恭介「ポケモンバトルをしよう」 真人「は?」(237)

謙吾「また唐突だな・・・」

真人「意味がわからねぇよ!」

恭介「そのままの意味さ。ポッケトモンスター、縮めてポケモンでバトルする」

恭介「バージョン名は・・・リトルバスターズだ!」

理樹「いやいやそんなのないから・・・ってなんか前も同じやり取りしたような気がするんだけど」

鈴「こいつアホだな」

理樹「そのセリフも前といっしょだからさ・・・」

鈴「なにぃ・・・」

理樹「久しぶりに帰ってきたと思ったら・・・ポケモンなら前にやったじゃん」

恭介「前回はストーリーを進めただけだろ?スレタイをよく見ろ。今回はバトルだ」

理樹(スレタイって何だ)

真人「バトル・・・だと・・・!?」

謙吾「ほぅ・・・」

恭介「まぁ勝つ自信がないなら参加しなくてもいいんだぜ?」

鈴「む」

真人「おっと・・・この筋肉を見ても同じことが言えるかな・・・?」バッ

恭介「まぁ勝つ自信がないなら参加しなくてもいいんだぜ?」

真人「うおぉおお・・・同じこと言われたぁーーっ!!」

理樹「やれやれ・・・ってまた恭介に流されてるから!謙吾も何か言ってやってよっ」

謙吾「・・・ポケモンマスターの座は・・・俺のものだ!」

理樹(謙吾おぉぉおおぉ・・・)

恭介「決まりだな」

理樹「もう何でもいい・・・」

だいぶ前に書いた 恭介「ポケモンをしよう」 真人「は?」 の続きですが、読まなくても問題ないです
ちなみにBWでの対人戦に関しては初心者なのでご理解ください


恭介「例のごとく他のメンバーも呼んである」

理樹「集めた理由は言ったの?」

恭介「例のごとく言ってない」

理樹「・・・・・・」

コンコン

小毬「こんにちは~」

鈴「小毬ちゃん!」

クド「こんにちはなのです!」

葉留佳「やはー」

来ヶ谷「やぁ」

美魚「お邪魔します」

佳奈多「・・・・・・」

理樹「結局僕らに拒否権ないんじゃん・・・ってまた二木さんも」

佳奈多「は、葉留佳がどうしてもって・・・」

葉留佳「へ?お姉ちゃん、私が行くならって・・・むぐっ!?」

佳奈多「黙ってなさいっ」

理樹「・・・・・・」

佐々美「棗鈴!!宮沢様から離れてくださる!?」バッ

鈴「さしすせサザンドラ!!」

佐々美「さ・さ・せ・が・わ・さ・さ・み ですわっ!そっちの方が言いにくいんじゃなくって!?」

鈴「自分の名前も言いにくいの認めるんだな」

佐々美「きぃいいい!!棗鈴!!今日こそ決着をつけてやりますわよっ!!」

鈴「バトルか!?」バッ

来ヶ谷「・・・と、ここで恭介氏が『ポケモンでバトルだ!』とか言い出す展開だろう?」

理樹「うわっ!この人当てちゃったよ!」

恭介「流石だな」

小毬「ポケモン?」

クド「またポケモンをやるのですか?」

美魚「遊びのネタが尽きたんでしょうか」

恭介「だからスレタイをしっかり読め。今回はポケモンバトルをするんだよ」

理樹(だからスレタイって何だ・・・)

恭介「前回は殿堂入りを果たすまでの時間を競っただけ・・・つまりストーリーを攻略しただけだったろ」

恭介「今回はその先。ポケモンというゲームにはもう1つの楽しみ方があるんだよ」

理樹「もう1つの楽しみ方?」

恭介「そう、それが対人戦だ!」

恭介「今回使用するポケモンは3匹。赤外線通信(IR)のシングルバトルで勝負だ。ポケモンは強制的にレベル50になる」

恭介「普段のバトルのように校舎を歩き回り、誰かに出くわしたら即バトル開始
   3匹とも戦闘不能になったら負けで、最後まで生き残った者が優勝だ」

謙吾「サバイバルゲームというわけか」

葉留佳「おー!おもしろそうじゃん!」

小毬「でもそれだとずっと隠れてれば最後まで残ってられるよね?」

恭介「そこで、缶ケリをやったときに使ったこのセンサーを使う。まぁ全員隠れてたら意味ないんだが、大丈夫だろ」

真人「へっ・・・隠れるなんてせこい真似するかよ」

恭介「ちなみに使用するソフトはこのブラックとホワイトだ」

理樹「いやみんな持ってないし」

恭介「人数分ある」

理樹「はぁ!?」

恭介「この前ゲーム会社の面接を受けに行ったらそこの社長さんと気が合ってな」

理樹「ええー・・・」

理樹(というかそんなにうまくいってるのに何でまだ就活続けてるんだろう・・・)

恭介「まずはストーリーをクリアし、好きなポケモンを3匹選べ。外見で選んでも能力で選んでも構わない。ストーリー攻略や育成等は科学部部隊に手伝ってもらえるから安心しろ」

理樹「え・・・科学部部隊ってポケモンにまで精通してるの?」

マッド鈴木「もちろんさ!」

科学部部隊「もちろんッス!!」

鈴「うわっ!どっから沸いて出たんだこいつら!」

恭介「こいつらは強いぜ・・・何度してやられたことか」

科学部員A「んんwww無駄にSに振ったりなんかするからですぞwwwwww」

科学部員B「ふぇぇ、なつめくんのポケモンは、はんようせいがひくいんだよぉ・・・」

恭介「な?」

理樹「ごめんさっぱりわからない」

恭介「さて、だいたいのルールはわかったか?」

理樹「うん・・・」

恭介「6匹のポケモンを見せ合いその中から3匹を選択するのが一般的なルールだが、今回は最初から手持ちは3匹のみで相手の手持ちはわからない
   誰がどんなポケモンを選ぶかを考えながら自分のポケモンを選択しろよ」

