男「クローンを作る機械を手に入れた!」 (8)

男「クローンを作りたい時はその人物の髪の毛を用意しろ、と。」

男「ふむふむ。」ブチッ

幼馴染「…いたっ。」

男「面倒くさいから、部屋に落ちてた幼馴染の奴でいいわ。」パラパラ

男「待ちます。」

 三十分後

「うぼぉ……!!」ウニュウニュウニュ

男「うおっ。何、これは。」

「うぼぉ……!!!うぼぉぉぉ……!!!」ウニュウニュウニュウニュ

男「あ、段々人型になっていく。」

「うぼぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」ウニュンウニュンウニュンウニュン

ピカーン

男「うおっ、眩しい。」

幼馴染「……うにゅにゅぅ……。」

男「あ、完成した。」

男「何々。『完成したクローンの知能は、何も記録されていない為新生児と同じです。』」

男「『話しかけてあげて、色々覚えさせてあげてください。』」

男「『あっ、エロい事とかも別に良いですけど世間の目がアレですからこちらからはオススメできません(笑)』」

男「まじか、教育とか面倒くさいな。てか素っ裸だし。」

幼馴染2「うぅ……頭痛い……。」

男「黙れ、ややこしいから喋るな。」

幼馴染「うにゅぅ……うにゅぅ……。」スリスリ スリスリ

男「どうした?腹減ったか?」

幼馴染「どうした?はらへったか?」

男「うあ、お前真似すんなよ。」

幼馴染「うあ、おまえまねすんなよ」

男「なんだコイツ、生意気な奴だな。」

幼馴染「なんだこいつ、なまいきなやつだな。」

男「いや、だから真似すんなって。」

幼馴染「いや、だからまねすんなって。」

男「………。」

男「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ。」

幼馴染「あかぱじゃま、あおぱじゃま、きぱじゃま。」

男「蛙ピョコピョコミピョコピョコ、合わせてピョコピョコミピョコピョコ。」

幼馴染「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこみぴょこぴょこ。」

男「赤パジャマ青パジャマ…」

幼馴染「あかぱじゃま、あおぱじゃま、きぱじゃま!」

男「黒パジャマーwwwwwwwwwwwうっそーwwwwww。」

男「引っかかってやんのーーーwwwぷぷぷーーーwwww。」

幼馴染「っっっ!!」

幼馴染「まねすんなって!まねすんなって!!」ポコポコ ポコポコ

男「ははっ、可愛い所あんじゃん。」

幼馴染2「うぅ……、頭が…頭が……裂けるぅぅ……。」バタバタ バタバタ

男「まだ居たのかよ。」

幼馴染「うー、う!うー、う!」

男「ん、なんだ。腹減ったのか?」

幼馴染「うー!!」

男「んー、じゃあコイツ食べていいよ。」

幼馴染2「…あ、それは困る……。」

幼馴染「うー、うー!!!!」

幼馴染2「私、食べても美味しくないよ。」

以下略

幼馴染「あ、なんか賢くなった気がする。」

男「何々、『オリジナルを食べると、あっ…性的な意味ではないですよ(笑)』」

男「『オリジナルの知識を吸収し、真にオリジナルに近くなりクローンがほぼオリジナルとなります。』」

男「なるほど。そういう事か。」

男「なぁ、何か喋ってみて。」

幼馴染「しね。」

男「ありがとう。」

男「なんか賢くなった所見せてよ。」

幼馴染「しね。」

男「うん、すごい。超知能的になってる。」

幼馴染「しね。」

男「うんうん、ありがとう。君の天才的成長がひしひしと伝わるよ。」

幼馴染「しね。」

幼馴染「てか、私で遊ぶのやめろ。ころすぞ。」

男「ごめん、つい好奇心で。」

幼馴染「これに懲りたらもう二度とクローンなんか作るなよ。」

男「努力はする。」

幼馴染「じゃあこれ貰うから。」

男「え、それは困る。」

男「あれから一週間、アイツ元気にしてるかなぁ。」

「うぼぉぉぉぉっ……!!うぼぉぉぉぉっ……!!」

男「うお。何、これは。」

「うぼぉぉぉ!!!うぼぉぉぉぉぉ!!」ニュル ニュル

男「うっ……やめっ……僕、男だよぉぉぉぉぉぉ……!!!」

以下略

男「なんか賢くなった気がする。」

幼馴染「よし、結婚しよう。」

男「なんかよくわからないけど、YES。」

幼馴染「やったぜ!」

HAPPY END

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom