響「やば、鼻水が・・」 (14)


響「はははっハム蔵~ここか?ここがええのんか?・・・ヘッヘヘッヘーックション!」

春香「うわっ・・響ちゃん風邪?」

貴音「響・・・あなたも仮にもアイドルなのですから口元を押さえるなどもっとおしとやかにくしゃみをするべきですよ」

響「うん、ごめん・・・やば、鼻水が・・・・」ビローン

春香「うわ、汚なっ!えんがちょ!響ちゃんえんがちょ!」

「響・・・あなたは仮にもアイドルなのですから鼻穴を押さえるなどもっとおしとやかに・・・・」

響「うん、それはおかしいぞ貴音」

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春香「響ちゃん風邪を引いたなら早く治したほうがいいよ。アイドルは体が資本なんだからさ」

響「いや、自分、別に風邪を引いたわけじゃないぞ。」

春香「え、じゃあなんでくしゃみや鼻水が・・」

響「あ~これはアレルギーさー」

春香「ア、アレルギー?なんの?」

響「ん?動物アレルギーだけど」

春香「ど、動物って・・・・。はぁーーーーーーーーーー!?」

響「うわっ?どうしたんだ春香?」

春香「いやいや、ないでしょ。響ちゃんが動物アレルギー?ないない!ねぇ、貴音さん?」

貴音「いえ、私は知ってましたけど」

春香「え、知ってたんですか」

貴音「はい、響は動物達と戯れるときいつも涙ダラダラ鼻水ダラダラくしゃみしっぱなしでしたから、もしやと」

春香「あ~そういえばそうでしたね」

響「あの~スコッティ取ってくんない?そろそろ鼻水が床に到達しそう」

春香「あ、はい」

貴音「響・・・あなたは仮にもアイドルなのですから・・・」

響「うん、貴音、自分アイドル(仮)じゃないから正真正銘のアイドル、アイドル(真)だから」

春香「・・・響ちゃんつらくない?動物が好きなのに動物アレルギーなんて・・」

響「うん?自分別に動物好きじゃないぞ?」

春香「・・・・え?好きじゃないの?」

響「うん、動物って全般的に臭いしな、あいつら噛むし」

春香「じゃ、じゃあ今までの動物好きアピールは何?」

響「あぁ、あれか?あれはさ、キャラ作りさー」

春香「キャ、キャラ作りって・・・・。嘘でしょ?ねぇ、貴音さん?」

貴音「やはり、そうでしたか」

春香「え、気づいてたんですか?」

貴音「響は動物達と戯れる際こちらの反応を幾度となく気にしていました。それはそれは、自分可愛いだろ、といわんばかりに」

響「鼻水ダラダラ涙ダラダラくしゃみしながらな」

春香「マジかよ・・・。・・・ねぇ、響ちゃん、どうしてキャラ作りなんかしてたの?」

響「ん~私にはこれといった特徴がないからかな」

春香「いやいや、響ちゃんにもあるでしょ特徴のひとつやふたつ・・・」

響「例えば?」

春香「・・・動物好き」

響「だからそれはキャラ作りなんだってば」

春香「・・・沖縄出身」

響「出身地って特徴になるかな」

春香「ならないかも・・」

響「うん」

貴音「空気が読めないところでしょうね」

春香「ちょっ、貴音さん!」

響「うん、貴音は分かってるな!」

春香「あれ、私がおかしいのかな」

響「でも正直疲れたぞ。動物番組出るたびに鼻水ダラダラ涙ダラダラくしゃみが止まらないからな」

春香「よく今まで続けてこれたね・・」

響「そこで次のキャラ作りを考えたいんだけど・・・」

春香「そうころころ変えていいんだキャラって」

響「ん?私は別に気にしないぞ」

春香「強いね響ちゃん・・・」

貴音「では他の誰かのキャラないし特徴を真似するというのはどうでしょう」

響「どういうことだ?」

貴音「例えば春香のキャラ、一日一回転ぶというのを響も真似するのです」

春香「ちょ、ちょっと!あれは別に作ってるわけじゃなくて・・」

響「貴音・・・」

春香「響ちゃんも言ってやって!」

響「チョベリグ!」グッ!

