響「なんくるないさー」イカ娘「なんくるなイカー?」(373)


響「プロデューサー‼海でいいもの拾ったさー」

P「ん?」

ミニイカ娘「げしょ?」

P「この子をプロデュースするわ」

響「えっ…」

まぁ続かないんだけどね

私は響とご飯食べに行ってくるから誰か書いといてねはーと

響「プロデューサー、海でイカとってきたさー!」

P「お、じゃあ昼はイカ焼きそばでも……ってえぇ!?」

イカ娘「離せ、離すでゲソ!」

P「おい、響。これって人げn」

響「おいしそうなイカっさー!」グゥー

P「いやどう見てもn」

響「なんくるないさー!」ギュルルルル

イカ娘「ひぃっ!た、食べられるでゲソォー!!」


とかこんな感じかと

P「とりあえず響は一旦落ち着け。で、君はどこから来たんだい?」

イカ娘「わ、わたしを食べなイカ?」ガタガタブルブル

P「ああ、とりあえずはね」

イカ娘「(とりあえず……)わ、わたしはイカ娘でゲソ。浜辺を散歩してたらそこの獣娘に連れて来られたんでゲソ」

響「け、けだもっ……自分は響っていうんだぞ!」

P「まぁまぁ」ナデナデ

響「うぅ……」

P「ところで、そのイカ娘ってのはペンネームかな?それともそのコスプレのキャラ名?」

イカ娘(待つゲソ。ここは結構都会みたいじゃなイカ。なら、ここを拠点に都会を侵略するのも……相手も二人だし……)

P「おーい、聞いてるかい?」

響「プロデューサー、自分お腹すいたぞー」グゥ


イカ娘「聞け、人間共!この"ななひゃくごじゅういちプロ"はイカ娘が占拠したでゲソ!」

ななひゃくろくじゅういち だった死にたい

ななひゃくろくじゅうご だ。もうダメだ……OTL

貴音「じゅるり」

じゃあがんばる


P「い、一体何を言ってるんだい!?」

響「おぉ、イキがいいぞ!」

イカ娘(ふっふっふっ、人間共め恐れおのいているゲソ)フフン

ガチャ

律子「もう、騒がしいですよ!」

亜美真美「「なんだ、どーした、にーちゃん!」」

あずさ「あらあら、賑やかですね」

美希「ハニー、ただいまー!」


ガヤガヤガヤガヤ

イカ娘(げ、ゲショォォオ!?なんかたくさん出てきたでゲソぉ~)

P「お、そういや昼だもんな。ちょうど皆帰ってくる頃か」

やよい「あ、プロデューサー、その子誰ですかー?」

千早「新人?」

のヮの「プロデューサーがスカウトしてきたんですか?」

貴音「なにやら面妖な気配を感じます」

イカ娘(も、もうダメでゲソ……。きっとこいつらに綺麗に分けられて食べられる運命でゲソ……)

イカ娘「……」ガタガタブルブル

P「……じ、実はさっき浜辺で見つけてスカウトしたんだ」

イカ娘「!」

響「違うぞ!そいつは自分gモゴモガ」

P「しーっ、あとでファミレス連れてってやるから、今は話を合わせて」コソコソ

響「わ、わかったぞ……」

イカ娘「に、人間……」

真「じゃあそのコはボク達の後輩になるんだね」

雪歩「あの、よ、よろしくお願いします」

イカ娘「(お、こいつは弱そうでゲソ)よろしくでゲソ!」触手ウニョウニョ

雪歩「ひぃっ!(今髪が……)」

イカ娘(これはいいでゲソ、ふふふふふ)

伊織「ちょっと!さっきからこの伊織ちゃんを差し置いて何話進めてるのよ!」

イカ娘「いぃっ!?な、なんかやかましいのが出てきたでゲソ……」

P「よーし、皆揃ったみたいだな。とりあえず簡単に自己紹介だ。この子はイカ娘。以上だ」

イカ娘「ゲソぉ!?簡単過ぎるんじゃなイカ!?」

P「なら詳しく紹介するか?自分で」コソコソ

イカ娘「うぅ……それも少し困るでゲソ……」コソコソ

P「ならとりあえずこれでやり過ごすんだ」コソコソ

イカ娘「わかったでゲソ」コソコソ

P「じゃあとりあえず皆はこれで昼飯でも食べてきてくれ。今日は俺の奢りだ」2万円

皆『やったー!』

P「はぁ、とりあえずなんとかごまかせたな。……手痛い出費だ」

イカ娘「た、助かったでゲソぉ~」ヘナヘナ

響「……プロデューサー」グゥー

P「うぉっ!響、皆と一緒に行かなかったのか」

響「だって、プロデューサー、ファミレスに連れてってくれるって言ったぞ……」グギュルルル

P「わ、わかったよ。一緒に行こう、な」

響「待ってたぞ!」

ウェイトレス「イカ臭いかたと獣臭いかたの入店はちょっと……」

---ファミレス---

P「よし、好きな物頼んでいいぞ!」

響「……」

P「……どうした?」

響「……」

P「……」

イカ娘「これは何でゲソ!?エビって書いてるんじゃなイカ!?あ、こっちにもエビがあるゲソ!!」

響「……プロデューサーと二人がよかったぞ」

P「し、仕方ないじゃなイカ、ほっとく訳にいかないし……」

響「語尾が移ってるぞ」

P「!?」

P「じゃあウェイトレスよぶぞ」

ピンポーン

ウェイトレス「お待たせいたしましt(臭っ!なんか臭っ!)」

P「俺は日替わり」

響「自分もそれでいいぞ!」

イカ娘「え、ええと、このエビピラフと、エビフライセットと、海鮮エビ盛り定食と……」

響「ち、ちょっとそこのイカ人間!少しは遠慮するぞ!」

P「い、いやいいんだ響、好きなの頼めって言ったしな、ははは……(出費が……)」ナデナデ

響「うぅ~……」

④ゲソ

~食事中~

イカ娘「はむっはむっんぐんぐ、もっしゃもっしゃ」ガツガツガツガツ

P「はは、気持ちいいくらいによく食うな」

響「……!はぐっはぐ、もぐもぐ」ガツガツ

P「お、響もいい食いっぷりだな。そんなに腹空かせてたか」

P「さて、そろそろ説明して貰おうか、イカ娘」

イカ娘「んむ?ふぁひをふぇふぇふぉ?(何をでゲソ?)」

P「君のいきさつだよ。あと口にものを入れて喋らない」

イカ娘「げしょぉ……」

~説明中~

イカ娘「というわけでゲソ」

P「地上を侵略ねぇ」

響「そんなこと出来るわけないさー」

イカ娘「そ、そんなのやってみなきゃわからないでゲソ!」

P「……そうだな、あるいは出来るかもしれないな」

響「えっ?」

イカ娘「それは本当でゲソ!?」

アイマスにイカ衣装のDLCこないかなー

P「何も政治や力で支配しなくても、やり方はあるって事さ」

イカ娘「は、早く!早くその方法を教えるでゲソ!」

P「そうだな、じゃあ……」


P「君、アイドルになってみなイカ?」


イカ娘「ゲソ?……ゲソォォーッ!?」

イカ娘「ど、どういう事でゲソ!?詳しく説明してくれなイカ!?」

響「そうだぞ!自分の目の前で別の子を口説くなんて!」

P「まぁ落ち着け。あと響は論点がおかしい」

響「うぅ……」

P「こういう事だ。アイドルになって皆の心を鷲掴み!そいつら全員まとめて下僕にしてしまえばいい!そして日本全国、いや、世界中の奴らを虜にしちゃえば世界はイカ娘、お前の物だ!」

イカ娘「げ、ゲソォー!!」パァァ

イカ娘「それでゲソ!今まで具体的な侵略計画がなかったけど、これで本当に地上を侵略出来るんじゃなイカ!?」

P「ああ、出来るさ!イカ娘ならきっと世界中が熱狂するぞ!」

イカ娘「人間、わたしはやるでゲソ!アイドルになるでゲソ!」

P「そうこなくっちゃ!一緒にトップアイドル目指そう!」

Pイカ娘「「おー!!」」






響「……」ブスーッ

嫉妬響ちゃんかわいい!

