京子「結衣~私と合体しようぜ~!」結衣「!?」(199)

結衣「急に何を言い出すんだよ、お前は!?」

京子「な~な~いいだろ~?」

結衣「よくないよ///」

京子「減るもんじゃないし~」

結衣「減るよ///」

京子「私と結衣の仲だろ~?」

結衣「じゃ、じゃあさ…合体するとして…」

結衣「その前に…何か、言うこと無い…?///」

京子「う~ん…言う事か…よし!」

結衣「///」ドキドキ

京子「超人合体!キョウユイガー!!!」バーン


結衣「……………ハァ?」

京子「あかり~合体しようぜ~!」

あかり「え~?うん…いいよ、京子ちゃん」

京子「いくぞ!あかり!!」

あかり「せ~のぉ!!」

2人「超人合体!」

京子「キョウアカイダー!!」
あかり「ガッタイスルンジャー!!」

京子「…あかり、ダサ!」

あかり「え~!!?酷いよ京子ちゃん!!」

京子「ち~な~つ~ちゃ~ん、合体しよ~よ~?」

ちなつ「えっ私は結衣先輩とがいいです!」

京子「そこをなんとかさぁ…」

ちなつ「まあ…結衣先輩と合体する時の為の練習にはいいかも…」

京子「よし、きた!」

ちなつ「じゃあ、今度の土曜日…私の家に来てくださいね!」

京子「え?今ここでするんじゃないの…?」

ちなつ「!!…きょ、京子先輩の異常性癖~~~!!」

京子「おっちっぱいちゃん!私と合体しよう!」

櫻子「わ~合体ですか!?やりますやります!!」

京子「いくぞ、ちっぱいちゃん!!」

櫻子「どんと来いです、先輩!!」

2人「超人合体!!」

2人「キョニュウユルセンジャー!!」

京子「あっはっは…息ぴったりだね、私達!」

櫻子「はぁ…はぁ…いい汗かきました!」

京子「おぉ、おっぱいちゃんも発見!合体しようぜ~」

向日葵「!!?…せ、先輩…本気で言ってらっしゃいますの?」

京子「私はいつだって本気だよ!!」

向日葵「そんな…でも、私には心に決めている子がいますし…///」

京子「え~やろうよ~!さっき、ちっぱいちゃんともやったけど…」

向日葵「!!!」

京子「すっげ~気持ち良かったよ!!なんて言うか…こう」

京子「心も体も混じり一心同体になる感じがさ…おっぱいちゃん?」

向日葵「」

京子「綾乃~!あれ、いない…」

京子「じゃあ、会長さんでいいや!私と合体しませんか~?」

りせ「…」

京子「じゃあ、行きますよ!せ~の!!」

りせ「…」

京子「超人合体!!」

京子「生徒会長の歳納京子!!」
りせ「…」

京子「ふ~会長さん、良かったですよ!またやりましょうね!!」

りせ「…」

西浦「りせ!」ガラ

西浦「さっき廊下で歳納とすれ違ったが、2人きりだったのか?」

りせ「…」

西浦「おや…心なしか髪が少し伸びているようだ…」

京子「おぉ!千鶴~私と合体しようぜ~!!」

千鶴「あぁん?」

京子「ほらほら…こう、体をすり合わせて…」

千鶴「近付くんじゃねー!!」ゲシ

京子「おぼふ!」

千鶴「前々からチューだのなんだの、セクハラをして来たが…」

千鶴「まさか、お前がそんな腐れビッチだとは思わなかったよ!!」

京子「え…何?」

京子「私が…腐れ…ビッチ?」

京子(え…私はただ合体しようとしただけなのに…)

京子(そういえば…合体してくれる子としてくれない子で温度差があったような…)

京子(してくれなかった子に理由を聞くのが手っ取り早いけど…)

京子(恥ずかしい理由だったら嫌だし気まずいよな…)

京子(…そうだ!!)

京子(顔見知りで年上の人なら、もし変な意味でも笑って許してくれるかも!?)

