女「それじゃあ妹ちゃん、露天風呂行こっか!」(198)

女「まさか近所に温泉があるなんてね。しかも露天風呂!」

妹「うん、幼稚園のお友達もよく来てるんだって!」

女「へぇ~。もしかしたらあっちで会うかもね」

妹「今日も来るって言ってた!」

女「そうなんだ。会ったらお母様にご挨拶もしないと…」

妹「あ、こっちこっち!着いたよ!」

女「あ、ちょっと待って!……って」


女「ここって……混浴温泉?」

女「うわぁ…うわぁ……」モジモジ

女「男の人とかいたら……やだなぁ……」

妹「どうしたのお姉ちゃん、早く早く!」ヌギヌギ

女「う、うん。ちょっと待っててね」

女(こういう所って大抵おばあさんしかいないって言うし……大丈夫かな……?)

妹「早く~~~~!!」

女「分かった分かった、今行くから!」

女「わぁ、結構広いのね!お風呂もいくつもあるし」

妹「キャッキャッ」

女「あ、危ないから走っちゃダメ!」

妹「ぶぅ~~」

女「まったくもう……」

女(見た感じおばあさんの集団しかいないみたいね。……って」

男「………………」シャコシャコ

女(う、うわぁ……男の人、いるし………)

妹「どうしたの、お姉ちゃん?」

女「ううん、なんでもない」

女(うぅ………)

女(どうしよう。体洗いたいけど、あの人どっか行ってくれないかな……)

妹「あ!お~い!!」

女「妹ちゃん!走っちゃ……」

男児「あ、妹ちゃんだ!」

妹「やっほー!」

女児「妹ちゃんも来たのね!」

女「あら、妹ちゃんのお友達?」

男児・女児「こんばんは!!」

女「こんばんは。二人とも元気いっぱいね」

女「二人とも、お母さんいるかな?私挨拶しないと……」

女児「ママ?今日は一緒じゃないよ。ねー?」

男児「ねー」

女「そうなんだ……それじゃあ代わりに一緒に来てくれた人はどこかな?」

男児「オジサンのこと?」

女「お、オジサン……?」

男「おいおいガキども、勝手にうろちょろするな……って」

男「お、女さん!?」

女「わ、わ、男くん!?なんでこんな所に……!」

男児「オジサン!このお姉ちゃんがオジサンのこと探してたよ!」

女「!?」

女「そうだったんだ。男くんのお姉さんの子供だったのね」

男「あ、えっと…うん、そうそう」ドキドキ

男(やばいやばいやばい、なんだこの状況……なんで同じクラスの女さんが……)

男(やっぱり、おっぱいでかいな……じゃなくて!)

男「お、俺もう上がるよ!じゃあまた明日学校で……」

女「あっ……」

男「お前ら!帰るぞ!」

甥「やだーー!!まだ全然お風呂に入ってないし!!」

姪「妹ちゃんともっと遊びたーい!!」

男「ワガママ行ってないで早く……」

女「あ、あの!」

男「な、なに…!?」ドキッ

女「まだ残っていっても……べ、別に大丈夫だから、私……」

男「へ……?」

女「ほ、ほら!甥君も姪ちゃんもまだ帰りたくないみたいだし……」

男「いや、でも……」

女「あ、あはは……私なに言ってるんだろ。ごめんね」

男「あ、いや……じゃ、じゃあ……もうちょっとだけ……」

女「~~♪」シャコシャコ

男(学年一可愛いと言っても過言ではないあの女さんが、俺の隣でシャンプーしてる…体にタオル巻いてるけど……)ドキドキ

男(どういう風の吹きまわしなんだ……)チラッ

男「あ、あの……」

女「何かな?」

男「その……嫌じゃない?クラスの男子と一緒に混浴なんて……」

女「え、えっと…恥ずかしいけど……男くんならいいかなって……」

男「えっ!?」

女「あ、いや!変な意味じゃなくてね?えっと…あ、そ、そう!お兄さんみたいでなんだか安心だなって!」

男「あ、あはは……」

男(つまり男として見られてないってことか……)ガクッ

女「…………」カァァ

女「……………」

男(き、気まずい………)