P「そこで、だ。響」

響「!な、なんだぞプロデューサー!」

P「お前とイカ娘でユニットを組もうと思ってるんだが……」

響「えっ……」

イカ娘「ユニット?なんだそれは、説明するでゲソ」

P「んー、簡単に言うと、二人組でアイドルをやって、より早く多くのファンを集めようって事」

イカ娘「おお、いいんじゃなイカ?侵略は早いにこした事はないでゲソ!じゃあお前、一緒にy」
響「やだ」

イカ娘「……ゲソ?」

響「自分、こいつとユニット組むの、やだぞ」

P「おい、どうしたんだ響?」

響「い、いきなり現れて、アイドルになって、突然ユニットなんて、自分、いやだぞ……」

P「響……」

イカ娘「そんな、困るでゲソ……」

P「なぁ響、そんなこと言わずに。お前にとってもチャンスなんだぞ?今よりもっとダンスしたり歌ったり出来るんだぞ?」

響「プロデューサー……」

イカ娘「……!わかったでゲソ!お前、さっきからそこの人間に構って貰えなくて寂しかったんじゃなイカ?」

響「んなっ……!」カァッ

イカ娘「さっきからチラチラ見てたのはきっとそういう事でゲソ!その人間がわたしばかり見てるから嫉妬したんでゲソ!わたしのビボウに!」

響「な、ちがっ、違うんだぞ?プロデューサー!」

P「あぁ、ごめんな。響そっちのけで話進めて。響の意見も聞くべきだったな」

響「……そういう事じゃないんだぞ」ボソッ

P「ん?なんか言ったか?」

響「……いいぞ、ユニット組んでも」

イカ娘「それは本当ゲソ!?」

P「そうか!ありがとう響!よし、じゃあこのことを社長に……」

社長『かまわんよ。そんなに自信たっぷりで話すんだ、きっと何か感じるものがあるんだろう。君のやりたいようにやりたまえ』

P「あ、ありがとうございます!では失礼します!」

響「どうだった?プロデューサー」

P「うん、ゴーサインが出たよ!」

イカ娘「それじゃあ……」

P「ああ!アイドルユニット結成だ!」

P「よーし、これから忙しくなるぞー」

イカ娘「な、なんか少し不安になってきたでゲソ……」

響「なんくるないさー!」

イカ娘「なんでゲソ?それは」

響「沖縄の方言で、大丈夫って意味さー」

イカ娘「へー、はじめて聞いたでゲソ」

響「なんくるないさー!」

イカ娘「なんくるなイカ?」


ここから、二人のトップアイドルへの道が始まった

疲れたさー

なんくるないさっていくつか意味あんのかな?
ググったら「なんとかなるでしょ」と出たけどさ

>>73
ごめん割と適当に言ったってかだいたい似たような意味だし響が意訳したって事で……





P「じゃあ早速だけど、ユニット名を決めようか」

イカ娘「ユニット名でゲソ?」

P「ああ、二人のコンビ名っていうか……」

響「自分、沖縄っぽさが入ってるのがいいさ!」

イカ娘「わたしはエビがいいでゲソ!」

P「うーん……、"チュラミイカちゃんぷるぅ"ってのどうだ?」

響「おお、なんかカッコイイぞ!」

イカ娘「エビ……ゲソ……」

ごめんなさい、1時間程アニメ見てくるさー

---765プロ事務所---

P「と、いう訳で、ユニット"チュラミイカちゃんぷるぅ"を結成しました」

皆『ええーっ!』

イカ娘「ふっふっふっ、全員恐れ戦きひざまづくがいいでゲソ!」

響「皆先輩なんだからそんな風に言ったらだめだぞ」

律子「っていうか、いきなりそんなユニットなんて……」

P「大丈夫だよ、社長の許可はとってある」

春香「そういうことじゃなくて……」

亜美「ってゆ→か、結局イカちゃんって何物?」

イカ娘「そ、それは……」

P「まぁまぁ、少しミステリアスな方が興味を引くじゃないか。だから秘密だ」

真美「え→、ケチ→」

あ、忘れてた。保守サンクス。落としてもよかったんだぜ……?



P「じゃあさっそくレッスンといくか」

響「待ってたさー!」

イカ娘「レッスン……ゲソ?」

P「ああ、いきなりステージに立たせる訳にはいかないからな」

P「とりあえずイカ娘の技量を見たいから、一通りやってみせてくれ」

イカ娘「わかったでゲソ!」

~ダンス~

イカ娘「よっ、はっ、うわわぁ、ゲソっ」クネクネウネウネ

P「……」

~ボーカル~

イカ「かーっぱかっぱ、かっぱのマークのかぁぱ……」

P「…………」

~ビジュアル~

イカ娘「うっふーん、ゲソ」テラリン

P「………………」

~終了~

イカ娘「ど、どうでゲソ?」

P「……ダメだ」

イカ娘「ゲソ?」

P「ぜんっぜんダメだ!ダメダメダメダメ、もうダメのバーゲンセールだ!!」

イカ娘「ゲソォ!?」ビクッ

P「素人とは思っていたけど素人以下だな。あ、素人イカだな!ってかイカだしな!もうビックリだよ!」

イカ娘「うぅ……げしょ……」ウルウル

響「ぷ、プロデューサー言い過ぎさ……」

P「よし、響、手本見せてやれ」

響「い、いきなりさ!?」

~響、披露中~

イカ娘「うわぁ……凄いじゃなイカ……」キラキラ

P「だろ?お前もあんなふうにやれるようになるんだ」

イカ娘「うぅ、道程は長いでゲソ……」

??「ならばその教育係、任せては頂けませんか」

P「お、お前は……」

貴音「わたくしが歌の指導をいたします」

P「貴音、どうしてここに」

貴音「わたくしもそちらのイカ娘様と共に高みを目指したいと思いましたので」

P「そうか、いや、助かるよ。貴音は歌が上手いしな」

貴音(なにやら妖しい気配をあの方から感じます。そのような方とプロデューサー様を一緒にしておくわけには……)

響「ならダンスは自分が教えるさー」

P「お、終わったのか」

響「イカちゃんもプロデューサーも見てないから途中で止めたぞ」プクゥ

P「す、すまん」

P「それじゃあダンスは響、歌は貴音、ビジュアルは二人に教えてもらうって事でいいな、イカ娘」

イカ娘「よろしくたのむでゲソ!」

響「おー、頑張るさー!」

貴音「共に参りましょう」


それから、イカ娘、響、貴音の特訓の日々が続いた

もう夜中さー
皆寝るさー
美希も「おやすみなのー」って言ってるっさー……

……寝落ちまで特訓風景でも……



~ダンスレッスン~

響「ここで2歩下がってターンしてキュッキュッ!ってこんな感じさー」

イカ娘「わ、わかってるでゲソ!ここで下がって……うわあっ!」ドスンッ

響「少し落ち着くといいぞ」

イカ娘「ううぅ~……あ、そうだ!」


---


イカ娘「ふんふんふーん♪ゲッソー♪」スイスイー

響「凄い、完璧だぞ!……触手で動いてるけど」

イカ娘「いーかゲッソォー♪」スイスイー

~ボイストレーニング~

イカ娘「なんで夜の浜辺で練習するゲソ?」

貴音「夜の海は心を落ち着かせ、より清らかな歌声になるからでございます」

イカ娘「なるほど、それも一理あるゲソ。お前中々見所のあるやつゲソ!」

貴音「お褒め頂き、ありがとうございます」

イカ娘「早速歌ってみるゲソ。んんっ」

ザザー…ザザー…

貴音「……」ジーッ

イカ娘「……」ゴクリッ

イカ娘「……」ポワアァァ

貴音「!?身体が光って……」

イカ娘「わあっ!き、緊張して光っちゃったゲソ」パァァ

貴音「面妖な……」

~ビジュアルトレーニング~

響「今日はポーズの取り方を練習するぞ!」

貴音「わたくし達を参考に自分のポーズを体得するのです」

イカ娘「む、難しそうだけど、やってみるゲソ!」


響「こんな感じさー!」ビシッ

貴音「このようなポーズはいかがでしょう」ユラリ

イカ娘「あうぅ、二人とも違う感じだから一体どうしたらいいんでゲソ?」

イカ娘「よーし……こんな感じじゃなイカ!?」身体ビシッ触手ユラリ

響「す、凄いぞ……」

貴音「器用な事をなさいます……」

~休日~

P「今日は休みだし、二度寝で昼まで……」

ピンポーン

響『プロデューサー、遊びに来たぞー!』

P「……グッバイ、俺の休日……」

ガチャ

P「なんだよ朝から、来る時は連絡入れてからにしてくれよな」

響「うぅ……ごめん、だぞ……」

P「……まぁいいや。で、どうした?わざわざ休日にまで俺に会いに来るなんて」ポンポン

響「べ、別にプロデューサーに会いに来た訳じゃ!いや、そうだけど……うぅ」

イカ娘「わたしの存在を無視するなでゲソ!」

P「あ、居たのかイカ娘」

イカ娘「酷い扱いゲソ……」

響「そ、そう!イカ娘!イカちゃんの故郷に行きたいんだぞ!」

P「へ?なんでまた。ってかイカ娘の故郷っていうと……海中?」

イカ娘「違うでゲソ!まぁ本来はそうゲソが……第二の故郷ゲソ!」

響「自分が勝手に持ってきたから、お世話になってる人に何も言わずに出てきちゃったさー」

P「そ、そうか!迂闊だった……。そういえば説明された時にそれとなくそんな事を言ってたような……」

イカ娘「まぁ別に行かなくてもいい、というか行きたくない、というか勝手にアイドルやってる事がばれたら、千鶴に何をされるか……」ガタガタブルブル

響「きっと皆心配してるさー。だからプロデューサーに連れて行ってほしいぞ」

P「よしわかった。保護者のような人みたいだし、ちゃんと説明しなきゃな」

イカ娘「じゃあ、二人で行ってくればいいんじゃなイカ?」ガタガタブルブル

P「何言ってるんだ、お前がいなきゃ始まらないだろ?」ガシッ

イカ娘「べ、別に始まらなくていいゲソ!っていうか何が始まるんでゲソ!?いやっ、いやぁっ!」




ゲ----ソ-----……


ブロロロロ……

---海辺---

イカ娘「つ、着いてしまったゲソ……」

響「おおー、綺麗な海だぞー!」

P「こらこら、遊びに来たんじゃないぞ。さて、その海の家は……」

??「……」

P「……(な、なんだあのやけに頭のでかいイカ娘は……)」

??「……」ヨタヨタ

P(それにアンバランスなほどのナイスバディだし)
??「……」フラフラ

P(おまけにフラフラしてるし)

イカ娘「あ、あいつは!」

P「知ってるのか?イカ娘」

イカ娘「まぁ同業者みたいなものゲソ。おーい!」

??「!」ギュルルン

響「ひぃっ!首が一回転してさらに後ろを向いてるぞ!」

??「……」タッタッタッタッ

P「そのまま走って来た!」

イカ娘「ひいぃ!なんかデジャヴュじゃなイカ!?」

??「……!」ドシャァーッ

響「……盛大にコケて頭が取れたぞ」

??「痛っ……転んでしまいました……」

P「お前……貴音!こんなとこで何やってんだ?」

貴音「プロデューサー様……、ふと思い立ち海に来てみたところ、何やら素敵……いえ、面妖な着ぐるみが転がっていたので、如何なるモノか確かめようと……」

P「いや、あれもう完全にかぶってたよな?ってか楽しんでたよな?貴音、お前h」

貴音「プロデューサー様!貴方がたこそこんな所で何を?」

響「あ、そうだ!自分達はイカ娘の実家に用があって来たんだぞ」

イカ娘「うぅ、別に思い出さなくてよかったゲソ……」

P「ちょっと保護者の方にね」

イカ娘「あ、だから別に貴音だけを誘わなかった訳じゃなくて、これはわたしの問題だから、その……ゲソ……」

貴音「ええ、理解いたしました。気にしてはございません」

イカ娘「貴音ぇ……」

もう……ダメ……限界さー……

朝起きて残ってたら続き書くから寝せてほしいさー……

P「さて、貴音も加わった事だし、今度こそイカ娘の海の家に行くか」

イカ娘「うぅ……やっぱり行きたくないでゲソ……」

響「ここまで来たら諦めるしかないさー」

貴音「このような事はしっかりしておかねばなりません」

イカ娘「あぁ……千鶴に怒られる……締められる……殺される……」ガタガタブルブル

響「なんくるないさー!」

イカ娘「響は千鶴の恐さを知らないかr」

響「なんくるないさー!」

イカ娘「……なんくるなイカー?」

---海の家「れもん」---

P「すみませーん」

栄子「いらっしゃいませー」

P「あ、すみません、こちらにイカ娘の保護者の方がいらっしゃるとききm」
栄子「あーっ!!イカ娘!!お前、今までどこほっつき歩いてたんだ!!」

イカ娘「え、栄子、これには事情が……」

栄子「こんの……」グググググ

イカ娘「ひぃっ」ビクッ

ギュッ

イカ娘「……え?」

栄子「心配させやがって……この馬鹿っ」ポロポロ

あ、また忘れてた。
保守サンクス……と言うべきか……?なんでまだ残って……
なんとなくちょろっと書いてみただけなのにどうしてこうなった(;ヮ;)
どうしてくれる>>1、出てこいやぁ!(;ヮ;)



……おとなしく書くか……

イカ娘「栄子……ごめっ……ヒグッ……ご、ごめんなさいでゲソぉ……」ポロポロ

P「やっぱり心配してたか」

栄子「あ、すみません。お恥ずかしいところを……」グシグシ

P「いえ、こちらこそ急に押しかけて」

栄子「イカ娘を保護していただいた方ですか?」

P「保護というか……まぁそんなもんです」

栄子「少々お待ちください、今姉を呼んでまいりますので」

イカ娘「い、いいいい要らないでゲソ!千鶴は、千鶴だけは勘弁してほしいでゲソ!」

栄子「何言ってんだ、そんな訳にはいかないだろ。一番心配してたんだぞ?」

イカ娘「うぅぅ、殺される、殺されるでゲソ……」

響「イカちゃん、なんくるないさー!」

イカ娘「やっぱりなんくるなくないでゲソ……千鶴はあんな生易しくないでゲソ……お店の事になると千鶴は人では無くなるゲソ……」

貴音「まあ……人ではなくなるとは穏やかではございませんね」

イカ娘「勝手に居なくなって長期間休んだからきっと怒り心頭でゲソ……」ガクガクブルブル

P「まあまあ、その時は俺も響も一緒に謝ってやるから」

響「プロデューサー、なんで自分まで謝るさー?」

P「元はと言えばお前が勝手に連れ出したのが原因だろ!」

響「うぅ……ごめんさー……」ショボン

P(しかしイカ娘がここまで恐れる人か……どんな怖い人なんだろう)

千鶴「お待たせいたしました」

P「いy……う、美しい……」

千鶴「はい?」

P「……はっ、すみません、なんでもないです」

P(すげー美人じゃねえか!いや何て言うか素朴な中に美しさがないまぜにされているというか、美しさと可愛らしさが同居して絶妙なハーモニーを醸しだして……)