あかね「いらっしゃいませ~」

あかね「ご注文は何にしますか~?」

京子「私と合体してください!」

あかね「…」

あかね「…アルバイト、もう少しで終わるから待っててくれる?」

京子「わ、分かりました!」

京子(この反応…やっぱり変な意味だったのかな…?)

あかね「京子ちゃん…合体の意味、分かって言ってる?」

京子「え~と、合わさると言うか…くっ付くと言うか…」

京子「こうアニメのロボット2つが1つに変身する感じの…」

あかね「そうね…普通はそう意味なのよね…」

京子「あっ!やっぱり別の意味があるんですね!?」

京子「教えて下さいよ~~~!」

あかね「う~~~ん、口に出すのはちょっと恥ずかしいわね…」

あかね「私の家に来ない?あかりも居るはずだし…」

京子「はい、合体の別の意味を教えてくれるのなら!」

あかね「ただいま、あかり!」

あかり「あっお姉ちゃん、おかえり…あれ~?」

京子「よっあかり~!」

あかり「お姉ちゃんと京子ちゃんが一緒なんて珍しいね…」

京子「ちょっと、あかりのお姉さんに教えてもらいたい事があってさ~」

あかね「あかりの部屋を使うから、下で大人しくしてなさいね」

あかり「分かったよ、お姉ちゃん!」

あかり(教えてもらいたい事って何だろう?)

あかね「こんなものかしらね…」バラバラ

京子「わっこれ全部エッチな本ですか!?」

あかね「えぇ、普通のを探すのに苦労したわ…」

京子(これが普通って事は…エッチの先に一体何があるんだ…?)

あかね「まぁまぁ1冊、読んでみて…」

京子「それじゃあ遠慮無く…」

京子「…」ペラ

京子「><」

京子「こ…こ…これ、繋がっちゃってますよ!?」

あかね「そうね、繋がるって他に何て言うのかしら?」

京子「……………!!!」

あかね「それを知ってる子には、京子ちゃんが『〇〇〇したい』って言ってるように聞こえたのよ」

京子「そ………そんな………」

千鶴(腐れビッチが!!)

京子(うわぁぁぁ!!私は何て事を言い回っていたんだ!!)

あかり「」ドキドキ

京子「お姉さん…」

あかね「何、京子ちゃん?」

京子「このエッチな本、何冊か貸してもらえませんか?」

あかり「!!」

あかね「いいわよ、寧ろ全部持っていって!」

あかね「これらは全部、一時の気の迷いで買った物だから…」

京子「あ、ありがとうございます!!」

あかり(あかり、興味本位で聞き耳立ててたけど…)

あかり(うわわ、とんでもない事を聞いちゃったよ~!)ドキドキ

京子(私がビッチなのはもう、受け入れよう!だけど…)

京子(新たな犠牲者は出させない!待ってて…あかり、ちっぱいちゃん、会長!)

翌日

京子「ちっぱいちゃん、ちょっと時間ある?」

櫻子「わ~また合体ですか~?やりますやります!!」

京子「し~~~っ!!」

櫻子「え?え?」

京子「はぁ…」

京子(恥ずかしい子…意味を知ってると、こんなに見え方が変わるのか…)

京子「とりあえずさ、トイレ行かない?」

櫻子「え…トイレで合体するんですか…?」

京子「…」

京子「トイレの個室に2人で入るのは、ちょっと狭いな…」

櫻子「それでそれで!秘密の話って何ですか!?」

京子「あのさ…合体に他の意味があるの…知ってる?」

櫻子「うおぉぉぉ!!強くなる以外にどんな効果があるんですか!?」

京子「う~~~ん、その合体以外の意味って事で…」

櫻子「???」

京子(もう、見せた方が早いかな…?)

