男「裏の自分に殺される...?」(90)

★オリジナルSS

★短~中編 微ホラー



『1週間前』

A「なっ...なんだてめえ!!?」

A?「......」

A「くっ...来るな!ぶっ殺すぞ!」

A?の手には、艶めかしく光るナイフが握られている!

A?「........お前みたいなカスは.......死ね」

A「うっ...うわああああぁぁぁぁーーーーッ!!!」

A?「...死んだか.....」

A?「....?」


学校

幼馴染「だから、本当なんだって!」

男「なにそのベタな都市伝説...」

委員長「どうしたんですか?」

男「あっ、委員長....。いや、幼馴染がさ、都市伝説にはまっちゃって」

幼馴染「都市伝説じゃないッ!」

委員長「へぇ~...どんな都市伝説なんですか?」

幼馴染「良く聞いてね...」

幼馴染「1ヵ月前、隣町で殺人事件あったの覚えてる?」

委員長「ええ。まだ犯人は捕まってないとか..」

幼馴染「被害者は腹をナイフで滅多刺し。証拠もなかった」

男「..................」

幼馴染「そこで、現場に来た刑事が気づいたの。その部屋と遺体の異変に」

委員長「それは...?」

おぉ…続きが気になりますね

幼馴染「部屋は荒らされた形跡もない。鍵もかかっていたそうなの」

幼馴染「それで、遺体はナイフを握ってた」

男「なんでそれが不自然なんだよ。自殺かもしれないだろ」

委員長「男くんバカですか?」

男「んなッ!?」

委員長「自殺する人間が、自分の腹を『滅多刺し』する訳ないでしょう。自殺したいんだったら、服毒するとか、そんなに苦じゃなく死ねる方法で死にますよ」

男「....確かに」

幼馴染「やっぱり、委員長は違うね!...男と違って..」

男「...へ~へ~、俺はバカですよ~だ」

幼馴染「話を戻すね」

幼馴染「まだ異変は有った。遺体から心臓がくりぬかれていたの」

委員長「...!!」

幼馴染「委員長も言ったように、そんな自殺をする訳ない。しかも密室だった。....それからこんな噂が流れたの..」

幼馴染「その人は、『裏の自分に殺された』..ってね」

委員長「..................」

委員長「ベタな都市伝説ですけど、結構現実味のある話ですね...。私は幼馴染を信じますよ」

幼馴染「あっ..ありがとう!!委員長はやっぱ理解があるよ!!」

男「.....まあ、もしそれが本当だったら、幼馴染に2000円やるよ」

幼馴染「マジ!?やった!絶対約束は守ってねッ!!」

男「おう」

幼馴染「あっ..もう授業だ!次は女子家庭科だよね?委員長行こう!」

委員長「ええ、行きましょう」


男「裏の自分に殺される...?」

男「....................」

男「..............アホらし」




この時、男は知らなかった。

...................この学校が、この町が

......何者かに侵食されてゆくのを...。



放課後 体育館

幼馴染「じゃあみんな!練習始めよう!!」

卓球部員「オス!」

幼馴染「まずはランニング10分!頑張って!!」

卓球部長「走るぞー!!みんなついてこい!」

オイッチニ オイッチニ


幼馴染「......ふう」

卓球部員B(以下B)「.....マネージャー」

幼馴染「えっ?ああB、どうしたの?」

B「....ちょっと..部活が終ったあと校舎裏に来てくれませんか?」

幼馴染「...?いいけど...」

B(...................)


校舎裏

B「あの....ちょっと言いたいことが..」

幼馴染「どうしたの?部活とかの悩み?」

B「いや.....その..」

幼馴染「............」

B「.................すみません、やっぱいいです。失礼します」タッタッタ

幼馴染「......どうしたんだろ..」

幼馴染(でも...Bの目...すごく怖かった....)


翌日

男「....ふぁ..」

男「もう朝か....」


男「おはよー」

弟「遅えよ兄貴!もう飯出来てるぞ!」

妹「ホントにお兄ちゃんは朝に弱いよね...ってか私たちより早く起きたことってあるの?」

男「...うるせえな。とっとと飯食おうぜ」

弟「....まったく」

母「男。今日は学校何時までなんだい?」

男「終業式だから...12時くらい?」

母「あらそう。じゃあ帰りに牛乳買ってきて頂戴、あとお前の弁当の材料」

男「....えー面倒」

母「............やってくれるね?」ギロリ

男「合点承知」

ニュース『ここで、今日のニュースをお伝えいたします』

ニュース『今朝未明、×県立○○高校に通う男子生徒B君17歳が、何者かにより殺害されました」

男「!!!!?」

母「!!!!」

弟「ええっ!?」

ニュース『警察は、殺人事件として調査を進めており....』

妹「...○○高校って.....お兄ちゃんが通ってる高校....だよね?」

男「....ああ..でもそんな話ッ!!」

弟「.....殺された...っていってたけど...」


母「......はい.....はい....失礼します..」ガチャ

母「さっき学校から連絡があって、市内の学校は全部休校だって。今日から夏休みに入るそうよ」

男「...そっか..」

妹「....お兄ちゃん...その殺された人..知ってるの?」

男「いや...学年が1つ下だからわからないけど...」

母「....取り敢えず、学校がないんだから勉強しなさい!あんた受験生でしょ!」

男(このババア...こんな時に何言ってんだ)