千鶴「あ、イカ娘ちゃん!」

イカ娘「ひいぃっ!」ビクッ

イカ娘「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいゲソゲソゲソゲソゲソゲソゲソ……」

響「イカ娘が壊れたっさー……」

千鶴「イカ娘ちゃん?勝手に居なくなって皆すごーく心配したのよ?」ゴゴゴゴゴ

イカ娘「ひぃっごめんなさいでゲソごめんなさいゲソ!(あぁもうおしまいでゲソ……)」

ギュッ

千鶴「お帰りなさい。無事でよかった」

イカ娘「…………あ、ありがとうでげしょぉおぉ~!(助かったでゲソぉ~……)」ボロボロボロボロ

P「なんだ、いい人じゃないかイカ娘(さっきちょっと怖かったけど)」

響「これで一件落着さー」

貴音「いえ、まだ終ではありません」

P「そうだ、まだ話は終わってなかったな」

千鶴「え?といいますと?」

P「……君、アイドルになってみないか」キリッ

千鶴「……え?」

響「プロデューサー!また自分の前で別の人口説かないでほしいぞ!」

貴音「あ、あなた様、そのような話ではなかったのではないのですか?」

P「……はっ、つい無意識に」

響「もう、プロデューサーは見境なさすぎだぞ」プクゥ

貴音「もう少し節度をもっていただいてはいかがでしょう」ツーン

P「なに二人とも怒ってるんだ?」

響「し、知らないぞ!」

貴音「な、なんのことでしょう……」

千鶴「あの、アイドルって……」

P「あ、すみません。申し遅れました。私、765プロダクションのプロデューサーと申しまして」

千鶴「まぁ、あの竜宮小町の」

P「え、えぇ……(やっぱ竜宮小町は知名度上がってきてるな)」

千鶴「そのような方が何故……」

P「実は……」

~説明中~

千鶴「あら、じゃあイカ娘ちゃんは今アイドルをしているのね?」

イカ娘「うん、勝手にごめんなさいでゲソ……」

P「いやいや、イカ娘ならきっとトップアイドルになれますよ!」

千鶴「まあ、それは凄い……。でも、せっかくですけど私はご遠慮させて頂きます」

P「そ、そうですか……(結構本気だったんだけど)」

千鶴「私にはこの海の家がありますし。イカ娘ちゃんが居なくなってから客足も減ってきているのよ?」

イカ娘「う、ごめんでゲソ……」

千鶴「だから……有名になったらちゃんとお店の宣伝、してね?」

イカ娘「ま、任せるでゲソ!」

P「とりあえずこれで保護者の許可も取れたし、これからトップアイドル目指して頑張るぞ!」

三人「おー!」

P「でもせっかく海まできたんだから、今日はここで遊んでくか!」

三人「おー!」

千鶴「では、もうお昼ですし、よろしければこちらで召し上がっていってください」

P「ええ、ではそうさせて頂きます」

響「自分、焼きそばがいいぞ!」

貴音「わたくしはこの"しーふぅどかれー"をお願いいたします」

P「じゃあ俺は……ん?この隠れてるメニューは?」

栄子「げ、それは……」

千鶴「あ、そのメニューはイカ娘ちゃんがいなければ出来ないメニューだったので、販売停止してたんですよ」

P「へー。あ、なら今はできますね。俺はこれで」

千鶴「はい、ではイカスミパスタですね?」

栄子「はいお待ちどうさま」

響「うっまそうだぞー!」

貴音「これはまた、このような場所でカレーというのもおつなものですね」

P「さーて、食うか!……あれ、ソースがかかってないぞ?」

千鶴「ああ、それは今からかけます。イカ娘ちゃん?」

イカ娘「了解でゲソ」

響「なんか嫌な予感がするぞ……」

栄子「あー、かけてる所は見ないほうが……」

イカ娘「ゲソー」ダバー

P「ちょっ、何やってんだイカ娘!」

響「予感的中だぞ」

千鶴「イカ娘ちゃんの墨は極上なんですよ」

イカ娘「出来たでゲソ」

P「う、うーん……」

響「だ、ダメだぞプロデューサー!そんなの食べたら、か、間接キスになっちゃうぞ!」

P「いや、そういう問題じゃ……」

貴音「いえ、一番重要な問題でございます」

P「貴音まで!?」

響「うぅ~、プロデューサーがどうしても食べるっていうなら……」バッ

P「おい響!」

響「自分がイカスミパスタ全部食べちゃうさー!」ガツガツガツガツ

貴音「我那覇響……」

P「俺の昼飯……」

響「んむぅ!?美味い!美味いぞコレ!」

千鶴「でしょう?」

P「くそー、食べたかったなー、腹減ったなー……」

響「な、ならプロデューサーには自分のた、食べかけをあげるぞ!」

P「お、いいのか?ありがとう響」

響「えへへ……」

貴音「我那覇響……」

P「さて、腹も膨れたし、海で遊びますか!」

イカ娘「わたしの本領発揮ゲソ!」

響「泳ぎなら自分も負けないぞ!」

貴音「わたくしは海は眺めている方が……」

P「まあそう言わずに、貴音も行こうぜ?」

貴音「で、では少しだけ……」

響「あ、自分水着に着替えてくるさー」

イカ娘「わたしはこのままでも」

P「帰りにビショビショのまま俺の車に乗るつもりか?」

イカ娘「ゲソ……着替えてくるゲソ」

P「俺と貴音はもう水着だし、先に海入ってるか」

貴音「はい、まいりましょう」

バシャバシャ

P「ふー、冷たいなー」

貴音「ええ、それが海というものです」

貴音「それで、何をいたしましょう?」

P「じゃーん、ビーチボール!それっ」バシッ

貴音「えっ、きゃぁっ!」ヨタヨタ

バシャーン

P「あ、悪い貴音!大丈夫か?」

貴音「もう、あなた様は……」

貴音のビーチボールがポロリでゲソ

P「ほら、立てるか?手を貸すよ」

貴音「ありがとうございます」ガシッ

P「よっ、と」

貴音「あぁ、バランスが……」フラフラ

P「おっとっと」

ギュッ

P「大丈夫か?貴音」

貴音「あ、あなた様……」カアァ

P「ん?どうした貴音?」

貴音「わ、わたくし、もう……」ポワァン




響「…………」ブスーッ

響「……プロデューサー!自分も来たぞー!」

P「お、おお、来たか!」バッ

貴音「あ……」

響「プロデューサー!」ザッパーン

ギュウッ

P「こ、こら響!いきなり抱き着くな!(む、胸が、意外と大き……)」

貴音「……」ムゥ

ギュウッ

P「た、貴音まで!?いきなりどうしたんだ!?(こっちも胸が……天国、いや、地獄だ……)」

P「こら、二人とも離れろ!」

響「プーロデューサー♪」ギュウッ

貴音「……」ギュウッ

ユラリ……

P(ん?なんだあの影は……)

スイー

P(近づいてくる!)

デーデン デーデン デーデ デーデ デデデデデデデデ

P「おい、本当に離れろ、何かがこっちに……!」

P「やばい、もうすぐそこに!」

ザッパーン!

イカ娘「ゲソーーー!!!」

ゴチンッ

イカ娘「痛っ!な、何するでゲソ!痛いじゃなイカ!」

P「それはこっちの台詞だ。何やってんだよお前は……」

イカ娘「ちょっとした演出を……」

P「洒落にならんわ!そうでなくてもシルエットがよくわからんのにまぎらわしいことするな!」

イカ娘「ゲソ……」

早苗「私の、私のイカちゃんが男なんかとイチャイチャしてやがる……」

イカ娘「ひ、酷いめにあったでゲソ……」ヒリヒリ

ア、イカネーチャン!

イカ娘「おお、その声はたける!」

たける「イカねーちゃん久しぶり!どこ行ってたんだよー!」

イカ娘「ふっふっふっ、聞いて驚くゲソ!わたしはアイドルになったでゲソ!」

たける「それ本当!?凄いやイカねーちゃん!」

イカ娘「ふふん、もっと褒めていいゲソよ?」フンス

たける「よーし、じゃあテレビに出たら皆に自慢するぞー!」

イカ娘「大いに自慢するゲソ!(やっぱりたけるはいい奴でゲソ!)」

イカ娘「たけるもあっちで皆と遊ぶゲソ!」

たける「うん!あ、あれってアイドルの人!?」

イカ娘「わたしの下僕1と下僕2のアイドルでゲソ!」

たける「イカねーちゃんすげー!」

イカ娘(これゲソ!最近足りなかったのはこれでゲソ!)

ア!イ、イカチャァァーーーン!!

イカ娘「げ、あ、あれは……逃げるでゲソ、たける!」ダダッ

たける「待ってよ、イカねーちゃん!」ダッ

イカ娘「た、助けるでゲソ、人間!」

P「な、いきなりどうしたイカ娘。ってかいい加減プロデューサーって言えよな」

イカチャーーーン!

響「お、あれはなんだ?何かこっちにくるさー」

貴音「面妖な……」

イカちゃーーーん!!

イカ娘「ひいいぃーっ、き、来たでゲソー!」

P「なんだ?人が海の上を走ってる……!?」

早苗「イーーカーーちゃぁぁぁぁぁぁーーーーん!!!」ダバダバダバダバッ

イカ娘「ゲーーーソーーーーイ!!」バチーン!

