伊織「765プロが倒産してもう2年半じゃない……」(612)

雪歩がまた泣いた。
「よかった、よかったね。美希……」
真が雪歩の肩を抱く。

「…っ…申し訳ありません。わたくし、厠へ行ってまいります」
貴音がおもむろに立ち上がり、黒服に伝えた後に、部屋から出ていった。
トイレは部屋にあるわよ。

なによこの茶番。結局ミキの勘違いが全てで、961に騙されて、アメリカまで行った揚句
死ぬ思いして、このあっけないオチ?

──ふざけるんじゃ……

「ふざけるんじゃないわよッッ!!!」

記念2げtしえ

待ってた

きた!

きたか

いつもの私だったらあー仕方ないわねー全くもーくらいで許したかも知れない。
だけど、こんなギャグにすらならない笑い話で、今こんな状況に立たされていることに我慢が出来なかった。

納得できないわ……できるわけないッ!

美希が小さく縮こまって、不安そうな声を漏らす。
「お、お凸ちゃん……?」
「アンタのせいで私たちは死にかけたのよッ!」
「えっ、どういう、こと……?」

みんながしまったという顔を浮かべる。

「待って、伊織!美希はもう何も覚えて無いんさー!」
「だから余計腹が立つのよ!」

美希が、あんたたちが何も知らないから……!
ずっと抑え込んでた感情が爆発して、もうどうしようもなかった。

「ま、待って、ミキね。お凸ちゃんがどうして怒ってるかわからないの……」
「ッ……!!」
「きゃあ!」
手に持ってたうさちゃんを思い切り美希に投げつける。
それでも足りずに、近くにあったものを拾って、手当たり次第美希にぶつけた。

何分で落ちるんだっけか

10分

いおりん撃たれて平気だったの?

よっしゃ来た!!

リアル遭遇キタワァ

「や、やめなさい!伊織!」
「なによ!律子まで美希の味方しちゃって!」

律子に背中からはがいじめにされても、暴れて抵抗する。
気付くと、美希が頭を抱えて蹲っていた。

「うぅ……」
「あ……」

真っ白な絨毯に赤い血が数滴落ちた。
近くには、木製の目覚まし時計が転がっていた。

「大丈夫かい、美希」
「う、うん……」
真が大急ぎで洗面所からタオルを持ってきて、あてがう。
そして、私の方をキッと睨んだ。

「何するんだよ、伊織!美希に謝れ!」
「そうだぞ!いくらなんでもこれはやりすぎさー!」
「……!」

──1週間後、俺の前で非礼を詫びてみろ

お兄様の言葉が重なった。

な、なによ。なんなのよ……。
やっぱり私が、全部悪いっていうの……

伊織…

いおりーん

ゲーム未プレイのにわかだか、伊織ってこんな癇癪持ちなのか?
アニメだとそこまで感じないのだが

「……うっ」
泣きそうになるのを、歯を食いしばって堪えた。
絶対に、泣くもんですか。

「一体何なんだよ、伊織!ボクたちを困らせて!」
「……!」

一人で抱え込むには限界だった。
全部、言って楽になりたかった。

──もう日本には無事に帰れない。

そう言えば、きっとみんなは最初はビックリするでしょうけど、最後には「仕方ない」って言ってくれる。
私たちはよくがんばった。後は春香と千早に夢を託そうって。
そのくらい私たちは強くなったわ。

だけど、そんなの耐えられるわけ無いじゃないッ……!

その日の夜は、なんだかみんな気まずくて、特に会話も無く寝た。
深夜にどうしようも無く眠れなくて、起きると、美希と貴音のベッドだけもぬけの殻だった。

あんま集まってないのか?

支援

キター
しえ

皆プロデューサーは好きだったみたいだけど、
はっきり恋愛と意識していたと作中で描写されてたのは美希と貴音だけかな
あずささんはどうだったんだっけ

いおりん…

堕ちる

きてれぅ

お兄様が来るまで、残り4日。
この日は、朝起きるとお腹に抉れるような痛みが走った。

「うぅ……!」
低いうめき声を漏らして、丸まってお腹を押さえる。
ライブの前でもたまにやった。
多分、ストレス性の急性胃炎ってトコね……。

大したことは無いでしょうけど、それにしても、この痛み。堪んないわ……。

暫くベッドで悶えていると、貴音がノックもせずに入ってきた。
「何やら昨日、騒ぎがあったようですが……」

そう言いかけて、血相を変えて飛び込んでくる。
「伊織、如何したのです?!」
「何でも、無いわよ……」
「早く、病院へと行きましょう」

病院……水瀬財閥の……。

「イ、イヤよ」
「なっ何故です」

ゲームならあずささんはPと付き合うよね

交際相手とうまくいってなかったから意識はしてたんだろうね

アメリカ組のアフターか
待ってた

あげとく

冷や汗が止まらなかった。目を強く瞑る。
貴音の背中をさする手の感触と刺すような痛みが混ざり合う。

「寝れば治るわ」
「……やはり、何かあったのですね。水瀬財閥側と」
「……」

その勘の鋭さ。たまに厄介よね。

貴音の、普段より低めの声が暗闇に響いた。
「わたくし達には、話していただけないのでしょうか?」
「……だから、何でも無いって言ってる、じゃないの」

あんたたちに関わる事だから、言えないのよ。

「……数奇なものですね」
「えっ……」
「いえ、何でもありません」

そう言って、貴音はお見舞いの言葉をいくつか言って、部屋から出て行った。
またドアがゆっくり開く音がして、目を向けると、薬と水が床に置いてあった。

さすが貴音俺の嫁

貴音も隠してたからな

アイマスSSで今日も寝れないか…

その日はずっとベッドで寝ていた。
そして朝、目が覚めると、胃の痛みは大分治まっていた。

ドアを開けると、皆が広間に座って、退屈そうにテレビを見ていた。
亜美と真美が地面に寝転がっている。
「英語ばっかりでわかんないね……」

ま、数日もホテルで缶詰にされてりゃ、ストレスが溜まるのも無理ないわね。
これから先の予定も何もまだ伝えていないわけだし。

「……おはよう」
私が小さく漏らすと、みんなの、非難の目が突き刺さった。
真が、こっちを見て、すぐに目を背ける。
まだ一昨日のことが尾をひいてるみたい。
……もうホント、やんなっちゃうわ。

美希が見るなり駆け寄ってくる。
「あ、あのね!おデコちゃん、ミキ、謝るの!ごめんなさいなの!」
「……もう気にしてないからいいわよ」

違うのに。本当は私の方こそ謝るべきなのに。

私はまだ迷っている。

いおりん…

こんなギスギスしたアイマスはいやだ

いおりん…

勝手に仮想敵を作っちゃうタイプだなぁ
貴音編でもそうだったし

毛虫に当たらないのが流石だ

特に何もしないままナンセンスなテレビ見て、マズいランチが運ばれてきて、
暇が出来たら、誰かが気をきかせて話題を振る。

大体の話題は「春香」

なんだかもう、イライラする気も起きないわよ……。
逃げることも進むことも許されない。
神様がいるんだとしたら、シュミ悪すぎよね。

そして、夜がまた来て目を覚ますと、美希と、貴音のベッドと、ついでにあずさのベットが空席だった。
風に当たろうと思って、黒服に屋上へ行くと伝えた。

「うぅ……寒いわね……」
あまりの寒さに、流れた鼻水を啜る
屋上のテラスへ行くと、夜景がピカピカと輝いてた。
ぼんやりと、長髪が夜風に揺れていた。

「あらあら~伊織ちゃん」
「……そんなカッコじゃ風邪ひくわよ」

あずさは薄手の紫のカーディガンを羽織って、ハリウッドの街を見下ろしていた。
また迷子、なわけないわよね。

おお、あずささんキタ

あずささんならきっとなんとかしてくれる!