男「まあ、取り敢えず友達と電話してみるよ」

弟「...........」

>>4
支援ありがとう



男「.........幼馴染?」

幼馴染『あっ男!聞いた!?今日ニュースで』

男「聞いたよ....誰だかは知らないけど、後輩が殺されたんだろ」

幼馴染『私がマネやってる部活の子だよ....礼儀も正しくて..いいヤツだったのに..ッ!』

男「.....そうだったのか...」

幼馴染『....ねえ、明日会える?』

男「....えっ?」

幼馴染『私は...こんなことをした奴を許さない!絶対に見つけてやる!!』

男「ッ!おいおい落ち着け!俺らじゃどうにも」

幼馴染『じゃあ黙って指をくわえて傍観してろっていうの!?そんなの冗談じゃないよッ!!』

男「..............わかった。じゃあ明日10時、△公園で」

幼馴染『..........わかった』


△公園

委員長「あっ!男くんすいません!遅れました!!」

男「ええ!?委員長!?...だよな...?」

委員長「そうですよ。ちょっとコンタクトにしてみたんですけど..どうですか?」

男「あー....うん。すげぇいいと思う」

委員長「そっ..そうですか!はぁーよかった!...ちょっと心配だったんですよ」

男(やば...結構かわいい..いや!結構どころじゃないッ!!)

男「とっ...ところで何で委員長が?」

委員長「幼馴染さんから事情は聞きました。私も協力しようと思って..」

幼馴染「あっ...二人とも来てたんだ!ごめん遅くなって」

男「いや全然、俺らもさっき来たばっかだよな?」

委員長「.....心中お察します。幼馴染...そんなに元気を落とさないでください..。」

幼馴染「ありがとう....って委員長ずいぶん変わったね?すごくかわいくなってる」

委員長「あっ..ありがとうございます!」

幼馴染(....................何を考えているの..?)


男「.............じゃ、取り敢えずどうするんだ?」

幼馴染「まず、Bの家に伺って話を聞く。そして手がかりをつかむ」

幼馴染「ごめんね...私のわがままでこんな..」

男「気にすんな。俺ら親友だろ?」

委員長「....!そっ...そうですよ!何かあったら助け合いましょう!!」

幼馴染「....うん...ありがとう!」


B家

B母「.....どなたですか..?」

幼馴染「Bの部活のマネージャをやってた幼馴染と言います。ちょっとお伺いしたいことがあるのですが、宜しいでしょうか」

委員長「幼馴染の友達の委員長です」

男「え..あっ..おっ..男です!!」

B母「....此処じゃなんですから家の中へどうぞ...」

幼馴染(すごいやつれている.....)


