P「ああ、真美気持ちいいよ」亜美「えっ」(229)

みたいな感じでお願いします


亜美「……今真美って言った?」

P「え、いやその」

亜美「私亜美なんですけど」

P「うん、分かってます……亜美気持ちいいよ」

亜美「いやいや、誤魔化さないでくれる?」

亜美「何? なんで間違えたの? ねぇ」

亜美「真美はもう・・・」

P「あはは、なに言ってるんだ?ここにいるじゃないか」

やよい「うっうー・・・」


P「……言ってないよ?」

亜美「絶対言った」

P「聞き間違いじゃないか? 亜美と真美ってひびきが似てるし」

亜美「そっかー、私が間違ってたかー」

P「そうそう」

亜美「ふざけんな」

P「……すみません」

亜美「え? すみませんって何、認めんの? 言い間違えたって認めんの?」

P「うん、間違えた……」

亜美「はいって言えよ」

P「はい、私が間違えました。すみません」

亜美「……とりあえず、抜こうか」

P「あ、はい」

亜美「で、何で間違えたの?」

非常にいいですよ~


P「え? いや、言い間違いぐらい誰でも

亜美「名前間違われるの嫌いだって、前にも言ったよね?」

P「はい、覚えてます」

亜美「そんな時兄ちゃんなんて言った?」

P「……」

亜美「なんて言った?」

P「……もう二度と間違ない」

亜美「だよね? そう言ったよね?」

亜美「じゃあ、なんで間違えたの?」

P「それはその……」

亜美「真美のこと考えてた?」

P「いや、そういうワケじゃないけど」

亜美「……ひょっとして真美とも付き合ってるとか?」

P「そんなことないって!」

亜美「どうだかなー。兄ちゃん女たらしだしなー」


P「絶対にない! 誓ってもいい」

亜美「んー信じられないなー。つい食べちゃったとかありそー」

P「食べちゃったって……まだそんな

亜美「まだ?! まだって言った?!」

P「あ、いや、違う! 誤解、誤解だって!」

亜美「『亜美が好きだ』ってのは嘘だったんだ! 兄ちゃんは真美でも良かったんだ!」

P「亜美、落ち着けって。俺が好きなのは

亜美「兄ちゃんなんか……プロデューサーなんか死んじゃえ!」


P「あー、行っちゃった」

P「まだ出してないのにな……」

P「……」ピッ

プルルル、プルルル

真美『どしたの、兄ちゃん。こんな時間に』

P「いや、今から会えないかなーって」

真美『いいよー、どこにいんの?』


P「いつものとこ」

真美『またぁ? でも今日は……』

P「いいだろ? 俺には真美しかいないんだよ」

真美『そう言われちゃうと弱いなー。ようし、そこで待っておれ』

P「愛してるよ、真美」

真美『真美もだよ、兄ちゃん』ピッ



P「……これだからプロデューサーはやめられないな」

やっぱり即興は難しいね


真美「おまたセックス!」

P「アイドルがそんなはしたないこと言うな」

真美「えー、兄ちゃんがそれ言う?」

P「ははは、それもそうだ」

真美「いやー、この密会も久しぶりですな」

P(亜美と交互になったからな)

真美「亜美にばれないかって、もー毎日ヒヤヒヤだよー」

P(亜美も同じだろうな)


真美「そうそう、聞いてくださいよ旦那」

P「どうした?」

真美「最近亜美のやつが誰かと付き合っておるようなのですよ」

P「……ほー、それは初耳だ」

P(バレそうになってんじゃねぇか)

真美「今日も追跡調査をしていたのですが、見事にまかれてしまいました」

P「亜美だって隠したいことのひとつふたつあるだろ。あんまり詮索するなよ」

P(バレたら俺の首が飛ぶ)


P「まあ、亜美のことは置いといて……やるか」

真美「ぬふふ、シャワー浴びてくるね」



P「ふぅ……亜美はどうしようかな」

P「事務所のみんなにバラすってことはない、と思いたいが……」

P「フォローしとかないとなー」


ピリリリン、ピリリリン

P「? 真美の携帯か」

P「……げ、亜美からだ」


P「……えい」プチッ

真美「今携帯鳴ってた?」

P「ああ、俺の携帯がな」

P「っていうか、ちゃんと体拭いてから出て来い」

真美「兄ちゃんが拭いて?」

P「……しょうがないヤツだな、お前は」

真美「えへへ」



亜美「切られた……どうしてでないの、真美……」

1時間ぐらい英語の勉強してくる


P「これでよしと……」

真美「ねぇねぇ?」

P「ん?どうした」

真美「チューして」

P(……正直、前戯とかやってられっかって気分なんだけど)

P「今日はちょっと違う雰囲気でやってみないか?」

真美「どんな?」

P「強姦風」

    /\___/ヽ

   //~    ~\:::::\
  . |  (・)   (・)   .:|
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|   
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\


真美「えー、激しいのはちょっと……」

P「頼むよ、今日だけでいいから」

真美「むー……痛くしないでね?」

P「よっしゃ、じゃあ横になっ


ピリリリン、ピリリリン

真美「あ、亜美からだ」

P(チッ、粘着質なヤツ……)

真美「もしもしー、なんじゃらほい」

亜美『真美? 大事な話があるんだけど、今どこ?』

真美「えっ、今? 今はねー」チラッ

P「事務所にいるって言っとけ」ヒソヒソ

真美「兄ちゃんと事務所にいるよー」

P(『兄ちゃんと』は余計だ馬鹿!)