あずささん出番少なめなのに貢献度がスゴいからな

さすが重鎮

「もう、いつのまにか冬なのね~」
「……」
あずさは相変わらずの、ゆったりペースだった。
ちょっと、ほんのちょっとだけ心が落ちついた。

「伊織ちゃんも、風邪ひいちゃうわ~」
「……フン」
鼻を啜りながら、あずさの隣に座る。

ハリウッドの夜景もまぁまぁだけど、やっぱ日本が一番よね。
上海も捨てがたいけど。

あずさは、微笑みながら続ける。
「……美希ちゃんは、幸せね」
「えっ」
「プロデューサーさんは、やっぱり嘘つきね~」
「……」

あずさはプロデューサーが亡くなったあの日から、欠かさず、土曜日にお墓へ行ってるって聞いた。
そう、なんとなくわかってたけど……

「あずさ、やっぱりアンタも……」
「うふふ」

・・・うそつき(><)

この世界の「隣に…」の作詞あずささんだろ

ふむふむ

美希を好きなのに好きじゃないと言ったからうそつきで、本当は好かれていた美希は幸せなのか
本命はあずささんで美希を好きじゃないけどフォローのために好きだとメモを残したからうそつきで、優しくしてもらえた美希は幸せなのか

「あの人は、私にも傍にいてくれるって言ってたのよ~」
「はぁ……?!」

それを聞いた私は思わず頭を抱えて、ため息が出た。
な、なによ……。
あんのバカプロデューサー……女心ってもんが全くわかってないんだから……。

「とっても嬉しかったわ。でも、もういいの」
「えっ」
「土曜日は、もうお夕食を作りに帰らなくちゃ」
「……」
「嘘つきなヒトより、ちゃんと私を待ってくれる人がいるから」
「あずさ、あんた……」
「でも、困ったわね~既婚でアイドルなんて出来るのかしら~」
そう言って、また明るい声に戻って、頬に手を当てた。

「う~ん、意外と珍しくていいかも知れないわね~」

……。

そういえばあずささん既婚なのによく再デビュー出来たなw

人妻アイドルww

実際にはいないかな
>人妻アイドル

俺は人妻でもいいぞ むしろそっちの方がイイ!
支援

>>58
藤本美貴だっけ、お笑い芸人と結婚したモー娘の子
もうアイドルじゃない?

あずさは終始笑顔だったけれど、更にとびきりの笑顔で最後に言った。
「気付かせてくれたのは、響ちゃんね~」

「……」
「キレイね~伊織ちゃん」

ずーっとホテルの殺風景な壁に囲まれてたから、いつもより私好みに、ゴージャスに見えた。
気持ちは落ちついたけれど、何の解決にもなってないのよね。
あずさに言うか言わないか迷っていると、ドアの開く音が聞こえた。

「……先客がいるようですね」

その口調は、一人しかいないわね。

「あら~貴音ちゃんも夜景を見に来たのかしら~」
「いえ、私は月を眺めに参りました」

貴音の銀髪が、ムーンライトに照らされて輝く。どこか貴音の表情は寂しけに見えた。
しかし毎夜毎夜おんなじ月ばっかり見てて、よく飽きないわね。

「……三浦あずさ、丁度良い頃合です。ずっと、尋ねたいことがありました」

>>58
松本伊代とかか?

真綾とか名塚は人妻アイドル声優か?

俺がしらないだけかもだけど
売り始めから既婚ってのはアイドルとしてなんか違うだろw

>>63
丹下桜も追加で

伊織も俺と入籍して人妻アイドルになる予定なんで・・・

>>66
黒服がそっちいったぞ

「あら~何かしら~」
「ずっと、心残りでした。ですが先日の件で決心がついたのです」
貴音が、少しだけ俯く。
そして、夜空を見上げたまま言った。

「プロデューサー殿の、最期の言葉を聞きたいのです」
「……」

普段の、どこか抜けたあずさの表情が変わった。
眉をひそめて、唇が一文字に結ばれる。

そういえば、あずさの電話が最後だった。
それで、その夜にプロデューサーは自宅で倒れたんだった。

あずさがゆっくりと、口を開く。
「……仕事やっと取れました」
「……」
貴音はそれを、真上の月を見ながらただ黙って聞いていた。

「俺、今までみんなのプロデューサーやれてほんっとに良かったです、だったわ」
「……!」
「もしかしたら、プロデューサーさんは、自分がもうダメってことを解っていたのかも知れないわね」
「感謝……いたします……!」

それから目を一度、キツく瞑って、急に振り返るように貴音は背を向けて去って行った。

これは泣ける・・

そして俺はぎゅっと貴音を抱きしめた

あずさが、私の方へゆっくりと振り返る。
「……伊織ちゃん」
「な、なによ」
「伊織ちゃんと貴音ちゃんは、仲良しね」
「ま、まぁ。認めるわよ……」

色々とあったから……。ま、色々とね……。

「貴音ちゃんとお話してあげてくれないかしら?」
「えっ」
「……貴音ちゃんも、プロデューサーさんの事が好きだったと思うから」
「ええぇ……まさかでしょ?!」

ど、どうしてそんなことわかるのよ。

「うふふ。それはね~」
あずさがニッコリと微笑んで続けた。
「ズバリ、お墓参り、かしら~」

……。

「し、仕方ないわね」

私は、貴音を探すことにした。
去り際に振り返ると、あずさはまた元の位置に戻って夜景を見下ろしていた。

さすがあずささん・・・

あずささんかっこよすぎるで…

頼れるなぁ


「あ~も~!」
一体どこに消えたのよ!いっつも、そうよ!
フラッと消えたと思ったらいつのまにか現れる!

砂浜に浴衣姿で立ってた時は心臓止まるかと思ったわよ……。

黒服にちょっかい出しながら、ホテル内を歩き回っていると、大きなテラスに
別の黒服と、貴音の銀髪がちょろっと見えた。

背後にゆっくりと立って、声をかける。

「泣くくらいなら最初から聞くんじゃないわよ」
「伊織……」

振り返ると、貴音の頬には乾ききってない涙の筋が見えた。

……アンタはいっつもそうよ。
人前では決して弱みを見せない。
いつも自分一人で抱え込む。


「伊織に、言われたくありません」
「な?!あ、あんた心が読めるの?!」
「声に出ていました」

やっぱ、この二人いいわぁ~

支援はともかく、sageチェック忘れとるよ

ホテルに備え付けのバスローブを、乱さず着こなす貴音の横に並ぶ。

「まだ、白状してくれる気は無いのですか?」
「……」

いきなりの直球な質問に、顔を背ける。
……順序ってもんがあんでしょうが。

こうして、待っててもどうしようもない事はわかってる。

ふと、
貴音の目が、一瞬だけ真剣味を帯びて、それから一度強く瞑って、微かに微笑んだ。

「わかりました」
「……」
「名を名乗るなら、まず自分から、ですね」
「は?」
「わたくしの秘密をお教えしましょう」

秘密って大体事情は全部、貴音から聞いたけど……
まだなんかあるっていうの?

「『密会』についてです」
「……なっ!」

貴音は、961の嫌がらせのことも、会社のことも、961に入ってからのことも全部話した。
だけど、水瀬が調査した時に聞いた噂。『密会』だけは誰にも決して話さなかった。

ほう

おっ?

うわぁ

なんと

続けたまえ

密会って、皆とドンジャラしてただけだろ・・・そうだろ?

美希の証言かなり怪しいよね

俺、結構カッコいいこと言って死んだんだな///

「ですがその前に……」
チラリと黒服を横目で一瞥する。
私の耳元へ、口先を持っていく。
「あの者たちを、どうにかしていただけませんか」
「……」

私は、英語で黒服に視線を外してくれと頼んだ。
軽くボディチェックをされて、テラスなら逃げ場が無いと判断したのか、背を向けた。

「いずれ、皆にも明かさねばならないことでした」
「な、何だっていうのよ……」

そうして貴音は、私に背を向けた。
「……」

バスローブの帯を解いて、そして……
肩からはだけさせた。貴音の白く、きめ細かい背中が露出していく。

「ひっ……!」
「そう、961プロデューサーが言う通り、わたくしは元より使い捨てだったのです」

思わず、悲鳴が漏れて、口元を手でおさえてしまった。
貴音の背中には、いくつもの赤い火傷の跡や、ムチで叩かれた痕跡が生々しく残っていた。

いやああああ

へっ、へんたいだー!

oh...

傷あったらアイドルできないじゃないか…

oh・・・

SM…?

へっ、へんたいだー!

