妹「………あう……ぁ……」(890)

母「ほら、ちゃんと挨拶して」

兄「こ、こんばんわ、兄です……」

父「どうも始めまして、父です。ほらお前も」

妹「………ぅ……」モジモジ

母「ふふ、妹ちゃん恥ずかしがってるわねぇ」

兄「(か、かわいい……)」

父「悪いな、初対面の人にはいつもこうなんだ」

兄「いえ、気にしてませんよ」キリッ

母「そういう訳でお母さんたちの再婚、認めてくれる?」

兄「異議なし」

父「ふぅ、良かった……ありがとう兄君。嬉しいよ」

兄「いえ、嬉しいのはこっちの……ゲフゲフ」

母「じゃ、注文とりましょうか、いい加減」

父「あぁ、緊張して忘れてた」

兄「今夜は痛飲しましょう」

妹「あうー…!」

兄「……?はは、変わった子だなぁ、妹ちゃん」

母「……」

父「……」

兄「ところで妹ちゃんは何年生ですか」

母「あなたの一つ下よ」

父「いろいろ面倒かけると思うがよろしく頼むよ」

兄「面倒だなんて、そんなことないですよ」

母「かわいい子だからって張り切っちゃってまぁ……」

兄「う、うるさいなぁ」

父「お、注文が来たぞ」

妹「あうあうあー!」

兄「え?」

父「こら、ちゃんとお箸を使って」

妹「うぅーー!あうっ!」

母「あらあら、スプーン持って来てもらいましょうか」

兄「ちょ、ちょっと……」

こりゃまた反応の難しいスレを開いてしまったもんだ。
とりあえず支援

父「あぁ、いい忘れてたけど、ちょっとこの子、他の子より遅れてるんだ」

妹「あうー」

兄「えっ…えっ……ええええええっ!!」

母「何よ、大きな声出して、みっともないわよ」

兄「だ、だってだって……全然そういう風に見えないよ」

父「そういう風に、とは?」

兄「普通こういう子って、もっと……なんていうかこう……」

母「この子のお母さんのおかげね、きっと。美人だったから」

兄「え?知ってんの?」

母「ま、昔はいろいろあったのよ」

父「まぁ、そういう訳でいろいろあるかもしれないが、何卒頼む」

兄「ちょ、ちょっとま」

妹「あうー」

母「妹ちゃんと仲良くしてあげてね」

兄「ど、どうやって」

母「いっぱいお喋りして仲良くなればいいでしょ」

父「あぁ、妹はお喋りが大好きだからな」

妹「あうーっ!」

兄「いや、なんていうか会話にならないでしょ」

母「そんなことないわよ」

兄「ええー……」

母「妹ちゃん、ご飯美味しい?」

妹「うーあー!」

母「ほらね」

兄「いやいや」

父「AJIKOのヴォーカルは誰?」

妹「うーあー!」

母「まぁ、すごいわねぇ」

兄「だめだこいつら、早く何とかしないと……」

母「さっきからゴチャゴチャうるさいわねぇ、何か文句あるわけ?」

兄「いや……文句って言うか、自信ないんだけど」

父「……私も昔そうだったから分かるよ」

兄「え?」

妹「あうあうあー……」

母「じゃ、そういうわけで籍は明日、引越しも明日。明後日からハネムーンに行ってくるから」

兄「は、ハネムーンって年かよババア!」

母「うっさいなぁ……オラッ!」

兄「ぐはっ」

母「文句あんなら死ね!今死ねすぐ死ね!出来るだけ苦しんで死ね!」

父「お、女さん……それくらいにしてあげて……」

妹「♪~~」モグモグ

兄「全く我関せずだなこの子……おーいて」

母「ふぅふぅ……次ババアって言ったら2/3殺すからね」

兄「ほとんど死んでるよ、それ」

妹「あぅあぅあぅっ!」

父「お、なんだトイレか?」

妹「あうっ!」

母「ちょうどいい機会だからあんたが連れてってやりなさい」

兄「ええー!」

父「よろしく頼むぞ、兄君」キリ

兄「キリじゃねえし……はぁ」

妹「きゃっきゃっ!」

兄「うぅ……じゃ、行こうか」

妹「あう~!」

これなんとなく昨日必死で保守したあのスレの続きっぽい感じがするんだけど

母「大丈夫かしらね、あの子たち」

父「ははは、あんなに早く懐くなんて珍しいよ」

母「私によりよっぽど早く懐いてるわ……随分時間がかかったわよ、私は」

父「…………」

母「あの子達見てると、昔のあんたと妹ちゃん思い出すわね」

父「やめよう、その話は……」

母「ふんっ!ほんとはまだ好きなんでしょ?」

父「さってと、今日もビールが美味い」

母「あの子達、うまくやっていけるかしら……」

父「さぁ、どうだろうな」

~数日後~

兄「という訳で、ほんとに子供二人置いて新婚旅行に行きやがった」

妹「あうあうあー」

兄「…………」チラ

妹「あう?」

兄「しかも一人は……はぁ、考えても仕方ないからやめよう」

妹「えへへ……」ニコ

兄「うっ……かわいくない、かわいくないと思い込まないと」

妹「……おに…い……?」

兄「!」

妹「おにい…おに…い……きゃっきゃっ…!」

兄「うぅっ!お、俺は部屋にいるからなっ!」

やばいです。何かに目覚めそうです。自分が怖い

兄「つーか、一人で放っといても大丈夫なのかな……?」ピコピコ

兄「…………」ピコピコ

兄「まぁ、いいか。今までだって一人でやってたんだろうし」ピコピコ

兄「それに今は経験値二倍リングの効果中だ……こっちは手が離せない」ピコピコ

妹「………ぁーーぅ……」ガシャガシャッ

兄「!?」

妹「……ぅぁー…ぁーーっ……!」

兄「な、何だよ一体!『離籍します』と」

兄「NM釣ったってのにちくしょう……」ドタタタ

妹「あーぅ……あぁー…」

兄「うぎゃっ!皿が…何やってんだよっ」

妹「うぅっ…!」ビク

兄「あーあーこんなに散らかしやがって……向こう行ってろよ!ったく」

妹「うぅ…あうあー……」

兄「こっちくんなって!俺が片付けるから……な?」

妹「うぅあー…うぅ」

兄「全く、キッチンで遊んでんじゃねーよ。悪い子だな」

妹「わ…うぃ……あう…」

兄「新築の家がはやくもこんなに散らかって」

兄「だから嫌だったんだよ、顔がどうとかの問題じゃねぇ」

兄「全く、昼飯時だってのにキッチンをこんなに……」カチャカチャ

兄「ん?昼飯?」カチャカチャ

兄「……飯でも、作ろうとしたのかな?」

兄「割れた皿は二つ、カップも二つ……茶碗もふたつ」

兄「……見よう見まねってやつか」

兄「ふ、ふん!できもしないことするからっ……!」

兄「…………」

兄「しかたねぇな、菓子パンでも買ってくるか……」

兄「くそ、後でネトゲのほうフォロー入れとかなきゃな…晒されちまう」

ちゃんと序盤に入れた伏線を回収して完結しろよ。絶対だぞ!

