バーニィ「どうして俺が友達を作らなきゃならないんだよ・・・・。」 (37)

バーニィの髪型が某ヘタレ主人公に似てると思ったので。

書くの初心者だし、内容も酷いと思うので目も当てられないと思ったらスレ閉じてください。






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364609090


バーニィ「日本の学校か・・・・・。少し、緊張するなぁ。」

バーナード・ワイズマン。シドニー生まれのシドニー育ちで、親の仕事の都合で日本に来た。

自己紹介も終えたし、緊張はしているけど友達がすぐに出来たらいいなと思っている。

・・・が。

バーニィ「なんで誰も話しかけてこないんだよ・・・・・。」


生徒1「今度の転入生、もろに外人さんって感じだね・・・。」ヒソヒソ

生徒2「ちょっと優しそうな顔だけど、なんか話しかけるの怖いよね。」ヒソヒソ


バーニィ「はぁ・・・・。」

このザマだ。もともと日本人は『外人』が苦手な人が多いとは聞いていたが、こうも思いっきり避けられると

少しへこむなぁ。

バーニィ「あ、あの!バーナード・ワイズマンです。よろしく。」

小鷹「ん?あ、ああ。羽瀬川小鷹だ。よろしくな・・・えーと・・。(日本語喋れるのかよ!?)」

バーニィ「バーニィって呼んでくれ」b

小鷹「ああ、分かった。よろしくな、バーニィ。」

バーニィ「こちらこそ、小鷹。」

小鷹「ここが視聴覚室で・・・・向こうにあるのが・・・・。」

バーニィ「綺麗な校舎だよなぁ・・。ホント。」

小鷹「ああ。で、体育の時間の時は・・・。」

???「おはよう!羽瀬川!」

小鷹「あ、会長おはようございます!」

バーニィ「おはようございます。」


うわぁ・・・・なんかすごく綺麗な人だな。ヤマトナデシコ・・・だったっけ?」


???「ん?貴様なかなかうれしいことを言ってくれるじゃないか。」

小鷹「おいおい、口に出てるぞ・・・・。」

バーニィ「うわぁっ!?」

???「ん?そういえば見かけない顔だが・・・・。」

バーニィ「バーナード・ワイズマンです。よろしくお願いします。」

小鷹「今日入ってきた転入生なんですよ。」

???「ほう・・・・貴様があの・・・・。」

小鷹「知っているんですか?」

日向「ああ、転入生が来るとは聞いていた。私は生徒会長の日高日向だ。よろしくな。」


小鷹「もうそろそろ授業も始まるな。教室に行こうぜ、バーニィ。」

バーニィ「あ、ああ。失礼します。」

日向「ああ。私もそろそろ行くとするか。」

授業中


バーニィ「なあ、小鷹」ヒソヒソ

小鷹「どうした?バーニィ。」ヒソヒソ

バーニィ「あそこの席の奴、大丈夫なのか?なんかやばい表情してるぞ?」ヒソヒソ

小声で話しながら、前のほうの席に座っている黒髪でショートカットの女子を指差した。

小鷹「・・・!?・・・・・ああ、夜空か。最近、確かに元気なさそうなんだよな。」ヒソヒソ

バーニィ「なんだ?一瞬驚いて・・・。ああ、好きなのか。」ヒソヒソ

小鷹「そんなんじゃねぇよ!」



シーン


小鷹「あ」


生徒1「何?転入生いじめ・・・?」ヒソヒソ

生徒2「三日月さんのほう指差してたよね・・・。」ヒソヒソ

生徒3「三角関係かな!?」ヒソヒソ



夜空「小鷹・・?」ボソッ

放課後


バーニィ「酷い目にあっちまったな。」

小鷹「お前のせいだろ!全く・・・・。」

???「あっ、羽瀬川君!こんにちは!」

小鷹「よう葵。また今日も重そうな荷物持ってるな・・・・。手伝おうか?」

葵「えっ?でも・・・。」

小鷹「いいって。ほら。」

バーニィ「俺も手伝うよ。3人で運べばこれくらいすぐ・・・。」



倉庫


葵「はぁっ。予定してたよりも早くに終わりました!」

小鷹「まだ、あんなに仕事があったんだな・・・。」

葵「バーニィさんも、シドニーの話面白かったです!また今度聞かせてください!」

バーニィ「ああ。まあ、クラスも近いし昼休みにでもまた話そうぜ。」

葵「それでは、まだ仕事があるので失礼します。」

サイクロプス隊のみなさんは出るのか?
なんならガルシアだけでも頼む!

