京子「結衣がごらく部を休むようになった」(122)

ID:xRAYnJDk0

代行に感謝
エロなしグロなし欝なし暴力なし書き溜めあり
結衣スレからラブレターの件でお世話になった人の電波をSS化
結衣ちゃんがキャラ崩壊して無口気味な照れ屋になっていますが仕様です
ということで始めます

支援するよ

詠矢スレ思い出すな

しえん

~ごらく部部室~

ガララ

京子「まだあかりとちなつちゃんは来てないね」

結衣「みたいだね」

京子「しばらくはこの空間を二人占めだぞー」

結衣「二人きりのときなんて他にもあるだろ」

京子「結衣はわかってないなー」ブー

京子「ごらく部の部室で二人きりなことに意味があるんだよっ」

京子「大体最近はそれほど一緒にいないじゃんか……」ベタベタ

結衣「まぁね」ガサゴソ

結衣「………」カタカタ

京子「……」ムー

まあ前置きはほどほどにした方が良いってことだな
しえんた

結衣「あと……このくらい足りないかな」カタタ

京子「電卓なんて使ってなにしてるの?」ヒョイ

結衣「別になんでもないよ」サッ

京子「……ッそっか」

京子「……最近の結衣はどこかよそよそしいね」

結衣「気のせいじゃない?」

京子「あんまり部室に来なくなった」

結衣「ちょっと忙しくって」

京子「あんまり泊めてくれなくなった」

結衣「ラムレーズンの買い置き切れてたから」

京子「………………そんなのどうだっていいよ」ボソッ

京子「……あかりも、ちなつちゃんも、寂しそうにしてるよ?」

結衣「そう……」

京子「そう、ってまさか……それだけなの?」

結衣「どうしても外せない用事があるから」

京子「用事って、なに?」

結衣「それは秘密」

京子「…………結衣のばかっ」ガララ タタタ

結衣「あっ……京子!」

結衣「京子……」ポツン

京子「……………」タッタッタ

京子「…………」タッタッ

京子「………」テクテク

京子「…」ハァハァ

京子「はぁ…………」

京子「結衣がそっけなくなってもう一ヶ月かぁ……」ハハッ

京子「そろそろ雪が降りそうだよ、結衣」

しえんぬ

無駄な前置きいらん
痒くなる

~ごらく部部室~

パタパタ、カラッ

ちなつ「あっ結衣先輩!」

ちなつ「今日は予定が合ったんですね!」

あかり「結衣ちゃんだぁー」ニコニコ

結衣「うん、今日は大丈夫だから」

ちなつ「私お茶を入れてきますね」

パタパタ

あかり「結衣ちゃん、京子ちゃんは?」キョロキョロ

結衣「京子は……」シュン

あかり「…………」

あかり「……あの事、話さなくていいの?」

結衣「……あと二日だから、ね」

支援

トテトテ

ちなつ「お待たせしました」コトッ

結衣「ありがとう、ちなつちゃん」

あかり「ありがとぉ」

ちなつ「あれ?京子先輩はお手洗いですか?」

ちなつ「せっかくのお茶が冷めちゃいます、もぅ」プンプン

結衣「ちなつちゃん、京子は、その…」

あかり「京子ちゃん、大慌てで帰っちゃったんだって」

あかり「鞄も部室に忘れていっちゃったらしくて」

あかり「よっぽど大事な用だったんだろうね」ニコッ

ちなつ「はは~ん、同人誌の締切でもあったんですかね」ハァ

ちなつ「……お茶、一つ無駄にしちゃったな」

結衣「……」

~街中~

ガヤガヤ

京子「随分と賑やかだなぁ」

京子「イルミネーションがキラキラして綺麗」

京子「そっか、もうクリスマスの時期なのか」

京子「去年は確か二人で……」


『京子「結衣~クリスマス記念にパーティーでもするか」』

『結衣「あかりも一緒に呼ぶ?』

『京子「うーん深夜まで続けるつもりだからあかりには厳しいかも」』

『京子「ほら、あかりとは日中に一緒に遊べるわけだしね!」ニパッ』

『結衣「今年は二人で夜まで色々してみようか」』

『京子「うん!」』

支援

詠矢スレや例のコピペ思い出すな
なんだっけ、スレ立て出来ず云々のやつ

京子(美味しい料理を一緒に作って)

京子(プレゼントを交換して)

京子(ゲームをつくって遊んで)

京子(お酒なんてこっそり用意しちゃって)

