娘「おっぱい大きくなってきた」(568)


父「二次性徴がはじまったんだな」

娘「にじせいちょう?」

父「母さん今日は赤飯だ赤飯を炊け!」

娘「家におかあさんはいないよね?」

父「ボケ殺しめ」

娘「にじせいちょうか、ふ~ん」サワサワ


父「娘も今日から中学生か」

娘「お父さーん、ほらほらみてー!」

父「似合ってるぞ、眼福眼福」

娘「むふふーそうかなぁ」テレテレ

父「しかし娘よ、スカート丈が短すぎやしないか」

娘「えー、イマドキはこれが普通だよ」

父「娘の綺麗な生足が公衆に晒されるなんて耐えられるか!」

娘「だ、大丈夫だよ、うち女子校だし」

父「しかし…そうだ!これを穿いていきなさい」ゴソゴソ

娘「なぜ懐から…」

父「こまかいことは気にするな」

娘「えっと…これは黒ストッキング…!」

父「これから学校に行くときは毎日それを穿きなさい」

娘「夏は無理だよ」

娘「お父さん」

父「なんだ?」

娘「洗濯物、私とお父さんので別々に洗って」

父「な……んだと?」

娘「だって友達はみんなそうしてるって」

父「家は家、よそはよそだ!」

娘「ええー…だってお父さんくさいんだもん」

父「」

娘「ただいまー」

友「おじゃましまーす…」




父「邪魔をするならかえれ!」

娘「お、お父さん!」

父「さては先日わが娘にいらんことを教えたという友達はその子だな!」

娘「もう、いい加減にしてよ!いこ?」

友「う、うん」

父「待て、まだ話は」

娘「ベェーッだ」

父「遅いな…」



娘「あ、お父さん」

父「はぁ、全く、暗くなっても帰らないから心配したぞ」

娘「アハハ…ごめんなさい」

父「なにかあったのか?」

娘「うん…私…告白されちゃった」

父「なに!?勿論断ったんだろうな?」ユサユサ

娘「う、うん」

父「けしからんやつもいたもんだな」

娘「わ、私最近急にお胸が大きくなったから、多分そのせい」

父「ま、まあ、その、なんだ、確かに大きくなったな。り、立派?だぞ」チラチラ

娘「お、お父さんみすぎ!」

父「え、あぁ…すまん」

娘「まあ、いいけど」

父「休日だし遊びにでもいくか?」

娘「えー、めんどくさいしいーよ」

父「しかしなあ、あんまりだらだらしてるのも…って娘!みえてる!みえてる!」

娘「え……きゃ!ちょっとみないでよお父さん!」

父「そんな姿勢で寝転がってた娘が悪い!」

娘「なんで開き直ってるのよ!それに、娘のパンツみて興奮しないでよ!」

父「し、してないし」

娘「目が泳いでるし」


娘「そういえば私とお父さんって似てないよね」

父「娘は母さん似だからな、多分」

娘「多分って…適当だなあ」

父「ま、まあいいじゃないか、ハハハ」

娘「あやしいなあ」

娘(実際、お父さん若いし、それに…か、かっこいいし…)

父「うぅ…視線がいたい…」

先生「娘さんは明るくてクラスの雰囲気をよくしてくれていますから、私もよく癒されてます」

父「ハハ、そうですかうちの娘は世界一可愛いですか」

娘「いや、いってないし…」

先生「それにしても、お若いのに子育ては大変でしょう」

父「いえいえ、娘がかわいいですから、なんの苦にもなりませんよ」

先生「まあ、ふふふ…仲がよろしいのですね、少し妬けちゃいます」

娘「……!」

父「ハハハ…親バカですみません」

先生「父さん、お優しいし、ハンサムですものね」

娘「い、いえ…」

父「いやいや、先生もお美しいですよ」
先生「お世辞でも嬉しいです」

娘(なんだかこうしてると、本当に夫婦みたいだな…)

娘(そしたら先生がお母さんか…)

娘(お父さんが…先生と…)

娘「それは…嫌だな…」ズキン



父「先生、綺麗な人だったな」

娘「やっぱりお父さんは、ああいう人が…好きなの?」

父「ん?うーん…好きになるかは別だな」

娘「鼻の下伸ばしてたくせに」

父「ん?」

娘「なに?」

父「もしかして…嫉妬してるのか?」

娘「そ、そんなわけないでしょ!ばか!お父さんのばか!」

父「わ、おい、ちょっと」

娘「うるさい!もう寝る!」バタン

父「ふぅ、やれやれ」

父「1-C、1-Cっと…」

父「おっ、みつけた」ガラガラ

ガヤガヤ

父(やっぱり母親ばかりだな)




友「娘ちゃん娘ちゃん!」

娘「なに?」

友「あれ、父さんじゃない?やっぱりかっこいい!若いし!」

娘「そ、そうかな」

友「クラスのみんなもみてるし、注目の的だね!」


父「あ、おーい!娘~!」

ざわ…

娘(恥ずかしい…)

先生「今日は参観日ですが、みんないつも通りにしてくださいね」

生徒「はーい」


娘「…」チラ

父(真面目に授業受ける娘可愛い)ニコニコ

娘(ホッ…先生はみてない…か)

友「ふふ」ニヤニヤ

父「おかえりー」

娘「ただいまー」

父「ん?その袋はなんだ?」

娘「あぁうん、これはスクール水着だよ。来週からプール開きなんだ」

父「ふむ、ひとつ提案が」

娘「い・や」

父「そんな…頼む!娘の晴れ姿をみたいんだ!」

娘「そんなにみたいの?」

父「あ、あぁ…是が非でも…あ、写真もできれば」

娘「それは無理だよ」

娘「どう、気持ちいい?」ゴシッゴシッ

父「あ、も、もう少しつよく」

娘「は~い」ゴシッゴシッ

父「気持ちいいなあ」

娘「流しますよー」バシャ

父「どれ、次は娘の背中を」

娘「え!?わ、わたしはいいよ!」

父「恥ずかしがることはない、さ、水着を脱いで」

娘「じゃあ…よろしく」スルッ

父「娘もすっかり大人の体になったなあ」ゴシッゴシッ

娘「お父さん、痛いッ…」

父「あ、すまん、つい」

娘「優しくしてよ…」

父「100数えたら出るからな」

娘「ふふっ…お父さんは昔からそればっかり」

父「そうか?そうかもしれんな、ハハハ」

娘「ねえ…」

父「ん?」

娘「わたしの、お母さんってさ…」

父「…」

娘「あ、ううん、何でもない!100経ったしわたし出るね!」ザバッ




父「すまん…お前にはまだはやいはなしだ」

娘「あ、雨だ…」

娘「お父さん、今日は遅くなるって言ってたっけ」

娘「…」

娘「あ!」

娘「大変!お父さん、傘持ち忘れてるんだった!」

娘「届けにいかないと!」




同僚「いや~参りましたねー」

父「ハハ、そうですね」

同僚「申し訳ありませんが私、折り畳み傘がありますんで…これで」

父「あぁ…気を付けて」

父(どうするかな…娘の顔が早くみたいし、仕方ないか…)ダッ

父「ハァ、ハァ、ハァ」タッタッタ

父(くそっ…もうずぶ濡れだ)