B母「Bは....ナイフで腹を滅多刺しにされていたんです」

幼馴染「!!!!?」

委員長「ほっ...本当ですか!?」

男「ッ!!?」

B母「....ええ、しかもっ..!心臓まで...ううっ....!」

幼馴染「ッ!!?」

男「.....嘘...だろ...?」

B母の話によると、Bは腹を滅多刺しにされた後、心臓をくりぬかれていたらしい。
部屋は鍵がかかっていて、犯行に使われたナイフは今だ見つかってないらしい。



幼馴染「...............委員長」

委員長「....前の事件と同じですね。同一犯でしょう」

男「まっ...まさかあの都市伝説なんて言うんじゃ」

幼馴染「....Bは...裏の自分に殺された?」

幼馴染「それなら、密室でもBを殺すことが出来る..!!」

幼馴染「そうだ...きっとそうだ!..でもなんで自分を殺」

男「おっ..おい幼馴染ッ!」

委員長「落ち着いてください。まだ手がかりが少なすぎます。そう決めつけるのは」

幼馴染「..........ごめん..」

男「そろそろ解散するか..。また何かあったら集まろうぜ」

幼馴染「...うん」

委員長「分かりました」


2日後 夜12時 繁華街

女子C(以下C)「いやぁ~のみすぎたぁー!!」

女子D(以下D)「でも良かったじゃん!あんなイケてる男と喋れたんだし」

C「はぁ~あ...おっとっと」ドン

中年男「うおっ!?」

C「チッ...痛ってえなぁ!!邪魔なんだよ!!」

中年男「くっ...」

D「あの男、やばい目してたね」

C「ど~せ、女にでも貢いで捨てられたんでしょ~!」

D「wwwwww」


携帯『お掛けになった電話は、現在お繋ぎできません』

D「あれーC出ないなあ...」

携帯『お繋ぎできませんお繋ぎできませんお繋ぎできませんお繋ぎできませんお繋ぎできません』

携帯『お繋ぎできませんお繋ぎできましせんお繋ぎできませんお繋ぎできねませんお繋ぎできません』

D「...あ?」

携帯『お繋ぎできませしんねお繋ぎしねできましせんお繋ぎでしきませねんお繋ぎできねませんお繋ぎできません』

D「ひっ!なんなんだよ..なんなんだよぉ!!?」

携帯『お繋ぎできませしんねお繋ぎしねできましせんお繋ぎでしきませねんお繋ぎできねませんお繋ぎできませんしね』

携帯『死ね死ね???死ねあああああ死ねああああああああ   あ  アあああ』

携帯『死ね死ね??ああああばばあああ?死ねあああああ死ねああああああああ  ああ ああああ  アああが?がが疑義あ』

携帯『オマエ ノ     ウ  シ 』

D「ッ!?」

D「ぎゃああぁぁッ!!!」




Cの自宅 自分の部屋

C「ふーもう寝るか」

C?「....ちょっと」

C「あ?....!!!?」

C?「......なんで...こんな...汚らわしい..ッ!!」

C「なっ...なんなんだよお前!!...なんで..」

C?「うるさいッ!!消えろッ!!!!」

C「いっ...いやああぁぁぁあああぁ!!!!」



翌朝

男「ふぁ..」

妹「お兄ちゃんッ!早く起きてよ!」

男「なんだよ...今日は休み」

妹「大変なんだよ!!お兄ちゃんの同級生が!」

男「....!?」


ニュース『えー昨夜、×県立○○高校に通う女子生徒Cさん17歳、Dさん16歳が、何者かにより殺害されました』

ニュース『殺害のされ方が、過去にあった事件と酷似しており、警察は連続殺人として調査―――――」

弟「おい.....兄貴、やばいんじゃ」

男「....裏の自分に殺された..」

弟「..?..何言ってんだ?」

男「一体何が起きてるっていうんだよッ!?」


幼馴染『............男....』

男「.....言わなくてもわかってるよ....これはただの...殺人なんかじゃ..!!」

幼馴染『....なんなの....どうなってるのよこの町はッ!?この学校は!?』

男「落ち着けよ!とにかく...」

幼馴染『...また電話するよ...じゃあね』

男「.....おう」


幼馴染の部屋

幼馴染「............」

幼馴染「....はぁ...」


数日後、学校で緊急集会が開かれることになった。

学校―――

委員長「男くん!久しぶり!!」

男「あっ....ああ、委員長....あれ?敬語じゃないんだ?」

委員長「他のみんなにはまだ敬語だけどね。男くんと幼馴染だけ....どう?」

男「あー...うん、なんか新鮮だなー...と」

委員長「そっ..そう?...ありがとう!!」

委員長「あっ...あとさ、CさんとDさんが殺されたって..」

男「...俺は、都市伝説なんて信じてないんだけど...」

委員長「その都市伝説...まんざらでもないと思うんだ..」

委員長「男くんも気を付けてね...。男くんが死んだら....私は」

男「だっ...大丈夫だって!..俺が死ぬわけないじゃん」

委員長「そっ...そうだよね!ごめんね」



幼馴染「...............」

幼馴染(本当に何を考えているのよ...ッ!)

幼馴染(....男は...委員長なんかに絶対渡さない...!あんな委員長なんかに...ッ!!)ガサッ

幼馴染「えっ!?」

幼馴染「..............気のせいか..」


幼馴染(...私..何を考えているの...?委員長は友達じゃない..)

幼馴染(違う...委員長は私と男との仲を知ってるくせに..ッ!あんな..)

幼馴染(......私は....絶対に..ッ!!!)



委員長「えっ....?」

男「どうした?」

委員長「.....なんか...殺気?..みたいなものが...」

男「...マジかよ」

委員長「....まさか...ね」


男「終わったし...帰るか」

幼馴染「ねえ男!」

男「おっ..おお。どうした」

幼馴染「一緒に帰ろう?....ひとりじゃ...怖いし..」

男「.......................」

幼馴染「...えっ?どうしたの?」

男「....気の強いお前が...怖いなんて言うのが....意外だ」

幼馴染「ちょっと!私だって女だよ!...怖くなる時ぐらいだってあるよ..」

男(........強烈な違和感..だけど...こんな幼馴染見たことない!)

男「わっ...わかった!俺が守ってやるッ!だから心配すんな」

幼馴染「....うん。ありがと...頼りにしてるからね?」

男「」

幼馴染(.............ふふ)


委員長(......)

委員長(...........くそっ..)



下校中――――――

男「まさか幼馴染が俺を頼るなんてな...ほんと意外だったよ」

幼馴染「........ねえ」

男「ん?」

幼馴染「男ってさぁ....委員長のことどう思ってる?」

男「へっ!?...ああ、いい奴だよ。俺の事いっつも心配してくれてるし...タメになったのはびっくりしたけど」

幼馴染「ちがうよ」

男「.....?」

幼馴染「好きか、嫌いかってことだよ」

男「何言ってんだよ。好きに決まってるだろ!」

幼馴染「!!!!!!」


何言ってんだよ。好きに決まってるだろ!

何言ってんだよ。好きに決まってるだろ!

何言ってんだよ。好きに決まってるだろ!

好きに決まってるだろ!

好きに決まってるだろ!

好キニ決マッテルダロ!
 
好キ ニ 決マッ  テル  ダ ロ!

ジャ ア ワ タ シ ハ?


ド   ウ デ  モ イ  イ ニ  ン ゲ   ン?





幼馴染の部屋

幼馴染「はぁ...はぁッ!」ビリビリ グシャ

幼馴染は、一心不乱に委員長の写真を破っている..

幼馴染「こんな...こんな奴がいるからッ!!」

幼馴染「ふふふっ...あははははッ!!!」ガサッ

幼馴染「...!!!!?」


幼馴染?「.....失望したよ...。『私』が..こんな下衆に成り下がっていたとはね」

幼馴染「なっ.....あなたは!?」

幼馴染?「まあいいわ、冥土の土産に教えてあげる。私は、いわば純粋なあなた...つまり純粋だった『私』よ」

幼馴染「....えっ?」

幼馴染?「この町で今起こってること....純粋な己が、醜悪で下衆なゴミクズに成り下がっている糞共を淘汰しているの」

幼馴染「....!!まさか、あの都市伝説はッ!!?」

幼馴染?「本当よ...それと」


幼馴染?「いまアンタがしていたことを客観的に教えてあげるよ」

幼馴染「....ッ!」

幼馴染?「一人の男を奪うためにッ!親友だった人間を裏切りッ!」

幼馴染「やっ...やめて..」

幼馴染?「あまつさえその親友を憎み、嫉妬を抱きッ!!」

幼馴染?「挙句の果てには自分の人格を殺してまでッ!!その男に媚を売っている...」

幼馴染「うっ...うあぁあぁ...」

幼馴染?「恋は盲目とはよく言ったものね...狂ってるよ。アンタ」ジャキ

幼馴染?は、ナイフを取り出すッ!

