小鳩「あんちゃんなんて、嫌いじゃー!!」小鷹「俺は好きだけど?」(173)

心の底からお願い申し上げる
どうか、どうか!!小鳩SSを書いて頂きたい

願い奉るどうか神よ現れたまえ

供物が足りない

>>6
俺の!!俺の魂で契約してくれ!!

年末あたりにははがないSSで溢れてるだろうさ

>>9
えー今読みたいよー

お前のその妄想を文字に起こせばいいだけだろ

>>11
だってお前らすぐ叩くじゃんかぁー
この前どんだけ叩かれたと思ってんだよー

もぉーーーー我慢ならん!!!!!
書くよ!!書けばいいんだろ!!!!!
絶対に叩くなよ!!!!
俺の豆腐に触るんじゃねーぞ!!!
分かったな!!!!!!

やっぱ、辞めた。

だってさー俺原作読んでねーし?
むりじゃん?

星奈ちゃんかわいい
星奈ちゃんの中の人もかわいい

>>21消えろ肉厨

今から原作割ってくるから、いずれ書くわ

小鳩「ありゃりゃぎさん!!」

こっちなら書くよ

>>24
なんでもいいからかけ

買うんじゃなくて割るのか

割るって文字見た瞬間メモ帳に今書いてたのを削除した。

>>26
おまえなんか変な臭いするぞ?

>>27
スイマせん!!!!!!!!!
買います!!
勘弁してください!!!!
どうか!!!!!!どうか!!!!!!

小鳩『・・・・・えっ?』

小鷹『だから、オレはお前のこと好きだって言ったんだ』

小鷹『学校行ってくるから帰ってくるまでに機嫌なおしとけよ』

小鳩『』

>>30
ふぉぉぉおおおおおおお!!!!!!>??!!?!
神よ!!!!
完結させてくれ!!!

小鳩「………へ?」

小鷹「ほら、とっとと支度しろよ、弁当忘れんなよ」

小鳩「あ、あんちゃん……今のって…」

小鷹「ん?どうかしたか?小鳩?」

小鷹「い、今……す、好きって……あんちゃん……言った…」

小鷹「………」



小鷹「方言とかめんどいな、コレ」

学校

小鷹『小鳩の奴最近カリカリしてんな』

小鷹『夕飯いつもより豪華にしてやるか』



部室

小鷹『おーい。弁当もってきたぞー』

マリア『お兄ちゃーん\(^o^)/』

>>35
そっちで任せた

席を立った小鷹が言う。

小鷹「あー。みんな聞いてくれ。俺は昨日、妹とやった」

それはあまりにも唐突過ぎる告白だった。天候が雨ということもあり、
憂鬱な気分だった隣人部一同は驚愕した。たとえるなら、
ハンマーで側頭部に一撃を食らった気分。

星菜「小鷹……? あんた何言ってんの……? 頭大丈夫?
   もしよければあたしが踏んであげようか?」

理科「先輩にしてはキツめのジョークですね。あはは……」

もちろん彼女らにすればあの小鷹がそんなことするはずがないと
考えている。美少女に囲まれていながら誰一人として手を出そうと
しない最低のチキン(根性なし)だ。しかし…

小鷹「この際だからはっきり言わせてもらうよ。俺は小鳩が好きだ。
   もちろん1人の女としてな。昨夜もそれは盛り上がったぜ?
   妹が痛がりながらあえぐ姿なんて最高に興奮したな。
   あそこがきつ過ぎるんだが、そこがまた気持ちよくてな。
   一晩で三回くらいイッちまったかな」

夜空「小鷹? まさか本気で言ってるのか?」

小鷹「俺はいつだって嘘は言わないぞ。なあソラ?」

夜空「ば…みんなの前では夜空って呼べって言ったろ」

小鷹「ああ、すまん。つい昔のノリでな」

あくびれた様子もなく笑う小鷹。夜空はそんな彼に静かな恐怖を
感じていた。今日の小鷹はいつもと違う。昨日は部室で楽しそうに
ゲームをしていたのに。なぜ唐突に妹と性向したなどと宣言したのか。

