花子「櫻子ー!起きろー!!」(165)


いつもこの時間が私……花子の時間。花子だけの時間。花子と、櫻子の、時間。

櫻子「くかー、くかー……」

花子「櫻子……今日も起きないよね」

花子「じゃあ、えっと、今日は何しよう……」



…………。

……。

花子「……だめだ、やっぱり花子がなにやっても起きないよ」

撫子「そうかお疲れ。やっぱりひま子じゃないとダメだな」


花子「もう朝ごはん先に食べちゃうもんね!遅刻してもしらないんだから!」

撫子「いつものことだろう……ん?」

    向日葵「櫻子ー!朝ですわよー!」

撫子「あぁもうこんな時間か、ひま子も毎朝ご苦労なことだ……よいしょ、いまいくぞー!」テクテク

花子「……」モグモグ

花子(ひま姉ちゃんでしか起きないとか、やっぱり櫻子むかつく)

花子(……でも、花子じゃ起きないから、毎朝櫻子に内緒で櫻子と遊べるわけで……)

花子「……」

花子「……」ゴクン

花子「むかつく」

 /⌒⌒ヽ         
||」ハ」」キハ
ζリ ゚ヮ゚ノζ
 ( つ旦O  
 と_)_)

これは期待せざるを得ない


櫻子「うわぁぁ!もう!なんで誰も起こしてくれないのさー!!」ドタバタ

花子「……花子、起こしたもん」プイ

櫻子「……なんで花子は朝から機嫌が悪いんだ」

撫子「ダメな姉を持つと大変なんだよ」

櫻子「え?なに、ねーちゃん自分のこと?」

撫子「ふぅ」チョップ!!

櫻子「んがっ!? 無言でチョップとは朝からハードな……」

向日葵「はいはい、早く準備して学校に向かいますわよ」

櫻子「向日葵うるさい!」

向日葵「……置いてきますわよ」

花子「……行ってきます!」


花子「そんなこんなで」

花子「櫻子は花子が起こしに行っても起きない」

花子「むかつく」

花子「……けど」

花子「櫻子を起こしに行くのは花子の役目」

花子「……だから」

花子「起きないのはむかつくけど、起きないから」

花子「色々、できる」

上と下はシッカリしてるのに・・・


――翌朝――

櫻子「うわあああぁぁぁ!!?な、なんでこんな時間ーー!?」ドタバタギャーギャー

撫子「今日はひま子来ないな……私は行ってくるからな」バタン

花子「……だから花子、起こしたもん」

櫻子「私が起きなかったら意味ないでしょー!?もうバカ!」

花子「……っ!?  バカは櫻子だ!もう知らない!!」ダッ

花子「ごちそーさま行ってきます!!」バタンッ!

櫻子「なんだあいつ……まぁいいや、私も早く着替えて行かなきゃ!」


花子「バカ……!バカバカ!」テクテクテクテク

花子「櫻子のバカ!櫻子のバカ!」テクテクテクテク

花子「ひま子お姉ちゃんも……」テクテ...ピタッ

花子「ひま子お姉ちゃん、も……」


花子(わかってる)

花子(ひま子お姉ちゃんは、悪くない)

花子(櫻子も、悪気があるわけじゃない)

花子(ふたりとも、なにも悪くない……)

花子「悪いのは……花子」

花子「勝手によこれんぼして、勝手にきげんわるくなって」

花子「……だって、かなわないもん」


花子(ひま子お姉ちゃんはずっと櫻子といっしょだ)

花子(お家は違うけど、隣同士だし、昔からいつもいっしょだ)

花子(櫻子の写真を見ても、花子と写っているよりも、ひま子お姉ちゃんの方が……)

花子「……」

花子「いっしょに暮らしてるのに、いっしょの時間は、ぜんぜん追いつけない」


花子(きっとそうだ)

花子(学校でも、いっしょの教室でずっといっしょ)

花子(きっと、これから先もそうなんだろう)

花子「……これじゃあ花子、かないっこないじゃん……」

支援


花子(それに……)

花子「それに、性別も……」

花子(たぶん、きっとそう)

花子(女の子と女の子は、結婚できない)

花子(ひま子お姉ちゃんと、櫻子も、女の子同士って、壁がある)

花子「花子と櫻子は……姉妹だ」

花子「うれしいけど、……かなしい」

花子(撫子お姉ちゃんが言ってた。どんなに好きでも、男の子と女の子であっても)

花子(家族じゃ)