京子(馬鹿騒ぎして……)


京子「あれは楽しかったなぁ……」ポツリ

京子「今年はみんなで遊べるのかな……」

京子「結衣と一緒にいられるのかなぁ……」

京子「結衣……」

京子「やっぱり一人はさみしいなぁ」

~通学路~

ちなつ「それじゃあかりちゃん、結衣先輩、また明日」

結衣「帰り道、気を付けてね」

あかり「また明日ねー」バイバイ

テクテク

あかり「結衣ちゃん……明日のごらく部はやっぱり来れないんだよね……」

結衣「明日で最後なんだ、それで明後日には間に合う」

結衣「明日は外せないんだ」

結衣「もうイブは、明後日だから」

あかり「結衣ちゃん……」シュン

あかり「……大丈夫だよ、結衣ちゃん!」ニコッ

あかり「私が結衣ちゃんの代わりに京子ちゃんの支えになるから!」

あかり「あかりに任せて、ね!」

結衣「あかり……ありがとう」

結衣「明後日までだから、このことは京子には秘密にしてほしい」

結衣「お願い」

~翌朝の歳納家~

本日は快晴、……さて本日の占いコーナー……

京子「快晴ねー、私の心は曇模様ですよっと」ピッ プツン

京子「何だか朝食も味気ないしなぁ」モグモグ

京子「昨日は結衣とあんな別れ方しちゃったし、どうしよ……」モグモグ

ピンポーン

京子「結衣かなぁ……」イヤダナ

京子「おかーさーん、ちょっと代わりに出てくれる?」

京子母「しょうがないわねぇ」モゥ

京子母「」ペチャクチャ

京子母「京子―、あかりちゃんが迎えに来てくれたわよ」

京子「んぐっ」

京子「あかりが……?」

いいねいいね

あかり「おはよー、京子ちゃん」ニッコリ

京子「おはよう、あかり」

京子「あかりの方が迎えに来るなんて珍しいな」

あかり「今日は結衣ちゃん、一人でいいって話だから」

京子「えっ……」

京子「結衣……」

あかり「えっとあのね」オロオロ

あかり「結衣ちゃんを信じてあげて、京子ちゃん」

あかり「私たちの仲はそんなに簡単に壊れるものじゃないでしょ?」

あかり「何か結衣ちゃんの気を引けるようなことをしてみたら」

あかり「きっと結衣ちゃんも喜ぶんじゃないかな」エヘヘ

あかり「あかりがついてるから大丈夫だよぉ」ニコッ

あかり「そういえば結衣ちゃん、明日は予定が空いているんだって」

あかり「それからね、それからね」エット

京子「あかり……」

京子(私たち三人はずっと一緒だったんだ)

京子(あかりだって辛いはず……)

京子(……あかりがこんなに頑張ってるのに、私が折れちゃかっこ悪いよな)

京子「…………」ゴシゴシ

京子「そうだよなっ」

京子「結衣のやつはあれで寂しがり屋さんだし、ひっついてやらないとな!」

京子「明日のクリスマスイブは予定開けてるって話だよな」

京子「なにかドッキリ仕掛けちゃおうか!」ニコニコ

京子「あっ、結衣には勿論秘密だぞぉー」ヘヘ

あかりちゃん天使

あかり「うんうん、そのいきだよぉ」ニコニコ

あかり(あれ?)

あかり(ひょっとしてあかり、京子ちゃんと結衣ちゃん両方に対して……)

あかり(秘密を抱えちゃった!?)ダラダラ

京子「やっぱりプレゼントで重要なのはインパクトだよな……」ブツブツ

あかり(まっ、まぁこのくらい許容範囲だよね)

あかり「それじゃ、行こっか京子ちゃん(ごめんね結衣ちゃん!)」

京子「インスピレーション湧いてきたぁ!」

京子「あかり、早く行くぞ」ホラ

あかり「まってよ京子ちゃん~」パタパタ

京子「そうだ久しぶりに学校まで一緒に競争するか!」

あかり「えええぇぇぇ」

あかり「まってよぉー」

あかり(京子ちゃんが元気なのは嬉しいけど)

あかり(京子ちゃんの異常なテンションにあかりがもたないよぉ……)

モブ「おはよう京子ちゃん」

京子「おっはよー、今日もいい天気だねっ」

モブ「今日は一段と元気だね」

京子「まぁ色々と考えることがありまして」


キャッキャッ


京子「結~衣!」

結衣「」ビクッ

結衣「どうしたの?京子」

支援

京子「明日のクリスマスイブは一日しっかり空けておけ!」

京子「土曜日だからできるでしょ?」

結衣「ああ、勿論空けておくよ」ホッ

京子「そうかそうか」バンバン

結衣「ちょっと京子、背中が痛いよ」

京子「おっと失礼」


京子「……それと昨日はごめんね」

京子「それじゃまた後でっ」



結衣「……京子?」

結衣(京子のやつ)

結衣(元気になったということはあかりが上手くやったんだろう)

結衣(一体どう立ち回ったんだろう……?)