恭介「有利な相手に当たり続ければ誰にでも優勝のチャンスはある。逆にどんなに策を練ろうと不利な相手に当たれば初戦で敗退してしまう可能性もある」

理樹「でも廊下でDSをつき合わせてる姿って・・・」

佐々美「シュールすぎますわね・・・」

恭介「お前らなら十分おもしろくなるとおもうぜ?」

理樹「まぁ・・・」

葉留佳「はいはーい!!罰ゲームとか決めようよー!!」

理樹「げっ」

恭介「もちろん考えているとも」

恭介「負けた者たちは見事チャンピオンの座に輝いた者の命令に・・・1日絶対服従とする」

一同「なん・・・だと・・・」

来ヶ谷「・・・チャンピオンというより王様ゲームの王様のようだな」

恭介「まぁそんなとこだ。王者決定戦・・・燃えるだろ?」

美魚「・・・どんな命令でもいいんですか」

恭介「いい」

理樹「言い切っちゃったよ!」

理樹(これは嫌な予感が・・・)

一同「・・・・・・」

来ヶ谷(小毬くんや鈴くんとあんなことやこんなことを・・・)フフフ

葉留佳(イタズラし放題ですネ・・・!)ククク

クド(リ、リキに膝枕してもらってもいいんでしょうか・・・っ)ソワソワ

美魚(恭×理・・・!?いや・・・夢の鬼畜眼鏡宮沢さんに受け恭・・・!?)ハァハァ

佳奈多(は、葉留佳に・・・命令・・・!)ドキドキ

佐々美(宮沢様と・・・宮沢様と・・・!?)アタフタ

理樹「みんなから邪悪なオーラが出てるんですけど・・・」

謙吾「・・・・・・」ジッ

理樹「な、何?」

謙吾「いや・・・誰に命令しようか考えていたら・・・お前を見ていた」

理樹「・・・・・・」

真人「ざけんなっ!理樹に命令すんのは俺だっ!」

鈴「モテモテだな」

理樹(めまいが・・・)

真人「そう言うお前はどうすんだよ」

鈴「真人しね」

真人「」

恭介「絶対服従だぞ」

真人「」

理樹「いやいやいや・・・」

小毬「鈴ちゃ~ん、そんなこと言っちゃだめだよ~」

鈴「う・・・」

鈴「・・・・・・」

小毬「?」

鈴「な、なら・・・小毬ちゃんに買い物に付き合ってもらう・・・っ」

小毬「じゃあ・・・私も優勝したら鈴ちゃんに買い物付き合ってもらうよ~」

鈴「///」

来ヶ谷「ああ・・・卑猥な妄想しか出来なかった自分が恥ずかしい・・・っ」ガクッ

理樹(なんか自己嫌悪に陥ってるし・・・)

恭介「では一週間後、またここに集まってくれ」

クド「はい!つよ~いポケモンを用意しておくのです!」

佐々美「優勝するのはこのわたくしですわっ!」

美魚「フフ・・・」

理樹「・・・・・・」

理樹(負けたら何をされるかわからない・・・!これは勝ちにいかないと・・・!)

恭介「ああ、言い忘れていたが・・・」

理樹(女性陣は見た目で選んでくるだろうから、かわいいポケモンが多いノーマルタイプ対策を・・・)

恭介「理樹の使用ポケモンは・・・」

理樹(そして真人は十中八九格闘タイプ3匹で固めてくるだろうから、エスパーやゴーストを・・・)

恭介「安価で決める」

理樹「・・・・・・」

理樹「え?」

理樹「いやいや、ちょっと待ってよっ!」

恭介「どうしたそんなにあわてて」

理樹「あわてるよっ!何で僕だけ!?」

恭介「無論、燃えるからだ」

理樹「僕は冷めるよっ」

恭介「お前のことだ、早速かわいいもの好きの能美や小毬、3匹すべて格闘タイプであろう真人を相手にする対策を立て始めていたんじゃないか?」

理樹(よ、読まれてる・・・)

恭介「それじゃあおもしろくないだろ。俺が求めてるのはトレーナーとポケモンの絆が生む、熱いバトルなんだよ」

理樹「安価で決めたんじゃ絆もへったくれもないじゃないかっ」

恭介「理樹、成長したお前の強さを見せてくれ」

理樹「ゲーム関係ないし・・・」

恭介「まぁお前にも選ぶ権利は与えてやる。さぁ、>>30から>>36までで挙がったポケモンから3匹選ぶんだ!人が少ない場合は自分で決めていいぞ」

理樹(もうどうにでもなれ・・・)

めたもん

ゲンガー


















じゃなくてペンドラー

一週間後

恭介「よく集まったな・・・準備はいいか?」

真人「さっさとおっぱじめようぜ!」

謙吾「いよっしゃぁ!!」

鈴「こいつらバカだ・・・」

理樹「今に始まったことじゃないけどね・・・」

クド「恭介さんには勝てそうにないのです・・・」

小毬「そうだねぇ・・・」

理樹(確かに恭介が最大の難関だ・・・)

理樹(結局僕が選んだポケモンは・・・ペンドラー、水ロトム、ヌケニン・・・)

理樹(・・・あれ?意外といけるか?)

恭介「試合の結果は逐一鈴木に連絡してくれ。メールで全員に知らせてもらう」

鈴木「西園くん!がんばってくれたまえ!!」

科学部部隊「がんばってください!!西園さん!!」

美魚「・・・絶対に負けられない戦いが、そこにはあります」

葉留佳「美魚ちん張り切ってますネ・・・ま、まさかはるちんにあんなことやこんなことを~!?」

美魚「・・・・・・」

美魚「・・・・・・フ・・・」

葉留佳「鼻で笑われた!?」

来ヶ谷「歯牙にもかけていないようだな」

佳奈多「わ、わたしはかけてるわよっ!?」

来ヶ谷「君の場合は毒牙だろうが・・・」

佳奈多「あなたには言われたくないですね・・・来ヶ谷さん・・・」

来ヶ谷「ふむ・・・まぁお手柔らかにな・・・」

理樹(怖い・・・)

恭介「さぁ、散らばってくれ。俺からのメールが開始の合図だ!」

真人「いくぜ!」タッ

謙吾「健闘を祈る」タッ

理樹「そっちもね」タッ

佐々美「負けませんわよっ」タッ

鈴「返り討ちにしてやるっ」タッ

クド「がんばるのです!」タッ

小毬「ほわぁ!ま、待って~」タタタ

恭介「さぁ・・・バトルスタートだ!!」

理樹(さて・・・)

理樹(なるべく戦闘は避けたいところだけど・・・)

理樹(・・・ん?近くに誰か通信してる人がいる・・・?)