ドカッ

父「~~ッ、スミマセン、慌てていまして、って娘?」

娘「あいたたたた…あれ?お父さん?」

父「はぁ…何してるんだ、こんな雨のなかそれも夜中に。危険だと言うのがわからないのか?」

娘「む…そんな言い方しなくたっていいじゃない!」

娘「わたしはただ…お父さんが…」

父(ん?傘がふたつ?しかもあれは、私の…)

父「ふぅ、まったく、かわいい奴め」

父「ほれ」

娘「え?」

父「家までおぶっていくよ」

娘「い、いいよ、私怪我とかしてないし」

父「いいから」

娘「…わかった」

父「しっかり捕まってろよ?…よいしょっと」

父「軽いな…でも、胸はあたる」

娘「お父さんのえっち…でも…背中…あったかい…」

父「これが父のぬくもりだ」

娘「そっか…」


ザー ザー

父「おわ~!」

娘「ど、どうしたの!?お父さん!」

父「む、娘…」

父「なんだこの実にけ
し か ら ん 下着は~!」

娘「わ、わ!それプールの時間違えて友ちゃんのを!」

父「…はいたのか」

娘「うぇ!?」

父「このけしからん下着を、はいたのか」

娘「う、うん…友ちゃんがね、半分冗談で穿いてきたって…それで、ちょっと穿いてみようかな…って」

父「…これは没収だ」

娘「えぇ!?」

娘「ダメだよ!返してよ!」

父「いや、没収だ」

娘「ダメだってば!友ちゃんに返さないとだもん!」

父「ぐぬぬ…」

娘「ねえお父さん」

父「なんだ?」

娘「わたし、やっぱり他の人より胸が大きいみたい」

父「そ、そうか」

娘「お父さんはさ、胸の大きい女の人、好き?」

父「ぃあ!?あ、あ~うん、嫌いじゃないぞ?」

娘「じゃあ、胸の大きい娘は…嫌い?」

父「き、嫌い…なわけがない」

娘「そっかぁ…わたしもお父さん好きぃ」チュッ

父「!?」

娘「お父さん…大好きだよ…」チュッ…クチュ…チュッ…



父「はっ!」

チュン チュン

父「夢…か」

娘「? お父さん?」

父「」ギク

娘「なにやってるの?」

父「な、何でもない…何でもないから…先に朝御飯を食べていなさい」ジャバジャバ

娘「?」

娘「わかった、先に食べてる」


父「…ふぅ」

父(情けない…この歳で夢精?それも娘で…)

父「違う…私の娘への愛はこれじゃない」

父(それも欲望の捌け口なんて…もっての他だ…!)

娘「お父さん…大丈夫?」

父「ん?…すまん、聞こえなかった」

娘「お父さん…最近変だよ」

娘「急にお仕事お仕事って…顔色も悪いし」

娘「なにかあったの?」



『娘「お父さん、大好きだよ」チュッ』

父「ハッ…」フルフル

父「いや、本当に何でもないから…忙しくてな」

娘「そっか…それじゃあ仕方ないよね…」

娘「おふぁよー」

娘「あれ?朝食がない…」

娘「お父さんー、お父さんー」

娘「あれ?部屋かな、お父さんが寝坊なんて珍しいな」

ガチャ

娘「お父さん…?」

父「…ハァ、ハァ…」

娘「お父さん!やだ、すごい熱…はやくお医者を…」

父「ま…娘…会社に…」

娘(こんなときまで仕事って、お父さんはなんでそこまで…!)

娘「会社には私から電話しておくから、お父さんは休んでて!氷枕持ってくるから!」

父(…情けないな。娘に迷惑をかけまいとしたことが裏目にでてしまう…)

