ほむら「なんなのこの時間軸」さやか「大丈夫?ほむほむ」(97)

ほむら(今、なんて)

さやか「ほむほーむ、大丈夫?元気ないみたいだね 心配だあ」

まどか「さやかちゃん!初対面の子に馴れ馴れしすぎ
ばっかみたい……ねえ暁美さん?」

ほむら「へ?あ、あ、私は……その」

さやか「んもうまどっち!ほむほむが困ってるよ
んで……名前で呼んじゃいやなのかー?」シュン

ほむら「いえできれば(まどかには)名前で呼んでもらえたら」

まどか「!」

さやか「わーいほむほむげっとー」ギウー

ほむら(なんなの今回は)

まどか「……」モジモジ

ほむら「……?」

まどか「わたし鹿目まどか よろしくね、ほむら」カアッ


ほむら(なんですって?)

さやか「はいみんな仲良くしよーか 2限始まるよ」

ほむら「……ええ」プルプル

(まどかがまどかが私を……呼び捨て……なんなのこの新境地)

ほむほむ

――授業

早乙女「でーあるからして」

さやか「ねね、ほむほむ何かわかんないとこあったら聞いてね」

ほむら「ありがとう、美樹さん」

さやか「ちょーっと!さやかって呼んで」ニコニコ

早乙女「そこーうるせえぞ」ビシィ

まどか「ふん、さやかまたやってるよ」

――昼休み

さやか「んでねほむほむったらすごいのよ 全問正解でさ!」

仁美「まあ、素晴らしいですわ」

ほむら「……」パクパク

さやか「天才かなほむほむは」ニヤニヤ

まどか「ちがうよ きっと努力したんだよ
簡単に天才になんてなれないよ……
あ、仁美 今日のおかずだよ 遠慮なんてしないでね」フィッ

仁美「ありがとうございます、いつも悪いですわ」フフ

ほむら「え?」

(なんでまどかがおかずを)

さやか「あたしも作ってきたよ!食べてっ」

仁美「皆さん……」ウルウル




ほむら(よくよく見れば志筑仁美のお弁当は……白米のみ……一体どうして)

さやか「あ、ほむほむには説明まだだったね
仁美ん、言ってもいい?」

仁美「構いませんわ、お心遣い感謝いたします」ニコッ

さやか「え、と仁美んは、その」

まどか「仁美んちの家計が苦しいみたいだからおかずとかをわたしとさやかで持ち寄ってるの、それだけ」

ほむら「家計が……苦しいですって?」

書き溜めはあんまない

まどか「なに?」

ほむら「いえ、なんでもないわ」

(どうなってるの?まどかはちょっと冷たいし
美樹さやかは無駄に空気に敏感……志筑仁美は貧乏……
イレギュラーな展開ね)




さやか「さてさてまた今日もあれ行っちゃいますか!」

まどか「そうだね、いいんじゃない」

仁美「でも……」

まどか「いいんだって、きにしないで
ほむらも誘ってみよ」

ほむら「なんの話?」

さやか「食いついてきてくれて嬉しいよ あのね
あたしとまどっちと仁美は放課後
とあるあたしの幼なじみを見舞いに行ってんの

それでね、そのあと仁美んちに行って弟くんたちと遊びながら
勉強会してるんだ」

まどか「って言ってもおしゃべりばっかりだけど……楽しいよ」

ほむら「そうなの……」

仁美「といってもわたくしの兄弟たちのお相手をしてくれているんですのよ」コソコソ

ほむら「ふうん」

(なにこれなにこれ友情が眩しすぎて契約だ魔法少女だなんだなんて話になりそうにないわ)

さやか「あ、でねあたしたちね実は」

まどか「さやか!」

さやか「っと……」モゴモゴ




ほむら「面白いわね」

(今までの時間軸とは違うこの世界は……私にとっての希望になりうるのかしら
はたまた絶望……なんてもう何度も味わってきたわ)

