玄関前にターゲットを見つけた。

幸いこちらにはまだ気付いていない。

あかり(向日葵ちゃんいただきます)

向日葵「はぁ・・・櫻子」
向日葵がため息を吐いた瞬間、あかりは向日葵の口を素早く覆った。

向日葵「む!?」

向日葵(な、な、なになに!?口が押さえられ・・・)

あかり(向日葵ちゃんおっぱい大きいなあ)モミモミ←どさくさに紛れて向日葵の胸を鷲掴みにしている

向日葵(こ、これはサスペンスドラマとかでよくある、クロロホルムとかいうやつでは・・・)サーッ

途端に恐怖を感じた向日葵は真っ青になってしまう。

向日葵(恐い恐い櫻子助けて)

逃げることも出来ずに向日葵は薬を吸い続ける。

向日葵(意識が遠くなってきた・・・助けて赤座さん・・・吉川さん・・・)

あかり(可愛いなぁ向日葵ちゃん)

向日葵拉致で今回は終わる。

そういえば結衣出てきてない・・・



向日葵かわいいよ向日葵

今までのあらすじ

向日葵が拉致されちゃったし






向日葵「んっ・・・」


向日葵(真っ暗・・・どこここは・・・?)


向日葵(私、確か・・・)

向日葵(そうですわ!眠り薬を嗅がされて・・・!)

向日葵(誘拐された!?)

向日葵「んー!んー!」


向日葵(口が開かない・・・これじゃ助けも呼べませんの・・・)


京子「今頃あかりはおっぱいちゃんをお持ち帰りしてるだろうね」


ちなつ「今度は向日葵ちゃんを?」


京子「ちなつ、今日は何して過ごす?」


ちなつ「しばらくはこのままですし、とりあえず京子先輩の好きにしていいですよ」


京子「す、好きにしていいの!?」ハァハァ


ちなつ「縛られてるから抵抗出来ないんで、今のうちにあんなコトやこんなコトでもしたらどうですか?」


京子「マ、マジですかいな・・・!!」


ちなつ「ばっちこいです」

京子「じゃ、じゃあ・・・ヤっちゃうよ・・・?」


ちなつ「それは駄目です」

京子「ええええええ」


ちなつ「ちゃんとした時にそれはしましょう」


京子「そう・・・だね」


京子「じゃあ撫で回す!」

ちなつ「来て下さい!」




ガラッ

京子「あかり!?」


京子「じゃない!?」


ちなつ「な、なんで先輩がここに・・・」


結衣「ひどいな」


結衣「京子お前、何してるか分かってるのか?」


京子「あ・・・こ、これは・・・」ガクガク


結衣「お仕置きしてやる」

ちなつ「ま、待って下さい結衣先輩!」


結衣「ちなつちゃん?」


ちなつ「こ、これはそういうプレイなんです!」


結衣「えっ」


京子「えっ」


ちなつ「私と京子先輩は付き合ってるんです!」


ちなつ「それで夜な夜な部室でこんなコトしているんです!」


結衣「きょ、京子・・・本当なのか・・・?」


京子「うっ・・・」


ちなつ(話合わせて!)


京子「そ、そうだよ」


京子「これは私たちの愛の形なんだよっ」

京子(ま、まあ別に何ひとつ嘘は吐いてないしいいよね)


結衣「京子がそんな趣味だったなんて・・・」


結衣「引く」


京子「だよね・・・」シュン

結衣「なんてな」


京子「え?」


結衣「今さらそんなことで、京子やちなつちゃんを嫌いになったりしないよ」


京子「ゆ、結衣ぃ・・・」

結衣「でもいくら彼女とイチャイチャしたくても、家には帰れよ」


京子「ごめん、心配かけた・・・」


結衣「いいよ」

ちなつ「結衣先輩は京子先輩を探しに来たんですか?」


結衣「京子のことだから、そのうち顔は出すだろうと思ってたから」


結衣「特に心配はしてなかったよ」


結衣「実は部室の隣部屋に私物置きっぱなしだったの思い出してね」


結衣「取りに来たんだ」


京子「なっ!?」


結衣「な、なんだよ!?」

ちなつ(櫻子ちゃんたちが見つかったら言い訳出来ない・・・!)


京子「ま、待って結衣!」ガシッ


結衣「何だよ京子?」


京子(部屋に入れるわけにはいかない!)


ちなつ「結衣先輩、トイレ行きたいので手足のロープ解いてくれません?」


結衣「え?あ、ああいいよ」


ちなつ「京子先輩今です!」


京子「結衣ごめんっ!」ガバッ


結衣「むぐっ!?」

結衣「んっ!んんっ!!」ジタバタ


京子(このまま薬で眠らせて・・・)


結衣「ゲホッ!ゴホッ」


京子「すぐにボーッとしてくるからね結衣・・・」


結衣(何・・・を・・・)

ちなつ「もう結衣先輩は監禁するしかないですね」


京子「寝た・・・」


その頃


向日葵「んー!」


あかり「向日葵ちゃん・・・?」


向日葵(その声、赤座さん!?)


あかり「そっか向日葵ちゃんはあかりが・・・」


あかり「あれ?」


あかり「う、動けないよぉ!?」


向日葵「ん!?」


向日葵(赤座さんも一緒に誘拐されてしまったんですの・・・?)


あかり(なんで!?誰が!?)


あかり(誰があかりを・・・)

あかり(そういえば・・・)


あかり(眠らせた向日葵ちゃんをあかりの家に運んで・・・)


あかり(縛って、向日葵ちゃんの写真を携帯で撮ろうとしたら・・・)


あかり「誰かに口を布みたいなもので塞がれたんだ・・・」


向日葵(やっぱり赤座さんも・・・)


あかり(何とかして京子ちゃんに連絡を・・・!)


あかり(でも、誰が・・・?)

ホントは昨日書くはずでしたが色々あり今日になってしまいました
昨日見てくれた人がいたらごめんなさい


あかりを攫った犯人とは!?


結衣かわいいよ結衣

あかり「ひ、向日葵ちゃん大丈夫……?」

向日葵「うーっ!」

あかり「口を塞がれてるの……?」

向日葵「んん!」コクコクッ

あかり「誰があかりたちを誘拐したんだろう……?」

あかり(誰だか知らないけど、厄介なことしてくれたね)

あかり(せっかく向日葵ちゃんで遊ぼうと思ってたのになあ)

あかり(いったい誰の仕業なのかな……?)

あかり(もうただじゃ済まさないよぉ)

ガチャ

あかりが犯人に怒りを露わにしていると、ドアの開く音が聞こえた。

向日葵「!?」

あかり(誰……?)