早苗「ゲッファァッ!」バシャーン

P「おい大丈夫か?イカ娘の触手が顔面にクリーンヒットしたぞ」

イカ娘「大丈夫ゲソ、早苗はこの程度日常茶飯事ゲソ」

貴音「なんとつよいお方でしょう」

響「でもなかなか浮かんでこないぞ?」

イカ娘「……早苗?早苗!大丈夫か?早苗!」ダキッ

早苗「……えへへへへ、イカちゅゎぁぁーん」ダキツキッ

イカ娘「や、やっぱり無事じゃなイカ!離さなイカ!」ドンッ

バシャーン

早苗「あぁん、イカちゃんのいけずぅ……」

イカ娘「匿え、プーロデューサー!」ササッ

P「おい、お前までひっついつくるな!」

早苗「だ、誰その男の人」ピクッ

イカ娘「こ、こいつは、その……そう!わたしのボディーガードでゲソ!」

早苗「ボディー……ガード?」

P「いや、違うからな」

響「そうだぞ、プロデューサーはイカちゃんのじゃなくて自分のだぞ!」

貴音「我那覇響、どさくさに紛れて……!」

早苗(ボディー……ガード……イカちゃんのボディーをガード……)


……
………
…………

イカ娘「さあ、わたしのボディーをガードするゲソ!」

P「ああ、してやるよ。隅から隅までな」ギュウッ

イカ娘「あんっ、や、優しくしてほしいゲソ……」

P「それは約束出来ないな、イカ娘が可愛過ぎるから」

イカ娘「げ、ゲソぉ……」ポワーッ

アンッイヤッヤァン……

ゲ、ゲーーーソーーーー!!

…………
………
……


早苗「…………」

P「で、君はイカ娘の友達かな?」

早苗「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ

響「な、なんか凄い迫力だぞ」

早苗「……イカちゃんの……」ドドドドドドド

貴音「なにやら怪しげな雰囲気です」

早苗「イカちゃんのボディーをガードするのは……私だぁぁーーーっ!!」

P「何言ってるのこの子ー!?」

イカ娘「嫌でゲソー!早苗にはしてほしくないでゲソー!むしろ身の危険を感じるゲソー!」

P「あ、おい、俺の後ろに隠れるな!」

早苗「そこを退け、人間(ヒューマン)!」

P「君も人間だよね!?」
早苗「フシューッ、フシューッ」

P「に、人間だよね!?」
イカ娘「きっとずっと会ってなかったからおかしくなってるでゲソ……」

早苗「い、イカ、イカイカ……イカっちゃーーー」ガツン

響「ふぅ、うるさいから少し静かにしてるさー」

イカ娘「ナイス!よくやったでゲソ、響!」

P「こ、怖かった……」


そうこうしているうちに日も暮れて、夕方---

---海の家「れもん」---


千鶴「それではイカ娘ちゃんの事、よろしくお願いします」

P「ええ、任せてください!必ずトップアイドルにしてみせます」

栄子「また寂しくなるな……」

たける「イカねーちゃん……」

イカ娘「そんな顔するなでゲソ。そんな遠くないんだからすぐにまた会えるでゲソ」

早苗「イ゙ガヂャァァァーン」ダバー

イカ娘「さ、早苗は別の意味でそんな顔しないでほしいでゲソ、汚いでゲソ……」

響「安心するさー!自分がちゃんとイカちゃんをサポートするさー!」

貴音「わたくしも、微力ながらお力添えさせていただきます」

千鶴「ええ、よろしくお願いします」

P「それでは」


こうして長いようで短い休日は過ぎていった

疲れたさー
自分朝からずっと書いてるさー
だからもう休むさー……
HIPHOPとか書いてるあの人はバケモノさー……

なんかも少し書くさー


---帰りの車内---


三人「グゥ……スヤスヤ……」
P「皆疲れたんだな。まぁ俺もだけど」

響「なんくるないさー……ムニャ」

イカ娘「なんくるなイカー?……クゥ」

P「はは、寝言で会話してやがる」

ブロロロロ……キイッ

P「さて、とりあえず俺のアパートに着いたけど……まだ寝てやがる。どうしたものか」

P「おい、着いたぞ。どうすんだ?家まで送ってくか?」

三人「スヤスヤ……」

P「参ったな、全然起きそうにないな。家に泊める訳にもいけないし……」

貴音響「……」ピクッ

イカ娘「クゥ……ゲソゲソ」

P「うーん……」

響「……ムニャ、もう眠くて仕方ないぞ……」

貴音「……ム、今起きましだが凄く眠くて次寝たら朝まで起きなさそうです……」

P「お、二人とも起きたか。じゃあ家まで送っ」

響「今すぐ寝ないとおかしくなりそうだぞ!」

貴音「あなた様は先程の話を聞いていたのですか?!」

P「な、なんだよ二人して……」

イカ娘「グゥ……エビ……ゲソ……」

P「つまり、二人とも俺のアパートに泊めてほしいと」

響「そのとおりさプロデューサー!」

貴音「聡明な方は話が早くて助かります」

P「いや、まだ泊めるって言ってないからな」

響「なんくるないさー!」

P「なんくるなくねぇよ」

貴音「あなた様……」

P「だ、ダメだってば!」

響「でもイカちゃんも全然起きないし、どうしようもないさー」

P「確かに起きる気配すらないが……」

P「なら百歩譲ってイカ娘は仕方ないとしても、お前らは帰れるだろ?」

貴音「あなた様、それはどういう意味か理解しておっしゃっているのですか?」

響「プロデューサー、イカちゃんと二人きりで何するつもりさー……」

P「いや、違っ、別に何もやましい事は……」

響「自分、そこまで言ってないさー!」

貴音「やはり、あなた様はイカ娘様と……」

P「わー!もう、違うって!」

P「あーもう、仕方ない!今日は全員泊まってけ!」

響「やったぞ!」

貴音「それでこそあなた様です」

イカ娘「グゥ……スヤスヤ……」

P「じゃあイカ娘は俺が運ぶからお前らは荷物持ってきてくれ」

貴音「……これは予想外でした」

響「うぅ、イカちゃん役得だぞ」

P「さて、イカ娘でも運ぶか……」

イカ娘「ムニャムニャ……ゲソ……」モゾモゾ

P「まったく、だらし無い格好で寝やがって。おい、パンツ見えるぞ……って、な、何もはいてない!?」

イカ娘「グゥ……」モゾモゾピラッ

P「ちょっ、丸見えっ……」

響「あ、プロデューサー、イカちゃん下に何もつけてないから気をつけて……って遅かったさー……」

P「ひ、響!これは違うんだ!不可抗力っていうか!」

響「プロデューサーの……変態!」

P「……」ガーン

---Pの部屋---

P「……」

響「……」

貴音「……」

イカ娘「グゥ……」

P「すんませんっしたー!」ゲザァッ

貴音「よいですかあなた様。女性の肌というものはむやみに人に晒すものではありません。それが大事な場所なら尚更。それを相手が寝ているのをいい事に……クドクド」

響「ま、まあもう許してあげるさー、貴音。見ようとして見た訳じゃないんだし」

貴音「しかし、替えも無いのにわざわざ着替えさせ、帰る時には下着は無い事くらい想像出来ようというもの。それを……」

響「じゃあプロデューサーには罰を受けてもらうって事でどうさー?」

貴音「罰、でございますか?」

響「プロデューサーには自分の背中を流してもらうぞ!」

P「えぇっ!?」

貴音「それはつまり……」

響「い、一緒にお風呂に入るっさー!」

P「そ、それは……」

貴音「我那覇響、貴女は……」

響「さあどうするさプロデューサー!」

P「えぇー……」

---風呂場---

P「……で、なんでこんな事になってんだ?」ワッシャワッシャ

響「あぁ、そこ、そこ気持ちいいさ~」

貴音「あ、あなた様と我那覇響を二人にしておけば、何か間違いが起きてしまうかもしれないのではと思いましたので」

P「だからって貴音まで一緒に入る事なかったんじゃ……ってか前くらい隠してくれ!」

貴音「風呂とは裸で入るもの、混浴等もある昨今何を恥ずかしがるのでございましょう」

P「さっきと言ってる事が違うような……(ってか眼福、いや、目の毒だ……)」

響「~~♪」

P「さて、湯舟に浸かるか」

貴音「ではわたくしも」

響「自分も!」

P「ちょっ狭すぎるって!」

貴音「では、こうすれば入れるのでは?」


→←←
響P貴音


響「おお、ピッタリだぞ!」

貴音「ふぅ、このようなものもいいものですね」

P「…………!(おっぱい!前と後ろにおっぱい!)」

響「ん?何かお尻に当たってるぞ?」

うっかり事故で入ってしまってもしかたないさー

貴音「……(配置を間違えてしまいました)」

響「これ何なんさープロデューサー?」グニグニ

P(むーじょーじんじんみーみょうほーひゃくしんまんごーなんそーぐーがーこんげんもんとくじゅーじーかんげいにょらいしんじつぎー…………)

響「あ、無くなったぞ」

P「(ふぅ、なんとかなった、が、なんともなってない!脱出不可能!)……なあ響、そろそろあがらないか?」

響「自分まだまだ大丈夫だぞ!」

P(俺が大丈夫じゃねぇんだよ!)

