女「おち○ぽしゃぶりまわしたいなあ」(77)

土日暇だったから勢いで書き出したんだが、何て言えばいいんだろうな。とりあえず、俺の勢いは長くは続かないということが今回分かった


―――女、部屋

グチュッ、ジュポッ

女「あー、あたしも男の人のしゃぶってみたいなあ」

女「AV女優とかになったらおちんぽしゃぶり放題なのかな?」

女「きっとそうだよね。しかもその上お給料も沢山貰えるなんて…………天国じゃない」

女「良いなあ……」

>>1に言い訳が書いてあるスレは糞スレ
これは普通の人間ならちょっと考えれば誰にでもわかる当たり前の真実

女「――でも、AV女優って穢れてるイメージあるよなあ。人生終わってるみたいな」

女「男の人からもその事知られちゃったら引かれそうだし……結婚とか出来なさそう」

女「それに処女じゃなれないだろうしなー」

女「……そろそろどうにかしないと」

アッ、モウヤバイ

女「そろそろ出るのかな? ……注目の場面だね」

>>3
俺もそう思うわ

デルッ…

ドピュル

女「え、顔に出しちゃうの? 駄目だよそれ。ちゃんと口の中に射精しないと」

女「しかも量少ないよ……この日の為に貯めたりしないのかな」

女「それともそんな暇がないくらい仕事してるのか……」

ウワァ、イッパイ

女「いや、どう見ても少ないです本当にありがとうございました」

女「……あーあ、このAVは完成度低いな。男優は強引度が足りないし、女の方はフェラ下手だし」

女「一体男イカせるまでに何十分かかってんのよ」

女「あたしなら五分もあればイカせる自信ある」

女「……イメトレしかやった事ないけど」

女「――あーあ、こんなんじゃイケないな。オカズにもならないよ」

女「他のにするか……」ゴソゴソ


――――――――


―――帰り道

男「……意味ないよなあ」

男「不登校の奴に時間割なんか教えても」

男「毎日毎日毎日毎日―――家が近いってだけの理由で何で俺が届けなきゃいけないんだよ」

男「いつの時代だ」

男「……こういうのって普通教師の役目じゃないのか?」

男「恐いから言った事ないけど」

男「……明日からは断ろう」


―――自宅

男「よし、着いた」

男「この役目も今日で最後だな……恐らく」

男「……今日でもう最後なんだし説得でもしてみるか、……まあ無駄だろうけど」

男「学校に来て欲しい気持ちはあるし」

男「……あいつが不登校になって結構経ってるよな」

男「何でいきなり来なくなったんだろう? いじめられてる訳でもなかったし……」

男「――本人に聞いてみよう」

ピンポーン


―――自室

ピンポーン

女「あっ、あっ、はあっ…………誰よ、もう少しでイケ、そうだったのに」ハァハァ

女「……面倒だなあ」

ピンポーン

女「ああ、もう!」

シュルシュルハキハキ

女「はいはーい、今出まーす!」ドタドタ

女「はーい、どちらさ……」

男「時間割届けに来たんだけど」

女「…………」

女「……いつも通り郵便受けに入れておいてくれれば良いんだけど」

男「お前さあ、少しは感謝の気持ちとかないのかよ。こっちは毎日持ってきてんだからな? 言っとくけど結構面倒だぞ」

女「家近いじゃん。大体面倒なら届けて貰わなくて結構ですけど、別に頼んだ覚えないし」

男「……お前それ言われた方の気持ち考えろよ。今まで随分と長い事持ってきてやったのに、……学校来る気なくても少しはありがたみとか感じないのかよ」

女「言い方が恩着せがましい。ありがた迷惑なら感じてるけどね。こんな毎日毎日持って来られたら、何か登校しないと申し訳なくなるじゃん」

男「……あぁそう」

女「別に人に迷惑かける様な悪い行為じゃないのに罪悪感とか芽生えちゃうから、ほんとやめてほしいよ」

男「ひどいな……。そんなんじゃお前、将来会社とかで上下関係上手くやってけないぞ」

女「別に良いよ、会社とか就職しないし」

男「じゃあどうするんだよ」

女「AV女優になる」

男「……ん?」

男「…………は?」

女「―――あ」

女(……やば、勢いで言っちゃった)