先生「では結衣さん、P136の問題4の答えを」

結衣(あっ)タラー

結衣(どうしよう)ダラダラ

京子「36」ボソッ

結衣「36です」

先生「はい正解です、ここの角度を求めるには……」

結衣「ありがと」ボソッ

京子「いやいや」

京子「………」フフンフフーン

京子「………」カキカキ

結衣(…………)

結衣(あかりが情報を漏らしたとは考えにくい)

結衣(あの子は案外一度決めたことには強情な子だ)

結衣(京子に察せられた?)

結衣(だけど京子ならアレに気づいた時点で何らかのアクションを取るはず)

結衣(私を責めるなり、からかうなり……)

結衣(何か企んでる……?)

結衣(さっきの誘いからして決行は明日のクリスマスイブ……)

結衣(明日は土曜日、何かを仕掛けるには絶好のきk)ユィ、ユイ

京子「結衣、結衣」

結衣「何?京子」

京子「しっかりしなよ、先生に見られてるよ」ボソッ

先生「……」ジロジロ

結衣「うぅ」

京子(結衣が授業中ぼーっとしてるなんて珍しい)

しえん

キーンコーンカーンコーン

京子「ようやく放課後だー」グテー

結衣「京子ごめん」

結衣「今日もその……用事があって」

京子「ん?」

京子「ああ、いいってことよ!」

京子「結衣は自分のしたいことをしてきなさいっ」ニパッ

京子「でも明日の予定は一日分空けておくんだぞ、絶対だからな!」

京子「明日の朝に結衣のマンションに迎えにいくからな!」

京子「じゃあ明日な~」タッタッタ

結衣「うん……」

いいよいいよ

結衣「……絶対におかしい、昨日と態度が違いすぎる」

結衣「妙に生き生きしてる」

結衣「考えたくないけど仕返し、とかだったりして……」

結衣「それはちょっと嫌だな……」

結衣「…………」トテトテ

結衣「京子は……付いてきてないな」キョロキョロ

結衣「さて今日の分のお小遣いは前借りしてるし」

結衣「そろそろ街に買いに行こうかな」

結衣「今日の分も働かなきゃいけないから早く済ませないと」

…………

~船見の実家~

結衣「お母さん、ただいま」

結衣母「あら、お帰り」

結衣母「お目当てのものはちゃんと買えたかしら」

結衣「うん、買えたよ」

結衣「それで今日は何をしたらいいかな?」

結衣母「今日はそうねぇ」

結衣母「手伝いも最後なんだし、帰ってきたお父さんをねぎらってあげなさい」

結衣「おっ、お父さんを?」

結衣母「最近照れてるのか反抗期に入ったのかまともに話してないでしょ」

結衣母「これを機会に親娘間の親交を深めてらっしゃい」

結衣「うん」

結衣父「ただいま」バタンッ

結衣母「おかえりなさい、あなた」

結衣「おかえり、お父さん」ソッ

結衣母「壁で体を隠してないで出ていらっしゃい」

結衣「うん」

結衣父「………」ナデナデ

結衣「………」ジィー

結衣母「もうちょっと何か喋りなさいよ、もぅ」

結衣母「あなたはお風呂、結衣はご飯つくるの手伝ってくれる?」

結衣父「ああ、ありがとう」

結衣「うん」

~結衣家の食卓~

結衣父「……」

結衣父「このお味噌汁、結衣が作ったんだね」

結衣父「随分と上達したね」

結衣「そうかな」エヘヘ

結衣父「京子ちゃんとは仲良くしてる?」

結衣「……うん」

結衣父「今日がお手伝いの最終日だね」

結衣「うん」

結衣父「納得のいくものは見つけられた?」

結衣「見つけたよ」

結衣父「なら私は止めないよ、頑張りなさい」

結衣「ありがとう、お父さん」

結衣母「もうちょっと私にもわかるように話しなさい」ハァ

~船見結衣のマンション~

結衣「今日は京子に気を取られて授業中いらぬ恥をかいてしまった」

結衣「でもそれも今日まで、明日が楽しみだなぁ」ウフフ

結衣「変ないたずらもされそうだけど……」ズーン