なんと

マジかよ

「今まで、ずっと隠してきたことです」
……そういえば、これまで貴音は決して一緒にお風呂に入ったり、背中の空いた服を着てることが無かった。

「な、何よこれ……」

背を向けた貴音の声が段々と震えてくる。
「わたくしと近しい富豪殿は言っておられました。「お前みたいなヤツは単純に汚すよりも、こちらの方が興が注がれると」」
「ひ、ひどい……」
「わたくしの苦痛に歪む顔を見て、大層、喜んでおられました」

……。

「わたくしの961でのきゃらくたーでは、水着など露出のある仕事などは不要でした。ですがいずれ暴かれることでしたでしょう」

じゃあ、貴音は知ってたってこと?
961でトップアイドルに、仮になれたとしてもその先は無いって。
それで、765プロに戻ったとしても……もうアイドルとしては……。


「あんた……ほんと自分勝手よ……!」

しえ

うむ

なんてこったい


もう春香と千早が待つ日本に帰るにはここで稼ぐしかないな。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15177395
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9667481

「わたくしは、構いませんでした。目指した先にたとえなにもなくても」
貴音はまた空を見上げた。
「あなた様の夢が、一瞬でも叶えられれば」

貴音は、バスローブを着直して、帯をキツくしめる。
振り返ると、またいつもの微笑を浮かべていた。

私は逆に、俯いてただ唇をかみしめていた。
すぐ隣の貴音、届くか届かないかの声で言った。

「何で、あの時言わなかったのよ……」
「……」
「千早の時に一緒に治してもらえば良かったでしょ!水瀬の医療技術なら出来る!」
「……」

貴音は髪をかきあげて、言った。

「それは、わたくしはわたくしだからです」
「えっ……」
相変わらず、もったいぶった言い方だった。
「ですから伊織は、伊織のままでよろしいのですよ」
私は私のまま、ね……。
「あ、あんたに言われなくてもわかってるわよ」
「……ふふっ、そうですか」

でも、一応礼を言っておくわ。ありがと、貴音。
私が絶対、なんとかしてあげるから。

富豪の家爆撃してくる
戦術核50発くらいで足りるよな

支援

いおりんがんばれ

富豪の家にリョウ、ゴルゴ、スネーク、ジャックバウアーを向かわせた
コックさんは潜入済みオーバー

ちょっと富豪の家爆撃してくる

久々にきれちまったぜ(AA略

                  `ヽ
                    ∨〉
                      `ーっ
                         )
                         い

                          ノ
                      j     レ
             イ /  ノ ノj    ノ

           / レ'ニ二ノ ノ    >
          (  / イオ  ハ  フ
          ヽ >  < じ}:   (  ̄
          )     _ン´    、 __
_ィ<       ソリ          '::  ヽ

/ ) )     ノ /         、     ノ    奇遇だな
{( ハ      ( _.ィ!    r       .´ィ  ̄      俺もそいつらに用があんだ
  _l      ノ    ハ      (_____
ー  \ \_ニ'      ` ー―<//////////(ミ)
    :::.ヾー              ノー――――'
::\  :::::\          ヾ:::::ア
::::::::\  :::::\          j{

::::::::::::::\   ::::>         )


ヒューッ!

>>113
コブラさんたのんます

貴音ェ…

しかしドSな貴音さんも良いが、ドMな貴音さんも…。

お前らちょっと貴音が汚いおっさんに鞭で叩かれるの想像してみろよ

>>117
すごく興奮します。

>>117
死にたくなるからやめれ

汚姫ちんですね

既に終了したシリーズとはとても思えんな
先が気になって仕方ない

ヒューッ!

とはいっても……
「どーすればいいのよ……」

長く長く続く廊下をひたすら歩く。黒服がピッタリと背後から5メートルを尾行してくる。
「いちいちついてくるじゃないわよ!ゲラウトッ!」
しっしっと手を払っても、相変わらず無表情で尾行してくる。

う~ん……
また真に黒服をのしてもらって脱走……しても後が無いわね。
いっそ人質に……余計アイドル復帰が遠のくわ
この事件をバラすと脅す……ダメね、いざとなったら向こうも何をしてくるかわかったもんじゃない
こっちでお金を稼ぐ……現実的じゃないしパスポートが取得できない、か。

「あ~!も~!」
頭をかきむしっていると、部屋の前についた。
もう、今日は遅いし寝ましょう。

ドアを開けると、一つの部屋に灯りが灯っていた。
……まだ誰か起きてるのね。あずさのベッドを確認すると、シーツに被さってアホ毛が揺れていた。


となると、美希ね。毎夜毎夜、抜け出してるみたいだけど一体何してるのよ……。

>>108
ちゃんとamazonで買ったな

         ,r '" ̄"'''丶,

        ./.゙゙゙゙゙   .l゙~゙゙゙゙ ヽ\
       . i´ ri⌒.'li、 .'⌒ヽ  'i::`i,
      .| ′ .゙゜  .゙゙゙″ .:::l::::::!

      |,   ,r'!ヾ・ ヽ,  .::::.|:::::::i  アイツはもう消した!
      .i,  ./,r──ヽ, :::::::i::::,r'

      ゙ヽ、  .ヾ!゙゙゙゙゙゙'''ヽ、_ノ  
        `'''゙i ._____ l /ヽ 
    /\ へ  ゙ヽ ___ノ’_/
    へ、   | ̄\ー フ ̄ |\ー
  / / ̄\ |  >| ̄|Σ |  |
  , ┤    |/|_/ ̄\_| \|
 |  \_/  ヽ
 |   __( ̄  |
 |   __) ~ノ

 人  __) ノ

そういえば、私、美希と今ギスギスしてるのよね。

……。

ここは、大人の対応ってヤツかしら。

部屋に近づいて、ゆっくりと開けると、美希が蹲っている。
肩を抱きかかえるようにして、小刻みに震えていた。

「う……うぁ……」
いつもの、怠けた声じゃない呻き声が聞こえた。

「ちょ、ちょっと……美希……」
「お、おデコちゃん、ミ、ミキ、なんかダメなの、よ、夜になると震えが止まらない」

私を見上げるように顔を向けると、ウサギか死人っていうくらいに顔が、青ざめて目が真っ赤に充血していた。

「な、何だろこれ……す、すっごく怖い気分なの……」
「……あんた、まさか!」
「ハ、ハニー……助けて……」

もう俺降霊しろ

ク、クスリ!?

美希がシャブ漬けなんてやめてぇぇぇぇぇっ!!

以下俺の股間のクスリを吸え禁止

多少は、依存するわ。そら

このi-m@s・・・鬱展開確定してしまった・・・

そっかー、そうなるわなー

密会でガチなダメージ受けたwwwwwwwwwwww
・・・お姫ちん
大麻には依存性もクソもないから、何かやっかいなやつをやったな。シャブはきついぞ美希…

いまさらこんなこと言うのもなんだけど、
倒産シリーズのスレが立つたびに、>>1にトリップ要求してる奴って何なんだろう。
毎回のようにスレが立つ直後に現れてて、多分同じ奴なんだろうけど気持ち悪い。
これだけの有名シリーズなので、なりすましを心配する気持ちもわからんではないが…。

ぴよぴよ

アニマス休憩はいりましたー

忘れてた……!
あれからすでに数日もたってる。多分今が一番キツい時……。

「手、手が痺れるの……」
美希の手が小刻みに震えている。
「へ、変な気分になるの……」
美希の息が、荒く、胸がそれに合わせて上下している。

……961のヤツ。これを狙って美希にわざわざ吸わせたのね。

「なんだかさ、寒いの……」

「ね、ねぇ。どうすれば治るのかな……?」
「……っ!」

見てられなかった。美希は、クスリの事を知らなかった。
アイツじゃなくても、一本だけ、吸わせてあげたい気分に駆られた。

アニマスやってんじゃんwww忘れてたwww
お前らもこんなSS見てないでアニメ見ろよ!馬鹿野郎!


というわけで、ちょっと休憩します

???

アニマス忘れてたww

まこまこり~んキタ━━━(゚∀゚)━━━!!

あwwwみwwwまwwwみwww

痴呆民にはかんけーねーぜべらぼーめ

前作見逃してるみたいだから読み終わったらまた来る

ってかアニマス響回!?

アニマスくっそおもしれえwwwwwwwww
SS再会後のギャップに耐えきれるか心配だ

二郎wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

お前ら俺明日の朝楽しみにしてんだからネタバレはやめてくれよ!よ!

>>147
すまなかった慎むよ・・・クソおもしろいぞ

>>147
ネタ満載だぞwww

PIYOPIYO

終わった

アニマスが面白すぎて……
もう今日はすぐ終わると思いますが再開します

よし来い

くっそ
ひとりぼっちとか公式でふざけてやがる






ふざけてやがるwwwwwwwww

いいギャグ回だったなwww
あの予告のところが特に面白かったwww

キサラギ!