あかりは入ってきた人物を確認しようとするが、部屋が真っ暗でよく見えない。

向日葵「んんっ!んー!」

???「…………」

謎の人物は向日葵には目もくれず、あかりの前に立った。

あかり「だ、誰なのぉ……!?」

あかり(隙を見て……)

あかりは怯えたふりをしながら様子を伺う。

あかり「あかりたちを誘拐してどうする気っ……あぐっ!!」

向日葵(赤座さん!?)

あかりの苦痛な声が部屋に響く。

髪を掴まれてあかりは無理やり立たせられた。

あかり「痛い痛いっ!!やめてよぉ!!!」

あかりは必死に抵抗するが、すぐに大きな衝撃が腹にきた。

あかり「ごほっ!!」

あかり(お、お腹を蹴られたよぉ……)

あかり「痛いよぉ……」

ドゴッ!!

あかり「おごぉ!!」

あかり「げほげほっ!うええ……」

あかりは再度腹に膝蹴りを喰らい悶絶する。

蹲って苦痛から逃れたいあかりだったが、掴まれているためそれも叶わなかった。

あかり(酷いよぉ!ぜったい復讐してやるよぉ!!)

ドゴッ!!

あかり「あぐっ!!」

あかり「た、助け……」

ドガッ!!

あかり「ぎゃあっ!!」

あかりは受身をとることも出来ず、ただ暴行を受け続ける。

向日葵(あ、赤座さぁん……)ガタガタ

あかり「ううう……」

あかり「んむっ!?」

あかりを暴行していた人物は、次にあかりの口と鼻を覆うようにハンカチをあてた。

あかり「ううーっ!!」ジタバタ

あかり(ううっ、睡眠薬だよぉ……)

あかり「むぐぐぅ……」ダラン

抵抗空しく、あかりの腕がダランと垂れた。

???「…………」ブンッ

あかり「う…………」ドサッ

何者かは気絶したあかりを乱暴にベッドに投げ捨てた。

向日葵「んんんーっ!!」ガタガタ

向日葵は次は自分の番かと思い震える。

???「…………」

しかし、向日葵には特に何もすることなく出て行った。

向日葵(た、助かったんですの……?)

向日葵(でも赤座さんが……)

あかりがボコボコにされるだけで今回は終了。
ここから少し、微エグ描写が入る可能性ありです。






花子かわいいよ花子

結衣「う、ううん・・・」

結衣(頭痛っ・・・)


結衣(京子の奴、いきなり変な薬を・・・)


結衣(って手足が縛られてる!?)


結衣「んー!」


結衣(口も開かない・・・)


ちなつ「あ、結衣先輩が起きたみたいですよ」


京子「おはよう結衣」

結衣「ぷはっ!」


ちなつは結衣の口からガムテープを剥がした。


結衣「おい京子、これはちょっとやりすぎだろ・・・」


結衣「お前にこんな趣味があったのは驚いたけど、私はそうでもないからな」


結衣「なあ、解いてくれよ」


京子「・・・・・・」


結衣「なあってば・・・」

京子「・・・・・・」


結衣「何とか言えよ・・・」グスッ

京子「泣いてる結衣も可愛いよ」


結衣「ちなつちゃん助けて・・・」


ちなつ「ごめんなさい結衣先輩」

ちなつ「私は京子先輩の言うことしか聞きません」


結衣「うう・・・何なんだよぉ・・・」


京子「ごめんね結衣、でも次はきっと結衣の番だったんだ」


結衣「私の番・・・?」


京子「私、大室ちゃん、ちなつちゃん、おっぱいちゃんときたら・・・次は結衣だろうし」


京子「先に私が捕まえておく」

結衣「京子・・・お前の言ってること全然分からないよ・・・」


京子「分かんなくていいよ」


京子「とにかく結衣は監禁するから」


京子「あと、ちなつちゃんと付き合ってるのは本当だからね」


ちなつ「すみません結衣先輩・・・」


結衣「ちなつちゃんを縛ってるのはどうして・・・?」


京子「これはある理由のため、私のじゃなくて別の人のね」


結衣「・・・?」

京子(ちなつちゃんはこっち側に出来てるし、自由にしても問題ないとは思うけど・・・)


京子(あかりはおっぱいちゃんを攫ったら一度連絡するって言ってた)


京子(まだ決行してないのか、それとも何かあった・・・?)


京子(まさかな、あのあかねさんだって監禁してるあかりだし・・・)


Pipipipi
着信名「あかり」

結衣「京子の携帯?」


京子「おっと、考えてたらあかりからか」


結衣「あかりから電話なのか?」


京子「そだよ、結衣喋らないでね」


京子「まあ一応口は塞いでおくから、ガムテープ口に貼るよ」ビッ


結衣「んんっ!?」モガモガ

京子「もしもしあかり?」

京子「おっぱいちゃん捕まえた?こっちは成り行きで結衣を捕まえたよ」


京子「そろそろちなつちゃんを自由にしたいんだけど・・・」


「・・・・・・」


京子「・・・あかり?」

電話口からは何も応答がない。


京子「あかり?どうした?」


ちなつ「?」


「・・・ちゃん・・・けて・・・」


京子「えっ!?」


「京子ちゃん・・・助けて・・・助けて・・・おえっ」


京子「あ、あかり!?」


「痛いよぉ・・・助けて・・・喉が痛いよぉ・・・げほっ」


「京子ちゃん・・・助けてぇ・・・」

あかりの声は弱々しく、うわごとのように頻りに助けを求めている。


京子「あかり!いったいどうしたんだ!?」


「あ・・・京子ちゃんの・・・声だぁ・・・」


京子「うん京子だよ、あかりどこにいるの?」


「うう・・・ううう〜・・・」


「あかり・・・誰かに拉致されちゃったよぉ・・・」

京子「!?」


京子(あかりが拉致された!?)


京子(誰に!?)


京子(でもあかりが嘘言ってるようには聞こえない)

京子「待っててあかり!すぐに助けに行くから!」


「あ、あああ!!戻ってきたぁ・・・ごめんなさい許して下さい・・・」


「あかりが馬鹿でしたぁ・・・あなたの大事な人に手を出したから・・・」


京子「あかり!?」


ブツッ ツー・・・ツー・・・
電話はそこで切れてしまった。


京子「あ、あかり・・・」

あかり「でもなんであかりがこんな目に遇わなきゃいけないんですか!?」


あかり「ちなつちゃんは捕まえて縛っただけなのに!」


あかり「なんであかりは殴られなきゃいけないの!?」


あかり「もう許して下さいよぉ!」


あかり「ちなつちゃんは解放します!お姉ちゃんも自由にします!」


あかり「だから・・・もう殴らないで下さい・・・」

あかり「許して下さい・・・お願いします・・・」




















あかり「お願いだよぉ・・・ともこさん・・・」


最初に結衣の口からテープ剥がしたのはちなつじゃなくて京子です


依然としてあかり大ピンチのまま以下次回



撫子かわいいよ撫子

いままでのあらすじ


あかりがともこに捕まりました

あかり「ああっ!」バシンッ

ともこさんはまた、あかりの頬を叩いてきた。
うう、痛いよぉ・・・


あかり「助けて京子ちゃ・・・むぐぅ!?」


思わず京子ちゃんに助けを求めるけど、すぐに口に粘着テープを貼られちゃった・・・


ともこ「うるさいから黙っててくれるかな」


ズンッ!