星菜「そういえば今日は小鳩ちゃん来てないわね」

部室を見渡すとたしかに小鳩の姿はない。

理科「あの、先輩はロリコンのシスコンだったんですか?」

理科が真顔で言う。

小鷹「ああ。もちろんだ。いまさら気づいたのか?」

小鷹がさわやかに返答するものだから、さすがの理科も凍ってしまった。

理科「そ、それって……」

夜空「おまえはもう黙ってろ」

さらに問い詰めようとした理科を、夜空が止める。
一歩二歩と小鷹に近寄り、彼の胸倉をつかむ。

小鷹「痛いじゃないか。暴力は反対だぞ?」

夜空「おまえは、おまえは人の気持ちを裏切っておいてよく
   そんな平気な顔してられるな」

小鷹「どうしたんだよ。夜空。今日のお前はちょっとおかしいぞ?
   幸村のいれてくれたまずいお茶でも飲んで落ち着けよ」

その幸村は部屋の隅で固まってる。事態の変化についていけないのだ。
置物のように不動だからマネキンのようだった。

夜空「小鷹。おまえは私を裏切ったんだぞ?」

小鷹「なんのことだかさっぱり分からん。いいから離してくれよ。
   おい、星菜も見てないで止めてくれよ」

星菜「……」

小鷹「おい、星菜。聞いてるのか?」

素晴らしい


「星奈」な



菜→奈 ね、

柏崎星菜に異変が起きる。

うつむいてスカートを握り締めて泣いていた。
本当に悲しそうに静かに涙をこぼしている。

とても話が出来るような状態ではない。

小鷹は正面の夜空を見た。

彼女も泣きそうな顔をしてる。いつものキツイまなざしに
確かに哀しみの感情が宿っている。何か訴えたいことがあるのだが、
それを口に出せないもどかしさに震えている。

まもなくして夜空も泣き出してしまった。

小鷹「なあ理科、おれはどうしたらいい?
   夜空が突然泣いてしまったんだが?」

理科「え」

ギクッとした。すでに二人の先輩が泣いている。
いうなれば修羅場である。

昨日までの平和な日常はどこへ消えてしまったのか。
下手なことを言えばさらに事態が悪化するだろう。
しかし、あえて理科は空気をよまない選択をする。

どうなんねや?

>>48 >>49 星奈 承知した サンクス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

理科「小鷹先輩が嘘つきだからですよ!! 先輩のロリコン!!
   先輩は私だけを愛してくれるって誓ってくれたのに!! 浮気者!!」

大声で叫ぶのだった。部室はおろか、学校中にまで響きそう。

理科「せ、先輩が…私だけをずっと見てくれるって言ったから……
   ほ、本当に性交することを許してあげたのに……。
   妹さんと浮気するなんて……あの時の約束はどうなるんですか?」

夜空「なっ」

星奈「は?」

小鷹「……」

修羅場が、加速する

夜空と星奈はすぐに意味を察した。

つまり、小鷹と理科は身体の関係を持っていたということ。

みんなに内緒で

影でこそこそ。

秘密を共有し、部室で笑い合っていた。


幸村「うぅん……兄貴が本当の女たらしだったなんて…」

気絶してしまった幸村。彼が求めていた男らしさとは
かけ離れたドロドロとした人間関係。こんな陰湿な男を
兄貴として認めたくなった。そんな彼の精神が精神の
安定を望んだ結果、気絶することを選んでしまったのだ。

小鷹「ったく。こんなところで寝たら風邪ひくだろうが」

小鷹が上着を脱ぎ、幸村にかぶせてやろうとしたが

星奈「ちょっと待ちなさいよ」

泣き顔の星奈嬢が肩をつかんできた。

星奈「さっきから黙って聞いてれば、あんたって
   とんでもないゲス野郎じゃないの」

小鷹「……」

星奈「あんた本当に小鷹よね? どうしちゃったのよ」

小鷹「……」

小鷹はただ黙ってる。星奈は後ろから彼の肩を掴んだ。
したかがって、この距離だと彼の顔が見れない。

どうして黙ってるの?

背中から感じる星奈の視線を、小鷹は受け流す。

小鷹「終わりだ」

およそ一分間の沈黙を破る一言。

一同「……?」

生唾を飲んだ皆さんが次の言葉を待つ。

小鷹「茶番は終わりだ。俺はそれが言いたかった」


小鷹は、切れていた。

振り返った彼の顔を見た星奈は腰を抜かす。

(なに……、これ……?)

プールでの一時から彼に対する想いをさらに強めていた。
片思いだった。どんなときでも孤高に生きてきた星奈が、
唯一肩を並べて歩いてもいいと思った男の子。今はただ怖い。

「もう離せよ」

星奈は初めて小鷹に睨まれた。初めて人に睨まれた。
心から憎しみをこめて目で睨まれたのは初めてだった。

星奈(どうしてそんな怖い顔をするの)

震える手を、彼の方からどかした。

小鷹は肩を嫌そうにたたいた後、机をけった。

ドカああああああああ!!

