妹「兄ちゃん、今日飯なにがいいの？」

男「んー」

男「まぁ何でも良いよ」

妹「っち」

男「あんだよ」

妹「お前さ、」

妹「何でも言いのが一番困るって知ってる？」

男「うるせーなぁいちいち」

妹「あ？作ってやってんだぞ？」

妹（に、兄ちゃんとのこの会話・・夫婦みたい・・）
妹（兄ちゃん・・私たち）

男「わかったわかった」

男「かりかりすんな」

妹「っち」

妹「マジで困るから、ほら言え」

男「えーいいよ、お前の料理うまいからなんでも」

妹「は、はぁ？まじざけんなよ・・」

妹「私だって・・オーダーがなきゃうまく作れねぇよ・・」

妹（お、お兄ちゃん・・・それプロポーズだよね・・・？）

男「ふぁー眠い・・」

妹「じゃあねろや」

男「けどテレビが見たい」

妹「兄ちゃんいっつもそうやって遅くまで起きて寝坊して」

妹「寝坊助の兄ちゃん起こす私の気持ちも考えろ」

男「えーあーうん・・」

男「でもテレビ・・」

男「ん・・・・」

男「ｚｚｚ」

妹「・・・」

男「ｚｚｚ」

妹「はぁ寝ちゃって」

男「ｚｚｚ」

妹「っち。しょうがねえな」

妹「布団と・・・枕・・」ｺﾞｿｺﾞｿ

妹「枕は・・２つ・・・」ｺﾞｿｺﾞｿ

妹「ふぅ兄さんが寝坊しないように一緒に寝るか」

妹「私が起きたら起こせばいいんだから楽だな」

妹「兄ちゃんお休みー」ﾀﾞｷ

妹「兄ちゃん兄ちゃん」

男「ん・・・」

男「ｚｚｚ」

妹「兄ちゃん・・やっぱおきねーな」

妹「はぁ苦労する・・」

妹「にいちゃーん」

男「ん・・ん・・」

妹「兄ちゃん、いい加減起きろって！」

妹（ったく、寝坊助の兄ちゃん起こすのはもうほとんど日課だな）

妹「これが一生続くと思うと先が思いやられるわ」

男「わりーわりー朝は」

妹「ふん。全く兄ちゃんは・・・」

妹「言っておくけど私何回も起こしたんだからな」

男「分かってる分かってる」

妹「それなのに今日も遅れて起きて・・・」

妹「はぁ・・兄ちゃんは本当私が居ないとだめだなぁ」

男「いやいや、将来は優しくてすてきな奥さんが俺を起こすし大丈夫だろ」

妹「は、はぁ？私だって優しくするのも限度があるって」

妹「まぁ素敵ってのはうれしいけどさ・・・」

男「はぁ？」

妹「でもまぁ・・ずっとは困るかな・・」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

妹「わ、私だって・・朝ご飯の用意とか・・」

妹「も、もっと色々してーし」

妹「い、いや兄ちゃんが起こしてほしいならいくらでも落とすけど」

妹「でももうちょっと早くさ・・」

男「・・・」

き～んこ～んか～んこ～ん

男「あー学校着いた着いてしまったか」

妹「なんだよ？」

妹「兄ちゃん学校嫌いなのか？」

妹「はは、そりゃそうか」

男「んー嫌いとかそういうわけではないけど」

男「まぁ面倒ではあるな」

妹「おいおい、私に会えなくて寂しいのを隠そうとしなくていいんだぜ？」

男「はぁ？」