千歳「綾乃ちゃん、それ面白いと思うて言うてるん?」(140)

綾乃「えっ?なにがよ」

千歳「ほら、罰金…なんやったっけ?」

綾乃「バッキンガム?」

千歳「そうそれやわ、自分では面白いとおもてるんかなーて」

綾乃「別に面白いとかそういんじゃなくて…」

千歳「ならなんなん?」

綾乃「口調がキツくなりすぎないようにとか…」

千歳「ふーんそうなんや」

千歳「けどはたから見てると寒いからやめたほうがいいと思うで?」

綾乃「……」

余裕有馬温泉だな

急GO!!

そんな忠告はノンノンノートルダムよ

>>3
おいやめろ

>>3
コラ!ヤメタマエ

いいよ千歳ちゃんかわいいい

心配ご無用ヨークシャー

まじでやめれ

綾乃「……」ズーン...

京子「ん? 綾乃だ、あんなとこで何やってんだろ?」

結衣「何か落ち込んでるみたいだな」

京子「よし、構ってやろう」

結衣「そっとしておいてあげた方がいいんじゃないか? 負のオーラが半端ないんだが……」

京子「いやいやここは相談に乗ってあげるべきでしょう!友達として!」

結衣「なら、その新しいおもちゃを見つけた子供のような顔をやめ……」

京子「あやのぉ~!」

結衣「―――って、おいこら待て!」

綾乃「歳納京子……」

京子「おう!京子ちゃんだよ!」

結衣「綾乃、大丈夫? 随分落ち込んでるみたいだけど」

綾乃「……罰金バッキンガムよ」

京子「ぉおう!? 話しかけただけで!?」

結衣「ブフッ!!」

結衣「ちょっ……、いきなり笑わせるなよ綾乃」

綾乃「……」ジワァ...

京子「あ、綾乃……?」

結衣「ごっ、ごめん!何か変なこと言ったか?」

いいぞ

期待age

綾乃「いいのよ船見さん、つまらないのに無理して笑わなくても……」グスッ...

結衣「いやいやいや、つまらなかったら吹き出したりしないだろ」

京子「泣~かした~泣~かした~」

結衣「少し黙ってろ!」

綾乃「どうせ、どうせ私なんか……」グスッ、グスッ...

結衣「落ち着けって、一体何があったの?」

京子「そうだぞ綾乃、黙ってちゃ何もわかんないよ」

綾乃「寒いって……」

結衣「寒い?」

京子「上着貸そうか?」

おら

綾乃「私の……、ギャ……ギャグが……っ。ぐすっ……、寒いって……!」ポロポロ

結衣「……」

京子「……」

綾乃「ひっ……、や、やめたほうが……、ひっく……、いいって……っ!!」ポロポロ

結衣「誰がそんなこと言ったんだ……?」

綾乃「ち、千歳が……」ヒック...