帰り道

バーニィ「今日は楽しかったな。最初はどうなるかと思ったけど。」

小鷹「そうだな。バーニィも、家こっちなのか?」

バーニィ「ああ。今日荷物が届くらしい。これから部屋を貸してくれる家の人にも挨拶しないとな。」

小鷹「だからそんなに大荷物なのか・・・・・。」



バーニィ「ここだ!」


小鷹「おおここか!・・・って・・。」


小鷹「俺の家じゃねぇか!!!」




>>6
一応出てくる予定です!

見ている人が居て安心しました。


少し昼食を食べてきます。

凄まじいコラボだ…
ポケ戦本編では得られなかった日常の幸せをバーニィには享受して欲しいな
期待

戦争がなかったらバーニィもいいお兄さんになれたかもしれないのにな・・・

小鷹「なるほど・・・親父がまた何かやったのか・・・。」


バーニィ「これからお世話になります。」


小鷹「何にも伝えられてなかったから驚いたけどさ。よろしくな。」


小鳩「あんちゃん・・・・その人誰?」

バーニィ「今日からお世話になる、バーナード・ワイズマンです。よろしく。」


小鳩「あんちゃん・・・・。」ギュッ

小鷹「おいおい小鳩、そんなに怖がらなくたって大丈夫だぞ?」

バーニィ「やっぱり俺、もう少しホテルのほうに居たほうが・・・・。」

小鷹「いや、ちょっと小鳩も驚いてるだけだよな?」

小鳩「・・・・・。」ギュッ


バーニィ「・・・・。そうだ!」ガサゴソ

バーニィ「はい、どうぞ。」


小鳩「チョコ・・・・?」





はがないはどの時点だ?

>>12

時系列的には、今話題の最終話の途中くらいです。一応その時期の小鷹視点ということで。

バーニィと小鷹の二人の視点で一応進めていきます。




小鳩「ククク・・・。この一族に伝わりし伝説の珍味を献上するとは・・・ククク・・・。」


バーニィ「・・・なんだ?なんかさっきとは様子がずいぶんと・・・。」

小鷹「気にするな・・・。その・・・こういう感じなんだよ小鳩は。」

バーニィ「は、はぁ・・・。喜んで・・・くれてるのかな?」

小鷹「ああ。」



バーニィ「もうこんな時間か。」

小鷹「夕飯は俺が作る。それまで小鳩の相手をしてやってくれないか?」

小鳩「ククク・・・第二の 我が眷属よ、伝説の珍味の力で我の4つの力ももうすぐ開放される・・・。」

バーニィ「俺、眷属なのかよ・・・。まあ喜んでくれてるならいいかな・・・。」






夜中

バーニィの部屋

バーニィ「日本に来てすぐに友達もできて良かったなぁ。」


小鷹の周りはずいぶんと綺麗な人が多いけど、日本だと普通なのか?

