悟空「バトルロワイアルっちゅうのはなんだ、神龍」(173)

神龍「お前達のような資格ある者が戦い、生き残った者が勝者となるゲームだ」

【カプセルコーポレーション・重力室】

ベジータ「ふざけた真似をしやがって。何故オレ達が貴様のお遊びにつきあわなきゃならないんだ」



神龍「最早ドラゴンボールを集めることは、お前達にとって造作もないことだ。」

神龍「願いを叶える尊さを、お前達は忘れてしまったのではないか?」


【神殿】

ピッコロ「どういうことだ。神龍が自分の意思で現れるなど、聞いたことがないぞ」



神龍「参加資格は、ドラゴンボールに関わったことのある、戦闘力1000以上の人間」

神龍「互いを殺し合い、勝者の願い事を三つ叶えてやろう」

神龍「この願いは文字通り、なんでも叶えてやる。神の力を超えていようと、だ」

どうせ願い事の一つで全員復活するんでしょ?

【亀仙人の島】

クリリン「神の力を超えていようと、なんでも願いを叶えるのか……?」

神龍「勝者は願いが合致すれば複数人でもかまわない。叶える願いが定まった時、勝者が決まるのだ」


【パオズ山】

悟飯「いくら願いを叶えるといっても、殺し合いだなんて正気の沙汰じゃない……!」

悟空「でえじょうぶだ」

悟飯「お父さん!?」

悟空「ドラゴンボールがあるじゃねえか。死んだ人間も生き返る」

悟飯「……!」


クリリン「そうか。一つ目の願いに殺した者を生き返らせれば、全部元に戻る……」

クリリン「何をしても構わないんだ……」

【西の都・東部】

ヤムチャ「無茶を言うな。は、はっきり言うが勝者なんて初めから決まっているようなものじゃないか」

BR系SSの中でも珍しい始まり方だな

期待

神龍「このバトルロワイアルには、いくつかのルールがある」

神龍「一つ、参加していない一般人を傷つける行為をした者は即失格。死を以って制裁する」

神龍「二つ、いつでも降参ができる。両手を掲げて『降参』と叫ぶことで、勝負から離脱する」

神龍「ただし一度降参したのなら、復帰はできず、不参加と同じ扱いになる」

神龍「不参加者も同様に、参加者を傷つける行為をしてはならない」

神龍「三つ、参加者の位置を示すスカウターをそれぞれに与える」

神龍「決着がつくまで無期限に、フィールドは地球大気圏内であれば自由だ」

神龍「今のところ、参加資格のある者は全員参加することになっている。参加しないならば今すぐ降参しろ」

>>4
勝者より敗者が決まりすぎてて泣ける

悟空「オラは参加するぞ」

悟飯「お、お父さん……!」

悟空「面白そうじゃねえか。最近はおんなじような修行ばっかで、身体もなまってきたしな」

悟空「悟飯はどうすんだ?おめえにも叶えたい願いの一つや二つぐれえあるだろ?」

悟飯「そういうお父さんは何かあるんですか?そこまでして叶えたいものが……」

悟空「オラか?まあ特には思いつかねえなあ」

悟飯「……。」


ベジータ「カカロットが参加するならオレも参加する。今度こそ決着をつけてやる」

ベジータ「ブルマ、後のことは頼んだぞ」

ブルマ「はあ、あんたらしいわね……。ほどほどにしなさいよ」

ブルマ「あ、そうだ。トランクスに会ったら降参するよう言ってきてよね」

ブルマ「あんたに似て馬鹿な子よ、参加するにきまってるわ」

18号「クリリン。あんた参加する気じゃないだろうね?」

クリリン「……そのつもりだ」

18号「馬鹿言ってるんじゃないよ!あんたの考えなんか全てお見通しさ!」

18号「わたしを人間に戻したいとか、そんなくだらない考えなんだろう!?」