京子「えっ、千歳が!?」

結衣「まさか」

綾乃「あなた達もそう思ってるんでしょ……?」

京子「いや別に?」

結衣「というか私は面白いと思ってるし」

綾乃「え……?」

京子「まぁ確かに結衣にしか受けてないけど」

結衣「おい」

京子「別に寒いとかやめたほうがいいとは思わないけどなぁ」

京子「だって何となく場が和むじゃん、私は好きだよ?」

綾乃「とっ、歳納京子……」キュンッ

          / /   ノ          、 \  \
        /  /    {            、 \  \

       /   /     i  |:.          ハ  `    ヽ
        /    /    |  .ハ   .:        i   、   \
       /    ノ    | / ヽ  {::ノ .    __i   \  ,\ )
     i    /    ハ_ . -ー ´::.. ::.  : ̄  `ー i  ヘ  ', \
     |   /     ハ/  _\(:::::::::.∨::} // ヽi   '., |ヽ ヽ
     |   /    /  z===ミx ヽ,  /}ノ´_,,..  リ丶   '., } \i
     |  /    / (ん' 入_ハ   ソノ   -=ミx  》    ',|   `
     |/ 〈    〈   乂 `Y´ソ      ' ん'_人ハ i:|     }  しばらくそのままでお待ちください
    /  i :.   ヽ_ ,,..  ̄       .  乂 Yソ ./    /   放送事故ではありません
    /   ::.:::.. ::...  、_/////    ┃      ̄ ∠ ..: .: /
  丿ノ   :::::::::::::::.  \_  ,     ┃  ///// ノ::::::: ノ
  ル {   ..::::::::::::::::::.......ー´   rー、_ .┃       /  ..\
  i   Y  .::::::::::::::::::::::::::::::ヽ       ーっ    /:::::. `  \
     |  .::::∧:::::::::::::::::::::::::i    ` ー, ´    <:∧:::::. i \〉
     \ ::/ |::::::::,、::::::::::,、:|`     ┃  ...::::::::::/ \ .ノ
      V  \〈 ヽ::::::| Y     ̄ ┃:::::::::::::∧::i   Y

           ` / `く       「  ̄`i   v
         _,.-'    \     丶 ∧l        〆\
      ,..:::::::::::::::::::\    ,-─ 二 ー、  i、ー-  、      \
    /::::::::::::::::::::::::::::\ / -´ __ ノ´:::::::::::::::::::::\       \( ̄` ー 、
   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'    ソ   (       )::::i  (      ソ ̄`

結衣「しかし千歳はどうしてそんなことを言い出したんだろう?」

綾乃「ひょっとして千歳は私のギャグが嫌だったのかしら……」

京子「いや、あの千歳だぜー? 例えそうだったとしても『寒いからやめろ』なんてひどいこと言わないでしょ」

綾乃「た、確かに……。千歳が言うんだから相当なんだと思ってたわ」

結衣「とにかく本人に聞いてみないことには始まらないだろ」

綾乃「えっ、ち、千歳に聞くの?」

京子「大丈夫大丈夫!私らがついてるからさ!」

綾乃「でっ、でも―――っ!」

京子「そうと決まれば生徒会室にレッツゴー!」

やっぱりギャグのつもりやったんや

向日葵「……」ガクガク...

櫻子「……」ヒック、ヒック...

りせ「……」プルプル...

西垣「……」ズーン...

結衣「な、何だこの陰気な空間は……」

京子「うおぉ、息が詰まる……」

綾乃「み、皆どうしたの!?」

西垣「……おぉ、杉浦か」

綾乃「先生、いったい何があったんですか?」

西垣「あぁ、池田がちょっとな……」

綾乃「千歳が?」

千歳

千歳『古谷さんそのお嬢様言葉何なん? キャラ作りの一環なん? お上品ぶりたいん?』

千歳『古谷さんお嬢様なん? ちゃうやろ? 正直痛いでそれ?』

千歳『大室さんは古谷さんが居らんと何も仕事せえへんな? 何で生徒会に入ったん?』

千歳『古谷さんと張り合うばっかで、自分一人で何もできひんの?』

千歳『会長、西垣先生にしか言うてること通じてへんって、今までどうやって生きてきたんですか?』

千歳『そもそも声出しとる? 声出ぇへん病気なん? コミュニケーションとられへんって深刻やで?』

千歳『西垣先生は何で先生になったん? 科学者じゃあかんかったん? 学校の先生って勉強教える仕事やで?』

千歳『仕事を疎かにして趣味に没頭するなんて社会人失格なんとちゃうんですか?』

―――

西垣「……と、来るなり延々な」

結衣「……」

京子「……」

綾乃「……」

西垣ちゃんが落ち込むって・・・千歳一体・・・

確かに西垣先生はなんで教員なのか謎

>>24
この千歳に某中村先生に対して一言言わせたいな

西垣「それで今図書室で調べ物してくるって出ていったんだが」

西垣「いやぁ、流石の私も少し堪えたよ……」

結衣「い、一体何がどうなって?」

綾乃「そんな……、まさか千歳が」

京子「……」

京子「わかった、これはきっとドッキリだ!」

結衣「……は?」

綾乃「唐突に何言って……」

西垣「成程、ドッキリか」

綾乃「先生まで!?」

こいつ千鶴だろ…

京子「あの毒舌っぷり、実は千鶴だったと私は踏んだね!」

綾乃「えー……」

西垣「双子の入れ替わりを疑え、はトリック物の基本だな」

結衣「いやトリックって……」

京子「ちょっと皆を驚かせようとして千歳と千鶴が今日一日入れ替わっていたんだよ」

西垣「そして今はドッキリ大成功の看板を取りに行ったというわけだな」

結衣(……どう思う綾乃?)