理樹(センサーは鳴ってないのに・・・)

理樹(バスターズ以外にもポケモンやってる人がいるのかなぁ・・・)

タタタ

理樹「! 足音!?」

ピピピピピピ

理樹「迎え撃つしかないか・・・!」バッ

クド「わふっ!?」

クド「リ、リキっ!」

理樹「クドかっ」

クド「いざ、尋常に勝負なのです!」

クドが 勝負を しかけてきた!
ゆけっ! ペンドラー!
クドは ムーランドを くりだした!
『いかく』
ペンドラーの 攻撃が 下がった!

クド「わふ~~っ!いくのです!」

理樹(なるほど、犬型のポケモンを集めたのか・・・)

理樹(となると攻撃が下がっちゃったし、どうせ犬型には炎や悪が多いからここは捨て覚悟でヌケニンに交代だ)

戻れ! ペンドラー!
ゆけっ! ヌケニン!

相手の ムーランドの ギガインパクト!

理樹「ちょっ!?」

ヌケニンには 効果が 無いようだ・・・

クド「わ、わふ・・・」

クド「こ、これでは駄目なのです~戻ってくださいっ」アタフタ

理樹(かなり慌ててるな・・・いきなりギガインパクト・・・拘ってたとか・・・?)

クドは ヘルガーを くりだした!

ヌケニンの つるぎのまい!
ヌケニンの 攻撃が ぐーんと 上がった!

相手の ヘルガーの あくのはどう!
効果はバツグンだ!
ヌケニンは きあいのタスキで もちこたえた!

クド「わふっ!?」

相手の ヘルガーは 命が 削られた!

理樹(タスキじゃない・・・持ってけっ!)

ヌケニンの シザークロス!
相手の ヘルガーは たおれた!

理樹(不遇ヌケニンがやったぞ・・・)

クド「次はこの子ですっ」

クドは ウインディを くりだした!
『いかく』
ヌケニンの 攻撃が 下がった!

理樹(かげうちでお役御免かな)

ヌケニンの かげうち!
相手の ウインディの フレアドライブ!
効果はバツグンだ!
ヌケニンは たおれた!

ゆけっ!ロトム!

クド「リ、リキ・・・!水タイプは反則なのです・・・」

理樹「なぜ!?」

相手の ウインディの しんそく!
ロトムの ハイドロポンプ!
効果はバツグンだ!
相手の ウインディは たおれた!

クド「ラストですか・・・」

クドは ムーランドを くりだした!
『いかく』
ロトムの 攻撃が 下がった!

クド「もうこうするしかないのです・・・!」

相手の ムーランドの ギガインパクト!

理樹「どんな戦法だよっ!?」

ロトムは たおれた!

任せた! ペンドラー!

クド「とにかくダメージが大きい技を入れてハチマキや珠を持たせろ、と科学部員の方がおっしゃってたので・・・」

理樹(そういや妙な科学部員がいたな・・・)

理樹(でもごめんクド・・・)

ペンドラーの みがわり!
ペンドラーの 分身が あらわれた!

クド「わふっ!?」

相手の ムーランドは 反動で 動けない!

クド「これでは無限ループなのです・・・」

理樹(やっぱ拘ってたか・・・)

クドとの 勝負に 勝った!
りきとの 勝負に 負けた!

クド「わふ・・・負けてしまいました・・・膝枕が・・・」

理樹「え?」

クド「な、何でもありませんっ!・・・そうですよね、リキには鈴さんがいますし・・・」

理樹「まぁでもいい勝負だったじゃない?」

クド「そうですね!とても楽しかったのです!」

クド「リキ、私の分までがんばってくださいっ!」

理樹「ありがとう、クド」

理樹(次の相手を探そう)

理樹(! あの2人は・・・)

一方そのころ

謙吾「西園・・・!」

美魚「宮沢さんですか」

謙吾「勝負だ!」

美魚「受けて立ちましょう」

みおが 勝負を しかけてきた!
けんごが 勝負を しかけてきた!
みおは スワンナを くりだした!
けんごは エルレイドを くりだした!

美魚「・・・宮沢さんらしいですね」

謙吾「そっちもな」

相手の スワンナの おいかぜ!
相手に 追い風が 吹き始めた!
エルレイドの ストーンエッジ!
効果はバツグンだ!
相手の スワンナは きあいのタスキで もちこたえた!

謙吾(おいかぜは厄介だな・・・それにしても・・・)

美魚「・・・・・・」

相手の スワンナの あまごい!
雨が 降り出した!
エルレイドの リーフブレード!
相手の スワンナは たおれた!

美魚「・・・・・・」

謙吾(なんだこの空気は・・・)

美魚「・・・・・・」

みおは ミロカロスを くりだした!

謙吾(まずいな・・・)

相手の ミロカロスの ハイドロポンプ!
エルレイドは たおれた!

任せた! ストライク!

相手の ミロカロスの れいとうビーム!
ストライクは きあいのタスキで もちこたえた!
ストライクの つばめがえし!

相手の ミロカロスの れいとうビーム!
ストライクは たおれた!

謙吾「ぐ・・・あっという間に追い詰められてしまった・・・!」

美魚「宮沢さんのパーティーは・・・私に対して部が悪かったようですね」

謙吾「まだ終わっていないぞ、俺の切り札は・・・コイツだ!」

けんごは ボーマンダを くりだした!

美魚(ボーマンダ・・・冷ビで一撃です)

謙吾「西園・・・なぜ俺がコイツを選択したか・・・分かるか?」

美魚「・・・?」

謙吾「教えてやろう・・・それは・・・」

謙吾「ボー  マーーーーーーーーーーーーン!! ・・・ダ」ドヤ

ミロカロスの れいとうビーム!
効果はバツグンだ!
ボーマンダは たおれた!

みおとの 勝負に 負けた!
けんごとの 勝負に 勝った!

美魚「・・・・・・」

謙吾「・・・・・・」

謙吾「モン メーーーーーーン!!」

美魚「・・・・・・」

謙吾「・・・・・・」

謙吾「この俺が・・・試合にも勝負にも負けた、だと・・・!」ガクッ

美魚「あまり奇怪な行動を取らないでください・・・イメージが崩れます」

美魚(でも私がチャンピオンになれば・・・)

美魚「・・・・・・ぽ」

謙吾「?」

美魚「そ、それでは・・・」

謙吾「ああ・・・がんばれよ・・・」

美魚「・・・ちなみに今の試合の模様は皆さんに細かくお伝えしておきますね」

謙吾「茶番だぁあああああーーーーーーっ!!」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

理樹(あれは・・・小毬さんと来ヶ谷さんだ!)