兄「さってと、ネトゲの続きしよ」

妹「あうあうあー」

兄「ってなんで妹ちゃんがここにいるの?」

妹「あうー!」

兄「自分の部屋もわからないのか?向こうだよ、向かいの部屋っ」

妹「うぁーうぁー…」ブンブン

兄「違うのか……何の用なの」

妹「ご……め…」

兄「え?なに?」

妹「ごめ……な……さ……」

兄「……さっきの事気にしてるのか……?」

妹「にい…ごめ……にいに……ご…なさ………」

兄「もう、怒ってないから」

妹「あぅ……?」

兄「怒ってない。ノンアグリー?ドントアグリーだ。分かるか?」

妹「あうっ!えへへ……」ニコ

兄「…っ!くっ……かわいいと思っちゃ駄目だ……」

妹「♪あぅあー」

兄「で、なんでまだここにいるの」

妹「にい…に……あぅあ…」ツンツン

兄「遊んで欲しいのか?」

妹「あぅっ!」ニコニコ

兄「遊ぶといってもなぁ、何して遊ぶってんだよ」

妹「うぅー…」

兄「それにこれからハイレベルNMを狩りに行くからな。悪いけど構ってる暇はない」

妹「ううー!あうあうっ!」ジタバタ

兄「ジタバタしても駄目だ。漫画貸してあげるから大人しく読んでなさい」

妹「あうー……?」

兄「進撃の巨人だ。トラウマにならないよう気をつけるんだぞ」

妹「あぅっ!」

妹「♪~~」パラパラ

兄「大人しくなったな……読みどおりだ」

妹「♪~~あぅあー」パラパラ

兄「やはり良いものは誰にでもわかるみたいだな。まぁ巨人化はちょっと無いけど……」

妹「♪~あーぅあー」ビリビリ

兄「……何か嫌な音が」

妹「♪あうあうあー」ビリビリビリ

兄「のぉおおおおおっ!!」

妹「あう?」ビリビリ

兄「買ったばっかの漫画なのに……もうあっちいけっ!!」

妹「あっ…!あうっ!あう~!」

~夜~

兄「あー疲れた……」

兄「これが毎日続くと思うとたまらんな、正直」

兄「くそぉ、かわいい妹が出来るって楽しみにしてたのにっ」

兄「かわいいことはかわいいけど、中身があれじゃあ……なぁ」

兄「……うぉ、急激に腹が痛くなってきた」グルル

兄「出前の寿司が妙にすっぱいと思ったんだよ」グギュルル

兄「と、トイレ……もれるぅっ!」ドゴンドゴン

ガチャ

兄「……え?」

妹「………ぅあー……?」シャー……

妹「にぃに……?きゃっきゃっ!」シャー

兄「あ、あの……その……っ!」

妹「お…にぃ…ちっち……?」シャー

兄「ご、ごめん……入ってるの知らなくて」

妹「えへへ……にぃに…あぅーっ!」ニコニコ

兄「ごくっ……や、やばい……」ムクムク

妹「あぅ……?」

兄「……はぁはぁ……ご、ごめんっ!!」

妹「あうあうあうーうっ!」

兄「あーびっくりした」

兄「まさか鍵かけてないなんてなぁ」

兄「いてて……チンポジを直さないと座りづらい」

兄「……やっぱり女の子なんだなぁ」

兄「……」

兄「い、いかん……収まりかけてたってのに」

兄「あ、風呂に入らなきゃな……」

兄「ボイラー、使い方分かるかな?……わかんねぇだろうな」

兄「やれやれ、やってあげないと駄目かな」

コンコン

兄「たのもー」

コンコン

兄「妹ちゃん、先に風呂に入りなよ」

コンコン

兄「あれいないのかな」

兄「……開けちゃうよ」ガチャ

妹「くー…」

兄「なんだ、寝てたのか……」

妹「くーくー……」

兄「こうしてると、全然普通の女の子と変わらないのになぁ……」

兄「寝てればこんなにかわいいのに……」

兄「起きると『あうあうあー』だからな、まったく」

妹「……くー…くー…おにい……」

兄「毛布かけないと風邪引くぞ……」ファサ

妹「んー……あぅ…おあー……」

兄「ん?何、書いてるんだろ、ノートが」

兄「日記……かな?」

兄「『……きょうはおさらわちゃいました、おにちゃんにおこられ、ましたかなしかたです』」

兄「よ、読みにくいな……」

いや、読めるんだったら全然問題ないじゃないか、兄よ。

兄「『……でもそのあとごはん。かてきてくれましたおにいちゃん』」

兄「『おにちゃんと、てもやさしいですもといいこなってなかよく。なたい』」

兄「『ごはん。つくるのしてみたいけどわたしはばかだけど』」

兄「『あしたはもと。なかよくするいいこにしてればっておとさん。いってたからです』」

兄「………」

兄「あ、頭がぐわんぐわんしてきた……」

妹「くー…くー…すやすや…あぅ…」

兄「おやすみ……」

アルジャーノンに花束を思い出してしまったのでひとしきり泣いてくる

~朝~

妹「あうあうあー」

兄「妹ちゃんもう起きてたの?」

妹「あうー」

兄「って、朝飯準備してんのか?」

妹「♪あーぅぁー」

兄「うぉ、分量がパン2バター8ってとこだな、このトースト……」

妹「うおあー?」

兄「あのさ、飯は俺がやるから。こんなもん食ったら高脂血症に……」

妹「あぅー……た……べぁ…い……?……にぃ……」

兄「……食べるよ。食べるからそんな顔すんな」

妹「あぁうーっ!きゃっきゃっ……にい!」

兄「妹ちゃんの分は俺がやるからな、かして」

妹「あうー!」

やべーなー。またここから30時間にも及ぶ保守合戦が始まるのか?

妹「はぐはぐはぐ……」モグモグ

兄「うぅ……胸焼けがしそうだ……」モグモグ

妹「♪ぅあー」モグモグ

兄「うまいか?そりゃ良かった」

妹「うあーぅ」ニコニコ

兄「そういや制服着てるけど……学校いくのか?」

妹「あぅあー」

兄「どこの学校なんだろ」

妹「……ば……す……」

兄「え?」

妹「ばす……あうー…のる」

兄「バス?迎えが来るのか?」

妹「あうー!」

兄「そっか養護学校のバスってことか」

妹「あうあうっ」

兄「制服着てると……ますます普通の子に見えるな」

妹「あぅー…?」

兄「な、なんだよ」

妹「えへへへ……あぅっ!」

兄「…?なに仁王立ちしてるんだよ」

妹「かぁ…いい……?あうぁ…」

兄「かわいいかって?」

妹「かぁい……い?……か…ぁいい…?」

兄「……うん、かわいいけど」

妹「♪おぅあっ!あぅー……」

兄「はは、喜んでるのかな」

妹「うぅ……おに……い……」

兄「あ、バス来たみたいだな」

妹「あぅ」

兄「気をつけてな。帰ってきたら一緒に遊ぼう」

妹「うあーっ!」コクコク

.          \\      ,土ヽ l 十  ├  ゝ‐、ヽ ll               尸  //
            \\  (ノ ) | Cト、.Cト、   ノ l_ノ よ  ̄ ̄ ̄ (⌒/   //
                   .....       .:_ -― ─- 、:.    ......
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              ::x-=≦.::.-=`ミO.:/:/:/|:./.:ハ::ヽ::`O::-=ミて`く⌒ヽ::
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           ::/ :/八  '(:::::':,\ トV::./⌒     ⌒ヽ.::∨/,.::'::/  /:::∧  '\::
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       ::/ ! :.'::::∧   |  ヽ  \ム .:::::  r ┐ ::::.,'ノ/  / /::/   |__:/::
     ::∠._jハ_ん:ヘ/}ノ /ヘ  ヽゝ_  ヽ ノ   イ/  /⌒ん'⌒)_>::
                     ̄   ̄`ヽ   `=≧r ‐i彡''´  /::     ̄
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                       ::,′    /:: ::|     |::