幼馴染「ひっ!?」

幼馴染?「こんな『私』なんか、死んだ方がいいわね。周りに害しか及ぼさないもの」

幼馴染「やっ...やめて...お願いだからぁっ....」


幼馴染?「..................」

幼馴染?「気が変わった」

幼馴染「.....えっ?」

幼馴染?「純粋な心が邪悪に変貌するには原因がある。その原因、あんたにとって、『男』と『委員長』...違う?」

幼馴染「...ちっ..ちが...う」

幼馴染?「否定することは出来ない。だってアンタは『私』、『私』はアンタなんだから....皮肉にもね」

幼馴染?「....殺したいんだろ?」

幼馴染「....え?」

幼馴染?「委員長を、邪魔なんでしょ?アンタにとって」

幼馴染「そんなこと...出来るわけない!!」

幼馴染?「偽善者ぶるのもいい加減にしろ!..憎いんだろ?委員長と話してるときだって心の底では呪詛でも唱えてたんだろ?さっきみたいにさ」

幼馴染「..........アンタの方が、よっぽど邪悪じゃない....」

幼馴染?「私はアンタの思ってることを代弁してるだけ...こんなのは本心じゃない」


幼馴染?「本当は私はアンタを今すぐ殺したい。穢れきった『私』をこれ以上見ているのは苦痛なのよ」

幼馴染「.........」

幼馴染?「私は、他の奴らと違って思慮があるからね。これからどうするか。アンタが決めろ」

幼馴染?「自分が死ぬか。委員長を殺すか...」

幼馴染「...いや....いやぁ...」

幼馴染?「.............1週間後までに決めろ。分かったな?」

幼馴染「そんなの...選べるわけないでしょ!?」

幼馴染?「じゃあね」

幼馴染?は、消えていった..。

幼馴染「うっ...うっ...!」

幼馴染「うわああああああぁぁぁぁん........」



男の家

男「―――――って幼馴染が言ってきたんだけど、妹どう思う?」

妹「はあ!?お兄ちゃんばっかじゃないの!?女心まるでわかってないよ!」

男「えぇー..」

妹「幼馴染さんはね......多分」

男「....多分?」

妹「知らないッ!自分で考えなよ!」

男「なんだよ妹の奴...」


弟「ただいまー」

男「おっ..お帰り」

弟「なんだ?2人喧嘩してんの?」

妹「ちがうんだよ!ちょっときいて!?」


-―――――――――――

4日後


ニュース『昨夜、×県立○○高校に通う男子生徒F君、G君、H君の3名が、何者かにより殺害されました」

ニュース『また...同県同市立○△中学に通うI君、Jさん2名が行方不明ということです』

ニュース『警察は、○○地区連続殺人事件ということで大規模な調査本部を立ち上げ――――」

男「..................」

弟「......ぁ....ぁ」

妹「.....そん...な....こんな...ことって..」

男「...これで.....10人....か」

妹「お兄ちゃん...怖いよぉ..!」

弟「妹....しっかりしろ!」

男「....ちょっと幼馴染と電話してくる」



幼馴染の部屋

幼馴染「.................」

幼馴染は、顔を埋めて動かない。

トゥルルルルル トゥルルルルル

幼馴染「ひっ...!」

幼馴染「....男....?」


幼馴染「もしもし...?」

男『幼馴染....ニュース..みたよな..?』

幼馴染「.....うん..」

男『幼馴染の方は...どうだ?大丈夫か?』

幼馴染「.......大丈夫だよ」

男『.....元気ないな...!! あっ妹なにを』

幼馴染「.....?」


妹『幼馴染さんですか?』

幼馴染「....妹ちゃん?」

妹『この間はお兄ちゃんがデリカシーの無いこと言ってしまってすみません』

幼馴染「.....ううん、大丈夫だよ...」

妹『.....きょう、夕方、○×丘で待っています』

幼馴染「えっ?」

妹『では、失礼します』

幼馴染「.....なんだろう...」



男「おい妹。おまえどういう」

妹「お兄ちゃんは自分のしたことの重大さをまるでわかってないね」

男「!!」

妹「幼馴染さんの声を聴いてわからなかったの?私は、あんな暗い幼馴染さんの声を聴いたことは1度もないよ」

男「....そういえば」

妹「......異性より、同じ女の私の方が悩みを聞いてあげられると思う」

妹「........自分の発言には気を付けた方がいいよ?」

男「....わかってるよ」


夕方 ○×丘

幼馴染「あっ...妹ちゃん」

妹「こんにちは...いつもお兄ちゃんがお世話になっています」

幼馴染「それで...話って何?」

妹「....夕日がきれいですね..」

幼馴染「...えっ?」

妹「今幼馴染さんの心の中は今こんな夕焼けみたいに腫れ上がってるんじゃないんですか?」

幼馴染「えっ...突然どうしたの?」

妹「お兄ちゃんの事で...幼馴染さん悩んでることありますよね」

幼馴染「!!!」

妹「話してください...人に話すと意外とすっきりするものですよ」

幼馴染「......うん」



幼馴染は、今までの事をすべて話した。

男に抱いている好きという気持ち。

男に言い寄ってくる委員長に対する気持ち。

そして...純粋な自分にあったこと..。


幼馴染「...うっ...ううっ...」

妹「....大変でしたね」

幼馴染「私は....怖かった...!男くんが私から離れていくことが...!」

妹「うん...うん..気持ちはわかります。私もそのようなことがありましたから」

幼馴染「...えっ?」

妹「.....このことはお兄ちゃんにも話していないんですが...私もその純粋の自分にあった事があります」

幼馴染「!!!!!」

妹「....そのとき私は殺されるかと思いました」

妹「...........幼馴染さん。聞いてください」


幼馴染「...えっ?」

妹「純粋な自分に殺されないためには、純粋な自分に戻るしかありません。そうすれば、殺されることはないでしょう」

幼馴染「でもっ...私には死ぬか...委員長を殺すしか道はないって...」

妹「..........なら」



翌日

男「あっ!幼馴染」

幼馴染「..............」

男「おっす...昨日は...なんか悪かったな..」

幼馴染「....話しかけないで..」

男「....え?」

幼馴染「話しかけないでって言ってるでしょ!?早く私の前から消えなさいよッ!!」

男「!?...ちょっ....一体どうし」

幼馴染「帰って....」

男「.............」

幼馴染は、家に入っていった..。

男「.....幼...馴染.....」

男(でも....あの眼は...涙をこらえてるように見えた..どうしたっていうんだよ...)