あかり「うごぉっ!?」


お、お腹を蹴って・・・


ともこ「あかりちゃんはとっても悪い子だから」


ともこ「まだまだお仕置きが足らないわよねぇ・・・」


あかり「んー!んー!」ジタバタ


その頃の京子たち


ちなつ「京子先輩、どうするんです?」


京子「と、とにかくあかりの家に行ってみる」


ちなつ「でもあかりちゃんが誰かに誘拐されたなら、犯人の家に監禁されてるんじゃ・・・?」


京子「そうかもしれないけど、行ってみたら何か分かるかも」


ちなつ「そう、ですね・・・結衣先輩はどうします?」


京子「ちなつちゃんが見張ってて」


京子「ちなつちゃん、ロープほどくね」パラッ


ちなつ「ふぅ、窮屈から解放されました〜」


京子「じゃあ、行ってくる」


ちなつ「き、気をつけてください!」


京子「任せて!」

あかり「・・・・・・」ガタガタ


うう、痣が酷いよぉ・・・
何とかして逃げないと、あかり・・・


ともこ(あかねちゃんの様子でも見てこようかな)


あかり「うう・・・」


京子ちゃん・・・


京子「とりあえずあかりの家に着いたけど・・・」


京子「確かあかねさんは自宅に監禁してるって言ってたっけ・・・」ガチャ


京子「あ、開いてるし」


京子「と、とにかく上がらせてもらってと・・・」


シーン・・・


京子「あんまり人の気配がない・・・」


京子「やっぱり犯人の所に・・・?」


京子「あかりの部屋に行ってみるか・・・」

あかりの部屋


京子「あかり・・・?」ガチャ


京子「薄暗いな、よく見えないや・・・」


「んんーっ!」


京子「おっぱいちゃん!?」


京子「ま、待ってて今喋れるようにするから!」ビッ

向日葵「ぷはっ!」


向日葵「と、歳納先輩・・・赤座さんが・・・」


京子「あかりはここにいるの!?」


向日葵「は、はい・・・たぶん隣部屋だと思います」

向日葵「お願いです先輩、赤座さんを助けて・・・」

ガチャ
と、ドアの開く音が聞こえた。


ともこさんが戻って・・・!?


京子「あかり!!」


あかり「うぅん・・・!」

京子・・・ちゃん・・・?

京子「酷い痣・・・あかりしっかりして・・・」ビリッ


あかり「ぷぁっ!」


京子ちゃんはあかりの口から粘着テープを剥がしてくれた。


あかり「きょ、京子ちゃん助かったよぉ・・・」


京子「あかり、いったい誰にこんな・・・?」


あかり「ともこさん、ちなつちゃんのお姉さんにやられたよぉ・・・」


京子「ちなつちゃんのお姉さん!?」


あかり「うん、いっぱい殴られて死にそうだったよぉ」


あかり「でも、京子ちゃんのおかげで助かったよぉ」

よし、これで次はともこさんを攫っちゃうからね!
復讐開始だよ!!

あかりがそう考えた時だった。


京子「うわ!?」


あかり「きょ、京子ちゃん!?」


京子ちゃんは後ろからともこさんに押さえられ組み伏せられた。


京子「くそぉ!放せ放せぇっ!!」バタバタ


ともこ「七森中の制服着た子が家に来たから、もしかしてって思ったけど」


ともこ「思った通り、あかりちゃんを助けに来たんだ」クスクス


京子「あああっ!痛い痛いいいいいいい!!」


京子ちゃんは腕を無理やり曲げられ悲鳴をあげる。

あかり「やめてぇ!」


京子「うぐ・・・えぐ・・・」グス


ともこ「あらあら、もう泣いちゃった?」


ともこ「じゃあ縛るわね」

あかり「ああっ、京子ちゃんが・・・」


激しい痛みに抵抗する意志を奪われた京子ちゃんは為す術なく縛られてしまった。
両手を後ろ手に回されて手首を、両足をしっかり揃えられ足首をがっちり縛られた。


京子「うう・・・」


ともこ「仕上げね・・・」

ともこさんは京子ちゃんにマスクを着けた。


京子「うっ!?」


ともこ「あかりちゃんにも」


あかり「むぅ!」


あかりにもマスクが着けられた。


ともこ「さーて、もし我慢できたら解放してあげる」シューシュー


ともこさんは京子ちゃんのマスクになにやらスプレーを噴射している。


京子「うっ!?ごほごほごほっ!!」


京子ちゃんが激しく咳き込む。
でもともこさんはお構い無しに噴射し続け、マスクを濡れティッシュみたいな状態にした。


ともこ「分かってると思うけど、今のは即効性の麻酔剤よ」


ともこ「眠らないように頑張ってね」クスクス

ともこ「あかりちゃんもよ」シューシューシュー


あかり「むぐっ・・・」


あかりのマスクも同じように薬をたっぷり含まされてしまった・・・


ともこ「じゃあ私は七森中に行ってくるから」


ともこ「どうせちなつはそこにいるんでしょう」ギロリ

ともこ「起きたらまたお仕置きしてあげるわね」クスクス

京子(く、くそぉ・・・)

あかり「うう・・・」


その間にもあかりと京子ちゃんは必死に眠るまいと耐えている。
でも・・・

京子(くそぅ・・・苦しい!もう息が・・・!)


京子(だ、ダメ!息したら薬を吸い込んですぐに・・・)


京子(でもこんな状況じゃどうにもでき・・・な・・・)


京子(ああもう駄目だ・・・あかりごめん・・・)カクッ


京子ちゃんは眠ってしまったみたいで、寝息を立て始めた。
そしてあかりも・・・

あかり(うう・・・)


あかり(頭がぼーっとしてきた・・・)


あかり(京子ちゃん・・・)カクッ



やがてあかりは京子ちゃんと仲良く並んで眠ってしまった・・・









七森中

ともこ「ちなつ、今から助けに行くわね」

京子捕まる!

次回はともこVSちなつ(?