結衣「それもひと月の間ちゃんと相手できなかった罰かな」

結衣「お父さんも認めてくれたんだし頑張らなくっちゃ」

結衣「明日に備えて寝よう」

結衣「抱き枕、ふかふかだなぁ」ギュッ

結衣「京子……」ゴロゴロ

結衣「…………」スースー

結衣「…………」zzz

結衣「きょーこ……」ムニャムニャ

しえんた

支援

ええね

ピンポーン

ユイー ワタシダー

結衣「……ん…」ゴシゴシ

結衣「………」ボー

結衣「……ハッ」

結衣「…………」パタパタ

結衣「」カチャ

京子「おはよう、結衣!」

結衣「おはよう、京子」

京子「ねぇ結衣……」ジィー

結衣「なに?」

京子「寝間着はだけて、中が見えてるよ」

結衣「っ……///」

結衣「」バタン

京子「あっ、結衣ぃ」

結衣「……おまたせ」

京子「結衣の寝起き姿はとっても可愛かったよ」エヘヘ

結衣「……あっそ」プィッ

京子「さぁ着替えも済んだことだし、私について来たまえ」テクテク

結衣「どこに行くんだ?」テクテク

京子「部室だよん!」

~ごらく部部室~

パンパーン

結衣「」ビクッ

ちなつ「結衣先輩、おはようございます!」

あかり「おはよう、結衣ちゃん」ニコニコ

京子「朝からクラッカーの爆音は刺激が強かったか」

ちなつ「大丈夫ですか、結衣先輩」

あかり「あわわわっ、結衣ちゃん大丈夫!?」

結衣「心配いらない」フルフル

あかり「でもちょっと涙目になってるよ?」

結衣「大丈夫」

京子「おっほん!」

京子「今日はじつはゆ(ry

ちなつ「私たち、結衣先輩に日頃のお礼を込めてプレゼントを用意したんですっ!」ガバッ

あかり「今年はごらく部のみんなでクリスマスを過ごそうねー」ニコニコ

ええよええよ

結衣「みんな……」

結衣「ありがとう」ニコッ

ちなつ「恋するちなつは切なくて結衣先輩を想うだけでこんなに幸せになれるんです」エヘヘッ

あかり「ちなつちゃんが喜びのあまりおかしくなってるよぅ……」

京子「まぁごらく部クリスマスパーティーってやつだな!」

結衣「クリスマスパーティーをするなら事前に連絡くらいしろ」ポカッ

京子「あいたっ」

あかり「言ってなかったの?京子ちゃん」

京子「知らされていない方が楽しめると思って」エッヘン

ちなつ「何をやってるんですか……京子先輩」ハァ

結衣「その……皆の気持ちは嬉しいけれど」

結衣「私、プレゼントを用意できてなくて……」シュン

ちなつ「気にしなくていいんですよ、結衣先輩」アセアセ

ちなつ「悪いのはパーティーの存在を連絡してなかった京子先輩なんですから」ホラ

結衣「あかりも、私に一言教えてくれればよかったのに」ポツリ

あかり「うぅ……実はそのね……」モジモジ

京子「あかりには私が口止めしてたからなぁー」

結衣「……京子」ジトー

京子「私が悪かった、反省してる、だからそんな目で見ないでよ結衣ぃ」タジタジ

ちなつ「性悪な京子先輩も結衣先輩には形無しですねー」ニヤニヤ

京子「ぐっ、んん」

京子「気を取り直して、プレゼントタイムに移行するぞっ」

京子「私には準備の必要があるから、二人のプレゼントを先に受け取っていてくれ」ガラッ バタバタ

支援

ワッフルワッフル

結衣「あっ、京子……」シュン

あかり「えっと、じゃあ私からね!はいっ、結衣ちゃん!」

結衣「可愛い箱だね……開けてもいい?」

あかり「もちろん!」ソワソワ

ちなつ「わぁ……お菓子にストラップ、折り紙、いろいろ入ってるね」

結衣「ありがとう、あかり」ニコッ

結衣「ここまで綺麗に詰め込むのは大変じゃなかった?」

あかり「ううん、そんなことないよ!」フルフル

あかり「プレゼントをひとつだけに絞れなくて、気がついたらこんなになっちゃってた」エヘヘ


結衣(どれも単価が安いけど綺麗にデコレートされている)

