マミ「鹿目さん、本当にこれから私と一緒に戦ってくれる?」(159)

マミ「そばにいてくれるの?」

まどか「はいっ私なんかでよかったら」

マミ「じゃあここにサインしてくれる?」

マミ「あ、あとここにハンコも」

まどか「はい」

ほむら「まどかーそいつの言葉に耳を貸しちゃダメー」

っていうの頼みます

誰かお願いします

それはおまかせします
思ったのは友達契約書かと

まどか「これ、なんですか?」

マミ「友達契約書よ」

まどか「…?」

まどか「そんなの書かなくても、私はマミさんと仲良くしていきたいですよ!」

マミ「…それじゃダメなの」

マミ「さあ、私と友達になってくれる気があるなら、早く」

まどか「ティヒヒ、大丈夫なのにっ」

まどか「どこに書けばいいんですか?」

マミ「ここに署名と、印鑑と…」



まどか「…これでいいですか?」

マミ「ええ」

マミ「…」

マミ「鹿目さん」

まどか「なんですか?」

マミ「…」

マミ「これからも、ずっと友達だよ…?」

まどか「もぅ、大丈夫ですよっ」

まどか「ずっとマミさんについて行きます!」ニコッ

マミ「…!」キュン

素晴らしい

キーンコーン…

まどか「あ」

まどか「じゃあ、授業始まっちゃうんで、行きますね!」

マミ「ええ」

マミ「お昼は一緒に食べようね」

まどか「ティヒ、分かってますよぅ」

まどか「じゃあ、またっ!」タタタッ

マミ「…」

マミ「…」ホワーッ

ガラッ

さやか「あ、まどかー」

まどか「ふぅ、ふぅ」

さやか「こんなギリギリまで、珍しいなぁ」

さやか「何してたの?」

まどか「マミさんと友達になってたの」ニコッ

さやか「…はぁ~っ?」

まどか「マミさん、凄く嬉しそうだったよ」

まどか「なんだか私まで幸せな気持ちになっちゃった」

さやか「へー、そりゃ良かったねぇ」

さやか「でも、あんまり深入りし過ぎて、」

さやか「アッチに行っちゃったらダメだぞぅ?」

まどか「ウェヒヒ…それは大丈夫だよ」

ほむら「…!?」

ほむ

ほむら「まどかっ!」

まどか「!?」

まどか「ほむら…ちゃ…?」

ほむら「今、何の話をしていたの」

まどか「え…、えっと…」

さやか「あんた、なんだよ急に!」

ほむら「あなたは黙ってなさい」

さやか「う」

ほむら「それより、まどか!」

まどか「うぅっ…」

まどか(怖いよぅ…)

ほむら「…まさか、巴マミと会ってたんじゃないでしょうね」

まどか「ふぇっ…?」

まどか「そうだけど…」

ほむら「…」ギリッ

ほむら「…」

ほむら「何か書かされなかったかしら…?」

まどか「!」

まどか(あの、友達契約書のことかな…)

まどか(でもこれ、言っちゃっていいのかな…)

まどか(何だか、マミさんを傷つけちゃう気がする…)

まどか(…)

まどか(よしっ…)

まどか「ううん、話してただけだよ」

ほむら「本当に?」

まどか「うん!」ニコッ

ほむら「…」

全力で支援

ほむら「そう…」

ほむら「ならいいのだけれど…」

ほむら「…」

ほむら「今後、もし、何か、契約書のようなものを見せられたときは…」

ほむら「絶対に書いてはいけない」

まどか「契約書?」

ほむら「ええ…」

ほむら「とんでもないことになるわ…」

ほむら(最悪、またすぐにやり直さなければならなくなる…)

ほむら「…」

ほむら「…絶対に避けて」

さやか「なんだよあんた、どっか行きなさいよっ!」

ほむら「…」

ほむら「…ごめんなさい」

さやか「!?」

ほむら「…でも、これだけは、守ると約束して」

まどか「…」

まどか「分かったよ、ほむらちゃん」

ほむら「…」

クルッ

スタスタ…

さやか「…何だよ、あいつ」

まどか「ティヒヒ…」

まどか(もう書いちゃったけど…、どうしたんだろう?)