まあ、そういうひとが集まるくらい小鷹はいい奴なんだろうな・・・。




小鷹の部屋


小鷹「今日の夜空・・・。やっぱり俺、このままじゃダメなのか・・・?」

教室


バーニィ「今日は、あの子来てないんだな・・・。」

小鷹「・・・なんだバーニィ?もしかして気になってるのはお前のほうじゃないのかぁ?」

バーニィ「いや、小鷹の友達じゃないのか?」

小鷹「!?」

バーニィ「まあ気のせいだよな。いや、昨日小鷹の方ちらちら見てたからさ!」

小鷹「へ、へぇ・・・。」

バーニィ「ありゃ絶対気があるぜ!はははっ。」ニヤニヤ

小鷹「(夜空・・・。)」




廊下

作業員1「どうだ?進み具合は。」

作業員2「ヒューズはOKです。ついでにブレーカーの方も調整しときました。」



バーニィ「工事でもやってるのか?」

小鷹「みたいだな・・・。うちの放送設備の改修だったかな・・・。」

バーニィ「なあ。」

小鷹「ん?なんだ?」

バーニィ「今、小鷹の席にパンとか雑誌置いてった奴いなかったか?」

小鷹「・・・。多分教室で飯を食べるから、場所を確保してたんだろ。」

図書室

日向「いつもありがとな!羽瀬川!バーニィ!」

小鷹「いえいえ。俺も暇ですし・・・。」

バーニィ「俺も、こうやって役に立ててうれしいです。ははっ。」

葵「お二人が手伝ってくれて、すっごく助かってます!生徒会には男の人がいませんから、

力仕事を手伝ってもらえるととってもうれしいです!」

バーニィ「小鷹は生徒会、入らないのか?」

小鷹「ああ。やっぱり、生徒会なんて荷が重いし。こうやって手伝いはできるからいいかなって。」

バーニィ「そうか。」

入れば良いのに。日向さんにガチで惚れてるとか言ってるけど、小鷹は案外不器用なんだな」


日向「ほう・・・。」

葵「えええーっ!?そうなんですか!?羽瀬川君!」

小鷹「のわあっ!?ち、違う!そ、そういう意味じゃなくて!」

日向「違うのか・・・。やはり内面が大事と言っても私のような見た目では・・・。」

小鷹「い、いえ!日向さんはすごく美人です!俺なんかじゃ手が出せないくらい・・・!」

日向「冗談だ。」

小鷹「はぁ・・・。」

バーニィ「ははっ。」

小鷹「今日の夕飯のハンバーグ、上に納豆を乗っけて出そうか。」

バーニィ「ごめんなさい。」

小鷹「じゃあ俺は買い物あるし、バーニィは・・・。」

葵「私達もお仕事が終わりましたし、学校の案内をしましょうか?」

日向「そうだな!まだ礼拝堂などの場所は行っていないだろう?一応学校の行事で行くことも

あるから、私たちが案内しよう!」

バーニィ「え?いいんですか?・・・あ、でも・・・。」

小鷹「大丈夫だ。そういう事なら、夕飯の準備とかは俺がやっておく。せっかくだし、案内して

もらったらどうだ?」

バーニィ「ありがとう。小鷹。」

日向「よし、ではまずは礼拝堂のほうに行こうか。」



礼拝堂廊下

バーニィ「この施設、広いですね・・・。」

葵「理事長があの超大金持ちの柏崎家の人ですからね!しかもその娘は才色兼備でなんというか・・・。」

バーニィ「現実にそんな人いたんだな・・・。」


「〜〜〜・・!〜〜〜・・・!」


バーニィ「この部屋・・・なんだか声が聞こえないか?」

葵「ああ、そこは隣人部の部室です。」

バーニィ「隣人部?」

葵「友達作りを目的とした部活なんだとか。羽瀬川君も入部しています。」

バーニィ「へぇ・・・。ちょっと見ていかないか?」

葵「へ?」

日向「そうだな。私も話には聞いていたが実際に見たことはなかった。視察も兼ねて行ってみるとしようか。」

日向「失礼する。生徒会の者だが・・・。」コンコン


???「はい。」ガチャリ

日向「生徒会長の日高日向だ。今日は隣人部の視察に来た。」

???「ああ、そういうことね。・・・小鷹?」

バーニィ「えっ?」

???「あ・・・人違いか・・・。」ボソッ

葵「バーニィさん、この人が柏崎星奈。理事長の娘で・・・。」

バーニィ「ああ、さっきの話の・・・。たしかにすごいなぁ・・・。」チラッチラッ

葵「どこ見て言ってるんですかーっ!」ムキーッ

星奈「で、今度は何しに来たわけ?」

日向「いや、隣人部というものがどういうものかと一度見ておきたかったのだ。羽瀬川が入っている部活だと

聞いたしな。」

星奈「小鷹?知ってるの・・・?」