以外に派手な音を立てた。

さらに別の机を蹴り、さらにはイスを投げ飛ばす。
別に意味はない。ただ己のイライラを解消するには
最適な手段だったのだ。脅える少女達など視界にすら入っていない。

夜空(これじゃ本当の不良じゃないか)

夜空とて1人の女の子。得体の知れない男の奇行に恐怖していた。
同時に、自分と小鷹で築き上げてきたこの隣人部の終焉を感じていた。
小鷹は隣人部を崩壊させようとしてる。なぜかは分からないが。

部屋は文字通り滅茶苦茶になった。
メンバーの中には男は小鷹以外いない。
女達では彼の暴走を止めることは出来なかった。

小鷹「おい理科」

理科「は、はい」

小鷹「あまり余計なことは口に出すなよ。みんなが混乱するじゃないか。
   何度も言ってるけど、おまえは本当に空気読まないよな」

理科「え」

小鷹「俺とお前の関係についてだよ」

理科「……事実じゃないですか。
   先輩は浮気しました」

小鷹「……別におまえだけじゃないぞ」

理科「え?」

小鷹「そうだよな夜空」

指摘された夜空が明らかな狼狽を見せる。

小鷹「俺はおまえと関係を持つ前に夜空とやってたんだよ」

理科「な…」

小鷹「夜空とは一番長い関係だ。二人だけのときはソラって呼ぶんだ。
   親しみをこめてな。俺と夜空は幼馴染だ。だからあいつのことは
   よく知ってる。おまえよりもずっとな」

理科「先輩は……最低です」

小鷹「知ってるよ」

重い空気が部室に流れる。

理科は呆然としてる。夜空はも同様だ。
星奈は幸村がそうしてたように固まってる。

小鷹「すまないな夜空。お友達ごっこはもう終わりだ」

夜空「ま、待ってくれ」

小鷹は荷物をまとめて去ろうとしてる。慌てた夜空が引き止める。

夜空「教えてくれ。何が気に入らなかったんだ?
   私はおまえの言うことはなんでも聞いたじゃないか?」

小鷹「確かにベッドの上ではそうだったよな。中々楽しかったよ。
   おまえみたいな美人とやれるなんて最高に幸せだった。
   それももう過去の話だ。じゃあな」

小鷹は歩みを進める。そこに立ちふさがるのは一年生の理科。

理科「隣人部、辞めちゃうんですか?」

小鷹「そうだ。通れないからどいてくれ」

理科「嫌です!!」

理科は今でも小鷹のことが好きだと叫んだ。またしても大声である。

すでに小鷹は人にして人の道を踏み外した外道。
なのになぜ彼にすがりつこうとするのか。誰よりも小鷹自身が疑問に思った。
そのことを口にすると…

理科「先輩がいなくなったら私達はどうすればいいんですか?」

小鷹「いつもの日常に戻ればいいじゃないか。ボッチでさみしく
   青春を送るのが俺たちの流儀だろ?」

理科「そんな流儀なんてありませんよ。私は、みんなが離れ離れに
   なるのが嫌なんです!! 小鷹先輩のことも好きです」

まるで全員の意思を代弁したかのよう。
しかしながらその思いはゲスに届くことはない。
小鷹はめんどくさそうに溜息をつく。

小鷹「はぁ…」

小鷹の表情がさらに変わる。

今までの苛立ちが消え、無表情になった。

(先輩……?)

理科は彼の前に立ちふさがったことを後悔し始めた。
かすかに感じる殺気。小鷹がゆっくりとした動作で
左手をあげようとする。理科を感情のこもらない目で見つめながら……

(ぶたれる?)

理科が観念して目を瞑るが、星奈が先輩らしさを発揮する。

星奈「やめなさいよ。女の子に暴力なんて最低」

なんとか彼の手を押さえることは出来たが、足は震えている。
まるでクラブハウスで踊るダンサーのようなリズムだ。

小鷹「じゃあおまえを殴ろうか?」

星奈「ひっ」

小鷹「ふ……ははっ。冗談だよ馬鹿。俺が星奈を殴るわけないじゃないか」

星奈「……え? な、なあんんだびっくりし…」

安心した星奈に強烈な不意打ち(平手打ち)が飛んだ。


したたかに頬を引っぱたかれた。


(ぶ、ぶたれた……?)