幼馴染「.............ううっ..」

幼馴染「.....やっぱり....辛いよ..ぉ..」



男「おい」

妹「......なに?」

男「お前...昨日幼馴染に何吹き込んだんだよ!」

妹「.........私は...別に何も」

男「.....!」

妹「自分の言ったこと..よく考えたら?」




男「.......なんだってんだよ..」チャラッチャチャラ

男「...?..委員長?もしもし」

委員長『男くん!...ちょっとね、話したいことがあるんだけど...いいかな?』

男「....別にいいけど..どうした?」

委員長『ちょっと悩み事があって...じゃあ、○×丘で..」


妹「....................」


-――――――○×丘


男(ここは...昨日あいつらが話した場所か...)

委員長「あっ!...男くん久しぶり!!」

男「おう」

男「それで....悩みってのは何?」

委員長「...あの...えっと...その...///」

男「....?」

委員長「..............」

男「................」


-――――

男「はぁ...どうしたんだよ」

委員長(...この鈍感)

男「....じゃあさ、委員長。俺の悩み聞いてくれるか?」

委員長「えっ!?...あっ..わっ..私でよければ..」

男「今日幼馴染にあってさ...すごい喧嘩しちゃって..」

委員長「......」

男「私の前から消えろって言われちゃったんだけど...どうしたらいいと思う?」

委員長「..........男くんは、幼馴染になんか言ったの?」

男「.....あいつに..!!」

妹『自分の発言には気をつけなよ』

男「..............いや、特に何も」

委員長「.....気にすることないんじゃない?きっとイライラしてただけだよ」

男「そっ..そうだよな..」

男「.....それで、委員長の悩みって?」

委員長「あっ...それはね....うん..と..」

男「............?」

委員長「おっ..男くんはさ..?幼馴染のこと...どう思ってる?」

男「!!!!」



妹『自分の発言には気をつけなよ』


男「.......そっ..それは..もちろんいい奴で、普通に好き...だけど..」

委員長「そっ..その好きっていうのは...恋」トゥルルル

男「あっ...電話...妹からだ...ちょっとごめん」

男「もしもし?」

妹『大変だよ!!弟がッ...!」

男「!!!?」

委員長「どうしたの?」

男「弟が..どっかに消えた..」

委員長「ええっ!?」



男「母さん!弟は一体どうしたんだよ!?」

母「弟が..ニュースを見た瞬間に気が狂ったように外へ行ってしまって..」

男「そのニュースってどんなニュースだったんだ?」

妹「弟の..同級生のKとLが近所の山に遊びに行ったまま行方不明になったって..」

男「!!」


夜 近所の山

ザーザー ザーザー

弟(ちくしょう...雨降ってきやがった..)

弟「おーい!K!!L!!...返事しろぉー!」

......................


弟「.....くそおぉッ!!」

声「だ.......れ..か..ぁ...」

弟「!!!」

声「.....け......ぇ..」

弟(この声は....石の上に...誰かいる!)

弟「待ってろ!今行くぞ!!」



弟「....!!..L!しっかりしろッ!大丈夫か!?」

Lは、泥まみれになって倒れている..。

L「ぁ......ぉ....と...ぅ....と...」

弟「くそっ...!」



男「!!弟からメール!」

妹「何てきてるの!?」

男「......『今俺○山にいる。いまぐきて 救急車よで』..」

男「....SOSだ!!!」

妹「早くいかなきゃ!!救急車呼んで!弟やばいよッ!」

男「待て!!..」

妹「....?」

弟「電話..つながってる..!!」


弟「早く...早く来いよ...ッ!!」

L「ぉ.....とう....と..」

弟「Lッ!?どうしたんだよ!?」

L「し...た....K...が...ぁ...!!」

弟「下!?.....!!!!」

はるか下には、衣服がぼろぼろになって倒れているKの姿があった!

弟「....ちくしょぉぉ!!」

弟「待ってろすぐに戻る!」ザシュ

弟は飛び降りた!


弟「っ..K!!しっかりしろッ!!」

K「...ぅぅ...っ..弟?...なんで?」

弟(Lより意識がはっきりしてる...)

弟「何があった?話せるか」

K「....とっ..突然...私そっくりな人がナイフもって..現れて...無我夢中で..」

弟「!!?」


男『....裏の自分に殺された..』


弟「......まさか..」

K「.....!!?弟危ないッ!!後ろぉぉッ!!!」

弟「えっ!?」ザシュ

弟「うわあああぁぁぁっ!?」

弟のびしょ濡れの肩に、ナイフが突き立てられた..!

K?「.....お前のせいだ...オマエノ..」

弟「...ぁ...がっ...ぐ...」

K「弟!?..しっかりして!!」

K?「死になさい!!」ズシャ

弟「くそっ!!」

弟は、横に転がり間一髪ナイフを避けた!

弟「K!逃げるぞ!!」

K「うっ..うん!!」


2人は濡れている急な坂道を無我夢中で走った。
弟は流れる血のせいで意識が朦朧としていた。


弟「はぁ...はぁ...」

弟(くそっ...眩暈が..)

K「弟...!大丈夫...!?」

弟「...はぁ..はぁ.....」

K?「マテエェェェェエエエェェ!!!!」

K?は、猛烈なスピードで2人を追いかけてくる!

弟「....くそっ..!!」

弟(頼む兄貴...早く来てくれ..ッ!)