父「ハァ…」

娘「お父さん!寝てなきゃダメでしょ!」

父「あ、あぁ」

娘「ほら、毛布も持ってきたから!」

父「いや、毛布はあついだろう」

娘「ええい、我慢して!ほら服も脱いで」

父「ふ、服も…?」

娘「寝汗拭かないと、それにお父さんの体はお風呂で見慣れてるよ」

娘「一応、人肌の温度に濡らしてきたけど…どう?」フキフキ

父「あぁ…悪くない」

娘「脇の下もちゃんと…ってお父さんあんまり脇毛ないんだね」

父「ん、ああ…毛が薄くてな…昔からひげもあまり剃らない…」

娘「はい、氷枕を頭に敷いて、ゆっくり休んで…」

父「娘…」

娘「なに?」

父「実はな、私と娘は血が繋がっていない」

娘「知ってるよ?」

父「え…?」

娘「いや、だって、わかるよ。お父さんわかりやすいもん」

父「ハハ…そうか、お見通し、か…」

娘「全部、話してくれる、よね?」

父「…」スースー

娘「…寝てるし」

父「すっかり過ごしやすい季節になったな!」

娘「元気だね…」

父「ほれ、お芋だホクホクだぞう?」

娘「…おいしい!」

父「石焼き芋最高だな」

娘「はむ、はむ」ポロポロ

父「こらこら、きちんと食べなさい」

娘「はぁーい」

父「まったく…これは躾が必要だな!」

娘「なんか…手がえっちだよ…」

父「娘の成長も衰えないからな」

娘「うぅ…いつかの風邪の日あたりは大人しかったのに…」

父「と、いうことで牛乳も飲め」

娘「うちの学校給食ないもんね…」

娘「お父さんの部屋に侵入してみた」


ガサゴソ

娘「ん?これは…写真?」

娘「写ってるのは…お父さんと…わたし?」

娘「手紙もあるし…」

娘「ふむふむ…手紙の送り主は女の人か…」







娘「…」ギリギリ


娘「」キッ



父「たっだいまー」

娘「…」プルプル

父「ど、どうした娘…怖い顔して」

娘「やっとわかった」

父「え?」

娘「お父さんがお母さんのことを話したがらない訳」

父「あ、その手紙は…」

娘「ねぇ、お父さん。わたし、お母さんのことが」

娘「殺したいほど憎い」

父「私がまだ学生だった頃、私は娘の母が好きだった」

父「だが、私の恋は叶わなかった」

父「想いを伝えられなかった」

父「私が気を揉んでるうちに、彼女はろくでもない男との子供を宿していた。それが娘、おまえだ」

父「ここからがよくなかった」

父「男は娘の母に向かって産むなと言った。ただの間違いだったと」

父「しかし彼女は娘を産んだ。そして、唯一無二の友人である私に娘を託したんだ」

娘「わたしを置きざりにして、だよね…」

父「…すまない…」

娘「おっお父さんが謝ることはないよ!」

父「つらいことを聞かせてしまった…娘には早すぎる話だ」

娘「お父さん…うぅ…わたし、お母さんが…憎い…」

父「おいで…」

娘「うぅ…」ガバッ

父「今は、思いっきり泣くといい」ナデナデ

父「うおおおおお!娘ー!!がんばれー!!」

パーン

『ただいまの順位は1位赤、2位…』

父「よくやったぞ!娘ー!」

娘「もう…恥ずかしいよー」

友「それにしては嬉しそうだけど?」

娘「友ちゃん…からかわないでよ…」

友「ごみんごみん、てか娘ちゃんって意外と足速かったんだね」

娘「この胸がなかったらもっとはやく走れるんだけどね」

友「ちぃ…うらやまけしからん」





父「ビデオカメラ新調しといてよかった」

他校の生徒A「なあ、あの子かわいくね?」

生徒B「胸でけえし、あれで中1かよ…やべえ」

父「ゴホン」

生徒A.B「!?」ビクッ

父「ちょっと…あっちのほうにいかないかね?」ニコニコ

生徒A.B「」







女「娘…」

父「ああ、女さん、きてましたか」

女「あの子は?」コソコソ

父「そろそろ戻ってきますよ、お昼の時間ですし」


娘「お父さーん!」

父「ほら」

女「え、えぇ…」コソ

父「なぜ私の後ろに隠れる」

娘「お父さん!私の活躍みててくれた?」

父「ああ、バッチリこのカメラにおさめたぞ娘の晴れ姿!」

娘「よかったぁ……。で」

娘「その人、誰」

女「」ビクゥ

父「待ちなさい。娘、いい機会だと思ったから私が呼んだんだ」

娘「大体は読めるけど…まさか」

女「」ビクビク

父「娘の 母だ」

娘「…なによ、今更」

父「…」

娘「ノコノコ姿現して、なに!?まさか私を連れ戻そうとか思ってるんじゃないでしょうね!」

女「ヒィ」ビクビク

父「…」

娘「わたしの親はお父さんひとりだけ!これまでもそうだったし、これからもそうなの!」

娘「目障りなの!帰って!」

女「…」トボトボ

父「娘」

娘「なに!?お父さんはなんであの人を連れてきたの!私があの人に取られてもいいわけ!?」

父「違う…」

娘「あぁーそっか、わかったお父さんも私が邪魔だったんだ、そうだよねお父さんはこれまでずっと独り身立ったもね!わたしは要らない子ですかはいそうですか」

父「ちがっ、娘!」ガバッ

父「落ち着いてくれ…娘がそんなに動揺するとは思ってなかった…」

娘「…」

父「悪かった…」

娘「ううん…わたしも、少し暴れすぎちゃった、ごめん」

父「あの人な…今、病気なんだ」

娘「え…?」

父「よほどショックだったんだろうな…今じゃ人間不振に陥ってる」

父「一人じゃ生活もままならないから病院暮らしさ…」

娘「わたしは、同情…できない、やっぱり。お父さん、わたしはひどい人間かな」

父「そんなことはないさ、私にだって落ち目はあったんだ」

娘「でもね、これだけは言えるよ。わたしはお父さんを愛してるって」

父「ふっ…ああ、私もだ」

娘「って午後の部まで全然時間ないじゃん!」

父「そんなときにはほれ、10秒ゼリー」

娘「ングッングッ」

娘「行ってくる!」

父「いってらっしゃい!こっちは任せなさい、体の隅々まで撮影しておく」


娘「え?なんて?」

父「ククク…」

父「おこただしたぞ」

娘「やったー!」

父「さて、私はテレビ正面の向きに」
娘「あぁー!ずるい!わたしがそこって決めてたのに」

父「残念だったなミカンがうまい」

娘「こうなったら…」ストン

父「おわっ」

娘「お父さんと座るもんね」

父「ううむ…よきかな」

娘「わたしもミカンたべる!」

父「だー、またボロボロこぼすし!」

娘「だ、だって…」

父「いいか?こうやるんだぞ」

娘「おお!皮が全部繋がってる!」

父「ふふふ…娘にはできんだろうなあ」

娘「なにを!わたしだって!」ゴチャゴチャ

父「クリスマス…か」

娘「違うよ今日はクリスマスイヴだよ」

父「今年はサンタさんこないかもな」

娘「え!なんで?」

父「自分の胸に聞いてみるんだな」

娘「お父さん…一緒にクリスマスイヴを過ごす人がいないからってセクハラ…?」

父「それは娘も同じだろう」

娘「や、わたしはお父さんのせ、い、でそういう人がいないだけだよ」

父「く、たしかに…娘のかわいさなら男などとっかえひっかえ…」

娘「そこまではいってないけどさ」

父「まあなんだ…ケーキも食べたし、今日は早く休みなさい」

娘「…?うん」


父「もう…寝たかな…?」ソロッ

父「これが、私からのプレゼントだ」

娘「ふわぁっふぁ」

父「随分眠っていたな。もう昼前だぞ」

娘「うん…なんか…良い夢みてさ…」

父「そうかそれは良かったな」

娘「うん…お父さんとずっと…ずっと一緒にいる夢…」

父「…寝惚けているのか?」

父「おーい」コンコン

娘「はぐぅあ」

娘「…!」ハッ

娘「今の言葉…忘れて!」

父「おいおいどこに」

娘「顔洗ってくる!」

娘「お、お父さん!」

父「どうした!」

娘「これ…プレゼント…」

父「おお…空けたのか、何が入ってたんだ?ん?」

娘「ぶ、」

父「ん?もっと大きい声で」

娘「ブラが入ってたの!」

父「ハハハよかったじゃないか」

娘「良くないよ!なんでブラジャー?クリスマスプレゼントにブラジャー?」

父「だってお前最近きついとか…」ハッ

娘(ん?まさか…お父さん)

父(ば、ばれた…?)