来ヶ谷「小毬くんか」

小毬「ゆいちゃんっ」

来ヶ谷「いや・・・だからゆいちゃんと呼ぶなと・・・」

こまりが 勝負を しかけてきた!
くるがやが 勝負を しかけてきた!

こまりは バイバニラを くりだした!

小毬「ゆいちゃんの最初のポケモンさんは何ですかっ」

くるがやは こまりくんを くりだした!

小毬「ほぇえ!?」

来ヶ谷「ベロベルト(♀)の『こまりくん』だ」

小毬「ふ、ふぇぇえええ~~~ん!私こんなんじゃない~~っ!」

理樹「・・・・・・」

来ヶ谷「はっはっは・・・ああ、そこに隠れている理樹くんも出てきたまえ」

理樹(バレてるし・・・)

小毬「う~ん・・・自分の名前がついたポケモンを攻撃するのかぁ・・・」

来ヶ谷「まぁ気にするな。楽しくやろうじゃないか」

バイバニラの れいとうビーム!

理樹(来ヶ谷さんのことだ、きっとすごい作戦が・・・)

こまりくんの したでなめる 攻撃!

小毬「えぇええっ」

理樹「・・・・・・」

来ヶ谷「小毬くんの舌で舐める攻撃・・・」ハァハァ

小毬「た、ただの技名なのになんかいやだぁあああ~~~~っ!」

理樹「・・・・・・」

来ヶ谷「・・・少年、いつものツッコミはどうした。寂しいじゃないか」

理樹「いや・・・流石だなと思って・・・」

来ヶ谷「はっはっは。よせよ、テレるじゃないか」

理樹(この人完全にネタに走ったな・・・)

来ヶ谷「ふむ・・・次はどうしようか・・・」

理樹(小毬さん、来ヶ谷さんはまたろくでもないことしてくるだろうから、この隙に倒さないと)ボソボソ

小毬(う、うん・・・)ボソボソ

理樹(とは言ってもベロベルト相手に有効打はないか・・・)ボソボソ

小毬(なら絶対零度だよ~)ボソボソ

理樹(まぁ零度を見せれば来ヶ谷さんも遊んでられなくなるだろうし、読みやすくなるかもね)ボソボソ

バイバニラの ぜったいれいど!
相手の こまりくんには 当たらなかった!

来ヶ谷「む・・・」

理樹(よし、これで悠長にしてられなく・・・)

相手の こまりくんの だいばくはつ!

理樹「・・・・・・」

小毬「ふ、ふぇええ~~~ん!!私が爆発したぁ~~~っ!!」

来ヶ谷「はっはっは」

こまりくんは たおれた!
バイバニラは たおれた!

小毬「つ、次はこの子だよ~」

こまりは トゲキッスを くりだした!
くるがやは りんくんを くりだした!

来ヶ谷「チリーン(♀)の『りんくん』だ」

理樹「・・・・・・」

小毬「かわいい~」

理樹(・・・いやいや、チリーンは色んな補助技を持ってて厄介だから気をつけてよ?)ボソボソ

小毬(おっけ~だよ~)ボソボソ

トゲキッスの エアスラッシュ!

理樹(怯み来い・・・!・・・駄目か・・・って)

相手の りんくんの ゆうわく!

小毬「ほぇ・・・」

来ヶ谷「あの鈴くんが誘惑・・・」ハァハァ

理樹「・・・・・・」

りんくんは たおれた!

小毬「・・・なんとか倒したよ~」

来ヶ谷「ふむ、最後の一匹か」

くるがやは りきくんを くりだした!

来ヶ谷「カイロス(♂)の『りきくん』だ」

小毬「最後は理樹くんかぁ」

理樹(なぜカイロス)

りきくんの インファイト!
りきくんの 防御が 下がった!
りきくんの 特防が 下がった!
トゲキッスは 倒れた!

小毬「よ~し、最後の1匹どうしだねっ」

こまりは ハピナスを くりだした!

理樹(ここは読み合いだね・・・カウンター読みで積んでくるかもしれないし、天の恵みからの文字警戒で素直に攻めてくるかもしれない・・・)ボソボソ

小毬(カウンターで一発逆転だよ~!)ボソボソ

理樹(決断はやっ!・・・まぁ深く考えてもしかたないか・・・さぁどう来る・・・!)

りきくんの かたくなる!
りきくんの 防御が 上がった!

小毬「ほぇ・・・」

理樹「・・・・・・」

来ヶ谷「なんだ・・・まだ突っ込んでくれないのか、少年」

理樹「突っ込んだら負けのような気がするよ・・・」

来ヶ谷「むぅ・・・ん?ちょっと待て。今の私のセリフ、エロくないか?」

理樹「・・・・・・」

来ヶ谷「だって直前に理樹くんが固くなってるんだぞ。小毬くん、試しにリピートしてみてくれないか」

小毬「ほぇ・・・えっと・・・『理樹くん・・・突っ込んでくれないの・・・』」

来ヶ谷「エロい・・・」ハァハァ

理樹(もうやだこの人)

理樹(くそぅ・・・意地でも突っ込まないぞ・・・!)

理樹(振り出しに戻ったけど・・・小毬さん、どうする?)ボソボソ

小毬(う~ん・・・もう一度カウンターでいくよ~)ボソボソ

理樹(確かに2連続でカウンターを使ってくるとは思わないかもしれない・・・!さぁどう来る・・・!)

りきくんの なげつける!

理樹・小毬「え?」

りきくんは きんのたまを なげつけた!

理樹「いい加減似しろぉおおおおおおーーーーーーっ!!!」

来ヶ谷「はっはっは」

理樹「さぁ小毬さん、大文字だよっ!ヨプの実は残ってるしインファイトも確実に耐える!
   こっちはカウンターで削った分と合わせて確実に落とせる!これで勝ちだっ!!」

小毬「理樹くん落ち着いてぇ~」

来ヶ谷「・・・少年、まだ見せていない技が1つあるのを忘れていないか?」

理樹「えっ・・・」

りきくんの ハサミギロチン!
一撃必殺!
ハピナスは たおれた!