ガンボー様凛々しいよガンボー様

久しぶりでごめんなさい。

今までのあらすじ的なものをキャラごとに書いておくぜ(主に>>1が思い出すために)

赤座あかり→とある本を読んで拉致監禁に興味津々に。最初、姉のあかねを自宅に監禁。続いて京子を、さらに櫻子、撫子、花子、ちなつを監禁する。
続いて向日葵を拉致したところでともこに捕まってしまう。現在は赤座宅に京子と一緒に監禁されている。

歳納京子→ある日あかりに捕まり部室に監禁される。その後は解放されあかりの共犯的な立ち位置に。あかりをともこから助けようとするが見事に捕まる。


船見結衣→部室(正確にはその隣部屋)に物を取りに来ただけでその場にいた京子とちなつに捕まる。なんという不運。


吉川ちなつ→最初はあかりの犯行を見守る感じだったが、途中で標的にされ捕まる。京子が好きすぎて生きるのがつらい。

杉浦綾乃→まだ出てきていない\アッカリーン/


池田千歳→同上\アッカリーン/

大室櫻子→あかりの作戦にまんまと引っ掛かり撫子と花子も巻き添えに捕まる。実はあかりは誰かに操られていると思っており、犯人があかりと知った後もあかりを信じている。


古谷向日葵→あかりに拉致された後にあかりがともこに誘拐されたため、実質的に赤座宅に放置されている。


池田千鶴→\アッカリーン/


古谷楓→貴重な幼女なので大事に扱っていきたいと、>>1は思っているらしい。

赤座あかね→あかりが好きすぎる人。それを利用されあかりの最初の犠牲者になってしまう。


吉川ともこ→あかりを拉致して監禁する。ついでに京子も捕まえた。あかねとちなつを酷い目に遭わせたあかりにお仕置きという名目で腹パンしたりする恐ろしいお方。


大室撫子→櫻子と花子と一緒にあかりに捕まる。現在は部室の隣部屋に監禁中。


大室花子→櫻子と撫子と一緒にあかりに捕まる。ツンツンしているが本当は誰よりも櫻子が好きなのである。



会長と西垣ちゃんはおそらく出てきません。
\アッカリーン/って付いたキャラはあんまり出てこないかも・・・
あと、「娯楽部」じゃなくて「ごらく部」らしいです。さっきコミックスを見返していて気付くという失態・・・

では今日も少し本編を進めますわ

ごらく部の部室前に辿り着いたともこは、勢いよく入り口を開けた。


ともこ「ちなついる!?」ガラッ


ちなつ「お、お姉ちゃん!?」


ともこ「ああ良かったちなつ・・・」ダキッ


ともこはちなつに駆け寄り優しく彼女の身体を抱き締める。


ちなつ「お、お姉ちゃんなんで・・・」


ともこ「安心してちなつ、あかりちゃんは私がお仕置きしておいたから」


ちなつ(ま、まさかお姉ちゃんがあかりちゃんを拉致したの・・・!?)


ともこ「あなたは結衣ちゃんね?」


結衣「!!」ビクッ

ともこ「縛られてるってことは、あなたもあかりちゃんにやられたクチね」


結衣「うう・・・」


ともこ「そんなに恐がらないでよ、私はちなつを連れ帰りに来ただけだから」


ちなつ「・・・・・・やだ」


ともこ「え?」


ちなつ「嫌だ!私帰らない!!」


ともこ「ちょ、ちょっとちなつ!?何言ってるの?」

ちなつ「京子先輩に何かしたんでしょ!?」


ともこ「京子・・・、あのリボンの子?あの子なら今ごろ睡眠薬でぐっすり眠ってるかしらね」


ちなつ「京子先輩を返してくれなきゃ私帰らないから!」


ともこ「・・・・・・」


ちなつ「・・・・・・」


ともこ「我儘な子ね・・・あなた自分が今まで何されてたと思ってるの?」


ともこ「どうして京子ちゃんを庇うの?」


ちなつ「だって・・・京子先輩が・・・」


ともこ「しょうがない子ね・・・」ググッ


ちなつ「あうっ!」ドカッ


ちなつはともこに組み伏せられてしまった。


結衣「ち、ちなつちゃん!」


ちなつ「痛いって・・・やめてってば!」


ともこ「なら帰りましょ?」


ちなつ「嫌って言ってんでしょ!!さっさと京子先輩とあかりちゃんを解放してよ!」


ともこ「はぁ・・・仕方ない子ね」ガバッ


ちなつ「うっ!?」


ちなつ(睡眠薬を嗅がせて・・・無理やり連れてく気だ・・・!)

ちなつ「んー!んむむっー!」ジタバタ


ともこ「ごめんねちなつ、散々嗅がされたのにまた吸わせて・・・」


ともこ「でも今のあなた、言うこと聞きそうにないし・・・仕方ないわね」


ちなつ「うぐうぅ・・・」

ちなつ(うう・・・眠いよう・・・)


「コラーッ!ちなつちゃんに何してんだぁ!!」


ともこ「はっ!?」

ともこは声の聞こえた襖を開ける。


櫻子「お前があかりちゃんをそそのかした奴だな!?」


櫻子「あかりちゃんがこんなことするわけないんだよ!」


櫻子「今度はちなつちゃんを襲ってたのか!許さないぞお前!」


ともこ「随分威勢がいいのね・・・縛られてる癖に」

ともこの言う通り、櫻子は手足を依然として縛られていた。
その状態で吠えている。


櫻子「うるせえ!お前が・・・お前がぁ・・・」


どうやら櫻子は完全にともこが黒幕だと思っているようである。

撫子「櫻子、その辺で黙っときなさい」


撫子「アンタが喋ってると話がややこしくなる気しかしないから」


櫻子「ねーちゃんひでぇ・・・」


ともこ「あらあら撫子?あなたまで?」


撫子「久しぶりですね・・・吉川先輩」


櫻子「なになに?ねーちゃん知り合いか?」


撫子「私の高校にいた人だよこの人は」


撫子「気に入った子を手当たり次第に構ってたタラシ先輩」


ともこ「よく覚えてるわねそんなこと・・・」


撫子「私もやられたから」

櫻子「え、ねーちゃんまさか・・・」

ともこ「ちなつを眠らせておいて良かったわ」


ともこ「一応、妹の前ではいいお姉ちゃんでいたいからね」


撫子「・・・・・・」


ともこ「また遊んであげようか?」


撫子「お断りします・・・」


櫻子(うわああ!ねーちゃんが襲われる!?)


