あかり「あかりはちなつちゃんとずっとお友達だよ」(178)

代行にてスレ立て

754 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2011/09/22(木) 00:15:18.55 ID:4sP/zRVi0
スレ立て代行頼みます

あかり「あかりはちなつちゃんとずっとお友達だよ」

です。よろしくおねがいします

代行ありがとう。書き溜めありです


ちなつ「スレタイ見たらあかりちゃんが主役っぽいけどこのSSはわたしが主人公だからね」

あかり「えっ」

ちなつ「ねぇ・・・あかりちゃん、キスの練習手伝って!」

あかり「ええええええ!!」

ちなつ「なんでもするっていったでしょ!」

あかり「言ったけど・・・あっあっ!あーーーー!!!」

あのあかりちゃんレイプ紛い事件の裏からあかりちゃんとわたしの不思議な関係は始まりました

あの時、結衣先輩、京子先輩に決定的な瞬間を見られた後

わたしは結衣先輩に誤解されたと落ち込んで

あかりちゃんは麗しのみんなのアイドル☆チーナに唇を奪われ幸福感で放心してました


あかり「えぇ!?幸福感じゃないよ!純潔を汚されて呆然としてたんだよ!ちなつちゃん嘘書かないでよぉ!」

ちなつ「・・・チッ!もうばれたか・・・」

ちなつ「ばれちゃった・・・・・・あぁどうしてこんな時に結衣先輩が・・・」

あかり「ともだち・・・・ともだち同士のキス・・・」ブツブツ

ちなつ「もう何もかもお終いよ・・・あはは・・・」ブツブツ

あかり「・・・あ・・・・・・!ちなつちゃん?」ハッ

ちなつ「あはは・・・明日から学校でどんな顔で会えばいいのよ・・・」ブツブツ


あかり(ちなつちゃんすっごくショック受けてる・・・)

あかり「ちなつちゃん・・・!だ、大丈夫だよ!」

   「今からでもちゃんと結衣ちゃんに説明すればきっとわかってくれるよ!」

ちなつ「無理よ・・・だって目の前で馬乗りで他の子とキスしてたのよ・・・!」
   
   「信じてくれるわけがないよ・・・」

あかり「・・・だっ大丈夫だよ!」

ちなつ「!」

あかり「あかりも一緒に説明するから!それに結衣ちゃんだってきっとわかってくれるよ!

   「さっきのはちょっとした練習で、あかりが逃げちゃっただけなんだって!

   「ただの友達どうしのキスなんだって!」

2~3分ペースだと、さるさんヤバくね?

ちなつ「・・・あ・・・あかりちゃん」ウルウル

あかり「大丈夫だよ!あかり、ちなつちゃんの結衣ちゃんへの気持ちはわからないけど

    ちなつちゃんが本気で結衣ちゃんのことを思ってるのはわかるよ」

   「それなのにこんな誤解で終わっちゃうのはおかしいよ!」

ちなつ「う、うん・・・そうだよね・・・!まだ諦めちゃだめだよね・・・!」

   「あかりちゃんありがとう!一緒に結衣先輩に説明して!」

あかり「うん!」

結局あかりちゃんと二人で結衣先輩、京子先輩に事情を説明して誤解は晴れ、

またいつもどおりの日々が帰ってきました


京子「二人とも若いんだからこういう過ちのひとつやふたつあるさ!はっはっは」

ちなつ「ちょっと京子先輩!ただの練習だったって言ってるじゃないですか!」

京子「あはは!その練習は当然私とキスするためだよね!?チュゥー!」

ちなつ「それは違います」キリッ

結衣「ハハハ・・・」

あかり「アハハ・・・そっそうだ、京子ちゃんともキスの練習すればいいんじゃないかな!」

ちなつ「嫌よ!それにだれかれ構わずキスしてるみたいじゃない!」

   「わたしだってキスする相手ぐらい選ぶよ!」

京子「ガーン」

結衣・あかり「アハハハハ」

あかり「そうかぁ・・・誰でも、じゃないんだね・・・えへへ」ボソッ

結衣(・・・・・・。)

4

次の日

あかり「遅れてごめんねーっ」ガララ

ちなつ「あ。あかりちゃん」

あかり「あれ?結衣ちゃん京子ちゃんは?」

ちなつ「なんだか二人して用事があるんだーって帰ったよ」ムスー

あかり「そ、そうなんだー」

「・・・・・・・・・。」

あかり・ちなつ(なんだか気まずい・・・)

ちなつ「・・・・あっ、あかりちゃん!(裏声)」

あかり「はっはいぃ!」

ちなつ「この前のこと・・・・本当にありがとう・・・」

   「あかりちゃんがいなきゃわたし全部あきらめちゃってたよ」

   「わたしあかりちゃんにひどいことしちゃったのに助けてくれた・・・」

あかり「そんなこときにしなくていいよぉ」ニコニコ

   「困ったときは頼ってほしいンジャー!なんてね」

ちなつ「あはは・・・何それ」クスクス

あかり「がーん!!」

ちなつ(あかりちゃんは・・・本当にいい子だな・・・私とは大違い)

   (わたしなんかただただ結衣先輩に嫌われるのがイヤで自分のことばっかり考えてたのに・・・)

   (なんだかはずかしいような・・・うらやましいような)

ちなつ「ありがとぉあかりちゃん・・・」グスッ

   「わたしも・・・いつまでも友達だよ」

あかり「えへへ・・・///」

    「・・・よしっちなつちゃん!あかりもう逃げないよっ。なんでも練習相手になる」

ちなつ「えっ」

あかり「だってあんなキスじゃまだまだ駄目なんじゃないかなぁ」

    「おいかけて無理やりなんて結衣ちゃんもびっくりしちゃうんじゃないかな」

ちなつ「たっ確かに・・・」

    「あかりちゃんのくせに的を射てるわ・・・」

あかり「なんだか失礼なこと言ってるよね?!」

ちなつ「たしかにあんな強引なキスじゃ駄目だよね・・・もっとこう・・・

    胸にきゅんきゅんくるキスをリードしなきゃだめかもしれないわ・・・」

    「でもまたキスしてもいいの?あかりちゃん」

あかり「練習だもん!一回でも二回でもおなじだよ!」

    「それに・・・次はやさしくしてくれるでしょ?///」

ちなつ「あかり・・・ちゃん」ドキッ

あかり「だから・・・その・・・あかりの唇でよければ・・・///」

    「・・・また練習の相手になるよ・・・///」

ちなつ「・・・なんだかその言い方」

    「すっごく軽い子みたい」ニヤッ

あかり「あっ、あかりはそんな軽い子じゃないもん!」

ちなつ「・・・知ってるよ///」スッ


―――ちゅっ

あかり(なんだか・・・はじめてのときよりは怖くない・・・///)

    (ちょっと強引だけど・・・)

    (大切にしてくれてる気持ちがいっぱい伝わってくる・・・)

ちなつ(あかりちゃん・・・まだ震えてる・・・///)

    (かわいいなぁたまらないなぁ・・・!!!)ゾクゾク

    (きっとまだまだ怖いんだろうな・・・でもいつか・・・)

―――ぷはっ


ちなつ「ね・・・///あかりちゃん・・・///」

    「キスってやっぱり唇を合わせるだけじゃなくて」

    「お互いが気持ちよぉぉく満たされてないと駄目なんじゃないかな・・・?」

あかり「えっ・・・そそそそうなの・・・かな?」

ちなつ「だからね・・・もっといろいろ・・・試してみない?///」ドキドキ

あかり「ええぇぇええええっ///」ドキドキ


    「えっ・・・えぇっ・・・///」ドキドキ


    「・・・・・・・・」モジモジ


    「・・うん/// いっ・・・いいよぉ///」カァァ

――――っちゅ・・・ちゅ・・・・

ちなつ(あっあかりちゃんがぎゅうぅって・・・抱きついてる・・・///)

    (嫌じゃないんだね・・・もっと進んじゃっていいんだね・・・?)ハァハァ

    (あかりちゃんにもっと触れたい・・・もっと・・・もっと――――)

あかり(ちなつちゃんが頭から背中からまでなでてるぅ・・・)

    (はぁっ///ちなつちゃんの気持ちいいがあかりにも伝わってくるみたい///)

    (離れたくないっ・・・・ちなつちゃん――――)


(もっと・・・もっと・・・!)

