花子「きらいじゃないし」楓「でいばいでい、なの」(262)

花子「櫻子ー」

櫻子「んぁ?」グダー

花子「今ちょっといい?」

櫻子「いーけど。どした?」

花子「相談があるし」

櫻子「相談?」

花子「」コクリ

櫻子「花子が?」

花子「」コクリ

櫻子「私に?」

花子「」コクリ

櫻子「どれどれ……」ペタリ

花子「熱とかないし」

ついにきたか…!

櫻子「えっ……熱もないのに私に相談にきたの?」ギョッ

花子「……自分で言ってて悲しくなんない?」

櫻子「チョットネ」テヘペロ

花子「じゃあ言わなきゃいいのに……」

櫻子「まーまーそれは置いといて。で、本当に私でいいの?」

花子「どういう意味?」

櫻子「いやほら、普通はまずねーちゃんのとこ行かない? あ、実はもう行ってきた?」

花子「行ってない。櫻子が最初だし」

櫻子「ほほう? 花子がねーちゃんより私を頼るってことは……」フム

花子「……」

櫻子「ひょっとして恋愛相談!? なーんちゃっ」

花子「……」コクリ

櫻子「マジかよ……」ゴクリ

花子「……」カァァ...

櫻子「え、ちょ、なに? ほんとに、マジで好きな人いるの花子?」

花子「………………」コクッ

櫻子「わーマジかー! 誰誰!?」

花子「ぐっ……い、言いたくないし!」プイッ

櫻子「言わなきゃ相談にならないじゃん」

花子「じゃ、じゃあ相談やめるっ! 櫻子に相談しようとした私がバカだったし!」

櫻子「えー!? いいじゃん教えてよー! ね、おねがいっ!」

花子「ぜっっっっったいに、や!」ツーンッ

櫻子「おのれー頑固な……あ、だったらヒントちょーだいヒント! 私が当てるから!」

花子「いつの間にかクイズみたいになってるし……」

ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !

櫻子「じゃーまずヒントその1から!」

花子「その1!?」

櫻子「その1」ウン

花子「な、何個もヒント出してたらいくら櫻子でもわかっちゃうし!」

櫻子「えー。でも、いきなり名前言うよりは恥ずかしくなくない?」

花子「うっ……そ、それは……たしかにそうかも……」グヌッ

櫻子「でしょー」

花子「……櫻子のくせに生意気だし……」グヌヌ

櫻子「どういう意味だ」

キャンプ地キャンプ地!!!!!!

ほうほう

花子「じゃ、じゃあ……ヒントその1」

櫻子「」ワクワク

花子「……『年下』……」

櫻子「ヒューッ!」ドンドンパフパフ

花子「は、はしゃいでんじゃねーし!」

櫻子「そっかー、花子は年下趣味だったのかー」ホムホム

花子「しゅ、趣味とかじゃ……たまたま、その、アレ、が……花子より年下だっただけだし」

櫻子「アレって?」

花子「……言いたくないし」

櫻子「ああ、好きになった人が?」

花子「言ってんじゃねーし!」カァッ

櫻子「次はヒントその2ね! おねがいしまーす!」

花子「……」ムスッ

櫻子「おねがいしまーす!」

花子「…………『かわいい』」

櫻子「え?」

花子「『かわいい』」

櫻子「……なにそれヒント?」

花子「ヒントだし」

櫻子「……」

花子「……」

櫻子「……だ、ダメだよ花子……私たち、姉妹なんだよ……?」イヤン

花子「寝言は寝てから言ってほしいし」

かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

櫻子「続いてヒントその3!」

花子「えー、まだやるの……?」

櫻子「やるの。ていうか今までのヒントじゃ全然わかんないし!」

花子「それは櫻子がバカなだけだし」

櫻子「なんだと」ガタッ

花子「座れし」

櫻子「はい」ストン

花子「……」

櫻子「……」

花子「……ヒント、その3は……」

櫻子「うんうん」ソワソワ

花子「――」



花子「お、『お隣さん』……だし」

寝てたのに目が覚めるレベル
謎の導きで来てみればなんと素晴らしいはなかえ

来てたとは
なんてこったい
京鶴投下しちまったじゃねーか

花子かわいいけどやっぱり撫子さんや

櫻子「え」

花子「~っ!」カァァッ

櫻子「それって……」

花子「……」フイッ

櫻子「家が、隣……って、こと?」

花子「……」コクン

櫻子「!!」

花子「……」モジモジ

櫻子「――!」

花子「……?」チラッ

櫻子「だ……だめっ!」

花子「えっ!?」

この日を待っていた
支援

櫻子「だめだめだめ、それはだめ!」

花子「ちょ、なんで!?」

櫻子「なんでもなにもない! だめったらだめなの!」ガー

花子「いや、そんなの絶対おかしいし! どうして櫻子が決めるの?」

櫻子「ど、どうしてって……だって……」

花子「……」

櫻子「……だって、花子が……花子、も、そうだ……なんて、知らなかったし……」ゴニョゴニョ

花子「え……?」

櫻子「だいたい、それなら私が先ってゆーか……私の方がもっと、ってゆーか……」モニョモニョ

花子「!?」

櫻子「と、とにかくだめ! 諦めた方が花子の為だって!」

花子「もしかして……さ、櫻子も……!?」

櫻子「向日葵なんて!」

花子「えっ」

櫻子「だ、だいたい向日葵なんかのどこが良いわけ!?」

櫻子「向日葵なんて、向日葵なんて……えーっと、ほら、なんだ……」

櫻子「そう、おっぱい! おっぱいおっきいだけじゃん! おっぱい大納言じゃん!」

櫻子「あ、いやまあ、それだけじゃあない、けどさ……」

櫻子「でもでも! だけじゃなくたって他もせいぜい……ううんと……」

櫻子「……料理が上手だったり」

櫻子「いっつもお菓子作ってくれたり……」

櫻子「あと、優しかったり……あ、それとかわいい」

櫻子「……」

櫻子「そんぐらいだよ!?」

花子「櫻子はぜいたく言いすぎだと思うし」

俺の花子ちゃんのSSキター

櫻子「あとあとえっと……!」

花子「もういいし!」

櫻子「えっ?」

花子「ていうかひま姉ちゃんのことじゃないし!」

櫻子「ええっ!?」

花子「櫻子、ヒントその1ってなんだったか覚えてないの……?」

櫻子「え、うん」

花子「覚えてないの!?」

櫻子「へへっ」テレッ

花子「はにかむなし!」

櫻子「花子は難しい言葉知ってるなー」

花子「今そういう話してないし! ああもうっ……『年下』! ヒントその1は『年下』だったでしょ!?」

櫻子「……あっ!?」

花子「こいつ、本気で忘れてたし……」

櫻子「そっか、じゃあ向日葵は違うのか……そっかぁ」ニヘ

花子「……」

櫻子「え、ちょっと待って。じゃあ花子の好きな人って……」

花子「!」ギクッ

櫻子「……誰……?」

花子「」ズコー

櫻子「えー、ぜんぜんわかんない。向日葵じゃないなら完全ノーヒントじゃん……」

花子「……」

櫻子「もっかいおさらいしよ。えっと、『年下』で『かわいい』、そんで『お隣さん』……」

花子「……」

櫻子「!」ピーン

花子「!」ドキッ

櫻子「だ……だめだよ花子! それはだめ!」

花子「え、また!? なんで!?」

櫻子「だって、だって……!」ワナワナ

花子ちゃん可愛すぎやばい




櫻子「ケダモノ相手なんて絶対ダメだよ!!!」

花子「か、楓はケダモノなんかじゃないし!!!」



「「………………」」



櫻子「えっ」

花子「あっ」


 

櫻子「……」

花子「……」

櫻子「……楓?」

花子「ぅ……」

櫻子「……」

花子「……」

櫻子「向日葵んちとは逆隣に住んでる木村さんとこのエリザベスちゃん(5歳・犬)じゃなく?」

花子「どうしてそうなったし」

櫻子「え、じゃあ本当に楓が?」

花子「……っ」

櫻子「花子ー?」

花子「っ……だ、だったら!」

櫻子「へ?」

花子「だったらなに!? 悪い!? 楓のことが好きだったら悪いんですかぁ!?」

櫻子「いきなりキレた!?」

花子「だって楓かわいいんだもん! かわいいのが悪いんだもん! 花子は悪くないし! 悪くないもん!」

櫻子「ちょ、どうどうどう……」

花子「あああ楓かわいい! 超かわいい!! ぎゅーってしてなでなでしたいし!!!」

櫻子「花子さん!? 花子さーん!?」

花子「ふしゃー!!」

櫻子「威嚇!?」

……

花子「」ゼェゼェ

櫻子「落ち着いた?」ハァハァ

花子「……ぅん」ゼェゼェ

櫻子「そりゃーよかった……」ハァハァ

花子「~~~っ」カァァッ

櫻子「ほれ、牛乳」

花子「ぁ……ありがと」

櫻子「……」フーム

櫻子「ねー花子」

花子「?」クピクピ

櫻子「楓に告白しないの?」

花子「プフォー!?」ブバァッ

櫻子「ばっちい!!!」

ふしゃー!!(フシギダネ)

ふう…
おやすみ

花子かわいい

花子「ぅ゛、ご、ごぐばぐ!?」

櫻子「え、なんて?」

花子「~っ……げほごほけほけほっ……告白!?」

櫻子「告白」ウン

花子「し、しないし! 出来るわけないしっ!!」ワタワタ

櫻子「さっきみたいに言えばいいじゃん?」

花子「それが言えたら苦労はしないし!!!」

櫻子「もっと素直になれよ!」キリッ

花子「櫻子だけには言われたくないし!!!!!!!!!!」

ガチャッ

撫子「花子ー、お風呂あがったから入っちゃって。どうせ櫻子はまだ……ん?」



花子「完全にキマった裸締めは絶対に逃げられないし……ッ!」ギチギチギチ

櫻子「ギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブ」テシテシ



撫子「……」

撫子「なにこれ」

小学生に負ける櫻子wwww

牛乳が生乳に見えた…
疲れてるんだな、もう寝よう

……

撫子「ふぅん、花子が楓をね……」

櫻子「そーなんだよー」

花子「ぅぅぅ……家族に恋バナとか、恥ずかしすぎだし……」カァァ...

撫子「で、告白しないの?」

花子「姉ちゃんまで!? し、しないしっ、絶対しないもん!」

櫻子「この意地っ張りめ!」

花子「だから櫻子にだけは言われたくないし!」ムキー

撫子「……」フム

撫子「花子、花子」チョイチョイ

花子「? なに姉ちゃん」ススス

撫子「花子さあ、楓が好きっていうのは認めるんだよね?」ヒソヒソ

花子「うっ!?」ドキッ

撫子「どうなの?」

花子「……ぅん……」コクン

撫子「うん。じゃあ今度はあんたの姉を見てみて」

花子「あね」ジッ

櫻子「いや私じゃなくて。もうひとりいるでしょ、姉」

花子「?」キョトン

櫻子「え……存在すら?」

花子「……あ、櫻子か。櫻子櫻子。櫻子を、見る……」ジー

撫子「……」ジー

櫻子「?」

撫子「バカでしょ?」コソッ

花子「バカだし」コソッ

櫻子「???」

撫子「で、そのバカがひま子と何年ケンカしてるか……花子も知ってるよね」

花子「!」ハッ

撫子「それもこれも、お互いに変な意地を張り合ってるせい」

撫子「本当は両想いのくせに気づかないフリして」

撫子「気がつけば後戻り出来ない状況に」

花子「……」

撫子「イメージしろ」キリッ

花子「!?」

撫子「今から数年後、あのふたりみたいになった自分と楓の姿を」キリリッ

花子「!!?」

花子「……」ゴクリ

YNS!

~妄想中☆~

花子「楓! 年下のくせにいつもいつも生意気だし!」

楓「ごめんなさいなの花子ちゃん。楓おっぱいおっきいから、おっぱいちっさい人の気持ちがわからないの」ボヨヨン

花子「むがーっ! おっぱい禁止だし!」ワシィ

楓「ちょ、貧乳が感染るから触らないで欲しいの!」

花子「感染らねーし! もーいい、楓なんて嫌いだし!」

楓「それはこっちのセリフなの。花子ちゃんなんて大嫌いっ!」

「「ぐぬぬぬぬぬぬぬ……」」

「「ふんっっっ!」」プイッ

~ 終 了 ~

可愛すぎ支援

花子「姉ちゃん! 櫻子! 花子、楓に自分の気持ちをぶつけてみるし!」キリッッッ

「「おおー」」パチパチ

櫻子「(やっぱり私に似て賢い妹だ!)」

撫子「(櫻子に似ず賢い妹で良かった)」

花子「」フンス

支援

~翌日~

撫子「ではこれより、作戦会議をはじめます」

櫻子「わーわー」パチパチ

花子「……ゎーゎー」チパチパ

撫子「司会は私、大室撫子が務めます。では、意見があれば挙手をしてください」

櫻子「はい!」シュタッ

撫子「……」

櫻子「はいはい、はーいっ!」ググッ

撫子「……」

櫻子「……」グググッ...