ともこ「うふふ、そうだこうしましょう」


ともこ「撫子も持って帰ろう♪」ニヤリ


撫子「は?えっ・・・?」

まさかの撫子×ともこで終わるの巻。


ともこさんがどんどん暴走していく・・・


次はいつになるか解りませんがちまちま書き蓄めて一気に落とすかも。


頑張れみんなのごらく部←いい加減○○かわいいよ○○で締めるのに限界ry

あかり「んー・・・んー」

うう、頭が痛いよぉ・・・
京子ちゃんは・・・


京子「うぐぅぅ・・・」


京子ちゃんも意識は戻ったみたいだけど、マスクのせいで息苦しそう


京子「うう!ううう!!」モゾモゾ


京子(くそぅ、手も足も動かない・・・あかりぃ・・・)


京子(どうすりゃいい・・・?)


京子(なんとか・・・あかりだけでも・・・)モゾモゾ

京子「んっ!?」


あかり「?」


京子ちゃんが急にはっとした顔をした
何か思いついたの?


京子(ポケットに携帯が入ってる!)


京子(しめた!手は縛られてるけど、後ろ手でも操作はできそうだ)ゴソゴソ


京子(マスク越しだから少しくぐもっちゃうけど・・・お願い聞き取って)

京子「あかり!今から携帯で助けを呼ぶから!」


あかり「え、携帯・・・あるの!?」


京子「うん!着歴から誰かに連絡を・・・」ピッ


Prrrrrr・・・

京子(お願い出て!助けて・・・)


一方その頃
ともこSide−−

撫子「ちょ、ちょっとホントにやめて!」


櫻子「お、おい!やめろよぉ!!」


櫻子「ねーちゃんに手を出すな!」


ともこ「うふふ、うるさいわよ」バシッ


櫻子「ひぎゃっ!!」


ともこの平手打ちが櫻子にクリーンヒットする


撫子「櫻子!」


櫻子「痛えええ!!くそっ、こっちは動けないのに・・・」


ともこ「分かった?私はあなたを一方的に苛められるの」


櫻子「卑怯者ぉ・・・」

ともこ「さぁ撫子、腕」


ともこは撫子を抱き寄せると、撫子の腕に注射を射した


撫子「痛っ!?」


櫻子「ねーちゃん!?」


ともこ「睡眠薬を打ち込んだわ」


ともこ「薬が効いてくるまで私が抱いていてあげるからね♪」


撫子「やってく・・・れましたね・・・」


櫻子「あわわ・・・ねーちゃん・・・」


撫子「あー・・・櫻子、私ヤバいわ・・・」ボーッ


櫻子「ね、ねーちゃん!?すげえ目が虚ろだぞ!?しっかりしてよ!」


撫子(あーヤバ・・・眠すぎて笑えない・・・)


ともこ「おやすみなさい♪」


撫子「さく・・・ら・・・こ・・・たす・・・け・・・」


櫻子「ねーちゃん!ねーちゃああん!!」


櫻子の叫びはもう姉の耳には届かなかった


ともこ「そういえば、そこの小さな子もあかりちゃんが攫った子?」


ともこは部屋の隅で寝息をたてる花子を指差して言った


櫻子「花子も連れてくのかよ・・・?」


ともこ「さあ、どうしようかしら〜?」


櫻子(あかりちゃん・・・なんでこんな・・・)


櫻子(あかりちゃん・・・今どこにいるの・・・?)

あかり&京子Side−−


京子(画面が見えないから声で誰か判断しないといけない・・・)


Prrrrr・・・

京子(出てくれない・・・そういえば一番最近は結衣だったか・・・)


京子(ええい、次の人なら・・・)


Prrrrrr

京子(今度こそお願い・・・あかりを助けて・・・)

あかり(京子ちゃん・・・)

ピッ

京子「おおおっ!!」


京子(繋がったああ!!!)


「ととと歳納京子!?どどどうしたのよ急に!?」

一応マスクされてても聞こえる設定
通話口から遠くてマスクしてると相手がちゃんと聞き取れるか分からないってことで
隣り合わせの京子とあかりはたぶん普通に会話は可能

電話に出たのはいったいダレダトイウノカー


続きます

「もしもし!?と、歳納京子よね?」


京子「あ、綾乃ぉ・・・よかったぁ・・・」グス


綾乃「な、泣いてるの!?な、なにがあったのよ?」

京子「うん、実は・・・ゆうか」


あかり「きょ、京子ちゃん!!」


京子「んっ!?んぐぐっっ!?」


京子(しまっ・・・口を塞がれた・・・!)モガモガ


ともこ「携帯なんて、取り上げてれば良かったわね」ピッ


京子「んー!!」


京子(くそぉ!くそぉ!切られちまった・・・)


ともこ「京子ちゃんだったっけ?」


ともこ「とりあえず二人とも、そのマスクは外してあげる」

あかり「と、ともこさん・・・もうやめてよぉ」


ともこ「うーん、あかりちゃんがそれを言っちゃう?」


あかり「うう・・・」


京子「ううあかり・・・」

ともこ「あかりちゃんはもう分かってると思うけど、あんまり私を怒らせない方がいいわよ」


ともこ「たとえばね・・・」


京子「むぐ!?」


あかり(京子ちゃんの口を押さえた!?)

ともこ「この状態で鼻を摘んだらどうなるか知ってる?」


京子「んんん!?」


ともこ「息ができなくなるの」ガシッ


京子「う、うご!?」


あかり「やめて!やめてよぉ!」


京子「んぐぅぅ!ぐぐぐ!」ジタバタ


京子(苦しい苦しい!息ができないぃ!!)


ともこ「苦しい?」


京子「うう!うぅ!」コクコク

あかり「やめてってばぁ!京子ちゃん顔が真っ赤だよぉ!!」


あかり「これ以上やったら死んじゃう!」


京子「んー!ぐぐぅ!」


ともこ「そうね、さすがにこれ以上はちなつにも怒られそうかも」パッ


京子「ごほぉ!ごほごほ!」


京子「はあはあ・・・」


あかり「京子ちゃん大丈夫!?」


ともこ「京子ちゃん、ちょっと来てくれる?」


京子「ひ、ひぃ!」


あかり「ともこさん!」


ともこ「大丈夫よ、私を怒らせたらさっきみたいな目に遭うけど」


ともこ「怒らせなければいいの」クスッ


京子「うう・・・誰か助けてよぉ・・・」


京子「綾乃ぉ・・・やっとあかりを・・・助けられると思ったのに・・・」


ともこ「はいはい、連れてくから」ヒョイッ


ともこ「うわ、京子ちゃん軽いわねぇ」


ともこ「ちゃんとご飯食べなきゃダメよ?」


京子「離して!」ジタバタ


ともこ「暴れたらまた息ができなくなるかもね♪」


京子「くっ・・・」


あかり「京子ちゃん・・・」


バタン

廊下−−


京子「どこに連れてくの・・・?」


ともこ「あかねちゃんがね、淋しそうだったから」


ともこ「話し相手になってあげて?」


ガチャ


ともこ「あかねちゃん起きてる?」


あかね「ともこ・・・」


京子「あかねさん!」


あかね「京子ちゃん・・・?どうして縛られて・・・」


京子「あかねさんも縛られてますよね・・・」


あかね「はぁ・・・ともこ、どういうつもり?」


ともこ「別に、ただ暇でしょう?」


ともこ「だから京子ちゃんと話してて」


あかね「ああそう・・・」

ともこ「じゃあ私は一旦家に帰るわね」


ともこ(そろそろちなつも撫子も起きるころだし)