亜美『……奇遇ね、私も事務所にいるのよ』

真美「あ、あーそーなんだー!あはは」

亜美『なんで嘘ついたの?』


真美「兄ちゃん兄ちゃん、亜美、事務所にいるって」ヒソヒソ

P「マジかよ……」

亜美『今なんか言った?』

真美「え、いやー、こっちの話ー、あは、は」

亜美『……さっき『兄ちゃん』とって言ったよね』

真美「ご、ゴメーン!そこもウソなんだよー。今友達と一緒なの!」

亜美「ふーん、そう……」


真美「? 亜美? もしもーし?」




アーイ、レディー、アーイムレディー、ハージメーヨオー

P「! 俺の携帯に、事務所の電話か!」

亜美『どうしてそこからプロデューサーの着信音が聞こえるのかな?』

真美「……隠しててゴメンっ! 実は真美、兄ちゃんと付き合ってんの!」

P「ば、馬鹿っ!」

真美「それでね、今兄ちゃんとホテ

P「電話貸せ!」

P「亜美! このことは今度ちゃんと話し合おう! なっ?」


亜美『……私が飛び出して、すぐ真美を呼んだんですか?』

P「隠してたことは謝るから! 落ち着いてからもう一度

亜美『そこで待ってろ』プチッ


P「……ヤバい」

真美「……そんなに怒ってた?」

P(どうする? どうすればいい……)

真美「ねぇ、どんな感じだった?」

P(逃げても……明日には顔合わせることになるし……)

真美「ねぇ、兄ちゃんてば」

P「ちょっと黙ってろ!」

小鳥さんが死ぬのだけは勘弁してください!なんでもしますから!


ドンドンドンッ

P(もう来た! 灯台下暗しとか思って事務所近くのホテル選んだのが裏目にでた!)

真美「亜美? 今開けるよー」

P「開けるな真

ヒュンッ


真美「え……? あ、髪が……」パラパラ

亜美「なんだ真美か、プロデューサーかと思った」

P「……そのハサミはどうい

亜美「パイプカット」

P「それだけはご勘弁を」


亜美「かくかくしかじか、というわけですよ」

真美「まるまるうまうま、ですか。双子に対して二股かけるとは大した度胸だね」

P「いや、でも2人のことはそれぞれ別人として好きだったワ

亜美真美「「それは当たり前だよ」」

P「はい、おっしゃるとおりです……」

亜美「どうしてくれよう」

真美「ハサミ使う?」

P「なんでもしますから、それだけは……」

    /\___/ヽ

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  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|   
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   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\


亜美「なんでも、だって」

真美「なんでも、ですか」

P(何させられんだ……)

亜美「それじゃあ」真美「とりあえず」

亜美真美「「オナニーしてみせて」」

P「……はい?」

亜美「はいじゃないが」

真美「はよやれ」


P(……なんで俺はラブホで自慰なんかしてんだ?)シコシコ

亜美「気い抜くなよー」

真美「でもヌけよー」

P(クソ、調子乗りやがって)シコシコ

亜美「パンツ見る?」

真美「ブラジャー見る?」

P(このガキどもがァァ……!)シコシコ




P「うっ」


亜美「出たね」

真美「出ましたね」

P「はぁ、はぁ……これでいいのか?」

亜美「それでは、これから重要な質問をします」

真美「返答次第では兄……プロデューサーのクビとチンコが飛びます」

P「質問? それくらいいくらでも答えてやるよ」




亜美真美「「今、どっちで抜きましたか」」

P「……そうきたか」


亜美「さぁさぁ」

真美「お答えください」

P(どう答えればいい……)

P(両方、っていうのはアウトだよな)

P(どっちか一方が正解……だろうけど)

P(ハサミ持ってる亜美を刺激しないように、ここは亜美が正解か?)