あかり「」ドキドキ

京子「これ…なんだけど………」バサ

櫻子「ひょわぁぁぁ!!エロ本だぁぁぁ!!」

京子「しぃ~~~!!」

櫻子「す…すみません…」

櫻子「それで先輩、私にエロ本渡してどうしようって言うんですか?」

京子「あれ…エッチな本とか平気なの?ちっぱいちゃん」

櫻子「えぇ、小さい頃よく川原で捨ててあるのを拾って読んでましたから!」

京子「!!」

京子「そ…そうなんだ…へぇ~」

京子(私とこの子は似てるって言われるけど…)

京子(私と違って、この子は昔から元気で活発だったんだな…)

あかり「」ドキドキ

京子「…それじゃ、話が早い!」

京子「合体の別の意味は、エッチな本に載ってるような事がしたいって意味だよ」

櫻子「へぇ~~~」

京子(一々リアクションが薄い…私なんか絶望したのに…)

京子(今まで口にしていた意味を知ってこれなら…この子は思ったより大人なのかも…)

櫻子「先輩、私にそれを教えたって事は…」

京子「うん…ちっぱいが恥をかかない為…」

櫻子「私と別の意味の合体がしたいって事ですよね!?」


京子「…えっ?」

あかり「」ドキドキ

京子「そ…そんな事…私は///」アセアセ

櫻子「え~~~やりましょうよ~~~?」

京子「ほ…ほら、ちっぱいちゃんにはおっぱいちゃんが居るでしょ?」

櫻子「向日葵相手にはもう飽きるくらいやり尽くしましたよ~!」

京子「ちょ、ちょ、えぇ~~~!!?」

京子(大人どころかビッチじゃん!!!)

櫻子「先輩~覚悟~~~!!」ガバッ

京子「い、嫌~~~!!」

あかり「」ドキドキ

京子「痛い痛い痛い!!」ギリギリ

櫻子「もうギブアップですか~先輩~~~?」

京子「うん、ギブギブ!!」ポンポン

櫻子「へっへ~~~私の圧勝!!」ブイ

京子「はぁ…はぁ…あの…これは?」

櫻子「え………エロ本の内容じゃないですか?」

京子「…どういう事?」

櫻子「だ~か~ら~プロレスの事でしょ~~~!?」

京子「はぁ…なるほど…ね」

あかり「」

京子(ホッとしたと同時に、私と同じショックを受けるのが確定してしまった…)

京子「あの…さ…」

櫻子「?」

京子「今、手に持ってるエッチな本…読んでみなよ…」

京子「子供の時と見え方が変わってるかもよ?」

櫻子「そっか~~~じゃあ、読んでみますね~~~」ワクワク

櫻子「…」

櫻子「><」

櫻子「こ、こ、これ、これ!?///」

京子「なっ合体…してるだろ?」

櫻子「はぁ…はぁ…///」

京子「ちっぱいちゃん!取り敢えずエッチな本から目を離して…」



櫻子「そんな…合体って…こう言う意味もあったんですね…」

京子「うん…私も昨日しってショックを受けたよ…」

京子「それで、合体は私以外とはしてないよね?おっぱいちゃんと、とか…」

櫻子「向日葵なんかと合体なんてしませんよ!先輩とだけです!」

京子「そっか…良かった…被害を最小限に抑えられて…」

櫻子「それで、先輩!このエロ本は私にくれないんですか!?」

京子「…はぁ」

あかり「」ドキドキ

京子「次は、会長さんか…」

京子「エッチな本はちっぱいちゃんにあげちゃったからな…」

京子「…そうだ!」

京子「私には絵の才能があるじゃないか!」

京子「会長さんが合体してるところを絵にすれば…」

京子「でも…相手はどうするかな…」

京子「…」

京子「会長さん!」ガラ

りせ「…」

京子「良かった、会長さん1人だ…」

りせ「…」

京子「ちょっと、私と一緒にトイレに行きませんか?」

りせ「…」

りせ「…」

りせ「…」スク

りせ「…」パタン

京子「ちょ、ちょっと!私がまだ入って無いのに個室のドア閉めないで下さいよ!」

りせ「…」

りせ「…」

りせ「…」ギィ

京子「何だろう…今の間は…?」パタン

りせ「…」

京子「さて、さっそくお話が………って」

京子「何でパンツ脱いで便座に座ってるんですか!?」

りせ「///」

京子「もう!普通にトイレしに来たのなら、そう言って下さいよ!!」バタン

ジャー

りせ「…」

京子「会長さん…昨日、私と合体してくれましたよね?」

りせ「…」

京子「私達のした合体って言うのは、その…普通の意味の合体ですけど…」

りせ「…」

京子「他の意味の合体って知ってますか?」

りせ「…」

京子(反応が無いから分からないけど…)

京子(知らなかったから、昨日合体してくれたって事で話を進めよう!)