18号「わたしには叶えたい願いなんてない!とっとと降参させてもらうよ!」

クリリン「そうしてくれ。18号、マーロンを頼んだぞ」

18号「馬鹿な奴……!わたしのことなんて、どうでもいいだろう……!」

クリリン「大丈夫、心配するなよ。ドラゴンボールがあるんだ……」

【18号 棄権】


ヤムチャ「……オレも参加しよう」

プーアル「ヤムチャさま!?」

ヤムチャ「安心しろプーアル、ちょっと様子を見るだけだ。危なくなったらすぐに降参する」

プーアル「じゃあボクもお供させてください!何の役にも立たないけど、ヤムチャさまのおそばにいたいんです!」」

ヤムチャ「プーアル……」

トランクス「おい悟天、お前どうする?参加するよな?」

悟天「えーっ、ボクじゃお父さん達に勝てないよ!」

トランクス「何言ってんだ、オレがいるだろ。フュージョンすればもしかしたら……」

悟天「そっかあ!頭いいなあトランクスくんは」

トランクス「皆を生き返らせて、願いは残り二つだ。お前何にする?」

悟天「うーんとね……。そうだ、新しいゲームが欲しいなあ」

トランクス「お前なあ。せっかく神の力を超えた願いを叶えるって言うんだぞ」

悟天「む……。そういうトランクスは何をお願いするのさ?」

トランクス「ふふん。オレはなー、パパのパパを連れてきてもらうんだ!」

悟天「ええーっ!?ベジータさんのお父さんを!?」

トランクス「ママのおじいちゃんはいるけど、パパのおじいちゃんがどんな人だか、気になるだろ?」

悟天「ボクも、お母さんのおじいちゃんはいるけど、お父さんのおじいちゃんは知らないなあ」

トランクス「サイヤ人なんだぞ?きっとすっげえ強いんだぜ!」

悟天「そっかあ。じゃあボクもおんなじお願いにする!」

悟天「どんな人なんだろうなあ……」

天津飯「こんなこと、馬鹿げている……!」

餃子「天さん……」

天津飯「だが、悟空達は参加するだろう。戦う場所を選ばん奴だ」

天津飯「奴らを止めなければ……!餃子、お前は待っていてくれ」

餃子「そんな……。天さん、僕も一緒に……」

天津飯「嫌な胸騒ぎがするんだ。わかってくれ、餃子」


ブウ「願い事ってなんだ?美味いのか?」

サタン「え!?あ……、ま、まあ美味しい食べ物をお願いすればいいんじゃないでしょうか」

ブウ「ふうん。じゃあオレも参加するぞ!サタンは何か欲しいか?」

サタン「い、いえわたしは特に……ブウさんのお好きにしてくだされば……」

ブウ「じゃあ美味しいチョコ、美味しいキャンディー、美味しいクッキー。これを山ほどお願いする」

サタン「で、でも殺し合いなんて物騒なこと……あまり良くないんじゃあ……」

ブウ「そうなのか?」

サタン「そうですよ」

ブウ「なら、みんなが参加していたらオレも参加する。これでどうだ?」

ブウ「本当に悪いことなら、皆やらないはずだ」

サタン「そうですね、彼らは地球を守った戦士達だ……。こんなものに参加する筈が……」


ピッコロ「チッ……。資格のある者はほぼ全員参加するつもりだ」

デンデ「そんな……」

ピッコロ「悟空にベジータ、奴らはただの本能で動いている」

ピッコロ「地球人はまたちょっと毛色が違うな。どう立ち回るつもりだ?」

ピッコロ「そして魔人ブウ、この様子じゃあ奴も出てくるだろう」

デンデ「あなたはどうするんですか?」

ピッコロ「……。しばらく、様子を見てみよう」

面白そう

神龍「ではこれよりバトルロワイアルを開始する」

神龍「スカウターを参加者に支給した。参加者は全員反応するようになっている」



悟空「とりあえず悟飯。おめえとはまだ戦う気にならねえ。また後で会おうぜ!」ヒューン!