花子「結婚、できない……!」

花子「なんで櫻子は……っ!お姉ちゃんなの……!?」

楓さんがスタンバイにはいりました


――七森中学校1年2組教室――

櫻子「ふぅ、よっしゃ!ぎりぎりせーふ!!」ガラララッ

あかり「と、とっくに授業中だよ……」

ちなつ「反省の色もない……」

櫻子「てへぺろ♪」


櫻子「むむぅ、廊下に立たされるなんて、初めてだよ……」グター

あかり「お疲れさま櫻子ちゃん、初めての廊下立たされはどうだった?」

櫻子「まぁ初めてじゃないんだけどね」

あかり「ひどい!?」

櫻子「あかりちゃんは純真だなぁ……そういえば、向日葵の姿が見えないけど」

ちなつ「あれ?聞いてないの?先生が風邪だって言ってたよ」

櫻子「風邪かぁ……てっきりあかりちゃんごっこでもしてるのかと」

あかり「あかりごっこって何!?」

櫻子「……風邪、かぁ」

櫻子(だから今朝は来なかったんだな……まったく向日葵のやつめ)

櫻子(私を起こすのは向日葵の義務なんだから!体調管理くらいしとけ!!)


――放課後――

櫻子「やっと1日終わった……」

あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃんが居ないだけで1日元気なかったよぉ……」

ちなつ「今日は生徒会あるの?」

櫻子「んー……いやー……向日葵のとこでも行ってみるよ」

あかり「そっかぁ」

ちなつ「じゃあ私達も後で時間があったらいってみるね!」

櫻子「おー……」ヒラヒラ

あかり「行っちゃった……最後まで元気なかったね」

4

期待大


櫻子「あぁ、なんかだっるー……」テトテト

櫻子「ん?あれは……」

櫻子「おーい、花子~~!」

花子「……あ、櫻子」

櫻子「帰りでバッタリとは珍しいな」

花子「ん」

櫻子「あ、そーだ、今から向日葵のとこお見舞い行くんだけど」

花子「お見舞い?」

櫻子「そーなんだよー、向日葵のやつ風邪引いたらしくってさー」

花子「そーなんだ……」


花子(だから朝……。花子も、お見舞い行こうかな……)

櫻子「まったく、私に何の連絡もよこさないとかひどい話だよ」プンプン

花子(そうだよね、ひま子お姉ちゃん、何も悪くないし……)

櫻子「毎朝私を起こすのは向日葵の義務なのにー!」

花子「……え?」

櫻子「ん?花子もそう思わないか?向日葵のやつ、毎朝の仕事をサボりやがって!」

花子「……っ!!」ムカムカ

花子「花子、さき帰ってる!!」ダダッ

櫻子「だから一緒に―――って、お?おぉぉ……?」

櫻子「一人で行っちゃうとは……お見舞いもそうだし、花子も薄情なやつだ」ヤレヤレ

支援


花子(櫻子のバカ!)ダダッ

花子(ひま子のバカ!)ダッ...

花子(ひま子……ひま子お姉ちゃん、ずるい!)テクテク...

花子「いつも……いつも櫻子といっしょで!」グスッ

花子「櫻子も……櫻子の頭の中まで!ひま子お姉ちゃんが居て!!」

花子「花子は……どこにもいないじゃんか……」


櫻子「ただいまー」

撫子「お帰りゲス野郎」

櫻子「ゲスっ!?」

撫子「ひま子のお見舞いか?どうだった」

櫻子「なんでゲスなんだよ……んと」

櫻子「向日葵、まぁそこまでひどくないらしいよ。でも明日も休むってさ」

撫子「そうか……なんでこんな日に櫻子が食事当番なんだ……」ガクッ

支援


櫻子「そこまでうなだれんなよ……」

撫子「あぁそれはそうと……」クイッ

櫻子「なに?居間?」


――――居間――――

花子「………………」ツーン

――――――――――――――


櫻子「なにあれ」ボソボソ

撫子「私が聞きたい」ボソボソ

支援


櫻子「ソファーに体育座りなんかしちゃって……」

撫子「帰ってきてからずっとあんな感じなんだよ」

櫻子「さっきもいきなり帰るとか言って走り出したし……」

撫子「喧嘩でもしたのか」

櫻子「わからん……そういえば朝もいきなりあぁなってた」

撫子「ずっとそのままか……まぁ旨いもんでも食えば元気になるだろ」

櫻子「ハードル上げんなし……」

おバカな姉を持つと大変だ

花子かわいいよ花子


撫子「いただきまずい」

櫻子「うるせーし!?」

花子「……もぐもぐ、うわっ」

櫻子「!?」


…………。

……。


撫子「ごちそうさまずかった」

櫻子「ぐっ、うるせーけど、言い返せない……」

撫子「そんなものを完食した私えらい姉の鑑」


花子「……」スッ

撫子「花子?体調でも悪いのか?……胃薬ならあるぞ」

櫻子「そこまでじゃ……! ないと、思いたいけど……」

花子「…………おやすみ」ボソッ

バタン...