ちなつ・あかり「・・・・・・・・・・・」

(うわあああああああはずかしいいいいい!!!!!)ドキドキ

ちなつ(もっもうあかりちゃんがかわいすぎておかしなことになっちゃたよぉ!!!)顔真っ赤

    (もうここまできたら責任取るしかないの?!あかりちゃんの顔もまともにみれないしわあああああ!!)

    (ってちなつ!何考えてるの今のは練習!!練習であって・・・)

あかり「いっ!今のはっ!」顔真っ赤

ちなつ「!!」ビクッ

あかり「今のはなかなかドキドキしたね!ゆっ結衣ちゃんもキュンとするかもねっ」ドキドキ

    「にっ二回目にしてすごい躍進だよね!?あかり、びっくりしちゃったよぉ」

ちなつ「うっ、うん・・・」

あかり「この調子ならすっ、すぐに結衣ちゃんのハートにドッキューンなキスも夢じゃないね!」

ちなつ「そう・・・だね」ズキッ

あかり「よっようし!今日はもういい時間だしお開きにしてまた二人でがんばろうよ!」アセアセッ

ちなつ「そっ、そうしよう!また明日からもよよよろしくね!あかりちゃん!」

あかり「うんっ!」

ガタガタッ パタタタ・・・



京子「・・・いっいやぁ・・・」

   「すさまじい光景でしたなぁ・・・」ボーゼン

結衣「うっ、うん・・・///」

京子「・・・結衣のハートをドッキューンだって」

結衣「なかなかハードな愛だね・・・」

   「でも、何だか・・・わたしのハートじゃなくて・・・」

それからあかりちゃんとわたしは毎日のように練習を続けました
最初はゴールのはずだったキスは通過点となり
お互いの気持ちいいことを求めてその通過点を超えてしまう日までそう時間はかからなかったと思います

そんな一見恋人のような情事の後でもあかりちゃんは練習だと言い続けました

そんなある日

ちゅ・・・んぅ・・・

はぁっ・・・はぁっ・・・

あかり「ち・・・ちなつちゃん・・・やっぱりあかりはずかしいよぉ・・・」

ちなつ「そんなこと言って///ハァ・・・ハァ・・・

    いつもとは違う気分で練習したいって言ったのはあかりちゃんだよ?」

あかり「ふあぁ・・・でもっまさか公園でこんなとろとろなちゅー・・・なんて・・・///」

    「なんだかおかしくなっちゃうよぉ///」

ちなつ「ふふっあかりちゃんかわいー///」ゾクゾク

    「キスだけでこんな気持ちよさそうにしちゃって・・・///」

    「あのころのウブなあかりちゃんはどこにいったのかなー?」ゾクゾク

あかり「それは・・・ちなーーーんっ」ビクッ

ちゅっちゅっ・・・・れろっ・・・

―――――公園の茂み

ガサガサガサ・・・

向日葵「あっ赤座さんとよよよ吉川さんがっここここんなことになってるなんて///」

櫻子「あかりちゃんこんなに進んでたなんて・・・!!!あわわわ///」

向日葵・櫻子(でも、何だかすごく気持ちよさそう・・・・)