京子「それで…ですね!私は今日、別の意味の合体を教えに会長さんをトイレに連れ込みました…」

りせ「…」

あかり「」ドキドキ

京子「本当は参考資料があったんですけど…」

京子「今はとある事情でそれが無いので、私が分かり易く絵にしてきました!」

りせ「…」

京子「見てください!これが合体の別の意味です!」バッ

りせ「…」

りせ「…」

りせ「><」

京子(!!…今の反応は確実に理解してくれたみたい!)

京子「つまりですね、合体したいって言われた時に拒否しないと…」

京子「この絵のようになってしまうんですよ!!」

りせ「…」

りせ「…」

りせ「…」サワ

京子「!!!…か、会長さん!?そこは私の…///」

あかり「」ドキドキ

どこ触ってるのかしらー

櫻子「先輩!今から向日葵と合体してきます!」

京子「><」

りせ「…」サワサワ

京子「駄目ですよ~私は別に、会長さんと別の意味の合体をしに来た訳じゃ…///」

りせ「…」

りせ「…」

りせ「…」ホッ

京子「ホッ…って、何をそんな安心した風な…」

りせ「…」

京子(絵の方をじっと見て…一体何が言いたいんだろう?)ペラ

京子「あっ絵を落とした…ひえ~トイレの床じゃ、もう駄目だな…」

京子「まあ、会長さんも理解してくれたみたいだし…もう必要ないか!」

りせ「…」

あかり(あれ、トイレの下から紙が…えっこの絵!!)

あかり(京子ちゃんが会長さんを…京子ちゃんって男の子だったの!?)

京子「残りはあかりか…」

京子「一番純粋そうだし、私やちっぱいちゃん以上のショックを受けそうだ…」

京子「取り敢えず、視覚的に教えるのは無しだな!」

京子「きっと白目向いて気絶しちゃうから…」

あかり「!」

京子「噂をしていれば…あかり、み~つけた!!」

あかり「」ダッ

京子「ちょ、え?逃げるなよ!?あかり~~~!!!」

京子「あかりぃ!!」ガシ

あかり「!!…いやぁ~離して、京子ちゃん!!」

京子「落ち着けよ、一体何なんだよ!?」

あかり「京子ちゃん、あかりと合体する気なんでしょ?」

京子「………ハァ?」

あかり「お姉ちゃんからエッチな本貰ってた時から怪しいと思ってたけど…」

あかり「まさか、京子ちゃんが男の子さんだったなんて!!」

京子「何でそれを知って…」

あかり「やっぱり!!」

京子「違っ、エッチな本を貰った事の方だよ!!」

京子好きになった

あかり「あかり、昨日の夜から京子ちゃんの事が気になって…」

あかり「今日はずっと後をつけてたんだよ!」

京子「!!」

京子(それじゃあ、あかりは合体の別の意味をもう…)

あかり「最初は櫻子ちゃんをトイレに連れ込んで…」

あかり「その次は会長さんをトイレに連れ込んで…」

あかり「最後はあかりをトイレに連れ込む気だった…」

あかり「京子ちゃんは女の子なら誰でもいいんだよね!?」

京子「あかり………」スル

あかり「京子ちゃんが男の子さんなのは黙っててあげるから…」

あかり「もう、あかりには関わらないで!!」ダッ

京子「あかりぃ!!あかり~~~!!」




京子(な、何だこりゃ!?)