櫻子「……ありゃ」

撫子「櫻子のご飯じゃやっぱり無理だったか」

櫻子「ぐぬぬ……!」

支援


――花子の部屋――

バタン...

花子「……ふぅ」

ボフッ

花子(お風呂入ってないけど……もう寝ちゃいたい)

花子「バカ」

花子「……バカ」

花子「…………花子の、バカ」

櫻子×花子だと・・・?なにこれいい


――居間――

撫子「花子、そのまま寝るのか」

櫻子「明日早起きして風呂入るんじゃん?」

撫子「だろうな……おい櫻子」

櫻子「なーに?ねーちゃん」

撫子「ひま子は風邪だからな」

櫻子「わかってるし」

撫子「……一人で起きるんだぞ」

櫻子「……余裕だよ!忘れてなんかないし!」


撫子(無理だろうな……はぁ、明日は私もこいつを起こすか)

櫻子「たぶん……いやきっと、できる、よね……?」ブツブツ

撫子「一人で起きられないとかバカの極みだな……花子でもできる」

櫻子「そんなこと!……それより花子どうしたんだろね」

撫子「さぁ……明日もこのままだったら櫻子お前謝っとけ」

櫻子「なんも悪いことしてねーし!?」

撫子「いや、十中八九お前だ」

櫻子「ぐぬぬ……まぁこのままじゃ気持ち悪いし、話してみるけど」

撫子「ちゃんと謝れよ」

櫻子「謝る前提!?」

撫子「土下座だぞ」

櫻子「そんなに!?」

この三姉妹かわいすぎ

しえん


――翌朝――

花子「……」パチッ

花子(朝、かぁ……)ムクリ

花子「んっ、んんん……!」ノビー

花子(だいぶ早く起きちゃった)

花子「ふぁ……お風呂、はいろ」


花子「シャワーだけでいいかな……」

シャアァァァァ

花子「んっ、きもちいっ……」

花子「シャンプーシャンプー……」

花子「……」ワシャワシャ

花子「……櫻子、今日起きれるのかな」

花子「……」シャァァアァァ...キュッ

花子「出たら、起こしにいこう……」


花子「……」ホコホコ

花子「まだ、ちょっと早いかな」

花子「櫻子~……起きてる……?」ガラッ

櫻子「むにゃむにゃ……すぴーすぴー」

花子「わけないか……」

花子(いつもよりも早いんだしね)

花子(起きないのはやっぱりちょっとむかつくけど)

花子(けど…………好機)


花子(今日は、櫻子と、何しよう……)

花子(二人だけの、時間……)

花子「……」

花子「ふぁぁ……」アクビー

花子(早起きしたからちょっと眠い……)

花子「……櫻子の、布団……」チラッ

花子「……」モンモン

花子「お、お邪魔します……」ガサゴソ


花子(あ、あったかい……)

花子「えへへ……」

花子「……」

花子(う、腕枕とかしても、バレないかな?)

花子(ん……しょ、っと)

花子「……」ドキドキ

花子(だいじょぶ、起きないみたい……)

花子「ふふ……!」

花子(櫻子……櫻子、お姉ちゃん……)

花子(さくら……こ……むにゃ……)

花子(…………すー……すー……)

さくはなに目覚めました



…………。

……。


櫻子「ぐ、ぐぬぬ……!」

櫻子「うでが、うでが……!!」

櫻子「はぁはぁ……はっ!?」

櫻子「ゆ、夢か……」

櫻子(腕が無くなった夢を見てた……ん?)

櫻子「腕があがら…………え?」

花子「すー……すー……」

櫻子「ナニコレ」


櫻子「えー…………と?」

櫻子(朝起きたら?私の布団で?花子が寝てる?)

櫻子「しかも」

櫻子(なんで、私が花子に腕枕してんの?)

櫻子(え?え?入ってきた?部屋に?)

櫻子(あれ?起こしにきた?あれ、でも花子?機嫌わるいんじゃなかったの?)

櫻子(? ? ???)

花子「むにゃ……う~ん……?」

櫻子(!!)

櫻子(やっべ、やっべ!起きそう!!)