娘「サンタさんってなんでも知ってるんだね!すごい!」

父「そ、そうだなハハハ」

娘(高校生になるまでは気づいてないフリしてあげよう…)

娘「振袖なんて似合わないよ…」

父「いや、娘は少し背もあるしなにより胸があるから似合うだろう!」

娘「また無駄にお金使って…」

父「無駄なものか!私の生涯の楽しみを奪う気か!」

娘「はぁ…もう、好きにして」

父「出掛ける前に一枚」パシャ

父「やっぱり人が多いな、娘、拐われる危険があるから肩車しよう」

娘「やだよ目立つし」

父「じゃ手を繋ごう、いいか放すなよ!絶対放すなよ!」

娘「あ、友ちゃ~ん」

父「あ、待て娘、私から離れるなれ!」

友「あらま娘ちゃん」

娘「友ちゃんもきてたんだね」

友「チラ」

父「娘ー!」

友「ふふ、ごめん、私親と来てるから一緒にまわれないわ」

娘「そっか…」

友「ごめんねー埋め合わせはまた今度」

娘「うん!わかったー!」

父「娘ェー」ガシッ
父「もう放さないからな」

娘「うん、ごめ」

カランカラン パン パン

父(娘が健康に育ってくれますように。お父さんと結婚したい!と20代になっても言ってくれますように。娘が悪い男にひっかかりませんように。娘が…)

娘「いつまでそうしてるつもりなの?」

父「ん、あぁ…すまん」

父「寒いし、帰るか」

娘「ねぇ、お父さんはなんて御願いしたの?」

父「私は…娘と結婚…いや、娘が健康に育ってくれますように。ってな」

娘「そっか。わたし、わたしはね…


娘「─────」

父「えっ?」

父「今日から娘は2年生か」

父「娘ー、朝だぞー」

娘「ふわぁあ、おふぁよう…」

父「顔を洗ってこい。可愛い顔が台無しだぞ?」

娘「ふぁ~い」

父「さて、弁当もできたし、後はトーストだな」

娘「おはよう、お父さん…」

父「おはよう、ジャム?バター?」

娘「いちごジャム…」

父「ちょっと待ってな」

チーン

父「ほれ」

父「あーん」

娘「…」ムシャムシャ

父「今日も娘は可愛いのう」
娘「ふぇれふふぁらふぁめへ」

父「時間はいいのか?」

娘「モグモグ…ん、もう出なきゃ」ガタッ

父「ほい、お父さん特製弁当」

娘「ん」

父「気をつけていくんだぞ」

娘「お父さん」

娘「ん、とね…」

父「どうした?忘れ物か?」

娘「いつも、ありがと」チュッ

父「」

娘「へへ…い、いってきます!」バタン

父「やっぱり娘って、いいな」

父「そうは思わないか?女さん」

彼女はもういない
しかし
写真の中の父と肩を並べる彼女は優しく微笑んでいる。

シリアス無しなら

父「ただいまー」

娘「…」トントントン

父「まさか…」

娘「できた!」

父「なにがだ?」

娘「あ、お帰り!しょうが焼きだよ!」

父「なんで黒焦げなんだ?」

娘「トーストとかも黒焦げでも食べられるし…だめ?」

父「娘は当分料理禁止だとあれほどいっただろう」

娘「だって…役に立ちたかったんだもん」

父「うう、漏る」ガチャ

娘「あ…」

父「す、すまん!」ガチャ

娘「謝るのはいいけど」

娘「なんで入ったままなの?普通出ていくでしょ」

父「いやぁ、とっさのことだったから」

娘「あんまり…じろじろみないでよ」

父「むむ、怒ってるのか?」

娘「恥ずかしいの!」ショワ

娘「あ…やだ」ショワア

娘「み、みないでええ」ショワアアア

父「…Gokuri」

父「カメラ…くそ…」

娘「もうお嫁にいけない…」

娘「お父さん、トイレ好きだね」

父「む、娘…」

父「お前…この血…」

娘「あ…」カアアア

父「病気なのか!何故お父さんに相談しない!」

娘「お父さんのばかぁ!せ、生理…だよ…」

父「なに…?」

娘「だから、生理なの!」

父「え…?そんなに早いのか?だって娘はまだ13…」

娘「もう中2なの!この件に関しては放っておいて!」

父「…いつもよりかなりピリピリしてるなあ…」

父「しばらくおとなしくしておこう…」




女子中学生が爆破予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

「通報されたくなかったらおっぱい見せろ」とかは絶対に書き込むなよ









娘「…でさ、もう最悪!」

友「でも、なんだかんだで仲良いよね」

娘「そんなことないよ!」

友「ふーん…クラスじゃもう噂が立ってるよ?」

娘「え…?なんて?」

友「曰く、イケメン塾講師との禁断の恋!」

娘「えぇー」

友「曰く、お兄さんとの禁断の恋!」

娘「お兄さんって歳じゃなくない?」

友「いやいやぁ、それは贔屓目ってやつだよ娘ちゃん」

友「実際、去年の参観日のおかげで彼を知りたいって人たくさんいたんだから」

娘「たとえば?」

友「Aちゃんとか、Bちゃんのお母さんとか、うちの担任とか!」

娘「先生まで!?」

友「今年もあの先生が担任だからね。娘ちゃん、父さんとられちゃうかもよー」ニヤニヤ

娘「む、お父さんはわたし以外の人には興味ないもん!」

ざわ…

友「おお、爆弾発言」

友「父さんはロリコンさんでしたか」

娘「違うの!わたしだけなの!」

父「ふえっくしっ」

父「娘成分が足りない」

父「早く帰ろう…」


同僚女「あんれー!父さん直帰ー?」

父(無視無視)スタスタ

同僚女「あはん、つれないわね」

父「他のやつ誘え…」


父(あいつと飲んだら確実につぶされる…)




娘「お父さん遅いなー」

父「捨ててきなさい」

娘「やだ!」

父「なら私が捨てにいく」

娘「だめ!」

父「はあ…あのな、ペット買うのも大変なんだ。食費とか色々」

娘「だったらわたしバイトする!」

父「いかせられるか!」

娘「むむむ…」

父「ぐぎぎ…」

娘「わかったよ…」シュン

父「わかってくれたか」

娘「ねえお父さん、DVDみていい?」

父「ん、ああ。いいぞ?」

娘「…」ワクワク

父「なにをみるんだ?」

娘「友ちゃんのオススメ!なんかすっごい面白いって」

父(あ、やな予感)


ヴオオオオオオオ

父(やっぱりか)

父「ホラー映画じゃないか、それも結構前の」

娘「」カタカタ

父「あらら」

娘「お父さん…」

父「なんだ、眠れないのか?」

娘「う、うん」カタカタ

父「娘…中学生にもなってあの程度で怯えてどうする」

娘「だって…怖い…んだもん」ギュ

父「うわっいい乳」

娘「あててんのよ」

父「おま…どこでそんな」

娘「友ちゃんが…映画で眠れなくなったらこうしろって…」

父「ふんまったく相変わらずけしからんやつだ」

娘「そのわりにはお父さんなんか嬉しそう」

父「は、早く寝なさい」

チュン チュン

父「うーん…娘、起きろ朝だぞ」

娘「うん…ん…」ゴソゴソ

父「なにして…ってうわ!」

父「なななななななにゆえ服を着ていない」

娘「ぅえ?…だって…邪魔…」

父(そういえば娘は昔から暖かくなると睡眠時にすっぽんぽんになることがあったな…)