日向「最近はよく生徒会の仕事を手伝ってもらっている。羽瀬川はしっかりしているし、部活動内でも活躍

しているだろう。」

星奈「・・・。」

???「星奈のあねご。こやつらなにものですか?」

バーニィ「執事服を着た女の子?」

???「いえ、わたくしはにっぽんだんじでございます。・・・あなたはあにきのしゃていですね?」

バーニィ「え?」

???「さいきんあにきといっしょにいるところをみかけましたゆえ・・・。」

バーニィ「あにきって・・・。小鷹のことか?」

???「はい。わたくしのあにきでございます。」

バーニィ「楠木幸村・・・。本当に男の名前なんだな。」

幸村「はい。わたくしはにっぽんだんじですので・・・。」

バーニィ「そうなのか・・・。(どっからどう見ても女の子なんだけどなぁ)」

日向「部長はどこにいるんだ?」

星奈「夜空?最近部活に来てないんだけど・・・。」

バーニィ「(もしかして、同じクラスの・・・?)」

???「あーっ!おにいちゃんだーっ!」ダダッ

バーニィ「うわっ!なんだ!?」

???「あれ?おにいちゃんじゃないのだ。・・・おにいちゃん今日も来ないのかな・・・。」

星奈「マリア、ほらお菓子。」

マリア「ありがと・・・。」




廊下

バーニィ「なんだか予想してたよりもずいぶんと暗そうな部活ですね。」

日向「そうだな。・・・私が聞いた話だと、毎日騒いでいるということだったんだが・・・。」

葵「なんだか前に見た時と、大分違う雰囲気になっているような・・・。」

日向「ははーん。もしや羽瀬川が私に惚れているから、嫉妬しているんだな。」

葵「さっきもずいぶんと羽瀬川君焦ってましたからね!」

日向「冗談だ。」

バーニィ「・・・。」




校門

バーニィ「ありがとうございました。おかげで施設の事もだいぶ分かりましたし。」

日向「そうかそうか!それはよかった!また困ったらいつでも私達に頼ってくれ!」

葵「それでは私はこっちなので、さようなら!」

バーニィ「じゃ、またな!」


バーニィ「はぁ・・・。あの隣人部だっけ・・・。なんというか、みんな元気なさそうだったな。」

そういえば・・・。

バーニィ「小鷹をみんな待っているようだったけど、なんでだろうな。」

「大方、羽瀬川を巡って何かが起きたからだろう。」

バーニィ「!?」

日向「私を置いて行くとは酷いぞバーニィ。」

バーニィ「日向さん!え?どうして・・・。」

日向「どうしてって、私も帰りはこっちだ。」

バーニィ「は、はぁ・・・。」

日向「隣人部のことだが・・・。おそらく柏崎星奈と羽瀬川の間に何かがあったのだと私は考えている。」

バーニィ「どうしてそう思うんですか?」

日向「バーニィはまだ聞いていないと思うが、柏崎星奈と羽瀬川は婚約しているんだ。しかし、聞く話によると

羽瀬川はそれに反対しているようでな。」

バーニィ「婚約しているほどの仲なのに反対・・・?」

日向「親が決めたものらしい。私もよく知らんが。」

バーニィ「そうなんですか・・・。あっ、俺ここなんで。」

日向「おおここか!・・・ん?羽瀬川・・・?」

羽瀬川家


バーニィ「ただいまーっ。」

小鷹「おかえり、もう夕飯できてるぞ・・・あれ、日向さん?」

小鳩「ククク・・・我が・・・え?」

日向「おじゃまします。・・・今は都合が悪かったか?羽瀬川。」

小鷹「そ、そんな事ないっすよ!夕飯多めに作ってますし!」

マジかよ!日向さんが来るんだったらもっとちゃんとしたやつ作ってたのに・・・。まあここは平静を

装ってだな・・・。」

バーニィ「小鷹・・・。」

日向「ハッハッハ!いやいやそこまで私のことを好いているとは!ここまでアプローチをされたら私も

少し本気にしてしまうぞ!」

小鷹「あ・・・え?もしかして・・・。」

バーニィ「口に出してたぞ。」

小鳩「あんちゃん・・・。」

日向「バーニィと羽瀬川はよく似てるんだな。・・・羽瀬川。この際本音を言ってしまえ!」

小鷹「違う!違うんだあぁっー!!!!!!」









???「小鷹、小鷹が家にリア王を・・・?嘘だ・・・嘘だ・・・。」

小鷹「小鳩はもう寝ちゃったか・・・。」

バーニィ「俺がベッドに寝かせてくる。」

小鷹「ああ。頼む、俺は食器を洗っておくから。」カシャカシャ

日向「・・・。」

小鷹「・・・。」カシャカシャ