                 __

                 ´    `⌒
             /           \ 
                           ヽ


.          /                   i
.         ∠/   |│   |∧  /{    | ハi │
.           \|_ LL\」ハ L...斗七¬/〉 | │
            j∧<⌒うハ     '⌒うハ|/〉 | 人    腕が無くなった夢を見てたっ!
          ノ{ ハ. V:::ソ     V::ソ「  : |   : \
          / /  :V//   .     //// : 八: \):)
       (   ( ( 人    r‐、    / : / : : .    ー‐'}
          \ :\ \:>  ., - 、イ  乂: : : :): ): . \ノ
          、_ノ : : :) )_ /( ○ :\)  )::::>く/: : .  )
        (人: < __人:::/.\:::: :::\{::/   ヽ: : /)′
            ) )/  ヽし':ヘ\::::  :∧/   j :(
          ⌒´/    \:::ヽ::\/ ∨  {人_:>
           (   i    \//     〈 ̄\}│
            广⌒\|    ∧     ゚。  |│
             〈7=ミ │   !|:::ヘ.       マ\|│
.            /   \|     |:::::|ヘ     {'´「 |
           /  \/ |     |:::::|i |\    ∨  |

花子ちゃんは可愛いねぇ


櫻子(えっと、えっと!とりあえず寝たフリしとこう!!)クカー

花子「むにゃ……ん……?あ、あれ!?」ガバッ

花子「ね、ねちゃった!?ねちゃってた……!」

花子「いけない、こんな……あ、でもまだ寝てる、よかった」

櫻子(起きてるし!さすがにこんな状況だったら起きるし!)クカー

花子「やっぱり櫻子だもんね……よいしょ……櫻子が櫻子でよかったよ」ホッ

櫻子(どういう意味だそれは……って私、別に寝たフリしなくても)ウスメ デ チラッ...

花子「……うぅ、今日は失敗しちゃった、次は気をつけないと……」トテトテ

櫻子(……)

花子「後でまた起こしにこようかな……」パタ...ン

櫻子(…………今日、『は』?つ、『次』……?)


櫻子「おはよ……」ポリポリ

撫子「お、起きたか……尻を掻くな尻を」

花子「おはよう櫻子」

櫻子「お、おはよう花子……」

花子「? まだ寝ぼけてるの?……牛乳牛乳ー」トテトテ

櫻子(花子……さっきのは、夢、じゃないよな……)


撫子「櫻子……」ボソッ

櫻子「……なにねーちゃん」ボソッ

撫子「花子、ちょっと機嫌よくなったな」ボソボソ

櫻子「……みたいだね」ボソボソ

撫子「……やっぱり櫻子だったな」ボソボソ

櫻子「? なんだそりゃ」ボソボソ

櫻子(あれは花子が勝手に入り込んでただけ、だよね……)

撫子「……」

櫻子(別に、あれで機嫌がよくなったとか、そんなんじゃないよね……)


花子「? お姉ちゃんたち、何やってるの?」

撫子「いや?なんにも?ただよく起きれたなって話してただけよ」

櫻子「んなっ!?私だっ―――むぎゅ!?」

撫子「お前はどうしてそうバレるような事を言う」ボソッ

櫻子「!」

櫻子「……え、えーと、私だってやるときはやるんだから!」

花子「ふーん……? まぁいいけど~」フンフーン

櫻子「鼻歌まじりとか……」

撫子「だいぶ機嫌いいな……」


   向日葵「櫻子~?起きてまして~……?」

撫子「あれ?」

櫻子「ん?向日葵?」

花子「……っ」ピクッ

花子(ひま子、お姉ちゃん……?)

櫻子「なんだあいつ、休むんじゃなかったのか……よいしょ」テクテク

   櫻子「いまいく~!」
   向日葵「あら櫻子が既に起きてるだなんて」
   櫻子「お前は素直におはようも言えないのか」
   向日葵「だってこんなの、生まれて初めてですもの……」
   櫻子「そんなことねーし!!」

花子「……」ムカムカ

撫子「は、花子さん……?」

ガラッ

櫻子「向日葵のやつめ……朝っぱらからむかつく」

向日葵「あなたがいつも起きないのがそもそもの原因でしょうに……」

櫻子「まぁいいや、もうちょいかかるからこっちで待ってて……ってあれ」

花子「……」ムッスリ

櫻子「ナンデ」

向日葵「おはようございます、撫子さんに花子……あら」

撫子「突然のことだった」

支援


花子「……いってきます!」バタン!!

櫻子「お、おう、いってら~」

向日葵「櫻子……あなたまた何かしでかしましたの?」

櫻子「いや……わからん、ほんとわからん」

撫子「……どうだろ、櫻子かな」

向日葵「やっぱり……」

櫻子「私今朝なんもしてないよ!?」

支援

やばい・・・さくひま以上に萌えるかもしれん


花子「もうキライ!だいっきらい!」ダダッ

花子「櫻子なんか!きらいきらいきらい!」ダダダダ...

花子「はぁ……はぁ……」テクテク...

