岡部「ゲームにすれば売れるんじゃないか・・・?」(281)

スマホ代行

岡部「俺が経験したタイムリープ的あれやこれや・・・」

岡部「ラブコメあり、シリアスあり、そして最後は感動のラスト」

岡部「間違いなく、金になるシナリオではないか!」

岡部「フゥーハッハッハッ!これで俺も有名ライターの仲間入りだ!」

ダル「オカリンうるさいお・・・」

ダル「エロゲ中だから黙ってくれるかお?オカリンの声が聞こえると萎える」

岡部「ダルよ・・・そんな有象無象の量産型エロゲーで満足していて本当によいのか?」

岡部「もっと面白いゲームをやりたいとは思わないか?」

ダル「ちょっとなに言ってるかわからない件。日本語でおk」

岡部「ゲームだよダル!俺は最高に面白いゲームを知っているのだ!」

岡部「その名は・・・STEINS;GATE

岡部「その名は・・・STEINS;GATE!!」

ダル「それただのオカリンがよく言ってる中二ワードじゃん」

岡部「違う、違うんだダルよ。シュタインズゲートという言葉には、もっと深い意味があったんだよ!」

ダル「最初はなかったんですね、わかります」

岡部「茶化すな。シュタインズゲート・・・それは俺たちがいまいる世界線のことだ」

岡部「俺はここにたどり着くまでに壮絶な経験をしてきた」

岡部「つらく厳しいものだったが、だからといってこのことをなかったことにしてはいけない!」

岡部「だからこそ、ゲームにするのだ!!」

ダル「よくわからんけどオカリンの脳内妄想でゲームが作りたいってことでFA?」

岡部「そのとぉーり。さすが俺の右腕だ。以心伝心ではないか」

ダル「うれしくないお」

岡部「というわけで協力するのだ」

ダル「だが断る」

岡部「ななな、なぜだぁぁぁぁ!?最高のゲームを作り出して、金儲けをしたいと思わないのか?」

ダル「オカリンの妄想シナリオで売れるわけないだろjk」

ダル「どうせ暇だからゲーム作るのは別にいいけどね。シナリオは僕も考えるお」

ダル「可愛い女の子は全部僕の嫁にして陵辱してやるお・・・フヒヒ」

岡部「だ、ダメだ!STEINS;GATEは全年齢・・・は無理か。レイティングはCを目標とするのだ!」

ダル「はぁん?いまどきエロなしでギャルゲーが売れるわけないだろjk」

岡部「そ、それはそうだが・・・シナリオにそれ以上の魅力があれば問題なかろう!」

ダル「さっきから自信満々だよね。そんなに言うんならプロットだけでも書いてみせてよ」

岡部「い、いーだろう。そのときになって自分の愚かさを悔いても遅いのだからな!」

ダル「はいはい。いいから早くするんだお」

岡部「・・・できたぞ!」

ダル「ちょ、早すぎだろ」

岡部「フゥーハッハッ!なに、頭の中にあるものを書き起こせばいいのだからな、造作もないことだ!」

ダル「いっぱしのライターみたいなこと言ってやがるお・・・いいから貸してみ」

ダル「ふーんSTEINS;GATEってこういう表記なん?悔しいけどちょっとセンスあるじゃん」

岡部「(ふん・・・お前はのちにそれが壮大な伏線であることに気付くだろう・・・)」

ダル「・・・オカリン」

岡部「どうした?」

ダル「面白いお」

岡部「フゥーハッハッハッ!そうだろう、そうだろう!」

ダル「オカリンのくせに伏線の貼り方うますぎだろ!」

ダル「しかもこれキャラがみんなすごい魅力的だお」

ダル「とくにこの主人公の相方キャラ。できる奴過ぎるだろ。こいつになら掘られてもいいお」

岡部「まぁな・・・たしかにそいつには本当に世話になった」

ダル「なにこっち見つめてるん?気持ち悪いお」

岡部「なんでもない」

ダル「メインヒロインのツンデレ天才美少女も完璧だお。頼りになるし可愛いし最高に萌える」

ダル「ラストの再会は胸が熱くなったお!後日談も見たいお!」

岡部「フフフ・・・そう急くでないぞダル。ゲームが売れればファンディスクだって出せるだろうさ」