櫻子「って向日葵ったらガン見してるー!デバガメっぱいだー!ヘンタイ!」

向日葵「なななにいってるのですわ!?櫻子こそ羨ましそうに覗いてたじゃありませんの!」

櫻子「なななんなわけないでしょ!何言ってるんだよ!!バカっぱい!」

向日葵「ばかっぱ・・・・って殴りますわよ!」

     「ととにかくあまり覗き見なんてすっ、するもんじゃありませんわ!」ヒソヒソ

     「ここはとりあえず戦略的撤退ですわ」ヒソヒソ

櫻子「心臓に悪いもんね!あかりちゃん達にばれない様そーっとそーっと!」

ガサガサ・・・

京子「あれー?そこのツンツンカップル何してるーー!」

向日葵・櫻子「わひゃあああーーーーーーーーーーーっ!!!!!!?」


――あかり「・・・・櫻子ちゃん達の声が・・・気のせいかな?」

向日葵「ふふふ船見先輩!京子先輩!?どどうしてここに!!!?」

京子「いや・・・歩いてたら二人が茂みにしゃがんでゴソゴソしてたから・・・邪魔した?」

向日葵・櫻子「なっなななにをいtくぁwせdrftgyふじこlp・・・///」カァアアァァ

結衣「おい京子、あんまりいじるなって・・・。それより何か覗いてたみたいだけど・・・」

櫻子「あっ見ちゃ・・・」

京子「おーまた派手にやってますな」

向日葵・櫻子「え」

結衣「こんなところでまでやってるなんて・・・///」

向日葵・櫻子「な」

         「先輩たち知ってたんですかーーーー?」

京子「うん。ちなっちゃんが将来結衣にキスするための練習にあかりが相手してあげてるんだよ」

結衣「何回か目撃したことはあったんだけど・・・まさかここまで進行してるとはな」

向日葵「そうだったんですの。最近何か二人で話し込んでるのはそういうことでしたのね・・・」

櫻子「ふーん。じゃあちなつちゃん船見先輩一筋なのは変わってないんですよね。」

   「キスの練習までしちゃうなんてすごいなぁ」

結衣「そ・・・そうなのかな」

   「でも・・・・」

向日葵「・・・そうですわね・・・なんだか今のままの吉川さんも・・・幸せそう・・・」

櫻子「?」

京子「およ。終わったかな」

   「―――あっ二人が歩いてくる!撤収、撤収!」

4人「わ、わーーーー!!」ガサガサ

―――――あかちな帰り道

あかり(やっぱり・・・さっきのは京子ちゃん達・・・)

    (どうしよう・・・このままちなつちゃんがあかりと仲良くしてる所を結衣ちゃんに見られるのはマイナスイメージになるのかな・・・)

    (それなら、いっそのこと・・・)

ちなつ「なんだかさっき京子先輩達の声が聞こえたきがする・・・」

あかり「!き、きのせいじゃないかなー」アセアセッ

あかり「ーーーでももし、あかりとキスしてるところが見られたら結衣ちゃんたちまた誤解しちゃうよね・・・」

ちなつ「?」

あかり「練習もしっかりやったし・・・」


    「もう・・・終わりにしよう?」

ちなつ「え・・・どういうこと?もしかしてもうこの練習やめるってこと・・・?」

    「もしかしてわたし何か傷つけちゃった・・・?ねぇわたしが悪いなら・・・」

あかり「ちなつちゃん!」

ちなつ「!」ビクッ

    「あかり・・・ちゃん?」

あかり「ちなつちゃんの目標は結衣ちゃんと仲良くなることでしょう」

    「もしあかりとまたキスしてる所が見られたら・・・また夢が遠のいちゃうよ?」ニコッ

    「大丈夫だよーもうちなつちゃんはレンアイのプロだよ!あかりが保証する!」

    「ちなつちゃんの一途な気持ちは絶対届くよ!まちがいないよ!」

    「だからあかり、いいお知らせまってるから・・・」

    「・・・だから・・・」

    「・・・・・・」

ちなつ「・・・・・・・・」

    「・・・そうだよね」

    「練習だったんだもんね・・・結衣先輩にアタックしなきゃ・・・・

    今まで応援してくれてたあかりちゃんにも失礼だよね・・・」

あかり「うん・・・」

ちなつ「それにあかりちゃんはわたしの一生懸命で一途なところを好きだって言ってくれたもんね・・・」

あかり「・・・うん・・・」

ちなつ「大事な友達の期待を裏切るわけにはいかないわ!がんばってみる!」

あかり「・・・・」・・・グッ

    「・・・がんばってねちなつちゃんっ」ニコッ

―――おっぱい&ちっぱい帰宅中

櫻子「・・・・・・・・」ドキドキ

向日葵「・・・・・・・・」ドキドキ

    (きっ気まずいですわ・・・///)

向日葵「櫻子ーーー」

櫻子「何?」

向日葵「きょっ今日・・・うううちに来ませんか///」

櫻子「? いいよ」

向日葵(?・・・まさかもう忘れたのかしら)