P「亜美……かな」

亜美「かな? かなって何? ひぐらしの真似?」

P「亜美さんで抜きました」

真美「そっか……プロデューサーが好きなのは亜美なんだね」

P「そういうワケでもな

亜美「はぁ?」

P「私は亜美さんが大好きです。愛しています」


真美「そうなんだ、ふーん。真美のことは好きじゃないんだ」

P「すまない……」

真美「……うん、プロデューサーのことは諦めるよ」

P「あの、このことは事務所のみんなには内密に……」

真美「黙ってるよ。言ったら亜美の評判まで下がりかねないし」

亜美「ごめんね真美。さっきは髪の毛まで切っちゃって……」

真美「いいよいいよ、今度なんか奢ってくれたらさ!」


P「……今日はもう帰ってもいいですか?」

亜美「どうする真美?」

真美「んー、亜美が決めて」

亜美「じゃあ、また明日ってことで。バイバーイ、兄ちゃん」

真美「さいならー、プロデューサー」



P「はぁ……一回ぐらい姉妹丼したかったな」

    /\___/ヽ

   //~    ~\:::::\
  . |  (・)   (・)   .:|
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|   は?
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\


真美「……ねぇ、亜美はいつから付き合ってたの?」

亜美「えーっと、1ヵ月くらい前からかな」

真美「なーんだ、私とほぼ同時期に付き合いだしたんだ」

亜美「そうなんだ……。もー、兄ちゃんはホントお猿だねー」

真美「そうだよねー……」



真美「……真美は売れてないから選ばれなかったのかな」

亜美「真美?」


真美「今でこそ私も双海真美としてアイドルやってるけど……」

真美「亜美は竜宮小町のメンバーで、その結成前から亜美の名前はアイドルとして知られてて……」

亜美「……それって、私が亜美の名前で選ばれたって言ってるの?」

真美「そうじゃないけど……」

亜美「じゃあ、どういう意味?」

真美「……ゴメン、なんでもない」

亜美「なら変なこと言わないで」


真美「……そういえばさ、あのハサミどっから持ってきたの?」

亜美「あ、忘れてた。事務所にもって帰らないと」

真美「ちょっと貸して?」

亜美「? はい……ッうわ!」

真美「……チッ」

亜美「いきなり何すんのさ?! 殺す気!」

真美「……私さぁ」

真美「もう私のこと、『真美』っていうの疲れたよ」


亜美「……あー、そういうこと? 成り代わろうっての?」

真美「同じのが2人もいるから、面倒なことになるんだよ」

亜美「残念だけどね、『亜美』はまだ死ねないの」

亜美「明日雑誌の取材だし、来週にはライブだしぃ?」

亜美「そうそう、深夜放送のミニドラマ、あれのスペシャルの撮影もそろそろ始まるの」

亜美「『亜美』はね、いろーんな人から求められてるの。ファンとか、兄ちゃんとか」

亜美「……『真美』と違ってさぁ!」


真美「ッ……うわぁぁぁ!」

亜美「あ、ぶないなー、もう!」

真美「私と『亜美』が、どれだけ違うって言うのよ!」

亜美「全然違うでしょうが!」

亜美「売れてるほうが『亜美』! 売れてないほうが『真美』! ほら違う!」

真美「売れてない言うなぁッ!」

亜美「ハサミ返せ、この前座!」


真美「返すワケないでしょ!」

亜美「いいから……それを離せっての!」




グサリ

亜美真美「「あ」」

「え? ちょ……え?」

「血が出てる!」 「ヤバいってこの量!」

「救急車呼ばないと!」 「死にたくない……」


小鳥「……あれ? 亜美ちゃん何してるの? こんな時間に」

小鳥「ってそっちの倒れてるのは真美ちゃん?!……なの? 髪が……」

「……」

小鳥「えっと、亜美ちゃん……よね?」

「……うん、私が『亜美』だよ」

小鳥「じゃあ、倒れてるはやっぱり真美ちゃんなのね?! もう救急車呼んだ?」

「うん、呼んだよ。あと警察も」


小鳥「警察? あ、これ傷害事件よね?! えーっと、事務所にも連絡して……」

「兄ちゃんが殺したの」

小鳥「兄ちゃんって、プロデューサーさんが?!」

「兄ちゃんがいきなり真美をハサミで刺したの。事務所のほうに逃げていったよ」
「服はいつものスーツだった。それから――」

小鳥「分かったわ……亜美ちゃんは怪我してない?」

「うん……大丈夫」


ピーポーピーポーピーポー

小鳥「救急車来たみたいね」

「……『真美』助かるかな」

小鳥「きっと大丈夫、真美ちゃんは強い子だもの」

「そうだよね……」




数時間後、病院にて『双海真美』の死亡診断書が作成された。


一週間後

伊織「亜美、最近髪伸ばしてるの?」

「うん、そうなんだー」

あずさ「真美ちゃんみたいねぇ」

伊織「ちょ、あずさ!」

「えへへ、そお?」

伊織「……似合ってるわよ」



律子「3人とも! 準備できてる?」

「いつでもオッケーだよん!」

伊織「問題ないわ」

あずさ「緊張しますねぇ」


律子「客席のみんながあなたたちを求めてるわ」

律子「たっぷり魅了してきなさい!」

伊織「にひひっ、任せなさい!」

あずさ「頑張りまぁす」

「『亜美』、行きまーす!」





 終わり

何か?

    /\___/ヽ   
   /    ::::::::::::::::\ 
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| 
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|
.   |    ::<      .::|
   \  /( [三] )ヽ ::/
   /`ー‐--‐‐―´\

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