一応支援

きゅっぷいちゃんの出番がなさそうなので帰りますね

――放課後

さやか「今日もつっかれたー」

仁美「さやかさん当てられまくってましたわね」クスクス

まどか「あれはさやかがいけないんだもんね」

さやか「まどっちぃ、きついぜ」

ほむら「……」

さやか「ほむほーむ大丈夫?今からお見舞い行くんだけど平気?」

ほむら「ええ、ところで誰の」

まどか「佐倉杏子ちゃんだよ」

ほむら「ほげー!」

まどか「捕鯨?」

ほむら「上條恭介ではないの?」

仁美「////」

さやか「仁美の彼氏じゃん、知り合いなの?」

ほむら「知り合いもなにも……」

あんあん!

支援

マダー

どうした

もう1時間以上経ってるのか

剛毅なことだな・・・・・・お前さんも

マダカァー

うわあああああ

さやか「なにも?」

ほむら「い、いえなんでも……」

さやか「きょーこも知ってたり?」

ほむら「滅相もないです」フルフル

まどか(怯えてる?)

さやか「?まあいっか、行こ」

まどか「ほむら……」

ほむら(どっひゃああああ)

どっひゃあああああ

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

――病院

ガラッ

さやか「会いたかったよきょーこ!」ダキッ

杏子「やめ、やめろっバカ、痛っ」

まどか「病院ではお静かに、さやか」

さやか「だってえ……」ズルズル

仁美「まったくお二人とも、ほむほむさんがびっくりしてますわ」

ほむら「」ポカーン

さやか「ごめんねえほむらっちゃん……おーい」

ほむら「ほんものの佐倉杏子……」

杏子「よう、ほむら」ガシガシ

3人「「え?」」

ほむら「……嘘」

ほむ?

きたか

杏子「あたしのこと……わかる?」

ほむら「……そよ」

まどか「え?」

ほむら「嘘よ
私をからかってるんでしょう……だってありえない……こんなの」ジワッ

杏子「ほむら、話を聞けよ」

ほむら「あなただけでも私を覚えててくれたなんて……こんな嬉し……おかしいことあるわけないわ」

さやか「ほむら、ちゃん?」

まどか「仁美、さやか 売店でお菓子買ってこよ
お腹すいたんだよね……あ
仁美はお金いらないから」

仁美「え、あの」

まどか「いいから」

さやか「あ、あたしもお腹すいたー!よし行くぞ仁美ん」ズルズル

仁美「ひょええっ」

バタン

杏子「相変わらずだろあいつら」

ほむら「そうね」フィッ

杏子「機嫌直せよ」

ほむら「なんのこと」

杏子「何から聞きたい」

ほむら「すべて、かしら」

杏子「はん しょうがねーな」

ほむら「……」チラッ

(もし佐倉杏子がほんものだとしたら
一体どの時間軸なのかしら
まずそれをはっきりさせたいわ)

うっひょおおおおおおおい!

あんあん!

ほむら「質問、あなたの記憶では 私はメガネ?
巴マミは生きていた?まどかは、まどかは」

杏子「待てよ、前のことあんまり思い出せねーんだから
でも今あたしは魔法少女だ そんなゾンビなあたしがなんで入院してるかっていうと」

ほむら「ゾンビ……」

杏子「間違ってるか?」

ほむら「いいえ、続けて」

杏子「――目が覚めたらここにいたんだよ」

親切なきゅっぷいさんとか…

ほむら「どういうこと?」

杏子「あたしは魔法少女だ、けどここから動けない
多分、あんたが来ないといけなかったんだ
さやかたちには記憶がないとか傷が治らないとか言っておいたが
さやかとあたしが幼なじみだってさ」ケラケラ