綾乃(いや無いでしょう……)

結衣(だよな……。だいたいドッキリにしたって悪質すぎる)

綾乃(えぇ、千鶴さんだって悪い人ではないし……)

千鶴かとも思ったけど、向日葵や櫻子に対して的確に突っ込めるほどの知識や
千歳のふりをして関西弁を喋る能力はあるんだろうか

>>32
双子の姉妹で言葉違うっておかしくないか?

>>33
そのりくつはおかしい

西垣「とすると図書室に行くと言ったのは嘘かな」

京子「よし、千鶴……もとい千歳に問いただそう」

京子「そんじゃ!ちょっくら1組行ってくる!!」ダッ!!

結衣「まぁ、どっちにせよもう片方に聞けば何かわかるだろ」

綾乃「そうね……」

京子「何か朝から体調が悪いって言って保健室に居るらしいよ!!」ダダッ!!

結衣「早いなおい」

>>33
それは別にありなんじゃね

たとえば、関西から高岡に引っ越してきて、関西弁のままでも普通に友達ができた千鶴と
友達ができなさすぎる一因が方言であると考えて自ら矯正した千鶴、とか

りせ会長が可愛すぎてたまらない

保健室

京子「千歳ぇ!!ここにいるのはわかってるんだぞ!!」

千鶴「うわっ!!」ビクッ

結衣「こ、こらっ!静かにしろ!」

綾乃「ここ保健室よ!」

京子「ふっふっふ、観念しろ千歳、お前たちのドッキリは既にバレてるんだぞ~」

千鶴「はぁ? ドッキリ? いったい何言って……」

千鶴「―――あ。まさか、姉さんが……?」

結衣「千鶴、千歳について何か知ってるか?」

京子「いやだからこいつが千歳―――」

千鶴「ごめんなさいっ!」

綾乃「千鶴さん!?」

京子「おーい……」

しえn

むっふ

興味深い

また奈良漬けの食いすぎか

wktk

千鶴「実は今朝登校する最中に私が車に轢かれそうになって……」

綾乃「えぇっ!?」

千鶴「姉さんが手を引っ張ってくれたおかげで大丈夫だったけど、その時姉さんにもたれかかってしまって」

京子「ふむふむ」

千鶴「それでバランスを崩した姉さんは電柱に強く頭をぶつけてしまったんだ……」

結衣「あー……」

千鶴「幸い怪我は大したこと無かったんだけど、急に人が変わってしまったように口が悪くなって……」

千鶴「いつも優しい姉さんが私にあんな……、あんな……」ジワァ...

結衣「やっぱりな……」

綾乃「薄々気づいてはいたけどね……」

俺の千歳ちゃんはこんなんじゃない!

京子「そんな漫画みたいなこと……」

結衣「だからお前がそれを言うな」

京子「何度聞いても信じらんないっつーの」

綾乃「事実なんだからしかたないでしょ」

千鶴「ひっく……、ぐすっ……、姉さん……姉さぁん……」ポロポロ

結衣「大丈夫だ千鶴、千歳はすぐに良くなる」

千鶴「ほ、本当ですか……?」ヒック...

綾乃「えぇ、必ず私達が治してみせるわ」

千鶴「船見さん……、杉浦さん……」

京子「だからさ、泣くなよ……千鶴」グッ

千鶴「お前は死ね」

京子「ちくしょう」

京子「となると本当に図書室に行ったのかな」

結衣「まぁ、だろうな」

綾乃「急ぎましょう、これ以上被害者が出ないうちに」

京子「おう!」

結衣「その前に道具が必要じゃないか?」

綾乃「あ、それもそうね」

京子「道具って?」

結衣「バールのようなもの……とかかな」

毒舌なね...千歳もいいな

生徒会室

西垣「頭を打って……ねぇ」

綾乃「だから何か頭を殴れるような道具を探しに来たんですけど」

西垣「興味本位で作った釘バットならあるぞ」ゴトンッ!