岡部「題名はさしずめ、STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん、といったところか」

ダル「いいおいいお!夢が広がりんぐ!」

岡部「お前ならわかってくれると思ったぞ。ではさっそく製作に取り掛かろうでは、」

ダル「ちょっと待つお」

岡部「なんだ?」

ダル「これ、ツンデレの子のルートしかないのかお?」

岡部「なに・・・?」

ダル「幼馴染とか、男の娘とか、未来少女とか、メイド娘とか、他にもヒロインはいるのにもったいないお」

ダル「しかも全員結局主人公に捨てられるとか悲しすぎるだろ」

岡部「ち、違う!俺だって悩みに悩んだ末での結論だったんだ!」

ダル「・・・?悩みに悩んだけど分岐シナリオが浮かばなかったのかお?」

岡部「・・・分岐?」

岡部「そうか!その手があったか!」

ダル「分岐するのなんて簡単じゃね?このDメールを送るか送らないかのところに選択肢をつくればいいお」

岡部「・・・お前は天才か」

ダル「照れるお。そのあとは適当にちょっぴりビターな専用エンドを用意しておけばいいお」

ダル「あくまでトゥルーエンドが本命だから、それくらいでちょうどいいお」

岡部「うむ・・・しかし分岐のシナリオは俺の頭の中にはないからな・・・まぁあとで考えるか」

岡部「(それが少しでも罪滅ぼしになればいいが・・・)」

ダル「個人的にはこのメール中毒の子も入れて欲しいけど・・・ちょっと厳しいかお?」

岡部「あぁ・・・そいつはまたファンディスクのお楽しみにしておこう」

岡部「よし、方針は固まったな。今度こそ制作にとりかかろうでは、」

ダル「ちょっと待つお」

岡部「な、なんだ。まだあるのか」

ダル「この幼女キャラのことなんだけど、親父が殺されたのにこのままでいいお?」

岡部「うっ、いやしかしあれは仕方のなかったことで、」

ダル「どうせならこの部分で一回タイムリープをさせる選択肢を入れるお」

ダル「そして、その先で待っていたのは、復習の鬼と化した幼女キャラだお」

ダル「これで時間を好き勝手に操れる主人公に罪の意識を植えつけられるお。ラストにつながるお」

岡部「・・・お前、なかなかえぐいことを考えるな」

ダル「幼女に刺されるとか、ご褒美だお」

岡部「(もしかしたら本当にそんな展開が待っていたのかもな・・・罪深いことをした)」

岡部「・・・よし!今度こそいいだろう。制作を始めよう」

岡部「俺はシナリオを分岐を含めて書いてくる。お前は絵を、」

ダル「ちょっと待つお」

岡部「なんだ!まだあるのか!?」



ダル「これ、エロ入れてもよくね?」

岡部「・・・えっ」

ダル「これエロシーン入れても問題なくね?」

ダル「例えば、ツンデレの子と最後の別れを済ますところとか、なんでキスだけで終わるん?」

ダル「愛を確かめ合うんだから、セックルしかないだろjk」

ダル「いまどきキスで終わるとか、とんだヘタレ(笑)だお」

岡部「あ、いや、でも、」

ダル「うん・・・やっぱりそうだお」

ダル「分岐ルートだってやっぱりエロがないと物足りないものになりそうだお」

ダル「この男の娘なんか孕ませちゃったりしたら面白いお。斬新だお」

岡部「いや、でも、ダルさん、」

ダル「この無限ループで主人公が自暴自棄になるところ、実際にやっちゃってもよくね?」

ダル「メイド娘とお泊りとか・・・セックルしないわけないだろ」

ダル「レイティングCなんて生ぬるいお。エロは絶対必要だお。ていうか僕が描きたいお」

岡部「・・・・」

ミス:今気付いたけど無限ループのくだりは分岐後だから今できてるはずなかった
そーりー。

岡部「ち、違う!あのときはそのような雰囲気ではなかったのだ!」

岡部「そんないかがわしい空気になったことなど一度もないのだ!」

ダル「いや、どう見てもなってるだろwww」

ダル「僕が主人公だったら確実に童貞卒業してるお」

ダル「やっぱりオカリンがつくったキャラだからかお?オカリンに似てヘタレ過ぎるお」