~10分後~

P「そ、そろそろあがらなイカー?」

響「自分はまだ入っていたいぞ」

P(油断したら俺のが入っちまうっての!もう色々限界が……)

貴音「あ、あなた様……」

P「ん、どうした貴音?」

貴音「わたくし、もう、ここまでのようです……」キュゥ~、カクン

P「た、貴音!おい響、貴音が大変だ!どいてくれ!」

響「わ、わかったぞ!」

P「貴音、貴音!」

---貴音はPが湯舟から引き上げました


P「なるべく見ないようにはしたが、どうしても目に入ってしまった……」

響「貴音、しっかりするさー!」パタパタ

貴音「た、助かりました」ポーッ

P「あー、もう、今日はお前らもさっさと寝てくれ。俺ももう疲れた……」

貴音「ご迷惑をおかけして……」

響「うぅ、ゴメン、だぞ……」

~夜中~

P(ん、重い……)

イカ娘「ムニャ……ゲソ……」

P「……なんでイカ娘が俺の上に乗って寝てるんだ」

響「グゥ……」

貴音「スゥ……」

P「……なんで響と貴音が左右の腕に絡み付いて寝てるんだ」

P「……はぁ……」

P「おやすみ」


翌日から、本格的なユニット活動が始動する……

もう疲れたさー
腹ぺこさー
落ちなきゃ続くし、落ちたらこれで終わりさー

イカちゃんのエンペラを焼いて酒の肴にしたい

まだ残ってたのか……
……書くよ。約束、だからな(キリッ

~翌日朝~

ピピピピピピピピ

ガシャーン

イカ娘「うるさいゲソ……グゥ……」ウネウネ


~1時間後~

P「……んん、ふあぁ~……よく寝たような寝れなかったような……ってかまだこの体勢のままか、重い……」

P「……え、目覚まし時計が壊れて……え?」

P「時間!っ……やばい!遅刻する!おい、皆起きろ!」

響「んむぅ~……プロデューサー……」

貴音「あんっあっそこは……」

イカ娘「もう、朝からうるさいでゲソ……」

P「いいからさっさと着替えて行くぞ!」

---765プロ事務所---

バタン

P「すみません!遅れました!」

響「プ、プロデューサー速いぞー」

イカ「つ、疲れたゲソ~」

貴音「わたくしも、流石に……」

社長「いゃあ、ちょうど時間ピッタリだよ」

記者「ほう、彼女が噂に聞く新人アイドルですか」

社長「ああ、お手柔らかに頼むよ」

記者「じゃあ"チュラミイカちゃんぷるぅ"の皆さん、今日は宜しくお願いします」

記者「ではまず、自己紹介からお願いします」

響「自分は我那覇響っていうさー」

貴音「わたくしは四条貴音と申します」

イカ娘「そしてわたしが、地上を侵略するために来た海からの使者、イカ娘でゲソ!」フフン

記者「あ、あははは、面白い子だねえ」

P(あんのバカ……)

記者「君が765プロの新人さん?」

イカ娘「な、なんか軽く流されたでゲソ……。そうでゲソ!これからお前ら人類の頂点に立つ者の名前だからよく覚えておくでゲソ!」

記者「ははは、覚えておくよ。それで、その衣装や語尾の"ゲソ"はイカをイメージしてるのかい?」

イカ娘「?よくわからないことを言う人間ゲソ。わたしはイカでゲソ!」

記者「凄いねー、成り切ってるんだ」

イカ娘「……ゲソぉ……」

~インタビュー終了~

記者「いやー、今回は面白い記事が書けそうですよ。"侵略!?イカ娘"ってね」

社長「それはよかった。たっぷりと宣伝してくれよ?」

P「今日はありがとうございました。また宜しくお願いします」

記者「おお、こちらこそまた頼むよ。売れるよ、彼女」

P「はい!ありがとうございます!」


イカ娘「はぁ~、疲れたでゲソ……」

響「自分、あんまり話せなかったぞ……」

貴音「仕方ありません。わたくしどもは以前インタビューを受けているので、目新しい者に目が行くのが条理」

イカ娘「それにしてもあの人間、全く信じていなかったんじゃなイカ?」

イカ娘「"本名は?"とか、"それどうやって動かしてるの?"とか"光ってるのは蛍光剤?"とか……失礼しちゃうでゲソ」プクゥ

P「まぁまぁ、簡単に信じられない人もいるって事だよ」

響「自分は信じてるぞ!イカちゃん!」

貴音「わたくしも信じております」

イカ娘「響、貴音……」

P「よし、とりあえずまとまったところで、昼飯食って次の仕事いくぞ!」

三人「おー!」

P「さて、次の仕事はヒーローショーのお姉さん1、お姉さん2、怪物の役だ」

貴音「!その、怪物というのは着ぐるみでしょうか!」

P「あ、ああ。それを貴音にお願いしようかと……」

貴音「是非やらせていただきます!」キラキラ

P「(着ぐるみ好きなのかな……)じゃあお姉さん役は響とイカ娘にお願いしようかな」

響「任せる(ぞ)(ゲソ)!」

---ヒーローショー会場---

ガャガヤ

ナニヤッテルンダ!

スミマセン!

P「ん、なにか騒がしいな。ちょっと様子を見てくる」

P「すみません、765プロの者ですが、どうかしたんですか?」

責任者「あ、どうもどうも。いやね、うちのバカの手違いで怪物の着ぐるみがまだ到着してないんだ。他のは全部そろってるんだけどな。時間も無いし、どうしたものか……」

P「弱りましたね……」

話は聞かせてもらったゲソ!

P「お、お前……!」

イカ娘「わたしに考えがあるゲソ!」

---舞台袖、開演直前---

責任者「本当に大丈夫?任せちゃって」

P「ええ、やってくれますよ、彼女達なら!……多分」

責任者「……」



イカ娘「いいでゲソか?この台本のここでこうして……」ゴニョゴニョ

響「ほ、ホントに大丈夫さー?」

貴音「不安が残りますね……」

イカ娘「なんくるなイカー!」

響「それを言うならなんくるないさーさー」

---本番、開演---

響「みんなー、こーんにーちわー!」

子供達『こーんにーちわー!』

響「こえが小さいぞー!こーんにーちわー!!」

子供達『ごーんにーぢわー!!』

貴音「ふふふ、元気いっぱいですね」

響「今日は皆の為に、皆の大好きなヒーローが来てくれたぞー!その名も、能面ライダー!!」

子供達『わーーー!!』

デデデデーン

プシューーッ

??「ふっふっふっ、待つでゲソ!」

響「なんだー?あ、あんなところに怪人がー!」

イカ娘「恐れおののくがいい人類ども!わたしはイカ娘でゲソ!地上を侵略しに来たゲソ!」

ナニアレー イカ?

カワイー

アノオネーチャンパンツミエテルー

アンナカイジンイタカー?

イカ娘「ふっふっふっ、驚きのあまり動揺しているでゲソ」

P(まぁ別の意味でだろうな)

イカ娘「いでよ戦闘員ども!」

戦闘員『イーッ』

貴音「あーれー、さらわれてしまいましたー」

P(だいこん……)

響「大変だ!お姉さんがさらわれてしまったぞー!さぁ、皆で能面ライダーを呼ぶさー!せーの!」

子供達『のーめんライダーーー!!』

とうっ!

能面ライダー「待たせたな子供達!」

ワーー!