K「...あっ...ああ...ぁ..」

弟「そんな....」

眼前には、足がすくむほどの崖があった..

弟(どうする...!?どうするどうするどうする!!?)


K?「ふふふ...やっと追いついたね..」

弟「...お前は一体なんなんだ!?」

K?「.....『ソイツ』の純粋な心..とでも言っておきましょうか..」

K「わっ...悪いのは私なのッ!殺すなら私を殺してよッ!!」

弟「何言って..!」

K?「それはダメ。その男は、アンタの心を邪悪に染めた張本人なのよ?...安心しなさい..。あなたもちゃーんと...殺してあげるから」ジャキ

K?は、血と雨に濡れているナイフを向けた...

弟「心を邪悪にした!?何言ってんだふざけんじゃねえ!!...ぐっ...」

K「やめて!!弟は関係ない!!」

K?「私は一度決めたことは最後までやり通すわ。あなたが一番よくわかってるでしょ?」


K「...うっ...」

弟「...俺やKが何をしたって言うんだよ..言え!」

K?「...........まあいいわ」

K?「ソイツは」

K「やっ..やめて...」

K?「アンタを奪うために自分の親友を突き落して殺そうとしたんだよ」

K「いやあああああぁぁぁぁああぁ!!!!」

弟「.....!!!!!」


K?「私の同業者にも似たような理由で穢れた自分を殺そうとしてる奴がいるけど」

K?「そいつ、アンタと知り合いなんじゃないの?」

弟「....?」

K?「まあ、その話は置いといて」

K「うっ...ううっ..」

ちょっと落ちます~m(__)m

これはおもしろいな
激期待

期待

文体、台詞の言い回しが幼稚

>>57 >>58
支援ありがとう

>>59
指摘ありがとう
初SSなもので..


弟「嘘...付くな」

K?「嘘じゃない」

弟「嘘つくんじゃねえッ!!」

K?「嘘じゃない!」

弟「....お前もなんか言ってやれよ...おい..?」

K「.............言えないよ...」

弟「...!?」

K「だって....本当なんだもん..」

弟「......そ..んな...」


K?「理解して頂けたかしら?あんたは、あんたが優柔不断だったばかりにこんなことを引き起こしたのよ?」

弟「......あ...あ..ぁ...」

K?「じゃあ、死んでもらおうかしらね」

K?はナイフを持って一歩一歩近づく..