岡部「う、うるさい!!」

ダル「そ、そんなに怒ることないだろ」

岡部「お前には失望した!この物語にエロシーンなど必要ないのだ!なぜそれがわからない!」

ダル「お、おう・・・」

岡部「お前のようなユーザーがいるから、必要のないエロや不自然にエロシーンがつっこまれたゲームが量産されるんだ!」

岡部「愛を確かめ合うのにキスでなんの不足があるというのだ!俺と紅莉栖にはそれで十分だったのだ!!」



紅莉栖「わたしがどうしたって?」

岡部「」

ダル「牧瀬氏、オカリンが牧瀬氏と愛を確かめ合いたいそうです」

紅莉栖「は、はぁ!?ちょ、突然なに!?馬鹿じゃないの!?」

ダル「突然じゃなかったらいいんですね、わかります」

紅莉栖「死ね、氏ねじゃなくて死ね!!」

ダル「でも嘘はついてないお。オカリンがなんか突然口走りはじめたお」

紅莉栖「え、岡部、ほ、ホントなの・・・?」

岡部「い、いや、そうではない!」

岡部「これはゲームの話をしていたわけであってな・・・」

ダル「ゲームと現実を混同したんですね、わかります」

ダル「そういわれればこのツンデレ天才美少女とか、まんま牧瀬氏だ・・・お?」

ダル「・・・ん!?」

ダル「・・・ちょっと待つお」

ダル「これ・・・牧瀬氏じゃね?」

岡部「な、なに!?」

ダル「ついでに言うと、この相方キャラとか、僕じゃね?」

ダル「幼馴染とか、まゆ氏じゃね?」

ダル「男の娘はるか氏だし、メイド娘はフェイリスたんじゃね?」

ダル「オカリン・・・もしかして、」

岡部「いや、ダル、待て・・・!」



ダル「ハーレム願望、かお?」

ダル「こんな壮大なストーリー作ってまで、みんなにモテたかったのかお・・・?」

岡部「あ、いや、そうではなくてだな、」

ダル「心配しなくても現実のオカリンも同じくらいモテてるお。リア充死ねお」

紅莉栖「さっきから話が見えないわね。いったいなんなの?」

ダル「これを読んでみてくれお」

紅莉栖「なになに・・・STEINS;GATE ?中二病乙って感じのタイトルね・・・」

紅莉栖「(黙々と読んでいる・・・)」

ダル「というかだお、あのメインヒロインが牧瀬氏だとすると、」

ダル「牧瀬氏と愛を確かめ合いたい云々もあながち嘘ではないような気が・・・」

岡部「ち、違う!た、たしかに登場人物はお前らをモデルにしたが、そういうわけではない!」

ダル「モデルってレベルじゃねーお」

紅莉栖「・・・な、なんなのよこれ!」

ダル「あ、読み終わったお?」

紅莉栖「お、岡部!」

紅莉栖「この話って・・・!」

岡部「(しまった・・・!)」

岡部「(紅莉栖の記憶とは合致する部分が多すぎる・・・!)」

岡部「(誤魔化せるか・・・!?)」

紅莉栖「これって、まるで・・・、」



紅莉栖「私が岡部のことが好きみたいじゃない!!」

岡部「えっ」

ダル「違わないだろjk」

紅莉栖「こ、こんなのダメ!しかも私はこんなにツンデレじゃないし!!」

ダル「なに言ってんだこいつ」

岡部「じょ、助手よ・・・少し落ち着け!」

岡部「俺はただ、面白いゲームをつくって金儲けがしたかっただけであってだな・・・」

紅莉栖「え、ゲーム?」

ダル「そうだお。牧瀬氏は、このシナリオどう思う?」

紅莉栖「・・・どう、って」

紅莉栖「まぁ、けっこう面白いんじゃない?」

紅莉栖「なんか、タイムマシンの理論とかもしっかりしてるしね。岡部のくせに」

岡部「そ、そうか・・・?」

ダル「だったら、牧瀬氏も協力してくれないか?これから制作に入るところだったお」

紅莉栖「ふうん・・・楽しそうだけど」

岡部「なに?助手になにができるというんだ?」

ダル「オカリンがシナリオ。僕が絵を担当。あとスクリプトもやるお。最低でも音楽は必要・・・」

紅莉栖「作曲なんてできないわよ?」

岡部「ほーら、所詮助手なんぞなんの役にもたたんではないか」