足が、さらに震える。

顔へ食らった一撃は、彼女の繊細な心まで壊してしまった。

(うそよ。あの小鷹が私を殴るなんて……どうして殴ったの?
 なんで殴られなくちゃならないの? 私はただ理科を助けようと…)

この世にある善と悪とは何なのだろうか。圧倒的な悪を前にしたとき、
人は正常な思考回路を失い、ただ恐怖する。

小鷹「おまえも邪魔だ」

理科「うっ」

理科も同様に殴られていた。

何よりも恐ろしいのが、女を殴ることに全く躊躇がないことだ。
まるで日常的に暴力を振るっているDV夫のようではないか。

夜空「う……あ……もういやだ……」

夜空は頭を抱えてうずくまっている。

小鷹「いつ殴っても胸糞悪いよな。やっぱり女の子は
   殴るもんじゃないよ」

理科「…!!」

小鷹「ごめんな理科。今日の俺はちょっとおかしくなってるんだ。
   すまないが行かせてくれないか。まだこの部を辞めると
   決めたわけじゃない。家に帰ってゆっくり考えようと思う」

理科「……」

小鷹「殴って悪かったよ。頼むからそこをどいてくれ。
   俺がこれ以上怒る前にさ。分かるよな?」

それがその日彼と交わした最後の会話だった。
沈黙した一同が小鷹を引きとめようとするものは一人もいない。

彼が出て行った後は少女達のすすり泣く声だけが部室に響いた。

小鷹「ただいまぁ」

家に帰った小鷹はリビングで縛られている妹の様子を確認した。

小鳩「ん~~~~~~~!! ん~~~~~~!!」

すでに何度もイッてしまってる。その証拠に秘所で振動を続ける
ローターは愛液でびしょびしょになってる。

全身を縄で拘束されてイスに乗せられてる。足はわずかに開かれて固定。
嫌だ嫌だと必死に叫びながら許しを得ようとするが、口にはガムテープ。

小鷹「よっと」

ビデオカメラを確認する。妹のエッチな姿はリビングに堂々と置かれた
このカメラで記録してる。今朝からずっとこの状態だった。
このビデオチェックの時間こそ、彼の至福の時間だ。

カメラの中の妹は四回くらい達していた。
そのときの声が鮮明に再生されて我慢できなくなる。

小鷹は妹に顔射した。

白濁液で汚れた妹が不憫に思ったので、ガムテープをはずして
感想を聞くことにした。今日はどうだった、と。

小鳩「げほげほっ……あんちゃんのアホ…どうして私をいじめるの…?」

小鷹「楽しいからだ」

小鳩「あんちゃんは私のことが嫌いなの?」

小鷹「え、大好きだけど? だから、いじめるんじゃないか」

家庭内DV、否。これはもはや陵辱。

小鷹「身体、汚れちまったな。一緒に風呂入ろうか」

小鳩「いやじゃあ。1人で入れるもん」

小鷹「遠慮するなよ」

その一言で黙らされる妹。
彼女が唯一逆らえないのが兄だった。
兄は変わってしまった。隣人部という部活に入ってから
毎日楽しそうに過ごしていたのに、ある日を境に変わってしまった。

―友達なんてくだらねえ

兄はテレビを見ながらつぶやいた。
ドラマで高校生の青春物語が映し出されてた。
楽しそうに寄り添って歩くカップル。親友同士のいざない。
陳腐なストーリー。すべてがくだらない。

小鳩「いやじゃあ」

小鷹「うっせー」

妹の縄を解き、強引に抱きしめながら風呂場へ連行する。
そういえば風呂をわかしてなかったと思い、シャワーで済ませることにした。

そこそこの温度で小鳩の身体を洗う。上半身にねっとりついた精子と、
下半身を汚してる愛液を丹念に流す。ナイロンタオルにボディソープを
つけ、ごしごしと洗う。

むさぼるように。なでまわすように。いやらしく。

小鳩「あっ……あんちゃん……そ、そこはっ……」

小鷹「ん? お尻を洗ってるだけだが? いいからおとなしくしてろ」

(夜空の奴もいい尻をしてたな)

脳裏には黒髪の同級生の顔が浮かんだ。交じり合ったときの
彼女のいじらしい顔が今でも思い出せる。あの時感じた吐息の
暖かさ。あえぐ声の色っぽさ。実に情熱的だった。

小鳩「んん!! 胸はだめ……」

小鷹「……」

もう身体を洗うのを忘れて妹を愛撫していた。
まだ膨らんでない小さな胸。この発展途上さが、
あの夜空を思い出させる。

(あいつは胸の小ささをいつも気にしていたな)

だからおまえのことが一番好きだと何度もつぶやいてやった。
そうしないと安心しないのだ。
星奈の巨乳のせいでコンプレックスになっていたのだ。

小鳩「ふわぁ……変な気持ちになっちゃうたい……」

しっとりと塗れた小鳩の髪が心地いい。赤みを帯びた頬にキスした。

風呂場を出た後、妹に食事を与えて寝かせた。
食事は作ってない。学校帰りに買ったコンビニ弁当だ。

情緒不安定なので料理する気にもなれないのだ。

(クソどもが、俺は友達ごっこなんてしたくないんだ)