撫子「誰か意見はありませんか?」

櫻子「はいっつってんだろ!!!」ウガー

撫子「……じゃあ、櫻子」

櫻子「やったあ!」

撫子「ふざけたこと言ったら次からは当てないからね」

櫻子「言う前からやりづらくしないでよ!?」

撫子「いいから早く」

櫻子「くぅ……作戦その1! 好きな人の心を掴むには料理が一番!」バーン

花子「料理?」

櫻子「そ。誰でも美味しい料理を食べたら一発で好きになっちゃうって! 私が保証する!」

撫子「ああ、自分のことか……」ボソッ

花子「でも櫻子にしてはまともっぽいし!」

撫子「……確かに……」

櫻子「フフン、そうだろう! だから花子!」

花子「なに?」

櫻子「お前の料理修行のために今日の料理当番を変わってやろう!」エッヘン

撫子「前言撤回」スッ

確かに楓でてこないな……

櫻子「なぐられた……」サスサス

花子「もうちょっとマジメに考えてほしいし」プンプン

撫子「料理は今後ゆっくり練習するとして。他に何かない?」

櫻子「じゃーあれだよ、ラブレターでも書いちゃえよ」ヘッ

花子「言ってるそばから投げやりだし!?」

撫子「……ラブレターか」フム

花子「姉ちゃん?」

撫子「意外とアリかもね。楓はまだ小さいし、ハッキリ分かりやすく伝えた方がいいよ」

花子「ま、まじ?」アセッ

撫子「まじ。どっかの誰かさんみたいにいつまでも進展がないよりは……ね」チラ

花子「……」チラ

櫻子「誰かさん、って……誰? ねーちゃんの友達?」ハテー

撫子「……」ハァ

花子「……」ハァ

櫻子「え? え?」キョロキョロ

撫子「というわけだから花子、頑張ってラブレター書いてみようか」

花子「え、えぇ……?」モジモジ

撫子「照れない照れない。あんたの為だし、楓の為でもあるんだから」

花子「ぅー……うん」

撫子「ん。じゃあ今日はここまでね。続きは花子がラブレター書き次第ってことで」

花子「わ、わかった」グッ

櫻子「え、パパッと書いて今すぐ持っていこうよ?」

撫子「……」

花子「……」

櫻子「なんなら私が持ってってやろうか!」フンス

撫子「……じゃ、解散」スタスタ

花子「……」スタスタ

櫻子「あれっ!? ふたりとも私の話きいてた!? ちょっとー!」オイッオイッッ

向日葵も苦労してるんだな……

綾乃ちゃんの出番も待ってる

~数日後~

花子「さ、櫻子。櫻子」カムカム

櫻子「ん? なにー」トテトテ

花子「…………こ、これ……」スッ

櫻子「なにこれ」

花子「ら、らぶれたー。だし」

櫻子「えっ!? ラブレター!?」

花子「……っ」コクン

櫻子「……」

花子「……」

櫻子「……花子、私のことが好きだったの!?」

撫子「」ゴチーン

櫻子「」グヘー

撫子「まったくこの愚妹は……」ヤレヤレ

櫻子「なにすんのー!? 痛いじゃん!」プンプン

撫子「いや……あんたこそなに言ってんの」

櫻子「はあ? なにが!」

撫子「……ラブレター」

櫻子「……?」

撫子「花子が。楓に」

櫻子「……!」

撫子「あんたは。それを。渡す」

櫻子「………………」

櫻子「あっ」

櫻子の魅力がほとばしっている

撫子「何か言うことは?」

櫻子「さ、さーせんっした……」ペコリ

撫子「よろしい。花子?」

花子「ん……櫻子、ちゃんと渡してよね?」スッ

櫻子「おっけーおっけー。この櫻子様に任せなさーい!」

撫子「(不安だ……)」

花子「(不安だし……)」

櫻子「おいお前ら今思ったこと言ってみろ」

撫子「不安だ」

花子「不安だし」

櫻子「ほんとに言うなよぅ!?」

~夕方~

櫻子「た、ただいまー……」ガチャッ

ドタドタドタドタ

花子「お、おかえりっ!」

撫子「どうだった? ラブレター作戦」

櫻子「あー、うん……うん」

花子「?」

撫子「……もしかして櫻子、なんかやらかした?」

櫻子「ぎくー!」

花子「ギクって言った!? 櫻子いまギクって言ったし!」

櫻子「……」ダラダラダラダラ

撫子「櫻子。説明」

櫻子「じ、実は……」

櫻子「今朝、家を出てすぐ向日葵に会って」

櫻子「その時『あ、向日葵に預けちゃえば楽チンじゃね?』って思って渡したんだけど」

櫻子「あのおっぱい、なにを思ったか急に慌てだして」

櫻子「本当は私から言うつもりだったのに、とか。こんなの不意打ちですわ、とか」

櫻子「んで、しまいにゃフツツカモノデスガーとか言い出したから」

櫻子「それどういう意味? って訊いたの」

櫻子「そしたらね、あのね、向日葵がね……」

櫻子「『え、これ、櫻子から私へのラブレターじゃありませんの!?』」

櫻子「……なんて言うもんだから、頭の中が真っ白になっちゃって、そんで……」

花子「……」

撫子「……そんで?」

櫻子「ラブレター破いちゃった☆」テヘペロ

花子「」

支援

!?

撫子「櫻子……あんた……」ジトォォォッ

櫻子「ご、ごめん花子っ! 許して?」ネッ

花子「……」

櫻子「?」

撫子「……花子?」

花子「」ジワッ

「「!?」」

花子「らぶれたー……はなこが、いっしょうけんめいかいた、らぶれたー……っ」ポロポロ

櫻子「うぇえっ!?、ちょ、ま、え、花子!?」ワタワタ

撫子「さ、櫻子土下座っ! 大至急!」アセアセッ

櫻子「押忍! は、花子さんマジすんませんっしたあああああああっ!!!」ゲザァ

花子「……」プルプルプル

櫻子ひでぇ

……

撫子「どう? 落ち着いた?」ナデナデ

櫻子「は、花子ー? ほんとにごめんねー?」ナデナデ

花子「……もーいい。べつに怒ってないし」グスッ

撫子「よしよし、花子は偉いね」ナデナデ

花子「……それは子供扱いしすぎだし……」ナデラレナデラレ

撫子「そう? とにかく、櫻子がすぐに次のアイディア出すから。もう泣かないでいいよ」

櫻子「えっ私!?」

撫子「……出すよね?」ギロッ

櫻子「ハイよろこんでーッ!」ビシッ

花子「……」グスグス

う~ですの

ですの?

櫻子「んーと、えーと」ムムム

撫子「……」

花子「……」

櫻子「……」

櫻子「…………」

櫻子「………………」

撫子「」グッ

櫻子「」ビクッ

櫻子「!!!」

櫻子「お、お泊まり! お泊まりなんてどうでしょう!?」

お泊まりきましたー

お泊り来た

撫子「お泊まり?」

櫻子「そう! 楓をうちに呼んで花子とシンボクを深めさせるの。どう?」

撫子「お泊まりか……いいかもね」

櫻子「でしょー!?」フフン

撫子「花子は? お泊まり作戦、どう思う?」

花子「お、お泊まり。緊張するけど……楓とお泊まり、してみたい……かも」

撫子「うん。じゃあ採用ね」

櫻子「やったー!」バンザーイ

撫子「というわけで櫻子」

櫻子「なに? ご褒美!?」ワクワク

撫子「うちから出てってくれる?」

櫻子「」

いいね!いいねいいねいいね!!