結衣「何でそんなものがあるんですか……」

京子「おぉ、すげー初めて見た」

綾乃「千歳が死ぬわ!?」

西垣「侮るなよ、これはただの釘バットじゃない。爆発して釘が四方八方に飛び散るようになってるんだ」

結衣「うわっ!?」ズザザッ!!

京子「怖っ!?」

綾乃「はっ、早くしまってください!!」

せやな

西垣「じゃああとはバールのようなものしか無いな」

結衣「結局これになるのか」

綾乃「釘バットよりはマシとはいえ……」

京子「つーか私もこれで殴られたの?」

結衣「いや、あの時は結局―――」

京子「結局……?」

結衣「……まぁいいだろその話は、今は千歳だ」

京子「えー気になる」

結衣「今度な今度」

綾乃「……」

結衣「キスしたら治った」

図書室

ガラッ
京子「池田千歳ぇ!!!」

綾乃「しっ、静かにしなさい!」

結衣「だから何でいちいちそう声を張り上げるんだ!」

―――きいいいいいいぃぃぃぃ!!!

京子「なんか私以外にもうるさい人がいる」

綾乃「うるさいって自覚はあるのね」

結衣「って、あれちなつちゃんじゃないか」

京子「マジだっ!! ちなつちゃ~ん!!」ダッ!!

ちなつ「何なのあの人!?信じらんない!!」キーッ!!

あかり「お、落ち着いてちなつちゃん」

京子「ちなつちゃ~ん!!」バッ!!

ちなつ「ふん……っっっっ!!!!」ゴッ!!!!

京子「ごふぅっっ!!」

あかり「あぁっ!? 京子ちゃん!!」

ちなつ「今私機嫌が悪いんです、近づいたら何をするかわかりませんよ……」

京子「もっと早くその忠告が聞きたかった……」プルプル...

ねえ...千歳に罵られたい

結衣「どうしたの、ちなつちゃん?」

あかり「あっ、今ちなつちゃんに近づいちゃ―――」

ちなつ「結衣せんぱぁーい!!」ダキッ

結衣「おゎっと!」

あかり「あれ……?」

ちなつ「ふえぇ~ん、聞いて下さい!ひどいんですよ池田先輩ってば!」

綾乃「やっぱりここにいたのね」

結衣「ちなつちゃん、その話よく聞かせて」

あかり「京子ちゃん大丈夫……?」

京子「ふっ、効いたぜちなつちゃんの愛の拳……」ピクピク

百合じゃないとしつこく支援する人いないんだ
なるほどなっとく

ちなつ「私、あかりちゃんと一緒に図書室で勉強してたんです」

ちなつ「そしたら池田先輩が来て、目があったから挨拶をしようと思って近づいたんですよ」

ちなつ「そしたら急に、急にですよ?」

千歳『聞いたで、そういえば吉川さんって腹黒いんやってなぁ。っていうことは普段は猫かぶっとるん?』

千歳『媚びるの上手やねぇ、千鶴にも見習ってほしいわ』

ちなつ「―――なんて失礼なこと言うんですよ!!」

ちなつ「私全然そんなこと無いんですよ? 全然身に覚えが無い罵倒ですけど、でも頭にきちゃって」

ちなつ「ちょっと口喧嘩みたいになっちゃったんですよ」

結衣「それで千歳は?」

ちなつ「さぁ……、戻るとか言ってた気がするので生徒会室とかじゃないですか?」

綾乃「入れ違いになっちゃったのね……」

スレタイに京子やあかりがふくまれてないからだろう
認めたくないけど

しつこくしたいけど生憎作業中ねん

私怨

千歳かわいい

はいはい。セシウム茶でいいわね?

急GO!!