花子「……」

花子「櫻子なんか……嫌い…………」

花子「……じゃあ、」

花子「ないん、だから……」

花子「好きなん……っ……だからっ……!!」

花子「……」

花子「あとで、謝んなきゃ……」

支援

至高、だな…


櫻子(花子のやつ……)

櫻子(急に機嫌わるくなったかと思ったら)

櫻子(人の布団にもぐりこんで)

櫻子(なんでか機嫌よくなったと思ったら)

櫻子(またいきなり飛び出しちゃうし……)

櫻子「はぁ……わからん」

向日葵「教室につくなり机につっぷして……」

あかり「櫻子ちゃんが考え事なんて珍しいねぇ」

櫻子「あかりちゃんは……何も考えてなくていいね」

あかり「!?」

あっかりーん・・・


――放課後――

櫻子(ちょっと誰か相談してみるか……)

向日葵「櫻子ーいつまでもぼーっとしてるんじゃありませんわよー」

櫻子(杉浦先輩……池田先輩……)

向日葵「ほら、さっさと生徒会に行きますわよ」

櫻子(は、生徒会メンバーは、話すとき向日葵が邪魔だ……)ジロッ

向日葵「な、なんですの?」


櫻子(しょうがない……)

櫻子「向日葵、楓ちゃん借りるね」

向日葵「か、楓を?なにに?」

櫻子「あと私、今日は生徒会休むね」

向日葵「へ?な、なにかありまして?」

櫻子「それじゃ後は任せた!」ピュー

向日葵「あ!櫻子……まったくもう」

あかり「行っちゃった……」

ちなつ「向日葵ちゃん、病み上がりなのに大丈夫なの?」

支援


――大室家前――

櫻子(ふぅ、さすが楓ちゃん、6歳児とは思えないアドバイスだ……)

櫻子(……花子、もう帰ってきてるよなぁ)

撫子「なんだ、櫻子も今帰りか」

櫻子「あ、ねーちゃん」

撫子「遅いな……またひま子のとこか?」

櫻子「えーと、うん」

撫子「……あれでもさっきスーパー寄ってくとかひま子とすれ違ったような」

櫻子「あーいや、ちょっと楓ちゃんに、ね……」ガチャッ

撫子「楓か……困ったときの楓頼みだもんな」

櫻子「そうそう、……ただいまー!」


花子「……」ムッスー

撫子「Oh...」

櫻子「Woo...」

花子「あ……」

櫻子「た、ただいま、花子」

花子「……」プイッ

櫻子「は、花子が反抗期だ……」ガーン

撫子「ひどく対象が限定的な、な」ボソ

支援

細かい事だが櫻子は楓呼び捨てな


…………。

……。

櫻子「ごちそさまー」

撫子「今日の肉じゃがは我ながらうまくいった」フフン

花子「おいしかった……ごちそうさま」スッ

櫻子「は、花子、もういくのか?」

花子「……」バタン

撫子「……櫻子、お前もっかい謝ってこい」

櫻子「わ、わたし!?」

撫子「ちゃんと土下座な」

櫻子「うぅ……明日でもいい?」

櫻子さん櫻子さん、反抗的でなかった頃っていつですか

oh・・・


――花子の部屋――

バタン...

花子「……ふぅ」

ボフッ

花子(また、ダメな態度とっちゃった)

花子「花子の、バカ、バカバカ……」


――櫻子の部屋――

櫻子「なんなんだあいつ一体……」

櫻子「明日になったらまた機嫌よくなってるといいけど」

櫻子「あぁでもまた良くなったと見せかけて悪くなったりして……」

櫻子「……」

櫻子「考えるの疲れた」

櫻子「ちょっと休むかぁ……」ボフッ


――花子の部屋――

花子「……」

花子「……うぅぅ~……」バタバタ

花子(やっぱりこのままじゃダメだよね……)

花子「……よし」ムクリ

花子「ちゃんと、謝ってこよう……」

花子「……」

花子「なんて?」

花子「うぅぅぅ~~……!!」ジタバタ

ムクムク!


――櫻子の部屋――

櫻子「ん~……むにゃ……」

  コンコン

櫻子「むにゃ……ん?」

  花子「櫻子……起きてる?」

櫻子(はな、こ……?むにゃ)

櫻子「おぉ~―――」ハッ

櫻子(ちょっと、このまま寝たフリつづけてみようかな)

櫻子(もしかしたら、朝の添い寝の真意を確かめられるかも……!)

花子さんしゃべったのが一言二言のせいでキャラがつかめない

支援


ガチャ
花子「櫻、子……?」ソローリ

櫻子「くかーくかー」

花子「……寝てる」

櫻子(べ、別に起きるのがめんどくさいとかじゃないもん!)

花子「まだこんな時間なのに……」

櫻子(作戦だ作戦!)

花子「しかも布団もかけず腹まで出して、だらしない……」

櫻子(うるせー!)

寝る前にこんなスレ開くんじゃなかった
これは眠れない

浦鉄かと重た


花子「まったく……よいしょ」

櫻子(お?)