紅莉栖「・・・なによ。こんな穴だらけの科学考証でよく言うわ」

岡部「な、なんだと?」

紅莉栖「一応体裁はなしてるけど、細かいところはめちゃくちゃだって言ってるの」

紅莉栖「カーブラックホールだのアトラクタフィールドだの・・・」

紅莉栖「どこから引っ張り出してきた知識なのか知らないけど・・・これじゃ無理やり用語をつっこんだだけね」

岡部「む・・・(確かにそこらへんの記憶は曖昧だったからな・・・)」

ダル「決まりだお。牧瀬氏には監修をやってもらえばいいお」

まゆり「オカリンたちゲーム作るんだぁ!まゆしぃにも手伝えることある?」

ダル「邪魔すんなks……」

岡部「池沼のお前に何ができる?」

紅莉栖「あっ、じゃあこのシナリオみたいに何回か死んでくれる?」


まゆり「……………邪魔、みたいだね ごめんね えへへ」

とりあえずダル不自然に『~お』ってつけすぎだろwww

紅莉栖「監修?よくわからないけどいい響きね」

紅莉栖「とりあえず岡部の書いてきたものにどんどんつっこみを入れればいいのかしら」

ダル「それでいいお」

岡部「お、お手柔らかに頼むぞ」

ダル「じゃ、オカリンが今度は分岐も含めて書いてきて、僕はいろいろビジュアル案を持ってくるお」

ダル「今日のところは解散しようお。そろそろおなかがすいてきた」

岡部「よかろう。ではまた明日集まろう」

紅莉栖「・・・盛り上がってまいりました」ボソッ

支援

岡部「(鈴羽は・・・あのとき一緒に過去に行ってあげればよかったのかもしれないな)」

岡部「(フェイリス・・・あいつと雷ネッターとして過ごすのもよかったかもしれない)」

岡部「(ルカ子となら・・・普通の家庭を築きそうだな)」

岡部「(まゆり・・・助けることができて、本当によかった・・・)」

岡部「・・・む、もう朝か」

ダル「・・・結局男の娘が孕んでる件」

ダル「ていうかオカリン、まさかるか氏のこと・・・」

岡部「違うわ!」

ダル「あ、そうそう、未来娘って誰なん?この子だけモデルがいないような」

岡部「気にするな・・・いずれ分かるときがくる」

ダル「・・・まぁいいや。よく考えるとフェイリスたんもオカリンとくっつくのかお・・・ここだけ僕と交換しない?」

岡部「交換て・・・どうやってだ?」

ダル「言って見ただけだお」

紅莉栖「・・・・・」

ダル「牧瀬氏?どうかしたかお?」

紅莉栖「ねぇ、思ったんだけど、」



紅莉栖「これって、分岐ルートいらないんじゃないかしら?」

おいwwww

岡部「えっ」

ダル「えっ」

紅莉栖「なんていうか・・・蛇足に感じるのよね」

紅莉栖「無理やり作りました感がちょっとだけ出ちゃってるというか」

紅莉栖「特にこの幼馴染のルートとか、ルートって言えるのかしら?」

紅莉栖「これメインヒロインを犠牲にして得た世界なのよね?」

紅莉栖「それにしては、なんだかお粗末が過ぎる気がするんだけど」

おい



まゆしい






おい

  ( ^)   地面か…
  (  ) ̄
(  | |  )


  _(^o^)  フンッ!
    ( )|
  (  | |  )

       ( ^o)  うわっ!
      ̄(  )
   (   //  )

             (o^ )  なんだこれ!熱っ!
            (  )ヽ
             | | 

..三  \ \  V  /   (o^ ) 三 マグマだー♪
 三  \ \  V  / (  )ヽ 三
三   \ \  |  /  / /   三


三  ( ^o) \  V // / /  三  マグマだー♪
 三/( ) \  V / (o^/   三
三   ヽヽ  \ |  /(  /  三

..三/( )  \  V  /    (o^ ) 三 
 三  ヽヽ^o) \ V   /  (  )ヽ 三
三    \  )\ | (o^/  / /   三