男「お、俺、あいつらと一緒に温泉に浸かってくるね」

女「あ、うん」

男「じゃ、じゃあ!」

女「えっ?ちょっと待って」

男「な、なに…?」

女「…私も一緒に行くよ。妹ちゃんの面倒見ないと」

男「う、うん…そうだね……」

男(はぁ……天国なんだか地獄なんだか……)

姪「あ、オジサン!こっちこっち!」

男「オジサンって言うな!……って、随分小さい風呂にいるな」

甥「だってあっちはおばあさん達がいるんだもん」

男「そっか。それにしても狭いな……4人でいっぱいじゃないか?」

女「そうだね…でも詰めれば5人入れそう…?」

男「いや、それはちょっとマズイんじゃないかな…」

女「だ、だよね…」

姪「えーいいじゃん。みんなで入ろうよー」

妹「楽しいよー」

女「う、うーん…じゃあそうしよっか?」

男「え……」

女「…それじゃ入ろっか」チャプ

妹「あ!お姉ちゃんだめー!」

女「ふぇっ!?」

甥「温泉に入るときはタオル取らなきゃだめって幼稚園の先生が言ってた!」

姪「ばっちいんだよ~!」

男「こ、コラッ!お前らあんまり女さんを困らせるなよ!」

女「わ、私たちは許してくれないかな…?」

妹「だめ!」

女「そ、そんなぁ…で、でも…」チラッ

姪「タオル取っちゃお!わーー!」

女「ちょ、ちょっと!いやああぁ!!」

男「ば、バカ!お前ら…」

女「うぅ……」チャプン

甥「やーい、取った取ったー」

姪「ほら、オジサンも!タオル取らなきゃダメだよ!」

男「ちょ、お前ら…やめろって!女さんもなんとかして!」グイグイ

女「ご、ごめんね。私、手が塞がってて…」くいっ

男「あ、ごめん!そういうわけじゃ…」

甥「観念しろジジイー!」

男「ジジイじゃない!オジサンだ!って…うわっ!!」ポロン

甥「取れたー!」

女「わわっ!!」カァァ

男「あ……ぅ………」ビンビン

女「お、男くん…それ……」

男「ち、ちが…これは……」

甥「すげー!!オジサンのチンチンでけーー!!」

男「バカ!やめろって!」チャプン

甥「あー、隠したー」

男「う、うるさい!お前らも早く湯に浸かれ」

姪「はーい」

女「……………」カァァ

男「……………」

甥「せまーい、つめてよー」バチャバチャ

男「コラ、暴れんなって…」ぴとっ

女「ひゃっ…」

男「あっ、ご、ごめん!くっついちゃって…」

女「あはは、別にいいよ。それにしてもホントに狭いね…」

男「そ、そうだね…」

男(女さんの腕、柔らかい…女の子の体って本当にどこも柔らかいんだ…)モジモジ

姪「キャッキャッ」バシャバシャ

男「こ、コラ、お前ら…」

女「お、男くんっ。もっとそっちに詰めさせて?」

男「う、うん…」

男「ちょ、ちょっと…詰めすぎじゃない…?」

女「ご、ごめんね。でもお風呂狭いし、子供達が暴れてるし…」

男「ホントごめんね!ウチのガキ共ときたら…」

女「ううん、大丈夫だから」

男「そ、そっか…」

女「…………」

男「…………」

男(や、やばっ…肩から足まで密着してるよ、俺ら…)ドキドキ

男(お、お尻とか、太ももも…た、たまんねっ!)

男(おっぱい、手で隠されちゃって全部見えないな…温泉の色濁ってるから大事な所もよく見えないし…)チラチラ

男(それでも胸が大きすぎるゆえに隠しきれていないわけで…)

女「お、男くんはさ」

男「な、なに!?」

女「び、びっくりした!そんなに驚かなくてもいいじゃない!」

男「ご、ごめん…」

男(チラ見してるのがバレたかと思ったよ…)