ちなつ「なるほど、頭を打って……」

あかり「池田先輩があんなにひどい事言う訳ないもんね」

京子「ところであかりは何も言われなかったの?」

あかり「えっ? う、うん……」

ちなつ「あぁ、池田先輩気付いてなかったみたいだったけど」

あかり「えぇっ!! で、でも何か言われるよりはそっちの方が良かったのかな?」

結衣「うーん……」

綾乃「船見さんどうしたの?」

結衣「いや、本当に千歳が生徒会室に行ったんなら、どっかで会うはずじゃないかと思って」

京子「確かに、私たち生徒会室から来たんだしね」

千歳スレ増えろ

おう

綾乃「じゃあどこに……」

京子「教室とかじゃない?」

結衣「かな、とりあえず行ってみよう」

結衣「というわけで、ちなつちゃんまた後でね」

ちなつ「は~い」

京子「ちなつちゃん、また後でね!」

ちなつ「あかりちゃんここ解った?」

あかり「えっとねー」

京子「あぁんっ」

紫煙

2年5組

京子「失礼します……」

結衣「何で自分の教室に入る時だけ腰が低いんだよ」

綾乃「もうツッコミ疲れたわ……」

千歳「あれ、三人揃って何しとるん?」

綾乃「千歳……」

京子「やっと見つけた!」

結衣(あぁ、確かに大きなたんこぶがある……)

①①①①

この状態で酒を飲ませると...?

しえん

千歳「もう何なん? 皆してアホみたいな顔しとるで?」

京子「うっ、確かにこれはクるものがあるな……」

結衣「相手が千歳な分尚更な」

綾乃「でしょ……?」

千歳「そや、うち歳納さんに言いたいことがあってん」

京子「ぎくっ!」

千歳「いつになったら茶道部の無断使用やめてくれるんかなぁ? うちと綾乃ちゃんで散々言うとるはずやで?」

千歳「だいたい、ごらく部……? いうたっけ? 新しく部を作るにしたってもうちょっと……、なぁ?」

千歳「というかそれ以外にも色々破天荒な行動しとるけど、目に余るもんがあんで」

千歳「周りの迷惑とか考えんと自分勝手ばっかしよるやんな? いつか手痛いしっぺ返しが来んで?」

千歳「あとなぁ―――」

姑みたいになってる

京子「……ぅ」プルプルプル

綾乃「と、歳納京子……」

結衣(あー、これはマジなやつだな……)

千歳「聞いとるん歳納さん?」

結衣「そこまでにしてくれないか、千歳」

京子「ゅ、ゆい……」

綾乃「船見さん……」

千歳「あんなぁ、船見さんも船見さんやで。いつも歳納さんとおるやろ? ちゃんと言うてくれな」

千歳「保護者みたいなもんやろ? ちゃんと手綱を握っててもらわな困るで」

結衣「それに関しては、悪いと思ってる……ところもある」

千歳「ふーん……、せやったらええねんけど」

>>47
千鶴って原作だと敬語なの?