結衣(少ない予算で一生懸命に考えてくれたんだろうな)

結衣(あかりの気持ちが伝わってくる)

結衣(私は幸せ者だなぁ)

ちなつ「私のプレゼントは……これです」ジャーン

ちなつ「日記帳とボールペン、それから結衣先輩を想って描いた似顔絵です!」

ちなつ「えへへ……結構自信作なんです、これ」

結衣「あっありがとうね、ちなつちゃん」ニコリ

あかり「」ポーン

ちなつ「あかりちゃん!?どうしたの!?」

あかり「えへへぇ……」ポワーン

結衣「あかり、しっかりして」ユサユサ

ちなつ「えっとこういう時はどうすれば、心臓マッサージとかかな」アタフタ



京子「ふっふっふ」

京子「ショータイムはこれからだぞ、結衣」フフン

京子「これでよし!いくか!」ニパァ

大天使アカリエル

相変わらずちなつの絵は精神的ブラクラだな

京子「結~衣ぃ~」トタトタ

結衣「京子?」ナニ?



京子「私がプレゼントだ!!」ババーン

結衣「いらん」



京子「」


あの画像か

>>61
ちなつどこのハルヒ同人誌だよwww

京子「」ドンヨリ

結衣「私が悪かったよ、京子」

京子「本当に悪いと思ってる?」イジイジ

結衣「ああ、だから泣き止んでよ」ナデナデ

京子「ふーん……」ベタベタ

京子「そっかぁ……」エヘヘ

京子「うへへ」ニタァ


ちなつ「とてつもなく邪悪な顔をしてますよ京子先輩」

京子「何をいうかねちなつ君!」

京子「この可愛い可愛い京子ちゃんの笑顔が邪悪であるはずがない!」バーン

あかり「すっかりいつもの調子だねぇ」ニコニコ

結衣「京子、おいで」ポンポン

京子「ゆっ、結衣さん?」

結衣「膝枕、してあげるから」ニコッ

しえんぬ

ちなつ「京子先輩ばっかりずるいです」ボソッ

京子「そんなこと言われても」

結衣「京子、じっとしてて」ナデナデ

京子「そのぉ……結衣さんや……」

結衣「なに?」ナデナデ

京子「流石に恥ずかしいのですが……」

結衣「そう」ナデナデ

京子「あうぅ……」カァ///

結衣「最近は、京子に構ってあげられなかったから」ナデナデ

京子「んぅぅ///……」スリスリ

あかり「あうあう」プシュー///

ちなつ「」ポケー

うふふ

ウフフ

ちなつ「街中を出歩いて二人で愛を確かめ合っててください」ポイ

ガラッ ピシャッ

京子「えええぇぇ、酷いようちなつちゃん」ドンドン

ちなつ「本格的なパーティーは明日すればいいじゃないですか」

ちなつ「先輩たちはふたりでイチャイチャしてればいいんです」フンッ

結衣「……行こう、京子」

京子「結衣……?」

結衣「ちょっと付き合って欲しい」

チーナ……

~街中~

京子「見事にカップルだらけだね」

結衣「イブだから」

京子「……イブにこうして手を繋いで歩いてる私たちって」

京子「……どう見えているのかな」

結衣「仲のいい友達……とか……?」

京子「かなぁ」

京子「みんな幸せそうだなぁ……」

結衣「羨ましい?」

京子「そりゃちょっとは……」ドキドキ

京子「私たちも恋人繋ぎとかしちゃおっか!」エヘ

結衣「また京子は……」ハァ

京子「……っ」ズキッ

京子「ははっ、そうだよねー」ヘラヘラ

結衣「あ……」

いいぞ

いいよいいよ

結衣「……」ギュッ

京子「ゆっ結衣?」

結衣「恋人繋ぎ……」

結衣「今日は恋人繋ぎでいよう」

京子「……うん」ギュッ


京子「あっ、あれ見て可愛い!」パァ

結衣「本当だ」

京子「次はあっちにいこっ」ダッ

結衣「待ってよ、京子」

うむ

カァ、カァ

京子「いや~、ウィンドウショッピングでも意外と楽しめたな!」

結衣「……私が楽しかったのは京子がいてくれたから」

京子「へっ」カア///

京子「結衣、どうしたの急に」アセアセ

結衣「急じゃない」グィ

京子「わっ」グラッ

結衣「急じゃないんだよ、京子」トサッ

京子「結衣……」ドキドキ

結衣「最近はごらく部を休んだりして」