男「いや、何言ってんのお前? AV女優? 冗談にしては随分混沌としてるな」

女(とぼけるか)

女「――は、はああ!? な、何言ってんの? AV女優? あたしそんな単語発してないから。漫画家って言ったからっ!」

男「え?」

男「……流石にそれは無理があるだろ。一文字も合ってないぞ」

女「い、一文字も合ってないのに聞き間違えちゃうって。それもAV女優(笑)どんだけ欲求不満なの」ハハッ

男「…………」

女「なんならあたしが抜いてあげようか?」ヒヒ

男「………」

女「男って、童貞君なの?チェリー(笑)」

男「………」

女「包茎…」

男「………」

女「…………」

男「………」

女「…ごめん、AV女優って言った」

男「ほらやっぱり」

男「それにしてもお前、何でよりによってAV女優になんかなろうと思ったんだよ」

女「……言いたくない」

女(おちんぽしゃぶりまくりたいから、とか知られたら死ねる)

男「悪いことは言わないからやめとけよ。そんな仕事よりまともな仕事沢山あるって」

女「――そんな仕事?」キッ

男「……な、なんだよ(恐いな)」

女「男にAVの何が解るって言うの? AVを語れるの?」

男「いや、語れないけど……」

男(何かいきなり目つき変わったな)

女「ふん、そんなんじゃAV女優を否定する資格なんてないよ」

男「……じゃ、じゃあお前は語れるのかよ」

女「はあ? 何言ってんの?」

男「……だよな、まさかそんな女いるわけ」

女「当然語れますけど」

男「だろうなあ」

誰も読んでないし、やめたら?

>>17
知ったことか

女「まあ、AVのAの字も知らない男に語る意味なんてないからそんな事しないけどね」

男「そうか  」

女「大体何よ、AV女優『なんか』って。自分はそのAV女優『なんか』が出るAVで毎朝毎晩毎朝毎晩抜いてるくせに」

男「いや……毎朝は抜いてないけど……」

女「――ということは毎晩は抜いてるんだね?」

男「嵌められた」

女「そんな毎晩毎晩AVで必死こいてちんぽ扱いてる男が、果たしてAVを否定する資格があるのかなあ?」

男「うっ……」

女「説得力に欠けるよ。ねえ? ちゃんと解ってる?」

男「……すいませんでした」

女「解れば良いんだよ。ま、取り敢えずあたしはAV女優になるから」

男「――でも」

女「なに、まだ何か文句あるの?」キッ

男「やっぱり色々大変だと思うし……やめた方が――」

女「まだそんな事言うんだね。大体あたしがなろうとならまいと男には関係ないじゃん」

男「関係は……あるよ。一応」

女「はぁ? じゃあ何なの? あたしがAV女優になったら、一体男にどういう風に影響するわけ?」

男「それは……」

女「ないよねー。近くに住んでるという事だけしか共通点のない不登校で引きこもりのあたしになって欲しくない理由なんて」

男「――あるって」

女「じゃあ言ってみてよ。どうせ『見ていて可哀想』とか『心配』とか、そんなつまらない理由だろうけど、万が一あたしの心に響いたら考えてあげなくもないよ」

男「お前が……」

女「…あたしが?」

男「―――好きだから」

女「  え」


ジュンッ


女(あ、やばい、軽くイッた)

男「俺、小さい時からお前の事ずっと好きだったんだよ」

女「………どうせ今考えたんでしょ、理由が思いつかなかったから」ビショ

女(これ以上何か言われたら本格的にイッちゃいそう)

男「嘘じゃない! 本当に好きだったんだって!」

女「もういいよ……」ビショビショ

女(……ヤバいな)