>>132
もう許してやれ

>>132
これ何度見ても可愛いよな

>>133
なかったことにしてはいけない

岡部「お、おい・・・ちょっとお前それは、言いすぎじゃあないか・・・?」

岡部「俺が頑張って考えてきたラストであってだな、」

紅莉栖「うーん、頑張ってるのはわかるんだけど」

紅莉栖「やっぱりメインルートに比べてどれも完成度が劣ってるのは否定できないわよね」

紅莉栖「このメイド娘だけ、どこでもない世界線に移動するってのも無理があるし」

紅莉栖「未来娘といっしょに過去へ行って、それでいったいなんになるの?」

紅莉栖「男の娘エンドに至っては、結局だれも幸せじゃないような気がするんだけど」

紅莉栖「そこのところどう思う?」

岡部「」

うわぁ・・・助手原作批判しおったでぇ・・・・

ダル「ま、牧瀬氏、オカリンが泣きそうになってるお・・・」

紅莉栖「え、監修ってこういうことじゃないの?」

ダル「そうだけども・・・」

ダル「で、でもやっぱり、ヒロインがせっかくいるのに、分岐を作らないのはもったいないお」

ダル「それに、なんだか使い捨てみたいで気に入らない人も出てくるかもしれないでしょ・・・?」

紅莉栖「うーん・・・」



紅莉栖「じゃあ最初から使わなければいいんじゃない?」

助手これ完璧天然で言ってるだろ・・・。ただの批判厨になりそうだぞおい

岡部「」

ダル「」

紅莉栖「この幼馴染は物語の根幹に関わってくるから、必要かもしれないけど」

紅莉栖「他のキャラってべつに必要かしら?」

紅莉栖「女性キャラを増やすのって、結局にぎやかし目的が主よね?」

紅莉栖「私たちがこれから作るゲームって、予算がそれほどあるわけでもないし、時間も無尽蔵にはないし」

紅莉栖「コンパクトにまとめるのが一番じゃないかしら」

うわああああああうぜええええええええ!!!

岡部「(お、お前のせいだぞ!お前が紅莉栖に話を振るから・・・)」

ダル「(こんなことになるとは思わないだろjk!)」

紅莉栖「ねぇねぇ、反論は?ねぇねぇ」

岡部「(くっ・・・この論破厨が・・・!)」

岡部「(どうする・・・この状況!)」



まゆり「トゥットゥルー♪まゆしぃ☆です」

まゆしぃには見せるn・・・・見せても理解できないか

紅莉栖「ま、まゆり・・・今日はバイトじゃなかったかしら」

まゆり「んーとね、フェリスちゃんが少しだけ早く抜けさしてくれたの~」

まゆり「あれ?みんなで集まって何してるの?」

岡部「いや、これはだな・・・」

ダル「みんなでゲームを作ろうと話をしていたわけで・・・」

あれは小さかった頃の話だろ!やめたげてよ!