くるがやとの 勝負に 負けた!
こまりとの 勝負に 勝った!

理樹「」

小毬「ま、負けちゃったぁ・・・」

来ヶ谷「はっはっは」

理樹「う、うそぉ・・・」

来ヶ谷「いやぁお姉さん大満足だ」

小毬「う~ん・・・よくわからないけど楽しかったからいいかぁ・・・」

理樹(疲れた・・・)

来ヶ谷「・・・というわけで私はリタイアするとしよう」

理樹「ええっ!?」

来ヶ谷「見ての通り、私のパーティーは一発ネタだからな」

理樹「自分でネタって言っちゃうんだ・・・」

来ヶ谷「それに、その方が恭介氏も都合がいいだろうしな・・・」ボソッ

理樹「恭介がどうかした?」

来ヶ谷「いやなんでもない。私たちの分までがんばってくれたまえ」

小毬「理樹くんがんばって~」

理樹「はぁ・・・」

理樹(釈然としない・・・)

一方そのころ

鈴「さみしげなサンドパン!」バッ

佐々美「さ・さ・せ・が・わ・さ・さ・み ですわっ!棗鈴、覚悟なさい!!」

ささみが 勝負を しかけてきた!
りんが 勝負を しかけてきた!

ささみは レパルダスを くりだした!
りんは ブニャットを くりだした!

鈴「なんだ、お前ネコ嫌いじゃなかったのか?」

佐々美「し、知りませんわっ(ジュエル猫騙しで軽技発動ですわっ)」

相手の ブニャットの ねこだまし!

佐々美「あ、あら?」

鈴「なんだ?」

佐々美「そっちの方が早いんですの!?」

鈴「見た目で判断したのか。サイテーだな」

佐々美「きぃ~~~!!」

佐々美(落ち着きなさい、ささし・・・笹瀬川佐々美!ここはこの子に交代ですわ・・・!)

ゆけっ! マニューラ!

鈴「お前ホントはネコ好きだろ!」

佐々美「き、嫌いですわっ!」

相手の ブニャットの つめとぎ!

佐々美(これはラッキーですわ・・・!)

相手の ブニャットの おんがえし!
マニューラは きあいのタスキで もちこたえた!
マニューラの カウンター!
相手の ブニャットは たおれた!

佐々美「ほーーーーっほっほっほ!!どう?棗鈴!この私の華麗な戦法は!?」

鈴「お前たかがポケモンでよくそんなにはしゃげるな・・・ってあれは謙吾じゃないか?」

佐々美「え!?」

謙吾「お、やってるな」

佐々美「み、宮沢様!?」

りんは エネコロロを くりだした!

相手の エネコロロの ねこだまし!
マニューラは たおれた!

ゆけっ! レパルダス!

鈴「美魚に負けた?」

謙吾「ああ・・・不覚だった・・・」

鈴「どーせまたアホなことやったんだろ」

佐々美「宮沢様はそんなことしませんわっ!」

謙吾「・・・・・・」

鈴「こいつ目をそらしたぞ」

謙吾「そ、そんなことより、お前たちの試合を見せてくれ。どれどれ・・・」スッ

佐々美「!?」

謙吾「ほぅ・・・ネコ対ネコか・・・お前たちらしいな」

佐々美(ち、ちちちちちち近い!!?宮沢様のお、おおおおおお顔がっ!?)ポチポチポチポチ・・・

降参が選ばれました

佐々美「ハッ・・・」

鈴「ん?」

WIN りん
LOSE ささみ

佐々美「んなぁあああああああ!?」

鈴「なんだ降参か」

謙吾「ん?そんなに追い詰められていたのか」

佐々美「ち、ちが・・・」

鈴「安心しろ、お前の分までがんばってやる」

謙吾「そうだな、がんばれよ鈴。特に西園には負けないでくれ・・・嫌な予感がする」

鈴「任せろ!じゃーまたな」ダッ

佐々美「ちょ・・・」

佐々美「・・・・・・」

佐々美(そ、そんなぁぁぁぁぁ・・・)ガクーーーーッ

謙吾「まぁ元気を出せ笹瀬川。俺たちも精進しようじゃないか・・・というわけで一勝負、どうだ?」
佐々美「(・・・!)は、はい、よろこんで!」





謙吾「ボー  マーーーーーーーーーーーーン!! ・・・ダ」ドヤ
佐々美「・・・・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

理樹(だいぶ人数も減ってきたな・・・あ、あれは・・・)

真人「やっと相手が見つかったぜ・・・。光栄に思え、俺の筋肉の最初の餌食になれるんだからなぁ!」

佳奈多「いいから早くかかってきなさいよ」

理樹(真人と二木さんだ・・・!)

まさとが 勝負を しかけてきた!
かなたが 勝負を しかけてきた!

まさとは カイリキーを くりだした!

真人「筋肉のフルコース・・・たっぷり味あわせてy」

かなたは ミュウツーを くりだした!

真人「ミュウツー!?」

理樹「ぶっ!?」ヨロッ

佳奈多「! 直枝!」

真人「り、理樹!」

理樹「うわっ!見つかった!」

真人「つかミュウツーってどういうことだ!」

佳奈多「何よ文句あるの」

真人「反則じゃね!?」

佳奈多「棗先輩からそんなルール聞いてないわよ」

理樹「いやだからってさ・・・」

真人「ちっ・・・やるしかなさそうだぜ・・・安心しな理樹、こんなヤツ一撃で・・・」

相手の ミュウツーの サイコブレイク!
効果はバツグンだ!
カイリキーは たおれた!

真人「」

理樹「・・・・・・」

佳奈多「早く次出しなさいよ」

理樹「ま、真人!まだ2匹も残ってるじゃないか!勝負はこれからだよ!」

真人「」

理樹「真人・・・?」

理樹(まさか・・・)チラッ

理樹「・・・・・・」

理樹(全部カイリキーだ・・・)

まさととの 勝負に 勝った!
かなたとの 勝負に 負けた!