ともこ「またね♪」


バタン



京子「あ、あかねさんは大丈夫ですか・・・?」


あかね「あまり大丈夫じゃないかも・・・」


あかね「京子ちゃんもごめんね、あかりが馬鹿なことしたせいでこんな面倒なことになって・・・」


京子「・・・・・・」


吉川邸−−


ちなつ「う・・・」


ちなつ「寝てたの・・・?」


ちなつ「そうか、お姉ちゃんに連れ戻されて・・・」

ちなつ「たぶん京子先輩も捕まってるよね・・・」


ちなつ「助けなきゃ・・・」


杉浦邸−−


綾乃「さっきの歳納京子の様子・・・なにがあったっていうのよ・・・」


綾乃「かけ直しても繋がらないし・・・」


綾乃「こ、こうなったら直接歳納京子の家に行くしかなさそうね!」ルンルン


吉川ともこは鬼か!?悪魔か!?


続くよミラクるん!

吉川邸 ともこの部屋−−

撫子「ん、んー・・・」ガタガタ


ともこに拉致された撫子は椅子に縛りつけられていた。


撫子「んー!んー!!」ガタガタ


撫子(ダメ・・・動けない・・・)


撫子(最初大声出そうかと思ったけど・・・)


撫子(ガムテープみたいなのが口に貼ってあって・・・)モガ


撫子(そういや、部屋には私しかいないみたいだけど・・・)


撫子(先輩は私だけ連れ帰ったのかな・・・?)

ちなつ「とりあえずあかりちゃんの家に行って、二人を助けなきゃ!」


ちなつは玄関のドアに手をかけた。


しかし、目の前にあの人が現れる。


ともこ「あらちなつ、起きたのね?」


ちなつ「お、お姉ちゃん・・・」


ともこ「そんなに恐がらないでよ、妹だから縛らないであげたんだから」


ちなつ「じゃ、じゃあ妹の私の頼みなら聞いてくれたり・・・?」


ともこ「何?言ってみて」

ちなつ「京子先輩を助けて」


ともこ「でもその子も、ちなつを一緒に監禁してたんでしょ?」


ちなつ「そうだけど・・・でも・・・好きなんだもん!!」


ともこ「ちなつってMだったっけ・・・?」


ちなつ「いきなり何の話!?」


ともこ「だって監禁されるのが好きって・・・」


ちなつ「好きなのは京・子・先・輩!!」


ともこ「うふふ、分かってるわよ」


ちなつ「もうっ!」

ともこ「ちなみに答えは駄目だからね」


ちなつ「な、なんで!?」

ともこ「なんでって・・・あの子かわいいから苛めたくなっちゃうのよね〜」


ちなつ「!? もういいよ!」ダッ


ちなつは自分で京子を助けようと、玄関を出ようとした。


ともこ「行かせると思ってるの?」ガシッ


ちなつ「離して!!誰か!誰か助け・・・んん!?」ムグ


ともこ「駄目よちなつ、玄関でそんなに叫んだら」


ちなつ「んんんー!」


ともこ「そんな悪いお口は塞がないとね♪」

ともこはちなつの口にガムテープを貼って、さらに手足を縛り始めた。


ちなつ(いやだっ!お姉ちゃんやめて!許して!)


あっという間にちなつは数時間前の状態に戻されてしまった。


ちなつ「う、ううう〜・・・」ポロポロ


ともこ「ごめんねちなつ」

ともこ「そうだ、面白いもの見せてあげる」ヒョイッ


ちなつ「んっ!?」


ともこはちなつを抱き抱えると、何やら二階に上がっていった。

ともこ「あら、ちなつも軽いわねぇ、ちゃんとご飯食べてる?」


ちなつ「うう・・・」


ちなつ(もう抵抗してもムダみたい・・・)


ちなつ(どこに連れて・・・お姉ちゃんの部屋?)


ガチャ


ともこ「撫子、いい子にしてた?」


撫子「んっ!」


ちなつ(あ、櫻子ちゃんのお姉さん・・・連れて来られたんだ)


ともこ「ちなつ、下ろすよ?」


ともこは抱えていたちなつをベッドに下ろした。


ともこは撫子のところに行くと、撫子の口のガムテープをまずは剥がした。


撫子「ぷはっ・・・」


ともこ「先に言っとくけど、大声出したらお腹殴るから」ニコッ


撫子「わ、分かりました・・・」


ともこ「ねえちなつ」


ちなつ「?」


ともこ「ちなつはキスしたことある?」


ちなつ「!?」


ともこ「今から見せてあげるね♪」


撫子「せ、先輩・・・んっ・・・」


ともこは言った直後に、撫子の唇を奪った。


ちなつ(うおおお!?)

一方その頃−−


櫻子「ねーちゃん・・・」

もうすっかり暗くなった部屋の中で櫻子は呟いた。


花子「すぅ・・・すぅ・・・」


花子はまだ寝息を立てている。
攫われた恐怖とストレスが眠気を誘発しているのだろうか。


櫻子「くそっ・・・ダメだぁ・・・」


櫻子「やっぱり私の力じゃ縄が解けない・・・」


櫻子「うう・・・あかりちゃん・・・」


櫻子「何でこんなことしたんだよぉ・・・」


櫻子「私・・・あかりちゃんのこと好きなのに・・・」


櫻子「向日葵・・・私どうしたらいいんだろ・・・?」


ガラッ


その時だった。
部屋の襖が誰かに開けられた。


櫻子「だ、誰!?あかりちゃん!?」


櫻子は相手を確認しようとするが、暗いため誰かは分からない。


櫻子「いったい誰・・・」

???「・・・・・・」ガシッ


櫻子「んっ!ふむっ!?」

そいつはいきなり櫻子を押さえると、櫻子の口に濡れたハンカチをあてた。


櫻子「ふむぐっ!?んんっ!?」ジタバタ


櫻子(この匂い・・・気を失わせる薬だ!!)

櫻子「むぐっ!むぅむぅ!!」ブンブン


櫻子は暴れながら、頭を左右に振ってハンカチから口を出そうとした。


???「・・・!」ググッ

しかし、櫻子は頭を押さえられてしまう。


櫻子「むぅぅぅ!!」ポロポロ


櫻子(頭痛いいい!苦しい!!)