隣人部の愛すべき部員達の姿を思い浮かべながら
悪態をつく。暇つぶしに女と関係を持ったが、
すべて飽きてしまった。だが不思議なもので、一度味わった
感触というのは中々忘れることが出来ず、彼を奮い立たせる。

(クソばっかりの部活だが、あいにく美人ぞろいだ。
 今辞めるのは惜しい気がするな)

理科室で理科を無理やり脱がしたことを思い出した。
メガネをはずすと想像以上に美人だったから驚いた。
考えていたら無性にいきり立っていしまい、
寝ている妹を襲いたくなったが我慢した。
明日夜空でもセクハラしようと思い、眠りについた。

翌朝のこと。小鷹は教室で夜空にあいさつした。
彼の妙な笑顔に警戒する夜空だが、少し話があるから
来てくれと言われ、ついていく。

(あいつら、どこへ行くのかしら)

偶然彼らの姿を確認した星奈がこっそりあとをつける。

案内した場所は屋上へと続く階段の踊り場だった。
わずか数メートルくらいの狭い空間。
人通りは皆無で、密室といえなくもない。

小鷹「昨日はすなまかったな。正直どうかしてたと思う。
   俺は部活を辞めないからな」

夜空「……!! ほ、本当か小鷹」

小鷹「俺とおまえと二人で作り上げた部活だもんな。
   いまさら辞められるわけないじゃないか」

小鷹「それとひとつ約束させてくれ。俺はもう誰にも暴力は振るわない。
   みんなにも今日謝るつもりだ。でも夜空には一番に言っておかなきゃ
   ならないとおもってさ」

夜空「そ、それって」

小鷹「ああ。おまえは俺にとって一番大切な女性だからな」

顔が真っ赤に染まる夜空。
彼の昨日の暴挙を目にしておきながらこの尻軽さ。
ほれてしまった者の弱みか。

小鷹「もう少しだけこうさせてくれ」

夜空「うん…」

二人は身体を密着させていた。小鷹に抱きしめられ、
女としての嬉しさを感じる夜空。恋人同士の至福の一時である。

一方、星奈は

(なにやってんのよ、あいつら…)

星奈は夜空が暴行されるんじゃないかと心配に思ったのだ。
だからこんなストーカーまがいのことをしてるのに、
なんでラブシーンなど見せられなくちゃならないのか。

(夜空はだまされてるわ)

爪を噛みながら確信する。
昨日の小高の豹変振り、明らかに異常だった。
妹とセックスしたと公言したことといい、もしかしたら
あっちがあの男の本性なんじゃないかと思うとぞっとする。

なによりこれが不満だった。

(なんであたしには手を出さないの)

容姿には絶対の自信があった。校内に巨大なファンクラブができてる
ことがそれを証明してる。なぜ自分ではなく夜空や理科なのか。
女としての魅力なら学内一であるはずなのに。

夜空「小鷹ぁ……」

背伸びした夜空が彼の唇を求める。チャイムは鳴ってしまってるが、
もうどうでもいいようだ。舌を絡め、大人のキスを味わっていた。
気分が高まってくると他の事はどうでも良くなる。

夜空は胸を揉まれていたが、抵抗しなかった。

(あいつら……本当にああいう関係だったの)

星奈は崖から転げ落ちたような気分だった。
同級生二人の秘密の関係を目にし、複雑な心境だ。
耳で聞くのと実際に目にするのでは段違い。

男女が絡み合う姿がこんなにもいやらしいものなんて、
思っても見なかった。しかも相手は夜空。だからこそこう思う。

(どうして私を選んでくれないの、小鷹)

自然に自分の胸をまさぐっていた。はちきれんばかりに
大きく成長した乳房。大きすぎて両手からはみ出る。

(小鷹ぁ……。さみしいよ……)

愛し合ってる夜空たちの姿に自分を重ねていた。
決して叶わない恋と分かっていても、欲求には逆らえない。

小鷹「もう濡れてるじゃないか。今日は大丈夫な日だよな?」

夜空「うん」

小鷹「いれるぞ?ソラ」

ショーツを中途半端に脱がし、スカートを捲り上げて
後ろから挿入する。

夜空はそれは扇情的に揺れ続けていた。恥も外聞もない。
ミッションスクールの生徒としてはもっともあるまじき
行為に励んでいる。その背徳感もあってか、熱はさらに加速している。

「あっ……ん……んn……」

「あまり大きな声は出すなよ。人がいないとも限らないからな」

「わかっ……てる……んあ……」

普段のきつい感じは消えている。今はただご主人様の言いなりになる
犬と同じだ。激しいピストン運動で汗をかき、秘所からエッチな
水温が響く。

(やだ……こっちまで変な気分になるじゃない)

