P「765プロ未解決事件特捜班Ⅲ」(27)

2013年 stalker 『ジュリエット』

 公園で酔い潰れていたPが何者かに誘拐される

余裕の2get

見ろよ>>3の「2getしてやったり」な意気揚々とした書き込みをwww

今度からコイツのことクソムシって呼ぼうぜw

   2013年

 23:46

 P「ふあぁぁ~、今日は仕事が早く終わったから早苗さんと飲んでたらこんなに遅くなったぞ・・・」

 P「あ~、頭痛いし眠い・・・・うう」フラフラ

 P「ちょっと、あそこの公園で休憩しよ・・・うっぷ」

 P「はぁ・・・・ちょっと楽になったか」

 P「10分くらいしたら行くか・・・・・zzzzzzzz」

 10分だけのつもりがつい、眠り込んでしまったPであった。

 物陰から人が彼のことを見つめているのにも気づかずに・・・・

 ?「・・・・・・見つけた」ニヤリ

翌日

 コールドケース課

 千早「おはようございます」ガチャ

 千早(あれ、音無さん電話中)

 小鳥「えぇ・・・そうです、まだ戻っていなくて・・・早苗さんは何か聞きました?」

 小鳥「そうですか・・・わかりました。何かあれば連絡お願いします」

 小鳥「あら、千早ちゃんおはよう」

 千早「あの、さっきの電話は・・・」

 小鳥「それがね、昨日早苗さんがプロデューサーさんと飲みに行ったらしいのだけど、帰宅の連絡がないらしくて」

 千早「どこかでつぶれているんじゃないですか」

 小鳥「だといいけど・・・」

prrrr prrrrr

 小鳥「私が出るわね」

 小鳥「はい、コールドケース課です」

 春香<もしもし、春香です 

 小鳥「春香ちゃん、どうしたの」

 春香<あのですね、署の外で会ったホームレスが誘拐事件の情報を持ってるとか言ってるんですよ

 小鳥「一体何時かしら?」

 春香<何年の事件ですか・・・・はい?昨日の夜中??

 春香<だそうです 

 小鳥「わかったわ、とりま話だけでも聞きましょう」

***

 オフィス

 小鳥「じゃあ、長谷川さん、昨日見たことをもう一度教えてくれるかしら」

 長谷川「なぁ、話す代わりに仕事をくれ。それが条件だ」

 千早「とにかく、話しなさい。でなきゃ、とっとと帰って」

 長谷川「その帰る場所がないんだよ俺たちホームレスには」

 小鳥「わかったわ、確か清掃員の仕事があったはずだから掛け合ってみる」

 春香「だから、正直に話してくださいねまるで駄目なおっさん略して、マダオさん」

 マダオ「後半の件絶対いらなかったよね!?」

 マダオ「わかったよ・・・話すよ」

***

 児童公園
 
 マダオ『今夜はここで寝るか・・・ん?』

 マダオ『あちゃー、先客がいたのか・・・』

 P『zzzzzzzスピー』

 ?『・・・・』ガサゴソ

***

 マダオ『そしたら、物陰から誰か出てきてその兄ちゃんの体を触りまくってた』

 千早「その男は・・・眼鏡をかけてた?」

 マダオ「あ~、かけてたな」

 春香「それでどうしたんですか」

 マダオ「いやな予感がしたから近づかない様にしたさ。んで、ちょっと目を離したら居なくなってた」

 小鳥「その人ってこんな顔の人」 つ写真

 マダオ「そうそう、この人だよ。で、誰なの?」

 千早「私たちの上司よ」

 マダオ「あ・・・ふーん」

 小鳥「これは、厄介なことになったわね」

 春香「警官を誘拐だなんておバカさんですね」

 千早「しかも、プロデューサーだなんて・・・命知らずね」

 参考OP:https://www.youtube.com/watch?v=F0nVAswNSn4

***

 上に申請するとあっさり捜査の許可がおりました by 春香

 小鳥「さて、どうしましょう・・・誘拐だなんて初めてだわ」

 千早「そうですね・・・まずは、このことを両親に伝えた方がいいたかと」

 春香「そうだよね……ついでに犯人に心当たりないか聞いてみようか」

 真「誘拐なのに?」 (たまたまお茶しにきていた真)