~放課後~

兄「さてとぉ、二人で遊べそうなものは……」

兄「塗り絵なんてのはやってみると意外とハマるんだよな」

兄「むむ、これは……」

兄「お、大人の塗り絵だとっ!!」パララ

兄「なんだよ、ちょっと手の込んだ塗り絵ってだけか」

兄「てっきりやましい妄想をしちゃったじゃねーか、ちくしょう」

兄「妹ちゃんはトランプはちょっと厳しいかな……でも一応」

兄「オセロとか、カルタみたいなもののほうがいいかもしれないな」

兄「ジェンガは絶対に無理そうってか喜んで壊しそうだ」

兄「うーん……個人的には、将棋とか好きなんだけど、無理だよなぁ」

兄「…………」

兄「って、何真剣に悩んでるんだ俺は!?」

兄「や、やばいなこの状況……なんかはまってきてないか……?」

兄「かか帰るぞっ!!こんだけあればもういいだろっ」

?「お会計7649円でーす」

兄「たっか……」

兄「うぉー重てぇ……」

兄「お、俺がやりたいだけなんだからなっ」

兄「って誰にいいわけしてんだ俺は」

兄友「よう見てたぜブラザー」

兄「お前どこから沸いた」

兄友「人をぼうふらみたいに言うもんじゃないぜ、メーン」

兄「どうでもいいけど忙しいからお前に構ってる暇はねーんだよ」

兄友「お前さ、引っ越したんだろ?遊びに行っていい?」

兄「だめ」

兄友「なんで」

兄「だめったらだめ。散らかってるし」

兄友「俺とお前の仲じゃん、気にしねーよ」

兄「俺お前の事嫌いだし」

兄友「兄友って表記は無視できないぜ、ソウルメイト」

兄「あー…この流れは断れない流れだな」

兄「…………」キョロキョロ

兄友「何キョドってんの?」

兄「べ、別に……まだ帰ってきてなかったか」

兄友「誰が?お前の母ちゃん?」

兄「母ちゃんは今旅行中だよ」

兄友「ふーん、優雅だな」

兄「いいからさっさと上がってくれ。そして出来るだけはやく帰れ」

兄友「お前実はひどい奴なんじゃ」

兄「そーいう訳じゃないんだけど……色々あんだよ」

兄友「かわいい妹を取られちゃうかもってか?」

兄「なっ……なんで妹の事知ってんだよ!」

兄友「こないだまで散々自慢してたじゃねーか」

兄「くぅ、そうだった……」

兄「いいか、絶対部屋から出るんじゃねーぞ」

兄友「おしっこのときはどうすんだ?」

兄「窓からしろ。ていうか尿意感じたら帰れ」

兄友「ひでぇwwwwお前鬼かwwww」

兄「草はやしてもだめだ……頼むぞ」

兄友「なんでだよ、妹紹介しろよ」

兄「お前それ目当てで来たのか?」

兄友「見たら帰るからさ、な?」

兄「見るだけだぞ?会話も写真も禁止だ」

兄友「どこの芸能人だよ、お前の妹は」

兄「と、とにかくっ」

妹「あぅーっ!」

兄「あ……」

妹「あぅ……?」

兄友「うぉ、すげー可愛いじゃん」

兄「お、おかえり妹」

妹「お…にぃ…あぅあー」ニコ

兄友「やっべ惚れそう」

妹「ぅあ……?」

兄「い、妹……部屋に行ってろ、な?な?お前も俺の部屋に行け」

兄友「がっぷりよっつの状態で押し合いへし合いしてると思ってくれ」ギュウギュウ

兄「誰に喋ってんだよお前は……っ!」

妹「あうあうあー…あぅっ」ガチャ バタン

兄「ほっ……」

兄友「なんだよ、もう終わりかよ」

兄友「なぁなぁ、名前何ていうのあの子?」

兄「妹だ」

兄友「ふーん妹ちゃんか……クヒヒ」

兄「なんだよその笑い」

兄友「なんでもねー。あ、喉渇いたんだけど」

兄「ねーよ。雨水でも飲んでろ」

兄友「お茶くらい出したって罰は当たらないと思うぜ」

兄「ったく、飲んだら帰れよな」

兄友「わかったわかった。逆に飲むまで帰らんぞ」

兄「くそ、絶対だからな」

兄「お茶、お茶ねぇ……」ゴソゴソ

兄「つーかやっぱ引っ越したばっかだから何も無いじゃないか」

兄「昨日まで缶ジュースとかそんなんばっかだったし」

兄「水道の水……じゃ多分なんだかんだいちゃもんつけてくるだろうなぁ」

兄「しかたねぇ……そこらの自販で買ってくるか……」

兄「あ、妹ちゃんの分も買ってくるかぁ」

兄「……お菓子も買ってきてやるか」

兄「となるとひとっぱしりスーパーかコンビニまで行くかな」

兄「……この辺にあったっけか。あった気もしたんだけど」

兄「ま、なんとかなるだろ。なるべく急いで買いに行こう」

兄友「…………」コソコソ

兄友「お、あいつ外に出て行ったぞ」

兄友「へへへ、絶対に妹ちゃんと仲良くなってやるからな」

兄友「ケータイの番号聞いて、メアド聞いて……」

兄友「数百のエロゲーを攻略した俺に落とせない女はいない……大丈夫、落ち着け」

兄友「ここか?」

コンコン

妹「うぁー…?」

兄友「こほん、妹ちゃん、入っていいかな?」

妹「お……にぃ……?あぅーーっ!」

兄友「肯定の意に取ったり」ガチャ

妹「あうあうあー……ぅあ?」

兄友「こ、こんにちわ」

妹「あ、あぅあ……」

兄友「あのさ、アニキの友達なんだけどさ……へへ」

妹「うぅ~うぁ……あ」

兄友「良かったらお友達に……って」

妹「をぅー…う…?」

兄友「……なんか変だな、この子」

兄友「このバッグって確か…あそこの」ゴソゴソ

妹「あうあうあうあう!」グイ

兄友「取ったりしねーってば……なるほどね、そういうことか」ニヤリ

妹「うぅ……うぅー……」グイグイ

兄友「何だよ、生意気だなぁ池沼のくせに」

妹「か…えし…ぅあ…」グイグイ

兄友「へへへ、見た目じゃ全然わかんなかったなぁ」

妹「う…ぅぁ…あ…ぁ…」

兄友「ほれ、返してやるよ、こんなもん」

妹「うあっ!…あ、あぅ~…」

兄友「なんだよ、怒ってんの?」

妹「うっ…うぅっ!あぅあっ!」

兄友「あうあううるせーな……兄貴が隠したがってたわけがわかったぜ」

兄友「ったく、そうならそうと早く言えっての……」

妹「うっ…うっうぅ~」

兄友「いくら可愛くてもなー…これじゃあ萎えるわ」

妹「あうあうあうあうっ!」

兄友「あうあううるせぇって言ってんだろこのガキッ!」

妹「ひっ…!うぅ……」

兄友「へっ……池沼でも、パンツなんか履いてんのか?」ペラリ

妹「あっ…うあうあうっ!」グイィ

兄友「へー……結構可愛いのはいてるじゃん。もっとよく見せろよ池沼」

妹「うっ!うぅ~~っ……!」グイィィィ

兄友「やべぇ勃起してきたな……へへ」

妹「あ、あぅ…?」

兄友「萎えるっての前言撤回だな。萌えてきたわ……どれ」

妹「あっ!あぁうううううううっ!!」

兄「プチチョコパイとカントリーマァムどっちがいいかな」

兄「個人的にはカントリーマァムが好きなんだけど……女の子はどっちがいいんだろ」

兄「うーん、それともあとで一緒に買いに来るかな」

兄「……はっ」

兄「やばいな、ちょっと……」

兄「まだ数日しかいないんだけどな……何だろう」

兄「……こういうのも悪くないなぁ、へへ」

兄「…………ん」

兄「な、なんだなんだ、くっ…!体が勝手にっ…!家に向かって……」

兄「俺は大神一郎じゃねーぞこらー」

兄友「オラ、マンコ見せてみろよ」グイイ

妹「うぅッ…うっあぅ~!!」

兄友「ヤッたりしねーよ、さすがに兄貴が帰ってくるからな」

妹「?あぅあぅあー…お、にい……」

兄友「おかしいのは頭だけじゃねーか確認してやるんだよ、オラァ!」グイ

妹「う…ぁあぁああぁああっ!」

兄友「たく馬鹿力だな、こういう奴らって…ま、足開かねーってなら」

妹「あぅ…にぃに…にぃ……ぁあぁあっ!!」

兄友「へっへ、後ろから見てやるよ、ケツ出せよ、ほらっ!」グイイ

妹「あ…をおおおあうぁっ…!!」

兄友「クソがっ!!池沼なんてこんなんでしか役にたたねぇんだから大人しくしろ」

兄「お前はもう一呼吸の間に死ぬ」

兄友「えっ」

兄「オラァッ!!」

兄友「グボッ……!」

兄「アタタタタタタタァァァァッッ!!死ねドグサレッ!!」