イカ娘「出たな能面ライダー!このイカ娘の触手の餌食にしてやるゲソ!」

能面ライダー「そうはいくか!とうっ!」

ゲシッ

イカ娘「痛っ!い、痛いでゲソ~」

能面ライダー「え、あ、ゴメン……」

イカ娘「よくもやってくれたでゲソー!触手をくらうゲソ!」ウネウネ ビューン

ビシバシゲシドカボカズン

能面ライダー「ぐわぁーっ!」バターン

能面ライダー「……」チーン
イカ娘「……やった、勝ったゲソー!」


子供達『えっ』

関係者達『えっ』

P「…………えっ」

響「……はっ!(や、やばいぞ、この空気なんとかしなきゃまずいぞ)」

響「み、みんなー、悪は倒されたぞー!」

子供達『え?』

響「実は今の能面ライダーは偽物で、新しいヒーローのイカ娘が偽物を倒したんだぞー!お姉さんはさらわれたと思ったけど実は保護されただけだったんさー!ニューヒーロー、イカ娘の誕生だぞー!(もう破れかぶれさー!)」

ザワザワ

イカ? ヒーロー

イイヤツ?

カワイイ


子供達『……』

子供達『……わぁーーーっ!!』

響(な、なんとかなったさー)フィー…

イカ娘「よし人間ども!これからはわたしについてくるゲソ!」

ワーーーー! カッコイー

カワイー

イカチャーンッ! ブヒイィィィ!

アクシュシテー

イカ娘「はっはっはー、大人気ゲソ!」

貴音「なんとかなりましたね」

響「心臓が止まるかと思ったぞ……」

貴音「アドリブ、お見事でございました」


P「し、死ぬかと思った……」

~終演後~

責任者「いやー、一時はどうなることかと思ったけど、なんとか最高のショーになったよ!やるねーあんたんとこのちっこいの!」

P「はぁ、ありがとうございます……」

責任者「また宜しく頼むよ!」

P「はい、ありがとうございました」



イカ娘「どうでゲソ!これがわたしの実力でゲショッ!?」ゴチンッ

P「バカ!あれは響のフォローのお陰だ。まったく寿命が縮んだよ」

イカ娘「ゲソォ……」ショボーン

P「……でもまぁ成功は成功だ。よくやったよ」ナデナデ

イカ娘「ゲソ~♪」ニパァ

響「プーロデューサー!!自分頑張ったぞ!?すんごい頑張ったぞ!!」ギュウッ

P「ああ、今回は本当に助かったよ、響」ギュウッ

響「えへへへ……プロデューサー!」ギュウッ

P「お疲れ様、響」ナデナデ
貴音「お疲れ様でございました」

P「おう、貴音もお疲れ」
貴音「……」

P「……」

貴音「……」ショボン

P「……お疲れ」ナデナデ

貴音「あなた様……」ニコッ

P「さて、今日の仕事は以上だ。まだ歌もダンスも無くてごめんな」

響「気にしなくていいさー。きっと地道にやってればそのうちそういう仕事もはいってくるさー」

貴音「その通りです。地道な積み重ねこそが、力となってゆくのです」

イカ娘「わたしは早くテレビに出たいでゲソ!」

響「わがまま言っちゃダメだぞ」

P「あはは……スマン、俺がふがいないばかりに」

響「ぷ、プロデューサーはわるくないぞ!」

P「とにかく、俺の方でも頑張って仕事見つけてくるよ」



こうして、ユニット「チュラミイカちゃんぷるぅ」としての初仕事は終わった
しかし、この一日の仕事が後日大きな反響となる事は誰もまだ知らなかった

疲れたさー
これいつまで続くの?ってか終わんの?
書き続けてる人マジ凄いぞ
またまたしばらく休憩ー
相変わらず落ちたら終了、落ちなきゃ続けるさー

イカちゃんのエンペラをつまみにビール飲みたい

イカらあめん……

まだあるとは…
保守ありがとうー
20時頃には始められるさー
それまでも少しお待ちを…

じゃさスローペースで再開さー


~数日後、朝~

プルルルルル

P「誰だ、こんな朝早く……って765プロから!?」
ピッ

P「はいっ、お待たせしました、あ、社長!おはようございます!え、いますぐ来いって、今日は休み……はい!すみません、今行きます!」

ピッ

P「はぁー……ビックリした。でもいきなり来いって、俺何かしたかな……」

P「あ、あいつらにも連絡しとかなきゃ……」

---765プロ---

バタン

P「遅くなりました!」

プルルルルル プルルルルル

プルルルルル

ハイ、ハイ、ア、ソノケンニツキマシテハ…

P「な、なんだこの電話の嵐は……」

社長「おお、こっちこっち」

P「社長!これはいったい……」

社長「この電話、ほとんどチュラミイカちゃんぷるぅに関するものだ」

P「それ本当ですか!?」

社長「ああ、だから私もアイドル達まで朝から電話の対応に駆り出されてるしまつさ」

社長「とにかく君も電話対応、宜しく頼むよ!」

P「は、はい!」


その後、手の空いてるアイドル達も加わり、午前中の電話の嵐は一段落した



社長「みんなよくやってくれた。昼はこれでおいしいものでも食べてきてくれ」5万円

皆『やったー』

P「じゃあ行くか皆!」

---レストラン---

P「今日はありがとうな皆。お陰で助かったよ。それじゃ乾杯!」

皆『かんぱーい!』

P「ふぅ……、しかしビックリしたな」

律子「お疲れ様。大変だったみたいね」

P「お、律子お疲れ。竜宮小町も来たか」

律子「ちょうど事務所出るあたりから電話の嵐で驚いたわ。まぁ私達は別の仕事が入ってたからそっちに行かせてもらったけど」

響に「ほーみーしぶさっさー」って言って顔を赤らませたい

P「……律子、竜宮小町、超えてみせるぞ」

律子「……あながち夢でもないかもしれないわね」

P「ああ、近い将来、必ずn」

亜美真美「「に→ちゃん!亜美真美もプロデュースして!」」

P「うおっ!」

美希「あー、ずるーい!ハニー!美希も美希も!」

春香「プロデューサー、私も」

千早「私、歌には自信があります!」

雪歩「あの、私も……」

律子「あはは、大人気ですね、プロデューサー」

俺「わ、わたしもプロデュースお願いします!」

小鳥「じ、人生のプロデュースお願いします!」

P「そういや当の本人たちはどこいった?」

ケラケラケラケラ

コロコロコロコロ

ゲソゲソゲソゲソ

P「あ、あいつらあんなとこに……」

響「あ、プロデューサー!こっちこっち!」

貴音「あはぁ……あなた様、はやくこちらへ……んふぅ……」

イカ娘「あひゃひゃひゃひゃ!なんとも愉快ゲソ!」

P「お前ら、一体どうしたt……酒臭っ!お前ら酒飲んだのか!?」

響「この珍しいジュースで乾杯しただけさー、いひひひ」

P「このページの飲料、酎ハイとかリキュールじゃないか……」

>>316
おいどういう意味か教えろ下さい

P(ま、まずい……折角メジャーになりつつあるのにこんなのバレたら……)
P「すまん律子!あとの事宜しく頼む!俺は急用でこいつら連れて帰るわ!」

律子「ええぇ!?急にどうしたんですか!?そんないきなり……」

P「じゃあな!」

バタバタ……

律子「いっちゃった……、ま、いいか。とりあえずお昼たーべよ♪」

---P宅---

P「ふぅ、危なかった……」

三人「ケラケラケラケラ!」

P「はぁ、とりあえずうちに匿うか……ほら、全員来い」

響「いやだぞー!プロデューサーに抱っこされないと動かないぞー」ヒック

貴音「あぁん、それでしたら、わたくしもぉ……」ポワポワ

イカ娘「ならわたしもでゲソー!」ヒーック

P「こ、こいつら……」

>>322
すけべしようや

---とりあえず全員運び終えました


P「はぁ……まったく、手のやける……」

響「にゃははははは……」

貴音「はぁん……あなた様ぁ……」

イカ娘「ゲーソゲソゲソゲソゲソ」

P「どうすんだ、これ……」

イカ娘「おいお前!」

P「お、俺か!?」

イカ娘「…………にへへへへへ」ヘラヘラ

P「なんなんだ……」

イカ娘「ぬふふふふ……覚悟するでゲソー!」ピョーン

P「うわぁっ!と、飛びつくな!」

ドスンッ

P「……」

イカ娘「……」ヒック

P(お、押し倒されてる……)

イカ娘「……ふひっ」ヒック

P(な、なんだ?髪の毛、いや、触手が慌ただしく動きだして……)