男「幼い頃とか一緒に遊んでたよな。あの頃はお前と一緒に居られるのが楽しかった。――だから今、お前が学校に来てくれなくて寂しいんだよ」

女「分かった、分かったから」

女(こんな処でイクわけには……)

男「……AV女優なんてならないで、学校来てくれよ。女―――」

女「……なに?」

女(何でそんなに近寄ってくるのよ)

男「好きだ」

『ガバッ』

ダキッ

女「ひゃ―――」

女(あ、もう無理だな)


『プシャアアアアア!』

女「―――アッ…アッ……」ビクンビクン

男「女――お前の事が………あれ、何この水? 足元がビショビショに……」

女「ぁ、ぁぅぅ、ぅあ――」プシュップシュッ

女(凄い量出てる……今までで一番かも…)

女(こうなるからイキたくなかったのに……!)

男「え、嘘? 女洩らしたの? 何で? もしかして俺のせい!?」

女(正確に言えば違うんだけど……まぁ同じ様なものか)

女(もう最悪だよ)

男「ご、ごめん!今すぐ着替えさせるから!ちょ、ちょっと待ってろ!――お邪魔しまーす!」

なんで尿漏れしてるんだよwwww

スッ

女「え、ちょ―――」

女(ヤバイヤバイヤバイ。今私の部屋大音量でAV上映中なんだけど、ついでにホームシアターなんだけど!)

女(それでなくても壁一面に常時AV並んでるし、あとエロ同人とかもあるのに……)

女(  もし、部屋になんか入られたら)

女(―――色々と終わる)

>>33
え?

女(何としてでも阻止しないと…!)

女「ちょ、ちょっと待っ―――」

ガクガクガク

ベシャッ

女(あ、足が震えて………自らのおしっこが服に染み渡ってゆく……)

女(  こんな事してる場合じゃない。早く何とかしないと!)

女「お、男、まっ、て…」

女(イッたばかりで声も出ない)

女(ヤバいよヤバいよヤバいよ)

女(―――じっとしている暇はない)

―――リビング

男「えーっと何処だ何処だ着替えは何処だ」

男「……ていうかこんなところに着替えがあるのか」

男「いや、ないだろ普通。普通あるっていったら自分の部屋とかだし」

男「――自分の部屋?」

男「2階だっ!」

ダッ

―――階段

女「ハア……ハア……ハア…」

女(腕だけで階段登るのがこんなにきつい事だなんて……)

女(予想外よ)

女(でもあと少し……あと三分の一で―――)

男「おーい! お前そんなとこで何してんだよ!」

女(お、男!?ヤバイ!)

ガツガツ

男「お、おい危ないって! 着替えは俺が取ってくるからお前はそこでじっとしてろ!」

女(きついわ!)

男「もういいから!」

ダッダッダッ

女(ヤバっ!来た!)

ガツガツガツ

男「待てって!」

ダッダッ

女(うるさい!)

ガツガツ

女(の、登りきった)

女(でもここからどうすれば……)


女は無事に階段を登りきる事ができた。

が、しかしそれがそのまま事の解決に繋がる訳ではない。

女の最終目的は『自分が部屋をどうにかするまで男を部屋に辿り着かせないこと』である。女は一応階段を登りきったものの、当然このままでは男に先を越され、部屋に着かれてしまうだろう。

一刻の予断も許さない状況に、女は必死にない頭を巡らせる。そして時間稼ぎをすることが今の自分にできる最善の方法だという考えに行き着く。

しかし一体何が出来るだろうか。当然今の自分は役に立ちそうな道具など持ち合わせてはいない。つまり何かを投げつけるとかそういったあれは出来ないのである。

―――女は一つの策を決行することにした。

足をガクガクと震わせながらも、女は壁を頼りにやっとの思いで立ち上がる。

男は既に階段を半分程度登ってきている。一刻の猶予もない。

女は自らの履いているパンツを脱いだ。

男「―――!?」

男はその突然の奇行にあからさまに狼狽する。ただその縞々模様が彩られたパンツを刮目する。必然、その間階段を登る動作も停止することになる。

女はそれを見逃さない。

その手に持ったびちょびちょに濡れた縞パンを程よい具合に丸める。そして大きく振りかぶりそのままそれを―――

投げつけた。

縞パンは水分を吸収している。それは投げる際において大きな意味を為していた。通常のパンツならば力一杯投げたとしても風の抵抗により数mも飛ばずして床に散っていったことだろう。