結衣「京子と一緒に居られなかったよね」

結衣「理由は話してあげられなかったけど」

結衣「今から話すね」

ええねぇ

きたか

結衣「京子と仲良くなって、私はお転婆になった」

結衣「京子がしっかりし始めて、私は寡黙で近寄りがたい人間になった」


結衣「私という人間は変化したけれど」

結衣「それでも変わらなかったこともあるんだ」


結衣「……クリスマスキャロルが流れる頃には」

結衣「……君と僕の答えもきっと出ているだろう」


結衣「……いい歌だよね」

結衣「歌の中では悲恋の中で希望を探し求める二人だけれど」

結衣「私はもう大事なものを見つけたから」

結衣「誰にも譲りたくないんだよ」

結衣「京子」


京子「ゆい……?」

イケメン支援

結衣「これ、受け取ってくれないかな」

結衣「この一ヶ月、実家の手伝いや生活を切り詰めて貯めたお金で」

結衣「頑張って京子にプレゼントを用意したんだ」ニコッ

結衣「私は……私は……」

結衣「京子のことが好きだから」


京子「…………へっ?」

京子「えっ、わたし?」

京子「え、ええぇぇぇぇ」

京子「それって、えっとあの、その」アワワワ

京子「こくはく、……なの?」ジィー

ウフフ

結衣「」コクリ

京子「うぅ~」カァ///

京子「えっとね、そのね……」モジモジ

京子「………」スゥ


京子「私も結衣のことが大好きだよ」エヘヘ


京子「………」

京子「うぅぅ……恥ずかしいよぉー」イヤイヤ

ニヤニヤ

結衣「京子……」

結衣「……京子ッ」ポロポロ


ギュッ


京子「結衣!?」アタフタ

結衣「………」グスッ

京子「………」ギュッ

京子「………」ナデナデ

京子「ねぇ、結衣……」

京子「顔をあげてごらん」

京子「初雪がとても綺麗なんだ」

京子「独り占めはもったいないから二人で見ようよ」


結衣「………うん」

恥ずかしがる京子ちゃんは破壊力高い

ええなあ……

うむ…ええねぇ

~その後~

京子「いやぁ~、結衣さんの用意した指輪はセンスがいいですな」ニヤニヤ

京子「まさかペアリングだったなんて結衣も結構乙女だね」チュッチュー

結衣「うるさい」ペシッ

京子「学校じゃ、指輪は校則で付けられないけど」

京子「チェーンで首から掛ければいつでも結衣を感じられるね」ニコッ

結衣「」カァ///

京子「イブに結衣からプレゼントを貰ったことだし」

京子「明日は私のお小遣いでチェーンをプレゼントするからな!」ニコッ

京子「あっ」

京子「危うく本来のプレゼントを渡し忘れていた」

結衣「本来のプレゼント?」

京子「ほれ」

初雪って素敵やん?

素敵や

初雪はいいね

結衣「これ……自作の絵本?」

京子「そうそう」

京子「読んでみてよ」

結衣「………」ペラッ

結衣「………」ペラッ

結衣「………」ペラッ

結衣「………」ペラッ

結衣「………」パタン

結衣「このストーリーってひょっとして」

京子「恥ずかしいから口に出しちゃダメ!」

京子「まぁそういうわけだから」

京子「これからもよろしくね、結衣!」


おわり

素晴らしかった

今回も乙
本の内容が非常に気になる

その本売ってくれww

おまけ

京子「クリスマスパーティーだー!」

結衣「落ち着いて京子」

あかり「結衣ちゃん、この押入れからはみ出てるテープって」

結衣「そっそれは見ちゃダメ」

京子「昨日夜遅くまで作った大作なのにもったいn」

結衣「京子」ジトー

京子「なんでもないよ、うん」

あかり「京子ちゃんと結衣ちゃん、本当に仲がいいね!」


ちなつ「結衣先輩のお部屋」クンカクンカ

乙乙乙

チーナwww

乙乙

ほわー
こんなクリスマスええな

チーナwwww

乙おつ

乙乙

乙!

乙ぱい向日葵!
結京可愛い


やっぱり結京が最強だな

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