アレが届いてまさかとは思ったが…www

アニマスはまだみられない地域の人間もいるんだから
ネタバレはほどほどにしといてくれよ

「はぁ……はぁ……!」
美希の、茶髪がぐしゃぐしゃに掻きあげられた。

「あぁ!あぁ!」
壁に、何度も頭をぶつける。
美希の、額に貼ってある絆創膏が剥がれて、乾ききってない生傷が剥き出た。

「す、すっごくか、悲しい気分になるのに、おかしいよ。涙も出ないの……」
顔を両手で覆って、悶え出した。
「も、もう、心が、壊れそうだよおぉぉ!」

あんたも、ずっと黙ってた。握った手に力が入る。
「なによ……」
やっぱりムカつく、ムカつくわよ……!
仲間だったら、ちゃんと言えばいいじゃない……。

「ねぇ、おデコちゃん……どうすればいいのかな……」
美希が、震えた手で私の裾を掴んでくる。

「……」

アニメから始めた俺には一部わからないネタがあったから
既存のPよりは楽しめない所があるかもなぁ
ネタが分かったら中村繪里子はすごい人だと確信した

http://www.idolmaster-anime.jp/namassuka/index.html#news

アニメもこっちも面白い

見そびれた

「ふざけんじゃないわよ……」
「えっ……」

美希の肩を思いっきり掴む。思い切り揺らす。
「アンタ!私たちの、あのプロデューサーが選んだ相手なんでしょ!」
「お、お凸ちゃ……」

美希の冷や汗でべっとりと湿った顔に、驚きの色が浮かぶ。
「だったら、そんなのなんかに負けないで頑張んなさいよ!あんた天才なんでしょ!」
お兄様の顔が、ほんの一瞬だけ浮かんだ。

「765プロの後期はアンタの活躍だけで持った!」
美希の『Relations』のヒットで……。
「今度は、あんただけに背負わせないわよ」
「……」

「この水瀬伊織ちゃんがアンタに負けないくらいのスーパーアイドルになってやるんだから!」

それで、次の日、美希はまた元通りに「あふぅ」って言いながら、起きてきた。
私と、美希の様子が明らかに変わったのを見て皆が不思議そうな顔と、安心した顔を浮かべた。

アニメとこの話の温度差が酷過ぎて笑えるwww
神回すぎだろ今回www

これはアツい展開

なんでみんなタイトルで響回だって言うんだろうな
わけがわからないよ

ハム蔵っぽいのがいたから響回かとおもったんだけど
響回だったらうれしいなああああああああああああああああああああああああああああ

そしてお兄様がやって来る前日になった。
朝、部屋にみんなを集める。

「急にどうしたんだよ」
真がハブラシを口に咥えながら、言った。

「帰国の日程がようやく決まったの?」
律子が、やれやれと言った具合に髪をヘアバンドで止めている。

「伊織ちゃん!めんす終わったのぉー?」
やよいが、飛び上がる。

あずさと貴音は、後ろの壁に凭れかかって、微笑みを浮かべていた。

「いやーやっぱり沖縄料理が一番さー!」
響が、パジャマのままキッチンへ向かった。

「んっふっふ→ののワさん人形買っちゃった」「お尻押すとヴぁい!って言うよ!」
亜美と真美が人形で遊んでいる。……よく取り上げられなかったわね。

「おデコちゃん……」
美希が、不安そうな顔で見つめている。

私は、悩んだ末に選んだ。決めた。
ひとつ深呼吸して、口を開く。

「……みんな、ちょっと話があるの」

今日はここまで!夕方以降再開します。
明日で終わります多分


なんか補完用のおまけなのに長くなってしまった

やよいw

乙っした

乙です。

おつ!
それまで15話無限ループしてくる

夕方迄残すぞお前ら!

乙です

あげ

終わるというのは伊織がか?
それとも倒産すべてがか

またおあずけか・・・

予告があるだけいいじゃないか

「も、もう、心が、壊れそうだよおぉぉ!」

マリオネットの心ですねわかります

ほ?

射精る

保守

保守る

また昼の12時過ぎまで保守して直前で落ちるのか
日中の保守班頼んだぞ
そして俺のバイトの終わる夜の12時過ぎまで残しておいてくれよ

みんなでラスベガスに繰り出すんですね。わかります。

貴音かわいいよ貴音

落つる

ま♪

一方その頃
怯える富豪と"自宅"警備員として雇われたおまえら

富豪「す、凄腕のスナイパー達が向かってきている!
   おまえら、何があっても奴等からこの家を守れよ!!」
おまえら「リョーカイしゃーっしたー」ジャコッ

富豪「な、なんで銃を向けr
おまえらA「いやいや、仕事でござるよwwwwww」
おまえらB「何するか分かったもんじゃない奴等もいるみたいですしおすし」
おまえらC「家・・・・・・守んなくちゃいけないんで」
富豪「」



ターン


富豪が富樫に見えた

冨樫だろ

P:「ナオさんはうちのアイドルの菊地真に似ているなあ…」

ナオ:「えーよく言われますけど、そんなに似ているんですか?」

P:「似ているも何も、『真!?何でこんなピュアな所にいるんだ?』と思った…?」


玲香:「あんた…ウィー今、うちのこと『アイドルの如月千早に似てる』と抜かしたやろ…ヒック」

P:「えー言ってませんよ…」

玲香:「嘘つくなや!胸はパッドかなんかやろとか思うとるやろ…」

P:(駄目だ完全に酔っぱらってる…)

玲香:「揉んでみい!」
P:「!?」

玲香:「72かどうか揉んでみい!」

P:「ちょっと全然ピュアなじゃないし…」

HOSYU

ほす

すうほ

ほしゅ

前回のあれは、結局みんな幸せで終わったんだよな…?

まっこりん

>>222
はい


>>16
素直じゃないけど頭は悪くないし時に冷静でもある印象。
何があったかはわからんけど癇癪起こして人に怪我負わせるような子ではないかなー。

>>224
多分、美希の記憶喪失を直すためのフラグかと…
しかし美希は都合のいい記憶回路してんな…

もう帰国するにはラスベガス言って一発当てるしかないな…
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9667481
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15177395

いや、いおりんは美希に殺されかけた訳だしお兄たまの話聞いた直後だったらブチきれても無理ない

まぁ、誰も責める人がいないのは読んでてモヤモヤするし、
こういう読者を代弁する役柄は必要だよね

しゅ


いおりん!

確かにいおりは匍匐前進しやすそうだな

完結したんじゃなかったのか

アッー

なの

おっけーw


落ちる

伊織のたぷたぷおっぱい

アーラッシャー

匍匐前進っていったらまないt(

じゃあ捕手

ディーフェンス

キサラギの装甲に守備など不要

りっちゃんロボのおさげ鉄球はわらった

まだ、残ってたのか

アイマス録画されてなかった・・・見はしたんだけどね

BS組離れすぎててツラいほし

ごめんなさいノイタミナ見ました

よし残ってるね

残ってた
よかったほしゅ

わほ

伊織、はよ兄ちゃんに、ごめんなさいしろよ。

アッアー
ウッウー
イッイー

(^ω^)オッオ

閣ッ下ー
危ッ機ー
九ッ九ー

くっ…く

15話見てきたけどネタが把握し切れんww


9
6
1


>>135
なんか文句あんのか聴かなきゃなんのための酉だよ

ヴぁい!

ほだけじゃ寂しいからオマケ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2138516.jpg

ただ……いま……遅れてすいません
保守してくれてありがとうございます
再開します

きたお

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きてれぅ
気ままにやればいいよ

>>304
待ってたぜ!

よし!さぁ来い!

へいへいばっちこーい!

リアル遭遇
支援

……。
ついに運命の日がやってきた。

「後悔なんかしてないわ……」

一週間前と同じ、周りにあるのは机、カーテン、テレビ、ニュースペーパー、電気スタンドだけ。
BGMのない静かな病室で一人、お兄様を待つ。うさちゃんは置いてきたわ。

やがて、カツカツと規則的な足音がこっちに近づいてきた。

予定時刻ピッタリにドアが開かれる。
そして、無機質な声が響いた。

「伊織、一週間ぶりだな」

「お兄様……」

相変わらずの、ガラス玉みたいな目でこっちを見てくる。
昔は、いくらお金にしか興味が無いお兄様とはいってもここまでじゃなかったのに。

変わったのは、私とお兄様一体どっちなんでしょうね。

昼寝していたが起きたと同じくらいに始まった
支援

待ってた

ドアをゆっくりと、閉める。

パタンと一つ小さな音が鳴って、それから物音ひとつ無くなった。
部屋には、私とお兄様ふたりきり。

「……」

お兄様は黙っている時が一番怖い。
思わず、ひるんで一歩後ろへ下がりそうになるのを、グッと足に力を入れて堪える。

負けてたまるもんですか……。

「さて、日本には勘当という法律は無いからな」
そう言って、手にもっていた書類を手の甲で数回叩く。

「せめて、後々面倒にならないように直筆の誓約書くらいはしたためてもらおうか」
真っすぐ、私の前へ書類を突き出してくる。

「……」
「どうした?」

負けないわ……。

「いいえ、その必要は無いわ、お兄様」

きたか

ドキドキする・・

やっときた

「そうか」
わかってたと言わんばかりの語気で、手を引き戻す。

「では、謝罪してくれるんだな」
腕時計を一度確認して、私の方へ顔を向ける。
「時間が無いんだ。早くしてくれ」
「……」

……これ言っちゃったら、後戻りはできないのよね。
喉がカラカラに乾いてる。あぁ、オレンジジュースが飲みたいわ……。

──伊織は、伊織のままでよろしいのですよ

貴音の言葉を思い出す。

私は、もう一度口を開いた。

「……その必要も無いわ」
「……」

お兄様の肩が、一瞬だけピクリと揺れた。
「どういうことだ?」

支援

>>319
さすがアイドル界の安田一平

支援

顔を上げて、お兄様を見つめる。
「お兄様、今日の時間は?」
「30分だな」
「……十分よ。ついてきてほしい場所があるの」

そして、私とお兄様はすぐ近くの無人の倉庫へとついた。

「せっかく兄妹で会えたんだから、二人っきりでもいいでしょ」
「……」
お兄様が合図をすると、何十人もの黒服が立ち止まる。

扉を閉めると、灯りが無い部屋は真っ暗になって、何も見えなくなった。
お兄様の声が暗闇から響く。

「こんなところに連れだして何をするつもりだ」

自分でも呆れちゃうくらい強引な作戦だけど、これしか方法が無いわよね……。

あんあんあん

濡れ場クルー?