花子「風邪ひいちゃうんだから……ひま子お姉ちゃんみたいに」

櫻子(布団かけてくれるとか、意外と優しいじゃん……)

花子「ひま子……ひま子、お姉ちゃん、か……」

花子「はぁ……」

花子「変な態度とっちゃったこと、櫻子に謝ろうかと思ったけど」

櫻子(ん……?)

花子「寝てるんじゃしょうがないよね……」

櫻子(やっぱなんかあったのか?向日葵も関係するのか?)

支援


花子「どうせ起きないだろうし……」

櫻子(ふーむ……?)

花子「起きない……起き……」

花子「……」

櫻子(なんか黙り込んだぞ)

花子「櫻子……起きないよね」


花子「……ちょっとドキドキする」

花子「夜になにかするのは、初めて……だけど」

花子「ひま子お姉ちゃんと、……櫻子がいけないんだからね」

櫻子(私と向日葵?なんの話?)

花子「えっと、えっと……花子、初めてだけど……」

花子(目をつぶってても、場所くらいなんとなくわかるよね)

花子「えいっ」







チュッ

キマシ

(ブシャアアアッ)

うわぁあああ

キマシタワー

木間市の土地を買占めようと思ったが向日葵の専売特許の予感


花子「んっ……」

花子(キス……しちゃった……)

花子(目ぇつぶってたけど、ちゃんとで、き……)チラッ

櫻子「」パッチリ

花子「!!!?!?」

花子(櫻子、目!目ぇ、開いてっ!?)

来たか…!


花子「ごめ、ごめ……」プルプル

櫻子「え、えーと……」ポリポリ

花子「……っ!」ダッ

櫻子「あ、待って!」ガシッ

花子「きゃあっ!?」ツルーン

櫻子「……へ?」

                /:/    /         :ヽ          : ヽ  '.
               / :/ :/  /  /          : i           : : :  |
                 〈 :/ :/  : :  :     i     : :i│     i :| :     : :| :  |
               ∨ : : : : :|  |   : | |  : : |小     | :| :     : :| :  |
                 \|: : :_/L\|_: : :ト :|  : : | |: ! : : : :| :| :     : :| :  |\   ゆりか!?ゆりだな!!?
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─────────vyー〈/ . : : !//  .      弋辷ソ ノ´ ,′  : : :/ :i : : : : : :/
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                \  :Y⌒\              u/   : : :∨\八: : : : : :\
                  ( \ :\::::::::::..  `        ィ(     : : :人::::::\丶: : : : : :
              、 _ノ / )  ) ::::::::::丶 __...、   ´ 乂/   : : : : :):::::::::\ : : : : : :
                  \ . :.// :/\::\ ::::::::::{ \    /   . : : :/::::::::::::/\ : : : :


ポフッ

櫻子「ったた……花子、だいじょぶ?」

花子「てて……へ、へいき……」

櫻子「そか、よかった」ギュッ

花子「~~~~~!!?」ボンッ

花子(さく、櫻子に、後ろから抱きかかえられて―――っ!?)

なにこれ最高過ぎる、鼻血が止まらないんだけど


櫻子「え、えーと、花子さんや?」

花子「////」

櫻子「えーとえーと、うん、さ、さっきのことだけど……」

花子「!!  ……っ」ジタバタ

櫻子「わわ、暴れるでない!」

花子「~~~!!」ジタバタジタバタ

櫻子「だいじょぶ!だいじょぶだから!!」ギュッ

花子「あっ……!」カァァァ

櫻子「ちょ、ちょっとは落ち着いた……?」

花子「……////」コク


櫻子「えと……はは、起きてた、わけですよ」

花子「!! んー!んー!」ジタバタ

櫻子「だから暴れない!……まぁ、悪かったかも、と思うけど」

花子「ふー、ふーっ……!」

櫻子「その……さ、こういうこと、よくしてたの?」

花子「違う!そんなことない!キス、花子の、ファーストキスだもん!」

櫻子「そ、そんなものもらっちゃっても……」

花子「いいの!花子が、花子がしたかったんだから……!」

櫻子「そ、そっか、うん……」

支援

いいねいいね

眠いのに続きが気になって心はもんもんモンサンミシェル


櫻子「えーっと、それじゃ、その、キ、キス以外、は……?」

花子「!!  そ、それは……」

櫻子「……してたんだ?」

花子「ちが……!ごめ、んなっ……!」

櫻子「あはは……」

花子「お願いっ、きらわ、ないでぇ……っ!!」ブルブル

櫻子「花子……」

櫻子「大丈夫……だよ」ギュッ


花子「えっ……?」

櫻子「だぁいじょうぶ、花子のこと、嫌いになったりしないよ」

花子「……ほんと?」

櫻子「ほんとのほんと」ギュッ

花子「……うっ、うっ」グスグス

櫻子「花子は泣き虫だなぁ」

花子「うぅっ、さく、櫻子に……言われたくない」ズズッ

櫻子「はいはい。……落ち着くまでこうしててあげるからさ」ギュー...