こっそり見守る女子生徒(星奈)も興奮してきたようだ。
ショーツの中に手をいれ、自分のアソコをいじってる。
もちろん男を迎え入れる準備は出来ていた。
しかしむなしい。

大好きな小鷹は狐女に夢中だからだ。

―もう我慢できないの。あたしも犯してください

そう口に出してしまいたいほどの欲求不満。
小鷹以外の男ですますつもりはない。いつでも
一番ですなまい高いプライドの持ち主は、
恋愛においてもそうだった。

小鷹「よかったよ、ソラ」

行為を終えた彼らは、最後にキスしてた。

星奈は、女の悦びを知ってる夜空がうらやましかった。
同級生に嫉妬したのは生まれて初めてだった。

それを見てることしか出来ない自分がみじめだった。
負け犬だった。最低の負け犬。

―死んだほうがいいだわ

肉から負け犬に退化した彼女は、哀愁漂う背中を見せながら去っていった。

五時間目の授業中。(次は理科だな)と思った小鷹は、
英語教師に体調不良だと嘘をつき、教師を抜けた。

行き先はもちろん…

小鷹「理科。話があるんだ」

理科「小鷹先輩……」

深刻な顔をしてる小鷹の雰囲気を察したのか、理科も真剣な顔になった。
なぜ授業中なのにこの先輩が理科室に来るのかは少し疑問だったが、
あえて口にはしない。

小鷹は理科に頭を下げ、昨日の件を謝る。

理科「いいですよ気にしてませんから。
   それより先輩が辞めなくて良かったって…」

全部言い終わる前に理科が固まる。
なぜなら、理科室の扉がわずかに開けられており、
そこから見慣れた碧眼がのぞいていたからだ。

星奈「話は全部聞いたわ」

 ガラっ!! と扉を開けて登場したのは理事長の娘だった。

小鷹がなぜおまえがここに、と訊くと、黙れ変態といわれた。

星奈「理科、あんたは騙されてるわ。こんな奴のいうこと聞いちゃだめ」

理科「騙されてるって、もしかして小鷹先輩が浮気してることですか?」

星奈「そうよ。こいつは今朝夜空とこそこそヤッてたのよ」

理科「だからなんですか?」

星奈「は?」

理科「別にいいですよ浮気くらい。浮気は男の甲斐性とも言いますし。
   魅力のない人じゃ浮気すら出来ないですからね」

星奈「あんたねぇ……浮気されてるってのに何とも思わないっての?」

理科「はい。別に結婚してるわけじゃないですし」

理解できない。

エジプトを観光した際、ピラミッドの付近に見慣れた
バーガーチェーン店があるのに驚愕した日本人の心境。

だからこそ考えてしまう。こんな浮気性のクズにさえ
選んでもらえないのはなぜなのか。

理科「どうしましたか?」

星奈「なんでよ…」

理科「え? よく聞こえませんよ」

星奈「なんであたしだけ手を出さないのよ!!」

ついに本音を暴露するお嬢様。
それは理科にではなく小鷹に対して投げかけた言葉。
もうやけくそだった。こうなったら小鷹のセフレの1人でも
かまわない。魅力のない女だと思われてるのがくやしかった。

いっそのこと小鷹への思いをすべてぶちまけてしまおうかと
思ったが…

理科「小鷹先輩ならもう行っちゃいましたよ?
   星奈さんが離してる間に、舌打ちして出て行っちゃいました」

星奈「うそでしょ…。やっぱりあいつ、あたしのこと嫌いなんじゃない」

理科「先輩、泣いてるんですか?」

星奈「な、泣いてなんかないわよ」

理科「いつから先輩のことが好きなんですか?」

星奈「そんなの覚えてないわよ。気がついたらどんどん好きになって、
   もう止められないのよ。なのにあの馬鹿は夜空やあんたとは
   仲良くして……。あたしには暴力まで振るったのに」

理科「それはもう女として見られてませんね。
   家畜か何かと思われてるんじゃないですか?」

星奈「いつもだったら殴ってるけど、もうそんな余裕すらないわ」

星奈は理科室を出ようとする。

理科「どこへ行くんですか?」

星奈「ちょっと自分探しでもしてくるわ。
   さがさないでよね、面倒だから」

何気ない顔で屋上から飛び降り自殺を図ろうとする星奈。

強い風が吹き抜け、高所にいることを実感させる。

見下ろす校庭はあまりにも遠い。

(やっぱり怖いわ…)

ノリで自殺しようとしたが、やはり怖いものは怖い。
そもそもあのクソヤンキーのせいでなんで自殺しなきゃならないのかと
考え、思いとどまる。

そんな豆腐メンタルの彼女は、屋上で寝転がってる物体を発見した。

(あれは何?)