兄友「うっ!っが!!ちょ…まじ…やめ……」

兄「聞く耳もたん!死ねオラァッ!!」

兄友「ってぇ…いてぇよ…やめて……」

兄「てめぇ今何してやがった……」

兄友「ちょ、ちょっとふざけただけだって……」

兄「過失か?故意か?」

兄友「過失です、はい」

兄「ならこれも過失だっ!ドラァッ!!」

兄友「やめて……お願い……」

妹「に、にぃ…あう…ぅ…」

兄「すっかり脅えちまって……てめぇ何したか分かってんのかよ!?」

兄友「…………へ」

兄「おい……なんだよその笑い」

兄友「お前だってこないだ……池沼きたねぇって笑ってたじゃん」

兄「……」

兄友「池沼の連中がうちの学校で演芸もどきやってよぉ、ヨダレはたらすわ小便もらすわ」

兄「……」

兄友「こーいう奴らはなぁ、役に立たない社会のクズなんじゃねーの?」

兄「……」

        ・・・
兄友「こんな風に使える池沼がいれば話は別だけどよぉ……」

兄「てめぇ……!!まだ痛い目みてぇのかよ」

妹「あ…ぅあ…にぃに…あうあ」

兄「あ、妹……」

妹「ぐすっ…うぅあ…こ、…わ……にぃい…」

兄「………帰れよ。もう話しかけんなよ、俺に」

兄友「……仲良くやってろ、二人でよ……」

妹「あ…ぁあぁあああうっ……あっあっ…」ギュ

兄「悪かった……一人にして悪かった」

妹「うぁー…あぁあああ……」

兄「もう大丈夫だ、な?泣かなくていいからな」

妹「うぅっ…あっ…!ひっく!…うっうっ……」

兄「よーしよーし……落ち着いて、怖い人はもう来ないから」

妹「うっうう~っ…うぁああああああ……」

兄「やれやれ、当分泣き止みそうにないな……」

兄「ようやく落ち着いたな」

妹「あぅあー……」

兄「っと、す、少し離れようか」

妹「あぅっ!!」ギュム

兄「っとと……抱っこされてたほうがいいのか?」

妹「あうあうあー」

兄「そっか……」

妹「おに…い……おぁうー……」ギュムム

兄「くそっひどいことしやがって」ギュッ

妹「…………あうぁ…」

兄「どした?」

妹「うぁ…う…」ギュ

兄「あんまりしがみつかれると痛いんだけど」

妹「……にぃ……」

兄「あのさ、おもちゃいっぱい買ってきたんだよ」

妹「あぅ……?」

兄「二人で遊ぼうって話しただろ。小遣いはたいて買ってきた」

妹「うーあー……」

兄「わかんないのかな?あ・そ・ぼ・うって言ったんだよ。二人で」

妹「!~~っあぅ~っ!!」

兄「ようやく笑ってくれたなぁ……いてて、手がいてぇ」

妹「あぅ…?」

兄「殴るのって痛いんだよ……うわ、腫れてきた」

妹「うぅー……ちゅ」

兄「え…」

妹「れろ……ちゅ…ちゅ…にぃに…にぃ」

兄「ちょ、ちょっと……」

妹「……はむ……はむ……ぺろぺろ……」

兄「か、顔は怪我してないからいいんだよ……」

妹「ぺろぺろ………あぅー…」

兄「だ、大丈夫だ、もう治ったから」

妹「あう?」

兄「治った、お前のおかげでよくなった」

妹「うーあー…」

兄「だ、から、そんなに顔を近づけられると……」

妹「あぅあー……お……にぃ…」ニコ

兄「……!」

妹「……あぅ?……」

兄「…………っり、理性が飛ぶ……」

妹「えへへ……にぃに……」

兄「………」ギュッ

妹「あーぅ……お…にぃ……」ギュム

なにこのスレ池沼しかいねぇじゃんきも

妹「…………」グギュルルル

兄「……ん?」

妹「おうぁー……」

兄「おなか減ったのか?」

妹「あうあうあー」

兄「もうそんな時間だったのかぁ……気がつかなかったな」

妹「うぅー!うぉあー」

兄「晩御飯にするか……っていうか材料がないけど」

妹「あうー」

兄「ちょっと疲れたから、また店屋物にしよう」

妹「あうあう」

兄「明日は一緒に作ろうか」

妹「うーーっ!!」

と、ここまでが今日晩飯食いつつ思いついた話なんだがいかがだったでしょうか
何日も保守してもらってたのを知らずに申し訳なかった
読んでくれてありがとねぃ


>>198

       /爻爻爻爻爻爻爻-、    ;;;;;;;;;;;;/i:::::!    ,,,,,    `''-:::::/   
       /爻爻爻爻爻爻爻  '''''--、 ;;;;;;;;;;;/i::::::i  /ンッ        ″   
      _,〔爻爻爻爻爻爻爻       ;;;;;;;;;/ l::::::l /ィ__] ,i´          
     "゛        ゙''-、-、   ;;;;;;;;;;;l  i::::::lン,i  ,,,/         
   / な・   す・ あ・  ミ  `''-、;;;; ;;;;;/、 i:::::l l `-‐″         U   
 ./               'ミ   ;;;;丿′"|::,,/ "ーー''''"   ヽ l      
 /   よ・  っ・ ん・     ` ",/,,i´.i、 ゙'‐、゙ン         ゙l |    
 |                  lノ,i´ 'か:ヽ_'"u   ι      u    /::::
 |       こ・  た・      |    ゙厂,て|                  /:::::::
 |                  ゙、_   ゙'''' .,,,,]              /:::/
 .ヽ      ん・ は・     .,,,,ニ=    ..ヽ|  u            // ::
  "               ./        ㍉,,_ ―'''7   u   ,/ :::::::::
   ヽ    で・       /          ヽ ~"ー,i´ ,-----、 / :::::::::::::::
    \          _/                ヽ  ,/  ,,―‐ツ" :::::::::::::::::::
     .、,,,,_     -'"                   匸,゙,,,/ _/  :::::::::::::::::::::::
       ゙"'''‐'''"^                  `   ‐"   :::::::::::::::::::::::::::


保守

     ト、./ i i  i 、.  /〈 / r/ィ   7   i
        ト,/¨`ー──一´ーイ ̄ ̄ ̄ 7 . _i、
       rく|::: ::: ::: :/: ノ: :: :: ::  :  : i// i i
     .. / トト-、: ::: /::/: : / : :: :  :   : i/  /|
      | t | ,ミミ、::: :i: :i: : ノ /:  :  : :  . i / /
      /! Y ヽ、 rx ::Y:: :/ /    _   - //./   激しい「喜び」はいらない…
    ¨ヽ ti !  ゛T´ :|  トイー ニ¨ - ラ¨/  /
       i ,i i .   |r.イ    くーr三テ、  / /i     そのかわり深い「絶望」もない……
       i .i i.    レ ∧   ヽ ヾ-- ´ テ 7イ                   、
      l ,i i     ir'            /  / i、     「 木直 牛物 の l しヽ」のような人生を…
      i !i    ミ_ -       /.  / /  i、
  .     i   i、  入__       /   _/  | r'/ i    そんな「平穏な生活」こそわたしの目標だったのに…
     i . | ヽ _, ヽ   / ∠´/  ヽ_Y /