かくかくしかじか

まゆり「えぇ~そんな面白そうなことまゆしぃに内緒でするなんてひどいよ~」

まゆり「紅莉栖ちゃんの持ってるのがオカリンの書いたシナリオ?見せて~」

紅莉栖「はい・・・」

まゆり「(黙々と読んでいる・・・)」

岡部「(まゆりならきっとヒロインを削ろうなどとは言わないはず)」

ダル「(まゆ氏ならオタク文化に理解があるしね。まゆ氏がいれば簡単に牧瀬氏の言い分が通ることもなくなるはず・・・)」

いや、読ませるなwwwww

まあ、根本的に調子に乗っちゃう性格だったんだろ
熱くなったりのめり込むと周りが一切見えなくなるから、距離感を掴みかねて相手に激突する

冷静な時は頭で考えながら人並みに空気読めるけど、そうじゃないときはアスペに近い
まあ、その辺が天才なんじゃなかろうか

>>173
うわぁ

まゆり「・・・すご~い!!」

まゆり「オカリンこんなに面白い話が書けたんだねぇ!」

岡部「ふっ・・・まぁな」

まゆり「たいむりーぷとかまゆしぃには難しいことがちょっとわからないですけど」

まゆり「とってもわくわくする話だよ~すごいよ~!」

まゆり「あ、でも~」



まゆり「ちょっとこの幼馴染の扱いがひどすぎるかな~?」

やっぱりきたかwwwwww

岡部「あっ」

ダル「あっ」

まゆり「こんなに何度も殺しちゃう必要ってあるのかなぁ?」

まゆり「それに、幼馴染の専用ルート?これってなんだか、メインヒロインのおこぼれにあずかったみたいになってないかなぁ?」

紅莉栖「うんうん。それは私も思ったわ」

まゆり「うん、ていうかもっと言うと~」



まゆり「これメインヒロインは幼馴染じゃいけないのかな?」

やはり運命はまゆりVSクリスティーナに収束されるのか・・・

岡部「えっ」

ダル「おっ」

紅莉栖「・・・うん?」

まゆり「このツンデレの子もたしかにかわいいですけど、」

まゆり「ちょっと主人公が浮気性な印象を受けちゃうんだよねぇ~」

まゆり「ずっと一緒にいた幼馴染より、一か月かそこらのヒロインが大事になっちゃうって・・・」

まゆり「ただでさえ無駄にヒロインが多いんだし」

岡部「無駄・・・?」

まゆり「うん。とりあえず二人以外はカットでいいんじゃないかな?」

ダル「終わりだ・・・もう終わりだ・・・」

紅莉栖「ヘイ・・・ちょっと待って、まゆり」

紅莉栖「カットするのには賛成だけど、メインヒロインが交代するのは、どういうことかしら?」

まゆり「クリスちゃん、なんだか顔が怖いよ~?」

紅莉栖「そう?それだけ真剣にゲーム作りに取り組んでいるってことよ。まゆりは違うの?」

まゆり「そう見えるの~?そんなことないんだけどな~?」

まゆり「でもしょうがないかもね~クリスちゃんはまゆしぃより長くこのゲームに取り組んでるもんね~」

まゆり「うん、やっぱり時間が長いっていうのは大事だよね~」

まゆり「付き合ってきた時間が一番大事だと思うよ~」

紅莉栖「・・・・・・」

まゆりの頭の回転の早さがまゆりじゃない

俺も始めまゆしいがヒロインだと思ってたのに友人にヒロインがクリスティーナってネタバレされたときは怒りを忘れてえ?ってなった

紅莉栖「・・・それで?」

まゆり「なにが~?」

紅莉栖「どうしてヒロインが交代なの?理由を聞いてないんだけど?」

まゆり「あれれ~まゆしぃは今言ったつもりなんだけどなぁ」

まゆり「付き合ってきた時間が一番大事なんじゃないのかと、まゆしぃは思うのですよ」

まゆり「ポッと出のヒロインがメインって、ちょっとおかしいんじゃないかってことです」

紅莉栖「ふふふ・・・それが理由?」

これは千代丸涙目の世界線か・・・

まゆり「・・・なにがおかしいの?」

紅莉栖「え?いや・・・理屈もなにもないから、ちょっと笑えてきちゃって」

紅莉栖「うーん、論破する気にもなれないっていうか?」

紅莉栖「でもまゆりにそんなこと期待する私が間違ってたのかな?」

まゆり「・・・ごめんなさいです。まゆしぃがちょっとおバカさんだったかな?」

紅莉栖「いいのいいの。気にしないで」



岡部「」

ダル「」

オカリン「AHAHAHAHAHAHAHA!」
今笑ったらこんな感じになりそうだな

紅莉栖「さ、ヒロイン交代なんて馬鹿なこと言ってないでさっさと作り始めましょう」

紅莉栖「あ、まゆりってなにかできることある?作曲、はできないわよね当然(笑」

まゆり「・・・でも、このヒロインのせいで話がややこしくなってるんだよねぇ~」

紅莉栖「・・・まだ文句があるの?」



まゆり「だから、最初からこんな女いなければ、主人公が悩む必要はなかったって言ってるんだよ」

しゃべり方・・・

まゆり「そもそも、タイムパラドックスもののアイディアは面白いけど、その過程の説明がうざったいんだよ」

まゆり「なんとか理論だの、なんとか効果だの」