期待

千歳「そうそう、ここの3人にはっきりしといてもらいたい事があんねんけどな」

京子「な、何……?」

結衣「はっきりしてもらいたい事?」

綾乃「千歳……?」

千歳「まず船見さんやけど―――歳納さんのことどう思っとるん?」

結衣「っ!?」

綾乃「ちょっ!!」

京子「……?」

木間市

木間氏がアップを始めました

鼻血はスタンバイしてるのか

木間市「…」ソワソワ

また木間市か

千歳「綾乃ちゃんはこれ以上仲を進展させる気があるん?」

千歳「そして歳納さんは二人のことをどう思っとるん?」

千歳「うちなぁ、なんや3人の何とも言えんラブコメみたいな関係を見とると無性に―――」

千歳「イライラすんねん」

京子「な、何言ってるの千歳……?」

結衣「わ、私は……」

綾乃「……」

千歳「そや、良い機会やしはっきり言うたらええやんか綾乃ちゃん」

千歳「実は歳納さんの事が―――」

綾乃「千歳、それ以上言ったら罰金バッキンガムよ」

千歳「……綾乃ちゃん、それやめ言うたやろ」

綾乃「やめないわ」

京子「綾乃……」

結衣(……笑うな、笑うな私)プルプル

ぶん殴れ

結衣が空気読んでる・・・

綾乃「ごめんね、千歳。いつも私に付きあわせちゃって」

綾乃「下らない相談に乗ってもらったり、つまんないギャグをそばで聞かせたり」

綾乃「今までつい頼りがちだったけど、そういうの結構負担になってたのかもしれないわね」

綾乃「千歳ってばずっとにこにこしてるから、今日まで気づかなかった」

綾乃「ひょっとしたら、その不満はただ頭を打ったからってだけじゃない」

綾乃「普段から千歳が心の奥で溜め込んでたものなのかもね」

千歳「綾乃ちゃん……? 何言うて……」

綾乃「千歳、いつもありがとう」

綾乃「私今度からもっとあなたのわがまま聞くね」

綾乃「だから……」ギラッ...

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/::::/> '"´::::_,..-‐ァァ::'"´::::::::::::::/::::::::/:::::::::/::/ヽ     .し こ だ
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/:::/i:::/ / /' ``メ、弋ハ //イ'"/:::>::´::/:::イ::::l::::   : .だ
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//                 /     /ヽ、``ヽ、}:|リ:::::::::/::         笑
/                         } ``┴'ソ::::::/:::::         .う
                 r'⌒   /l   /::://::::::,′        な
       '´              イ/   /イ::::/::::::/        :
                          |:::/::::::/!

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                          /' l/    |
                            /,'
、                         /l/
:::``‐- .._                 /
: : ::::::::::::::::::> ,               /
: : : : :::::::::::::::::::::::::> 、       /

えっ?

千歳「……綾乃ちゃん? 何や物騒なシルエットが見えんねんけど」

綾乃「ちょっとだけおとなしくしてなさぁい!!!!」ブンッ!!

千歳「危なぁっっ!!!??? き、気でも狂ったんか綾乃ちゃん!!???」

京子「えー、このタイミングで……?」

結衣(何だろう、ちょっと気持ちがわかる……)

千歳「あかんて!!! ほんまにシャレにならんて!!! 言い過ぎたんは謝るから!!!」

綾乃「ふふふ……、大丈夫よ痛いのは最初だけだか―――らっ!!!!」ブォンッ!!!

千歳「きゃぁあああああっっっ!!!???」

綾乃ちゃんの本気


お釣り下さい


どうぞ

綾乃「待ちなさぁぁ~~~~い!!」ウフフー

千歳「いやぁああああああ!!!!!」

京子「……何だろうこの光景」

結衣「うん……」

千歳「あ、あかん本気や……。逃げな……!!!」

綾乃「あっ、教室の外に―――っ!!!」

西垣「おーい、超小型の爆弾を作ったからこれで池田の頭を吹っ飛ばせば―――っ!?」ドンッ!!

千歳「きゃあっ!!??」ガンッ!!

京子「あぁっ! 綾乃から逃れるため教室を出ようとしてドアに駆けていった千歳の目の前に
   唐突に西垣ちゃんが現れて正面衝突してしまった!!」

京子「そしてその拍子に転んでしまった千歳が頭を机の角に強打してしまったぞ!! ひょっとするとこれは!?」

結衣「何で急に解説風……」

先生なに作ってるんすかwww

爆弾wwww
社会人失格どころか人間失格になるぞ

頭吹っ飛ばす言ったぞこの教師

千歳「うぅ……」

結衣「気がついたみたいだ」

綾乃「ち、千歳……?」

京子「……ゴクッ」

千歳「あれ、なんや頭痛いなぁ?」

千歳「ん? 3人ともどうしたん? あれ? うち今まで何しとったっけ?」

千歳「はっ、綾乃ちゃんがナチュラルに歳納さんと手ぇつないどるやと!?」ブバァ

結衣「も、元に……」

京子「戻ったぁ!!」

綾乃「よ、良かったぁ」

千歳「んー? なんやようわからんけど良かったなぁ」ドバドバ

キツイ千歳は関西弁なぶん余計に怖いな

千歳は元に戻った、後は結京綾の三角関係問題だな!