だが女の投げた縞パンはただの縞パンではない。水分を吸収してずっしりと重みを増している―――いわばびちょパンであった。

びちょパンは風の抵抗をものともせず、その標的に向かって綺麗な直線を描き真っ直ぐに飛んだ。――自らに課せられた役割を果たすために。

びちょパンは元の形に広がっていく。必然風の抵抗も受ける。だがそれでも女の投げたびちょパンはほとんど勢いを失うことなく飛び続けた。そして――

びちょパンは男の顔面にブチ当たった。

ベチャ

男「うわっ」

男は突然の出来事に対応する事ができない。まさか幼なじみから、尿が染み込んだパンツを投げられるとは思いもしなかっただろうから当然である。

命中する直前で完全に元の形に開いたということ、そしてそこに更に投げつけた時の勢いも相まって、びちょパンは男の顔面に完全に張りついていた。

女「……あっ……はぁ…」グチュグチュ

女は顔面に自分のパンツが張りつき男が狼狽している隙に自慰を始める。

女「アッ…アッ…」クリクリ

絶頂をつい先程迎えた女の膣は普段より数倍敏感になっていた。通常でも感じやすいクリトリスは、今やちょっと弄るだけでまた絶頂を迎えてしまう程に感度が良くなっている。

普段こんな乱暴なイキ方はしないが今は非常時なので致し方ない。

女「ん、んぁ、イッ、イッ――」ジュボクリクリ

本能の波が押し寄せてくる。膣と陰核を弄るスピードを極限まで上げる。

女「んあああああっ!!!」ビクンビクン

そして、絶頂に達した。

『プシャアアアアア』

イクと同時、女の膣から潮が噴き出す。

女の目的はこれだった。

びちょパンを投げ付けたのはこれの為の単なる時間稼ぎである。真の目的とは自らの膣から潮を噴射すること。普通そんな事をしても状況は大して変わらないのだが、幸か不幸か女は普通ではないのである。

プシャアアアウアウアー

噴射された潮はさながら豪雨のように階段に降り注ぐ。その量はとても2回目とは思えない量であった。

噴射しはじめて僅か数秒後、階段は滝と化した。

通常の女性ならば、何回か噴き出すか、もしくはもって十数秒出続ける程度だろうが、女の場合は当然それだけでは収まらない。

階段が滝と化した後も、潮は噴き続け、女の潮が止まったのは噴射開始からゆうに1分は経過した後のことだった。

排出された潮の流れもそれに準じて止まり、男もようやくびちょパンを剥がせようかというところまでこぎつけていた。

ツパンッ

男「!」

やっとの思いでびちょパンを取り外すことに成功した男の視界に最初に飛び込んできたのは、行く手を阻むように階段を覆いつくす謎の液体であった。

見ると女の姿もいつの間にやら消えている。自分の顔にパンツが張りついている間に行ってしまったようだ。

男(なんだこれは……)

先程から気付いてはいたが、その液体は階段の中腹にいる自分の靴下を濡らし、更に下の階まで流れるほど膨大な量だ。

液体を指につけ恐る恐る舐める。

だがそれだけではその液体の正体に辿り着く事ができない。パンツをポケットにしまい男は思考を巡らせる。

男「………これは、」


――先程のグチュグチュいう卑猥な擬音。

――透き通るほど透明感のある色合い。

――深く口の中に余韻を残すその味わい。

複数のロジックが複雑に絡み合い徐々に真相を形作っていく。

数十秒の時間が経過する、そして男は――

男「―――潮だ」

そう結論を下した。


女(やっと部屋にたどり着いた  ……早く片付けないと)