ついに追放かいつかはそうなると思った

櫻子いじられぱなしwww

櫻子「ってなんでじゃー!」ウガー

撫子「だって楓をうちに呼ぶ作戦でしょ?」

櫻子「うん」

撫子「だからだよ」

櫻子「遠回しに邪魔って言ってるよねそれ!?」

花子「櫻子がいるといまいち集中できないし」

櫻子「花子までそんな……」

撫子「……」フム

撫子「櫻子、櫻子」チョイチョイ

櫻子「? なにねーちゃん」ススス

はなかえとさくひまの同時進行くるか

撫子「よく考えてみな」

櫻子「?」

撫子「楓がうちに来たら、お隣には誰が残る?」

櫻子「……」

櫻子「!」ハッッッ

撫子「イメージしろ」キリッ

櫻子「!?」

撫子「ひとり寂しく留守番するひま子を慰める自分の姿を」キリリッ

櫻子「!!?」

櫻子「……」ゴクリ

行け、櫻子

~妄想中☆~

向日葵「ぐすん。楓にも見捨てられた私は寂しい女。しくしく」

櫻子「向日葵ー! おるかー!」

向日葵「さ、櫻子!?」

櫻子「おるな! きたわ!」

向日葵「まさか……私が寂しい女と化すのを見越して……?」

櫻子「……ここやで、トントン(私の胸に飛び込んでこいというジェスチャー)」

向日葵「ッ……抱いて!!!」

櫻子「はっはっは。はっはっは。はっはっはっはっは」

~ 終 了 ~

さすが修行した甲斐あってかネタが洗練されてるな

支援

しえん

櫻子の妄想ワロタ

櫻子「し、しかたないなぁ~……向日葵のやつがあまりにも哀れだからぁ? 当日は私が相手したげよっかな!」デヘヘ

「「おおー」」パチパチ

撫子「(バカでよかった)」

花子「(バカでよかったし)」

撫子「よし、じゃあ早速電話してみようか。はい黒電話、ひとりで出来る?」スッ

花子「う、うん……がんばる」ジーコ、ジャッ、ジーコ、ジャッ、ジーコ、ジャッ

prrrr...prrrr...

花子「……」ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

prrrr...prrハイ、フルタニデス

花子「!」

花子「も、もしもし。大室ですけど、楓ちゃんいま――あ、ひま姉ちゃん?」

櫻子「!」ピクッ

花子「うん。うん、花子」

花子「ん、久しぶりだし。ひま姉ちゃん、櫻子ばっか構うから」

花子「えー、べっつにー? すねてないもーん……なんちゃって。えへへ」

櫻子「……」ジェラッ

撫子「……」

きゃわわわ

櫻子「……ちょっと、花子?」ツンツン

花子「ん、なに櫻子? あ、ううん。なんでもないし、気にしないでひま姉ちゃん」

櫻子「……」ジェララッ

花子「え、今度花子にお菓子作ってくれるの?」

櫻子「……」ジェラララッ

花子「ほんとに~? じゃあ約束しよ、指出してね。せーの、ゆーびきーりげーんまーん……」

櫻子「」ブヂッ

櫻子「」ブンドリッ

花子「……ゆーびきった、って!? ちょっと櫻子!?」

櫻子「やいコラおっぱい大僧正! 花子は楓に用があるんだかんね! か・え・で・に! わかったらさっさと楓を出せこんちくしょー!!!」

櫻子「……はぁ!? キーレーてーまーせーんー! ぜんっぜんキレてねーし! 私キレさせたら大したもんだし!」

櫻子「いいから楓を出せー! かっえっで! かっえっで! かっえっ……あ、保留」

かわいすぎる

櫻子「まったく、最初っからそうしてりゃいーんだよ向日葵め……無駄に無駄話とかしやがって」フンッ

撫子「……」ジトー

花子「……」ジトー

櫻子「なっ、なんだよその目?」

撫子「べつに」

花子「べつに」

櫻子「く、くぅう~~~っ……見んじゃねーーーーーーーーーっ!!!」ダット

撫子「逃げた」

花子「逃げたし」

撫子「……とりあえず電話、まだつながってるから」ホイ

花子「あ、ぅ、うん……」ドキドキ

♪~♪ ♪~♪ ♪モシモシ

花子「!」

花子「も……もしもし楓? は、花子だけどっ」

撫子「……」ナマアタタカイマナザシ

櫻子アホすぎワロエナイ

~1分後~

花子「はぁあっ!? べっ、べつに花子ぉ、楓のことなんて好きでもなんでもないしぃー!? いっしょに遊びたいとかこれっっっぽっちも思ってないしぃー!? かんちがいしないでほしーし! ば、ばーかばーか!」ガチャンッ!

撫子「」

  /⌒⌒ヽ         
 ||」ハ」」キハ
 ζリ;゚ヮ゚ノζ !?
  ( つ旦O  
  と_)_)

姉妹か

これが大室の血か…

~30秒後~

花子「……あ、楓? 花子。うん……さっきはごめんね? あれ、全部うそだから。うん。あのね……次の金曜日、うちに泊まりにこない? うん、いっぱい遊ぼ? うん。じゃ、待ってる。ありがと楓。うん。ばいばい、おやすみ」ガチャン

撫子「」ウム

花子「」グスン

撫子さん……30秒間になにがあった

書き溜め終了のお知らせ
しかしこれは花子ちゃんのぶっつけ本場における緊張感を再現する為の高度な手法うんぬんかんぬん

つまりここからが保守タイムか

アドリブタイムだろ?そうだろ?

結構追い詰められた状況の、即興というものは潜在能力を発揮してうんぬん

期待してる

撫子さんの彼女との会話マダー?

~金曜・夕方~

ガチャッ

楓「ごめんくださーい」

バタンッ! ドタドタドタドタドタ...

花子「か、楓っ!」キキーッ

楓「あ、花子ちゃん♪ こんばんはなの」ペコッ

花子「こ、こここ、こけっ、こ、こばっ、こばばばばわばばわわわわ」ガクガクガクガク

撫子「壊れかけのレディオか」ペシッ

花子「ぁたっ」

楓「撫子お姉ちゃん、こんばんは。今日はおまねきいただいて、ありがとうございます、なのっ」ペコリ

撫子「うん。楓は礼儀正しいね、えらいえらい」ナデナデ

楓「えへへ~」ナデラレナデラレ

花子「(か、かわいいし……)」ドキドキ

花子カワイイ

櫻子「おー楓ー」ヨッ

楓「櫻子お姉ちゃんもこんばんはなの」

櫻子「うっす。んじゃ」シュタッ

楓「えっ?」

櫻子「いってきまーす」ガチャッ

撫子「あー、行ってらっしゃい」フリフリ

バタン

楓「……撫子お姉ちゃん? 櫻子お姉ちゃんはどこに行ったの?」

撫子「楓の家だよ」

楓「えっ?」

撫子「じゃ、すぐ晩ご飯出来るから。ゆっくりしててね」スタスタ

楓「えっ? ……えっ?」

花子「(混乱してる楓もかわいいし……)」キュンキュン

うん、かわいい

支援

保守

~リビング~

花子「か、か、楓。はい、ジュース……」オソルオソル

楓「ありがとー♪」

花子「……」ドキドキ

楓「~♪」クピクピ

花子「(……どどど、どうしよう……)」ブルブル

花子「(今日まで、いっぱいいっぱい考えたけど……)」

花子「(楓がよろこびそうなこと、いっぱい)」

花子「(けど)」

花子「……」

楓「ぷは。オレンジジュースおいしいの♪」

花子「……あ、あっそ!」ツンッ

花子「(ぜんぜん思いつかなかったしー!)」ア゛ー

う~ですの!

残す

~食卓~

パクパク モグモグ ゴクン

楓「わぁ……花子ちゃん、これすっごくおいしいの!」

花子「っ……ふ、ふぅん。よかったね」ツーンケーン

楓「うん♪ これ、撫子お姉ちゃんが作ったの?」

花子「ッ!」ギラリ

撫子「え? ああ、これは……」

花子「」バチッバチバチッバチコーンッ

撫子「(ヘタなアイコンタクトだなぁ……)」

楓「?」

撫子「……これはね、花子が作ったんだよ」

楓「花子ちゃんが!? すごいの、ほんとに!?」

花子「え? ま、ままま、まあ、ねっ?」エヘン

撫子「(私がかなり手伝ったけどね)」

う~なの!