キーンコーン…

さやか「くぅーっ」

まどか「お昼休みだーっ」

さやか「お腹減ったぁぁーっ」

まどか「マミさんと、屋上で食べる約束したんだけど、行こっか?」

さやか「おーっ!」



マミ「…」ニコニコ

さやか「いやー」

さやか「やっぱみんなで食べるご飯は美味しいねぇっ!」モグモグ

マミ「そうね…」ニコニコ

まどか「ティヒヒ…」モグモグ

さやか「…ん」

さやか「マミさん、嬉しそうですね」

さやか「なんか良いことあったんですか?」

マミ「…」

マミ「ええ…とても」ニコッ

さやか「なんですとーっ!?」

さやか「恋愛か、恋愛なのかぁーっ!?」

マミ「うふふ…」

マミ「内緒っ」

さやか「くぅーっ!」

まどか「ウェヒヒ…」

マミ「…」

マミ(楽しいわ、鹿目さんっ)ニコッ

まどか(はい、私も)ニコッ

マミ(うふふ…幸せ)ニコニコ

ほむ

マミマミ



キーンコーン…

早乙女「はい、では、今日は終了ですっ」

「さようならー」

さやか「いやぁー、今日も大変だったにゃあー」

まどか「そうだね」

さやか「まどか、帰り、いつものとこ、ね?」

まどか「CD屋さんね、行こう行こうっ」

ほむら「…」

友達関係が薄くなっていくたび、マミのまどかへの風当たりが強くなる



まどか「~♪」ズンチャ ズンチャ

さやか(恭介の喜びそうなのは…)



シュイン

タタタッ

「ちょっと、お客様っ!?」

タタタッ

ガシッ

まどか「っ!?」ビクッ

「はぁ、はぁ…」

マミ「やっと見つけた…」ハァ ハァ

まどか「マミさん」

マミ「はぁ、はぁ…」

マミ「どうして誘ってくれなかったの?」

マミーン

まどか「えっ?」

マミ「私達、友達じゃない…」

まどか「はい、そうですけど…」

マミ「これからは、毎日一緒に帰りましょうよ」

まどか「…」

マミ「ね?」

まどか「は、はい…」

さやか「あっ、マミさん!」

マミ「美樹さんもいたのね」

マミ「それじゃ、みんなで食事に行きましょうか」

まどか「えっ」

さやか「マミさんすいません…、あたし、ちょっと用事が…」

マミ「あら、そうなの」

マミ「残念だわ」

さやか「すいませんっ」

まどか(そっか、さやかちゃんは、病院かぁ…)

まどか「私も、今日は食べてくるって行ってないんで…」

マミ「ダメよ!」

まどか「!?」

マミ「鹿目さんはダメ!」

さやか「…」ガーン

マミ「これから毎日、お昼休みと学校帰りは、一緒にご飯食べるんだから!」

まどか「ティ、ティヒ…、でも…」

マミ「ダメよ!」

マミ「だって私達、友達でしょ?」

まどか「は…、はいっ…」

マミ「…」フゥーッ フゥーッ…

マミ「分かってくれればいいのよ」ニコッ

まどか「ウェヒ、ウェヒヒ…」

さやか「どうせあたしなんて…」ブツブツ テクテク



まどか「ふぅっ…」

まどか(食べちゃった…)

まどか(晩ご飯どうしよう…食べれるかな)

マミ「美味しかったね」

まどか「あ…、はいっ」

マミ「…」

マミ「じゃあ…」

マミ「週末の予定を決めましょうか」

まどか「えっ?」

マミ「これから、毎回、週末はずっと遊ぶんだからっ!」

まどか「!?」

マミ「楽しみだなぁー、どこ行こうかしら」ニコニコ

まどか「…」

さやさや

まどか「ティヒ…、毎週って…」

まどか「冗談ですよね?」

マミ「何言ってるの?」

マミ「…ふふっ、もしかして、それが冗談?」

マミ「ふふふ、鹿目さんって、面白いなぁっ…」

まどか「…」

マミ「毎週、休日祝日は、朝から晩まで遊ぶんだから!」

まどか「…」

マミ「まず今週から決めましょう」

マミ「どこか行きたいところとかある?」

マミ「…あ、食べたいものでもいいわよ」

まどか「…」

これリアルだと重たい女だよな
2つの意味で

まどか「あの、マミさん…」

マミ「何かしら?」

マミ「何でも言ってね」ニコニコ

まどか「…あのー」

まどか「それはちょっと遊びすぎじゃ…」

マミ「は?」

マミ「何言ってんの?」

まどか「!?」

マミ「…!」

マミ「あら、ごめんなさい」ブンブン

マミ「…どうしてかしら?」

まどか「いや、そんなにずっと遊ぶのも、どうかなーって…」

マミ「私はそうは思わないけど…」

まどか「…」

まどか(どうしよう…)

まどか(何だか、変な感じになってきちゃった…)