悟飯「お父さん……」


ベジータ「では早速カカロットの奴を探しに出かけるか」

ベジータ「こんなくだらんオモチャなんかなくとも、気で位置くらいわかる」グシャ!

ブルマ「あ、あんたそれ大丈夫なの?何も壊さなくても……」

ベジータ「昔を思い出して虫唾が走る。必要ない」

ヤムチャ「オレは、この戦いがただの力比べにはならないと思ってる」

プーアル「え!?どういうことですか?」

ヤムチャ「まともに戦えば力の強い同士が互いをつぶし合い、弱い者は淘汰される。だが……」

ヤムチャ「一般人を傷つけてはならないルールがある。オレ達は一般人を盾に都を隠れ蓑にできる」

ヤムチャ「あいつらは強いが、周りを傷つけずに戦うなんて器用な真似はできないからな」

ヤムチャ「少なくとも、オレ達はここ、都に隠れることで、終盤まで生き残ることができるだろう」

プーアル「な、なるほど。さすがですヤムチャさま!」

ヤムチャ「だがそこから先はどうすることもできない。生き残ったところで奴らを倒す方法がない」

ヤムチャ「それはこれからじっくり考えるよ。オレ達はしばらくここでまったりしてようぜ」


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四円

悟空「どうすっかな~。どうせベジータの奴、オラと戦うつもりでいるんだろうなあ」ヒューン

悟空「思いっきりやりあえる機会もそうそうねえ……。やっぱりベジータんとこ行くかな」

悟空「ん?誰か近づいて来る。この気は……」

天津飯「悟空!見つけたぞ!」ヒューン

悟空「よお天津飯!おめえも参加してるみてえだな!ほら、スカウターにちゃんと写ってるぞ」

天津飯「寝ぼけたことを……!本気で殺し合いを始めるつもりなのか!?」

悟空「殺し合いなんて物騒な言い方すんなよ。ただ本気で戦うだけじゃねえか」

天津飯「お前はこの戦いを、天下一武道会の延長線としか思ってない」

天津飯「だが全くの別物だ。死ぬまでやりあうんだぞ。敵じゃなく、身内をな……!」

天津飯「お前の家族だっているんだ、最悪親子で殺し合うことになる……!」

天津飯「こんな馬鹿げたことはやめて、みんなを止めにオレと来てくれ!」

悟空「でえじょうぶだって。みんなドラゴンボールで生き返る」

天津飯「お前という奴は……!」

ふむぅ

ZENKAIスレかと思ったわ

悟空「天津飯、戦う気がないならオラもう行くぞ」

悟空「戦わねえならさっさと降参して、見てた方がいいんじゃねえか?」

悟空「いつか誰かに殺されちまっても文句言えねえぞ?」

天津飯「……!」

悟空「ま、おめえはおめえの好きなようにやればいいさ。またな、天津飯!」シュン!