櫻子(助けてあかりちゃん!!)


櫻子「う、うぐぅ・・・」ガクッ


とうとう櫻子は完全に気を失ってしまった。


???「ごめんなさい、大室さん・・・」

赤座邸−−


あかり「・・・・・・」


あかり「ふふ・・・・・・」


あかり「あははははは!!」


あかり「最初はね、向日葵ちゃんを捕まえたら櫻子ちゃんと二人きりにして監禁しようと思ってたんだよぉ」


あかり「櫻子ちゃんはともかく、向日葵ちゃんは喜びそうだし」


あかり「誰かさんのせいで大幅に狂っちゃったけど」

あかり「でも神様はあかりの味方だったみたいだねぇ」ニヤリ


あかり「吉川ともこさん・・・楽しみにしててね・・・」


あかりは立ち上がると、ポケットに誘拐道具一式を揃えると部屋のドアに手をかけた。

悪い子\アッカリーン/再び!


誰があかりを解放したのか!?


そして扱いが面倒くさいからずっと寝たままにされている花子の明日はどっちだ!?


綾乃「・・・・・・」スタスタ

夜道を歩く綾乃。
その背中には先ほど眠らせた櫻子を背負っている。


綾乃(大室さん、全然起きる気配ない・・・あの手の薬ってホントに効くのね・・・)


櫻子「すぅ・・・ふぅん・・・」


綾乃(ごめんなさい大室さん・・・でもこうすれば・・・)


「あれ〜?綾乃ちゃん?」

綾乃「!?」ビクッ

綾乃の前方には、池田千歳の姿。


綾乃(千歳・・・!?)


綾乃(な、なんでこんなところで・・・!)


千歳「奇遇やねぇ〜、コンビニ行った帰りなんよ」


綾乃「へ、へぇ!そうなの」


千歳「今日は百合姫(←一迅社より大好評発売中みんな買おう!)の発売日だったのすっかり忘れとったわ〜」


千歳「せやからもう本屋さん閉まってたから、コンビニで買う羽目になってしもたわ〜」


綾乃「そ、そう・・・それは大変だったわね」

千歳「そんなことあらへんよ〜、こうやって綾乃ちゃんにも会えたしな」


千歳「ところで、綾乃ちゃん?」


千歳「なんで大室さんおんぶしとるん?」


櫻子「おっぱい・・・ムニャ・・・きんし・・・ムニャムニャ」


綾乃「こ、これは・・・さっきまで大室さんと一緒にいて・・・」


綾乃「副会長の仕事を知りたいって言うから、二人きりで話してたのよ」


綾乃「そ、それで疲れて寝ちゃったから今こうやって大室さんの家まで送ってくところなの」


千歳「ふ〜ん・・・」

千歳「綾乃ちゃんは嘘つくの下手くそやなぁ」


綾乃「なっ!?」


千歳「まぁ、副会長の仕事を教えてたっちゅーのはほんまやったとしても・・・」


千歳「この道は大室さん家への道ちゃうよ?」


綾乃(・・・!!)


千歳「なんで嘘ついたん?」


綾乃(くっ・・・さすが千歳鋭いわ・・・)


綾乃(な、何か言い訳を・・・)


綾乃「じ、実は道を間違えちゃって〜・・・なんて・・・」


千歳「はぁ・・・綾乃ちゃん、ほんまのこと言うて?」

綾乃(駄目・・・もう言い逃れできない・・・)


綾乃(どうすれば・・・)

千歳「綾乃ちゃんは歳納さん一筋やと思っとったのに・・・」


綾乃「はい?」


千歳「いくら大室さんが歳納さんに似とるからって・・・」


綾乃「ちょ、ちょっと千歳!何か勘違いしまくってない!?」


千歳「ええんや!決めるのは綾乃ちゃん自身や!」


綾乃(これは・・・)


綾乃(誤魔化せるかも・・・)


櫻子「う、う〜ん・・・?」


千歳「あ、大室さんが起きたみたいやで」


綾乃(タイミング悪すぎよーっ!!)

綾乃(まずいわ・・・)


綾乃(このままじゃ千歳にバレちゃう・・・)


綾乃(何か言われる前に大室さんの口を塞げば余計に怪しまれる・・・)


綾乃(うう、もう逃げたい・・・)グス


櫻子「このポニテは・・・杉浦先輩・・・?」


千歳「うちもおるよ〜」


櫻子「池田先輩も・・・」

櫻子「も、もしかして先輩方が助けてくれたんですか!?」


千歳「?」


綾乃「」


櫻子「私、今まで誘拐されて監禁されてたんです!」

櫻子「・・・ってあれ?」グッグッ


櫻子「なんでまだ手が縛られて・・・?」


綾乃「はぁ・・・」


綾乃「大室さん、もう余計なこと言わないで」


櫻子「ふぇっ!?」


千歳「綾乃ちゃん・・・?」


綾乃「私はあなたを助けたんじゃない」


綾乃「さっきあなたを眠らせたのは私よ」


櫻子「えっ・・・ど、どういうこと・・・?」


綾乃「大室さん可愛かったわよ、必死にもがいてる姿がとっても」


櫻子「・・・・・・犯人は杉浦先輩だったんですか・・・・・・・・・?」


綾乃「ちょっと違うわね」

櫻子「違う・・・?」


綾乃「私は赤座さんに頼まれて大室さんを誘拐したってこと」


櫻子「あかりちゃん・・・やっぱりあかりちゃんが犯人なの・・・?」


綾乃「いいから行くわよ」

櫻子「池田先輩・・・あなたも共犯ですか・・・?」

綾乃「千歳・・・」


千歳「ちょ、ちょっと待って」


千歳「ごめんなぁ、混乱しすぎてわけが分からへん・・・」

綾乃「千歳、このことは黙っててね」


綾乃「じゃないと、千歳も攫わなきゃいけなくなるから」


千歳「せやけど・・・これはイタズラで済まされる話ちゃうで・・・」


櫻子(池田先輩は共犯じゃない?)


櫻子(犯人はあかりちゃんで杉浦先輩が共犯で・・・)


千歳「赤座さんはどこにいるん?」


千歳「ちょっと叱ってやめさせたるこんなこと」


「あかりならここにいるよぉ」


綾乃「あ・・・!」


千歳「!?」


櫻子「あ、あかりちゃん・・・!!」

あかり「杉浦先輩遅いですよぉ」


あかり「京子ちゃんが酷い目に遭いますよぉ?」


綾乃「や、やめて!」


千歳(まさか綾乃ちゃん・・・!)