花子「!  ……うん」グズ


櫻子「……どう?少しは落ち着いたかー?」

花子「……ん」

櫻子「よしよし……実はさ、朝も、起きてたんだ、あれ」

花子「…………え?」

櫻子「起きてたっつーか、起きたら花子に腕枕してたっつーか……」

花子「……!!」プルプル

花子「バカ!バカ!」ジタバタ

櫻子「わっ!だから暴れるな!」

花子「だって、だって……!」

かわいすぎる


櫻子「はーもうはいはい……」ギュッ

花子「!!」

櫻子「だいじょぶだぞー……で、私も、花子は機嫌悪いものだとばかり思ってたから」

花子「そんなこと……あったかも」

櫻子「だろー?……でもその後また怒ってたみたいだから」

櫻子「私、花子に嫌われたかなー、と」

花子「そ、そんなことない!!!!」

櫻子「おわっ!?急に振り向くな―――」


チュッ


花子「花子は、櫻子のこと、きらいなんかじゃない!だって!」

花子「だって、こんなにも!大好きなの!!」

櫻子「」

あぁ素晴らしい……

いやほっう!

これはカワイイわ

姉妹百合!
いいと思いますわ!


櫻子「……はっ」

櫻子「一瞬意識が飛びかけてた……」

花子「花子、花子!櫻子のことが、好きなの!」

花子「でもっ、ひま……ぐすっ、ひま子お姉ちゃんには、かなわなくて!」

花子「いつも、花子、朝、毎朝、櫻子のこと起こしてるのに!」

花子「花子が何やっても、全然、……んっ、全然おきなくて!」

花子「でもひま子お姉ちゃんが来ると、すぐに起きて!」

支援


花子「だから、花子が、花子が何しても起きないから!」

花子「…………朝だけは……花子の時間だったの……」グスグス

花子「花子と、櫻子が、ふたりだけの時間だったの……ひっく」

花子「花子、こんなにも、櫻子のこと、好きなのに」

花子「櫻子とふたりっきりの時間、そこだけ、だから……」ウウッ

櫻子「花子……ごめん」

花子「ごめんだよっ!さくらっ、さくらこ、がぁっ……いけないんだから……!」

花子「ひま子お姉ちゃんがいけなくて、櫻子が、わるくて、」

花子「でも、花子が一番ダメなのっ……!!」

花子「ひっく……うわああぁぁぁああん……」




櫻子「…………」



櫻子「……」ギュッ!!

花子「!!」

櫻子「花子……」ギュ~~~...

花子「さく、らこ……?」



櫻子イケメンだな。実の妹にいきなり告白されても
ちゃんと受け止めてあげるなんて





櫻子「私は花子のこと……好きだよ?」




花子「!!   ひっく、ひっく……」ボロボロ

櫻子「妹で、子どものくせに大人びてて」

櫻子「ちょっと生意気で、私よりもねーちゃんに懐いてて」

櫻子「おっぱいを気にしてて、牛乳ばっかり飲んで」

花子「」ゴンッ

櫻子「いだっ!?顎に頭突きすんなし……」

千歳「今のは大室さんがあかんな~」

櫻子「つつ……そんなこんなで、すっごい可愛い、うちの妹」

花子「櫻子……」

櫻子「それが、花子だ」

!?

千歳wwwwwwwwwwwww

どっからでてきたwww


花子「で、でも、それ……しかも、撫子お姉ちゃんにばかり懐いてなんか……」

櫻子「照れ隠し、だったり?」

花子「そんな!……あるかもだけど」

花子「だけど、その、櫻子の、好き、って……」

櫻子「……う~~ん、その、私、好きとか、よくわかんなくて……」

櫻子「花子のことが好き」

花子「えっ」

櫻子「ねーちゃんのことが好き」

花子「……」

櫻子「向日葵のことが好き」

花子「……っ」

櫻子「同じような、違うような……」

櫻子「わかんなくて」

何で千歳がいるんだwwww


櫻子「花子が私のこと好きっていうのも嬉しかったし」

櫻子「う~……なんていえばいいんだろ……!」ボリボリ

花子(そっか……櫻子、バカだから……)

櫻子「花子になんて言えばいいのかもよくわかんないけど」

花子(そうだよね、難しく考える必要なくて……)