天津飯「待て!くそ、瞬間移動か……!」


悟飯「天津飯さん!お父さんをいくら説得しても無駄ですよ」ヒューン

天津飯「悟飯……」

悟飯「お父さんはどんなに憎い敵にでも情けをかけるような慈悲深い人だった……」

悟飯「それがどうして、あんな風になってしまったのか……」

ピッコロ「……ドラゴンボールがあるせいだろう」ヒューン

悟飯「あ、ピッコロさん!やはりそう思いますか」

ピッコロ「悟空だけではない。参加した何人かは、殺しても生き返るから良しと思っている奴らだ」

天津飯「そんなの……許せない。誇りも道義もない戦いなんか……」

天津飯「悟飯、ピッコロ、お前らはどうやら戦いに参加するつもりではないようだな」

悟飯「ええ。ボクはお父さんに、今までのお父さんに戻ってもらいたいと思っています……」

ピッコロ「誰が死のうがどうでもいいが、オレはドラゴンボールがこんなくだらんことに使われるのが嫌なだけだ」

天津飯「悟空さえやる気をなくせば、他の奴らも戦意喪失すると思ったのだが……」

悟飯「お父さんはやはり、ベジータさんと決着をつけに行った筈です。ボクなら止められる」

ピッコロ「確かにこの中で一番強いのはお前だ、悟飯。しかしどうするつもりだ?」

悟飯「誰も傷つけずに終わらせるためには……」

悟飯「全員が降参するか、全員が勝者になればいい」

天津飯「!」

悟飯「みんなの願いを揃えるんだ。そうすれば戦いは終わる」

悟飯「その間に皆さんで、説得して回りましょう。願いは『今までどおりの生活』のただひとつだと」

悟飯「上手くいったらお父さん達の戦いをボクが止めに行きます」

ピッコロ「……お前らしいやり方だな、悟飯」

ピッコロ(だが、そこまで上手くいくのか?確かに大した願いのなさそうな奴らばかりだが)

天津飯「では皆で別れて説得に回ろう」

悟飯「はい!みなさんもお気をつけて」

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悟空「よう、ベジータ」

ベジータ「カカロット……!ふん、貴様から来たか」

悟空「こういう時に一番本気で戦ってくれそうなのは、おめえだからな」

ベジータ「貴様こそ、手加減したら承知しないぞ」

悟空「まずは場所を変えようぜ。まだここじゃあ被害が出ちまうかもしれねえ」

ベジータ「いいだろう。それで貴様が本気を出せるのであればな」

>>1が丸投げ過ぎてワロタ

>>1は代行じゃねえの

>>23
すみません、言ってないのですが代行さんなんです

>>23
どうみても代k……何でもない

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天津飯「おい!クリリン!」ヒューン

クリリン「天津飯……」

天津飯「今、オレと悟飯、ピッコロで戦いを止めに回っているんだ!お前も来い!」

クリリン「戦いを止める?」

天津飯「そうだ!願いを一つに絞るんだ、『今までどおりの生活』を望むと」

クリリン「…………。」

クリリン「……オレはその考えに賛成できないな」ヒュ!

天津飯「!?クリリン……何をっ……」ガシ!

クリリン「オレの願いは……18号を元の人間に戻してあげること」ギリギリギリ

クリリン「この機会を逃す手があると思うのか……?」

天津飯「……!ならみんなでそれを望めばいい!その願いなら、皆も願ってくれるだろう……!」

天津飯「お前だって、悟空やベジータにそう易々と勝てると考えてはいないだろう!?」

天津飯「いや、はっきり言わせてもらう。無謀なんだ、お前と悟空ではな!」

天津飯「オレ達の作戦に乗った方が、可能性があるんじゃないのか!?」

クリリン「……。確かに、お前の言うとおりだよ、天津飯……」

クリリン「だけど……!」シュ!

天津飯(!?早い!)

ガッ!ドッシャアアア!

クリリン「その負け犬根性……!気に入らないな……!いつからそんなに腑抜けたんだよ、天津飯」

クリリン「悟空達に会って、あいつらとの力の差を感じて……、お前は所詮その程度なんだ」

クリリン「オレは違う!オレはそんなふざけた決意でこの戦いに出ていない、他人任せに叶えたい願いじゃない!」

クリリン「今この場で勝たせてもらうぜ。天津飯!」

天津飯「お前っ……!」

天津飯(殺し合い、願いを叶えるこの戦いの……狂気に飲まれている……!)

天津飯(感覚が麻痺しているんだ、正常な判断ができなくなっている!)

天津飯(悟空と同じように……ドラゴンボールという免罪符のもとで……!)

天津飯「18号とは結婚して、子供もできただろう!彼女はもはや人間とほとんど変わらない!」ドドドッ

天津飯「どうしてそこまでこだわるんだ!」

クリリン「お前は一緒にいないからわからないんだ、18号が心の底で自分の存在にどれほど苛まれているか!」ドドドッ

クリリン「お前に18号の、何がわかるっていうんだあああああ!!」

天津飯(このまま戦っていたら埒があかない!とにかく気絶程度にクリリンを倒し……)

天津飯(もう一度悟飯達と合流する必要がある……!)