 春香「普通に考えて、ただの他人が警官を誘拐するってわけわけめでしょ。あの人があっさり捕まったのも顔見知りだったからかもしれないし」

 真「あの人ってそうそう恨まれるような人じゃないと思うけどね」

 千早「コールドケースを担当していてたら、そんなこと当てにならないって分かるわ」

 春香「まあね~なにかしらやらかしてる人多いもんね」

 小鳥「じゃ、千早ちゃんはPさんの両親のところに行ってちょうだい」

 千早「はい」

小鳥「春香ちゃんと真ちゃんはPさんの交友関係を調べてみて」

 春香「おっけー。じゃ、リリーさんのところに行ってみようかな」

 千早「人手が足りないわね」

 小鳥「大丈夫よ、助っ人を呼んであるわ」

 やよい(麻薬課)「おはようございまーす!」ガチャ

 春香「やよいだ!」

 千早「高槻さん////」

 小鳥「やよいちゃんには私と一緒に過去の類似事件を調べてもらうわ」

 千早「私にも相棒が・・・」

 小鳥「ええええ・・・・じゃあ、長谷川さん行ってあげてください」

 マダオ「えぇ!?俺が!?」←床掃除してた

***

 P実家

 千早「はぁ・・・なんで私があなたと・・・」

 マダオ「千早ちゃん、俺はこう見えても元政府のお役人だったんだぜ」

 千早「あなたが?信じがたいわね」

 マダオ「聞いたやつは口をそろえてそう言うよ。まぁ・・・一時のテンションに身を任せたのが運の尽きだったよ・・・」

 千早「不倫でもしてたの?」

 マダオ「いいや、一人の天パに感化されちまってな・・・」

 千早「?」

***

 P母「うちの息子が誘拐ですって?」

 千早「ええ。昨日の夜中に児童公園で」

 P母「あぁ・・・なんてことなの・・・だから、刑事なんてやめなさいって」

 マダオ「お宅の息子さんは何か、身近にトラブルを抱えてたりしていませんでしたか?」

 P母「さぁ・・・あのこはどちらかと言うといちご100%派でしたから」

 千早「お母さん、そっちのトラブルではなく人間関係のほうで」

 P母「あの子は人に嫌われるような子ではなかったわ・・・」

 千早「わかります」

 P母「ただ、昔からあの子はやたら女の子にもててたようで」


 マダオ「女性関係で何かトラブルが?」

 P母「一回、ストーカーに遭ってたみたいなんです」

 ***

 P『母さん・・・俺、引っ越ししようと思ってるんだ』

 母『あんた、また引っ越しするわけ?これで何度目よ』

 P『ごめんよ、最近ストーカーに好かれてるみたいで』

 母『あなたにもファンがいたのね』

 P『笑い事じゃないよ母さん…』

 母『あんたのお仲間に頼んでしょっ引いてもらいなさいよ』

 P『まぁ、そうなんだけど・・・』

***

 母『あの子ったら変なところで優しいから、通報するのをためらってたのよ』

 千早「それっていつのことですか」

 母「2-3年前かしら」

 母「幸い、その引っ越しで落ち着いたようだったけど」


 千早「今のアパートね・・・」

 マダオ「いったん手を引いたように見せかけて、いま畳みかけてきたかもしれないな」

 千早「アパートに行ってみましょう。なにか分かるかも」

 母「あの・・・如月さん」

 千早「はい?」

 母「Pが良くあなたのことを話してたの、かわいい新人が飛ばされてきたって」

 千早「いや・・・そんなこと///」

 母「無事に帰ってきたら、こんど3人でご飯に行きましょ」

 千早「ええ。必ず連れ戻します」

***

 殺人課

 春香「なんか緊張するね」

 真「うん・・・・ここってみんな凄腕の刑事ばっかしだし」

 リリー「春香ちゃん、こっちこっち」

 春香「リリーさん、お久しぶりです」

 リリー「えぇ、湊智花の事件以来ね」

 春香「はい、あのときはありがとうございました」

 リリー「いいのよ、同業者よ」

 春香「えへへ、そうですね。あ、こっちはSUVの菊池真です」

 リリー「男の子みたいな名前ね」

 真「あはは・・・良く言われます」


 春香「それで、プロデューサーについて聞きたいんです」

 リリー「聞いたわ。こっちも何とかしてあげたいけど、忙しくて」

 真「プロデューサーの交友関係でなにか問題って聞いてないですか」

 リリー「そうねぇ・・・あったとしたら女性関係かしら。あの人ってなぜか女性に好かれやすくてね、多分根っからのラノベ主人公気質なのね」

 真「わかります」

 春香「リリーさんもその一人だったりして」ニヤニヤ

 リリー「とにかく、彼に問題があるなら過去の女性遍歴でも聞いてみたらどう?」

 春香「・・・・・」 

 リリー「時間があればこちらでも、過去に似たような事件がないか見てみるわ」

 ***

 アパート

 マダオ「千早ちゃん、Pの家に来るのは初めて?」

 千早「ええ。なんで?」

 マダオ「いいや、なんでもないよ」

 マダオ「あそこで掃除してるの管理人さんじゃねぇの?」

 千早「声かけましょう」

***

 千早「すみません、ここの管理人の方でしょうか?」

 管理人管理人「そうですけど・・・あなたたちは?」

 千早「私たち警察の者です」

 マダオ「ここに住んでるプロデューサーってやつが誘拐されましてね」