のワの「・・・・・・・」

響「でも春香のはいいや、ほら転ぶのってあざといって思われるでしょ」

のワの「・・・・・・・」

貴音「じゃあ千早から順に考えていきましょうか」

響「千早の特徴・・やっぱ歌かな。千早の歌声はほんとすごいからな」

貴音「そうですね。それで響、千早の歌は真似できますか?」

響「さすがに歌を真似するのはダメだと思うぞ。自分も自分の歌には誇りをもってるからな。」

貴音「よく言いました響。それでは次に美希はどうですか」

響「美希の特徴はとにかく寝るところかな。でも私は昼寝したら夜眠れなくなるんだよなぁ。」

貴音「それはいけませんね。夜寝れなくなると次の日の仕事に響きますから。響だけにwww」

響「貴音今日のってるな~♪」

貴音「いえいえ、それほどでも。では次は真ですか。春香、真の特徴は何でしょう?」

春香「わ、私?え、え~と真の特徴はやっぱその男性みたいにかっこよくてダンスがうまい所とか?」

響「ダンスなら自分も自信はあるぞ!でも男性ってところはいらないな。自分、女ってことに自信持ってるから」

春香「響ちゃん、それ真にも失礼・・」

貴音「では真もボツっと・・・。次はやよいちゃんですか」

響「やよいの特徴はやっぱり無邪気で可愛いところだな。自分もなでなでしたくなるぞ」

貴音「ふふっ、私もいつかはお持ち帰りしてやろうかと思っています」

春香「貴音さん、それ以上いけない」

響「じゃあ自分ちょっとやよいの真似でもしてみるぞ!・・・うっう~☆おはようだぞ~☆うが~~~☆」

貴音「・・・・・・・」

春香「・・・・・・・」

響「・・・・・・・ごめん、年齢を考えてなかった」

貴音「・・では次は」

春香(スルーするのか・・・)

貴音「亜美と真美の場合も同じく年齢的にきついでしょうから除外して・・雪歩でしょうか」

響「雪歩の特徴は・・・男性が苦手って所か・・・」

春香「どう?響ちゃん真似できそう?」

響「う~ん、いちおうやってみるぞ・・・・。」

響「・・・・あ、あぎじぇ!いきがーいきがーうとぅるさよー!(わわっ!男!男の人怖いよ~)」

春香「・・・・・・」

貴音「・・・・・・」

響「・・・・ど、どうかなアレンジして沖縄弁にしてみたぞ」

貴音「今そうゆうのいいから」

響「・・・ごめん」

春香「じゃ、じゃあ次いきましょ次!え~と伊織ちゃんかな?」

貴音「伊織の特徴・・・・上から目線とたまに見せるデレ・・これに尽きるでしょう」

春香「・・・・貴音さんけっこう語りますね」

響「じゃあ、さっそく真似を・・・」

貴音「まぁこのように男心をくすぐる高度な技は響には絶対できないので次にいきましょう」

響「・・・・・・・・」

春香「あはは・・・じゃあ次はあずささんだね」

貴音「あずささんはおっとりしていながらも皆を優しく包むような包容力があります。」

響「よ、よし・・」

貴音「これも不器用な響には真似できないのでボツ」

響「えっ・・・・」

春香「うわぁ~・・」

貴音「そして残る私ですが真似することは許さないのであしからず」

春香「・・・ははっ・・後半は怒涛の展開だったね響ちゃん」

響「ん~やっぱり動物好きのキャラを続けるしかないのかなぁ~」

貴音「時に響・・キャラ作りをしてることについてはどう考えてますか?」

響「えっ・・・?」

貴音「聞いているのです。ファンに偽りの自分をみせてどう思っているのかと」

春香「貴音さん・・・」

響「じ、自分、別にそんなつもりじゃ・・・」

貴音「そうでしょう?ファンは皆あなたが動物大好きアイドルだと思っているのですよ。しかし響は先ほど言いました。別に動物など好きじゃないと」

響「あぁ・・・あぁ・・・」

貴音「そのファンを裏切る行為についてどう考えているのかと聞いているのです」

響「自分はファンの皆を裏切りたくない・・・」

貴音「しかし既に裏切っているのですよ」

響「じゃあ、自分はどうすれば・・・」

貴音「・・・・方法は一つしかありません。本当に動物を好きになればいいのです。」

響「動物を好きに・・?」

貴音「はい、そうすれば偽りはなくなるでしょう」

響「・・・・わかった・・自分・・・やってみる。どこまでできるかわからないけど」

貴音「・・・よく言えましたね響。そう、それでいいのです。私も協力しましょう」

春香「わ、私も!」

響「貴音・・春香・・ありがとう・・。自分本当に動物を好きになるぞ!」

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P「へ~俺が来る前にそんな事がねぇ~」

響「あの時の貴音はほんと怖かったさ~」

P「で、動物アレルギーはどうなったんだ?俺まったく知らなかったんだけど」

響「それが不思議でさ、動物をほんとに好きになったらピタリと止まったんだよね」

P「マジか。・・・響~やよいの真似、実際にここでやってみてよ」

響「え///いやだよ恥ずかしいし///」

P「あ~あ可愛い響が見たいなぁ~」

響「むぅ~///じゃ、じゃあ一回だけだぞ・・・・・うっう~☆おはようだぞ~☆うが~~~☆・・・くっ」

P「響は可愛いなぁ~」ナデナデ

響「うが~///ナデナデするなぁ~//ほ、ほらプロデューサーそろそろ仕事でしょ。」

P「はいはい、今日の仕事は・・・お、動物と一緒に撮影だぞ」

響「ほんとか!よし!早く行こうプロデューサー!動物達が自分を待ってるぞ!」

P「はいはい、まったくほんとにキャラ作りなんてしてたのかね・・・・・」




       ~fin~


終わりです

ここまで読んでくれてありがとうございました

遅れたけど響誕生日おめでとう!

ちなみに響は着やせしてる派です

じぶ我那覇さんはかわいいなぁ

おつー

何を思ってこのssを書いたかは知らんけど1つ言えることは>>1は2度とssを書くな

どこのSSでもそれ言ってるな、NGNG

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