マミ「…そうよね」

まどか「!」

マミ「こんな急に言われても…」

マミ「どこ行きたいかなんてすぐに決められないわよね」

まどか「!?」

マミ「いいわ、最初は私が決めちゃうねっ」

まどか「い、いや、あの…」

マミ「じゃあ、一緒に帰りましょ」ニコッ

まどか「…は、はい…」



まどか「ふぅ…」バタンッ

まどか(今日は何だか疲れたなぁ…)

まどか(…マミさん…)

まどか(これから、どうなっちゃうのかなぁ…)

まどか(どれくらい本当に言ってるのか、分からなかったよ…)

まどか(まあいいや、疲れたし今日はもう…)

ヴヴヴヴ

まどか「あ…(携帯)」

パシッ

まどか「…」

まどか「マミさんだ…」

まどか「…」ピ

まどか「はい」

マミ「鹿目さん、やっほーっ」

まどか「!?」

マミ「…ごめんなさい、テンションが上がっちゃって」

まどか「ウェヒヒ…、ところで、何ですか?」

マミ「いえ、特に何も」

まどか「えっ」

マミ「夜の長電話は友達同士ならつきものでしょう?」

まどか「…」

マミ「これから毎日電話しちゃうから、」

マミ「いっぱいお話しようね!」

まどか「…」

マミ「メールもいっぱい送るからね!」

まどか「…」

マミ「あぁ、これからが楽しみだわぁ…」

まどか「…」

まどか「…」ピ



ヴヴヴヴ

まどか「!」

まどか「はいっ」ピ

マミ「なんで切っちゃうのっ?」

まどか「ごめんなさい、手が滑って…」

マミ「そう、ならいいのよ」

マミ「嫌われたのかと思っちゃったわ」

まどか「ウェ、ウェヒヒ…」

まみさん・・・







ガラッ

さやか「まどか、おは…よ…?」

まどか「…」フラッ

さやか「どうしたの、まどか!?」

まどか「ウェヒヒ…」フラッ

さやか「この休みに何かあったの!?」

まどか「…」

ほむら「!」

ほむら「まどかぁーっ!」ダダダッ

ほむら「まどか!」ドンッ

さやか「うわぁっ」ドサッ

ほむら「まどか、まどか、どうしたの!?」

まどか「ほむらちゃん…ウェヒヒ…」

まどか「なんでもないよ…」ゲッソリ

ほむら「嘘!」

ほむら「風邪でもひいたの!?」

さやか「なんであんたは一々横から…!」

ほむら「うるさいっ!」

さやか「うぅっ」

ほむら「まどか、大丈夫?」

まどか「うん…」

ほむら「学校なんて休めばいいのに」

まどか「ウェヒ…、そういうわけにはいかないよ…」

さやか「うぅ…」グスッ

さやか(まどかをとられたぁっ…)

さやかいる意味あるん

ほむら「この休日、何してたの?」

まどか「…」

まどか「ずっとマミさんと遊んでたよ…」

ほむら「っ!?」

ほむら「やっぱり、巴マミね…」ギリッ

さやか「ずっと遊んでたの?」

まどか「うん…」

ほむら「…」

ほむら(まどかは、他人を気遣って、本当のことを口に出さないこともあるけれど…)

ほむら(簡単に私達にそれを教えるなんて…)

ほむら(もう既に、相当弱っているの…?)

ほむら(…いや、決めつけるのはまだ早いわ)

ほむら(それと今のまどかの状態が関係あるとは限らない)

ほむら「…まどか」

ほむら「巴マミのことは、どう思っているの…?」

まどか「…」

まどか「…」

まどか「……………………憧れの先輩で、いっぱい遊んでもくれる、良い人だよ」

ほむら「…」

ほむら(今の間は…)