K「弟..っ...逃げ..てぇ..!」

弟「.............」

K?「死になさい」

K「っ...!わああぁぁぁ!!!」



弟「.....おい。しっかりしろよ」

答えない。

弟「なに俺かばって倒れてんだよ...さっきのお礼のつもりかよ」

答えない。

弟「....おい」

答えない。

弟「.....なんか言えよぉッ!!」

答えない

弟「ぁ....ああ――――――――」

弟「.....俺のせいだ...俺が...ちゃんとしなかったから..」

答えない。

弟「......うっ....わああああああ!!!!」



そのあと、男と妹と母が、呼んだ救急車とともに救助に駆け付けた。

Lは意識が混濁していて、すぐに救急車に運ばれた。

Kは出血多量による意識不明の重体。

弟は、肩からの出血が酷かったが、命に別状はなかったようだ。


そして、翌日.....病院




弟「俺は、KとLに告白されたんだ」

男「.....」

弟「俺はずっと答えを渋っていた...恥ずかしかったし..何よりもう片方の奴と喋れなくなるのかもと怖くなって..」

妹「......」

弟「............ちくしょう...こうなったのも、全部俺のせいだ..」

男「弟...そんなに自分を責めるな...」

妹「.........」


弟「...少し...一人にしてくれ..アイツらを看病しなきゃ..」

妹「...うん、分かった....じゃあね」

男「.......また来る」




男「....すごい落ち込んでいたな..無理もないけど」

妹「他人事みたいに...お兄ちゃんも今そういう立場なんじゃないの?」

男「.....」

妹「...あの会話、聞いていたんでしょ?」

男「.....ああ」


K?『私の同業者にも似たような理由で穢れた自分を殺そうとしてる奴がいるけど』

K?『理解して頂けたかしら?あんたは、あんたが優柔不断だったばかりにこんなことを引き起こしたのよ?』


男「...まさか幼馴染の奴...この純粋な自分っていうのに遭っていたのか..だからあんな態度を..」

妹「ちょっと違う。幼馴染さんがあんな態度をとるようになった原因は、私よ」

男「なッ!!?」

―――――――――――
妹「..........なら」

妹「お兄ちゃんを嫌いになればいいんじゃないんですか?」

幼馴染「えっ!?」

妹「幼馴染さんは、お兄ちゃんが好きだから、その人(委員長)を憎むようになってしまったんですよね」

幼馴染「.....」

妹「幼馴染さんは自分の気持ちに正直な人です。お兄ちゃんと仲良くなるために人格を殺すってすごく大変だったでしょう?」

幼馴染「...うん」

妹「...辛いかもしれないですけど、それが一番いいと思うんです...少なくとも純粋な心を取り戻し、生き残るためには」

幼馴染「...そんなの無理だよ....男を嫌いに...なるなんて」

妹「...冷たい態度をとっていれば、最初は気にかけていても、自ずと離れるものです」

幼馴染「...うっ...うっ..」

妹「取り敢えずそれで行きましょう...」

幼馴染「どうしたら...憎むっていう気持ちを忘れられるの..?」

妹「...............」

幼馴染「........」

―――――――――――――――――――――――――
男「................」

妹「わかった?...なら、自分がどうするのか..もう分かるよね?」

男「..............」

妹「....自分に正直になって。自分に嘘をついてはダメ....。嘘をついたなら...自分の純粋な心に食い殺されるよ?」

男「....ああ」


翌日 幼馴染が純粋な自分と会って1週間後

男「....俺は...もう迷わない」


男「......幼馴染」

幼馴染「...何?話すことなんて何もない!帰って!!」

男「...すごい顔色悪いな...何があったんだよ」

幼馴染「...ッ!アンタに関係ないでしょ!?」

男「...幼馴染、一つだけ聞いてくれ..」

幼馴染「............」

男「俺は...お前が好きだ」

幼馴染「!!!!」

男「...もちろん..恋愛感情として..///」

幼馴染「....あ..あ...ぁ」

男「だから、もう委員長を憎むなんてやめてくれよ..俺はどんなことがあっても、幼馴染の事を好きでいる」

幼馴染「うっ..ううっ..」

男「また3人で仲良く都市伝説でも喋りあおうぜ?あれ、結構好きだったから」

幼馴染「うっ...うわあああああぁぁぁん...」ギュ

男「..幼馴染..」

幼馴染「ばかぁ...いつも遅いのよ..」

幼馴染「...私も..ずっと..好きだったよ..うぅっ..」

男「...うん...」


幼馴染?「ちっ...私の出る幕がなくなったじゃないの」

妹「そうですね...でも幼馴染さんの目を覚ますって意味ではよかったんじゃないですか?あなたのしたこと」

幼馴染?「まさか私達全員を見える人がいたとはね..私、びっくりよ」

妹「そうですね..」

幼馴染?「あんたも私がしたいこと分かってたんだ?」

妹「もともと思慮がある幼馴染さんですし、純粋なあなたならすることもわかってました」

幼馴染?「ふふ..すべてお見通しだったってわけか..」


幼馴染?「幸せになりなよ..?今の私..いや、幼馴染...」

幼馴染?は消えていった..

妹「................」

妹(.....なにか...引っかかるな...)


それから、いくつかの殺人事件は有ったものの、ほとぼりも冷めていった。

そして、夏休みが終わり...


ガヤガヤ ワイワイ

幼馴染「おはよう!..結構久しぶりだね」

男「おう...んー確かに..」

幼馴染「事件もなくなってきたし..安心して生活できるんじゃない?」

男「そうだな..」

委員長「......幼馴染」

幼馴染「!!...委員長」

男「......おう。委員長も久しぶり..元気だった?」

委員長「うん...まあまあ..かな」

委員長「それで...幼馴染。今日放課後屋上に来てくれない?」

幼馴染「いいけど...どうしたの?」

委員長「ちょっと話があるの」

幼馴染「...うん。わかった」

男「...............」



夕方 放課後  

幼馴染「.....委員長」

委員長「....幼馴染...」

幼馴染「...話って?」

委員長「..........男くんと一緒にいた時間は楽しかった?」

幼馴染「......えっ?」

委員長「男くんと一緒にいた時間は楽しかったのかって聞いたんだよ」

幼馴染(ビクッ!)

幼馴染「ぇ.....ぁ..あの..」

幼馴染(委員長の目...怖い..怖いよ..)

委員長「....ねえッ!!!」

幼馴染「ひっ!?」

委員長「楽しかったでしょ?楽しかったよねぇ!?私見てたの。ずっと、ずーっと貴方達を」

幼馴染「....ぁ..」

委員長「行動、仕草、表情、何処に遊びに行くのかも、何処で何をしているのかも、全部」

幼馴染「..なっ...なんでそんな..」

委員長「はぁ?...ふざけたこと言わないでよ!!」

委員長「アンタ気づいていたんだろ?私が男くんを愛していたことを!!」

委員長「そんなくせにッ!人の彼氏を横取りしたくせにッ!そんなことぬかさないで!!!」


幼馴染「ひっ...あ..ぁ..!」

委員長「きっとアンタがいなくなれば私と男くんとの関係も深くなれる..」

委員長「邪魔なの!アンタが邪魔!邪魔!邪魔!!」

幼馴染「なんでそんなこと言うの..?私たちは親友じゃなかったのッ!?」

委員長「その親友が私の男くんを奪ったんでしょ!?」

幼馴染「そんなことしてない!!」

委員長「ッ!!黙れッ!!!!」ドシャ

委員長は幼馴染を蹴とばした!!

幼馴染「ぐぁぁっ..!..やっ..やめ..て..」

委員長「親友に彼氏を寝取られる辛さがアンタに分かるのッ!?そんなことも知らないくせに、ふざけないでッ!!」ジャキ

幼馴染「ひっ..」

委員長「.......死になさい!!」

幼馴染「いっ...いやあああぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!」

?「待てぇーーーーッ!!」

委員長「ッ!?」



委員長「おっ...男くん!?」

男「はぁ...はぁ..やめろ...委員長ッ!!」

幼馴染「...ぁ....ぉ..と..こ?」

男「なにやってる...!」

委員長「え?」

男「何やってるんだ!!」

委員長「...いや、コイツが私と男くんの恋愛関係を引き裂いたから..ね?」

幼馴染「.....っ」

男「.....ふざけるなよ! 俺は...俺は幼馴染の彼氏だッ!彼女に暴力を振る奴なんてッ!大嫌いだ!!」

委員長「ッッ!!!!?」

幼馴染「ぁ...あぁ..」

委員長(......大嫌い..?)

委員長(なんで..?..なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?)

委員長(....嫌われ...た?.....私は...男くんに...嫌...わ..れ...)

委員長「....あ....あああ..」

男「...!?」

委員長「いやああああああああぁぁぁッ!!!!!!!」

男「...まさか!?」

男(飛び降りる気か!?)