父「まさかまだ直っていなかったとは…」

娘「うん……え?え?」

父「目が覚めたか、はやく制服とこのクロスト」

娘「キャーーー!」バスン

父「あうち」

友「しっかし、けしからん胸だねほんと」

娘「そうかな」

友「噂じゃあのA先輩以上とか言われてるわよ」

娘「ええ?わたしそんなに大きくないよ…?」

友「ま、娘ちゃんに黒い噂がたったら私がすぐに消しにいくけどね」

娘「友ちゃん少し怖い…」

娘「でも、ありがとう。なんだか友ちゃんには色々助けられてる気がする」

友「むふふ…気にしなさんなっ!その代わりその胸をわしずかみさせてくれれば…」

娘「それはやだ」

父「ううむ…たまには卵かけごはんも悪くないか」

父「卵を炊きたてのごはんにいれて」

父「醤油を少し…」

父「できた」

父「夜食の完成だ」

娘「ねえお父さんいつまで起きてるの?」

父「娘の脱ぎぐせがなおるまでだ」

娘「それと夜更かしにどういう関係が?」

父「…」

父「やはり夜だと頭が回らんな」

父「夜食はうまいが」

娘「私もう寝ますね」

父「脱ぎぐせだけはどうにかせんとな…」

やあ (´・ω・`)
ようこそ、呪いのスレへ。
このスレをみてしまうと一生童貞になるんだ。

うん、「一生童貞」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

だけど一つだけ呪いを解く方法があるんだ、それは・・・

このスレに行って

パンツ見せろ

って書き込むんだ。
健闘を祈るよ。


父「そういえば、娘は部活動をしないのか?」

娘「うーん…友ちゃん意外にあんまり仲いい人いないしなあ」

父「娘…友達…いないのか?」

娘「いるよ!いるけど…なんか上っ面だけの付き合いというか…本当の友達は友ちゃんだけだよ…」

父「なら、無理に部活動をすすめることはしないが」

父「家で寂しくなったらちゃんと言うんだぞ?」

父「いつでも電話かけてきていいから」

娘「うん…ありがとう」

♪マイヤヒーマイヤ

Pi

父「はい」

娘「あ、お父さんわたしだけど…」

父「なんだ、寂しくなったのか?かわいい娘よ」

娘「そ、そんなんじゃないし」

父「ふふっ」

娘「も、もうっ、帰りいつになりそう?」

父「そうだな…もう少ししたら帰れるから待っててくれ」

娘「うん、わかった。待ってるから」

父「ふぅ…」

同僚女「噂以上に溺愛してますね」

父「!?」

父「なんだお前も休憩か」

同僚女「ええ、タバコを吸いに」

父「…」

同僚女「そんな怖い顔しないでよ冗談よ冗談。そもそもここ喫煙所じゃないし」

同僚女「ほんと溺愛きてるよね、娘さん」

父「私は仕事に戻るぞ」

同僚女「捨てられた子のくせにさ」ボソッ

父「」ピクッ

父「貴様」ガッ

同僚女「うへぁ、聞こえてました~?」

父「もう一度娘の悪口をいってみろ」ミシミシ

同僚女「ぁ…ヤバ……あ"」

父「俺がこの細い首へし折ってやる」パッ

同僚女「し、死ぬかと思った」ゼーハー

同僚女「なにマジになってんのよ」

父「謝らんぞ」

同僚女「はぁ…まいいわ、昔からあんた頑固だし」

父「ふん…いてっ」カコン

同僚女「やーいやーい童顔頑固おやじ~」ダッ

父「なんだ…?コーヒー?」

父「あいつこのためにわざわざ私のところまで…?」

父「いや、それはないか」

父「娘ー!朝御飯ー!」

父「起きてこないな…はぁ」

ガチャ

父「娘ーあさごは」

娘「スゥー、スゥー」

父「また服をきていない…」

父(掛け布団から覗く肩がなんだか色っぽいな)

父「なんて、考えてる場合じゃないか」

父「娘起きろ、遅刻するぞ」ユサユサ

娘「う、うーん…昨日は遅かったの!…まだ眠いよぉ…」

父「そういえば私の帰りを待ってて寝るのが遅くなったのだったな」

娘「むにゃ…」

父「でもだめー!おきろー!起きなさい!」

娘「うぅ…すぅ…」

父「せめて服を着てくれれば…」

娘「うわぁー!遅刻遅刻!」

ガラ

娘「先生!すみません…寝坊しました!」

先生「あら、娘さん。大遅刻ね」

娘「たはは…すみません…」

先生「まあいいわ。席につきなさい」

娘「はい…」

先生「父さんと乳くりあっていたのかしら?羨ましいことね」ボソッ

娘「は…?」

先生「娘さん、はやく席につきなさい」

娘「はあ…」

娘(なに?もしかして先生がお父さんをって噂…本当だったの!?)

友「だから前にいったじゃない」

娘「そだっけ?」

友「そう、父さん狙ってる人多いんだから」

友「ま、私もその一人なんだけど」

娘「友ちゃん!?」

友「うそうそ、私は娘ちゃん一筋だから!」

娘「それはそれで困るけど…」

友「ともかく、父さんの周りには警戒すること!」

娘「はぁい」

娘「…」ギュ

父「今日はいつも以上に積極的だなあ」

父(あ、娘の胸が当たって…最高)

娘「お父さん、私以外に仲のいい女の人っている?」

父「うーん…いや、いないな」

父(同僚女とは付き合いは長いけど特別仲がいいってわけじゃないし)

娘「そう…」ホッ

父「あ、ひとりいた」

娘「だれ…?」

父「女さん…」

娘「…」ズキン

娘(そんな顔しないでよ…お父さん)

娘「お父さん…あの人はもういないよ」

娘「逃げたんだよ、自殺することで」

娘「本当に憎たらしい…最後まで責任もとれない」

父「…やめてくれ」

娘「そっか、お父さんあの人好きなんだったね」

娘「なんであの人なの?私だったら絶対お父さんにそんな顔させない」

父「女さんの話は…もうやめよう」

父「…あまり死者を冒涜しないでくれ」



娘「わたしだったら…絶対…」

同僚女「相変わらす真面目だねー」

父「私からすれば、どうして不真面目なお前がこの仕事をし続けていられるのか不思議でならない」

同僚女「ほんとに堅いんだから…」

同僚女「そんなんで楽しい?」

父「お前はいつも楽しそうだ」

同僚女「そうかねぇ」

父「そうだろう」

同僚女「あるいは…」

同僚女「あんたの前でだけかもね」ニコ



父「…」ボ-

父「ハッ…いかんいかん私は何を同僚女ごときに…仕事仕事」

娘「お父さん、わたし朝ごはんいらない」

父「なに…?」

娘「もういくから」

父「むむ、さては娘、体重だな?」

娘「うっ」

父「確かにお前の身長と体重は平均を上回っているかもしれないな…」

父「胸のせいで」

娘「セクハラだよ…」

父「スキンシップだ」

娘「それだけじゃなくて運動もしてないから脂肪も…」

父「むっちりすればいいじゃないか」

娘「やだよ!わたしはスレンダーな感じがいいの!」

父「そうなのか…?まあ、どんな娘でもかわいいことに変わりはない」

娘「は、恥ずかしいこと真顔で言わないでよ…いってきます!」

娘「でね、お父さんったら…」

友「ほんとに娘ちゃんは父さんが好きなんだね」

娘「うん」

友「でも、素直になれない?」

娘「うん…なんでだろ」

友「気にすることはないよ、思春期にはありがちなことだから」

娘「そうなんだ」

友「でも言うべきところではちゃんと言うんだぞ?」

娘「うん、がんばるよ」

娘(…遅いな)