ほむら「動けない?」

杏子「ああ、魔女の気配がしても頭痛がしてさ まったく動けない
情けねー……」

あんあん……

マミさんは?マミさんはどうなんですか⁉

ほむら「それでQBは存在するの?」

杏子「残念ながら元気だよ さやかたちの前にもちょくちょく顔を出しやがる
たしか、きゅうちゃんって呼んでたなあいつらは」

ほむら「そう」プルプル

杏子「ま、もう契約は時間の問題だろう」

ほむら「は?」

杏子「あいつら好きなんだよ 魔法とか戦いとか……魔法少女ってプリキュアでしょって言われたときはリンゴ吐いた」

ほむら「なるほど……平和だけどバカなのかしら……あの子たち」

ほむう

マミさんはデュラハンになってるよ

ほむら「巴マミは?生きてる?」

杏子「ああ、夜とかに見舞いに来るよ、ただ……」

ほむら「ただ?」

杏子「あまり喋らない、最初は驚いたよ」

(回想)

コンコン

杏子(なんだこの世界、今度は誰が)

マミ「こんばんは」

杏子「マミ?お前マミか!」

マミ「身体、もう平気?」

杏子「ああ」

マミ「そう……良かった」

タタタ

杏子「どこ行くんだ?」

マミ「花瓶の水、換えてくる」

バタン

杏子「新しい」パアッ

――

ほむら「」

あんあん!

ほむら「あなたって呑気ね」フウ

杏子「あのな、あたしだっていろいろ考えたんだよ
けど答えは出ねえし……いいじゃねえか
またまどかやさやか、マミに……お前にだって会えた
あたしにとっちゃそれでいいんだよ」

ほむら「……わかったわ、さっきの発言は忘れて」

杏子「それより」チョイチョイ

ほむら「?」

3人「……」ピッタリ

杏子「ドアの前に張り付いてる」ハハッ

3人「……くしゅん」

マミさんカッコいいよマミマミ

ほむら「はあ」

3人「マダカナー ウルサイ ヒョエエ」

ほむら「話も終わったし、あの3人戻って来ないかしら!」

バタン

さやか「にゃはー、グッドタイミング!ほむほむ」

仁美「うふふ、さやかさんてば」

まどか「ずっといたとかじゃないもん」フン

ほむら(まどか、新しい)パアッ

杏子(ほむらだってまんざらでもなさげじゃん)

さやか「いやーお二人とも!感動の再会は果たせましたかな」

まどか「さやかうるさい」

仁美「まどかさん手厳しいです」

まどか「ほむらのことなんて……ぜ、全然好きじゃないんだからねっ!」

このまどかはツンデレ向き

杏子「やべっ、今何時?」

ほむら「19:37……」ガーン

さやか「うわあ」

まどか「仁美んち行けないじゃん」

さやか「ごめん、仁美」ショボン

仁美「大丈夫、あなたがたが毎日きてくれて弟たちも嬉しかったと思いますが
反面あなたがたを心配しておりましたの
どうか、お気になさらず」ニコッ

杏子「ほむら、ちょっと」チョイチョイ

ほむら「なに?」

杏子「そろそろマミが来るよ……」

ほむら「ほんとう?」

杏子「会わせてもいいかい……?」

ほむら「……っ」コクン

ガラッ

マミ「こんばんは」

さやか「マミ師匠!」

仁美「お会いできましたわ」パアッ

まどか「マミ先輩……なんでここに」

ほむ杏「「」」

なんか同じようなことしか書けなくて 話進まない

がんばれ


QB「僕もいるよ~」

マミ「きゅうちゃん、勝手に付いてきちゃだめ」

QB 「はあい」フワフワ

ほむら「インキューベーター!」

QB「ひゃあ、なんだいその目」プルプル

ほむら(怖がってる?ありえない)

マミ「きゅうちゃんが見える?」

ほむら「はい」

マミ「ごめんなさいね」

ほむら「いえ、すみません」

(圧倒的に言葉足らずね、巴マミは)

さやか「あのさ、そろそろ帰らない?」

まどか「すっかり長居しちゃったし」

杏子「へ?あ、こっちこそ悪かったな」

仁美「いいえ、楽しかったです」

さやか「師匠と杏子は知り合いみたいだし、邪魔したくないもん」

ほむら「私もおいとまするわ」

まどか「大丈夫?」

ほむら「……え、あ、大丈夫よ」

まどか「わかった」ギュ

ほむら(まどか?手……握ってる)