男「やめろおおぉぉ!!」

幼馴染「いやあぁぁッ!!」

?「.....呆れた」

委員長「!!?」

男「あっ...あれは!?」

幼馴染「....委員長が...二人..?」

委員長?「自分の好きな人がほかの女を好きになったからってその女に暴力を振って」

委員長「...!!」

委員長?「それで男くんは自分を愛してくれているなんて勘違いも甚だしいわね」

委員長「ちっ..違う!...男くんは本当に私を」

委員長?「...黙りなさい」ザクッ

委員長?は、手に持ったナイフで委員長の腹を突き刺した

委員長「アアアアアアぁああああぁっ!!!?」

男「なっ..!?」

幼馴染「!!?」


委員長?「生きてる価値は皆無。アンタみたいな気が狂った重度の狂人はね」

委員長「ぅ....あぁ...が..ッ..」

委員長?「飛び降りて脳みそぶちまけろクズが!」

男「やめろ!!」

委員長?「っ!?」

委員長「ぁ....」

男「お前は委員長の良心なんだろ!?そんなお前がッ!なんで委員長を殺すッ!?」

委員長?「私は...これ以上穢れて狂った自分を見ているのが嫌なの」

委員長?「それに....こんな『私』が生きてたら男くんや幼馴染に迷惑かけちゃうでしょ?」

委員長「...」

男「.....ははっ」

委員長?「...?」

男「じゃあ殺せ、殺しちゃえよ」

幼馴染「...ちょっ....男..!?」

男「お前ら鈍感だな..ここまで来て俺がもう一人の俺ってことに気づかないなんてさぁ..」

委員長「..なっ..何を」

男「はぁ...もううんざり。お前らも、俺も、こんな茶番もう飽きた。早く死ねよ..委員長」

委員長「え...? なん...」

幼馴染「...ぁ..ぇ..?」


男「まっ、ほっといても死ぬだろ。おい、『良心』、ちゃんと片づけておけよ?」

委員長?「....ははっ、喜劇ね。まさかアンタが...」

男「俺は、あのクソ野郎を殺しても死ななかった。なぜかな。まぁ好都合だが」

委員長「..ぅ..そだ...」

男「..じゃあな」

幼馴染「ちょっと..男どこへ!?」

男「幼馴染。悪かった..後で詳しく話すから..」


幼馴染「...男...委員長..」

委員長?「男のところに行って、幼馴染...真実を..知って」

幼馴染「...真実...って?」

委員長?「.....ばいばい」カァァ

幼馴染「っ...!? 意識..が...!?」

突然なんですけど
Happyend..................1

Badend....................2

>>82

Happyend

>>82
おk


委員長?「..さて、ごみを始末しなきゃね...」

委員長「ぁ...が...ぃ..」

委員長?「...さようなら....『私』...」グサッ


下校中

幼馴染「..............」

男「.............」

男「.......ふぅ..」

幼馴染「...男...男なんだよね?」

男「ああ、正確には高校1年の俺だ」

幼馴染「なんで....『あの男』を殺したの..?」

男「.....なぁ、なんで己の良心が醜くなった自分を殺していると思う?」

幼馴染「...?」

男「.....この町ってさ、ちょっと昔ある事件が多発したんだよ」

幼馴染「....事件?」

男「...心がなくなる..っていう奇病」

幼馴染「...心..が?」

男「......感情が消えるってことだよ。原因はわからない..だけど一つだけ分かったのは、その心をなくした奴は全員犯罪者だった」

幼馴染「犯...罪...?」

男「....つまり、良心が消えたんだよ。そいつらは...」

幼馴染「..........」

男「話を戻すか」

男「俺は、俺ら3人で都市伝説を話したときから1週間前に、醜い俺を殺した」

男「実際には、自分が自分を殺すっていうのは1か月前から始まったみたいだけどな」

幼馴染「....!!」


男「..........また心がなくなっていくやつが増えてきた。だから俺ら『良心』は醜い自分を殺したわけだ」

幼馴染「そんな..」

男「まぁ、大半の良心は今の自分のあまりの醜さに絶望して滅多刺しとか、心臓を喰ったりとかしていたわけだが」

幼馴染「ひっ...」

男「.....なぁ、幼馴染はさ..今の俺をどう思う?」

幼馴染「............っ」

男「...幾ら良心とはいえ..俺は人殺しだ...なぜか生きているけど..」

幼馴染「...今までの男の優しさは...本物だった..私は....男を嫌いにならないよ..?」

男「.....そっか....ありがとな」

幼馴染「うん...! ずっと一緒だよ?」

男「うん....ずーっと...一緒だ」

後日 学校

先生「えー..大変残念なお知らせがあります」

先生「委員長が行方不明になったそうです」

エーウソダロ
マジカヨ
ガヤガヤ ガヤガヤ..

男「..........」

先生「何か知っている者は誰でもいいから先生に相談してくれ。分かったな?」


幼馴染「....男」

男「...あいつが..アイツが始末したんだなきっと..」

男「大丈夫だ。アイツはああ見えて意外に思慮がある。殺すことは...多分」ガラガラ

幼馴染「...!?」

男「...やっぱりな...」

委員長「........ぁ」

男「おかえり...待ってたぜ」

委員長「...うっ..うっ」

モブ「おっ..おい!委員長が帰ってきた!!」

モブ2「おっ..おおおぉ!」

モブ女「委員長..良かったぁ..心配したんだよ?」

委員長「..........ごめんなさい」


委員長「...幼馴染」

幼馴染「.....っ、委員長..」

委員長「...ホントにごめんなさい...あの時の私は..」

幼馴染「...大丈夫だよ...親友でしょ?私達..」

男(...サンキュ)

幼馴染「じゃ、早速帰ってきたところで、都市伝説話でもしようか」

男「いいねぇ...今日はどんな話なんだ?」

幼馴染「今日はねぇ....『裏の彼氏』っていう話だよ!!」     Happy End

拙いSSですが、ここまで読んでくれた人がいればすごい嬉しいです。
ありがとうございました。

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