あかね「いらっしゃいませ!」

あかね「ご注文は何にいたしますか?」

京子「失われた絆…」キリ

あかね「…」

あかね「…アルバイト、もう少しで終わるから待ってて」

なんかこの京子とあかねさんの組み合わせ好きだ

あかね「そう…あかりが京子ちゃんの事を男の子と勘違いしてるのね…」

あかね「…何で?」

京子「こっちが聞きたいですよ!!」

京子「ついこの前、ビッチと言われて傷ついていたのが懐かしい…」

あかね「原因はともかく、誤解を解くのは一瞬じゃない?」

京子「!…何か誤解を解くいい方法があるんですか?」

あかね「簡単じゃない?今日も私の家に来なさい」

あかね様ぁー

あかね「ただいま、あかり!」

あかり「おかえりなさい…」キョロキョロ

あかね「どうしたの、あかり?」

あかり「な、何でも無いよ!お姉ちゃん!」

あかね「はぁ~汗かいたわ…あかり、お風呂温めて?」

あかり「分かったよ、お姉ちゃん!」パタパタ

あかね「…さっ今の内に上がって!」

京子「おじゃましやす!」

あかり「お姉ちゃん、お風呂沸いたよ~」

あかね「そう…あかり、今日はお姉ちゃんと一瞬にお風呂入らない?」

あかり「入る~!一緒に入るのは久しぶりだね、お姉ちゃん!」

あかね「お姉ちゃんは少ししたら入るから、あかりは先に入ってて…」

あかり「は~~~い!!」パタパタ


あかね「…京子ちゃん、分かってるわね?」

京子「はい!」

あかね「くれぐれも、あかりと合体しちゃ駄目よ!!」

京子「そっちですか!?」

キュッキュッシャー

あかり「♪~」

ガチャ

あかり「あっお姉ちゃ………!!!」

京子「よう、あかりぃ!!」

あかり「京子ちゃん!?ど、どうして…?」

京子「いや~あかりの裸が見たくてさ~」

あかり「きゃ~~~!!やっぱり男の子さんは最低だよ!!」

京子「ほら、代わりに私の裸も見ていいからさ!」

あかり「いや~~~見たくないよ!!」

京子「見ろよ!!」

あかり「やだ~~~!!」

京子「ほら、見ろって!!」

あかり「><」

京子「おい!!!」

京子「こうなったら無理矢理…!!」

あかり「助けて~~~お姉ちゃ~~~ん!!!」

あかね「あかり~~~!!!」ゲシ

京子「あふん」ドサ


あかり「お姉ちゃん…」

あかね「ごめんね、あかり…怖かったでしょ?」

あかり「うん…あかり、京子ちゃんと合体しちゃうかと思った…」

あかね「もう大丈夫よ、この男の子はお姉ちゃんがお外にポイしておくから」

あかり「えへへ~お姉ちゃん大好き~」


京子「そ…そんな…ガク」

京子「…はぁ」トボトボ

京子(あかりには誤解されたまま…いや、更に悪化したみたいだし…)

京子(あかねさんには金輪際、ウチの敷居を跨がせないと言われてしまった…)

京子(どうしてこうなったんだ?ただ私はみんなに恥をかいて欲しく無かっただけなのに…)

ガサガサ

京子「ん?河原に誰か居るな…」

櫻子「」ガサガサ

京子「ちっぱいちゃん!?」

櫻子「あっ…せんぱ~~~い!!」タッタッタ

まさかのw

櫻子「見て下さい!さっき、そこで拾ったエロ本ですよ~!」

京子「いや、私はエッチな本にそんな興味は無いし…」

櫻子「え~~~私にエロ本の認識を改めさせてくれたのは先輩じゃないですか?」

京子「違うよ!!合体の認識を改めさせたんだよ!?」

櫻子「そうでしたっけ?」

京子「…はぁ」

櫻子「ちぇ~~~先輩は私の唯一のエロ本仲間だと思ってたのに…」

京子「嫌な仲間だね…」

櫻子「も~~~他の女の子じゃ、エロ本の良さを分かってくれないよ~~~」

京子「そりゃ…男の子の為に作られた本だから、当たり前でしょ?」

櫻子「えっ私、女の子だけど…エロ本好きですよ?」

京子「!!」

京子(そうだ、あかりは私がエッチな本を貰ったのを決定打にしたんだ!)