いいの

あげ

支援

楓「じゃあこっちのサラダは?」

花子「そ、それも花子が作ったし」

楓「そうなんだぁ。シャキシャキしてておいしいの、花子ちゃん!」

花子「」フフン

楓「じゃあじゃあ、このスープは?」

花子「もちろん花子だし。ちょろいもんだし」

楓「わあぁ……むずかしそうなのに、すごいの!」

花子「」フッフン

楓「もぐもぐ……うん、どれも本当においしいの! 花子ちゃん、お料理上手なんだねっ」ソンケイノマナザシ

花子「」フッフッフーン

撫子「(あぁ……どんどん鼻が高々と……)」ハラハラ

楓「楓もこんなお料理作ってみたいなぁ……あ、そうだ、今度花子ちゃんに教えてほしいの!」

花子「」

花子が愚姉化して来てる・・・・・・・

楓「? 花子ちゃん、どうかしたの?」キョトン

花子「ぇ、あ、いや、ぅ、え、っと……料理?」

楓「うんっ。ないしょでお料理上手になって、おねえちゃんをビックリさせたいの♪」エヘー

花子「ふ、ふーん! ふぅーん……」

撫子「……」

花子「……」

撫子「(どうするつもりだろ……)」

花子「……」チラッ

撫子「……」

花子「(どうしよう姉ちゃん!?!?!?!?!?!?)」チラッッッッッッッッッッッッ

撫子「丸投げ!?」ガタッ

楓「!?」ビクッ

花子ちゃん、バk……櫻子ちゃんと同じ途をたどっちゃだめだよ

撫子「あ……」

楓「び、ビックリしたの……どうしたの、撫子お姉ちゃん?」ドキドキ

撫子「ご、ごめん。今のは忘れて?」

楓「う、うん……」

撫子「……」

花子「……」

楓「……花子ちゃん、お料理……」

花子「!」チラッッッ

撫子「……か、楓!」

楓「え?」

撫子「えっと……料理だけどね。花子と楓だけで刃物や火を扱わせるのは危ないから、私がいる時でいい?」

楓「あ、そっかぁ……そうだよね、あぶないもんね。わかったのっ」コクコクッ

花子「(姉ちゃあん!)」ウルウル

撫子「(まったく、世話の焼ける……)」ヤレヤレ

支援

紫煙

~食後~

楓「お腹いっぱいなのー」ケプッ

花子「わ、ほんとだ。楓ちょっとお腹ポコいし……」サスサス

楓「ひゃっ、くすぐったいの♪」キャッキャ

花子「」キュンッ

花子「……」サスサスサスサス

楓「やぁん、花子ちゃんいじわる~」キャー

花子「え、えへ。えへへへ」サスサスサスサス

花子「(自然にすきんしっぷ出来てる気がするし!)」ムフー

楓「よーし、楓もお返しなの~っ」ムニッ

花子「ふにゃっ!?」ビクンッ

楓「えへへ、花子ちゃんのほっぺふにふにだぁ」ムニュムニュ

花子「にゃ、ちょ、やめっ……にゃあぁっ……!」ゾワゾワ

楓「やめないの、やられた分だけやり返すの♪」ムニョンムニョン

花子「うにゃぁぁああぁあぁぁぁああぁぁあ」ビクンビクン

かわいい

支援

花子「」グッタリ

楓「花子ちゃん? 花子ちゃん、大丈夫?」ユサユサ

花子「へ、へーきだ……し」

楓「ほ、ほんとにへーきなの……?」ハラハラ

ガチャッ

撫子「花子、お風呂溜まったけど。先入るでしょ?」

花子「うん……なんか汗かいちゃったし」ヨイショ

楓「あ、じゃあ楓も入るの」ヨイショッ

花子「うん」

花子「……」

花子「うん?」

花子「……」

花子「うん!?」

楓「!?」ビクッ

かわいいよぉ

楓かわいいよな

~脱衣所~

花子「……」ヌギヌギ

花子「」チラ

楓「んしょ、んしょ……んーっ」モゾモゾ

花子「……ん」グイッ

楓「わっ?」スポーン

花子「……」

楓「あ、花子ちゃん。ありがとなの♪」

花子「ん……」

楓「じゃあ楓、先にお風呂はいってるね?」

花子「ん、わかったし」

楓「花子ちゃんもすぐきてねー」カララッ

ピシャッ

花子「……」

待った甲斐があったなあ

支援

大室のこの血は両親どっちのが濃いんだろうか

支援

花子「(どうしてこうなったし)」

花子「(お風呂なら楓と離れられると思ってたのに……)」

花子「(……ぅう)」

花子「(楓とこんなに長く近くにいるなんて、はじめてだし)」

花子「(ドキドキしっぱなしで倒れちゃいそうなのに、お風呂とか……)」

花子「(……のぼせちゃうかも……)」

花子「……」

花子「」ブルルッ

花子「でもこのままじゃ風邪ひいちゃうし……」

花子「ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

花子「……」

花子「」ムンッ

カララ...ピシャリ

支援

~浴室~

花子「か、楓。来た、よ」

楓「待ってたのー。楓の前にすわって?」

花子「え、う、うん」ポスン

楓「じゃあお背中お流しするのっ」ムン

花子「え、ぅええっ!? べべ、別にいーし! ひとりで洗えるし!?」

楓「え~……せっかくのお泊りだから流しっこしたいの」

花子「っこ!? は、花子もやるの!?」

楓「もちろんなの。ちゃんとお体あらわないと、お風呂に入っちゃだめなの」メッ

花子「……!!」ガクゼン

しえん!

支援

ゴシゴシアワアワ

花子「にゃふぅ……」ホワー

楓「~♪」ルンルン

花子「(きもちーし……)」

楓「花子ちゃん、どーお? 痛くない?」

花子「ん……ちょうどいーよ。上手だね、楓」

楓「えへへ、いつもおねえちゃんのお背中流してるから」テレッ

花子「ひま姉ちゃんの?」

楓「うん、おねえちゃんにもいつも上手ですわってほめられるの♪」

花子「へー……」

楓「~♪」ランラン

花子「(ひま姉ちゃん、うらやましいし……)」ジェラッ

ゴシゴシアワアワ

お 練りなおしてきたのか

支援

楓「ながしまーす」

ザパー

花子「んっ……あったか……」ホフゥ

楓「じゃあ交代なの」クルッ

花子「あ、うん」アワダテアワダテ

コシコシアワアワ

楓「きゃははっ。花子ちゃん、優しすぎてくすぐったいのっ」

花子「で、でも、痛くしたら悪いし……」

楓「もう少しなら強くしても大丈夫なの」

花子「わ、わかった……こう?」ゴシゴシ

楓「うん、きもちーの♪」

花子「(……楓、ちっちゃいなぁ)」

花子「(背中なんてすぐ終わっちゃうし)」

花子「……」

ゴシゴシアワアワ

ほのぼのするな

支援!