日向「なあ羽瀬川。」

小鷹「どうしました?風呂とかなら別に入っても・・・。」

日向「今日、隣人部を見てきてな。」

小鷹「!?・・・・どうでしたか?」

日向「ああ、とても楽しそうな部活だと思ったよ。」

小鷹「そうですか。でも基本的にはやることなんて・・・。」

日向「羽瀬川。実は私がここに来たのは、伝えたい事があったからなんだ。」

小鷹「え?なんだって?」

日向「はぁ。・・・貴様、いつもそうやって逃げていたんだな?」

小鷹「え・・・?」

日向「いつまでそうやって逃げているつもりなんだ?羽瀬川。」








バーニィ「あれ?日向さんは?」

小鷹「あ、ああ。帰ったよ。さすがにあんまり遅くなったらダメだしな。」カシャカシャ

バーニィ「そうか。・・・皿洗い、手伝うよ。」

小鷹「ああ、ありがとう。」

教室


バーニィ「またあの席の子、来ていないんだな。」

あの黒髪ショートの、夜空というクラスメイトの席を指差す。

小鷹「そうだな。携帯に連絡が来ているわけでもないし、ただの風邪じゃないのか?」

バーニィ「・・・。」

本当にそうなのだろうか?俺は、実は昨日の会話を聞いていたんだ。

日向さんが予想していたことは、本当だった。

小鷹が、柏崎星奈に告白された事。そして、それから逃げるように去ったまま部室に行っていないこと。

そして今休んでいる三日月夜空というクラスメイトは、どうやら対人恐怖症らしい。

もともと小鷹の幼馴染で、偶然再会した後に二人で隣人部を設立。

それが本当はどういった意味を示しているのか、それも小鷹は分かっていた。

分かっていたがゆえに、こういった事になってしまったのかもしれない。


小鷹「どうした?・・・もしかして夜空のことがやっぱり気になるか?」

バーニィ「いや、そういうことじゃないって。・・・小鷹こそ、日向さん大好き人間だろ?」

小鷹「ち、ちげぇって!」

バーニィ「ま、もうそろそろ生徒会の手伝いにでも行こうぜ!」

小鷹「・・・そうだな。」






???「あれは・・・小鷹先輩・・・?どうして生徒会室に?」

生徒会室

日向「おお!待っていたぞ羽瀬川!」ガサゴソ

小鷹「遅れてすみません!今日はどういう仕事を・・・。」

バーニィ「・・・。」

小鷹「じゃあ、この機材をこっちに・・・。」

俺だって隣人部のことは大事にしたい。けど、一度逃げちまってからはい戻ってきましたなんて

できるわけないだろ。

それに、今の俺には生徒会という居場所がある。優しい日向さんが居る。

そんな状況で、隣人部に戻ってもみんなは受け入れてくれないんじゃないのか。

だったら、ここで俺は・・・。


小鷹「・・・ん?」ピラッ

小鷹「写真・・・?・・・!?」





バーニィ「あれ?日向さん、小鷹はまだ戻ってないんですか?」

日向「ああ羽瀬川か?羽瀬川なら先程用事があるから今日は早く切り上げるといって帰ったな。」ガサゴソ

バーニィ「え?」

日向「私達も今日のところは・・・。」ガサゴソ

バーニィ「・・・日向さん、さっきから探しているのはこれですか?」ピラッ

日向「・・・!?どうしてそれを・・・。」

バーニィ「今日実はクラスメイトが教室でこれを見ながら騒いでいたんで、ちょっと借りてきたんですよ。」

日向「・・・掲示板に貼ってあった物はすべて回収したはずだったが・・・。まさかそもそもすべてを

回収しきれていなかったとは・・・。」

バーニィ「小鷹がもしこれを見ていたら・・・。」


日向「・・・え・・・?」

バーニィ「まずいんじゃないか・・・?これは・・・。」

内容も酷いと思うので目も当てられないと思ったら『スレ閉じてください』

↑の『』の中だけいらん、ssは面白いから頑張れ

どこかの倉庫


小鷹「ここか・・・?」


小鷹「おい、居るんだろ!出てこいよ!」


???「やっぱり先輩が来ましたか。そういうところだけ男らしさが残っているんですねぇ。」


小鷹「やっぱりお前だったか・・・。どうしてこんなことをしたんだ!理科!夜空!」


理科「ここに呼び出したのは私ですけど、写真を掲示板に貼ったのは夜空先輩です。

そもそも私はこんなことをするつもりはなかったんですけど、見てください。」


小鷹「はっ!・・・夜空、お前・・・。」


理科「こんなになっちゃって。髪はぼさぼさ、隈もひどくて体だってこんなに細く・・・。」