人の形をしていた。目立たない場所にいたので今まで気づかなかったが、
よく見るとあれは小鷹だった。プリン色の髪の毛をしてるから良く分かる。
気持ちよさそうに昼寝していた。

(ど、どうしよう。話しかけても大丈夫かな)

星奈「起きなさいよ小鷹」

小鷹「ん? 星奈か。ちっ。せっかく寝てたんだから
   起こさないでくれよ」

星奈「あ、あんたがこんなところで寝てるのが悪いんでしょ!
   それより話が…」

小鷹「あーうぜー」

星奈「ちょ……どこ行くのよ」

小鷹「……」

小鷹はやはり星奈の相手をするつもりが無いらしい。
無言で彼女の言葉を受け流し、さっそうと立ち去る。
しかも若干キレ気味である。

(ち、馬鹿女が……俺はああいう生意気な奴が大嫌いなんだよ…)

なんと、これが小鷹さんの恐るべき本音だった。
すなわち彼は星奈の性格が好きになれないらしい。

無論、彼女はツンデレだ。思ってることと逆のことが
口に出る。本音を知っていればそれも可愛く思えるものだが、
何も知らない小鷹にとってはただの口の悪い女。

胸がでかいだけが取り柄のクソ女だった。
(もちろん彼自身もクソ野郎だから人のことは言えない)

だが、ひとつ言っておく。

星奈の容姿までが嫌いなわけじゃない。
男子高校生たるもの、あの巨乳はたまらない。
小鷹は彼女と話すとき、五秒に一回は胸を見るように心がけてる。

しかし性欲=好きとは限らない。星奈のことは嫌いだ。
だから昨日は殴った。理科は可愛いから殴った。

その二つの暴力を決して一まとめにしないようお願いする。


ところで、ここで疑問が抱く人がいるかもしれない。

(なら夜空のことはなぜ好きなんだ。口が悪いのは夜空の同じ。
 むしろ夜空のほうが口が悪いではないか、と)

それに対する答えは単純である。

「夜空のほうが言うことを聞いてくれそうだからな」

小鷹の言葉を借りればこうなる。
つまり、実際に身体の関係を持った後も従順に自分に
従ってくれそうな相手を探した結果だ。

彼は夜空をよく観察しており、彼女の本性を見ぬいていた。

夜空は普段はけんか腰だが、その本性はドM。そのことにいち早く
気づいた小鷹は、彼女を犯した。次に理科を犯し、妹を犯した。

究極のレイパーのように思えるが、妹以外とは合意の上である。
(妹とはロリセックスについて研究するためにやむをえなく
 犯した。もちろん反省はしてないし、これからも続けるつもりだ。
 親や友達にばらしたら殺すと脅してある)

ではさらに冒頭の暴走シーンについての説明に移る。

彼は友達がいない人生にいらだっており、
部の存在意義に疑問を感じていた。

(異性間の友情なんてありえませんよ。
 私とセフレになりませんか小鷹先輩)

以上の理科の言葉がそのきっかけである。

なるほど。たしかにこの部室には小鷹以外に女子しかいない。
ならば小鷹が友達を作ることはできるのだろうか。

中には男女間の友情を肯定する人もいるかもしれないが、
小鷹はありえないと考えていた。彼の本音は同性の親友が欲しかった。
同期としては星奈と同じである。

だが、しばらくたっても男子が入部してくる気配が無い。
それも当然だ。そもそもボッチとは正常な人間関係が気づけない
異端者であり、極めて少数派である。

そんな生徒など数えるほどしかいないだろう。
幸村の正体が女だと知ったとき、
廊下に呼び出して殴ってやった。いい気分だった。

そんな彼が欲求不満を解消するひとつの手段として考えたのが、
複数の女と関係を持つことである(星奈は候補から除外された)

だが、そんなただれた関係を続けても、本当の親友が
できるわけでもない。ついに部室に通うことすら我慢ならなくなった彼が
暴走した結果が、昨日のシーンである。

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風呂だ。説明が多くて悪かったな。ちょっと待ってなさい

親父殿が風呂入ってた。再開する。

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部室には理科しかいなかった。難しそうな本を読んでいるが、
小鷹には絶対理解でき無そうな本だった。
タイトルに量子力学と書いてある。