ピンポーン

娘「お父さん…?はーい!」

ガチャ

同僚女「あ、どもーあなたが娘ちゃん?」

娘「あの、どなたですか」

同僚女「あぁ、待って待って閉めないで」

同僚女「こいつ酒弱くってさー」

父「うぅ…」

娘「お父さん!」

娘「あ、あの父を送ってくれてありがとうございます」

同僚女「いいのよ、昔からの付き合いだし」

娘「それでは、失礼します」ガチャ

同僚女(悪い娘じゃないみたいね)

同僚女「カエルの子はカエル…ってわけでもないのか」

父「だから言ってるだろう娘はいい子だと」

同僚女「あんたのいい娘はあてにならないのよ、前例があるし」

父「…それを言われるといたいな」

同僚女「ま、いいやあんたもあの娘といる間は楽しそうだし」

同僚女「この件に関しては追及しないであげる」

父「助かるよ、お前が絡むといつもややこしいことになるから」

同僚女「だってその方が楽しいし」

父「だから嫌なんだお前といるのは」

同僚女「悪かったって。今度なんかおごるからさ!」

父「お泊まり会?」

娘「うん」

父「ダメに決まっとる」

娘「やっぱり…」

父「いや、娘」

娘「なに?」

父「うちでやればいいじゃないか」

娘「え?いいの?」

父「友達の両親が許可したらな」

娘「やたっもしもし友ちゃん?」

父「やっぱりあいつか」

友「おじゃましま」

父「帰れ」

娘「ちょっとお父さん」

父「目を見ればわかる。お前、娘が好きだな?」

友「好きですが。ついでに言えば言えば父さんも好きです」

娘「え、ええ!?」

父「…よし、あがりたまえ」

友「今度こそおじゃまします」

娘「じ、じゃあわたしの部屋にいこうか、友ちゃん」

友「そうしましょ」

父「待ちなさい」ガシ

友「なにか?」

父「娘になにかしたら…」ゴゴゴ

友「…さぁ、それは約束しかねます」タッ


父「はぁ…後で茶菓子持っていってやるか」

父「暇だ…」

ピンポーン

父「ん…誰だ?」

ピンポーン ピンポーン ピンポーン

父「うるさい!」ガチャ

同僚女「やっ」

父「お前か、何の用だ」

同僚女「何の用だとはご挨拶じゃない。お菓子も持ってきたのに」

父「そういえば奢りがどうとか言っていたな」

同僚女「ま、立ち話もなんだし中で話そうよ」サッ

父「はぁ…」

同僚女「わりといいとこだね」

父「物色するな」

父「そうだ、このお菓子少し頂くぞ」

同僚女「いいけど…」


コンコン

父「娘ー、へんなことされなかったかー?」

娘「変なことって…友ちゃんがそんなことするわけ…」

友「うふふ」ギラギラ

娘「お父さん助けて」

父「娘に妙なことをするなよ?ほれ、お菓子と飲み物」

娘「わぁい!」

友「いいお父さんだなー、私も欲しい」

娘「や、絶対あげないけど」

友「急に真面目にならないでよ」

同僚女「相変わらす仲がいいな」

父「当たり前だ」

同僚女「たまに思うんだけど」

同僚女「父は娘ちゃんに束縛されてるとは思わないの?」

同僚女「仕事仲間と騒ぐことも愚痴ることもできない。いわんや結婚相手をやよ」

父「け、結婚ン?」ブフッ

同僚女「いやいや、普通だから。あたしたち位の独身ほとんど焦ってるから」

父「そんなもんなのか…?」

同僚女「そうよ…ま、まあ、付き合い長いし、あたしが相手になってやっても…」

父「結婚か…私が結婚したいと思ったのは女さんだけだったな…」

同僚女「聞いてないし」

同僚女「ほんとに父は昔からこうなんだもんなあ…」

同僚女「女のこととなると…なにも見えなくなるんだから…」

友・父「…」スゥースゥー

娘「ど、どうしてこうなっちゃったの?」

娘「友ちゃんお父さんから離れてー!」ギュ

娘「ハァ、ハァ…」

娘「もう…」

娘「だ、ダメだ…私も眠くなって…き…た」フラ

娘「」パタン

父「ごふっ」

父「」




女子中学生が爆破予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

「通報されたくなかったら脱げ」とかは絶対に書き込むなよ









父「ん…?」

父「な…!」

父「苦しいと思ったら…娘が乗っかっていたのか」

父「しかしこの状況…端から見ると…」

友「…」ジー

父「は、ハハハ…」

友「重なりあう親子…これは禁断の…」

父「妄想はそこまでだ」

友「そもそもジャンケンで買った私が本来ならそのポジションにいるべきなのに…」

父「と、とりあえず起きようか」

後輩「娘先輩!好きです!」

娘「ごめんなさい」

後輩「どうして…好きな人でも…いるんですか?」

娘「う…ん、まあ…」

後輩「その人は誰なんですか!」

娘「えぇ…と、これから用事あるから、ごめんねっ!」タッ



娘「はぁ…」

友「モテモテだねぇ」ニヤニヤ

娘「そんなことないよ」

友「いやぁおっぱいの力は偉大ですこと」

娘「からかわないでよー」

娘「お父さん」

父「なんだ?」

娘「今日、一緒にお風呂入らない?」

父「喜んで」

父「しかしなんで急に」

娘「いいからいいから」

娘「ん…」ヌギヌギ

父「今日は白の下着、か」

娘「あんまり…みないでよ」

娘「今日、保険の授業があったんだ」

父「そうか、生理とかは私にはわからないからな」

娘(確か、陰茎は…)サワサワ

父「なにを…している?」

娘(あれ?教科書のより小さい…)

父「とりあえず離れなさい」

娘(おかしいな…)

父「どうしてあんなことをしたんだ」

娘「本物も見てみたくて…」

父「好奇心猫を殺すという言葉がある」

娘「じゃあさ、自慰って…」

父「この話はやめ!テレビ見ようテレビ」

娘「むぅ…」

娘(お父さんの陰茎小さかったし…どうにかして大きくできないのかな…)