千歳「うちが頭を打ってそんなことを……」

千歳「なんやごめんな皆、色々と迷惑をかけたみたいで……」

綾乃「ううん、私こそ普段千歳に頼りっきりで。ちゃんと千歳のこと考えて無かった」

綾乃「今回のことでよくわかったわ、千歳はもっと不満とか言っていいのよ?」

千歳「ふふ、何も不満なんてあらへんよ。うち綾乃ちゃんとおって毎日楽しい」

はい

千歳「生徒会室で仕事を片付けながら、大室さんと古谷さんが仲睦まじくケンカするのを見て」

千歳「実験に失敗して黒焦げになった西垣先生が会長と何やようわからん会話をしてるのを聞いて」

千歳「時々ごらく部に綾乃ちゃんと遊びに行って」

千歳「歳納さんと綾乃ちゃんが仲良うしとるのを見て興奮して」

千歳「歳納さんのボケに船見さんがツッコミを入れるのを見て」

千歳「吉川さんが入れてくれるお茶を飲んで」

千歳「赤座さんが鼻血を出したうちの心配をしてティッシュをくれて」

千歳「うち、毎日幸せや」

>歳納さんのボケ
おいまだ治ってないぞ

>>118
ボケはおめーだ

>>118
ボ↑ケ
ボ↓ケ

イントネーションで変わってくるな

千鶴も小さい頃は関西弁だったのかな
妄想内では関西弁になってたし、素は関西弁なのかも

京子「……なんだこれ、千歳が眩しい」

結衣「千歳も大概良い子だからな」

綾乃「千歳……」

千歳「ふふ、なんて顔しとるんや綾乃ちゃん。せっかくの可愛い顔が台無しやで」

千歳「それより、迷惑をかけた皆に謝りに行かなな」

綾乃「……そうねっ」

千歳「まずは……」

京子「そこでのびてる西垣ちゃんとかで良いんじゃない?」

結衣「……そうだな、そろそろオチを拾いに行かないとな」

>>120
バルクヘッドをネイティブな発音で言っただけかもしれん

オチって……

おい、まだ三角関係のイライラが解消されてないぞ

西垣「今度は私が頭を打っておかしくなったってオチだと思ったか?」

西垣「残念だったな、こんなこともあろうかとヘルメットを被ってきたのだ!」

京子「えー……」

結衣「何本気で残念がってるんだ」

綾乃「でも良かったわ、なんというか……面倒なことにならなくて」

西垣「何だ何だー、私が無事なのを喜んでくれる奴はいないのかー?」

千歳「ここにおるでー」

西垣「おぉ、流石は池田だ、よしさっきのことは全部水に流してやろう」

千歳「おおきに~」

落ちる

京子「ところで千歳の頭を爆弾で吹っ飛ばすみたいな物騒なことを言ってたけど」

千歳「……」ススス

西垣「おい笑顔のまま距離をとるんじゃない、傷つくじゃないか」

結衣「いや、でも流石にこんな状況でまで爆弾っていうのは……」

西垣「いやいや、ちゃんと安全性に考慮して、威力を残しつつ人体に危害を与えないくらいの爆弾でだな……」

綾乃「ひょっとしてそれですか?」

西垣「そうこれこれ」ヒョイ

京子「危なっ!? 踏む所だった!!」

結衣「そんなハンカチ落とすくらいの感覚で爆弾を落とさないで下さい……」

せやな

西垣「はっはっは、いやーしかし結構蒸れるなこれ」カポッ

―――ボンッッ!!!

綾乃「あぁっ、西垣先生!?」

結衣「ちょっ!?」

京子「雑に扱うから……」

千歳「でもほんまに威力は弱いんやな、怪我は無いみたいや」

全員「……」

千歳「これ、頭のところで爆発したよなぁ……」

京子「なーんか嫌な予感がするんだけど」

綾乃「奇遇ね歳納京子」

結衣「やれやれ……」

むむん

西垣「は―――っ! いけない寝過ごしちゃった! パーティーに遅れちゃう!」



                                         終わり

マジか

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

執筆乙

乙ー
西垣ちゃんや生徒会長が変になるのってあんまりみないよね

西垣「私ったら、こんな格好で、髪もドリフみたいになっちゃって、もう最低っ!☆」

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