小鷹「・・・。」


理科「それなのに先輩ときたら、星奈先輩の告白から逃げ出した上にあげくのはて

生徒会長といちゃいちゃして!」

小鷹「それは違う!」

理科「どうせそういう意味じゃなくて内面が・・・とか言うつもりなんでしょうが、夜空先輩の

撮ったこの写真がある限り、言い逃れはできませんよ!」

小鷹「ぐっ・・・。」

理科「正直、私は小鷹先輩に喝を入れるくらいで済まそうと思っていましたが、今回ばかりは許す

気はありません!」


小鷹「・・・。」

理科「覚悟してください。先輩!」




バーニィ「すみません、この写真の人見かけませんでしたか?」

チンピラ「あぁ?・・・見てねぇな。」

日向「ここらへんに来たはずなんだ!もう一度思い出して欲しい!」

チンピラ2「・・・それで俺たちが協力したら、なにかお礼でもしてくれるのかよ!」

バーニィ「え・・・?」

チンピラ「そうだなぁ・・・。へっへっへ・・・坊主、そこの嬢ちゃんを俺達にも分けてくれるかな?」ニヤァ

日向「ひっ!?」

バーニィ「そ、それはダメだ!」

ここらへんは治安が悪いとは教えられていた。でも、あの写真の裏に描いてあった地図は確かにこの近くのはずだ。

しかし、これ以上日向さんを危険に晒すわけには・・・。

チンピラ3「おいてめぇらなにしてやがる!」

チンピラ「いや、こいつらがですね・・・。」

チンピラ3「おい、・・・その写真見せてみろ。」









バーニィ「あ、ありがとうございます。車で案内してくれるなんて・・・。」

チンピラ3「へっ、俺は心の広い男だからな・・・。そこの嬢ちゃんには悪い事をしたな・・・。」

バーニィ「日向さん、大丈夫ですか?」

日向「あ、ああ。これくらいどうということはない!」ヒグッ

チンピラ3「・・・ドロップだ。食うか?」

日向「あ、ありがとうございます。」ヒグッ

チンピラ3「もうそろそろ見えてくるぞ。あそこは確か高校生が発明をするためとか

なんとかで借りてるところだからな。思い当たるところがそこしかねぇ。」






チンピラ3「行ったか・・・。しかし、あの写真のガキ・・・。」



小鷹「ぐはぁっ!」ドシャッ

理科「もうギブアップですか?でもね、夜空先輩や星奈先輩が受けた傷はこんなもんじゃないんですよ!」

小鷹「うっ・・・痛ってぇ・・・。」

理科「まだ、こんなもんじゃ・・・!」


「小鷹!」


小鷹「・・・!」

理科「来ましたか・・・。」


バーニィ「ふぅ・・・ま、間に合ったか・・・。」ガシッ

小鷹「ぜんぜん間に合ってねぇよ・・・。」


理科「最近小鷹先輩と仲良くしているという転入生ですね?濃厚なBLをやってくれる気配も

ありませんし、そこをどいてくれませんかね!」バッ


バーニィ「ビーエルってなんだ?」

小鷹「・・・。」


日向「小鷹!」


夜空「あの女・・・!」

理科「小鷹先輩といちゃいちゃしている生徒会長さんですか・・・。全く、風紀を守るべき

人間がヘタレて逃げてきた似非ヤンキーと不純な交際・・・聞いて呆れますね!」


日向「・・・そこは否定できない。だが・・・!」


理科「お互いを知っての上での健全なお付き合いですとでも言うんですか?あ、それとも

お突き合いとでもいいますか?」


小鷹「理科!日向さんは、日向さんは悪いことはしていない!だから!」


理科「先輩は黙っていてください!これは私達の問題なんです!」


日向「・・・羽瀬川。私は自分だって悪いことが分かっているんだ。いつの間にかに貴様に惹かれて

、悩み苦しんでいる羽瀬川を自分から誘ったのだからな・・・。」

小鷹「日向さん!」

日向「だから、羽瀬川を痛めつけるなら私を!」

理科「そうですか。なら、遠慮なくやっちゃいましょうか!ねぇ、夜空先輩。」

夜空「・・・リア王・・・。私はお前が大嫌いだ。文武両道才色兼備で、人当たりのいい性格・・・。」

日向「・・・。」

夜空「お前が小鷹に言い寄ったせいで、小鷹が・・・タカが私から消えていってしまう・・・。」






小鷹「夜空」




小鷹「確かに俺は日向さんとこんな風になっちまったけど、それでも夜空とかを忘れたことは無い!」

理科「あら小鷹先輩。今度は開き直って堂々とハーレム宣言でもするつもりですか!」

小鷹「そう聞こえるかもしれない。でも、聞いてくれ。夜空、俺たちは友達じゃねぇか!