櫻子「かっかわりに!」

向日葵「?」

櫻子「いっしょにれ、練習を・・・ゴニョゴニョ///」

向日葵「~~~~///」ボンッ

次の日(休日)結衣宅


結衣「・・・ちなつちゃん。」

   「・・・それでお話ってのは何かな?」

ちなつ「・・・結衣先輩!わたしっ・・・ずっと結衣先輩が好きでした!!」

    「付き合ってください!!」

結衣「・・・・。」

ちなつ「・・・駄目、なんですか・・・?」

結衣「!!ちなつちゃー・・・・」

ちなつ「いいんです。なんとなくわかってました」

結衣「!」

ちなつ「・・・自信がなくなってたんです。わたし。」

    「一途なところが好きだって・・・それがわたしの一番の魅力だって・・・・

    あかりちゃんにも言われてて・・・でも結衣先輩への気持ちが本物だかわからなくなっちゃって・・・」

    「気持ちでしか京子先輩に勝てないって・・・わかってたのに」

    「もうどうしようもないって・・・」ポロポロ

結衣「ちなつちゃんの気持ちは十分伝わってるよ」

ちなつ「ひっ・・・せんぱいぃ・・・・」

結衣「泣かないでちなつちゃん・・・こうやって告白してくれて本当に嬉しいよ」

   「わからない気持ちに戸惑ってるちなつちゃんの気持ち。よく包み隠さず伝えてくれたね・・・」

   「でも、一息ついて考えてみて。」

   「もっとこの気持ちを伝えたい人がいるんじゃないかな?」

ちなつ「!!」

結衣「最近ね・・・ちなつちゃんがあかりのことを見てたこと・・・知ってるよ?」

ちなつ「でも、あかりちゃんはっ!ずっとお友達だって!」ポロポロ

結衣「うん」

結衣「・・・あかりはね。そんなことで人を嫌いになる人じゃないよ」

   「小さいころからいっしょにいるわたしが言うんだ。まちがいないよ」

   「それにあかりはなにがあってもずっとお友達だっていってくれたんだろ?」

   「だったらその一途な気持ち、一生かけて伝えていけばいいんじゃないかな」

ちなつ「先輩ぃ・・・・」ポロポロ

結衣「さぁほら・・・泣いてちゃ綺麗な顔がぐしょぐしょだよ・・・・泣き止んで」

ちなつ「はいっ・・・ひっく・・・結衣先輩・・・ありがとうございます・・・」グシュグシュ

結衣「落ち着いたらすぐにあかりにその気持ち、伝えるんだよ。きっと待ってる。」

ちなつ「はいっ・・・」



―――赤座家

あかり(・・・今頃ちなつちゃんは結衣ちゃんに告白・・・してるのかな・・・)

あかり(きっと大丈夫だよねっちなつちゃんいい子だし、かわいいし、一生懸命だもん)

    「・・・・・・。」

    「どうしてあかり最後の最後でいじわるな言い方したのかな・・・」

    「あんなに追い詰めた言い方したら無理してでもちなつちゃん告白するってわかってたのに・・・」

    (まるで失敗しちゃってもいいみたいな・・・)
 
    「最後まで友達として応援しようって決めてたのになぁ・・・」ポロポロ

   「ひっく・・ごめんね・・・ちなつちゃん・・・あかり・・・」


「「おじゃましまーす!!」」

ピンポンピンポンピンポーン!!

あかり「!!?」

京子「あかり!あかりはいますか!?」

あかり母「あら、京子ちゃんひさしぶり。あかりなら部屋にいると思うわ。」

京子「よしきた!お邪魔しまーすっ」

あかり「なに?なに!?どどどどうなってるのー!?」グスッ

ドタバタドタドタ・・・バタン!

京子「あっかりーん!!」

あかり「ひい」

京子「・・・・あかり、みーつけた。」

あかり「きょきょきょ京子ちゃんどうしてここに・・・!」

京子「あかり・・・泣いてたの・・・?」

あかり「ふえぇ!?こっこれは違うくてそのー・・・」グシグシ

京子「・・・。」

   「ーーまぁいいか!よしっあかり!」

あかり「!?って今まぁいいって・・・!?」

京子「あかり隊員を迎えにきたよ!」

ハァッ・・・ハァッ・・・


(結衣『あかりはたぶん本当の気持ちを押し殺してちなつちゃんの背中を押してくれてたと思う』)

(  『でも、本当の気持ちを隠し続ける苦しさはーーちなつちゃんもわかってくれるよね』)

ハァッ・・・ハァッ・・・

(結衣『あかりに本当の気持ちを伝えてほしい』)

(  『それと、あかりの本当の気持ちを聞いてあげて。』)