真人「うぉおおおおおおーーーーっ!!一度も攻撃せずに負けたぁああーーーーーっ!?」

二木「他愛もないわね・・・」

真人「ミュウツーなんて使うヤツがあるかよっ!」

理樹「いや3匹ともカイリキーにしたのもどうかと思うけど・・・」

真人「ほめんなよ、理樹」

理樹(ほめてない)

二木「さて次は・・・」

理樹「う・・・」

理樹(流石にこれは勝てないぞ・・・)

二木「私はチャンピオンになる・・・どんな手を使ってもね。勝負よ」

理樹(ここまでか・・・!)

???「ちょっと待った~~~っ!!」

理樹「!?」

真人「この声は・・・」

佳奈多「葉留佳・・・!」

葉留佳「お姉ちゃんは・・・私が止める・・・!」

佳奈多「なんですって・・・?」

葉留佳「いやぁ~狂った姉の前に妹が立ちはだかるってのは燃える展開ですよネ!」

理樹「実際はゲームしてるだけだけどね・・・」

佳奈多「失礼ね!別に狂ってないわよ!」

真人「だが三枝に勝機があるとは思えないぜ・・・」

葉留佳「負け犬真人くんには言われたくないですネ」

真人「うるせぇ!」

佳奈多「そうね・・・生き残るのはただ1人。戦わなくてはならないのね・・・」

葉留佳「そういうことですヨっ!」

葉留佳「それに・・・ポケモンで対戦なんて子どものころは夢みたいなものでしたからネ・・・」

佳奈多「は、葉留佳・・・!やっぱりあなたと戦うなんてできないっ」

理樹「じゃあ僕が葉留佳さんと」

佳奈多「引っ込んでなさい」

理樹「・・・はい」

葉留佳「バトルスタートですヨっ!」

はるかが 勝負を しかけてきた!
かなたが 勝負を しかけてきた!

はるかは ゲンガーを くりだした!
かなたは ミュウツーを くりだした!

葉留佳「ミュウツー!?」

理樹(ですよね・・・)

葉留佳「聞いてないッスよお姉ちゃ~ん!」

佳奈多「言ってないわよ」

佳奈多(葉留佳には悪いけど一気に決めるわ・・・!)

ミュウツーの サイコブレイク!
相手の ゲンガーには 効果が 無いようだ・・・

佳奈多「え!?」

真人「なに!?」

理樹(これは・・・!)

葉留佳「ファッファッファ・・・」

相手の ゲンガーの あくのはどう!
効果はバツグンだ!

佳奈多「まさか・・・!」

ミュウツーの はどうだん!
効果はバツグンだ!
相手の ゲンガーは きあいのタスキで もちこたえた!

相手の ゾロアークの イリュージョンが 解けた!

理樹「ゾロアーク!」

葉留佳「いけぇ!」

ゾロアークの あくのはどう!
効果はバツグンだ!
相手の ミュウツーは たおれた!

真人「おおっ!倒した!?」

佳奈多「やられた・・・!」

葉留佳「真人くん対策でみんな先発にエスパー技を入れてくると思ってましたからネっ!」

葉留佳「理樹くん、ここは私に任せて先に行ってよ。ゾロアークもバレちゃいましたしネ」

理樹「・・・わかった、また会おう」タッ

理樹(というか僕まだ一回しか戦ってないんだけど・・・まぁいいか)

葉留佳「さぁ一気にいきますヨ!」

真人「俺も筋肉パワーを送るぜ!ふっ!ふっ!」

佳奈多「そ、そんな・・・こんなところで・・・」



はるかとの 勝負に 負けた!
かなたとの 勝負に 勝った!

理樹(葉留佳さんは大丈夫かな・・・)

理樹(あれ・・・ユニオンルームに誰かいるな・・・さっき通信をキャッチした人かな?)

理樹(ためしに入ってみるか・・・)

理樹(女の子・・・?あ、近づいてきた)

こんにちは!
さやが 話しかけて きました
さやの 返事を 待っています

理樹(さや・・・?)

さやが 対戦を 申し込んで きました

理樹「!」

対戦しますか?
>>143

沙耶きたああああああ

だがここは「いいえ」だなwww

理樹(今はこっちのこともあるしやめておくか)
お誘いを 断りました



???「ふっふっふ・・・リトルバスターズ・・・勝負よ!」

ごめん! ちょっと ポケモンの 調子が 悪いみたいなんだ
また 今度 対戦しよう

???「さ~て初手はどの子に・・・」

???「・・・え!?しないの!?」



理樹「うわっ!また話しかけてきた!」

理樹(お断りっと)
お誘いを 断りました



???「うんがーーーーーーーーっ!!!」



理樹「!? 何だこの声!?」

???「あんた何で勝負しないのよ!ワッツ!?ホワーイ!?」バッ

理樹「うわっ!君誰!?」

???「今はそんなことどうでもいいのよ!男なら勝負しなさいよ!」

理樹「え、だって僕今ある遊びの最中で・・・」

???「だから勝負を仕掛けてんのよ!あなたアホなの!?」

理樹「初対面なのにひどいなぁ・・・」

???「ほら、さっさとかかってきなさいよ!」

理樹「わかった、わかったよ・・・」

理樹(でもこの感じ・・・小さいころ・・・気のせいかな)

さやが 勝負を しかけてきた!

???「ゲーム・スタートよ!」

さやは ドラピオンを くりだした!
ゆけっ! ペンドラー!

理樹(ドラピオン・・・積まれるとやっかいだけど・・・)

相手の ドラピオンの つじぎり!
急所に 当たった!
ペンドラーは たおれた!

理樹「げっ・・・!」

理樹「もしかしてスナイパー!?急所狙い型か!」

???「ふっ・・・そうよ・・・どう?」

理樹「ただの運ゲーじゃん・・・」

???「あぁん!?何か言ったかぁ!?」

理樹「言ってない、言ってない・・・」

理樹(でもこのままだと3タテ喰らうんじゃ・・・)

ゆけっ! ロトム!

相手の ドラピオンの つじぎり!

理樹(・・・よし、急所はこなかったか・・・さぁどれだけ削れるか・・・)

ロトムの ハイドロポンプ!
急所に 当たった!

理樹「え」

相手の ドラピオンは たおれた!

理樹「・・・・・・」

???「はぁぁああああああああああ~~~~~~!!?」

???「何なのよこれ!!こちとら必死こいて持ち物で確率上げてんのよ!?」

理樹「いや知らないけど・・・」

???「もう許さないわ・・・!」

さやは ウルガモスを くりだした!

理樹(ここでガモスか・・・ウォッシュロトム相手に?有効打はないんじゃ・・・)

理樹(でも『もう許さない』ってとこから察するに、何か策があるんだろうけど・・・まさかメガネとか?)

理樹(様子見で交代かな・・・)

理樹「・・・・・・」

???「・・・・・・」

理樹(あ、あれ・・・どうしたんだろう・・・)

???「しまったぁああーーーっ!!このウルガモスはそらをとぶ&孵化要員の方だったぁあああーーーーーっ!!!」

理樹「えっ」

戻れ! ロトム!
ゆけっ! ヌケニン!

相手の ウルガモスの そらをとぶ!

理樹「・・・・・・」

???「・・・ええそうよ!バトル用のと間違えて連れてきたのよ!だからろくな技覚えてないのよ!
    普段はこの子を連れてひたすら自転車こいでんのよ!ふふっ・・・滑稽ね!滑稽でしょ!?
    笑いたければ笑えばいいじゃない!あーっはっはっはって!」

???「あーっはっはっは!!」

理樹「お、落ち着いて・・・」

???「・・・なんて間抜け・・・間抜けすぎる・・・っ」ブツブツ



さやとの 勝負に 勝った!

理樹(何だかんだで勝ってしまった・・・)

???「覚えてなさいよっ!!うわぁぁ~~~~ん!!」ダッ

理樹「いったい何だったんだ・・・」

理樹(ってまずい、メールきてる・・・)

理樹(よかった、葉留佳さんは無事二木さんに勝利したみたいだ)

理樹(あ、またメールだ・・・今度は誰が負けたのかな)


棗恭介 対 ???
勝者:???
敗者:棗恭介


理樹「え!?」

理樹(恭介が・・・負けた!?それに何だこの相手は・・・!)

ブーーーーブーーーー

理樹(! 電話・・・恭介からだ!)

理樹「恭介!?」

恭介『う・・・り、理樹・・・』

理樹「恭介が負けたって・・・相手は何者なの!?」

恭介『に、逃げろ・・・理樹・・・』

理樹「えっ」

恭介『ヤツは・・・強すぎる・・・み、みんなが・・・危ない・・・』

理樹「いやいや、わけがわk」

恭介『後は・・・頼んだぞ・・・理・・・樹・・・がくっ』

プツッ・・・ツーーーーツーーーー

理樹「・・・・・・」

理樹(この人自分で『がくっ』って言ったぞ・・・)

葉留佳「さ~て次の相手は誰かな~っと」

???「・・・・・・」

葉留佳「うわっ何だ!?」

???「・・・・・・」スッ

葉留佳「へ・・・もしかしてポケモン?」

???「・・・・・・」コクリ

葉留佳「う~んまぁいっか!受けて立ちますヨ!」

???「・・・ぴかぴー」

葉留佳「そ、そんな・・・ゾロアーク、ゲンガー、エテボース・・・」

???「ふん・・・口ほどにもなかったな、ぴかぴー」

葉留佳「な、何だと~!?」

???「さて次は・・・」



鈴「うわっ何だコイツこわっ!」

???「ぴかぴー!!」


鈴「なにぃ・・・」

???「ぴっかっぴーー!!」



西園「変態ですか」

???「違う!ぴかぴー!!」


西園「負けました・・・」

???「はりゃほりゃぴかぴー!」

理樹(西園さんも負けた・・・もう残ってるのは僕だけじゃないか!)

小毬「あ、理樹く~ん!」タタタ

クド「リキー!」タタタ

理樹「小毬さん、クド!」

小毬「た、大変なの~」

クド「大変です~」

理樹「お、落ち着いて・・・」

小毬「なんかね、突然ピカチュウのお面を被った人が現れて・・・」

クド「みなさん負けてしまったのです・・・」

理樹「・・・・・・」

理樹「それ絶対恭介じゃん・・・」

小毬「ええっ!?」

クド「わふっ!?」

小毬「でも恭介さんから電話がきて『みんなを頼む』って・・・」

理樹「それ僕のところにもきたからさ・・・みんなにかけたのか・・・」

クド「とにかく、もうリキしか残っていないのです・・・」

小毬「このままだと、何を命令されるかわかんないよ~」

???「その通り」

理樹「!」

???「最後はお前か・・・ぴかぁぴーー!!」

理樹「いや何やってんのさ恭介」

???「俺は恭介などではない・・・」

マスク・ザ・ピカチュウ「マスク・ザ・ピカチュウと呼んでもらおうか・・・!」

理樹(えぇー・・・)

光宙「ちなみに『光る宇宙』と書いてピカチュウな」

理樹「知らないよっ」

光宙「俺を止めたければ体育館までこい。最終決戦といこうじゃないか」

理樹(付き合うしかないのか・・・)

小毬「理樹くんは負けないよっ」

クド「その通りなのです!」

光宙「どうかな?学校一の実力を持つ者に与えられるこのマスクは伊達じゃないぜ・・・ぴかぴー」

理樹「屋台とかでよく見かけるけど・・・」

光宙「使用ポケモンは6匹。派手にやろうじゃないか、ぴかっぴー」

理樹「3匹しか持ってないんだけど」

光宙「そこは仲間とどうにかしろよ。俺も本ROMに切り替えるが、他のメンバーに見せたポケモンは入れてやる」

理樹「・・・・・・」

光宙「では決戦の地にて待つ・・・ぴかぴー!!」バッ

理樹「はぁ・・・」

空き教室

理樹「・・・というわけなんだけど」

謙吾「マスク・ザ・光宙・・・だと・・・!?よくも恭介を・・・!」

理樹「いやそれ恭介本人だからさ」

真人「何!?でも恭介は電話で『みんなを頼む』って・・・」

理樹「だから自演なんだってば・・・」

鈴「あれが自分の兄だと思うと恥ずかしいな・・・」

理樹「とりあえず、戦った人は恭介の手持ちを教えてよ」

鈴「カイリューにやられた」

葉留佳「サザンドラでしたネ」

西園「私のときはキングドラも使ってきました」

理樹「竜統一パーティーか・・・」

佳奈多「えげつないわね」

真人「テメェが言うなよ・・・」

理樹「で、みんなから3匹ポケモンを借りたいんだけど」

真人「おっと・・・俺のカイリキー三兄弟の出番かな?」

理樹「え・・・気持ちだけ受け取っておくよ・・・」

来ヶ谷「まぁドラゴンに有利なポケモンで固めればいいんだろう?」

佳奈多「私のミュウツーは冷凍ビームも使えるわよ」

理樹「いや、それもちょっと・・・」

理樹「・・・西園さんのミロカロス、笹瀬川さんのマニューラ、謙吾のボーマンダを借りるとするよ」

美魚「わかりました」

謙吾「理樹、なぜ俺がボーマンダを」

佐々美「さ、さっそく交換いたしましょう!」

理樹「う、うん・・・(どうしたんだろう笹瀬川さん・・・)」

体育館

光宙「きたか・・・ぴかぴー!」

葉留佳「おースクリーンに映してやるんですネ」

理樹「体育館での部活動はいいの?」

バスケ部員「もちろんさ。君があのマスク・ザ・光宙に挑むと聞いたからね。がんばってくれよ!」

バレー部員「しっかりね!」

卓球部員「ッサー!」

謙吾「メーン!」

理樹「う、うん、がんばるよ(謙吾は何を張り合ってるんだろう)」

光宙「さて・・・このゲームの勝者に与えられる権限のことを忘れちゃいないだろうな?」

理樹「絶対服従ってやつ?きょうす・・・光宙さんは何を望むの?」

光宙「俺が勝ったら・・・リトルバスターズを解散してもらう」

一同「な、なんだってーーー!!?」

理樹「・・・・・・」

理樹「えっ、何で?」

光宙「いや、展開的に燃えるだろ?」

理樹「・・・・・・」

鈴「アホだな」

光宙「アホでけっこう・・・!」

光宙「リトルバスターズはこんな『馬鹿げたこと』を本気で楽しむ集まりだろう?
   棗恭介が不在でもそれができるか・・・見せてみろ、ぴかぴーー!!」

理樹(棗恭介が不在でもそれができるか・・・)

理樹「・・・!」

鈴「どうするんだ、理樹」

理樹「・・・わかった、受けて立つ!!」ザッ

観衆「うぉおおおおおおおおおっ!!!」

真人「流石俺たちの理樹っちだぜ!」

謙吾「ああ・・・勝て!理樹!」

理樹「いくぞ、マスク・ザ・光宙・・・!」

光宙「ぴかぴー・・・いい目をしてるじゃないか・・・」

光宙「・・・さてと!そろそろ始めよう!」バッ

光宙「それとも今からシッポをまいて帰るかい!!」

きょうすけが 勝負を しかけてきた!

理樹「って名前恭介じゃんっ!!」

恭介「あ」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

ワー ワー

理樹「う・・・」

鈴「目が覚めたか?」

理樹「鈴・・・みんな・・・ここは・・・?」

来ヶ谷「保健室だ」

理樹「保健室・・・あれ!?勝負はどうなったの!?」ガバッ

恭介「安心しろ、お前の・・・いや、お前たちの勝ちだ」

理樹「恭介!」

理樹「・・・って何で僕ここで寝てるのさ!?」

真人「無理もない・・・すさまじい戦いだったぜ・・・」

理樹「はぁ!?

真人「ヤツのカイリューを見据えるお前の目つきに、俺の筋肉も震え上がっていたぜ」

謙吾「ああ、あれはまさに俺のボーマンダと1つになって得た勝利だったな」

小毬「ガブリアスも理樹くんのとっさの機転で倒したんだよ~」

クド「そうですね、リキが片目の視力を失ったときはもう駄目かと思いましたよ!」

来ヶ谷「途中裸で『フェザーダンス!』とか言って踊り出していたな」

西園「最初は反発し合っていた私のミロカロスと友情が芽生えたシーンは美しかったです」

葉留佳「でもこの戦いで理樹くんのヌケニンは・・・ううっ」

佳奈多「散り際のヌケニンの顔を見たでしょ?あれでよかったのよ・・・」

佐々美「そして相棒のロトムで最後の一撃を放ったと同時に気絶したんですわ」

理樹「何それ!!ポケモンやってて気絶したの!?
   しかもそんなドラマまで演出してたなんてどんだけテンション高かったんだよ僕は!!
   あと来ヶ谷さんのは嘘だよね!?」

鈴「正直こわかった」

理樹(ええぇーーーっ)

恭介「それと、このマスクは今日からお前の物だ」ポイッ

理樹「はい!?」

恭介「それをつけて早く体育館に来い。祝勝会が催されているぞ」

理樹「祝勝会!?い、いやだっ!絶対行かないっ!」

恭介「・・・真人」

真人「オーケー」ガシッ

理樹「うわっ!?降ろしてよ!」ジタバタ

真人「はい筋肉列車が通りまーす!」

謙吾「わっしょい、わっしょい!」

理樹「うわああああぁぁぁぁ・・・」

恭介「さぁ祭りの始まりだ!!楽しんでこいよ!」

理樹「・・・え!?待ってよ、恭介は来ないの?」ババッ

恭介「また遠出しなきゃいけないんでな」

理樹「・・・・・・」

理樹「・・・僕が優勝したんだから、何でも言うことを聞くんだよね?」

恭介「・・・そうだな」

理樹「じゃあ・・・約束してよ」

理樹「今は僕がリトルバスターズのリーダーだ・・・でも、恭介もずっと僕らのリーダーでいてほしい・・・」

理樹「そして、僕らはずっとここで待ってるから
   みんなで馬鹿やって待ってるから・・・また帰ってきて、そして・・・遊ぼう、恭介」

恭介「・・・体育祭のときも言ったろ?また帰ってくると。現にこうやって帰ってきてるわけだしな
   どれだけ時が経とうとも、お前たちが・・・俺たちがリトルバスターズである限り」

理樹「うん・・・でも、それが僕の全てだから」

恭介「ああ・・・行ってくる」

理樹「・・・うん、気をつけて」

鈴「・・・というかお前この時期に就活してて大丈夫なのか?」

理樹「・・・・・・」

恭介「・・・・・・」

後日

恭介「ポケモンバトルをしよう!」

一同「えぇえええ!?」

恭介「今度はWi-Fiで世界中のつわものどもに挑戦だ!!」

一同「えぇえええええ!!?」

理樹(まぁ、当分こんな日常が続くんだろうな・・・)



終わり

お付き合いいただきありがとうございました

リトバスアニメ化こい!!

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