女「…男くん家ってこの辺にあるの?」

男「うん、わりと近くだよ。女さんも?」

女「私もそうだよ。今日も歩いてここまで来たから」

男「そ、そうなんだ」

男「小学校も中学校も違うよね、近所なのに」

女「私の家、学区ギリギリだったからね」

男「うん、俺も」

女「というか私、男くん家がどこにあるか分かったかも。大きなお屋敷の近くでしょ?」

男「隣の組のモブ男の家のこと?」

女「えっ、そうだったんだ。モブ男君ってあのちょっと内気な人だよね」

男「そうそう。あいつ最近彼女が出来たらしいね」

女「知ってる!モブ女さんでしょ?美人なお嬢様で有名な」

男「なんかショックだったよ俺。あんないい人がモブ男なんかと…」

女「お坊っちゃまとお嬢様だし、どこかで縁があるんだろうね」

男「はああ、なんであんな内気な奴に彼女なんて…」

姪「オジサンだってあの人とそっくりじゃん!ねー」

甥「ねー」

男「なんだとお前ら!」ぐりぐり

甥・姪「キャッキャッ」

女「ふふっ。なんか本当にお兄さんみたい」

男「そ、そんな…」

女「学校で見る男くんとは違う、意外な一面を見れました」

男「あ、あの…その……」モジモジ

姪「ヘンなオジサンー」

甥「二人とも、アッチの方に行ってみようぜ!」

姪・妹「うん!」

男「あ、お前ら!勝手にどっか行くなって!」

甥「だって狭いんだもん」

男「それでいいんだよ!」

甥「え?」

男「あ、いや……走ったりするんじゃないぞ」

甥「はーい」バタバタ

男「言ってるそばから…」

男「…………」

女「…………」

男(さっきまで普通に話せてたのに、二人っきりになってから急に気まずい……というか)

男「お、女さん…もうあいつらいないし、こんなにくっつかなくても…)

女「え?うーん……」

男「え、えっと…あはは……」

男(ど、どういうことだ?と、とりあえず離れた方がいいよな…)

女「…………」ぴっとり

男(で、でも…この柔らかい肌から離れたくない…っ)

男「っ…………」

女「…………」モジモジ

男「………っ」モジモジ

女「…………」モジモジ

男(なんか、お互いモジモジがだんだん激しくなってきてるような…)

女「………」モジモジモジ

男(肌のこすり付け合い、気持ちいい……)

女「…お、男くん!」

男「な、なに?」ビクッ

女「お、男くんってさ、見かけによらず結構筋肉あるよねっ」

男「え?別にそんなこと…わりと普通な方だと思うけど…」

女「で、でもほら!腕とかも…」さわっ

男「っ!!!」

男「う、うわっ……」

女「すごい、男の子の腕ってこんなに固いんだね…」ニギニギ

男「お、女さん……っ」」

女「すごっ……すごっ………」なでなで

男「ふぁっ…や、やめて……」

女「あっ、ご、ごめんね、男くん…」

男「う、うん……」

女「あはは、何やってるんだろうね、私…」

男「…………」ドキドキ

男(どうしよう、女さんがボディタッチしてきたせいで、我慢できなくなってきた…)

女「………」ぴっとり

男(女さんは相変わらず密着したまま離れてくれないし…このままじゃ…!)

男「ハァ、ハァ……」

女「どうしたの、男くん?具合悪い…?」

男「いや、そういうわけじゃなくて…」

女「のぼせちゃった?大丈夫…?」プニュ

男(む、む、胸が!!も、もうだめっ…!)

男「っ…………」シコシコ

女「男くん……?どうしたの?急に手をモゾモゾさせて……あっ」

男「ハァ、ハァ……」シコシコ

女「お、男くん、そういうことはお家で……」カァァ

男(流石に気づくか。でも、止まらない……っ)シコシコ

女「ほ、ほら!あの子達に見つかっちゃうよ……」

男「………っ」シコシコ

女「あ、あぅ……」

男(女さん、俯いちゃったけど、本気で嫌がる様子ないし…いいよね……?)