ちなつ「ハァッ・・・ハァッ・・・あかり・・・ちゃん・・・!」タッタッタッタッ・・・

(結衣『あかりもちなつちゃんもちょっとお互いの気持ちをわからなくなってただけだよ』)

―――公園

あかり「---!ちなつ・・・ちゃん・・・!」

ちなつ「あかり・・・ちゃん」ハァ・・・ハァ・・・

あかり「・・・あははっ。ちなつちゃん目が真っ赤かだよぉー」

    「・・・もしかして・・・断られちゃった・・・?」

ちなつ「・・・・・・。」コクン

あかり「だっだいじょうぶだよっまた二人で最初から出直そう!ね!?」アセッ

    「チャンスはまだーー・・・」

ちなつ「あかりちゃん!」


    「ごめんね・・・無理させてた」


ぎゅっ

あかり「ちなつ・・・ちゃ・・・」

   「な、なに言ってるの!?やだなぁあかりあやまられることなんか」アセッ・・・

ちなつ「わたしね」

   「わたしあかりちゃんが無理して友だちのキスしてたの・・・わかってたよ」

あかり「え・・・」

ちなつ「あかりちゃんっ・・・本当は練習じゃなくて本物の気持ちがほしいって・・・」ポロポロ

   「でもっあかりちゃんわたしの一途なところがすきだって言ってくれるから・・・

    ・・・この関係をやめたくなかったから・・・甘えてたの・・・ひきょうだよね」ポロポロ

あかり「・・・・・・・。」

ちなつ「ごめんね・・・あかりちゃんの・・・ともだちしっかくだよね・・・?」

4

あかり「・・・・・・・・・。」

ちなつ「だけど・・・ね、わたしもう自分の気持ちにーーー」



あかり「なにいってるの?ちなつちゃん。」

ちなつ「!」ビクッ

あかり「アハハッあかりの方こそ・・・卑怯なのにっ・・・失格なのに・・・」

ちなつ「あかり・・・ちゃん?」

あかり「・・・あかりもね!」

   「ちなつちゃんが結衣ちゃんとの気持ちの間で悩んでたの知ってたよ・・・?」

   「あかりが『練習のキス』って言うたびなんだか悲しそうだったんだもん」

   「それをわかっててあかりはずっと・・・最初からちなつちゃんとキスしてたんだよ・・・」

ちなつ「でもそれはわたしもー・・・」

あかり「それでもあかり!・・・応援してた!」

   「ちなつちゃんの言うとおり悩みながら・・・でも、ちなつちゃんが幸せになれるようにって・・・」

   「結衣ちゃんにちなつちゃんの思いが伝わるようにって・・・・応援っ・・・」   
   
   「・・・応援・・・おうえんしてたはずなのになあぁ・・・っ」ポロ・・・

あかり「あの日結衣ちゃんたち、にっ、れんしゅうばれちゃって・・・ちなつちゃんのことふられるっ、て

     おもったとき、ね」


    「それで、も・・・いいかなっておもっちゃったのっ・・・」


    「このままゆいちゃっ・・・にふられてもっ・・・また、このかんけいつづけられるなぁって・・・

     ちなつちゃんといっしょに・・・だからっ・・・だからぁ・・・」



あかり「あかりはいじわるでひきょうなの

     もう・・・ちなつちゃんのすきなあかりじゃないんだよ」ポロポロ・・・

ちなつ「ばかぁ!」

あかり「え・・・」

ちなつ「ばかばかばかあかりちゃんのばかっ!」

   「そんなことぐらいであかりちゃんのこときらいになるわけないじゃない!」

   「こんな些細なことでなやんじゃって!どんだけいい子なのよ!

   「おばか!純粋おばか!」

あかり「・・・ちなつ・・・ちゃん・・・」


――――

京子(馬鹿馬鹿言いすぎだろう・・・)

ちなつ フー・・・フー・・・っ・・・

    「・・・好き」

あかり「」

ちなつ「わたし結衣先輩に言われてやっと本当の気持ちにきづいたの」

    「ほんとうに好きだったのは・・・だいじなのはやっぱりあかりちゃんだったこと・・・」


    「いろいろな気持ちでぐしゃぐしゃになってもも気づけるぐらい、大好きだったの」

    「あかりちゃんもきっといつものあかりちゃんじゃなくなるくらいわたしのこと思ってくれてたんだね・・・?」

    「ふたりともおあいこだよ」

あかり「ちなつちゃ・・・あかり・・・・あかりぃ・・・」

    「あかりもっ・・・大好き」ジワッ・・・

    「わああああぁぁぁぁんだいすきっだいすきだよぉおっちなつちゃああぁぁぁぁんん!」ボロボロ・・・

    「ゆるしてねぇぇちなつちゃんんっあかり、あかり・・・うわあぁぁぁん・・・・」

ちなつ「ひっく、あかりちゃぁぁん・・・ひっく・・せっかく好きって言えたのにっ泣かないでよぉぉおぉぉぉ」

二人「うわあぁぁぁんん・・・・」


謝ってるやら、喜んでるやら。泣いてる二人がおさまるまで、わたしたちはグショグショになりながら抱き合いました

ちなつ「っ、あかりちゃん・・・」グシュグシュ

あかり「なに・・・?」グシュッ・・・

ちなつ「こんどこそキス・・・しよ?」

   「練習じゃなくて・・・・好きどうしの」

   「本物のキス」


あかり「・・・・うん」

・・・ちゅっ―――

――――ッハァ・・・




あかり「えへへ・・・本物のキスって・・・しょっぱいね・・・///」

・・・・・・



結衣「あかりをつれてきてくれてありがとな・・・」 

京子「いいんだよ。それくらい」

  (・・・出番少なかったし、ね)

結衣「?」

京子「それはそうと、ちなつちゃんをフったんだねー・・・」

結衣「?・・・うん。」

京子「キスぐらいしてあげてもよかったんじゃない?まんざらでもなかったんでしょ」ニヤニヤ

結衣「馬鹿。浮気はいけないだろ・・・///」

京子「」ボンッ

結衣「それに本物のキスは、この思いを伝えて・・・ね」


・・・・・・

順番もでたらめで、練習ばっかりだったわたしとあかりちゃんの気持ちは

この時ようやくかみ合いました

経験値ばかりたまってた二人の、本当の恋路ははじまったばかりです―――


―――そして、いまではあかりちゃんはチーナの恋の奴隷・・・」///

「クイーンちなつ様なくして生きられない体になってしまいましたとさー おーしまいっ♪」

「ちょっとぉ!なんだかあかりがえっちな子みたいに嘘かかないでよぉっ」

「ふえーん!ちなつちゃんなんてやっぱりもう知らなーーーーいっ!!」

きれいな話だったな。乙

おわりです。思った以上に長くなってすまんかった
長くなったついでに4・5レスおまけがあるから書くわ

あかり「ちなつちゃん、寂しくないの?」

ちなつ「えっ?」

あかり「結衣ちゃんも、京子ちゃんもいなくなって」

   「後輩もいないこの部屋って・・・二人で使うにはちょっと広いかなーって」

ちなつ「そんなこと言って寂しいのはあかりちゃんの方でしょ?」ニヤニヤ

あかり「うっ!」

ちなつ(・・・でも結衣先輩を追っかけてた頃のわたしなら)

   (さみしい気持ちでいっぱいだったのかなー・・・)

   (もしかして結衣先輩たちここまで考えて・・・)

あかり「ーーあっ、あかりはっ」

   「確かに二人と別れてさみしいけど・・・」

   「ちなつちゃんとふたりっきりっで・・・幸せ・・・かな///」

ちなつ「」

    「あはははは・・・あかりちゃんやっぱりかわいー」クスクス

あかり「えぇっ!?」

ちなつ「仕方ない!このチーナ様が遊んであげるわ。さみしいさみしいあかりわんわん~?」

あかり「あれぇ!?いっ今のところしんみりいい雰囲気になるところじゃないのぉ!?」

ちなつ「そもそもあかりちゃんにあーんなことしたりこーんなことするのに後輩は邪魔だもんねぇ」ゾクゾク

   「残りの一年間・・・いえ、一生かわいがってあげるわ・・・!」ニンマリ

あかり「うえ~ん!あかり一日でもう心が折れそうだよぉぉぉーー!」

    「まってそれはっちょ、っまっ・・・」

    「「いやっ、あっ・・・あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁんんん!!!」」



後日、七森中の七不思議に「嬌声の響く無人茶道室」が加わったそうな

本当にオッワリーン

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