 管理人「えぇ!?Pさん誘拐されたんですか・・・・そんな・・・うう」

 千早「かなりショックを受けているようですね・・・」

 マダオ「彼とは親しかった?」

 管理人「ええ。あの人と私はここに来たのが同時期でして・・・私この仕事初めてだったから彼に色々助けてもらってたんですよ」

マダオ「女性の管理人って大変そうだもんな、しかも結構若く見えるね姉ちゃん」

 管理人「うふふふ、ありがとうございます」

 千早「それで、念のために彼の部屋を調べたいんですけどいいですか?」

 管理人「もちろん、こちらにどうぞ・・・」

 ***

 P`s Room


 管理人「はいって、どうぞ」ガチャ

 マダオ「はぇ~、意外と片付いてるじゃん」

 千早「ええ・・・あの人の部屋とは思えないわね」

 管理人「帰られるときは声をかけてくださいね。下にいますので」スタスタスタ

 千早「・・・・・」

 マダオ「千早ちゃんさっきから顔怖いよ」

 マダオ「もしかして、管理人さんに嫉妬・・・グハッ!?」

 千早「黙ってください」ボコォ

 千早「・・・・はぁ」


 ***

 1時間後

 千早「ないわね・・・」

 マダオ「う~ん、にしてもエロ本の一冊もないなんて、ほんとに男か?」

 千早「そうよね・・・香椎愛莉の写真集もないわ・・・」※前回参照

 マダオ「ラジオで聞いたよ、千早ちゃんたちが捕まえたんだってな」

 千早「そう・・・あのロリコン王子も・・・あ!」

 マダオ「なんだ?」

 千早「犯人候補が浮かんだわ・・・」

****

 長谷川家

 七夕「一体何のようですか・・・」

 千早「あなた、昨日の夜はどこにいたの?」

 七夕「急に何なの!!」

 千早「あなたには誘拐の容疑がかかっているわ」

 七夕「何言ってるの、ばかばかしいわ」

 千早「あなら、Pのこと誘拐したでしょ」

 七夕「意味がわからないわ、どうして刑事を誘拐しなきゃいけないわけ?」

 千早「息子を奪われた腹いせに」

七夕「馬鹿言わないで!」

 千早「とにかく、昨日の夜はどこにいたの?」

 七夕「家よ」

 千早「証拠はあるかしら」

 七夕「電話よ、きのうはお友達に電話したわ」

 千早「調べるわよ」

 七夕「勝手にして」

 ***

 マダオ「どうだった?」

 千早「だめだったわ」

 マダオ「復讐の線はなくなったか」

 千早「ストーカーが気になるわね、前の家を調べましょ」

  ***

 vorアパート

千早「前の管理んさんは死んだんですか?」

 新管理人「そうなんですよおかげで、補佐のぼくが繰り上がったんですよ」

 マダオ「それはいつ頃のこと?」

 新管理人「2-3年前かな・・・たしか、犯人は見つかってないはずだよ」

 マダオ「Pがちょうど引っ越したあたりだな」

 新管理人「たしか、その人ストーカーに悩まされてましたよね・・・」

 新管理人「あの人はそういうのが許せない人らしくて、よくパトロールしてたんですよ」

 新管理人「そしたら、ある日それっぽい子を叱ってやったって・・・」


 新管理人「おまけに、次の引っ越し先まで斡旋しちゃって、まあそのあと殺されましたが・・・」

 千早「そのストーカーについて何か分かりますか」

 新管理人「うーん、たしか・・・とても綺麗な子だとは聞いてたかな」

 マダオ「ストーカーするようには見えないような子?」

 新管理人「そうです」

 千早「わかりました、ご協力ありがとうございました。」


 ***

 prrrr prrrr

 千早「はい、如月です」

 小鳥<千早ちゃん、今すぐ帰ってきて!

 千早「どうしたんですか」

 小鳥<誘拐犯からのメッセージよ

 千早「!?」

   ***

 千早「小鳥さん!」ガチャン!

 小鳥「千早ちゃん・・・おかえりなさい」

 千早「はぁはぁ・・・それで、メッセージは?」

 小鳥「まずは落ち着いて千早ちゃん、これがさっき届いたのよ」つボイスレコーダー

 『あなたたちのプロデューサーさんは私が預かっています。でも、安心してください。危害を加えるつもりは一切ありません。プロデューサーさんは私がしっかり面倒を見てあげますから。探そうだなんて思わないでください。Pさんは私のロミオ・・・そして、私はジュリエット・・・決して結ばれることのなかった2人がこうして結ばれたのですから・・・』

 千早「…………」

 小鳥「いま、やよいちゃんに頼んでこのテープの出所を探ってもらってるわ」

 千早「・・・・いまどき、ロミオとジュリエットですって・・・相手は相当な脳内お花畑のようですね」ゴゴゴゴゴゴゴ

 小鳥「そ、そうねぇ・・・・」

 マダオ「にしても、こんなこと言われたら動きがとれないよな」

 小鳥「そうよね・・・あいにく、私たちの中にプロファイリングが出来る人はいないわ」

 春香「ギデオンさんでも呼びますか」

 小鳥「要請したけど、いまは別件でいそがしいそうよ」

 真「万事休すですかね」

 やよい「ただ今戻りましたー!」ガチャ

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