     /   ヽ_          , イ   /     )'
          ¨ ー- イ彡 .    /     ¨     ,ィ

まだ僕の大好きなあの男が出てないので
続きで出したいなとは思ってるけど
昨日3時間睡眠だったのでちょっと頭がまわらなくなってきた
まことにすまない

保守

兄「フヒヒ……もう食べられないよぉ……」

妹「あうあうあー」ユサユサ

兄「はぁはぁ、妹ちゃん……」

妹「うおあー」ユサユサ

兄「あっうっくぅっ!」ドピュ

妹「うぅー!」ペチペチ

兄「ん……なんだ夢か」

妹「あうあー」

兄「おこしてくれたのか、ありがと」

妹「おに……い…おは……あぅ」

兄「ちょっと着替えるから下で待っててくれ」

兄「遅くなって悪かった、朝飯っていうかブランチだな」

妹「あぅーあ」チンチン

兄「こら、お茶碗を箸で叩かないの、みっともないぞ」

妹「あぅっ!」

兄「ご飯食べたら一緒に遊ぼうな」

妹「はぐはぐはぐっ」モグモグ

兄「こら、こぼしたらだめだ……」フキフキ

妹「あぅあぅっ…んー」

兄「うーん、寝坊して悪かったな……軽くつまめるものをいつも用意しておいたほうがいいのか」

兄「で、だ……妹ちゃんと一緒に遊ぼうと思って買ってきたものがいっぱいあるんだが」

妹「うぁーー……?」

兄「オセロに塗り絵にかるたに他いろいろあるぞ、どれがいい?」

妹「あうーー……」プイ

兄「あれ……?ほら、遠慮しなくてもいいんだよ」

妹「うーうー」プイ

兄「むぅ……どうやらお気に召さないらしい」

妹「あうあうあー」

兄「もしかして、こういうのは飽きてるのかなぁ」

妹「うぅー!」

兄「じゃあTVゲームとか……はは」

妹「あぅっ!!」コクコク

兄「ええー!できるのかな」

妹「うぁー!ぴこぴこーー」

兄「ぴ、ぴこぴこ……じゃあ、テトリスでもやるか……」ピ

妹「あうあうあー」

兄「いっとくけど俺は強いぞ、うまく手加減できるかわかんないからな」カチカチ

妹「うおぁ?」カチカチ

兄「さながらチチを家の外まで叩き飛ばした悟空のように」カチカチカチ

妹「…………っ」シュカカカカカカッ

兄「うおッ凄まじい勢いでブロックが消されていく!?」

妹「♪あーうー」

兄「ま、負けた……?」

兄「意外な才能があるもんだ」

妹「♪うー」ピコピコ

兄「……60戦60敗だ、もう勘弁してくれ」

妹「あぅっ!あうあうあうっ!」ピコピコ

兄「うぅ、容赦ないな妹ちゃん……」

妹「……うぁー……へくちっ!」

兄「あ、ほら、そんな薄着じゃだめだよ……寒くなってきたんだから」

妹「うぅ、ぐすっ……へくちっ」

兄「秋物、一緒に探そうか」

兄「お、あそこのデパートでバーゲンがあるのか……」

妹「あぅ?」

兄「俺もジャケットの一枚でも新しいの買おうかな」

妹「ぅおぅあー」

兄「……一緒にいかない?買い物」

妹「……あぅー?」

兄「妹ちゃんも何かお洋服買えばいいんじゃないかな」

妹「♪あう~っ」

兄「はは、決まりだな」

~デパート~

兄「うぉ、すげぇ混んでるよ……」

妹「あうあうあー」

兄「はぐれないようにしないといけないぞ、これは」

妹「♪~~」

兄「手、貸して」

妹「あぅー」ギュ

兄「これで大丈夫だ」

妹「えへへ……」ニコ

兄「……まずは、うーん……俺の買うか。女の子は買い物長いだろうし」

妹「♪うぉあー」

兄「付き合ってくれる?」

妹「あぅっ!」

兄「うぐぅ、このパタゴニア欲しい……」

妹「………うぁー」

兄「でもなぁ、めっちゃ高い……」

妹「……うーうー……」グイグイ

兄「待って妹ちゃん、うーん妥協してユニクロという手も」

妹「…………」

兄「いや、去年もそれで後悔しながら一年過ごしたような」

妹「……」トコトコ

兄「過ちは犯すため、ひいては学ぶためにある……繰り返すのは良くないな」

兄「妹ちゃんもそう思うだろ?」

兄「上着一枚に3万とか高いかもしれないけどさ」

兄「でも結果的には長く着るわけだし……」

兄「かっこいいと思うだろ、これ」

兄「…………あれ?妹ちゃんが鬼隠しに」

兄「くっそー油断した……」タタタ

兄「ちょっとほったらかしすぎた……俺のせいだ」

兄「迷子センターにも連絡行ってなかったし、どこにいるんだ……」

兄「はぁはぁ…どこだぁ妹ちゃんっ!」

兄「兄友みたいなやつに声掛けられたら……」

兄「…………くそお、考えたくもない」

妹「……ぅーーーぁーーー……」

兄「ん?」

妹「ぁーー……ぁーー……」

兄「こ、この声は間違いねぇ」

妹「……ぁーーーぅ……」

兄「向こうかっ!!」

妹「あー…うぅーーーぁああああ」

?「こまったわねぇ……お名前は?」

妹「うぅっひっ…うぁあああっ……」

?「泣いてちゃ分からないでしょ?ほら」

妹「あっあっあっ…うぅあ…にぃにー…!」

?「お兄さんがいるの?」

妹「うっ…あうあうあーー……」

?「なるほどね、そういう子なのね」

兄「おおーーーい!!」

妹「!……にぃ……にっ……!うぁあああっ……」

?「あなたがお兄さん?」

兄「そ、そうです……」

妹「えへへ、おに……い……」

?「ふふ、可愛いわね」

兄「……はい」

妹「きゃっきゃっ……」

?「だめよ、ちゃんと見てないと」

兄「はは、そうですね」

?「みんなの迷惑になるから、ね?」

兄「……え……」

兄「め、迷惑って……そんなの」

?「通路で大声で泣かれたりしたら迷惑でしょ?」

妹「うぁーー……」

兄「で、でもそれは……うぅ……」

?「家族なら分かるでしょ、こういう子は」

兄「…………」

妹「あうあうあー」

?「ほっとくと何するかわからないんだから、ねぇ」

兄「バ、ババアッ!!てめぇもっかい言ってみやがれっ!!」

?「イヤー犯されるぅぅぅっ!」

兄「だ、誰がてめぇみたいなのを……って逃げやがった」

妹「……うぁー……ちっち……にぃ……ちっち……」

兄「……トイレ、我慢してたのか。ごめんな……」

~トイレ前~

妹「あーうー…」ギュム