花子「流すし」

ザパー

楓「えへへ……ありがと、花子ちゃん♪」ニパッ

花子「うっ、うん……」ドキドキ

楓「じゃあ次は花子ちゃんの髪?」

花子「あ、花子は時間かかるからあとでひとりでやるし、いーよ」

楓「そうなの? じゃあ楓が先に洗っていいの?」

花子「うん。……っていうか……」

楓「?」

花子「……花子が洗ってあげたい、って言ったら……どうする?」

楓「え、洗ってくれるのっ?」

花子「う、うん……楓が良いんなら」

楓「わぁっ……花子ちゃん、今日はとっても優しいの!」

花子「は、花子はいつだって優しいし!」プイッ

楓「えへへ、そうだったの」

こ、こんなの面白くなんてな、ないし…しえん

か、かわいいし!

シェーン

花子「じゃあ、洗うから」ドキドキ

楓「はぁーい……あっ!」

花子「えっなに!?」ビクッ

楓「しゃ……シャンプーハット、忘れちゃったの……」

花子「シャンプーハット?」

楓「……」コクン

花子「え、どーしよ……うちには今もうないし……やっぱ、使わないと怖い?」

楓「うん……」

花子「ぅー……じゃあじゃあ、花子がお隣から取ってこようか?」

楓「だ、だめなのっ。花子ちゃん風邪ひいちゃうの」

花子「でも……」

楓「……楓、がまんするの」

花子「か、楓?」

楓「こわいけど、がまんするから……花子ちゃん、やさしくしてね?」ウルッ

花子「」ズギューーーーーーーーーーン

花子の心を撃ち抜いちゃった
これは花子じゃなくても撃ち抜かれるわ

楓「」チョコン

花子「じゃ、じゃあ……やる、し。目、ちゃんとつむっといて」ガクガクブルブル

楓「んっ」ギュッ

花子「……」ソーッ

ワシッ

楓「っ」ピクンッ

花子「ッ」ビクゥッ

楓「……」

花子「だだだ大丈夫楓!? しみてない!?」アタフタ

楓「ま、まだ平気なの。動かして?」

花子「りょ、了解だし……」

ワシ...ワシワシ...ワシ...

しえん

花子「……」ワシワシワシワシ

楓「……」アワアワアワアワ

花子「(な、なにか言った方がいいのかな……? でもなにを……)」

花子「(こういう場合は、えーっと、んっと……)」

花子「!」

花子「お、お客さん! どこかかゆい所はありませんか?」

楓「えっ?」パチッ

花子「な、なんでもないしっ!」アセッ

花子「(あああ花子のバカ! お話すんのへたっぴ!)」

花子「(クラスの友達とは普通に話せるのに……どうしてよりにもよって大好きな楓にだけこんな……)」

花子「……はあぁ……」

楓「……、ッ、た、いたっ!?」

花子「楓!?」

支援わし

楓「花子ちゃん、め、あけちゃった……いたい……っ」グスッ

花子「あ、ぇ、ど、どうして開けたの!?」

楓「……花子ちゃんが話しかけてきたから、答えなきゃって……」グスン

花子「うええ花子のせいだった!? ごご、ごめん楓、大丈夫っ!?」

楓「ん……だ、だいじょうっ、ッ、ぁう……ふぇ゛」エグエグ

花子「ぁ、わ、っ……あわ! あわ流さないと! 楓、お湯お湯!」ジャバババババ

楓「んっ……見えない。め、あけられないの……」グシュグシュ

花子「そ、そっか、ごめん! はい、花子がすくってあげるから、顔パシャパシャして!」スッ

楓「うん……ありがとなの、花子ちゃん」パシャパシャ

花子「……」ハラハラ

楓「……ん……もう、だいじょうぶなの」グシグシ

花子「ほ、ほんとに? 目、痛くない?」

楓「うん。花子ちゃんがお湯くれたから平気、なの」ニヘ

花子「ぁ……ごめんね楓、花子のせいで……」

楓「気にしないーのっ」ニッコリ

試演

花子「じゃあ流すから。今度こそちゃんと目ーつむってて」

楓「はーいなの」ギュッ

ザパー

楓「きゃー♪」

花子「はいおしまい。お風呂入っていーよ」

楓「うん。お先になの、花子ちゃん」

チャポン

楓「ほわぁぁぁ……♪」

花子「ぷっ。楓、おじさんみたいだし」クスクス

楓「むっ、ひどいの花子ちゃん。楓は花もはじらうおとめなの!」プンスカ

花子「だってほんとのことだしー♪」

楓「むぅ……」プクー

この楓、カワイイな

花子「~♪」ワシワシアワアワ

楓「……」ジー

花子「ん……? なに楓、花子の顔になんかついてる? 泡?」

楓「あ、ううん。花子ちゃん、やっぱり髪が長いなーって思ってたの」

花子「髪?」

楓「なの。長いし、とってもきれい」

花子「そッ……そりゃあ、毎日ちゃんとケアしてるから当たり前だしっ」テレテレ

楓「……さわってもいーい?」

花子「ぅえっ!? ………………か、勝手にすれば?」ツーンッ

楓「ありがとー♪」

サワッ

花子「んっ……にゃあ……」ソワソワ

楓「すごーい、ふわふわでつやつやですべすべなの」サワーリサワーリ

花子「にゃー……ぅう、なんかゾワゾワするし……」

楓「あ、ごめんね花子ちゃん。楓のことは気にしないで髪洗っていいの」サワサワ

花子「だ、だったら、ぅひッ、髪さわんのやめてほしーし……」

楓「楓のことは気にしないでいいの」ニッコリ

花子「……」ワシワシアワアワ

……

花子「よい、しょっと」

ザパー

花子「っぷう……あとは、髪をしぼってしばって……」テキパキテキパキ

花子「はあ、やっとお風呂入れる……楓、どっちかによけて」

楓「はぁい」サッ

チャポン

花子「はー……きもちーし♪」

楓「花子ちゃん、毎日こんなに時間かかってるの?」

花子「まーね。髪が長いと仕方ないし」

楓「切ろうとは思わないの?」

花子「え? べつに……あ、か、楓は、短い方が好き……だったり、する?」

楓「ううん。楓、花子ちゃんの長い髪大好きっ」ニパッ

花子「」ズギュゥゥゥーン!

花子「……は、花子も。好き。だし」

楓「え?」

花子「花子も、楓……の、髪、好き。今のが」

楓「ほんとっ? ありがとなの花子ちゃん。この髪型、おねえちゃんとおそろいで気に入ってるんだぁ」

花子「……ヘー」

花子「(ひま姉ちゃん……やっぱりうらやましいし)」ジェラッ

~リビング~

花子「んぐっ、んぐっ、んぐっ」ゴキュゴキュ

楓「んくっ、んくっ、んくっ」クピクピ

「「ぷはーーーっ!」」

花子「やっぱりお風呂上りは牛乳だし!」フィー

楓「楓はおうちではコーヒー牛乳飲んでるの」

花子「そんなもんうちにはないし!」

楓「え~、おいしいの……に……」ジッ

花子「? 楓、どうかした?」ハテ

楓「……ううん。そっか、花子ちゃんも上のお姉ちゃんたちとおなじで……」ポソッ

花子「あ!?」ビキッ

楓「あっ、ごめんなさいなの! そうだよね、まだまだこれからだよね!」

花子「くぅう~……好き勝手に言ってくれるし……」ワナワナ

花子「いいもんいいもん、櫻子だって言ってたもん!」

花子「貧乳は……ステータス? だって!」

楓「」

花子「」フンス

楓「……………………………………………………」

楓「花子ちゃん」

花子「?」

楓「座って」

花子「は?」

楓「座って」

花子「え……いや、もう座ってるし……?」

楓「正座! はやく!」

花子「は、はひっ!?」ババッ

楓「……」

花子「か、楓……?」

楓「――」スゥーッ...