京子(それなら、女の子でもエッチな本が好きな事をアピール出来れば!)

京子「ちっぱいちゃん…ごめん、嘘ついたよ」

櫻子「へっ?それじゃあ…」

京子「あぁ!私は本当はエッチな本が大好きだぁ~~~!!」

櫻子「師匠~~~私、一生ついて行きます!!」

京子「よし来た、さっそく明日エロ本同盟の勧誘を行うぞ!ちっぱい隊員!!」

櫻子「ブッラジャ~~~!!」

キャラがwww

翌日

櫻子「あかりちゃん、あかりちゃん!!」

あかり「何…櫻子ちゃん?」

櫻子「ちょっと私のトイレに付き合ってよ~~~」

あかり「!!」ビク

櫻子「…あかりちゃん?」

あかり「ううん、何でも無いよ…行こ?」

櫻子「うん!!」

あかり(櫻子ちゃんは男の子さんじゃないし、平気…だよね?)

櫻子「さっ一緒に入って!」

あかり「えっ…2人で個室に入るの?」

櫻子「そうだよ、さっ早く!!」

あかり「わ…分かったよ…」


京子「ウェルカム、A・KA・RI~~~!!」

あかり「!!」ビク

櫻子「個室に3人は流石に狭いですね、師匠」

あかり「京子ちゃん!?まだ…あかりとの合体を諦めてないの…?」

櫻子「なんと!?師匠、私に本場の合体を見せる為にここへ…?」

京子「違うだろ!ほら、ちっぱい隊員例の作戦を実行するぞ!」

櫻子「ほいキタ!!あかりちゃん…」ガシ

あかり「へっ?」

櫻子「くらえ~~~」キュッ

あかり(!!…あかりの手を櫻子ちゃんがお股で挟んでる!?)

あかり(温かい…///)

京子「あかり、ちっぱいちゃんは男の子か…?」

あかり「………女の子だよ」

櫻子「イエーーース!!」

京子「ほら、ちっぱい隊員!約束のエッチな本だ!!」バッ

あかり「!!?」

櫻子「わ~~~い、ありがとうございます!師匠!!」

京子「この通り、ちっぱいちゃんは女の子だがエッチな本が好きだ!」

京子「よって、エッチな本好き=男の子は成り立たない!」

あかり「…」

あかり「…櫻子ちゃんはあかりと合体したい?」

櫻子「したい!!」

京子「はいっ!?」

あかり「そう…それじゃあ…エッチな本が好きな人は…やっぱり………」

あかり「男の子さんじゃなくても危険なんだよ!!」バタン

京子「ちょっ!!あかりぃ~~~!?」


京子「ちっぱいちゃん…どうしてあんな事を…?」

櫻子「すみません師匠…エロ本を前にムラムラしてて…」

京子「はぁ…」

京子(とりあえず、男の子疑惑は晴れたみたい?だけど…)

京子(エッチな本好きは合体を狙う方式が出来てしまい…)

京子(そして、私がエッチな本好きだと言う誤解が残ったままと)

櫻子「はぁ…はぁ…」

京子「…はぁ」

ジャー

京子「あれ?隣に人居たんだ…それじゃあ、さっきの聞かれてた!?」バタン

京子「すみません!!さっき隣から聞こえた話は他言無用でお願いします!!」

りせ「…」

京子「…えっ?会長さん?」

京子「と言う訳でして…」

りせ「…」

京子「何とかして、友達の誤解を解きたいんですよ!」

りせ「…」

りせ「…」カキカキ

京子「会長さん?」

京子(文字書いてるのかな?普通に喋ればいいのに…)

りせ「…」バッ

京子「文字じゃ…ない?これは…絵?」

りせ「…」

京子「私と…あかりと…その真ん中に…これはエッチな本…かな…?」

りせ「///」

京子「!!!…なるほど、友達をエロ本仲間にしてしまえば誤解も何も無くなるって事ですね!?」

京子「流石、生徒会長!!ありがとうございました!!」バタン

りせ「…」ドヤ

部室

あかり「ごめん、みんな~遅れちゃった~~~」ガラ

あかり「あれ?今日はまだ誰も来てないのかな…?」テトテト

あかり「あれ?机に何か置いてある………!!」

あかり「こ…こ……これは、エッチな本!?」

あかり「きっと京子ちゃんのかな…ところ構わずエッチな本を読むなんて!」

あかり「もう、あかり怒ったよ!こんな本、捨てちゃうんだから!!」プンプン

ポス

京子(あちゃ~失敗かな~~~?)

あかり「…」

あかり「…」

あかり「…捨てるのは、やりすぎかな?」

ガサゴソ

あかり「元の位置に戻しとこっと…」

あかり「…」

あかり「…」

あかり「ちょっと汚れちゃったかも…」

あかり「軽くティッシュで拭けば平気かな…?」

あかり「…」シュッシュ

あかり「…」シュッシュ

京子(…)

あかり「!」ビリ

京子(!)

あかり「きゃ~~~どうしよどうしよ!?」

あかり「エッチな本とは言え、弁償しなくちゃかな~?」

京子(今だ!!)

京子「オス、あかり~」

あかり「!!!」サッ

あかり「きょ…京子ちゃん…」

京子「あれ~私の置いておいたエッチな本が無いぞ~」

京子「ど~こ行ったのかな~~~?まさか、あかりが………」

あかり「…」

京子(よし、これであかりから本を取り上げれば…)

あかり「京子ちゃん…ごめんなさい!」バサ

京子「!!」

あかり「あかり、京子ちゃんのエッチな本を勝手に読んで表紙を破いちゃったんだ…」

京子「あかり………?」

あかり「えへへ、京子ちゃん達の事を散々酷く言ったのに…」

あかり「今から、あかりも京子ちゃん達の仲間入りだよ~宜しくね!」

京子「…」

京子「嘘だよ…」

あかり「えっ?」

京子「その本は私が仕組んだんだ!」

京子「あかりがその本を持ったところで差し押さえる為に…」

あかり「京子ちゃん…?」

京子「私、最低だろ!?あかりをハメようとしたんだよ…!!」

あかり「京子ちゃんは最低なんかじゃないよ!」

京子「はっ!?なんで!?」

あかり「だって…黙ってれば良かったのに…」

あかり「こうして、あかりに本当の事を話してくれたじゃない…」

京子「あ…あかり………」

あかり「本当はね…これが京子ちゃんの罠だって気付いてたの…」

京子「!!」

あかり「最初からじゃないけどね?それに、破いたのもワザとじゃないよ?」

あかり「拭き終わったら、ちゃんと読むつもりだったんだ…」

あかり「そこを京子ちゃんに見てもらえば、京子ちゃんの作戦通りでしょ?」

京子「じゃあ、気付いてたなら…なんでワザと罠にかかるような事を?」

あかり「あかりもずっと京子ちゃんと仲直りがしたくて、きっかけが欲しかったんだよ!」

あかり「さっき本当はトイレで誤解は解けてたのに、あかりが逃げちゃったから…」

京子「あかり~~~!!」ダキ

あかり「京子ちゃん!!」ダキ

京子「…」

あかり「…」

京子「なぁ…あかり…」

あかり「何…京子ちゃん…?」

京子「…このまま合体しない?」

あかり「うん…いいよ、京子ちゃん!」

京子「じゃあ…行くよ…」

あかり「来て…京子ちゃん…」

2人「仲良し合体!!」

京子「キョウアカリン!!」
あかり「友情仮面!!」

京子「…あかり、ダサ!」

あかり「え~~~一生懸命考えたのに~~~!!」

京子「はっはっは、やっぱり合体はこっちの方がしっくりくるよな!」

あかり「そうだよ、あかり達は無理に大人にならなくていいんだよ!」

京子「あかり、次は四人で合体だ!ちっぱいちゃんと会長さんも呼ぶぞ!!」

あかり「うん、あかり楽しみだよ~~~!!」



お わ り !

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