櫻子「あぁぁあぁぁぁもう!難しいこと考えるのは私の役目じゃないのにぃぃ!」

花子「ふふっ……櫻子が、バカでよかった」

櫻子「!?」


花子「櫻子が……バカで、バカなところも好きで、バカだから好きで」

櫻子「ひどい」

花子「ううんちがうの!」

花子「櫻子がもうちょっと頭良かったら、きっとつぶれてた」

花子「花子、たぶん、そのくらいのことをした」

櫻子「花子……」

花子「でも、櫻子は、ちゃんとまえからうけとめてくれた」


花子「バカだから、答えも出ないけど」

櫻子「ひどい」

花子「それでも、一緒に考えて、くれてる」

花子「花子のこと、考えてくれてる」

花子「うれしい……」

櫻子「花子……その、」

花子「だから、返事とか、いいの」

櫻子「……花子?」


花子「櫻子……これからも、いっしょにいてくれる?」

櫻子「もちろん」

花子「ありがと……花子、それでいい」

花子「櫻子がいて、ひま子お姉ちゃんがいて」

花子「ふたりは仲良しで、ときどき花子もいて」

花子「撫子お姉ちゃんがいて、楓ちゃんがいて」

花子「みんな……いっしょにいるの」

花子「ずっと、かわらないの」

花子「ときどき焼き餅もやいちゃうけど」

花子「花子ねぇ、それだけでいいんだぁ……」

櫻子「そっか……」

支援


花子「だから……ずっと、いっしょにいようね」

花子「櫻子、お姉ちゃん……っ」

櫻子「……っ」

櫻子(花子、かわいい………………キス、しても、いいのかな)

櫻子「花子……」クイッ

花子「え?あ……むりしなくて、いいよ……?」

櫻子「目、つむって……」

花子「……ん」

櫻子「ん、ん……」

花子(あ、櫻子お姉ちゃんから、され、ちゃ……)









ガラッ
撫子「仲直りしたところで私も混ぜろ」

櫻子「」
花子「」







www


撫子「花子ばかり羨ましい、私も櫻子にするぞ」チュッ

櫻子「」

花子「ああああぁぁぁぁ!!?な、なな、撫子お姉ちゃん!?」

撫子「ん?どうした櫻子、固まって」チュッチュ

櫻子「」

花子「ああ、ぁ……」ワナワナ

撫子「姉妹だし、同姓だし、それに昔よくしただろ?」チュ



撫子「それとも……こういうのがよかったのか?」ムッチュゥゥゥ



花子「~~~~~○&b$$<cdy△×%qdr!!?」

レズレズじゃのう

撫子wwww


撫子「ふふ……ふふふ」ニュルニュル

花子「ず、ずず、ずるい!櫻子は花子のもの!花子のものなんだからー!!」グイグイ

櫻子「」

撫子「ふふふのふ……」レロレロ

花子「はーなーしーてー!!!」

撫子「はーい」パッ

花子「へ?」

撫子「じゃあ次は花子だな」ムチュッ

花子「―――ッ!!?」

撫子「ん……むっ、花子も、おいひぃ……」チロチロ

花子「!???!?!!!?  んんんんんん~~~~っ!!」ジタバタ

櫻子「」

撫子さんマジレズビアン

大室家の養子になりたい




――――部屋の外――――

楓「……。」

向日葵「さく、さくらこがぁっ……!」グスグス

千歳「三姉妹……ほんまええわぁ……」ダバー

楓「結果オーライなの!」

―――――――――――




さすが彼女持ち

千歳ェ…

外wwwwww


花子「そんな感じでドタバタしてたら」

花子「部屋の外からも乱入してきてさらにドタバタした」

花子「……櫻子はずっとぼけーっとしてたみたい」


花子「これから先も」

花子「たぶん花子は櫻子の一番にはなれない」

花子「でも、大好きな櫻子と、大好きなひま子お姉ちゃんがいて」

花子「ふたりがふたりを大好きで」

花子「他にも大好きなひとが隣にいっぱいいて」

花子「ずっとずっといっしょにいられたら」

花子「花子はとっても幸せなの」

てす










花子「櫻子お姉ちゃん、ずぅぅっと、いっしょだよっ!」

――完――

乙!

乙乙!!

乙!

乙!

乙でした

617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/12(水) 03:58:14.72 ID:eQSmwZ3cO
櫻子の目覚まし時計をこっそり3分進める運動奨励会
618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/12(水) 04:02:29.54 ID:ER3ZBr0t0
櫻子の目覚ましは向日葵だよ!
619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/12(水) 04:05:51.28 ID:9G/t5WN40
向日葵が起こしに来る前にたっぷり花子にいじられてるよ櫻子ちゃん!


から始めてみたけど短くなった……
あと花子これ8歳に見えない

はなさくらもたまにはいいよね!

しかし楓ちゃんが一番大人だな

乙です
姉妹百合はいいものだ…


なもりはさくひまでスピンオフ作るべき

うむ

大室家と古谷家には夢がつまっている

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