俺は夜空の事を大切な友達だと思っているし、隣人部のみんなだって全員かけがえのない仲間なんだ!」



夜空「小鷹・・・。」



理科「そうですか・・・。」



小鷹「やるならやれよ・・・。俺はもう何も言わない・・・。」


理科「先輩・・・。」

理科「なんかもう、やる気失せちゃいました!夜空先輩はどうですか?」

夜空「私もだ。・・・しかし小鷹、同じ部の仲間として不純な交遊は見過ごせんな。・・・リア王!」

日向「む、リア王とは私の事か?」

夜空「そうだ。貴様は今後小鷹と会う時は必ず隣人部に報告するのだ。こちらも部活動をする際に

勝手に男手が持ち出されていると困るのでな。」

日向「それはこちらも困る。生徒会も今男手が無くて力仕事をする時に『とても』困っているんだ。

そうだ、私も隣人部に入部しよう。そうすれば許可をわざわざ得なくともいいだろう?」

夜空「却下だ!」

日向「なぜだ。」

夜空「貴様はもう友達がたくさん居るのだろう?隣人部とは友達を欲している者が集うところ。

貴様のようなリア充が来るところではない!」

日向「なんだと!ならば・・・・・。」






小鷹「・・・。」

バーニィ「なぁ、なんでいつの間にかにあんなに仲良くなっているんだ?」

小鷹「分からねぇ。でも・・・。」



小鷹「おかげで俺も、決心がついたかな。」



バーニィ「そうか・・・。!?危ない!」ドンッ


小鷹「・・・いてっ・・・。何するんだよ。!?・・・バ、バーニィ!」

病院


天馬「私がすぐに駆けつけたが、意識は戻らないか・・・。」

小鷹「バーニィ・・・。」

日向「どうなんだ?意識は戻りそうなのか?」



天馬「・・・。」

日向「そんな・・・。」

天馬「もともとあの倉庫自体がずいぶん古かったらしい。運が悪かったとしか・・・。」

小鷹「こんなの、こんなのって・・・ねぇよ。せっかくみんなと仲直りできると思ったのによぉ。」

日向「・・・。」

小鷹「また隣人部のメンバーで馬鹿やってさ、どうしようもなく残念な事でもそれを思い出に

していけると思ったんだ!それなのに!」

天馬「ここは病院だ小鷹君。静かにしたまえ。私だって悔しいんだ。だが、私達には祈る事くらいしか

できないんだ。」


小鷹「くそっ!」バンッ

日向「羽瀬川。行こう。」

小鷹「・・・でも。」

日向「いつまでそうやっているつもりだ!貴様はやることがあるんだろう?」

小鷹「・・・。」




病院の廊下

小鷹「夜空・・・理科、まだ居たのか・・・。」

理科「私のせいで・・・。」

夜空「・・・。」

小鷹「明日から、また隣人部の活動再開しようぜ。」

隣人部部室


夜空「さて、こうして部活サボり魔がこうして戻ってきたわけだが・・・。」

星奈「で、その隣のは何よ?」

夜空「こいつか?新しくこの部に入った雑用係だ!みんなどんどん仕事を頼んで構わん。」

日向「今の説明にあった通り、私はただの雑用係だ。なんでも頼んでくれ!」

夜空「では早速だが全員分お茶を淹れてくれ。」

マリア「お菓子も欲しいぞーっ!」

日向「分かった!」


幸村「夜空のあねご・・・。わたくしのおしごとはどうなるのでしょうか?」

夜空「しまった!」


小鳩「あんちゃん助けて!こいつめっちゃしつこいばい!!」

星奈「こっばとちゃーん!ねぇねぇ今日はなんでカラコンしてないの?イメチェン!?」

小鷹「星奈、その辺にしておけ・・・。小鳩も本気で嫌がってるし・・・。」


俺たちはあれからこうして、隣人部としての活動を再開した。