④円

ウニョウニョウニョウニョ

イカ娘「ゲーソゲソゲソゲソゲソ!」

P「なっ、触手が絡み付いてきて……あ、そこはダメだ!ダメ、あああっ……」

イカ娘「ゲショショショ」

P「あぁ、触手が響や貴音にまで……」

響「んみぃ……プロデューサー、待ってたさー……」

貴音「あぁ……あなた様ぁ……お慕い申しておりますぅ……うぅんっ!」

P「なんかおかしな夢見てる!?あ、俺もピンチだ……こら、そこは……ああ……」




アッーーーーー

P「はぁ……はぁ……なんとか理性と力ずくでなんとかなった……」

三人「クー……スピー……」

P「まったく、皆幸せそうな顔して眠りやがって、人の気も知らずに……」

P(……今ならちょっとくらい悪戯しても……)

P「……って、ダメだダメだ!しっかりしろ、俺の理性!」

…ふぅ

P「さて、こいつらが静かなうちに、あの電話の原因を調べてみるか」

PC「ブーン」

P「困った時のグーグル先生ってね」

カタカタ

P「検索、イカ娘っと……えぇっ!?16万件!?なんだこのヒット数は!」

P「もう少し詳しく見てみなければ……」

…………

P「調べた結果、あの記事とヒーローショー、あと海の家での密かな人気が原因のようだな」

P「これは、チャンスだ」

---翌日、765プロ---


P「社長、折居ってご相談が……」

社長「おお、調度いいところに。私からも話があったのだよ」

P「話、ですか?」

社長「ああ、実はイカ娘君にテレビの取材依頼が来ててな。どうだ、受けてみないか?」

P「社長!まさにそれをお願いしようと思ってたところなんですよ!」

社長「なら話が早い。早速……」

P「あ、待ってください。取材はイカ娘だけでなく、"チュラミイカちゃんぷるぅ"として受けて下さい!お願いします!」

社長「……君なら言うと思ったよ。わかった、そういう方向で話を進めよう」

P「あ、ありがとうございます!」

P「……というわけで、テレビの取材を受ける事になった」

響「それ本当か、プロデューサー!」

イカ娘「テレビに出れるでゲソか!?」

貴音「なんと、わたくしもついに……」

P「まぁ詳しくは後日だが、テレビに出れるのは間違いない」

イカ娘「やったでゲソー!これで有名になれるでゲソ!早速栄子達に教えるでゲソ!」

P「はは、教えてやれ。これはイカ娘の成果が大きいからな」

---取材当日、765プロ---

P「いいか、これはお前達にとって大きなチャンスだ。失敗は許されない」

響「おぅ……」

P「しかも生放送だ。やり直しはきかない」

貴音「……」コクン

P「だが、チャンスには違いない。成功すれば一気に有名になるぞ!そのカギはイカ娘、お前が握っている!」

イカ娘「げ、げしょ……」カタカタカタカタ

P「……期待してるぞ」

イカ娘「げしょぉ~……」ガタガタガタガタ

>>327
今度女の子に沖縄出身じゃないことを確認してから言ってみる

>>347
「ほーみ」は宝味とも書いて、「ま○こ」のことだから注意しろよ

正確に言うと、すけべしようやよりも、おめこしようやの方が近い

響「イカちゃん、緊張してるさー」

貴音「大丈夫でしょうか……」

響「よーし、イカちゃーん!」

イカ娘「ひいっ、な、ななななんでゲソ!?」ビクッ

響「なんくるないさー!」

イカ娘「……ゲソぉ……」

響「なんくるないさー!」

イカ娘「なんくる……」

響「なんくるないさー!」

イカ娘「なんくるなイカー!」

響「その調子だぞ!」

イカ娘「うん!ありがとうでゲソ!」

ゾロゾロ

P「お、取材班が来たぞ」

レポーター「今日は宜しくお願いします」

P「宜しくお願いします。では段取りを……」


~取材開始~

レポーター「気になる最新情報を生でお届けする"新鮮情報生LIVE"のお時間がやってきました。今日は最近人気急上昇、正体不明のあの人を突撃取材して参りたいと思います」

レポーター「こちらにいらっしゃるようですが……あ、居ました!イカ娘さんです!イカ娘さん率いる"チュラミイカちゃんぷるぅ"の方々もいらっしゃいます!」

レポーター「こんにちはー、あなたがイカ娘さん?」

イカ娘「そうでゲソ!地上を侵略するためにやってきた海からの使者、イカ娘でゲソ!」

レポーター「まー、凄い!本当に海からやってきたんですか?」

イカ娘「当たり前でゲソ!イカが陸にいる訳ないじゃなイカ」

レポーター「本当に面白い方ですね。こちらの方々は?」

イカ娘「わたしの下僕1と下僕2の人間でゲソ」

響「こら、違うぞ!自分は我那覇響っていうぞ!沖縄出身のアイドルさー」

貴音「わたくしは四条貴音と申します。アイドルをやらせていただいてます」

レポーター「どちらも個性的な方ですね」

---海の家「れもん」---


栄子「あ、ほらほら始まってるよ!」

千鶴「あら、イカ娘ちゃんが映ったわ」

たける「テレビに出てるよイカねーちゃん!すごいや!」

テレビ「イカ娘『お、これがカメラでゲソ?』響『わー、イカ娘、近い、近過ぎるさー!』」イカ娘どアップ

\ドッ/

栄子「……馬鹿……」ハァ

テレビ「イカ娘『いえーい、栄子見てるでゲソー?』貴音『あぁ……もう……』オロオロ」

\ドッ/

千鶴「ほら栄子ちゃん、呼んでるわよ?」

栄子「あんの馬鹿ぁ……!」カァァ

カメラ「イカ娘『あ、そうでゲソ。人間ども!海の家"れもん"をよろしくでゲソー!』響『ちょっ、勝手に宣伝したらまずいぞ』」

千鶴「イカ娘ちゃん……立派になって……」ホロリ

たける「明日皆に自慢してやろーっと!」

栄子「……ふぅ、ま、元気そうで何よりだよ」



---その頃、早苗宅---


早苗「イカちゃんイカちゃんイカちゃんイカちゃん!あーイカちゃん可愛いよイカちゃん!あぁん!イカちゃん!イカちゃんイカちゃん!
どアップイカちゃん!空気読めないイカちゃん!宣伝しちゃうイカちゃん!ああイカちゃんイカちゃん!!あんっもうだめっ!あぁあ、ああぁぁぁっ!!!」


早苗「ハァ……ハァ……、この映像は永久保存版ね……あぁ、またっ!……」

---所戻って765プロ、取材中---

レポーター「そうそう、その海の家での人気が密かにあって、最近の記事で人気が爆発したんですよね」

イカ娘「そうだったんでゲソ?それは初耳でゲソ」ウニョウニョ

レポーター「あ、今髪を動かしましたね!」

イカ娘「髪?これは触手でゲソ」ウネウネ

レポーター「いやー、不思議ですね。どうやって動かしてるんですか?」

イカ娘「どうやって……説明できないでゲソ……」

レポーター「あと体が光ると聞いたのですが」

イカ娘「光るでゲソ」ピカー

レポーター「凄い!これはなんで光ってるんですか?他には何が出来ますか?」

イカ娘「あとは頭のこれを動かしたり、あ、イカスミをはけるでゲソ!」

レポーター「本当に!?是非お願いします!」

オイ、ダレカウツワモッテコイ

AD「さ、どうぞ」つ皿

イカ娘「うぅ、なんか恥ずかしいでゲソ……」

ダバー

レポーター「ホントに……どうなってるの?」

レポーター「ところでアイドルグループとの事ですが、何か曲は出しているのですか?」

イカ娘「う、ま、まだそういうのはないでゲソ……」

響「あ、それなら今プロデューサーが準備してるさー!」

レポーター「あら、それは新情報ね」

貴音「皆様、ご期待してお待ちくださいませ」ペコリ

イカ娘「え、ええ!聞いてないでゲソ!」

響「イカちゃんがエビに夢中になってたから聞き逃したんだぞ」

イカ娘「ゲソ……」

レポーター「というところでお時間が来てしまいました。少しは今話題のイカ娘さんの正体に迫れたのではないでしょうか!それではまた来週のこの時間にお会いしましょう」

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