父「久しぶりの長期休暇だな」

娘「今年は家にふたりでゆっくりしようね」

ピンポーン

娘「誰…?」

父「私が出よう」

ガチャ

妹「お久しぶりです。遊びにきちゃいました」

父「妹…」

妹「娘ちゃん、随分大きくなったね」

娘「は、はい」

父「実家の方にはいかなくていいのか?」

妹「なにをいってるのですか、私今、実家に住んでるんですから」

父「え?そうだったのか」

妹「そうですよ…それなのに兄さんずっと帰って来ないし」

父「娘がかわいくてな、すっかり忘れてた」

妹「はぁ…」

娘(妹さん…かぁ、お父さんと仲良さそう…)

妹「それでは召し上がれ」

父「おお、うまい」

娘「おいしい…」

妹「ふふ…母の下で修行をつみましたから」

父「そうだ、妹、今日は泊まっていくか?」

妹「いいんですか?」

父「兄妹じゃないか、遠慮するな。なんならずっといてもいい」

娘「ええ!?」

娘「あ…ごめんなさい…」

妹「いいよ、気にしてないよ」ニコ

父「まあ、とりあえず今日は泊まっていけばいい」

娘「はい、お父さん。デザートのプリン」

父「食べさせてくれ」

娘「えぇー、いいけど…あ、あーん」

父「うむ」モグモグ

妹(考えが甘かったな…中学生なら反抗期で親離れしたがっていると思ったのに…)

娘「あ、あの妹さん…」

妹「ん、なに?」

娘「お風呂、入りませんか?」

娘「わあ、妹さんの体って細身でスレンダーでわたしの理想のような体型です!」

妹「…嫌み?私は娘ちゃんの胸の大きさの方がびっくりよ」

娘「い、嫌みとかじゃないですよ、もちろん。ただ」

娘「兄妹だろうと、お父さんと仲良くしちゃダメですからね」

妹「…」

娘「雰囲気でわかります。妹さんもお父さんのこと、好きだって」

娘「だって…誰よりわたしが一番お父さんを知ってて、好きだから」

妹「それは聞き捨てならないな」

妹「私は常に兄さんのことを一番に考えてきた」

妹「それをさ、どこの誰とも知れない子にとられて」

妹「ほんとはお腹の中煮えくり返ってるんだから」

娘「妹さん…でも、それはいけないことですよ」

娘「兄妹なんですし」

妹「わかってるよ。想いを伝えられなくても、兄さんをまもることはできる」

妹「たとえば…悪い女から、とかね」

娘「まさか…!女さんを無理矢理…」

妹「いや、私もそこまで人でなしじゃないよ」

妹「女は…ダメ男に依存する一番面倒くさいタイプだったから」

妹「大変だったのよ?兄さんを女さんから遠ざけるの」

娘「そうですか…」

妹「やっと落ち着いたと思ったら娘ちゃんを育てるとか言い始めるし」

妹「全く、血は争えないね…ハハ」

娘「じゃあ今度は私の番…ということですか…?」

妹「娘ちゃんについては、様子見かな、まだ中学生だし」

娘「そうですか」ホッ

妹「兄さんが幸せになるのが私の幸せだから…」

妹「娘ちゃんと結ばれて幸せになるなら、私は邪魔しないよ」

娘「…」

妹「のぼせるから、あがるね?」


娘(妹さん…)

父「両手に花とはこのことか」

娘「なんで妹さんまで」

妹「いいじゃない減るもんじゃないし」

父「妹は昔から甘えん坊だったもんなあ」ヨシヨシ

妹「…」カアアアア

娘「オバサンのくせに…」ボソッ

妹「なにか言った?」

父「妹ー、麦茶とってくれ」

妹「わかりました、どうぞ…あ」ドバドバ

父「うあっ冷た」

妹「ごめんなさいっごめんなさい」

父「ほんとに妹は昔からおっちょこちょいだよなあ」

妹「うっ…」

妹「ちゃんと拭きますから、うごかないでくださいね」フキフキ

父「って妹、そこは、お、わ」




娘「…」イライラ

妹「兄さん…寝るところは…」

父「ん?ああ…そういや考えてなかったな」

娘「それならわたしが用意したよ」

父「おお、偉いぞよくやった」ナデナデ

娘「もう、子供じゃないんだから…やめてよ…」モジモジ

妹「案内してくれる?」

娘「あ、二階の奥です」

妹「はぁ…兄さん、今日はもう寝ます。おやすみない」

父「ああ、今日は疲れただろう。ゆっくり休め」

妹「はい、では」



娘「それじゃあわたしはお父さんの部屋に…」

妹「海にでもいきませんか」

父「うーむ、しかしなあ」

娘「海いこうよ!お父さん!」

父「ぐぬぬ…しかし…」

妹「なにをそんなに悩んでいるのです?」

父「娘の素肌を晒すのは…」

娘「そういえば昔からそんなこと言ってたね」

妹「結局家でだらだらですか」

父「うむ…」

娘「わたしは別にどっちでもよかったけど」

妹「兄さんがいれば?」

娘「い、妹さん、な、なにをおっしゃっているのか」

妹「素直になればいいのに」

娘「妹さんには関係ないです!」

父「そんなことより妹、飯はまだか」

娘「あっつぅーい」

父「む、娘!なんつー格好を…」

娘「だって暑いんだもーん」

父「くっ…けしからん」

父「もう少しで…みえそ…」

妹「なにをしているのですか兄さん」

父「のわっ」

父「びっくりさせるな妹」

妹「兄さんがあやしいことをしているからです」

父「やましいことなどなにもない」

妹「清々しいほどに変態ですね」

父「妹は変わらないな、その格好」

娘「暑くないんですか?」

妹「暑くないですよ」

娘「うそだぁ…わたしだったら絶対脱いじゃうよ」

妹「長袖をきているだけでおおげさですよ」

父「娘も見習って少しは恥じらいというものをだな…」

娘「あれ?いいの?お父さん、わたしの下着姿みられなくなっちゃうよ?」

父「恥じらいは持たなくてもよい!」

妹「情けない…」

ヒュー ドドーン

父「おお、綺麗だな」

妹「遠出したかいがありましたね」

父「娘も楽しんでくれてるといいんだが」

妹「友達と一緒にいるからきっと楽しんでいますよ」

ヒュー ドドーン

妹(手を繋ぐくらいなら…いいよね)ギュ

父「ん…」ギュ

妹「…」カアアア

父「こうしていると昔を思い出すな…」

妹「ほんとのこというとね…私、兄さんが女さんにとられるのが嫌だった」

父「…」

妹「だから…兄さんに気づかれないように」

父「わかってたよ」

父「妹はいつも自分を後回しにして私の心配ばかりしていたから」

父「女さんのことは…自分でもよくないとは思っていた。だが、女さんへの気持ちばかりが先だってな」

父「迷惑をかけた…今更だが、あのときはすまなかった」

妹「ふふ、顔をあげてください」

妹「妹が兄を助けるのは当然じゃないですか」

妹(まして、好きな人なら)