支援幽閉

――楓の口から語られたのは、花子にとって衝撃的としか言い様のない事柄であった。

その趣旨を要約するならば、それは『ちっぱいは恥』ということだ。

ステータスだなどと誇るのは言語道断。

ちっぱいは恥であり、悪である。故にちっぱいは社会から淘汰されて然るべき欠点だとも楓は説いた。

当然ながら、花子はその内容にひどく動揺した。

しかし、楓はこう続ける。

『だが、それがいい』と。

つまり、ちっぱいの本質を理解した上でそれを背負い苦悩し続けろと、その様が良いのだと、楓は力強く語った。

欠陥を庇い恥じらう慎み深い姿にこそ、侘び寂びがあるのだ。

それは既に完成されたおっぱいには出来ない、許されざる存在であるちっぱいにのみ許された芸当なのだ。

『ちっぱいは恥。だから恥じらえ』

楓の言葉を受け止め、花子は人目も憚らず、されど静かに涙した――

楓「ふぅ……いっぱいしゃべったら疲れちゃったの。花子ちゃんのお部屋、いこ?」

花子「ぅ……ぇぐ、ぐしゅっ……うん、うん……!」

~花子の部屋~

楓「わぁい、花子ちゃんのお部屋ー」トテテ

テテテテ...ポフン

花子「楓?」

楓「おふとんー……花子ちゃんのにおいがするのー……」ウトウト

花子「……楓、ひょっとして眠い?」

楓「んーん……まだねむくないのー……花子ちゃんとお話するのー……」フラフラ

花子「ちょ、あぶないし、座って座って」グイッ

楓「ん~……」ポフッ

花子「……楓、お布団はいろっか?」

楓「えー……やなの、もっとお話するのぉ……」イヤイヤ

花子「お話ならベッドの中でも出来るし。ね?」

楓「……うん……」コクン

花王に見えた俺は末期

花子「じゃあ電気消すし」

楓「ん……」

カチカチッ

花子「よいしょっと……」モゾモゾ

モフン

花子「ふぅ……」

楓「……」

花子「……楓?」

楓「すぅ……すぅ……」

花子「って、もう寝てるし……」

楓「んっ……むにゃ……」

花子「ま、かなりテンション高かったから疲れたんだろーけど……」

花子「……なんかなぁ」ゴロンッ

花子「……」

花子「(今日は、楽しかったな)」

花子「(今までで一番、楓と遊べたし)」

花子「(話せたし)」

花子「(一緒に居られた)」

花子「(こうゆうの、すっごい久しぶりだったから、うまく出来てたかわかんないけど)」

花子「(楓は笑ってくれてたし、大丈夫……かな?)」

花子「……」

花子「(本当に?)」

花子「(このままで終わらせて、いいのかな)」

花子「(結局、楓になにも伝えられてないし)」

花子「(花子が楓をどう想ってるか、きっと、ちっとも、伝わってない)」

花子「(そんなままで終わるなんて……)」

花子「……」

花子「(やだ)」

ええなぁ

起きた
続いてた
支援

ええど…ええど…

あげ

花子「……」

花子「…………」

花子「………………」

花子「楓」

花子「花子は……」

花子「花子は、ね」

花子「……っ」

花子「楓のことが」

花子「好――」

花子「――」

花子「――き」

花子「き、」

花子「~~~っ」



花子「きらいじゃないし!!!」




楓「うんっ。楓も大好きだよ、花子ちゃん♪」



花子「」

ふおお

キマシタワー

楓「えへへ、花子ちゃーん♪」ムギュッ

花子「」パクパク

楓「んー♪ 花子ちゃんあったかいの」スリスリ

花子「な、な、な」

楓「? 花子ちゃん?」

花子「な、んで……楓、起きて……!?」

楓「お話するって言ったの。それに、話しかけてくれたのは花子ちゃんの方なの」

花子「そ、それはそうだけど!? で、でも今まで寝てたし!」

楓「枕が変わると眠れないの」

花子「初耳だし!!!」

この楓とこの花子がすごくすごくかわいい

花子ちゃんと楓ちゃんが可愛すぎて朝が清々しい

花子「だだだ、だいたい! なに、なにさっきの!?」

楓「?」

花子「だ、大好きって!」

楓「うん、楓も大好きなの♪」ニコッ

花子「ッ……か、か、か、楓……も……って!」

楓「? うん、楓も、だよ?」

花子「は、花子はきらいじゃないって言っただけだし! 大好きなんて……言って! ない!! し!!!」

楓「言ったの」

花子「言ってないし!」

楓「言ったの」

花子「言ってないし!」

楓「言ってないの」

花子「言ったし!」

楓「だよねー、なの♪」

花子「あああああああああああああああああ!!!」

ニヤニヤ

大室家滅亡のお知らせ

2828

かわゆすかわゆす

楓「あのね、花子ちゃん」

花子「ああああああ……あ……ああ?」

楓「花子ちゃんは大好きって言ってないけど、楓にはわかるの」

花子「……え?」

楓「だって花子ちゃん、素直じゃないんだもん」クスッ

花子「~~~ッ」カァァッ

楓「あ、花子ちゃん真っ赤になってるの。かわいー♪」

花子「か、かわいくないし!」テレッ

楓「花子ちゃんはかわいいよ!」キリッ

花子「ッ……楓の方がかわいいし!」キー

楓「花子ちゃんの方がかわいいの!」ガー

花子「楓の方が花子よりずーっとかわいいし!」ニャー

楓「花子ちゃんは楓よりもっともーっとかわいいの!」シャー

花子「楓のかわいさに比べたら花子なんてお遊戯レベルだし!」ギャアギャア

楓「花子ちゃんのかわいさがお遊戯レベルなら楓なんてもう雑兵なの!」ギャアギャア

雑兵言うなwww

~小一時間後~

花子「花子の方が楓よりかわいかったですごめんなさい」ヘコー

楓「ん、よろしいの♪」ムフー

保守

楓「じゃあ楓よりかわいい花子ちゃん、楓の隣に来るのっ」ポンポン

花子「わかりましたし……」スゴスゴ

楓「……えいっ」モフン

花子「!」

楓「花子ちゃんの髪、ふかふかなの~」モフモフ

花子「か、楓……なななになになにををを……」アワワワワ

楓「花子ちゃんの髪にくるまって寝てみたかったの。思った通り気持ちいーの♪」

花子「な、なんか恥ずかしいし……」

楓「花子ちゃんがかわいいのがいけないの。楓は悪くないの」

花子「無茶苦茶だし……」

楓「うん、むちゃくちゃかわいいの」モッフー

花子「そーじゃないし……」

両方とも可愛いぞ

その頃のさくひまは…

楓「~♪」モフモフモフモフ

花子「ぅ……にゃあ、ゃぁ……」ゾクゾク

楓「花子ちゃん、時々ねこさんみたいになるのがかわいいの」

花子「ね、ねこ? なにそれ、花子しらないし。楓のかんちが」

楓「えいなの♪」チョンッ

花子「ふにゃんっ!?」ピクンッ

楓「」ニコニコ

花子「……ぁ……~~~っ!」カァァァァァァッ

花子「……」ハァ...