バーニィがいつ戻ってきても新しい仲間として迎え入れることが出来るように。


理科「このお茶とてもおいしいですね!」

幸村「こ、これは・・・!?しんじんめ・・・こうしてわたくしをあにきからとおざけようと・・・。」

日向「ハッハッハ!どうだ!小鷹も飲むといいぞ!」

小鷹「お、おう。ありがとな。」ズズ

日向「どうだ?」

小鷹「すごくうまいなこれ!やっぱりこういうのを上手にできるのってすごいと思うぜ。」

日向「ちなみにだな。その湯のみ、私が口をつけたものなのだが。」

小鷹「ぶふーっ!」

夜空「おのれリア王め・・・!」ギリギリ

病室

葵「バーニィさん、これ映画のチケットです。今度一緒に見に行きましょうね?」

バーニィさんはあれからずっと目を開けません。こうして毎日そばに居ると、たまに手を動かしたりは

しているんです。

その度にもう起きるかな・・・と思ってみたり。

葵「この映画、ロボットが出てくるんですけど、そのパイロットが戦場で出会った敵の女パイロット

に惹かれていくラブストーリーなんです。今話題なんですよ!それで・・・それで・・・」ヒグッ


なでなで


葵「・・・えっ?」





隣人部部室


夜空「部室内での不純な行為は禁止といっただろうリア王!」

日向「私はただお茶を飲んだだけだ。その湯飲みを、小鷹が偶然取り間違えただけだろう。」

夜空「・・・っ!」ギリギリ

理科「まあまあ、小鷹先輩だって悪気があったわけじゃないですよね?」

小鷹「それは・・・まあ・・・。」チラッチラッ

日向「・・・。」ニコッ

小鷹「///」デレデレ

理科「何二人でラブコメモード入ってるんですかーっ!!ああっ夜空先輩から生気が抜けてるっ!?」

星奈「小鷹もちょっとは抑えてよねっ!リア充オーラ撒かれ過ぎると眩暈がするのよ。ねーっ、小鳩ちゃーん!」ギュウウ

小鳩「あんちゃん助けてっ!!」





???「失礼します」コンコン

夜空「客人か・・・。」ガチャ



???「隣人部に入部したいのですが。」

葵「私もです!」


夜空「ここは良き友達をつくるため、日々様々な活動を行いながら目標に向けて努力する者が集う場所だ。」


???「どうして俺がここで友達を作らなきゃならないんだよ・・・・。」


バーニィ「だって俺ら全員、友達だろ!」


夜空「ようこそ、隣人部へ!」





おわり

サイクロプス隊でねーじゃねーかよ

期待させやがって
開けてみたら内容薄いし、バーニィは途中から空気だし・・・俺の期待を返せよ

とても短い文章になってしまいましたが、これで終わりです。

SSというより文章自体を全然書いたことが無かったのでいろいろと拙い部分が目立つとは思いますが

今の全力を出してなんとか完成させることができました。

ポケットの中の戦争からはガルシアが出ています。他にもMSIGLOOという少しマイナーな作品から

二人と、もう一つは人物ではなくちょっとしたところにガンダム作品のネタを使っていたりします。

ガルシアがどこに居るかは分かりづらいですが、セリフをそのまま使っているので是非探してみて

ください!



バーニィが出ていて、なんか変なクロスをしているなと思ったらそれはもしかしなくても私かも

しれません。


最後に、なんとしてでも主張したい事。


はがないの生徒会長ss、見かけないので増えて欲しいです。

ガルシアさんは?シュナイダーさんは?アンディさんは?カミンスキーさんは?

まだ終わっちゃいけないって思うの

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