さやか「じゃあ、また来るから」

マミ「会えて嬉しかった、みんな……黒髪の子」

仁美「杏子さんもお大事にしてくださいな」

杏子「ありがと、またな!」

支援

――帰り道

さやか「ごめん仁美、弟くんたちお腹すかせてるでしょ」

仁美「大丈夫ですわ 弟1が面倒を見てくれています」

まどか「部活ないんだっけ?」

仁美「ええ」

ほむら「……」

さやか「ほむほむ」

ほむら「……////」

さやか「ほむらちゃん」

ほむら「なに?」

まどか「ほむら疲れてるみたいだからそっとしておこ」ギュウ

ほむら(頭のなかがいろんな意味で真っ白だわ)

さやか「? りょうかい いろいろ付き合わせちゃったしね」

ほむら「そんな、嬉しかったわ
まだ会ってまもない私に……関わってくれて」

まどか「当たり前じゃん」

さやか「だって仲間だもんねえ」
ほむら「ありがと」

仁美「今きゅんとしましたわ!」

さやか「だめだめ彼氏が泣くよ」ハハハ

ほむら(なんだか一番最初の世界で、初めて彼女たちに出会った日を思い出すわ
情に流されてしまいそうで、怖い……けど暖かい)

さやか「しかもあたしたちプリキュアになるし」

まどか「だからちがうって」

仁美「お二人は迷われているんでしたっけ?」

さやか「そうなのよ」

まどか「わたしは反対だな」

ほむら「プリキュア?」

さやか「魔法少女って言うんだって
信じられないかも知れないけど
変身して戦うんだよ!憧れちゃうな」

まどか「さやか、やめなよ 仮にもほむらの前で」

ほむら「……魔法……少女……」

仁美「ご存知ですの?」

ほむら「私……魔法少女なの……契約しちゃだめ……」ガタガタ

さやか「なに言ってんの?やるのは今度の文化祭の話だよ……」

まどか「ごまかすの下手すぎ」

ほむら「うっ……くっ……ひぐ」ポロポロ

仁美「ほむらさん……なにがあったんですの?」

まどか「今はぜんぶなし!保留ね 早く帰ろう」




ほむら(家に着くまで何も話せなかった
忘れたはずの涙も止まらずに、ただ泣いた
そんな私をまどかはじっと見ていた)

ほしゅ

しえん

ほm

また逃げたか

まだだ

頼むよ>>1
こんな人生だったんだせめて一度くらい幸せな夢を見させて


保守がついてくれてるだけありがたいと思わなきゃいけないよね

ちくしょう

>>82
お前が書いたSSも今度読んでやるから涙ふけよ

私ね?10レスで落ちたんだよ?

いやだよね…きもちわるいよね…

完結させたなら胸をはれ
未完なら建てなおせ

わたくし、前々からSSを完結していただける>>1さんをおしたいしておりましたの

ほむら「この時間軸は一体……」さやか「んーもう!どったのほむほむ」

この>>1も前スレは9レスで落ちてるんだぜ

ほしゅ

二回立て直した…
二回落ちた…

ヌグウウウウウウウウウ!!!

とりあえず落ち着いてツイッターででも愚痴ってこい

落ちたなら落ちたで次のネタに移ればいいじゃない
書き溜めあってやりたいネタがあるなら最初から書きためておけばいいわけだし

だーくらい?

早めに全キャラ出しといたほうがそれぞれのファンが保守してくれる可能性が高い
あとはエロだな

保守

>>92
ご名答

さやさや

建て直ししても失敗したならSS速報で移住してもらってさ、終わりで良いんじゃない?



向こうでもグダグダとかこれもう先行きわかんねぇなぁ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月13日 (月) 03:50:45   ID: zj_jCVRw

バカッ!ここで終わりかよ!!
スゴいのが降りてきてたのに1は手放しちまったのかッッ!!?


ふぅ~、すまんトチ狂った、まぁ、難しいよな、SSは
そこはかとなく参考になったぜ、ありがとよ!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom