鈴「一夏……、赤ちゃん、出来ちゃった」(191)
鈴「もう三ヶ月なんだって……やっぱり生みたいから……」
一夏「」
鈴「あっ、も、もともと学校も辞めて母国に帰るつもりだったし!」
一夏「り、鈴……」
鈴「だから安心してね?一夏には迷惑かけないから!」
一夏「や……」
鈴「突然、こんなこと言ってごめんね、迷惑だよね」
一夏「やったあぁぁぁ!!」
鈴「えっ」
一夏「でかした鈴!男の子か!?女の子か!?いや、やっぱり言わないでくれ!生まれてくるまで楽しみにしておきたい!」
鈴「あ、あの一夏?」
一夏「どうしよう、服とかもう買っておくべきなのか?」
鈴「一夏さん?」
一夏「鈴、なに突っ立ってんだよ、体はいたわらないと、ほら、隣に座って!もう鈴だけの体じゃないんだからな!」
鈴「」
一夏「鈴に似て元気な子だといいな」
鈴「う、うん」
一夏「どんな子かなあ、名前どうしようかな」
鈴「ねえ」
一夏「とりあえず、マタニティ服とかも考えないとな!」
鈴「ねえってば!」
一夏「あ、ああごめん、嬉しさのあまりつい舞い上がってた。なんだ?」
鈴「その、本当にいいの?」
一夏「鈴はダメなのか?」
鈴「そ、そんなわけないじゃない!」
一夏「じゃあなんでそんなこと聞くんだ。鈴との子供だろ、嬉しくないわけがないだろ」
一夏「あ、鈴」
鈴「な、なに?やっぱり」
一夏「またそんな肩だして冷える様な格好して……もう寒くなって来たんだから、気をつけないと」
鈴「あ、ごめん」
一夏「ほら、こっちにおいで」
鈴「えっ?だ、大丈夫よ」
一夏「ほら、ここに座って」
鈴「へ?こ、ここって……一夏の膝に?」
一夏「そうだけど。後ろから、抱きしめたら暖かくなるだろ?」
鈴「や、やっぱり恥ずかしいからやめよ?」
一夏「だめだ。離さない。肩だって冷えてるじゃないか」
鈴「う、うぅ……」
一夏「だめだ。きなさい」
鈴「う、うん」
一夏「うーん、こうやってみるとまだ小さいなぁ」
鈴「まだ三ヶ月だからね」
一夏「これから大きくなって行く感じなのか」
鈴「う、うん」
一夏「いやー、楽しみだなぁ」
鈴「あ、あのね?一夏」
一夏「頼みごとか?俺にできることならなんでもするぞ」
鈴「う、うん、その」
一夏「なんだ?歯切れが悪いな、鈴らしくない」
鈴「子供のことだってだめって言われると思ってたから」
一夏「言うわけがないだろ……」
鈴「その……」
一夏「あー、でもこれで鈴も織斑鈴音になるのかな」
鈴「えっ!?」
鈴の制服から覗く肩をペロペロしたい
鈴「本当に!?本当にいいの?」
一夏「なんだよ、そんなに大きな声だして」
鈴「だって、だって」
一夏「さっきから驚きっぱなしだな。驚く様なこといってないだろ?体にさわるぞ、だめだろ、大事にしなきゃ」
鈴「うん!うんっ!」
一夏「よしよし、いい子だ」
鈴「えへへー」
オギャアオギャア
一夏「っ!!」
一夏「生まれたのかっ!?」
看護婦「元気な男の子ですよ」
一夏「うおおおおおおおおおおお……お……あ……れ?」
一夏「髪が……赤……い?」
一夏「そういや、腹減ったな。鈴は飯に呼びにきたもんだと思ってたし」
鈴「そうね。ご飯……あ、でももう時間が……」
一夏「そうだな。食堂ももうギリギリだし……」
鈴「じゃああたしが作っ」
一夏「だめだ。じっとしてなさい。俺が作るよ」
一夏「これから栄養もちゃんととらないとな」
鈴「言われなくてもちゃんと取るわよ」
一夏「いや、最近の女の子はなにかとダイエットしたがるし、ちゃんとみてないと」
鈴「そんなに心配?」
一夏「ってのは、名目で、鈴と一緒にご飯食べたいってのが本音かな」
鈴「なっ、は、恥ずかしいわね」
一夏「だめか?」
鈴「ううん、嬉しい」
一夏「よかった。これから毎日いっしょに食べような」
鈴「うん!」
鈴「……」
一夏「……鈴?」
鈴「ん?どうしたの?」
一夏「さっきから静かだけど……悩みか?」
鈴「ううん、悩みじゃないの。そうじゃなくて……だってね……」
一夏「……?」
鈴「だって、全部諦めてたんだもん……初めての時からこれ以上、幸せになることないって、だからぁ……グスッ」
一夏「はぁ……あのなぁ、鈴」
鈴「……うん」
一夏「俺だって人並みの幸せが欲しいし、幸せな家庭を築きたい、だから鈴を選んだんだよ」
鈴「うん」
一夏「第一な、こんなので尻込みしてたら大変なことになるぞ。これからもっと幸せにして行くんだから」
鈴「っ……!い、いちかぁ!」
一夏「とにかく」
鈴「……?」
一夏「不甲斐ないかもしれないけれど、これからもよろしくおねがいします」
鈴「う、うん!こちらこそ!」
千冬「ふむ、話はまとまったか」
一夏「えっ」
鈴「えっ」
千冬「まさかこの愚弟にそんな甲斐性があるとは思ってなかったが……、とりあえず一度、地獄をみておく必要があるな」
一夏「あ……幸せになる前にこれが待ってたか……」
>>1のが一番良い
優しすぎてきゅんきゅん来た
鈴「あ、あたしでいいの?」
一夏「鈴じゃなきゃ嫌なんだ」
鈴「でもあたし、箒やセシリアみたいにスタイル良くないし……」
一夏「鈴は鈴だろ?別に体目当てで付き合うわけじゃないんだ」
鈴「それに、セシリアやシャルみたいにお金持ちでもないよ?」
一夏「ましてやお金目的なんかじゃない。むしろ鈴を養いたいくらいだ」
鈴「それにそれに!ラウラや箒みたいに一夏を守ることも出来ないし」
一夏「……俺が鈴を守りたい。それじゃあダメか?」
鈴「シャルやラウラみたいに素直じゃないよ?」
一夏「でも俺にはわかるよ。意地っ張りだけど優しいことだってよく知ってる」
鈴「ほ、本当に……私でいいの?」
一夏「強気で勝気なのに、泣き虫ですぐに泣くし、本当はか弱いのだって隠そうとするいじらしいところが好き」
一夏「笑顔が可愛いところが好き」
一夏「無邪気なところが好き」
鈴「い、いちか……グスッ」
一夏「それとも、嫌だったかな……やっぱり俺は友達……か?」
鈴「違う。う、嬉しくて……」
進んでねえぞ!どうなってやがる!
鈴ちゃんSSは何気に良作あるよな
後悔してない?とか
一方で他のヒロインズは・・・
一夏「鈴はあったかいなー」
鈴「あ、あの一夏」
一夏「ん、どうしたんだ?」
鈴「このことみんなにはどうしよっか」
一夏「そりゃ式に呼ぶに決まってるだろ」
鈴「そこまで決めてるの!?いや、えっと、そうじゃなくて」
一夏「え?」
鈴「ほら他のみんなにあたしたちに子供できたなんて言い出しにくくない?」
一夏「なんでだよ」
鈴「な、なんでって そりゃみんな一夏のことが…」
一夏「バカだな~」
鈴「バカってなによ!」
一夏「俺は鈴と一緒にいるのが一番だよ」
鈴「いちかぁ」
ほらこんな感じで誰か書きやがれよ
私は大学行くので書けません
誰かが書き上げてることを期待してスマフォからROMってます
ていうかおまえら鈴ちゃんとの妄想を書くだけでいいんだからさっさと書けよ
セ>>>鈴>>>>>ラ>>>>>>>>>>箒>>>>>>>>>>>>>>>>シャ
一夏「・・・あれ? 寝ちまったのか・・・?」
鈴「おはよ、一夏。よく眠ってたわね」
一夏「あぁ、おはよ・・・って、な、なんで膝枕!?」
鈴「アンタ、最初はアタシの肩によっかかってきたのよ。でもそのままバランス崩して脚に・・・」
一夏「わ、悪い・・・重くなかったか? すぐどくから・・・」
鈴「良いわよ、別に。重くなんてないし」ナデナデ
一夏「り、鈴・・・」カァ
鈴「ふふっ、お腹の子より手がかかるわね、一夏は」
一夏「ちぇっ・・・なんだよそれ」
鈴「拗ねないのー」ムニッ
一夏「ひゃ、ひゃめお~」
そんな昼下がりを妄想して寝るわ
>>169
その妄想を書け下さい
セシリア「最近の鈴さんの様子がおかしいですわ」
シャル「え、どうしたの?セシリア」
セシリア「なんだか鈴さん、ときおり思いつめる様な顔をしていますの。まるで何か悩み事があるかのように」
シャル「鈴が悩んでる?・・・そういえば、最近あまり鈴が笑っているところ見てないかも。ラウラは何か気付いた?」
ラウラ「ふむ、たしかにいつもの鈴ではない気がするな」
セシリア「やはりみなさんも分かりますか?・・・鈴さん、一夏さんこと避けている風な感じもしますし、友人として心配ですわ」
箒「鈴が一夏のことを避けている。か、それは確かに普通ではないな」
シャル「もしかして一夏関係の悩みなのかな・・・」
ラウラ「うむ。嫁に聞けば何か分かるかもしれないな。よし、みんなで行くか」
セシリア「ちょっ、ちょっとラウラさん?今一夏さんのところへ行きますの?」
ラウラ「いま行かずにいつ行くというのだ。ちょうど嫁に話したい事もあるしな」
シャル「そうだね、こうしていても話は進まないし、とりあえずみんなで一夏の部屋に行って、鈴のこと聞いてこようよ」
>>21から
鈴「こ、これでいい?」
一夏「重いな」
鈴「なっ、酷いじゃないいきなり…」
一夏「これが鈴と子供の重さなんだな」
鈴「えっ…」
一夏「どうやって妊娠してるかを確かめたんだ?」
鈴「え…せ、生理が来なくなって」
一夏「うん」
鈴「検査薬を使って分かったの」
一夏「そうか……ごめんな」
鈴「えっ…や、やっぱり生んじゃ駄目って?」
一夏「気付いてやれなくてごめん。一人で怖かったろう…」
鈴「一夏…へ、平気だよ?大丈夫だったよ…」
一夏「もう大丈夫だ。俺がずっと傍にいるからな」
鈴「一夏…ううっ」
キャラデザで言えば俺の中ではセシリア>>鈴が飛び出て至高なり
>>162
一夏「じゃあまずは千冬姉に報告しなきゃな」
鈴「最初に行くの!?」
一夏「やっぱこういうことは最初に千冬姉に言わなきゃな」
鈴「そ、そうよね」(コワイコワイコワイコワイ)
一夏「けど鈴が嫌だったらあとでもいいぞ?一番大事なのは鈴の気持ちだからな」
鈴「ううん。絶対に言わなきゃいけないし、最初に報告するなら千冬さんだって思っていたから」
一夏「よし、じゃあ行こうか」
鈴「もう行くの!?」
一夏「まだ心の準備ができてないか?」
鈴「いいい行くわよ!」
千冬の部屋前
一夏「千冬姉いる?」
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