兄「ちょ、妹ちゃん手を離して」

妹「あぅ…あうあうあー」ギュムム

兄「どっかいったりしないからさ、な?一緒に入ったら通報されてしまう」

妹「うあー!ぅうーー!!」グイグイ

兄「さっきのがトラウマになってるのは分かるけど、マジでまずいって」

?「キャーーーーーッ!!変質者っ!」

?「タンポン泥棒だわー!」

?「私ので良かったら……」

兄「ほら、な?外で待ってるから……」

警備員「こらぁっ!なにしとるかぁー」

兄「来るのはやっ!!」


妹「あうあうあー」

兄「……という訳でして」

警備「なるほど、事情はわかった」

兄「分かっていただけましたか」

警備「そういうことならまぁ……時々ある話だ」

妹「うぉあー」

兄「じゃ、一緒に入ってもいいんですか?」

警備「それはさすがにまずいから……こっちのトイレを使ったらどうだ?」

兄「あ、全然気がつかなかった」

警備「車椅子の人なんかにも使いやすいからな、二人くらい余裕で入れる」

兄「良かったな、妹」

妹「♪あうー!ちっちっ」

兄「あれ、鍵が掛かってるぞ……」ガチャガチャ

男「デュフフフwww誰デスww人の用便を邪魔するのはwwww」

兄「おーい、早くしてくださいよっ!!」ドンドン

男「無ww理ww今まさしく用便がアヌスをこすり付けながら通過wwww」

兄「なんで実況した今!いいから急げっこのクソ野郎」ドンドン

男「うまい事をwwwお兄さんうまい事をwwwデュクシwww」

兄「な、なんで兄だって知ってんだよ」

男「さっきまでの騒ぎをもらさずwwwww?プププwww」

兄「だったらわかるだろ、こっちも急を要するんだ」

男「僕は全裸派ですからwwwこのトイレじゃないと駄目なんデスwww」

兄「うっぜーこいつ」

兄「くそぉ、時間かかりそうだな」

警備員「うーん……どうしても一緒じゃなきゃだめなら、男子トイレにしなさい」

兄「そ、そんな……妹は女の子なんですよっ!」

警備員「それは分かるが……」

男「池沼に男も女も無いデスwwwwさっさと犬猫みたいにその辺でドゾwwww」ブリブリ

妹「あうーーーっ!」

兄「うわクサッ!!」

男「失敬なwwwwひとの用便中にゴチャゴチャうるさいんデスwww」

警備「もうひとつ同じ設備のトイレがむこうにあるから、そっちに行ってみたらどうだ?」

兄「そ、それをはやく言ってください」

男「もう二度と人の憩いタイムを邪魔するんじゃないデスwwwサラバwww」

兄「お前フラグ立てたからな……今度出てきたらただじゃおかねぇぞ」

兄「はぁ、なんか疲れたな……」

妹「あぅー……」

兄「お前って今までこういうことと戦ってきたんだろうな、自覚はないんだろうけど」

妹「うぁ?あうあうあー」

兄「帰る?」

妹「うぅーーー!あぅッ!」ブンブン

兄「だよな、これじゃ何しに来たかわからん」

妹「えへへ……」ギュ

兄「俺のはいいから、お前のだけ買って帰ろ?」

妹「♪うぅーあ」

女「いらっさーせー」

妹「♪あぅー」

兄「……」

女「ウホッ……可愛い子……」

兄「え?」

妹「あぅあー…」

女「ねねね、これとかどうかな?すっごく似合うと思うよー」

妹「♪うぁーー」

兄「たまにこういうフランクすぎる店員いるけどさ」

女「あによ、文句あんの」

兄「いや……」

妹「あうあうあうあーーーっ!」

女「……それ、気に入ったみたいね。試着してみたら?」

妹「……ぁぅー……」ゴソゴソ

兄「………」

女「何よ」

兄「別に……」

女「あの子彼女さんですかー?」

兄「あーもう……そんな訳ねーだろ」

女「だよね」

兄「どういう意味だよ」

女「いや、あんなカワイイ子だから、やっぱねぇ」

兄「なんとなくディスられてるような気がするんだけど」

女「妹とか?」

兄「服屋の店員ってなんでめっちゃ話しかけてくるの?」

女「デフォルトで備わってんだからしょうがないでしょ」

兄「なんなんだよもう……」

妹「♪あうーーっ」シャッ

女「きゃー可愛いッ!!じゅるっ……」

兄「お、おぉ……可愛いな」

妹「あぅ……」モジモジ

兄「これくれ。いくらだ」キリッ

女「上下合わせて2万」

兄「うっ……仕方ない、買おう」

女「まいどーっ」

妹「おに…い…あぅあー」

女「…………」

女「包装するから、待っててね」

女「ね、あの子って」

兄「な、なんだよ……どうせあれだろ、池……」

女「……可愛いね」

妹「……ぅぁーーーぁ……」

兄「こら、服をかき回したらだめだって」

女「いいよ、どーせ9割はダサい服なんだし」

兄「店員がそんなこと言ったら駄目だろ」

女「さっき走りまわって探してたのってあの子?」

兄「み、見てたのか……」

女「この通り暇だからね」

兄「…………」

女「大事に守ってあげなよ、僕ぅ」

兄「……また来ます」

妹「うぁー」

兄「かわいい服買えてよかったな」

妹「へへ……あり…が……」

兄「小遣い貯めてたから大丈夫だよ、さ、帰るぞ」

妹「あうあうあー」スッ

兄「帰りははぐれないだろ、いくらなんでも」

妹「あぅあー……」

兄「はい……これでいいか」ギュム

妹「え……へへ……にぃに……?……わ…ぁし……」

兄「なんだ?」

妹「かぁ……いい……?あぅあ…」

兄「可愛いよ、もっと自信持っていいぞ」

妹「♪~~っ」

兄「色々あったけど……最後はいい日だったかも知れない」

じゃ、夜勤がありますのできりがいいのでこんなところで

あうあうあー(^q^)ぱしへろんだすwww

保守がてら仮眠中書くとしたらこのケータイからになるます
ちょっと番外編的な内容になるかと思うのでどうなるかわかんないけど

また落ちたらごめんなさい

あうあうあー♪
それよりも男父の話をちゃんと種明かししてくれよ!

>>368
一応これの前の話があって、それを見てもらって一番自然に行き着く答えが正解だと思ってもらえればそれでいいかと。

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

はしへろんだす(^q^)

>>283
>>287
今更感があるが・・・

妹のおてつだい
高苗京鈴

>>443
GJ

計画的にね☆

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

妹「ちょっとお兄ちゃん、お味噌とって」

兄「あいよ」

妹「うーん……どうかな?これくらいで」

兄「もうちょっと濃いめがいいんだけどな」

妹「塩分はおさえめにしないとだめなんだよ?」

兄「この若さで気にしないよ。何いってんだ」

妹「だーめ。ほら、お椀持ってきてっ」

兄「へいへい」

妹「えへへ……何か夫婦みたいだよね」

兄「……い、妹ぉっ!」ガバッ

妹「きゃっ…ご飯さめちゃうよ……」

チュンチュン

妹「あーうー」ユサユサ

兄「うっ……妹ぉっ!」ドピュ

妹「うぁー…?うーうー!」ユサユサ

兄「あ……なんだ夢か……」

妹「えへへ……あぅあー」ニコニコ

兄「おはよ、今ご飯作るから待ってて」

妹「あうあうあー!」

兄「ふぅ……変な夢だったな……」

兄「ちょっと妹ちゃん、味噌とってくれ」

妹「うぉあー」

兄「これはコーヒー豆だから違うよ。冷蔵庫に入ってるからさ」

妹「うぅー…?あうあう……」

兄「い、いいや自分で取るから……」

妹「うあー」

兄「うーん……どうかな?味見してみる?」

妹「あぅっ!」ズズズ

兄「あ、そんなに一気に飲んだら」

妹「……っうぁーー!ぁあああー……」

兄「あ、熱かったか?ごめんな。座っててくれ……」

兄「ふぅ……何とか朝食の体裁は整ったな」

妹「♪あうあうあ」

兄「いただきます」

妹「うぁー…」ハグハグ

兄「美味しい?」

妹「あぅっ!」ハグハグ

兄「母さんが帰ってきたらもっと美味いもんが食えるからな」

妹「おうぁー!」

兄「あいつらいつまでフラフラ旅行してるつもりなのか……全く」

兄「しかし今朝の夢はなんだったのか……」

妹「はぐはぐ……」モグモグ

兄「妹ちゃんが普通に喋ってたけど……うーん」

妹「…………あぅ?」

兄「心のどっかで、普通の子だったらなんて思ってるのかな……」

妹「…………?」

兄「…………」チラ

妹「…………ん」ニコ

兄「…………っ!」ドキ

妹「お…にい……えへ……」ニコニコ

兄「うぅ、心臓に悪い」ドキドキ

>>1はID変わったの?
この期に及んで気にしないけど一応教えて

兄「妹ちゃんは、妹ちゃんのままでいいんだ」

妹「あぅ?あぅあー」

兄「うん、そうだ。少しくらい他の子より遅れてたって……」

妹「あうあうあー」

兄「ん?あぁ、お皿下げてくれるのか。ありがと」

妹「♪ぅおあー」

兄「こんなにいい子なんて滅多にいないぞ……うんうん」

妹「あぅーーっ!」ガチャガチャン

兄「だっ、大丈夫かっ!」

妹「うぁーああああ……うぁああああ……」

兄「ケガしなかったか?よしよし」

兄「やれやれ、ドジだなぁ」カチャカチャ

妹「ぅあ、うー……」

兄「ま、ドジなのはしかたないとして」

妹「あぅ?」

兄「もう少し家事とかきちんとできればいいんだけど……」

妹「あうあうあー」

兄「あのお父さん、きっと猫可愛がりして育てたんだろうな……うーん」

妹「……うぁ……?えへ」ニコ

兄「うっ…き、気持ちはわからんでもないが」

妹「♪あうあうー」ピコピコ

兄「うぉ、19連鎖とかちょっと……」ピコピコ

妹「♪うぁっ!あうあうあっ」

兄「ぷよぷよはもう止めよう、勝てる気がしない」

妹「うぅー…」

兄「落ちもの系強すぎだろ……ほんとはすごく頭いいとかってオチじゃないだろうな」

妹「うぉあー」ピコピコ

兄「ま、直感が異常に優れてるのかも知れないけど……手先も器用だし」

妹「うぁ?」ピコピコ

兄「へへ、母さんたちが帰ってきたらびっくりさせてやるか」

兄「という訳で、調理実習だ」

妹「あうー」

兄「妹ちゃんが料理つくれるようになったらびっくりするぞ、きっと」

妹「うぉうぁー…」

兄「包丁はな、気を付けないとだめだぞ」

妹「あぅー!あぅっあぅっあぅっ」ブンブンブン

兄「…っ………見えるっ!よっほっはっ」

妹「あっきゃっきゃっ…」ニコニコ

兄「こらぁっ!!そんなことしたら危ないだろっ!!」

妹「」ビク

兄「あ……」

妹「…ぅあ……ぁあ…あ……」

兄「う……まずいぞ、充電完了まであと5秒って感じだ」

妹「ひぃっく…ひっ…う……あぁあああ」

兄「待った!都合よくここにタンバリンがあるんだがっ」

妹「ひっ……あぅ……?」

兄「い、いまだ……」シャシャンシャンシャシャ

妹「……あ、あう……?」

兄「このタンバリン芸を見て笑わなかった奴は今のとこ一人だ……」シャシャシャシャシャシャ

妹「あ……あーきゃっきゃっきゃ……」

兄「これやっぱりプライド崩壊するわ……」

兄「俺の教えかたが悪かった、最初は手取り足取り教えないとな」

妹「あうあうあー」

兄「まな板との距離は拳いっこぶん……この辺に立って」

妹「あ、あぅあー」

兄「で、包丁は右手でこう」ギュ

妹「うぁ……」

兄「左手は、こうして猫の手に……」ギュ

妹「ぅ……」

兄「………」

妹「にぃに……」

兄「う、後ろから抱き締めてる訳じゃないぞ……あくまで料理の」

妹「……あぅ……」

兄「お尻が当たって……うぅ」

妹「うぁ?あうあうー」スリスリ

兄「!?」

兄「お尻は動かさないように。繰り返す、お尻は動かさないように」

妹「あうあうあー」

兄「べ、ベーコンは薄く切るより厚く切ったほうが美味しいから」

妹「おぅーあー…」

兄「同じくらいの厚さに切れば焼くのが楽だ…」トントン

妹「うーうー」トントントントン

兄「そう、上手だぞ……」

妹「…………」トントントントン

兄「妹ちゃん、真剣だな……」

妹「…………」トントントントン

兄「なのに俺は……うぅ、髪がいい匂いだ……」

妹「ぅあ?」

兄「卵は、そうだな、スクランブルエッグでいいか」

妹「うーぁあ」

兄「簡単だよ、割ってかき混ぜるだけ」パシィ

妹「!あぅーっ」

兄「ふふふ、俺くらいになると片手で綺麗にわることができるんだ」

妹「あぅあぅあぅっ!」

兄「妹ちゃんは両手でやるんだぞ。何事も基本が大事だ」

妹「あぅっ…!」パシィ

兄「なっ…!マジかよ」

妹「♪~~~~っ」パシィッパシィッパシィッ

兄「ま、まぁいいや、かき混ぜてみて」

妹「♪~~っあーうーっ」ガチャガチャ

兄「ちゃ、ちゃんと空いてる手でボウルを押さえなきゃ」ギュ

妹「……ぅあ……」

兄「菜箸もちゃんと持って、回すように混ぜて」チャチャチャ

妹「……うぅ…あー…」チャチャチャ

兄「そうそう、上手だ」

妹「えへ……へ……ぁうあー…」

兄「楽しい?」

妹「♪あうっ」チャチャチャチャチャ

兄「じゃ、ちょっと休憩……頭がぼーっとしてきた」スッ

妹「あぅ……?あううっ!あーー」グイ

兄「な、何だよ」

妹「あ…あぅあっ……うぅ」グイグイ

兄「離れるなって?でも……」

妹「うぅー……あぅ……」

兄「わかったよ……くぅぅ」ギュ

妹「きゃっきゃっ…」スリスリ

兄「無念夢想無念夢想」

妹「……にぃ……に……きゃっ……」クル

兄「む、向かい合ったら危険なんだって……」

妹「……ぅ?…えへ…にぃ……」ニコ

兄「………っ!」

妹「……ん……はむ…?」

兄「………」

妹「んむー……?……ちゅっ…ちゅう……」

兄「ご、ごめん……」

妹「あぅー……きゃっきゃっきゃっ」ギュ

兄「うわっ……」

妹「にぃにー…ちゅっちゅーっ……!」チュ

兄「うっ……んっ……ま、待って」

妹「ちゅっ…ちゅうー…おに…い…へへぇ…ちゅっ」チュ

兄「待った、一旦冷静になろう」

妹「あぅー……?」

兄「悪かった、はずみでついあんな事を……」

妹「あうあうあー…」

兄「………」

妹「にぃ……ちゅ……にぃにー……」

兄「………」

妹「…………?」ニコ

兄「……はずみじゃない、かも、やっぱり……」

~後日~

兄「ようやく父さん母さんが帰ってくるらしい」

妹「♪あうあうあー」

兄「ははは、嬉しそうだな」

妹「うぁー」

兄「……もう少し二人でも良かったけど」

妹「あぅ?」

兄「な、何でもないよ」

妹「あぅおあー」

兄「何がなんでも隠し通さなきゃな……俺の気持ちは」

妹「おに……い……あそ……ぼぉ……?」

兄「……せっかく、家族になったんだからな」

ごめんなさい仮眠時間終了なのでここまでです
兄友の話を書く予定だったけどまぁあいつはあれでいいかと

兄「おかえりなさい、二人とも」

妹「♪あうあうあー」

母「ただいま」

父「長いこと家を空けてすまなかったね」

妹「♪うぉあーう」

兄「あはは、良かったな妹ちゃん」

母「……ふぅん」

父「ほぅ……」

兄「な、何?」

母「別に、ねぇ」

妹「あぅ……?」

兄「と、ところでお腹すかない?」

きた…のか?(つД` )ゴシゴシ

母「旅行から疲れて帰って来た母に飯の催促?ちょっとそこに座んな」

父「お、おい落ち着いて……」

兄「ち、違うってば……妹ちゃんが作ってくれたから食うかなって」

母「え……」

父「この子が……?」

妹「あぅあー」

兄「母さんたちがいない間練習してたんだよ、二人で」

妹「うぉー」

父「兄君、君って子は……」

母「そうやって家事全般妹ちゃんに押し付けてぐうたらするつもりね、ちょっと座んな」