女(あれで足止めできると思うけど、構わず登ってきちゃう可能性もあるし)

女「えっと、AV停止して、バイブも押し入れに放り込んで―――ど、同人の本棚どうしよう」

女(こんなの隠せないよ)

女「と、とにかくどうにかしないと」アタフタ

女「うーん、うーん」ガタガタ

ガタ、ユラッ

女「うわっ」

ガシャアアアアアン


ガシャアアアン

男「何だ、今の音は!」

男「こうしてる暇はない!」

男「…………」

ベチャッベチャッ

ガチャッ

男「――女!」

男「…………」

男「……な、なんだこれは」

女「   」

男「  何なんだ、このいかがわしい漫画とAVの山は」

女「や、山ってのはいくら何でも言い過ぎでしょ!? そこまで言うほどないよね?」

男「いや、あるだろ」

女「まあね」

ヒョイ

男「……『晒し愛』」

女「あああああ!!よりにもよってそんな本触らないでえええ!」
ガシャンガシャン

男(本棚の下で顔だけ出してのたうちまわってる  )

男「『そんなに見られると…体が反応しちゃうよ』」

女「読まなくていい、読まなくていいから!」

男「『視姦…視線で犯してほしい』」

女「恥ずかしくない?自分で読んでて恥ずかしくない?」

男「…結構過激なやつ読むんだな」

女「そのシーンはまだ普通でしょ」

男「え?」

女「なんでもないです」

男「それにしても何でこんな大量にAVやらなんやらあるんだよ」

女「か、借りたんだよ!いややっぱ違う。無理矢理押しつけられたんだよ!」

男「お前にはAVを無理矢理押しつけてくる友達がいるのか?」

女「――というのは嘘で、これらは全部お父さんのです!」

男「親が娘の部屋にAVを保管するなんて聞いたことないんだけと」

女「……じゃあ弟」

男「じゃあって……。大体弟でもおかしいだろう。そもそもお前に兄弟いないだろ」


女「―――はいはい分かりました分かりました、これらは全部私が買いましたー、自らの観賞用に買いましたー、何か文句でもありますかー?」

男「まぁないけど……お前結構勇気あるな。引きこもりなのにそういう店とかは行けるの?」

女「引きこもり舐めてんの?」

男「――ごめん」

女「ところでAmazonって知ってる?」

男「なるほどなるほど」

男「何でここまで集めたんだ?」

女「…………」

男(いきなり黙ったな)

女「私ってさ、小さい頃からお母さんいないでしょ? ……それって何でか知ってる?」

男「……離婚したから、じゃないのか」

女「確かにそうなんだけどさ、それには色々と理由があるんだよ」

男「――そうなのか」

男(何か凄く困った顔してるな……聞いちゃいけない事だったか)


女(……勢いでソレっぽい事言っちゃったけどどうしよう。でも、ただ自分のオカズにしてただけです、って言うのも嫌だったしな。どっちにしろ今更退けない)

女(最後までこの方向性を貫く……!)

女「……うちって私が小さい頃お金に恵まれてなくてさ、結構質素な暮らししてたんだ」

女(えっと、それからそれから)

男「へえ」

女「そ、それでも何とか暮らせてたんだけど、私が五歳の誕生日を迎えてすぐの頃、お父さんの趣味の競馬が原因で家計が厳しくなってきたんだよね」

女(結構いい感じじゃない? ストーリーも出来上がってきてる)

