半沢直樹(小学生)「ひゃくまんばい返しだ!!!」 (51)

第3話

【 1年1組 教室 】

近藤「直樹くん! 今日は転校生が来るんだって!」

半沢「楽しみだな」

近藤「でも、黒崎先生は何で先生やめちゃったの?」

半沢「ふふ……やられたら、やり返す」

半沢「ひゃくばい返しだ!!」

近藤「あはは! ひゃくばいがえしだー!」

男子A「転校生が来る!!」

男子B「ひゃくばいがえしだー!」

男子C「くるー!くるー!」

男子D「あはははー!」

 \ ワイワイ ガヤガヤ /

ガララッ
浅野「コラッ みんな静かに! さあ、はいりなさい」

渡真利「東京中央小学校からきました。とまりです!よろしくおねがいします」

近藤「優しそうで、よかったね。」

半沢「・・・・」

浅野「じゃあ、半沢くんのおとなりに座りなさい。」

渡真利「よろしくね!半沢くん」

半沢「半沢直樹だ。よろしく。」

近藤「昼休み一緒に遊ぼうね!」

渡真利「うん」

半沢「一つだけ聞きたいことがある」

渡真利「何?」

半沢「東京中央は市立の超有名校。転勤でも離れない子供も居るという。なぜこの学校に?」

渡真利「・・・・・」

半沢「・・・」

キーンコーンカーンコーン

近藤「やったー!昼休みだ 渡真利くん、一緒に遊ぼ」

渡真利「よし。じゃあ、何する?」

半沢「ドッジボールだ。」

近藤「わかった。ボールとっれくるね」

渡真利「半沢くんと近藤くんって、仲いいんだね。」

半沢「ああ。」

近藤「うわあああ!!」

半沢「どうした近藤!」

近藤「助けてー! ウワアアアン」

小木曽「あははー どろーどろー どろだんごー」

小木曽「どろだんごー」

半沢「小木曽に捕まったか!」

渡真利「小木曽って?」

半沢「6年のやつだ。今はなかよし学級に居る。」

渡真利「なかよし学級?」

近藤「たすけてー!」

半沢「そうだ!浅野先生を呼ぼう!」

半沢「浅野先生!!!!!」

浅野「どうした」

小木曽「あさのせんせいー あははは どろだんごー」

半沢「小木曽は浅野先生を気に入ってる。今のうちに逃げるぞ!」

渡真利「うん」

ダッダッダ

半沢「あ、近藤忘れた」

半沢「とりにかえるぞ!」

半沢「小木曽がいない!!!」

浅野「小木曽くんなら、砂場に戻ったよ。」

渡真利「先生!」

浅野「それと、ほら、近藤くんだ。」

半沢「先生ありがとう1」

浅野「さあ、遊んできなさい」

半沢「はーい」

ワイワイガヤガヤ

浅野「・・・・・・」

渡真利「ドッジボール!!」

近藤「いくよー!近藤ショーット」

半沢「ぐっ 強くなったな」

近藤「まあね えへへへ」

半沢「だが、俺よりはまだ弱いぞ ボンッ」

近藤「ブハアアアッエッウェエエ」

渡真利「半沢くんって、ドッジボールも強いんだね。」

キーンコーンカーンコーン

渡真利「早く教室に戻らないと」

半沢「ああ。だが近藤が気絶した。保健室に行こう」

10分後

半沢「遅れてすいません」

浅野「一体何をしていた」

渡真利「近藤くんが気絶したので、保健室に・・・」パチーン!

渡真利「いたっ」

半沢「何故叩いた!」

浅野「どんな理由があろうと、授業を中断させた責任はとってもらう!言い訳をするな!今日は3人とも居残りだ!」

半沢「なぜ近藤まで」

浅野「男は強くないとダメだ。弱い男は必要ない!」

渡真利「そんな・・・・」

放課後

半沢「わるいな・・・居残りなんかさせて」

渡真利「ううん。半沢くんと一緒ならどうってことないよ!」

近藤「カリカリ・・・ 宿題を終わらせないと・・・」

半沢「やる必要はない。」

渡真利「でも、先生が・・・」

半沢「そんなの関係ない。これは生徒に対するイジメだ。」

半沢「好調に・・・講義しに行く!」

ガラガラッ

半沢「!!」

浅野「誰が教室の外に出ていいといった!」

渡真利「おしっこにいきたくて」

浅野「そんなもの我慢だ!弱い男め!鍛え直してやる 腹筋10000回やるまで帰さん!」

半沢「ぐぬぬ・・・・」

浅野「何だその目は」

半沢「あなたに対する反抗の目です。」

浅野「反抗?いいから腹筋をしなさい!」

リーガル古美門「そもそも腹筋の意味がわからない。筋肉の発達が未熟な一年生に腹筋を要求するということは明らかに無理難題だ!
      これは一種の体罰に当たると僕は思います。いいえ、体罰です!先生という立場上で仕方ないなどと弁明するつもりなら
      やめたほうがいい。このまま教育委員会に報告しますがいいですね!」

浅野「さっさと腹筋をしろぉぉぉぉ!!!!」

近藤「手が動かないよ・・・」

渡真利「きついよ・・・」

半沢「こうなったら・・・最終手段を使う!!」

渡真利「どうするの?」

半沢「小木曽を使う!」

小木曽「どろーどろ あははは」

半沢「小木曽!ピカピカの泥団子だ!」

小木曽「泥団子ォォォxコォォォオォォォォォォオx」

半沢「こっちにこい!」

ガラガラッ

浅野「腹筋は終わったか?」

半沢「この泥団子をアイツに投げつければ」ブンッ

小木曽「泥団子!!!!!!

浅野「うわっ こっちに来るな」

小木曽「どろー どろだんごー あはははhちゅふtvgtr」

浅野「じゃまだっ」パチンッ

小木曽「うわああああああああああああん!!」

浅野「うるさい!だまれぇぇぇ!」パチン パチン パチン

小木曽「・・・・・」ピクピク

浅野「しまったついりすぎてしまった」

浅野「どこかに隠さなければ」

ゴミ捨て場

浅野「このへんでいいか」ポイッ

半沢「浅野先生!!」

浅野 ビクッ!!

半沢「すべて録画させてもらいましたよ!」

浅野「何!」

渡真利「このテープを教育委員会に提出します。」

浅野「それだけはやめてくれ!」

近藤「子供にあんな事するからだ!」

浅野「言わせておけばぁぁぁ!」

浅野「子供が何人いようと、私が負けるとでも思うか?」

半沢「ふっ」

浅野「何だ!何がおかしい!」

半沢「子供が何人いようと?いってくれるじゃないか」

半沢「じゃあ、500人以上の生徒にも負けないんだな!」

浅野「一体何を行っている」

渡真利「お前ら、出てきてくれ!!!」

出てきたのは東京中央小学校の生徒総勢500人余り。全員でフルボッコにされた浅野は小木曽と一緒に産業廃棄物として処理されることになり、テープは教育委員会に提出された。

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