楓「あれ、怒らないの?」

花子「なんか、すっごく疲れたし……楓に大好きって言ってもらえたのは、その……いちおう、うれしーし」

楓「花子ちゃん……」

花子「……だから! あとはもー好きにしてくれていいって感じだし!」ゴロンッ

楓「え、好きにしていいの?」

花子「別にいーし。抱きついたり抱きしめたり勝手にす――」




楓「えいなの♪」



ちゅっ



花子「」


 

えんだあああああ

楓「……えへへ。しちゃったの、ちゅー」ニヘッ

花子「」

楓「楓は花子ちゃんが好き。花子ちゃんも楓が好き。だよね?」

花子「」

楓「だったらちゅーぐらいしても……花子ちゃん?」

花子「」

楓「花子ちゃーん?」

花子「」

楓「……気絶してるの……」

花子「」

楓「まったくもう……世話のかかる恋人さんなの」

花子「」

楓「ほら、ちゃんと布団に入らないと風邪ひくの。うんしょ、よいしょっ」

花子「」

楓「これでよしなのっ」

Tower of Kimshi

電車内だけどニヤニヤが止まらへん

2828

保守

すばらしい

保守

これは寝てしまったかな?
起きるまで保守モードかな?

長い戦いが、はじまる・・・

追いついた
支援支援

あげ

花子「」

楓「――……」スッ

でこちゅっ

楓「……おやすみなさい、花子ちゃん」

花子「」

楓「続きは、花子ちゃんが起きてからいっしょに……」

花子「」

楓「それまでは、おあずけなの」

花子「」

楓「……えへっ♪」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

続ききた
支援

~その後・古谷家~

楓「じゃあおねえちゃん、いってきますなの」

向日葵「ええ、いってらっしゃい。帰りはいつ頃になるんですの?」

楓「晩ご飯までには帰ってくるの」

向日葵「……楓、最近おねえちゃんに構ってくれなくなりましたわね」

楓「え、そ、そうかな……?」

向日葵「……寂しい……」

楓「……えと、櫻子お姉ちゃんは……?」

向日葵「………………この前、楓と入れ替わりで泊りに来てから口を利いてくれませんの……」

楓「(なにがあったんだろう……)」

向日葵「ぐすん……楓にも、櫻子にさえ見捨てられた私は寂しい女。しくしくしく……」

楓「そ、それじゃあいってきますなの!」ソソクサ

ガラッ

向日葵ww

向日葵www

保守

~その後・大室家~

花子「じゃあ姉ちゃん、櫻子、行ってくるし」

撫子「ん、いってらっしゃい」フリフリ

櫻子「もう帰ってこなくていいよ」ケッ

撫子「オイコラ」コツン

櫻子「あうち」

花子「櫻子、人に八つ当たりするぐらいならひま姉ちゃんと仲直りしたら?」

櫻子「だ、誰があんな……いい雰囲気になったからキスしようと思ったらビンタしてくるような……おっぱい原人に謝るもんかっ!」プイッ

撫子「……」

花子「はぁ……櫻子? ちゃんと言葉にしないと伝わるものも伝わらないし。勇気を出さなきゃダメだよ?」

撫子「(なんという上から目線……お泊り効果は抜群だね。…………私も今度、久しぶりに……)」

櫻子「ぐむむむむ……うるさいうるさいうるさーいっ! 幸せオーラを振りまく奴は実の妹でもゆるさーん!」ウガガー

撫子「あぁもう……花子、櫻子は私が引き受けるから。行っといで」

花子「うんっ、行ってくるし!」ソソクサ

ガチャッ

ええなあ…

なんてすばらしいんでしょう

~公園~

花子「楓ーっ!」タッタッタッタッ

楓「あ、花子ちゃんっ」フリフリ

花子「お、遅れてごめん……待った?」

楓「うぅん、楓も今きたところなの」

花子「ほ、ほんと? なら良かったし……」

楓「ちなみに、『たとえ30分以上待たされても愛想よく振舞え』っておねえちゃんが読んでた雑誌に書いてあったの♪」

花子「遅れてごめんなさいでしたーっ!」フカブカーッ

楓「頭を上げて花子ちゃん? 怒ってないのはほんとなの」

花子「ほ、ほんとのほんと?」オソルオソル

楓「ほんとのほんとなの。だから、ほら、お顔を見せてほしいの」

花子「わ、わかったし……楓、遅刻してほんっとにごめ――」

ちゅっ

花子「!!?」

キマシタワー!

┏━━┓┏┓┏━━┳┓┏┳━━┓        .____    ( ) 。 ┏┓┏┓┏┓
┃┏┓┣┛┗╋━┓┣┛┃┃┏┓┃      〃  ̄ ヾ、 ( ) ).  ┃┃┃┃┃┃
┗┛┃┣┓┏┛  ┃┣┓┃┃┗┛┃┏━━ i!_,.┻ 、!i_ ノノ━┓┃┃┃┃┃┃
    ┃┣┛┗┳┓┃┣┛┃┃┏┓┃┃   /o  ̄ ̄ ノ ノ.  ┃┃┃┃┃┃┃
    ┃┣┓┏┫┗┛┃┏┛┣┛┃┃┗━ i.0     .イ━━┛┗┛┗┛┗┛
  ┏┛┃┃┃┗┓┏╋┛┏┛  ┃┃     ゝ_____ノ      ┏┓┏┓┏┓
  ┗━┛┗┛  ┗┛┗━┛    ┗┛                   ┗┛┗┛┗┛

これは微笑ましい

楓「……えへへ~、どっきり大成功なの♪」

花子「か、楓ーっ!? 不意打ちは禁止って前にも言ったし!」

楓「禁止されてるのにやるから不意打ちなの」シレッ

花子「ぐぬぬ……もう怒ったし! 今日のデートは鬼ごっこに決定! 最初は花子が鬼ね!」

楓「え~? 花子ちゃん、おーぼーなの」

花子「しゃらっぷ! ほら、早く逃げないと捕まえちゃうし! かーえーでー!」ダッ

楓「きゃーたすけてなのー♪」ダッ

花子「待て待てー!」

楓「花子ちゃーん!」

花子「なんだー!」

楓「大好きなのー!」

花子「なッ……そんなの、花子の方が、だ、大好、じゃ、なくてッ!」

花子「~~~ッ」



花子「きらいじゃないし!」

これにて終了です。ご支援ありがとうございました
あと楓花もっと流行れ。流行るがよい

素晴らしい

花楓もっと流行れ

長時間乙です
最後の最後まで2人とも可愛かった

乙!

おつ
楓花は素晴らしいな!


大変すばらしいSSだった



いい土曜日になったよ

乙でした
花楓も素晴らしいな、次のSSも楽しみに待ってます!

おつ!
花楓の可愛いSSが増えればいいな

すばらしい楓花をありがとう
おつ!

乙乙!!!
楓…いや楓さんぱねぇっす!!

ほんわかあまあまだった

楓さんが花子の手綱引いてるというのは素晴しい
よくやってくれた!おつ!

ここからどうやったら楓花が流行るか真面目に考えるスレ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom