京子「あれ、なんだこれ……?身体が……」(189)


京子「結衣ー。いつまで起きてるんだー?そろそろ寝ないと!」

結衣「お前のゲームが終わるのを待ってたんだが」

京子「そうだったっけ?」

結衣「お前の脳みそはどうなってるんだ、ついさっきまでゲームしてただろ」

京子「まあまあ気にしない気にしない!それより早く布団敷いて寝るぞー!」

結衣「全く……ほら、敷くからどいて」

京子「はっはっはー!まあそう急かすでないメイドよ!」

結衣「誰がメイドだ!知らないぞ。自分の分は自分で敷けよ」

京子「えっ!?」

結衣「そんなに驚いて……それくらいしてくれないと困る」

京子「いや、そうじゃなくて」

結衣「ん?」

京子「一緒の布団じゃないの?」

結衣「はい?」

結衣「なんでわざわざ一緒の布団で寝るんだよ」

京子「えー、なんかそっちの方が楽しそうじゃん?」

結衣「却下」

京子「えー」

結衣「いいからさっさと自分の分敷いちゃえよ」

京子「ちぇー。たまにはいいじゃんか結衣のケチ」

結衣「無駄に窮屈になるだろ……。眠れなかったら困るし……。明日も学校なんだから」

京子「はーい……」ファサ

結衣「……」

京子「完了!」

結衣「よし、じゃあ電気消すぞ」

京子「ね、結衣、結衣」トントン

結衣「ん?」クルッ

京子「……」ムチュー

結衣「うわっ!!」ビクゥ

結衣「何してんだ!!」ゴチンッ
京子「あいたー!!」

結衣「はぁ……ほら寝るぞ」
京子「はーい……」モソッ

結衣「入ったか?じゃあ電気を消してっと……」
京子「……真っ暗だ」

結衣「そりゃそうだろ」モソッ

京子「……」

結衣「……」

京子「……」
結衣「……」

京子「……」モゾッ

結衣「……」

京子「……」モゾッ

結衣「……」

京子「……」ソーッ

結衣「おい」
京子「」ビクッ

結衣「なんでだんだんこっちに寄ってきてるんだよ」

京子「あちゃー、バレちゃった?」

結衣「バレるに決まってるだろ」

京子「でもまだ結衣の領域には侵入してません!」

結衣「ほとんど境目のとこにいるじゃないか……」

京子「なんか自分と人の布団の境目の部分ってひんやりして気持ちいいんだよねー」

結衣「そうなの?」

京子「うん。結衣もくる?」

結衣「いや、いいよ」

京子「えー、なんでよ」

結衣「京子がいるからいけないだろ」

京子「モーマンタイ!」

結衣「ありまくりだよ」

結衣「重なっちゃうじゃん」

京子「いいじゃんいいじゃん、あの双子みたいに幽体離脱ー!とか言えば」

結衣「虚しすぎるよ。それに京子と私は双子じゃないし」

京子「ちぇー」

結衣「早く寝ろ」

京子「楽しいのにー。幽体離脱しようよー」

結衣「しつこいぞ」

京子「……じゃあ私が結衣の方まで移動する」

結衣「なぜそうなる!」

京子「幽体離脱がしたいのだ!!」

結衣「お前の執念が恐ろしいよ」

京子「うりゃりゃー!」ゴロゴロ

結衣「本気でくるのかよ!!」

京子「はっはっはー!」

結衣「うっ……重い……」

京子「乗ったぞー!」
結衣「おい京子」

京子「ん?」

結衣「降りろ」
京子「えー」

結衣「降りろ」
京子「……」

結衣「降りろ」
京子「……幽体離脱ー!!」ガバッ

結衣「やるの!?この流れで!?」
京子「はい降りた!」ゴロッ

結衣「はぁ……満足したか?」

京子「んー、ちょっと物足りないかも」

結衣「そっか。もうしないぞ」
京子「えー、あと一回!」
結衣「ダメだ」
京子「……はーい」

京子「動け・・・!結衣!何故動かん!!」
ちなつ「京子先輩には分かるまい!この私の体を通して出る力を!!」
ちなつ「ここから!いなくなれーーーー!!!」

結衣「で」

京子「ん?」

結衣「なんで自分の布団に戻らないの」

京子「……」

結衣「……」

京子「いつでも幽体離脱ができるように!」
結衣「もうしないって言っただろ」

京子「……だめ?」

結衣「……はぁ」

結衣「まあ、いいよもう……面倒だし」

京子「イエーイ!!結衣のとなりゲット!!」ムチュー

結衣「調子に乗るな!!」ゲシッ

京子「いたーっ!……ちぇっ、暗いから見えないと思ったのに」

結衣「本気でするつもりだったのか……というかもうとっくに目ぇ慣れてるし」

京子「暗闇の馬鹿野郎!!」

結衣「なんか間違えてるぞ、色々と」

結衣「とにかくもう寝るぞ。というか寝させてくれ」
京子「えぇー、まだまだ夜はこれからだぞ!」
結衣「そういうノリいいから」

京子「なんか結衣が冷たいよー」

結衣「京子にかまってあげたい気持ちより寝たい方が大きいんだよ」

京子「……ちぇっ」ネガエリゴロン

結衣「……」

京子「……」

結衣「……」

京子「……」

結衣「……」

京子「……」

結衣「……京子」

京子「なにっ!?」クルンッ、キラキラ

結衣「……な、なんでもない」

京子「えー、なにそれ」
結衣「なんでもないったらなんでもない」

結衣「ただ寝たかどうか確かめようとしただけだよ」

京子「なーんだ。てっきり」

結衣「てっきり?」

京子「急に静かになった私に結衣が寂しさを感じたのかと思ったのに」

結衣「うっ」ギクッ

京子「なんかあるじゃん?そういうの!
   ずーっとつきまとわれて鬱陶しかったのにある日を境にぴったりつきまとわれなくなって、
   あんだけ鬱陶しかったはずなのになんだか寂しいなって思っちゃうみたいな!?」

結衣「……寝ろ」

京子「ちぇー」

結衣「……」

京子「……」

京子「……」

結衣「……」

京子「……」

結衣「……」

京子「……眠れない!!」ガバッ

結衣「はしゃぐからだ」

京子「どうしよう結衣ー、眠気がどっかに吹っ飛んじゃったよー」

結衣「もともと眠気なんか無かっただろ」

京子「……てへっ」

結衣「……はぁ。なんだか私まで目が覚めてきちゃったよ」

京子「えっ!?ホント!?」

結衣「……嬉しそうだな」

京子「うっふっふー!ね、なにする?」

結衣「……なんかしないといけないのか?」

京子「もっちろん!!」

結衣「はぁ……といってもなんにもないぞ」

京子「うーん……」

結衣「うーん……」

京子「あ、そうだ!!」

結衣「ん?」

京子「幽体r」

結衣「却下」

京子「は、はやいっ……!!」

結衣「大体予想ついてたからな」

京子「さすが結衣さん。じゃあさ、あれやろうよ!しりとり!」

結衣「……まあ、定番だな」

京子「じゃあ、私からね!ミラクルん!!」

結衣「おい、終わったぞ」

京子「あちゃー、負けちゃったかー」

結衣「なにがしたいんだよ……」

京子「じゃあ、はい!!」バッ

結衣「……いや、なにしてんの」

京子「何って、罰ゲームだよ」

結衣「はい?」

京子「負けた方がくすぐられる!!」

結衣「今適当に考えただろ」

京子「鋭い!!でもなんかないとおもしろくないじゃん」

結衣「……おもしろくなくてもよくない?」

京子「ダメダメダメ!!そんなのつまらない!!」

結衣「……わかったよ」

結衣(こうなると聞かないからな……)

京子「さあどうぞ!!」バッ

  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < 飯
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|    \_______
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\

まーた放置ゆるゆりSSスレか

京子が主役で面白いゆるゆりSS教えてください!感動ものだとなお良いです!!

>>70
京子「皆が私に気合を入れる…」
感動モノではないが読んどいて損はない

おいーーっ!!気合で早くしてくれーーっ!!!!(オイッオイッ

>>73


読みます!
明日は休日なので他にもオススメがあれば教えてください!!

>>82イエキも読めよ(オイッオイッ

京子じゃなくていいなら色々ある
あかり「クソワロタ」
結衣「疲れた…」
イエキ
ここら辺は途中は鬱、ハッピーエンド
イエキはまぁ、ハッピーエンドだろう

個人的に鬱の最高峰は
向日葵「だよねー!」
向日葵の口調がおかしいのは読めば分かる

しかも構ってちゃんの>>1が多い

どうなってんだよ…

ヘタでもいいから、マジで作家気取りやめて欲しい

終わった後に「乙」とか言われて
「お前らのおかげで勉強よりもやる気出てきた!また書くから楽しみにしててくれ」
とか言うヤツなんなんだよ…途中で処女作です!とか言っちゃうし

内容はどうでもいい、面白いかは後
構ってちゃんと放置は…やめてくれ…!

結衣「くすぐるったってどこをくすぐればいいんだよ……」

京子「うーん……自由?」
結衣「ずいぶん投げやりだな」

京子「だってわかんないんだもーん」
結衣「じゃあ……横腹?」
京子「……」

結衣「……なんで黙るの」
京子「結衣が決めることだから」
結衣「……ああもう」

結衣「考えるの面倒になってきた」

京子「……」

結衣「……」ツンッ

京子「ぶっ!」

結衣「」ツンツンツンツン
京子「あはっ、あははっ!ちょっ、結衣!!あはははっ!!」

結衣「」ツンツンツンツンツンツン
京子「あはっ!!ひ、ひぃ!もうだめ!!ギブ!!ギブ!!」

結衣「……なんだこれ」

京子「はぁ……はぁ……死ぬかと思った」

京子「くっそー!!」

結衣「はぁ……」

京子「じゃあ次!!」

結衣「まだやるのか」

京子「もっちろん!!じゃあいくよ!?」

結衣「ああ」

京子「歳納京子!!」

結衣「……コアラ」

京子「ライバルん!!!!」

結衣「おい」

京子「あ……」

結衣「……わざとやってるのか?」

京子「いや……なんか、反射的に」

結衣「まあ、私の勝ちだからいいけど」

京子「なんだよー」

結衣「はい、仰向けになって力抜いて」
京子「……くっそー」グタッ
結衣「どこにしようかな……」

京子「……」

結衣「……」

京子「……」

結衣「……首にしよう」

京子「ああ!それだけは!」
結衣「決まりだな」

京子「や、ダメダメ!!首はダメ!!」

結衣「問答無用」コチョコチョ
京子「ちょ!!ほ、ほんとにひひひひひひ!!あはっ、あはははははは!!!」

結衣「……」コチョコチョ

京子「む、無理!!ホントぶはっ!!に無理!!ホントにひ!!」ジタバタ

結衣「……」コチョコチョ

結衣(なんだろうこれ……なんか……なんだろう……なんか、いいな)コチョコチョ
京子「あはははははははっ!!!死んじゃうって結衣ぃ!!あはは!!あぁぁ!!」

京子「はあ……はあ……もうダメ……もう死んじゃう」

結衣「懲りたか」

京子「ひぃ……疲れたー。すごい汗かいた」

結衣「京子熱い」

京子「はあー……」グッタリ

結衣「……ほんとに熱そうだな」

京子「……うん」

結衣「……」

京子「……」

結衣「……」

京子「……隙ありっ!!」ガバッ

結衣「ちょっ!?」

京子「へっへっへー、とっつかまえた!!」ウマノリ

結衣「ちょ!負けてないだろ!!」

京子「そんなの関係ないよーん!悔しいんだもん!」

結衣「ずるいぞ!」

京子「嫌なら振りほどけばいい!」

結衣「くそっ!このっ!」ジタバタ

京子「無理無理!無理だよーん!」ガシッ

結衣「京子!怒るぞ!」

京子「もう怒ってるじゃん」

結衣「ほんとのほんとに怒るぞ!!」

京子「もうほんとのほんとに怒ってるじゃん」

結衣「このっ……!」

京子「ほら!くらえー!」

京子「京子アターック!!」コチョコチョコチョコチョ

結衣「きょ、京子!!やめ……あはははははははっ!!!」

京子「うりゃうりゃうりゃうりゃ」コチョコチョコチョコチョ

結衣「あはっ!!ほんとに!!こっ、あはははははははっ!!!」ジタバタ

京子「どうだ思い知ったかー!」

結衣「はあ……はあ……なんなんだよ……ほんとに」

京子「あ~、熱い!!」ゴロン

