ラノベ作家「僕は、妹が百人登場する作品を書きたいんです」 (9)

これに対する古橋さんの返答がふるっていた。
「僕は、妹が百人登場する作品を書きたいんです」
限りなく透明に近い志をこめて語った彼の姿を、私はこの先も忘れないだろう。
「「兄」を百種類の言葉で表現するんです。お兄ちゃんとか兄貴とか兄者とか兄上とか兄様とか。で、タイトルは『シスマゲドン』!」
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