そして倉庫の中から…
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9667481

近親プレイはちょっと…

>>326
倉庫で踊ってるの想像したらフイタwwwww

脅迫ワロス?

真と響がいれば765プロは黒服に引けを取らないしな

直接対決とはわかってるな

みんな、私の提案に賛成してくれた。文句の一つも出なかったわ。
あんたたち、ちょっとはやるじゃない。

「にひひっ」
思わず、これから起こることを想うと、笑い声が漏れちゃうわ。
ビックリさせてあげるんだから。
「ふぅ……」
深呼吸をひとつすると、ホコリを吸い込んで煙たかった。

昨日までの生き方を、否定するだけじゃなくて
これから進む道が、見えてきたわ。

どこまでいっても、水瀬は水瀬で、そして、私はアイドルなんだから。

ひとつ、パチンと指を鳴らす。
暗闇でスタンバイしていた律子が、スイッチを入れる。「カチッ」という音が小さく鳴った。

「これは……」

一気に、暗闇が晴れた。スポットライトが倉庫の奥を照らす。
ステージ衣装も無い、観客も一人。照明も一つ。765pro allstarsも安くなったものね……。

水瀬の基本理念『欲しいものは、勝ちとれ』
私は、みんなが待っている舞台へと片足をかけて、振り返ってお兄様を指さした。

「勝負よ、お兄様。私たちの特別コンサート、10人分の飛行機のチケットで買ってもらうわ」


「……ほう」
その時、お兄様が、微かに笑った。

きたああああああああああああ

いおりんは かわいくて かっこいい

まさに、しなやかだな。

これは神展開

思わずにやりとした俺きめぇ

俺「……ほう」

お兄様が、静かに用意していたパイプ椅子に、足を組んで座った。

私たちは円陣を組む。ライブの前には必ずやることだった。
765プロが倒産して、こうしてコンサートするのは2年半ぶり、か。

春香、千早一足先にやらせてもらうわよ。

みんなの緊張した笑顔が、隣に見える。

チャンスは一度きり、ミスは許されない。完璧にやりきること。

深呼吸をひとつして、一斉に大声で叫んだ。

「春香と、千早の分まで!」
「歌って!」
「踊って!」
「最後まで!」
「力いっぱい!」
「がんばるのぉ~」

リーダーは私。
「いくわよ!元765プロ、ファイト!」

9人分の声が一つに合わさった。
「おー!」

曲は……選択肢は一つしか無かった。
まさにギリギリの状況ってことね。燃えるじゃない。

私服のライブとか貴重ってレベルじゃない

その頃律子は内職をしていた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7419842

なんの曲だ…READYか?

なんの曲だ…READYか?

連投すまん

おにいさまもツンデレの遺伝子もってるのか

つぃあおか?

何もかも、決まったのはつい昨日のこと。

……。

「……みんな、ちょっと話があるの」

……。

「うん、わかった。いいよ。けれど……」
真が顎に手を当てる。
「わ、私たち、アイドルやめて2年半もたってる……」
雪歩のおどおどした声が聞こえる。……ほんっと頼れるんだか頼れないんだか。
「さすがに、ダンスも歌も忘れちゃったね」
「急にセッションなんてムチャだよ」
亜美と真美が不安そうに顔を見合わせる。

知ってるわよ。だからこそ、一曲だけある。
春香のために、皆で集まった時に歌うために作った曲、振り付けも全員で一生懸命考えた……

「……『READY!!』があるでしょ」

「あ……」
皆が目を見開く。
「そ、そうか!それならいけるよ!」
皆の顔がパァッと明るくなる。


お兄様に勝つには、唯一これしかない。

お兄様ツンデレ可愛い

なんだ
ふと気が向いて検索したら出てきやがって
番外編か?

>>349
そう、後日談
この前に2スレほどある

鳥肌

>>350
あー終わったと思ってたがまだやってたんだな
もう大分空いちまったみたいだな
ゴールデンさん後よろしくね

「ねぇ、『READY!!』って、なに……?」

一斉に、振り返った。声の主は美希だった。

あ……。

そうだ。そうだった。
この曲は、半年間の間に、美希を探してる間に作った曲だったわ……。
美希が知ってるハズが無い……。
さっきのお祭りムードが、一瞬にしてお通夜になる。

……事情を説明すると、美希はひとつ「ふ~ん」とだけ唸った。
そして、いつもでは考えられないくらいの、真剣な顔つきで言った。

「ねぇ、ミキにその曲聴かせて?」
音楽プレーヤーを渡して、私たちの生録音の『READY!!』を聴かせた。
目を瞑って、リズムに合わせて頭が揺れる。
「とっても、いい曲だね」
ミキは真剣な顔のまま続けた。
「じゃ、次はダンスを教えて欲しいの」

真が、振り付けを一通り行う。ミキはそれを、瞬きもせず見ていた。

そして、
「おっけー、ミキもう覚えたよ」
親指と人差し指をたてて、ウィンクしながら、その指を頬の横で振った。



……ハァ?!ウ、ウソでしょ?!

流石やでぇ

みきみきさすが

失った時間を取り戻す

そういえばモバゲーにアイドルマスターが来るらしいね。
バンナム必死だね。

そして、位置についた。左には真顔の真美、右には春香のポジションがぽっかりと空いていた。

遠くから律子の緊張した声が聞こえる。
「いくわよ……みんな……」

──ARE YOU READY!? I'M LADY!!

律子が、ボタンを一つ押すと、ついに曲が始まった。

ゆっくりと、片手を顔の前へ上げる。もう片方もあげて、強く握る。
そして、腰へと手を当てる。手の平にじっとりと汗をかいている。

多分、皆も同じ気持ち。

大丈夫、大丈夫よ。何百回も練習した。
振り付けは体で覚えてる。

私たちの、運命がかかった一曲。

失敗すれば、アイドルの道は無くなる。

あーゆれでぃー

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お兄様は無表情で私たちの方をじっと見つめている。
楽しんでるんだか、退屈してるんだかまるでわからない。

絶対に認めさせてあげるんだから……!
私たちは捨てるには惜しいんだってくらいの、とびきりのアイドルだってことを。

──STARDOM光り光るSPOTLIGHT
──眩しい輝き まっすぐDEBUT

美希の方を見ると、完璧だった。
私たちの動きに合わせて、遅れずにピッタリとついてくる。
この舞台を用意するために思考錯誤したから練習する暇なんて無かったのに。


……やっぱりあんたやるじゃない。

段々と、ノってきたわ……。
昔のキラキラのステージを思い出して、緊張した顔が解れてくる。
いける……!いけるわ……!

やな予感

>>363
まぁこの作者だからな。あげて落とす。

応援したくなる

敢えて触れないでおくが春香のコンサートにみんながいないっちゅーことは…

──夢は叶うモノ 私信じてる
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そろそろサビに入る。心の底から楽しんでいた。
振り向くと、みんな、汗を飛ばしながら笑顔で踊っていた。
殺風景な倉庫が、不思議と光輝いて見えた。

──いおりんのダンスマジ最高!

お兄様しかいないハズの場所に、そんな歓声が聞こえた。
これなら、どんな会場でも満員にしてみせる!できる!

──ARE YOU READY!! I'M LADY!! 歌をうたおう

今まででベストと言えるくらいにバッチリ、サビに入った!
最高!最高の気分よ!

ねぇ、あんたたちやっぱり私たちはスーパーアイドルなんだわ!
日本中のオーディエンスを、コーフンさせてあげちゃうんだから!

「う……うぅ……」

えっ……

曲に混じって、背中から低い呻き声がかすかに聞こえた……
後ろにいるから姿は見えないけど、この声は……

響……よね……?

触れとるやないか
てか、本編見直してもそうは書いてなかったと思うがw

oh…

>>368
広いステージに私だけ…見たいな表現があったはず
敢えて触れないでおくが

爆弾が...