父「何っ!そうだったのか!」

兄「おい、なんでそうなる」

父「うぅっ!メシウマッ!ハフハフ」

母「ほんと、美味しいわね」

妹「♪うあー」

兄「なんでさっきまであんな荒んでたんだよアンタは」

母「どうなってるかと思ってたけど、すっかり仲良くなっちゃったみたいね」

父「うんうん、心配して損しちゃったなハフハフ」

妹「あーう…あぅあぅー」

兄「食べさせてくれるのか?」

妹「♪あぅー」

兄「あーん……もぐもぐ」

父「なんとっ……」

母「ふふ、余計な心配が出来ちゃった?」

父「酒だ!酒持ってこいっ!」

兄「いきなりグレ始めた……」

もう…ダメぽ…(つД` )zzZ

~学校~

兄「ふぅ……」

兄「はぁ……」

兄「ふぅ~……」

兄「うぅ、残りスレも少ないと言うのに出るのはため息ばかりだ……」

兄「……胸が苦しい……」

兄「妹ちゃん…………はぁ」

兄「やつら(両親)が帰ってきてから、なんか必要以上に一緒にい辛くなったし……」

兄「とくに義父さんの目がなんか怖いぞ」

兄「……」

兄「向こうの学校に……迎えに行ってみようかな」

兄「という訳で妹ちゃんの学校に来てみたけど」

兄「うーん、何て言うかこう、ここは独特の雰囲気あるな……」

兄「妹ちゃんは……いないのかなぁ」

兄「送迎バスがあるって事はまだいると思うんだけど」

母「アンタ、こんなとこで何してんの」

兄「お、おぅわぁっ!」

母「不審者と間違われるから、あんま校門でうろちょろしないでよね」

兄「か、母さんこそなにしてんだよっ」

母「はぁ?……アンタ母親の仕事がなんだか忘れたわけ?」

兄「あ、あぁ、そうだっけ……」

母「で、ここで何してるの」

兄「いや、あのその……」

母「当ててあげよっか」

兄「勘弁して下さい……」

妹「……あぅあー……」

母「ほれ、来たよ」

兄「!」

妹「あぅ……おに…い……?」

母「お兄ちゃんが一緒に帰ろうって」

妹「うぁー…?あぅあっ!」

兄「ちょ、母さん」

母「何、違った?」

母「……ちょうどいいから、これから毎日送り迎えしてあげなさい」

兄「えっ」

母「妹ちゃんはいいよね?少し歩くけど、お兄ちゃんと一緒」

妹「♪あうあうあー」

母「だって」

兄「そんなこと勝手に決めていいのかよ」

母「大丈夫、こっちは話通しておくから」

兄「でもさぁ、俺が風邪引いて学校休んだりしたら」

母「そんときゃ張ってでも来なタコスケッ」ドス

兄「ぐはっ……」

妹「あ、あぅー…」

兄「いでで……じゃ、帰ろうか……」

妹「あうあー」

母「車に気をつけてね」

兄「車よりアンタのほうがこえーよ……じゃあの」

妹「♪きゃっきゃ……にぃにー」

母「…………」

母「あの人とおんなじような事しちゃってまぁ……」

ごめんなさい仕事さぼって書くのもそろそろ限界に

>>1のレス抽出して読めよな


新・保守時間目安表 (休日用)
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02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

~数日後~

兄「じゃ行こうか」

妹「うぅー!」

兄「行ってきまーすってか二人は仕事か」

妹「あぅー…?」

兄「義父さんは休みだとか言ってたけど……パチンコでも行ったのかな?」

妹「あうあうあー」グイグイ

兄「いけね、遅れちゃうな」

妹「えへへ……にぃ……」ギュ

兄「……っ!て、照れるなぁ」

父「…………」コソコソ

父「べ、別に気になってストーキングしてるわけじゃないぞっ」

父「…うぅ、二人でお手てつないで通学とか……パパは許さんぞ」

兄「……あはははは……」

妹「……ぁー……ぅぁー……」

父「くそー……兄君め……楽しそうにしやがって……」

父「……娘も楽しそうだが」

父「……ならいいのかな……うーん……」

父「いやっ!理屈じゃなく気持ちの問題だ」

父「うぅ…悔しいでも感じ(以下略」

父「……むぅ」

父「ただ手を繋いで学校まで送っただけか、兄君は……」

父「てっきり去り際に娘の尻のひとつでも触ると思ってたのに……マイナス査定できないじゃないか」

母「若い頃のあんたじゃないんだからそんなことしないって……」

父「うわ、女さん……じゃなくて母さん」コソコソ

母「今さらコソコソしてどうするの」

父「だ、だってなぁ」

母「暖かく見守ってやれば?義兄妹なら別に問題ないでしょ」
父「しかし……」

母「あたしの息子が信用できないっての?」

父「そうじゃない……ただ兄君が」

母「後悔するかもって?」

父「最初に言っただろう、色々大変だぞって」

母「んで、よろしく頼むって言ってたけどね」

父「兄君はまだきっと、わからないんだよ……色々な苦労が」

母「好きになっちゃったんなら、仕方ないでしょ……いくら言っても無駄よ」

父「や、やっぱり好きなのか……」

母「そりゃ、見ればわかるでしょ、あの態度で」

父「そうか……」

母「それにね、私たちがいない間、色々あったみたいよ」

父「色々、とは」

母「妹ちゃんが日記見せてくれてね」

父「……」

母「口じゃうまく伝えられないから読ませてくれたんだろうけど……ほんと、毎日色々あったみたい」

父「kwsk」

母「このスレ最初から読み返してきなさい……とにかく、それでもあの子が妹ちゃんを好きなら」

父「……好きなら?」

母「私は応援してもいいかな」

父「えぇーー……」

母「ふふ、ほらぁ兄君っ!元気だしなよっ」

父「……はは、そう呼んでもらうの久しぶりだな……」

父「まぁ、兄君のことはいい……よくわかった」

母「似たような立場だった癖に面倒な父親ですこと」

父「あの子の気持ちは……どうなんだ?日記に書いてたりしなかったのか?」

母「…………」

父「な、何その沈黙……」

母「…………」

父「ちょっとぉ、頼むよ」

母「お父さんは知らない方が……こほん、何でもない」

父「……近くに太い木はないか……?」

母「あー鬱陶しいっ!とっととパチンコでも何でも行ってこいっ!」ドガ

父「あーれー!」

キーンコーンカーン

兄「さってと、ようやく放課後だ」

兄「急いで迎えに行かないとなぁ……へへ」

友「おーい、今から皆でマック行くぞー」

兄「ごめんパス」

友「なんだよ、ネトゲでもすんのか」

兄「ざけんな、以前の俺とは違うんだよ」

女友「彼女できたとか?」

兄「い、いや……そんなんじゃないけど……」

兄友「…………」

兄「………ん?」

兄友「…………」プイ

兄「……ま、いいか。じゃ急ぐから」

兄「……ちょっと急ぐか、何事も時間前行動だ」スタスタスタ

兄友「……」スタスタスタ

兄「………」スタスタスタ

兄友「………」スタスタスタ

兄「……………おい」

兄友「……ん?」

兄「何でついて来るんだよ」

兄友「……方向一緒なだけだろ?」

兄「……お前が先歩け」

兄友「…………ふん」スッ

兄「これで安心だな」

兄「何でお前がここにいるんだよ!」

兄友「お前は何してるんだよ」

兄「俺は妹ちゃんを迎えに来たんだよ」

兄友「………へぇ、それで最近付き合い悪いのか」

兄「お前に関係ないだろ……さっさと行けよ」

兄友「やなこった」

兄「くっそ……てめぇまさかまた妹ちゃんに」

兄友「俺の姉貴も、ここ通ってるから……」

兄「え……?」

兄友「…………」

兄「……ふーん」

兄友「……」

兄「いっつも来てんのか?」

兄友「別に……今日は母親が来れないからたまたまだよ」

兄「………」

兄友「何だよ」

兄「……お、お前のさ、身近にそんな……」

兄友「…………」

兄「……何でお前」

兄友「お前のトコはさ、幸せそうだよな。何となく分かるよ」

兄「え?」

兄友「みんながみんなそんなんじゃねーんだよ、ウチも含めて」

兄「……」

兄友「姉貴来たから、行くわ」

兄「お、おい……」

兄友「あのさ、下らないことして悪かった。ごめん」

兄「ゆ、許すなんて絶対無いからな!」

兄友「分かってるよ、妹ちゃんにも謝っといてくれ。ほんと、悪かった……」

兄「あ……」

兄「何だよ……何かあったんなら話せよ……わかんねーよ、そんなんじゃ……」

妹「♪うぉー」

兄「あ……」

妹「にぃ……あぅ……?」

兄「あ、待ってたよ」

妹「お…にぃ……あぅー?」ナデナデ

兄「元気だって、心配いらない」

妹「うー……?あうぉあー!」ギュ

兄「わわ、ちょっと待って……」

妹「にぃ…にぃ……かえ……ろぉ」

兄「うんうん、腹も減ったしな」

妹「♪あうあうあー!」

おしまい

まだ100以上余ってるが26時間以上寝てないのでしんどくなってきた。
これで心置きなく4連休をひぐらし鬼隠し~祭囃子をぶっ続けでプレイできるデュフフ
読んでくれてありがとう。
ひぐらし途中で飽きたら何か書くかもしれないので読んでもらえれば嬉しいです。

>>847
乙でした
ちょっと妹と遊んでくる

このSSまとめへのコメント

1 :  たくおおおおおおお   2016年03月18日 (金) 18:30:14   ID: Ovp4Q1Q2

かわいいな!www

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