まゆり「こんなの詳しく知って喜ぶのって科学オタだけだよねぇ」

まゆり「それは全部メインヒロインがでしゃばって解説してくるからだし」

まゆり「最初から時間の連鎖にとらわれた幼馴染を助ける、でよかったと思うんだよね。無駄な設定とかこらさざすに」

紅莉栖「・・・ふぅん?」

まゆり「なにか文句あるの、クリスちゃん?」

岡部「まゆりを助けたのは未来のディストピアを防ぐついでだ」

まゆり「……………えへへ」

紅莉栖「たしかに、それもストーリーの一つ形かもね?」

まゆり「でしょう?そっちのほうが面白いんじゃないかな?」

紅莉栖「それはどうかしら?」

紅莉栖「思うんだけど、私たちは作者を置き去りにして話を進めすぎた気がするのよね」

まゆり「・・・あぁ~そうかもねぇ」

まゆり「じゃあ聞いてみよっかぁ?」

まゆり「ねぇ、オカリン」



まゆり・紅莉栖「どっちの話が、好き?」

これは緊張と恐怖で吐くレベル

こっちの手持ちに何がいたらナットレイ出しにくい?
ダルマいんのになんで平気で出してくんのこいつらちくしょう

岡部「う、う、う」

岡部「うわぁああああああああああっ!!」

岡部「飛べよおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!」



ガバッ

岡部「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

岡部「なんだ夢か・・・」

>>239
なるほど、それならマルマインで玉砕安定だな。
安心しろ。パーティ6匹全員「大爆発」覚えてる俺が言うんだ間違いない

>>241

岡部「シナリオを書いたあとで力尽きてしまったのか・・・」

岡部「・・・この話が、まさかあんなことを引き起こすことになろうとは・・・」

岡部「いや、あれは夢なんだ、そうだ、夢だ・・・」

トントン

岡部「ん?誰だ?」

続いたよかった

フェイリス「ちゃお!狂真、元気にしてたかにゃ?」

ルカ子「おか・・・、狂真さん、シナリオ、読ませていただきました」

鈴羽「岡部倫太郎!久しぶりだね~」

萌郁「・・・・わたしの、ルートがない」

綯「オカリンおじさんひどいよ~」

岡部「えっえっ?」

あばばばばばばばば

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   
 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/






       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    /´・ω・ )  
 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

フェイリス「なんだかんだ言ってフェイリスのルートもけっこう幸せだと思わないかにゃん?」

フェイリス「むしろあれが本編といってもいいのではないかにゃん・・・?」

ルカ子「ボク・・・たとえ狂真さんが死ぬとわかっていても、」

ルカ子「岡部さんの、子供が産みたいです・・・」

鈴羽「やだなぁ・・・岡部倫太郎はぼくといっしょに過去に行くんだよね?」

鈴羽「二人で行けば、きっとすべて解決するはずだよね?・・・ね?そうだよね」

萌郁「ひどい・・・わたしだって・・・幸せになりたい・・・」

萌郁「ファンディスクまで・・・待てない・・・」

綯「なんでお父さんは死んじゃったの?」

綯「なんで私は幸せになれないの?」


岡部「う、う、う、う」

岡部「うわああああああああああぁぁぁぁぁ!!」


終わり

>>261
    __、
     ,r´⌒ヽ,⌒ヽ,ヽ

   (⌒)、   .人  λ\、 ._____
    \. \    、 ヽ./ ー  ー\
     |\ \    ヽ./ ( ●) ( ●)
     |  \  \ /     (__人__) \  はいはい、なんか色々とすみませんでした
     |.   \   |       ` ⌒´   |
  .   |.   |.\_ノ\            /
  .   |.   |   |   \______/
  .   |   )  .|     . . ̄ ̄
  .   |   |  .|
     |   |.|  .|
  .   |  | .| .|

     /  / / ヽ,
    (__ノ  ヽ、__つ

は?

一応言っておくけど俺は助手派だ。断じて擬態した助手アンチじゃない

読んでくれてありがとう。おやすみ

鈴羽はボクっ娘じゃない
一人称は『あたし』だ

岡部「……開発は中止しよう」

ダル「……禿同」

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