女「あ、あの…!」

男「な、何でしょうか」

女「…なるべく早めに終わらせてね?でないと本当に見つかっちゃう……」

男「う、うん……」

女「私、なるべく見張ってるようにしてるから、誰か来たら言うから…」

男「わ、わかった…」シコシコ

女「うん……」

男「ハァ、ハァ……」シコシコ

女「…………」チラチラ

男(さっきから女さんチラ見してきてるよな…なんか余計に興奮して…うっ……)

男「あっ……あぅっ……」シコシコ

女「っ!?」

男「あっ……ハァ、ハァ……」シコシコ

男(危なかった…油断したらすぐに出ちゃいそうだ……コントロールしないと……)

女「あ、あの、男くん…」

男「な、なに…?」

女「その…限界が来たらちゃんと言ってね?温泉汚しちゃダメだからね?」

男「わ、わかってるよ……くっ…!」

女「男くんっ!?」

男「ハァ、ハァ……だ、大丈夫……」

男(女さんが、俺のオナニーを何から何まで気遣ってくれてるんだ……っ)

女「ねえ、まだ終わりそうにない…?」

男「ごめん…もうちょっと……」シコシコ

女「早くしないと、お婆さんたちに見つかっちゃう…」

男「う、うん…ごめん……」

女「…………」

男(ハァ、ハァ…女さん…女さん……っ)

女「………………」パッ

男「お、女さん!?なんで胸を隠すのやめて…」

女「い、いいから、男くんは気にしないで。早く終わらせて…」プイッ

男「き、気にしないでって…そ、そんなの……!」

男「………ゴクン」ジー

女「…………」

男(さ、さっきはよく見れなかったけど、すごい綺麗な乳首だ……)

男(そ、それに、乳首、絶対立ってるよね…?)シコシコ

女「…あぅ……」カァァ

男「や、やば…女さん可愛いすぎ……」

女「へ…?今なんて…!?」

男「え!?い、いや、なんでもな……っ!?」

女「男くんっ!?」

男「あっ、あっ……やばい、出そう……っ!」シコシコシコシコ

男「あっ、あっ……!」シコシコ

女「男くん、立って!温泉汚れちゃう」

男「で、でも、見つかっちゃうよ…っ」

女「大丈夫、誰も見てないよ。だから立ち上がって、後ろ向こう?」

男「う、うん…っ」バシャッ

女「す、すごっ…さっきより腫れてる……?」

男「女さん、本当に見られてない…?」シコシコシコシコ

女「うん。だから安心して出しても大丈夫だからね?」

男「うん…っ、うん…っ」シコシコシコシコ

男「あっ…あっ…も、もうだめ!」シコシコ

女「いいよ、ほら、タオルに出して」

男「あっ…あっ…女さん、女さんっ!」

男「あっ、ああああああ!」ビュウッビュウッ

女「っ!?」

男「あっ!すごっ、なんでこんなにいっぱい…!?」ビュッビュッビュッ

女「や、やあぁ……」

男「あっ……」ビュッ

女「………」

男「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……」

男「………」

女「あ、あはは…すごかったね…?」

男「う、うん……」シュン

男(はああ…なにやってるんだ俺は…今頃になって羞恥心が……)

女「と、とりあえず、体洗ってきた方がいいよ?それにタオルも……ありゃ?」

男「…な、なに?」

女「これ、私のタオルだった…」

男「」ピクッ

妹「ふあぁ…眠い……」

女「もう少しでおうちだから頑張ろうねー?」

男「………」

甥「オージーサーン」

姪「オジサン、さっきからゲッソリしてるー」

男「」ビクッ

女「あ、あはは…」

男(なんであんなことしちゃったんだよ…女さんの愛想笑いがつらい……)