……こういう極限状態にいると、普段生活してる時とはまるで感覚が違うものね。

最高潮のテンションに、ヒビがひとつ入った感じが私たち全体に伝わる。

だけど、ダンスを止める事は出来ない。そのまま続ける。

「ひ、響ちゃ……」

今度は雪歩の声……。

な、なによ……一体何が起こってるの……?
後ろを振り向きたい衝動に駆られるけど、まだ曲は終わっていない。
中断は許されない。

──ひとつひとつ 笑顔と涙が……

あとワンフレーズで、終わる。あとちょっと、あとちょっと。
次は、この曲の最も盛り上がるトコロなんだから。


全員で、一斉に飛び上がるフレーズ。
ここは、絶対に決めなくちゃ……。

支援

怪我…

──夢になる……

もうちょっとで、もうちょっとで終わる。
お願いだから何も起こらないで。

ここまで来て……

──ENTERTAINMENT!

私はつま先に力を込めて飛び上がった。


「うぎゃあああ!」
響の叫び声が聞こえた
全員が一斉に振り返ると、苦しそうに足を抑えて倒れた響がそこにいた。

──ARE YOU REA……

曲が止まった。


ここまで来て……これで終わりだっていうの……。

お兄様「いおりんのダンスマジ最高!」だと思ったら違ってた

まさかここでくるとは

うわあああああああああああ

響…

響ィィィィィイイイイイイイイワレ何してくれとんじゃ!!!

うわああぁ…

響は感極まって泣いただけなんだよな?

な、なんくるねえ…

響の回はどこにいる?

最近のSSで面白かっったのある?

間違えた・・・
響の会だった

ひwwwwwびwwwwwきwwwwwおまえはwwwww

なんくるなくねぇぞ・・・

ちょっとやよいを連れて行こうとした奴殺してくる

俺が(^ω^)ペロペロして治してあげよう

これじゃ響かないだろ

この>>1はどれだけ響をいじめれば気が済むんだ!

一番ダンスが得意だったのにな…

>>393
やめてください

全員がうずくまる響に駆け寄る。

なんでよ……響は、765プロで一番ダンスが得意なハズ……。
ミスなんか絶対にするハズない……。

「響ちゃん!やっぱり足……!」
雪歩が真っ先に駆け寄った。倒れる響の肩を掴む。

「う……うぐ……ご……ごめん……ごめん……」
響が顔をぐしゃぐしゃをして泣きだす。

「ごめん……自分のせいで……」
たくさんの涙と鼻水とヨダレが舞台の床に染みを作った。

「ごめんなさい……ごめんなさい……」
顔を覆って、丸まって、響はひたすら謝り続けた。

「ウソ……でしょ……」
私は、膝を落として、ただ愕然とするしかなかった。

「……ダメだな」
お兄様が、パイプ椅子からおもむろに立ち上がった。
そのまま背を向けて、出口へと歩き出した。

最近どこみても響が不憫で・・・

がんばってくれ俺の響!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おい




おい

こんな時に響きの会の会員は俺一人かよ!
クソッタレ!

俺もいるぜ!

いつから1人だけと錯覚していた?

泣いてる響を想像すると凄くゾクゾクします。

響が不遇すぎて泣ける…

「響さぁぁぁぁん!!」
やよいの泣き叫ぶ声が聞こえた。

──待って。

「……ま」
声が出ない。
このまま、お兄様が帰ったら、私たちは今度こそ終わり
不法入国者として、全員犯罪者になる。

「……待って……お兄様……」
「もう20分だ」
振り返りもせずに、真っすぐ進む。

「待って……待ってください……お兄様……うぐ……」
「落ちこぼれは所詮落ちこぼれか」

……!

「お願いします!あと5分だけ!5分だけ時間をください!」
倉庫に、ゴンという鈍い音が響いた。
私のオデコがじんわりと熱くなった。
後ろから、みんなの声が驚く聞こえた。
「い、伊織?!」

お兄様が音に振り返る。
「……ほう」

私は今、全員分の夢を背負ってる。土下座でもなんでもしてやるわよ……!

いおりんの土下座マジ最高!

この作者上げて下げて上げるな

あ、ごめん30分と間違えたわ……修正

>>407
おい

伊織…

>>407
あと10分しかないから帰るって意味だと思ってたんだが違うのね

あぁやっぱり。
10分前に時間言うとかカラオケかよwと思った。

わいは信じひんぞ
この>>1
また下げんねんや

水瀬兄:(響は)ダメだな

「……う……うぐぅ……」
倉庫には響の嗚咽だけがこだましていた。

コンコンと、指先で時計を叩く音が聞こえた。
「……5分」
「えっ」

「重要な会議に遅刻することになる。これで数万ドルの損失だ」
そう言って、またパイプ椅子に足を組んで腰掛けた。

……。

「い、伊織……ごめんよ……」
響は、私のほうを見上げた。よくわからない液体で顔中べとべとになってた。

はぁ……。

「大丈夫、あとはこの伊織ちゃんに任せなさいよ」


私は皆を舞台から下ろして、一人きりになった。

>>414
よくわからない液体ってw

なんだかんだ甘い兄ちゃん

よくわからない液体・・・だと・・・?

涙と鼻水と汗と・・・

「重要な会議に遅刻することになる。これで数万ドルの損失だ」

どんな会議ですか?水瀬兄さん

しょうがねえ俺が舐めて綺麗にしてやるよ

兄ちゃんなら掘られても良い

響もメンスだったのか

響…脚治ってなかったもんなぁ…走って無理したし…
かすり傷とはいえ撃たれたいおりんは元気だな

>>386
おうなんだ
召集か?

兄貴カッケェ…

響の会はクサイから今立ってる響スレにでも行って来い

皆が、舞台の下で私を心配そうに見つめる。

心を落ち着かせる。
「すぅ……」

ダンスも無い、BGMも無い。
一度失敗した後の、この逆境……。

この5分間に、私の、水瀬伊織の全てをかけるわ。

「……いつものように空をかーけてた」

「あ……これ……」
やよいが、声をあげた。

倒産後も家で、これだけは練習してた曲。
あのバカプロデューサーがいっちょまえに、私のために作った曲。

昨日の「密会」といい今回の内容といい・・

心が痛い

作者はいい人
貴音を処女にしてくれたから

>>427
アドレスw

無理すんな。何気に一番長編になってないか?

──いつものように空を翔けてた。ずっとずっとどこまでも続く世界。

……。

「お兄様!お兄様!今日は収録があったのよ!ジャンバルジャンも一緒に映ったわ!」
珍しく家にいた、新聞を広げているお兄様に走り寄る。

「そうか。よかったな伊織」
お兄様は、こちらを振り向いて、また新聞に目を戻す。

「えぇ、だから~お兄様~」
そのまま肩にすり寄る。
「今度アメリカに出張に行くんでしょ?そこでの限定バッグがあるのよ。お願い!お兄様」

お兄様は、新聞をたたむ。表情も、声色も変えないけど、どこか楽しそうなのは解った。
「お前のわがままに付き合うのは何度目だろうな」

それを聞いた私は、目を輝かせた。
「ありがと!お兄様だーいすき!にひひっ」

>>429
あずささんは俺の嫁になったけどな

この展開はやめろ……
俺が泣く

>>432
あれ?
俺のハズなんだが

泣いた

何だよ…仲良し兄妹じゃん

>>432>>434
だからお前達愛想笑いされてるぞ

>>429
プレイといってもいろいろあってな・・
ういんういんとかな

──いろんなことが起きてる街は、スピードについて行くだけでもう精一杯

……。

「うあああああ!!!」
何でよ!何で私の許可無しに勝手に死ぬのよ!あのバカ!バカ!バカ!
うさちゃんを抱き締めて、ひたすら私は泣きじゃくる。

後ろからお兄様の声が聞こえる。
「伊織、いつまでそうしてるつもりだ」
「うぅ……うあああ……」

「水瀬財閥の力なら、他の大手プロダクションにも入れる」
「……うぅ……」
「765プロはもうダメだ」
「……!」

それを聞いた私は、お兄様に向かって、叫ぶ。
「お兄様に私の気持ちなんか一生わからないわ!」
「……」

屈辱だわ……!
他のプロダクションに入るなんて……絶対に……イヤよ……!