「他の奴はどうした」とクズが訊と。

幸村は用事があるらしい。
夜空は具合が悪くて欠席。

星奈はまだ来てないらしい。

「なら好都合だな」と小鷹が理科に迫る。

理科「先輩……さみしんですか?」

小鷹「ああ。俺はおまえのことが大好きだ。
   おまえと一緒にいるときが一番落ち着くよ。
   愛してるよ理科」

そっと理科の白衣を脱がす。

理科「いいんですか? もうすぐ星奈先輩が来るかもしれませんよ?」

小鷹「別にかまわないさ。俺はあいつのことを部員だと認めてない。
   あとで夜空と話し合って首にするつもりだ」

理科「ふふ。先輩ったらいけない人なんですから」

キスは理科のほうからはじめた。
軽く唇を合わせてから、舌を入れる。

「ん……」

もうお互いの存在しか認識できない。
唾液が特有のねちっこい音を立て、雰囲気を盛り上げる。
理科の華奢な身体を強く抱きしめながら、
ねっとりとした視線を絡ませる。

理科「好きです先輩」

小鷹「俺もだ」

ついに理科の制服を脱がし、下着姿にしてしまった。
それなのに恥ずかしがる様子もなくうれしそうに
発情してる理科にさらに発情した小鷹が胸を触る。

「あっ…」

つかむほどの大きさすらない小さな胸だが、
理科は意外と気持ちよさそうにしていた。ブラも小さい。

湿ってしまったショーツの中にてをつっこみ、
アソコを愛撫する。

「あんっ……」

もっと触ってと言いたそうな顔で感じる理科。

「かわいいよ理科」 「……んあっ…あっ…」

じらすように出し入れされた指が彼女を刺激していく。
耳元で愛の言葉をささやくと、彼女は甘い吐息を返してくれる。

小鷹「おまえはどうしてこんなに変態なんだ?
   ちょっと触っただけでびしょ濡れじゃないか。
   この淫乱女。おまえは最低の淫乱だな?」

理科「はい……り、理科は……最低の淫乱です……」

小鷹「そうか。じゃあおまえみたいな変態女には、
   もっと強い刺激が必要だよな? おまえの
   あそこにぶち込んでやるよ」

理科「はいぃ……早くください……先輩のおっきいの…」

マリア「おい、なにしてるんだおまえら」

理科「……はうっ……だめっ……もう…」

小鷹「ははっ……指だけでイッちまうのか?
   いいだろう。今すぐイッちまえよ淫乱」

マリア「おい無視スンナ? おまえら部室でなにやってんだ
    ウンコども」

小鷹「はぁはぁ……ん? お子さんは黙ってろ。
   てか、おまえいつからそこにいた?」

マリア「理科の服に脱がされそうになったところからだ。
    そうだよな星奈?」

星奈「う、うん」

理科「なんで星奈先輩までいるんですか?
   ぶっちゃけうざいです」

小鷹「おいおい。これはどんなカオスだ? 
   つまり俺と理科は同級生と幼女に見守られながら
   セックスしてたってことか?」

星奈「そうなるわね」

小鷹「そうか。じゃあこれからフィニッシュに入るから、
   おまえはギャルゲーでもしながら待ってろ」

星奈「はい。分かりました」

しおらしくPS3を起動させる星奈。

騎乗位で盛ってる小鷹たちの声がやかましいので、
ヘッドホンで耳をふさぐのだった。あまりの惨めさに、
自然と涙が零れ落ちた。

マリア「わたしはどうすればいい?」

星奈「うざいからその辺で逆立ちの練習でもしてなさい」


他方、理科は快楽の頂点に達しようとしていた。

理科「ふわあああああ!! すごいですうう!!
   先輩のおっきいモノがあああ!! 奥まで入ってます!!」

騎乗されてるから主導権は彼女にある。まるで男を犯してるような
気分で乗りに乗っていた。声もでかい。

小鷹「はぁはぁ……うっ……廊下まで……聞こえちゃうだろうか。
   先生に……はっ……見つかったらどうする……?」

理科「わっ……私はぜんぜん気にしてませんよ……こだかせんぱいと
   ……いっしょならどんな罰でも……」

小鷹「ふっ……そういってもらえるのはある意味うれしいな」

怪しい水温と二人の獣の声だけが部屋を支配する。
特に理科がうるさい。空気を読まないというより、
星奈に対するあてつけなのかもしれない。

 「ユニヴァアアアアアアアアアアアアス!!」

もはやあえぎ声ではなく、怒号。

星奈はそっとテレビの音量を上げたのだった。

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親父殿があがったから俺が風呂入ってくる
おまえら、いい子にして待ってなさい
ネタバレについては謝るよ 

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月22日 (土) 15:21:02   ID: ihW3NEMQ

何ともいえねーヽζ(`o・∀・o´)ζノエネ

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