女教師「女ちゃん、これやってみない?」 (9)

女生徒「“ソウルナンバー”……いいですね、やりましょ。」

女教師「まず、生年月日の数字を足してって……」

女生徒「2…7…15………」

女教師「出た2桁の数字をまた足す…出た?」

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女生徒「……はい、出ました!」

女教師「せーので言おう?せーのっ!」

女教師・女生徒「5!」

女生徒「え~!同じですねえ!」

女教師「嘘~!?あっ、次のページ見てみようよ。」

女教師「えーと…5は……」

女生徒「音感が良い、理想が高い、頑固……へぇ、結構当たってますね。」

女教師「音感いいん?」

女生徒「まあ……ちょっと自信がある…かな。」

女教師「それって才能じゃん!」

女生徒「いやあ……」

女教師「次のページは…」

女生徒「“ソウルメイト”…?」

女教師「同じ数字の人同士の事をソウルメイトといい、特別な相性で結ばれています…だって!」

女生徒「じゃあ、私達はソウルメイトって事ですか!?」

女教師「そう…だね!」

女生徒「嬉しい~!」

女教師「えへへ、私もだよ。やっぱり私達の仲は特別、良かったんだね。」

女生徒「はい!…でも、一体どうしてソウルナンバーの話になったんですか?」

女教師「…それはね……」

女教師「ちょっと前にこの本を読んでて、ソウルナンバーやソウルメイトの事を知ったの。それで、あなたのが知りたくなって……」

女生徒「え~!?じゃあ、既に知ってたんですね?」

女教師「うん。それで、あなたとソウルメイトだって知ってすごく嬉しかった……」

女生徒「あはは、先生ってほんと可愛いですね。」

女教師「もう、可愛いのはあなたでしょ?」

女生徒「いやいや…可愛いって言われて嬉しくないですか?」

女教師「嬉しいよ…すっごく……」

女生徒「あはは、先生大好きっ」ギュッ

女教師「私も大好き。これからも仲良くしてね?」ギュッ

女生徒「もちろん。こちらこそお願いします。」

女教師「絶対?ほんとに絶対??」

女生徒「絶対ですよ。私達はソウルメイトですから!」

END.

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