結衣「ほんとだよ全く……汗かいちゃった」

京子「ふう……」

結衣「……ふう」

京子「……」

結衣「……」

京子「……ふふっ」

結衣「……ははっ」

京子「……あーあ……」ゴロン

結衣「……なにしてんだろね、ほんと」

京子「楽しいからいいじゃん」

結衣「……まあ、そうだな」

京子「結衣ぃ~」

結衣「なんだよ、情けない声出して」

京子「くっついていい?」

結衣「……はい?」

京子「くっついていい?」

結衣「……何言ってんの」

京子「くっつきたいんだよ~」

結衣「……はあ、どうしたんだよ急に」

京子「ん~……わかんない」

結衣「……はあ」

京子「……」

結衣「……」

京子「」ギュッ

結衣「……はあ」

京子「はっはっはー、どうだね結衣さん」

結衣「何が」

京子「私にくっつかれてる気分は!」

結衣「熱い」

京子「え~」

結衣「熱い」

京子「え~」

結衣「熱い」

京子「え~」

結衣「他に返す言葉ないのかよ」

京子「結衣の方こそ」

結衣「あ、やばい、ほんとに熱い」

京子「私も熱い」

結衣「じゃあ離せよ」

京子「嫌だ」

結衣「いや、離せよ」

京子「嫌だねー」

結衣「わがままだな……」

京子「結衣を困らせたい!!」

結衣「いや、そんないい笑顔で言われても」

京子「」コチョ

結衣「ちょっ!!」ピクッ

京子「ふふふ」

結衣「……布団」バッ

京子「えっ?なんで?」

結衣「……いいだろ、別に」

京子「あついじゃん」

結衣「……じゃあいいよ」ムスッ

京子「……ん?」

京子「……はは~ん、さては結衣さん、甘えたくなってきたのかな?」

結衣「なっ!ち、ちがうよっ!!」

京子「ふ~ん」ニヤニヤ

結衣「ちがうって言ってるだろ!」

京子「いいよ、布団。かぶろうよ」

結衣「いいよ別に」

京子「……いいよ?」

結衣「…………じゃ、じゃあ、かぶる」ファサッ

京子「ふっふっふ、それでいいのだー」

結衣「……」ドキドキ

京子「……なんか、変な感じだね」

結衣「そ、そうか?」

京子「……布団に頭まで包まれるのって、落ち着くね」

結衣「……う、うん」

京子「……結衣」ギュッ

結衣「!!」ビクッ

京子「なんちゃって!なんか変」

結衣「変?変ってどういうことだ?」

京子「ん……」

結衣「……ん?」

京子「……わかってるくせに」

結衣「え!?」

京子「……」

結衣「わ、わかっ……」

京子「……いいもん」

結衣「えっ?」

京子「……」

  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < 落としどこねぇし終わるわ
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|    \_______
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\

結衣「やめろ!」ドン

京子「痛っ……頭うっちゃったじゃん」

結衣「ごめん、怖くて」

京子「あれ、なんだこれ……?身体が……」

結衣「どうした京子?戻っておいでよ」

京子「身体が……動かない?」オロオロ

結衣「え?ふざけてないで戻って…」

京子「身体が動かないんだよ……」

その後私は救急車を呼んだ。
打ち所が悪く京子の身体は全く動かず、治る見込みもないそうだ。
私のせいで……


   完

今更だけど>>1じゃないです
別endが良ければ適当に書いてください

  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < 実は>>1です。反省してますん。
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|    \_______
\  `ニニ´  .:::/
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