櫻子「あかりちゃん・・・私たちを攫った犯人はあかりちゃんなの!?」


あかり「そうだよぉ」


櫻子「ホントは誰かに脅されてとかじゃないの!?」

櫻子「ほらさっきのお姉さんとか・・・」


櫻子「そうなんでしょ!?」


あかり「・・・・・・」


櫻子「そうだって言えよ!!」


櫻子「うわああああああん!!」

わぁい千歳も出せたよぉ



実は櫻子×あかりがゆるゆりで一番好きなカップリングだったり・・・


☆彡

あかり「ねえ、櫻子ちゃん」


櫻子「何……?」


あかり「あかりのこと嫌いになったかなぁ?」


櫻子「ううん、私はあかりちゃんが好きだよ」


あかり「そっかぁ!良かったよぉ」ニコニコ


櫻子「でも」


櫻子「今だけは大嫌いだよ、あかりちゃん」ギロリ


あかり「恐いよー、京子ちゃんーっ」ダキツキ


京子「こら!あかりを恐がらせるんじゃない!」

櫻子「歳納先輩はあかりちゃんの味方なんですね……」


京子「まぁね」


京子「あかりは可愛いからね」


京子「もちろんやり過ぎの時は止めるけど、基本的に共犯でーす」


あかり「えへへ」


櫻子「…………」


櫻子「そうだ、向日葵は?」


あかり「ああ向日葵ちゃん?」


あかり「いるけど会う?」

あかり「京子ちゃん」


京子「ん?どした?」


あかり「向日葵ちゃんって縛ってるよね?」


京子「うん」


あかり「口は?塞いでる?」


京子「いや、ちなつちゃんのお姉さんに捕まる前にガムテは剥がしたよ」


京子「たぶんそのままだと思う」

あかり「だってさ櫻子ちゃん」


あかり「会うなら運んであげるよぉ?」


あかり「自力じゃ動けないでしょ、縛ってるし」


櫻子「別に……」


櫻子「でも一応会わせて」

櫻子「特に心配とかは全然してないけど、ちょっと話してみたいし」


あかり「ふふ、じゃあこっち来て」


京子「んじゃ運ぶよ〜」ガシッ


京子「引きずってくけどいいよね」ズルズル


櫻子「ご自由に」


京子「悪いね、ちょっと力が入りづらくてねぇ……」

あかり「着いたよ、この部屋」


櫻子「…………」


ガチャ


京子「じゃあ、あとはごゆっくり〜」


向日葵「と、歳納先輩!?」


向日葵「それに……赤座さんも……!?」


あかり「こうやって顔見せるのは久しぶりだね」


向日葵「赤座さん……あなたまさか……!?」


あかり「その辺の話は櫻子ちゃんから聞いてよぉ」


向日葵「櫻子!?」


櫻子「よ、よぉ向日葵……私も捕まっちゃったみたい……」


向日葵「ああ、なんてことですの……」


櫻子「あかりちゃん、向日葵と二人にさせてもらってもいい?」


あかり「いいよぉ」


櫻子「ありがと、歳納先輩もここまで運んでくれてどうもです」


京子「うん、本当なら罵倒されるべきなんだろうけど」


京子「どうやら大室ちゃんは分かってるみたいだね」

京子「まぁ、それが賢明だよ」


京子「じゃあ行こうかあかり」


あかり「うん!じゃあまた後でね」


バタン


向日葵「櫻子、どういうことか説明して」


櫻子「あかりちゃんがダークサイドに堕ちた」


向日葵「はぁ?」

櫻子「つーかさ、私おかしいかな……?」


櫻子「こんなことされてるのに……」


櫻子「あかりちゃんのこと嫌いになれない」


櫻子「ただね、ねーちゃんと花子を巻き込んだのは許さないけど」


向日葵「櫻子……」


櫻子「向日葵はどうなの?」


向日葵「わ、私は嫌ですわよ……」


向日葵「赤座さんがその……こういう趣味があるのは驚きましたけど……」


向日葵「だからといってこれは……完全に犯罪ですし……」

櫻子「犯罪か……」


櫻子「確かにそうかもしれないけど……」


櫻子「で、でも私はあかりちゃんがものすごく怒られるのは可哀想だなって……」


向日葵「あなたねぇ……」

櫻子「てか、そういうのは今言っても無駄じゃない?」


櫻子「ほら、こんなだし手足」ギチギチ


向日葵「はぁ……そうですわね……」


櫻子「ねーちゃんは大丈夫かな……?」

あかり「さてと、今度こそ行くよぉ」


京子「おっ、いよいよ復讐しに行くの?」


あかり「うん、ちなつちゃんはどうしてるかな?」


京子「うーん……たぶん無事だと思うけど」


あかり「そうだ、杉浦先輩たちは?」


京子「千歳を見張ってる」

京子「あのさ、いい加減綾乃に教えていい?」


京子「別に私監禁されてないよ、無事だよって」


あかり「うーん、まだ駄目かなぁ」


あかり「もう少し経ってからね」

赤座邸の空き部屋


千歳「う、ううん……?」

千歳「あれ……?」


千歳「うちいつの間に眠って……?」


千歳「そういえば……確かコンビニの帰りに綾乃ちゃんに会って……」


千歳「綾乃ちゃんが大室さんをおんぶしてて……」


千歳「赤座さんがおって……」


千歳「その後、急に痛みが来て目の前が真っ暗に……」


千歳「やっぱり誘拐されたんかなぁ……?」


千歳「椅子に縛りつけられとるし……動けへん」ギシギシ


ガチャ


綾乃「あ、千歳起きたの」

櫻子はだんだん洗脳されている模様

京子は洗脳完了されている模様


次回はあかりVSとも子再び!?

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 09:00:19.56 ID:xylgK3tL0

あうあうあー    て\ (^p^)「つぎはーちんじゅくー」 /( ^p^ )
  ガスターテン!  ん\                //⌒   `ヽ
お             す \━—━[新宿]━—━// /   │\_П  る

ぎ    よだれパン      \         /  ( /ヽ   |\___E)  あ
ゃ                  \ΛΛΛΛ/     \ /   |       で
あwwwぱしへろんだすwwwwww  <    い>いけぬまは健常者より優れた種

—————──——————< 予  け>—————──——————
(-q-)/  (`q´)  (‘q‘)ノ  (~q~)<   ぬ>            /\たかしちゃんは天使
「l l    〈 ノ  < l   гl l<感  ま>  ┌───   /(^p^)\(補助金うめえww)
 <<    <<   /  7   ノ <<    の> てんすの恵み/ てんす \←─┐
                   /∨∨∨∨ \ └→   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  │

     へ_⌒/(`q´)    /passive hell   \    /    (^o^)     \-┘
@-@[ROCK&ROLL]@-/    and death   \ /     保護者     \
              /                \                  .\ 
             /    受身の地獄と死     \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \


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