??「加勢してやるよ」

メキッ…

天津飯「がはっ…………!?」

天津飯(し、しまった……!)

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プーアル「わあヤムチャさま!ここのケーキは美味しいですね!」

ヤムチャ「人が多いから入ってみたが、意外と美味いな」

プーアル「ここならあいつらも迂闊に手は出せませんしね!」

ヤムチャ「あいつらが今どうなってるのか全くわからないのはちょっと不安だけどな」

ヤムチャ「そもそも誰が参加しているんだ?神龍はそういう情報を全く教えてくれなかったな」

ヤムチャ「ぱっと思いつく限りじゃあ、悟空とベジータ、クリリンに天津飯、ピッコロ、悟飯、ブウ……」

プーアル「戦闘力が1000以上とか言ってましたよね」

ヤムチャ「1000以上なんて、オレ達の身近な奴らしかいないだろうな。こんなもんだろう」

ヤムチャ(ちなみに栽培マンが戦闘力1200だったが……あまり思い出したくはないな)

ヤムチャ「しかし、皆そこまでして叶えたい願い事があるとは思えないな」

プーアル「ヤムチャさまは何かあるんですか?」

ヤムチャ「え!?そ、そうだな。新しい彼女にあげるネックレス……とか……?」

プーアル「えっ?」

ヤムチャ「いやなんでもない!真面目に考えると意外と思いつかないものだな……」

プーアル「誰も参加してないこととか……ないですよね?」

ヤムチャ「それはないだろう、既に悟空達の気が乱れている」

ヤムチャ「……!?」

プーアル「ど、どうしましたかヤムチャさま?」

ヤムチャ「天津飯の気が消えた……まさか……」

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クリリン「お、お前は……」

??「久しぶりだな。18号は元気か?」

クリリン「17号……生きていたのか……!」

17号「ふん。おかげさまでな」

クリリン「ど、どうしてオレの加勢をしたんだ?」

17号「気まぐれさ。もともと暇つぶしで参加したんだ」

17号「それよりどうだ、オレと手を組まないか?」

クリリン「なに?」

17号「お前の力不足は目に余る。どうせならもっと、試合運びを面白くしてやりたいんだ」

17号「弱い奴があっさりやられるんじゃあ、なにも面白くないだろ?」

4en

この17号分かってる

クリリン「……お前も、18号のために?」

17号「ば、馬鹿言うな。そんなつもりはない!」

クリリン「そうか……。わかった。オレからもお願いしたい」

クリリン(天津飯……悪いな。お前はやっぱりいい奴だったよ)