ほむら「まどか…、契約書、書いたのね…?」

まどか「…」

まどか「…」

まどか「…………………………………………書いてないよ」

ほむら「嘘!」

まどか「……ホントだよ、信じてよ」

ほむら「…」

ほむら「あなた…」

ほむら「巴マミに、四六時中つきまとわれているでしょう…?」

まどか「…!」

さやか「まどか…?」

ほむら「…」

ほむら「やはりね…」

ほむら「これはマズいことになったわ…」

さやか「…え、何がマズいのよ」

ほむら「あなたは黙ってなさい!」

さやか「…」テクテク

バタンッ

さやかちゃん退場

ほむら「あのね、まどか…」

まどか「?」

ほむら「私ね…」

ほむら「未来から来たの」

まどか「…」

ほむら「…うん、信じられないよね、気持ち悪いよね」

ほむら「それでも構わない」

ほむら「でも、聞くだけ聞いてほしい」

まどか「…」

ほむら「あなたは、このままだと巴マミに殺されてしまうの」

まどか「え…?」

ほむら「無理に信じなくていい」

ほむら「とりあえず聞いてほしい」

まどか「…」

ほむら「私はあなたの色々な未来を見てきた」

ほむら「そして私は、過去に戻って何度もそれを変えようとしてきたの」

まどか「…なんで…?」

ほむら「…それは…」

ほむら「…」

ほむら「…とりあえず、あなたのためであることは確かなの」

支援

ほむら「そして、それを繰り返す中で…」

ほむら「今回のパターン、私は見たことがあるの」

まどか「…」

まどか「その未来では、私は、マミさんに…?」

ほむら「そう」

まどか「…」

まどか「…ティヒヒッ」

ほむら「?」

まどか「もう、ほむらちゃんったら…」

まどか「冗談きついよっ」ニコッ

ほむら「…」

ほむら(やはり、ダメ、か…)

さやか「ちょっとあんたっ!!」ガラッ

ほむら「…どうしても、信じられないかな…?」

まどか「…うーん…」

まどか「あんまり聞きたくはないけど…」

まどか「なんで私は、その…、死んじゃったの?」

ほむら「…」

ほむら「それは、巴マミとの友達契約を結んだことに関係するわ」

まどか「…」

ほむら「このままだと、振り回され続けて、あなたは心身共にダメになってしまうの」

まどか「…」

さやか「…」テクテク

バタンッ

まどか「うーん…」

まどか「でも、未来は変わるかもしれないでしょ?」ニコッ

ほむら「!」

ほむら「…」

ほむら「『変わる』んじゃないの…」

ほむら「『変える』しかないのよ…!」

まどか「…」

まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん」

まどか「心配してくれて、ありがとう」

ほむら「…」

ほむら(まどかぁっ…)

まどか「きっと、私がしんどそうに見えるから、気を使ってくれたんだよね」

まどか「ごめんね、心配させちゃって」

まどか「私がもっとしっかりしなきゃいけないよね」

ほむら「…」

ほむら(やっぱり、まどかは、私が守らなきゃ…!)





「何かしら、暁美さん?」

ほむら「…」

ほむら「これ以上まどかに付きまとうのは、やめなさい…!」

マミ「…」

マミ「なぜあなたにそんなことを言われなきゃいけないの?」

マミ「私達は友達なのよ?」

ほむら「…」

ほむら「…作りものの、でしょう」

マミ「っ!」

マミ「そんなことない!」

マミ「作りものなんかじゃない!」

マミ「本当に仲良しなのっ!」

ほむら「…」ギリッ

ほむら「…まどかが、どれだけ辛い思いをしているか分かっているの…?」

マミ「辛い思いなんてしてるはずないわ!」

マミ「だって、いつもいつも、あんなに楽しそうに…」

ほむら「…なぜ気付かないのかしら」

マミ「え…?」

ほむら「…」



さやか「…」

さやか(やばい、やばいよ!)

さやか(なんだか、重たい話になってると思って付いてきてみたら…)

さやか(修羅場だよ!…どうなっちゃうの?)

ほむら「まどかの優しさに、あなたは気付かないの…?」

マミ「…優しさ?」

マミ「確かに、あの子は優しさに満ちていると思うけれど…」

ほむら「…本当にそれだけ?」

マミ「…あなたが何を言ってるのか分からない」

マミ「何を言いたいのかも分からない」

マミ「何しに来たのよ!」

マミ「私と鹿目さんの仲を引き裂きたいの!?

マミ「何のために!?」

ほむら「…あなたはっ…」ギリッ



さやか(ぁぁぁぁ…)