甥「あ!俺らこっちの道!」

女「そうなの?私達はこっちだからここでバイバイだね。ほら、妹ちゃんもバイバイって」

妹「バイバイ」

姪「また明日ねー!」

女「男くんも、また明日学校でね」

男「う、うん…」

女「それじゃ」

男「……………」

男「…………………ハァ」

甥・姪「ただいまー」

姉「おかえりー」

男「…………」

姉「男?なによ、帰ってくるなり部屋に篭って。それにしても随分遅かったわね」

甥「幼稚園のお友達の妹ちゃんと会ったんだー!」

姉「あら、そうだったの」

姪「あとそのお姉さん!」

姉「…ん?いくつくらいの子だった?」

姪「オジサンとおんなじクラスなんだってー」

姉「ほうーー?」

甥「どうしたの、お母さん」

姉「ん、なんでもないわよ。あんたたち、オジサン疲れてるみたいだから部屋に行っちゃダメだからね」

甥「???」

チュンチュン

姉「男!いつまで寝てんのよ!アンタまた遅刻でしょ!」

男「ん…んー……」

姉「ったく。起きなさい」

男「2時間目から行くからそれまで…」

姉「ハァ。だらしない生活ばっかしてるんじゃないわよ」

男「んー……」

姉「今日ゴミの日だから持ってくわよ。…って、お菓子のゴミとかペットボトルはここで捨てるなって言ってるでしょうが」ガサゴソ

男「ば、バカ!自分でやるって!」

姉「うわー、このティッシュまだねちょねちょしてるし。それに臭ーっ」

男「っ!」カァァ

姉「うんうん。昨日は随分頑張ったみたいね」

男「う、うるせえ!自分でやるって言ってるだろ!」

姉「クラスの女の子と一緒に温泉入ったんだってー?」

男「な、なんでそれを……」

姉「子供は正直だからねー」

男「クソ…あいつら……」

姉「ねーねー、どんな子?あたしよりオッパイ大きい?」

男「う、うるさい!俺風呂入るから!」

姉「ゴハン作っといてあるからねー」

友「オッス。お前また寝坊か?」

男「あー、うん」

友「お前そろそろ遅刻日数がすごいことになってるんじゃないか?」

男「ハハハ、後で教壇の上にある名簿覗いて数えてみるか?」

友「呑気な奴だなー…」

男「まぁまぁ……っと」バン

女「いたっ…ご、ごめんなさ……あっ」

男「お、女さん!お、おはよ…」

女「………」プイッ

男「え……?」

女「…………」スタスタ

男「…………」

友「…なんだ?お前女さんとなんかあったの?」

男「う、うーん……」

男(ハァ…さっき完璧に無視されてたよな…)

男(そりゃそうか、あんなことしておいて……)

男(今頃女子の間で俺のことなんて言われてるんだろ…)

男(もしかしたらクラス、いや、もう学校全体に……)

男「死のう……」

友「どうしたんだ?さっきからそんな調子で」

男「死にたい…」

友「わけわかんねえな…」

男「女さんに謝らないとな…今更謝ってどうこうなるもんじゃないけど……」

男「あっ…」

女「っ!」カァァ

男「女さん!き、昨日は本当にごめんなさい!」

女「ふぇっ!?だ、大丈夫だよ、私気にしてないから…」

男「で、でも…!」

女「あ、あの…顔、近いよ……」

男「ご、ごめん……」

女「…………」プイッ

男「あ、あの…それじゃ……」

女「……………」

女「………」カァァ

男「あ゛ーー………」

甥「ねーオジサーン、温泉連れてってよー」

男「やだよ。姉さん…お母さんに連れてってもらいな」

甥「お母さんがオジサンに連れてってもらえって」

男「じゃあ今日は温泉なしだ。ほら、どっか行ったいった」

姪「オジサンのケチー!!」

男「あーはいはい」

男(行けるわけないだろ…万が一でもまた女さんと会ったらマズイし……)

男「ハァ……」

姉「男ー」

男「なんだよ、温泉なら行かないからな」

姉「そうじゃなくて。ちょっと家の外見に行ってくれない?」

男「外?」

姉「なんかさっきからずっと家の前に誰かいるのよ」

男「誰かって…誰?」

姉「知らないわよ。とりあえず訪問販売とかなら追っ払ちゃっていいから」

男「ったく、自分で行けよ…」スタスタ

姉「あたしはご飯作らなきゃいけないの。アンタ暇でしょ」

男「はいはい…」

男「ハァ…ったく、なんだよ一体…」ガチャ

女「あっ…」

男「え…?女さん…?なんで……」

女「あっ、えっと、今ちょうど呼び鈴押すところで…」

男「…?さっきからずっといたんじゃ…」

女「そ、それは、その……」

男「それで、一体なんでうちに…」

女「えっと…その……」

男(ん…?女さんが持ってるのって…)

男(お風呂セット……?)

男「………」スタスタ

女「………」スタスタ

男「あ、あの…」

女「な、なにかな…?」

男「なんでまた、俺と一緒に温泉なんか…」

女「………」プイッ

男(ま、また無視された…)

女「…き、昨日ね、私、家帰ってから」

男「…?」

女「お、オナニー、いっぱい、しちゃったんだ…」

男「っ!?」むくむく

女「それで、その…目を合わせる度に恥ずかしくなっちゃって…」

男「そ、そうだったんだ…」

女「着いたね…」

男「うん…」

女「えへ…なんか恥ずかしい」ぬぎっ

男「っ!」ドキッ

男「お、俺、先に入ってるから!」

女「あ、ちゃっと、待ってよ!」

女「……おっきくなってた」

男「うう…どうしてこんなことに……」

男「思えば昨日、女さんがやたら体を触ってきたとき…興奮してたのかな…」ムラムラ

女「あ、いたいた」

男「っ!」

女「隣、いい?」

男「う、うん…」

女「ふぅ……」チャプン

男(流石にタオルは巻いたままか…俺もだけど)

女「今日もあのお婆さんたちいるね」

男「うん、あの人たちはほとんど毎日いるんだ」

女「そうなんだ…あ、こっち見てる」

男「な、なにか言われてるかな…」

女「わ、わかんないけど…恥ずかしい……」

男「うん…」

女「………」ツンツン

男(さっきから、やたらと女さんさんの小指が触れてるような…)

男(これって、手繋いでいいのかな…?)

男(えいっ!)

女「っ!」ビクッ

男「…………」ドキドキ

女「…………」カァァ

男(これ…やばい……)ムラムラ

女「あっ…」

男「どうしたの?」

女「男の人…入ってきた…」

男「あれって…モブ男?なんであいつがここに…」

女「やだ…こっち気づかないかな…」

男「まだ気づいてないみたいだけど… ん?誰かもう1人…」


モブ女「こんな近くに温泉があったなんてね」

モブ男「う、うん…滋養にいいらしいよ、ここ」

モブ女「温泉に入ったくらいで指の骨折が治ればわけないのだけれどね」

女「か、カップルで来てるなんて…」

男「どうする?出る?」

女「今出ると気づかれないかな…」

男「じゃあもう少し様子を見るか…それより……」

男「あいつらベタベタしすぎじゃないか?」


モブ女「ちょっと、外なんだから家と同じことしないでほしいのだけど」

モブ男「ハァハァ…くっ…モブ女ぁ…」

モブ女「話聞いてる?私の体洗うときに私を抱きしめるのはやめなさいと言っているの」

モブ男「だ、だって…っ」

モブ女「いつになればいい加減慣れてくれるのかしら」

モブ男「だ、だって…あれからずっとさせてくれないし……っ」

モブ女「させる?何を?」

モブ男「そ、その……セック…」

モブ女「私はさせてあげた覚えはないわ。あなたの一方的なものでしょう?」

モブ男「そ、そんな…」

モブ女「分かったら早く洗い終えて頂戴。向こうのお婆さんたちが見てるわよ」

モブ男「ご、ごめん…」


女「な、なんかすごいね…」

男「う、うん……」

モブ女「ハァ。温泉に浸かるときでさえ離してくれないのね」

モブ男「っ………」ぎゅうぅっ

モブ女「折角の温泉なのに、気ばかり使って疲れてしょうがないわ」

モブ男「ハァハァ…モブ女ぁ…」チュッチュッ

モブ女「ちょっと、やめなさい」

モブ男「チュッチュッ…」

モブ女「首筋にキスしないで。気持ち悪い」

モブ男「だ、だって…我慢できなくて……っ」

モブ女「………ハァ」くるっ

モブ男「モブ女…?どうして急にこっち向いて……むぐっ!?」

モブ女「んちゅっ…れろっ、ちゅうっ…ちゅっ…」

モブ男「ちゅうっ、ちゅぱっ……モブ女、シちゃだめ…?」

モブ女「ダメに決まってるでしょう?」

モブ男「そんな……むぐっ」

モブ女「んんっ…ちゅっ…」

モブ男「……………っ」ぬりゅんっ

モブ女「んあぁっ!?ば、バカっ…」

モブ男「くぅっ…気持ちいいっ…」

モブ女「こんな所でっ……んっ…」


男・女「……………」ムラムラ

男「あの二人、絶対シちゃってるよね…」

女「う、うん…」

男「ど、どうしようか、俺たち」

女「え、エッチしたいの!?男くんも」

男「ち、ちが…そういう意味じゃなくて!もう出ないかってこと!」

女「あ、ごめん…なに言ってるんだろうね、私……あ、あれ?」くらっ

男「女さん?」

女「………」

男「ちょ、ちょっと…まさか逆上せちゃった?女さん、女さん!」


モブ男・モブ女「」ビクッ

男「女さん、大丈夫?」

女「うん、ちょっと横になってればよくなると思うから」

男「そっか、よかった…」

男(女さんを運ぶときに色んなところ触っちゃった…柔らかかったなぁ…)

男(今だって、タオル1枚ですごい無防備な状態で寝てるし…)ムラムラ

男(抜きたい…!けど、女さんがこんな状態なのにそんなこと……)

男(ええい!この原動力を別のことに使うべきじゃないか!)

男「っ………」パタパタ

女「あれ?うちわで扇いでくれてるの?ありがとう、涼しいよ」

男「う、うん……」パタパタ

女「ふぅ……気持ちいい……」

男「」ビクッ

男(い、いや…抑えろ抑えろ…)

女「ありがとう、おかげでだいぶ楽になった気がする」

男「もう起きあがっても大丈夫?」

女「うん…そろそろ服着ないと、恥ずかしい…」

男「ご、ごめん…」プイッ

女「…よっと……ありゃ」フラッ

男「女さん、本当に大丈夫?」

女「ううーん、まだ足元がおぼつかない…」

男「じゃ、じゃあさ、俺がおぶっていってあげようか…?」

女「っ!」

男「はい、いいよ。女さん」

女「それじゃ…」プニュ

男(はうっ…背中に柔らかいのが……)ムクムク

女「………」カァァ

男(それにしても柔らかさがダイレクトに…まさか……!?)

男「お、女さん…あの、し、下着は…?」

女「あの…今ブラ着けると苦しくて……それで、その……」

男(つ、つまり、ノーブラってことだよな…っ)ムラムラ

女「あの…」

男「そ、それじゃあ、行こっか…」

女「う、うん……」

女「っ………」

男(胸もすごいけど、直接触れる太もももかなり……)ムニムニ

女「ひぅっ……」

男(温泉入ったからか、肌がぷっくり熱くなってて…)

男(そ、それに……)

男(この腰に当たってる柔らかいモノって……)

女「んっ……ふっ……」

男(ああ…が、我慢が……っ)ムラムラ

女「男くん、男くん……」

男「ハッ……」

女「分かれ道だよ…?」

男「う、うん……」

女「私ん家こっちだから…もう歩けると思うから降ろしてくれても大丈夫だよ?」

男「…………………」ムラムラムラムラ

女「……男くん?」

男「………」スタスタ

女「あ、あの…そっちは男くん家だよね…?」

男「………………」スタスタ

女「えっと…私は……?」

男「……………………」スタスタ

女「…………っ」ぎゅっ

チュンチュン

姉「男!また遅刻……って、くっさー!アンタまたコいたの?」

姉「しかもシーツから臭うんだけど!アンタまさかシーツに出してないでしょうね!?」

「…………」

姉「ほら、いつまでも毛布にくるまってないで、さっさと起きなさ…」バサッ

男・女「…………」

姉「へ……?」

女「あ…ぅ……」

姉「あー…ああーー………」

姉「うちの子近づけないようにしておくから、なるべく見つからないようにね」

女「は、はい……」

姉「それじゃ」ガチャン

男・女「……………」

女「…今何時?」

男「……8時半」

女「学校まで1時間かかるのに、あと10分でHRが始まっちゃうのか…」

男「……どうする?」

女「休んじゃいますか」

男「そうだね、そうしよう」

女「……休んでさ、どこか行く…?」

男「………温泉?」

女「………いいね」

モブ女→許嫁「うわっ、汚い部屋…」

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

すいません
ほのめかしが好きなんで……

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