泣けてくる


泣けてくる

>>お兄様に私の気持ちなんか一生わからないわ!
まさかお兄様これで…

──そんな時見つけた。ボロボロになったキミ

……。

「……うぅ……」
「伊織、いい加減にしろ」
ある日、お兄様の声に、かすかに怒気が篭った。

「お前はいつまで甘ったれでいるつもりだ」
「お兄様は……お金が恋人だものね……」
「……」
「大事なヒトを亡くした気持ちなんて!わからないでしょ!」

お兄様は何も言わず部屋から出てった。

私に慰めの言葉もひとつもかけない。家に帰って来ても数十分しかいない。
……今日は、私の誕生日なのに……。

新堂が数十段のケーキを持ってきてくれたけど、一口も食べなかった。
ふと、テーブルに置いてあった各国の新聞の中に、ある記事が目に飛び込んだ。

──四条貴音、961プロに移籍

な、なによこれ……

目が離せないな

──なぜそんなに悲しいほどココロに傷負ってるの?夢や希望打ち砕かれて諦めたんだね。

……。

そして
貴音が突然、私の家へやってきた。

「……水瀬伊織には、たいそう世話になりました」
そう言ってお父様へ深々と頭を下げる。今思うとどこか、貴音の顔は暗かった。
お父様は、そんな貴音に対して頭を下げる。

「……!」

プロデューサーが死んだら、さっさと別のプロダクションに移籍ってわけ……?
お兄様と同じよ……!

「そこにいるのは、水瀬伊織ですか?」
貴音が遠くにいる私に気付く。
「……裏切り者」
「えっ。なんと言ったのです、水瀬伊織?」

私は背を向けて水瀬の敷地から飛び出した。
もうこんな家、イヤよ……!出てってやるわ……!

明日は寝不足ですな

>>456
我が道を行くな、>>1

フタリの記憶このSSにあってるよね

こうして見ると貴音の決意は凄いな

(´;ω;`)>>1はドS

──ボクがチカラになってあげるよ キミの全てはここで終わりじゃない。以前の自分はリライトしよう。嬉しいことで。楽しいことで。

……。

「どうか、お願いします。如月千早を助けてください」
「……!」
私の足元に、貴音の後頭部が月明かりに照らされていた。

この時、悔しいけど助かったって思った。家出があまりにも辛くて。
水瀬家のフカフカのベッドと、高級ジュースが飲みたかった。
家へ帰って、言った。
「帰ってあげる代わりに、私の友人の手術を、しなさいよ」

ほんっとお子様ね……。

──いつまでもこのままでいたいね。ずっとずっと一緒にいられたらいいね。

……。

真と、雪歩が病院の椅子であらびきポークフランクを食べている。

「あ、あんたね。そんな事情があるなら……」
「人には、誰にでも秘密があるものです」
「あ、謝らないわよ」
「ふふっ」

そういえば、私まだ貴音にちゃんと謝ってないわ。

凸△

「家に帰る条件に千早の手術してくれ」ってそりゃ兄も一連の行動になるわな

──元気が戻ってきて良かった。フタリでがんばってきたよね。でもそれも終わり。

……。

突然、病院にみんなが集まった。偶然にも程があった。
「運命というものでしょう」
貴音が目を伏せて言った。
2年ぶりに会う皆は、まるで変わってなかったわ。
律子が言った。
「私にちょっと考えがあるの。ビデオ撮影をしましょう」
「えっ」

それからの半年間は、とにかく楽しかった。
だけど、春香と美希がいないことを、口には出さないけれど皆気にしていた。

──そろそろ来るんだね。最後の週末が。

……。

やった!やったわ!765プロの最後のメンバー!美希が見つかった!
これで、765プロはなんとかなるかも知れない!お兄様も認めてくれるわ。

お兄様の携帯電話にかけた。
「手続きやらなんやらは、全部すっ飛ばして……」
『伊織、お前は落ちこぼれだ』

えっ……。

ハッピーにだな…

「最期の週末」の意味がやっとわかった

凸ちゃんペロペロ

──もしもボクが空に帰る刻が来たらどうするの?すごく泣いて 手を掴んではなれないのかな。

……。

「うわああ!!伊織!」
みんなの泣き顔が、ぼんやりと見えた。
嬉しかった。私が、もし死んじゃっても泣いてくれる人がこんなにいるのね……。

「お兄さま……やっぱり……私は……間違っていなかった……わ」

──何も言わずにサヨナラするよ キミと出会えてすごく嬉しかったな。つらくなるから全て還すよ。笑ったことも、kissしたことも。

……。

私は、ただお兄様とお父様とプロデューサーに……

──いつまでも忘れないでいるよ ずっとずっと空で見守っているよ。

……。

グッとくる

歌ぁぁぁぁ詞ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

フタリの記憶かぁ

フタリの記憶は隣に…に次いで泣ける

>>472
奈々ちゃん?

IWant思い出して吹いちまった

落ちる

何かが弾けるような音が聞こえて、現実に不意に戻された。

「あ、あら?」

私、どこにいたのかしら。
見回すと、何もない倉庫だった。
スポットライトの光と、響のよくわからない体液と、トタン製の壁と……

相変わらず、ロボットみたいに無表情だけど……
拍手をしているお兄様。
お兄様はおもむろに立ちあがって、また出口へ向かおうとする。

「おに──」
「高い公演料だな」
「えっ」
「また、来る」

私、もしかして……。

「や──」

「「やったああああ!!!!」」
みんなが私に駆け寄ってきた。
気付くと、私は泣いてる皆に囲まれていた。
あの時とは全く逆の表情で。

私は、私は……。
「あれ?伊織、泣いてるの?」
「う……バカね、泣くわけ……ないでしょ……」

響の体液(^ω^)ペロペロ

これが正しいツンデレです
分離したツンデレなんてまわしの無い力士です

さあここからが地獄の始まりだ

……で

「あー!もー!ムカつくわ~~!」


ホテルの一室で、私は愚痴をもらす。
「一体いつ来るのよ!お兄様は!」
「まぁまぁ……」
真がなだめるように言う。

「あれから数週間もたってるのよ!私たちの生活は相変わらずホテルに缶詰!」
地団太を踏むと、ミシミシと床が鳴った。
ほんっとーにアレで良かったんでしょうね……。お兄様は相変わらずよくわかんないわよ……。
もう千早も退院してる事でしょうし……日本はどうなってるのよ。まったく。

気付くと、律子が部屋の隅で手招きをしている。

いったいな、何の用よ……。

住む所があるだけマシ

もう終わってしまうのか

もう終わってしまうのか…

>>485
お前は俺かw

今回初めて読んだんだけどどこかにまとめとかあるの?

>>488
っゴールデンタイムズ

律子が神妙な顔つきで、私の目の前に立っている。
口元がニヤリと歪んで、メガネが光っている。

「伊織、この前の一件で、あなたに言いたいことがあるの、秘密よ」
「な、なによ」

律子は笑いを堪えるように続けた。
「もし、私の小鳥さんに任せた極秘プロジェクトが成功したらね……」
極秘プロジェクト?何の事よ……。
「春香が、元気になって765プロがまた再スタートをきれたらね……」
早く、用件を言いなさいよ。
「私が、ずっと夢見てた計画があるの」
律子の瞳が珍しく潤ってた。
「プロデューサーが亡くなってお倉入りになってたんだけど……」
「……」

律子は、私の目を見て言った。



「新アイドルユニット『竜宮小町』」
「りゅう……ぐう……?」
ふぅんなかなかセンスのある名前じゃない



「あなたを、リーダーにしようと思うわ」
「へっ?」

おお…
ここで竜宮とは

てことは美希が

あれ、READYのOPにつながるとなると
メガネのPの存在は一体

なかったことにしては いけない

まて、メンバーに人妻いるぞww
そこで美希の出番なのか?

「伊織、何だよ。今度は途端にニヤけちゃって」
「何でも無いわよ」
やっぱり、伊織ちゃんはサスガよね。

ご機嫌に、うさちゃんを撫ででいるとまた革靴の鳴る音が近づいて、ドアが空いた。
「待たせた」
お兄様が、時計を確認して入ってくる。時間は正午ピッタリ。

「本当に待ったわよ!」
お兄様に大声をあげる、そんな私を無視するかのように続ける。

「良い知らせと、悪い知らせがある」
「えっ」
「どっちから聞きたい」
一斉に私の方へと、視線が向く。わ、私が決めるの?

「じゃあ良い方……」
「日本で765プロダクションのドームコンサートが約半年後に開催される」

「えっ」
みんなが一斉に驚いた声をあげる。


律子が、不意に笑って拳を顔の前で握った。

ここでリンクするか

ガンバ大阪

悪い知らせ・・・か
予想できて怖い

この作者のことだ。
竜宮結成でハッピーエンドと見せかけて新生Jupiterとかだしてボコボコにされるに決まってる

そういえばジュピターってどこで出てきたっけ
響の回?

春香しか出られないのか

LOBM

コンサートとか突然ってレベルじゃねーぞw

落として~~ッガクゥッ

>>489ありがとう。愛してる

……。

「じゃ、悪い方は……」
「水瀬の空港機関で事故、不祥事が起きた」
「えっ」
「出発が遅れるな」
緊急事態ってまさかこれのことだったの……?