さやかちゃんがいつの間にか主人公的立ち位置に

ほむら「…もういい」

マミ「!?」

ほむら「…こうするしかない」

ジャキッ

マミ「!」

マミ「…へぇ…」

マミ「あなた、私に勝てると思ってるんだ」

ほむら「…」

マミ「いいわよ、あなたなんか一瞬で…」ユラッ


さやか「ちょっと待ったぁっっ!!」

ほむら「…!?」

マミ「…美樹さん…」

さやか「待て待て待てーいっ!」タタタッ

さやか「二人とも、何やってんのさぁっ!」

ほむら「…邪魔よ」

マミ「まぁ、暁美さん、そう怒らずに…」

ほむら「!」ギリッ

さやか「ちょ、ちょっとっ、二人とも、喧嘩しないでよっ!」

ほむら「…退かないと撃つわよ」ジャキッ

さやか「ひぃぃ」

さやか「ごめんなさい、やめてくださいっ!」

ほむら「…」

マミ「…」

さやか「…ふぅ」

さやか「…話は大体聞いてたよ」

さやか「あんた、まどかのことで怒ってるんでしょう?」

ほむら「…そうよ、どきなさい!」

さやか「もう、最後まで聞いてよっ」

ほむら「…!」

さやか「なんであんたがそんなにまどかに入れ込んでるのかは、知らないけど…」

さやか「要は、まどかが心配なんだよね?」

ほむら「…」

さやか「…じゃあ…」

さやか「マミさんっ!」

マミ「…?」

さやか「まどかの代わりに、私がその、友達契約っていうの…」

さやか「しちゃ、ダメですか…?」

この後さやかさん魔女になるんですね

ほむら「…!」

さやか「ま、まどか、最近、風邪気味で疲れちゃってて…!」

さやか「でもまどか、優しいからマミさんのお誘い断れなくて…」

さやか「辛そうにしてたから…」

マミ「…!」

マミ「そ、そうなの…?」

さやか「はい」

さやか「だから、私が、まどかの代わりにいっぱいマミさんと遊びたいなぁ」

さやか「と思ったりなんかしちゃいましてっ…」

即答でごめん無理って答えそう

さやか「…」

さやか「…」

さやか「…だめ、ですか…?」

マミ「…」ウルウル

マミ「美樹さんっ!」ギュッ

さやか「うわわっ!?」

マミ「これから、ずっと仲良くしてくれるのっ?」ウルウル

さやか「…は、はいっ!」

マミ「全然構わないわっ…」

マミ「嬉しい…」

マミ「こんなに私と遊びたいと思ってくれてる子がいるなんてっ…!」

さやか「あは、あははは…」



さやか「はい、書けました」

マミ「ありがとう!」

マミ「じゃあ、今日はもう遅いから帰るけど、」

マミ「また電話とかメールで、じゃんじゃん誘わせてもらうわね!」

さやか「…はいっ」

マミ「ふふ、じゃあね!」タタタッ

マミ「…あ」

ほむら「…」

マミ「暁美さん、色々酷いこと言ってごめんなさい…」

マミ「これからも、仲良くしてねっ」ニコッ

ほむら「…ええ」

マミ「うふふ、じゃあねっ」タタタッ

5日後

マミ「さやかさんさやかさんさやかさんさやかさん」ウヒャヒャ

さやか「なんで契約しちゃったんだろう・・・」

さやか「私って本当馬鹿・・・」

ピチョン ゴオオオオオオ

あんこ「さーーーやかーーーー」

さやか「ふぅ、これでなんとか…」

ガシッ

さやか「!?」

ほむら「美樹さやか…」グググッ

さやか「な、なによっ!?」














ほむら「ありがとう!」

これでまどかが解放されるんだよかった

こうして、まどかの代わりにさやかがマミと友達契約を結び、
この一件は事なきを得た

ほむらからしても、さやかがマミと契約を結び直すことによるデメリットはなかった

しかし数ヶ月後、この街でさやかの姿を見るものは、いなくなるのである…





QB「ずっとこの街を観察しているようだけれど…」

QB「次はここを拠点にするのかい?」

「…うーん…」

「ここはパスだな…」

QB「…それはなぜだい?」

「…だって…」

杏子「あいつらには関わりたくねぇもん…」





おわり。

乙だよぉ
書いてくれてありがとうなんだよぉ


あいつ“ら”って?

>>149
杏子からすれば、まどかを想うあまりのほむらの行動も理解できないと
思われますので…(わざわざマミを倒しに行ったぐらいですので)

              .,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
 \      ,へ. 人 ゝ __ ,, .--──--.、_/              _,,..-一" ̄
   \  £. CO/ ̄            \       _,,..-" ̄   __,,,...--
      ∫  /        ,、 .,、        |,,-¬ ̄   _...-¬ ̄
 乙   イ /    /   . _/ / ノ  \ 丿    ..|__,,..-¬ ̄     __,.-一
      .人 | / ../ - "  ̄      ||  | 丿 /  ).  _,,..-─" ̄   ._,,,
 マ    .ゝ∨ /  ||           "  丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
        ( \∨| "     t-¬ ,,... -一" ̄ __--¬ ̄
 ミ  ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬ 厂~~ (_,,/")

     .⊂--一'''''""|= |(  干.   |= | |_   (/
   /  ( /      ∪.冫 干   ∪ 人 ` 、 `
 /      )         ノ '`--一 `ヽ  冫
                 く..          /
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