男「…それから?」

女「……うん、それで仕方なく金融会社とかからお金借りて何とか生活してたんだけど、遂にどうしようもなくなってきて、ヤミ金融からお金を借りるまでになっちゃったんだ」

男「……それはヤバいな」

女「案の定借金取りが毎日の様に取り立てに来るようになってさ、そりゃ恐かったもんだよ」

男「……でも俺、そんな人一切見かけたことないんだけど」

女「―――ち、小さい頃だったからね、覚えてないのも無理ないよっ」

男「そ、そうか」


男「……で、それで?」

女「……そんな中、お母さんも仕事を探すことになってね。でも中々見つからなくて、どうしようって事になってさ」

男「仕事は見つかったのか?」

女「紆余曲折あってね―――AV女優になったよ」キリッ

女(決まった)

男「え?」

男(唐突過ぎて思わず吹きそうになった)

男「そ、そうなんだ」

女「勿論お父さんには内緒でね。AV女優になってからお金は何とか返せるようになってきたんだけど。――でもそんな時、お母さんの妊娠が発覚したんだ」

男「はい」

女「そこでとうとう隠しきれなくなって、何やかんやあった挙句に離婚というわけね」

男「なるほど」

女「後からお母さんに聞いたところによると、1度だけ男優がお母さんの子宮にドッピュンドッピュン無許可で濃い精子を大量に中だしした事があったらしくて、その後妊娠が発覚したらしいんだよ」

女(   お母さんごめんなさい)

男「あぁ、うん」

男(なぜそこだけそんなに詳しく   )

女「………私は許さない。お母さんに濃い精子を大量に中だしした奴を。私たちの家族を崩壊に追いやった能なしチンポ野郎を!」

女「―――それで私は心に決めたの。いつかきっと見つけだして復習してやるって。絶対お母さんと同じ目に遭わせてやるって。その為に私は……」

男「…………」 

女「学校を休んででもAVを見続ける!!」ドヤッ

男「  分かった」

男(………同じ目?)

男「……ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

女「なに?」ドヤ

男「お前の親に聞けば男優分かるんじゃないのか?」

女「……………」

女(盲点だった)

女「お、お母さんが男優の名前を知らなかったんだよっ」

男「それじゃ出演してるAVを―――」

女「それは教えてくれなかったなー!」

男「え?」

女「や、やっぱりAVの仕事の内容なんか当然子どもには話したくないだろうしー」アセ

男(それじゃ今までの話は)

男「お母さんのAV女優としての名前とか 」

女「あー、それも知らん。知らん知らん、何もしらん」

男「そうか  」

男「……ちなみに男優の顔は」

女「知ってる知ってる」

男「……………そうか」

男(何て言えばいいんだろうなあ)
女「もう分かったでしょ!? 私がAVを集めてるのはそんな理由があるからであって、決して興味があったとか趣味だとかそういうわけじゃないんだからっ!」

女「分かったら帰ってくれる!? 私は忙しいの! あ、この本棚退けた後で」

男「 」


ガシャガシャバタドタン

男「……やっと終わった」

女「何か片付けてもらって申し訳ないね。取り敢えず用が済んだからもう帰ってくれる?」

男「随分と酷い扱いだけど、ちなみにこの同人の山には一体どういう理由があるんだ?」

女「―――――ん?」

男「もっと言わせてもらうと、片付けてる最中にあったあの数々のいかがわしい玩具にも何かしらの理由が―――」

女「あああああもう面倒くさああああい!!!!!」

男「!?」

女「もういい加減うざいんだよ!!!余計なこと聞いてないでさっさと帰ってよ!!」

男「あの」

女「人が嫌がること訊いてそんなに楽しい!!?人を虐めてそんなに嬉しいの!?性格悪いのよ!!!」

男「…ごめん」

女「ええそうよ!!!今までの話は全部嘘よ!ここにあるもの全っ部私の趣味ですけど何か文句ありますか!?性欲が異常で申し訳ありませんね!!!」

男「…………」

男「えっと」

女「大体何が目的?男はこの大量にあるAVでも借りたいの?人には性欲が異常とか言っといて自分がそんなのってどうなのよ!」

男「……いや、別にAV借りたいわけでは。それに性欲が異常って言ったのは自分じゃねえか」

女「うるさい!!!」

男(キレてる奴にグダグダ言っても仕方ないな)

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