「あの事件の完全な揉み消し、更にお前らが空港で暴れたせいで、ただでさえ警戒されていたんだ」
「じゃあいつになるのよ」
「そうだな。それも半年はかかるな」
「えっ」
「それまで依然こちらで監視は続ける。また厄介事を起こされると困るからな。家族には、水瀬側から報告しておこう」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
「何だ」
「コンサートには間に合うの?!」
「約束は出来ないな」

……。

わーお

ひぃぃぃ

結末ボカしてたのが吉と出たな

ですよねー








おい

「すまないな。そのかわり」

えっ……

お兄様は、響の方へと真っすぐ進んでいく。

「……」
「うわっなにするさー!」
そして前髪をすくい上げた。
「この娘の足と額の負傷」

貴音の方へ振り返る
「四条貴音の痕跡。スキャンダル」
「なっ……」

美希の方へ腰を落とし、目をじっと見つめた。
「そして、薬物依存患者が一名」

そして、ドアの方へ向き直って時計を確認した。
「半年の間に全て、こっちで治療してから帰れ」
「お、お兄様……」
「勘違いするな、別にお前たちのためじゃない」



「水瀬財閥の令嬢が、落ちこぼれだと困るからな」

船は?とかいっちゃダメだよね

さすがっスー

お兄様△

ツンデレかわええ

ニイ様に濡れた

クソ兄コノヤローとか思ってすんませんしたお兄様

その上ハリウッドで修行までさせてくださるんでしょう?

さすがいおりんのお兄さん

ヒュー

兄さんのツンデレの方が年季入ってるんだな
響の額の怪我まで治してくれるとは

ヒューッ!!!

お兄様抱いて下さい。

お兄さんかっこよすぎ濡れた

「待って!お兄様!」
足がピタリと止まる。
「私たちは、満員のドームで踊るくらいのアイドルなのよ!」
「……」
「それをお兄様一人のために開催してあげたんだから!間に合わせないと許さないんだから!」
「……」
お兄様は無言のままドアノブに手をかける。

「ま、待ってください!」
今度は律子の声が響いた。
「あの、家族以外に連絡を取りたい場合は……」
「ダメだな」
「……」

律子は、目を瞑って、顎に手をあてて考えた。
そして、ティン!と閃いた顔を見せた。
メモに走り書きをする。

「では、この駅の、このお店に出前を頼んでください。メッセージは一切いりませんから」
律子は、微笑んで続けた。
「如月千早の自宅に、牛丼並盛を11人前、お願いします。そのくらいならいいですよね」

響っていつデコ怪我したんだっけ?転んだ時?

電柱に激突した時じゃなかったっけ

ただの嫌がらせである

にいさんかっけええええええよおおおお

ドラマの「ザ・シェフ」を思い出した
依頼するには屋台でちくわぶを20本頼む、ってやつ

これは千早巨乳フラグ

突然家に牛丼11人前きたら怖すぎて引越し考えるレベル

そして半年後……

「ギリギリだわ!」

久々に日本に帰って来たっていうのに、慌ただしすぎよ!

「真が突然、変なタイミングでトイレに行くからいけないのよ!」
「何だよ!伊織だってぬいぐるみをあんなとこに置き忘れるから!」
「あ、あの伊織ちゃん、真ちゃん喧嘩は……」
「全力でぶっとばすさぁぁあ!」
「今思えば、伊織の兄上はもしや全て……」
「美希もう眠いの~」
「こら!これから公演があるのよ!走りなさい!」
「んっふっふ→ドキドキすんね」「ね」
「私は、千早ちゃんに連絡してみるわ~」
「うっうー!特に言うことなしです~!」

まぁ、そんなこんなで私たちにはこういうドタバタな、コメディみたいな展開のほうがお似合いよね。
も~ロストアルテミスの世界も救いたくないし、アメリカにも暫く行きたくないし、あんなことは二度とごめんよ……

……にひひっ。プロデューサー、あんたちゃんと見てるんでしょうね。


私たちの……

──きらめく舞台はさらなる高みへ

千早ってまだ入院してなかったっけ

これで終わりか?

水瀬財閥パネェ
お兄さまと呼ばさせてください

伊織・貴音・真・雪歩・あずさ・亜美真美・千早・響・律子・やよい・美希ついでに小鳥パート (TRUE)

765プロが倒産してもう~シリーズ

今度こそ、おわり

乙!

今問題があるのは
春香の精神とあずささんの結婚ぐらいか?

ハッピーエンドで終わってくれ

頼むから

乙。
さあ、笑ってはいけない方を書く作業に入るんだ

BD END もみたいな

超乙
絶対に笑ってはいけないも期待してるぞ

乙!

乙でした

これで倒産シリーズはおわり アフターもアナザーももう書きません


……我ながら駆け足ご都合主義ぱねぇwwww

これ最終回の前に入れると、間抜けた感じになっちゃうのでまぁこの順番で良かったかなーなんて
ウソです全部後付けですむしろ最初の春香編以降このSS全部後付けです

乙でした

お疲れ様!!笑ってはいけないシリーズ期待してます!
うっうー!

乙でした!
最後まで見入っちゃいました

おつー!


BAD ENDなくて残念

オルタナティブですね?

やよいw特に言うことないんかw
作者さん乙でしたー超面白かった!
水瀬財閥最強だな

そういえば、美希を追いかけてるとき
やよいはあずささんを無事に助けられたんだろうか?

乙乙

こんなに長いSSは久しぶりだ

あと貴音の視力といおりんの吐血だけはマジでやっちまった……
おかしいトコロは各自で脳内補完しよう!

あとなんかモヤモヤする部分あったっけ

BADは飛行機事故で全員死亡って文をひとつ加えると途端にBADになるよ!

超乙!

順番はこれがベストだったと思う。完結!って感じするよ。

乙ー!

>>1乙!!
笑ってはいけないも期待してる

乙ですわ

>>560
おい・・・おい・・・

>>560
それはオチ
こう・・・ もっとやったねたえちゃん的な・・・

>>557
あずささんの「キャァ!」は水瀬側に捕獲されたってオチでした

>>560
そして春香さんは最初の頃に戻るんですね

全員集合は脳内補完します

あ、閉店です

今まで、読んでくれた方、支援してくれた方本当にありがとうございました

>>567
なるほどなるほどw
ドレスのロリ可愛いやよいをアメリカの街中に
ひとりで行かせるのも危ないよと思いましたが
水瀬が逆探知でってことだったからむしろ安全だったのね

BADENDが見たい人はこれで我慢しろって律子・・・さんが言ってたの

505 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/09/30(金) 03:15:19.04 ID:Dfwa8DLp0 [10/15回発言]
「伊織は死ぬ!水瀬財閥は説得に応じず騒ぎを収拾することはできない!真と響は撃ち殺された!
 やよいとあずささんはヤク浸けレイプ!今からアンタか亜美か真美が美希を説得するけど
 結局自殺を止められず、残った私達も水瀬の追っ手から逃げられない!
 ついでに、日本に残ってる千早と春香もなんだかんだで死ぬ!これで文句無しの絶望でしょ!?」


笑ってはいけないの続き待ってる
あと他に書いたの教えて

乙乙
楽しかた
笑ってはも期待してる

やっと完結か……


寝る

新作!?

最終回が幸せでよかった

乙でした

>>573
あと書いたのは覚えてるので
ハム蔵がエビ蔵
千早が765プロでなめこ栽培する話
アイドルのみんなに腹パン
笑ってはいけない
レッスン終わったし一人で帰るぞ


ぐらい。ちょくちょく書いては飽きてdat落ちしてる

こんな感じか
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2140233.jpg

>>1
さあ笑ってはいけないの続きを書くんだ

主役が無かったのは、亜美真美と律っちゃんとあずささんだけだっけ?
まぁだからこそ幸せな方の4人だなw

海老蔵もお前かwww

アイマスクソだなwwwww

乙でしたw次回作も期待してますよ!

なめこ以外全部みてたよ
全部面白かった

>>579
笑ってはいけないと腹パンはよ

貴音の視力って何の事だっけ?

これの後で春香END読み直すと泣ける・・

>>588
貴音は目が悪い設定だったのにまったく逆にしちゃった
ビルであずささんをイーグルアイするシーン

イヨッ!乙!ポポンッ!

なめこ栽培見たいな

あと最後にこのSSでは扱いイマイチだったいおりんを書けて満足いおりんかわいいよ

ニコ動の紙芝居の人、最後まで作ってくれないかな

なめこ栽培のスレタイplz

よく終わったなこれw

>>596
千早「事務所でなめこを栽培するわ」
数レスで飽きた

オヤスミー(^o^)ノ

夏から続いたきたこのSSもついに完結か・・・・・寂しくなるな・・・・・

誰か続編書けば

おつー

>>598
thx
なめこプロで吹いた

おつー

おつ!

貴音かわいいよ貴音

このSSで一番不幸だったのって誰だろう
お姫ちんかな

お疲れ様です

乙!!

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