娘・友「特に何もなかったか…」ホッ

妹「では、お世話になりました」

父「気を付けて帰るんだぞ」

娘「…」

父「ほら、娘も挨拶しなさい」

娘「こ、子供扱いしないで!」


娘「妹さん…わたし、お父さんにふさわしい人になるから」

娘「だから…」

妹「ふふ、頑張ってね」

妹「それじゃ、兄さん、娘ちゃん」

妹「さようなら」パタン

娘「なんだか…ふたりだと家が広く感じるね」

父「ん?寂しいのか?」

娘「そうじゃないよ…そうじゃないけど」

娘「なんか…変な感じ」

父「ハハハ、娘もすっかり妹になついてしまったな」

父「まあ、二度と会えなくなった訳でもないし、また会えるさ」

娘「うん」

同僚女「あら」

妹「あ」

同僚女「久しぶりじゃない妹」

妹「同僚女さんこそお変わりないようで」

同僚女「なにしにきたのよ」

妹「少し、兄さんの顔を見に」

同僚女「何が少しよ、この休暇中ずっといたくせに」

妹「気づいていたのですか、ストーカーですか?」

同僚女「父から聞いたのよ、電話でね」

妹「私はこれから帰りますが」

同僚女「見張りはしなくていいのかしら?あのときのように」

妹「問題ありません」

妹「娘さんはまだ中学生ですし」

妹「兄さんがあなたを頼りにすることはあり得ませんから」

妹「あのときも、兄さんはあなたではなく私を選びましたから」

同僚女「ッ…はやく、帰れば?」

妹「言われなくても」スタスタ

男「ん、いいぞ…」グチュッ

女「あ…イイ…あ、気持ちイ」グチュッ

男「好きな女を目の前で犯される気分はどうだ?」

父「あ…ああ…ああああ」

父「うあああああ!」ダッ



父「ハア、ハア、ハア」

妹「兄さん…?」

父「うぅ…妹ぉ…」

妹「…」

妹「よしよし、大丈夫ですよ」

妹「私が、いますから」

父「うぅ…」


チュン チュン

父「…懐かしい夢をみたな」

父「修学旅行?」

娘「うん、来週から」

父「いや、いかせんよ」

娘「なんで!?」

父「どことも知れぬ場所に娘をいかせられるか!」

娘「でも…一応行事だし…」

娘「それに、わたし友ちゃんと一緒に楽しみたいよ」

父「うぅむ…」




父「ひらめいた」

父「いやあ、偶然出張で偶然同じ飛行機だなんて奇遇だなあハハハ」

娘「白々しい…」

先生「まあまあ、偶然なら仕方ありませんよ」

父「ついでに宿泊所も同じなんてなあ、ハハハ!」

娘「もうやだこのお父さん」

友「偶然なら仕方ないよ」

娘「といってもさすがにわたしたちは団体だから席までは一緒じゃないね」

友「残念そうね」

娘「そ、そんなわけないじゃん!ほんとに恥ずかしいんだから!」




父「隣、開けてもらえませんかねえ…」

客「で、でも満席ですし…」

父「娘の一大事なんです」

客「と、言われましても…」

娘「疲れたあ」

友「娘ちゃん!トランプしようよ!」

娘「うん、いいよ」

娘「お父さん、何してるのかなあ」



父「さて、娘の部屋は…と」

先生「なにをしているのですか?」

父「いえ、娘の様子を見ようかなと」

先生「はぁ…今、娘さんはあなたの娘としてではなく学校の一生徒としてきています」

先生「ですから、娘さんには接触しないでください」

父「そんな…」

先生「まあ、少し私の部屋でお話でもしましょう。見回りまで時間があるので」

娘「もう消灯時間か」

友「先生が見回りにくるし、もう寝よっか」

娘「うん…」




父「あの…先生?」

先生「ふぁい、なんれすかぁ?」

父「職務中にお酒は…」

先生「いいじゃないれすかあ…このくらい…」

父(服が乱れて…うお…ブラチラ…)

先生「ねえ?父さぁん?」サワサワ

父「あ…私、自分の部屋に戻ります」ソソクサ

パタン

先生「だめ…か」

先生「何をしているんだか私は…見回りいこ」

父「帰りの飛行機は先生に掛け合って隣にしてもらったぞ」

娘「空いてたもんね」

父「うおおおGきたー」

娘「お父さん楽しそうだね」

父「娘が一緒だからな」

娘「え…?」

父「娘と一緒ならどんなことも楽しく感じてしまうんだ」

娘「は、恥ずかしいこと言わないでよ」


友・先生「く…イチャイチャしおって」

娘「お父さん!耳そうじして!」

父「よかろう、よこになりなさい」

娘「あい」

父「うーん…」

娘「お父さんの膝枕~むふふ…」

父「とくに詰まってないなあ」

娘「うひゃあ、くすぐったい」

父「前にしてからあまり経ってないし…」

娘「だってきもちいーんだもんお父さんの膝枕」

父「いつでも、頼みなさい」

父「うわああああ!」

父「む、娘ー!」

娘「なに?年甲斐もなく声をあげて…」

父「あ、あれ…」

娘「なんだ、Gじゃん」

父「ひいっ」ブルブル

娘「箒でとって…ほい」ヒョイ

娘「このくらいのことで騒がないでよ」

父「す、すまん…」

娘「友ちゃんにゲーム借りてきたよ

父「ジャンルはなんだ?」

娘「格闘モノだよ」

父「懐かしいな…私も昔はゲームセンターでよく対戦をしたものだった」

娘「お父さんの膝に座って…よし、ゲームスタート」

父「ハハハ、負けても泣くんじゃないぞ?」





父「うぅ…ここまでボロクソにしなくても…」

娘「だって友ちゃんがフルボッコにするまでがゲームだって…」

コンコン

娘「お父さん…寝ちゃった…?」

父「ん…?どうしたんだ?娘」

娘「あ、あのね…おトイレ…」

父「だから寝る前に飲み物はあまり飲むなといっているだろう」

娘「だって…それに暗くて怖いし…おねがい…」

父「まったく仕方ないな…」

娘「ニヤけてるニヤけてる」

父「まだかー?」

娘「も、もう少し…」

父「ふわぁ…」

ガチャ

娘「ありがと…もういいよ…」

娘「って…なんで入ろうとしてるの」

父「え、いや私も尿意が」

娘「…もう少し待ってから入ってよ」

父「どうしてだ…?」

娘「どうしても!」

娘「お腹空いたあー」

友「やっと昼休憩ね」

娘「早く食べよっ」

友「いつも思うけど…娘ちゃんの弁当箱ちっちゃくない?」

娘「うん…これ小学生の時から使ってるから…」

友「へえー、大事にしてるんだね」

娘「うん…お父さんが買ってくれた物だから…」

友「ふふふ…」ニヤニヤ

娘「何、その顔」

友「いんやー?やっぱり好きなんだなって」

娘「べ、別に好きな訳じゃなくて」

友「はいはい思春期思春期」

>>364
脱字どこ?

>>566
×おやすみない
○おやすみなさい

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