【天津飯 死亡】

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悟空「このへんでいいな。思う存分やれそうだ」スタッ

悟空「そういやおめえ、スカウターは?もう壊しちまったのか?」

ベジータ「あんなもの、気で相手の位置がわかるオレ達には必要あるまい」

悟空「……おめえわかってねえなあ」

ベジータ「……なに?」

悟空「まあいいさ。じゃあ始めっとすっか!」

悟空「はああああああ!!!」

SS3悟空「……待望の全力だ。この姿は長く続かねえ、さっさと決着をつけようぜ」ビリビリ…

ベジータ「ふん。オレがこれまでの間、ただ時間だけを食いつぶしてきたと思うのか?」

ベジータ「だああああっ!!!」

SS3ベジータ「認めたくはないが、貴様のおかげでまた一つ壁を乗り越えることができた……」ビリビリ…

SS3悟空「おおっ、おめえもついになれるようになったんだなあ!」

SS3悟空「はは、悪そうな顔がもっと悪そうになってら」

SS3ベジータ「カカロット、今日こそ下級戦士とサイヤ人の王子との格の差を見せてやる」

SS3悟空「へへっ、久しぶりに本気を出せそうだ……」

SS3ベジータ「でやあああああああっ!!!」

SS3悟空「だりゃああああああ!!!」

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悟天「ねえトランクスくん、誰か来るよ」

トランクス「ほんとうだ!この気はピッコロさんじゃないか?」

悟天「ピッコロさん、ボクたちと戦うつもりなのかな?」

ピッコロ「おまえら……!ガキまで参加してるとは、世も末だな」

文章クソすぎ

悟天「こんにちは、ピッコロさん」

トランクス「ピッコロさん、もしかしてオレ達とやる気なの?」

ピッコロ「悪いことは言わん。おまえたちはさっさと棄権しろ」

悟天「きけん?」

ピッコロ「降参しろと言っている。他の奴らはともかく、さすがにガキがいるのは看過できん」

トランクス「嫌だよ!オレたちが負けたみたいじゃないか」

悟天「そうだよ!ピッコロさん、ボクたちが子供だってバカにしてるんじゃない?」

トランクス「オレたちが強いこと、ピッコロさんが一番よく知ってるでしょ?」

ピッコロ「ならば……、参加したままでいい。願いごとは『今までどおりの生活』の一つだと決めろ」

悟天「ええーっ!?三つも叶えられるのに!?」

トランクス「なんだよそれ!そんなの、願う必要なんてないよ!」

悟天「イヤだ!ぜったいイヤだ!」

トランクス「そうだ!オレたちにだって願いごとがあるんだ!」

ピッコロ(くそっガキはこれだから……!)

悟天「いーやーだーっ!」

ピッコロ「……。一度くらい痛い目に合わなきゃわかんねえみたいだな……」

トランクス「そうこなくっちゃ!悟天!」バッ!

悟天「うん!じゃあちょっと待っててね、ピッコロさん」バッ!

ピッコロ「……。」

悟天「えーと、大体このへんかな……」

トランクス「手の位置は大体これくらい……。よし、いいぞ悟天」

ピッコロ「……。」

悟天「せーの、フュー~……」

ピッコロ「誰が待つか」 ゲシッ

トランクス「うげっ!?」

ガシャーン!ガラガラ

悟天「こ、こら~!卑怯だよピッコロさん!ちょっと待っててよ!今変身するんだから!」

ピッコロ「うるせえ。勝負でそんなこと構ってられるか」

ピッコロ(フュージョンされたら勝算はない……。ガキ二人まとめて相手した方がマシだ)

ピッコロ「オレと戦い、負けたら降参しろ。オレに勝てたら、お前らの命令を聞いてやる」

悟天「言ったね!?絶対負けないぞ!」

トランクス「あったまきたぞ!やってやろうぜ悟天!」

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ヤムチャ「やはり……天津飯はやられてしまったようだ」

プーアル「この戦いに、積極的に参加している誰かがいるのですか!?」

ヤムチャ「そ、そのようだな。正直言って今の今までどこか白昼夢のような気持ちでいたが……」

ヤムチャ「一体誰が天津飯を……!?」

プーアル「敵でもないのに殺し合うなんて……惨いですよ……!」

ヤムチャ「く、くそ。オレはどうすればいいんだ?このまま隠れてどうなる……?」

ヤムチャ「別に願いがあるわけじゃねえ。ただ傍観者になりたくはなかっただけだ」

ヤムチャ「……。一度外に出よう。誰かに会って話を聞かなくては」

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SS悟天「……!」

ガシャーン!

SSトランクス「ご、悟天!くそ……なんなんだよ……!」

ピッコロ「諦めろ。何度やったって同じだ」

SSトランクス「同じなもんか!ちくしょう、フュージョンさえできれば……!」

ピッコロ「……。」

SSトランクス「フュージョンさえできれば……!」チラッ

ピッコロ「……。」

SSトランクス「フュージョンさえ……」チラチラ

ピッコロ「……オレはお前の父親みたいなヘマはせん」

SSトランクス(や、やっぱりだめか!)

------------

天さんが死んだだと?

悟飯(誰か近づいてくる……?この気は……)

クリリン「よう、悟飯」ヒューン

悟飯「クリリンさん!良かった!」

悟飯「聞いてください。ボクとピッコロさんと天津飯さんは、このゲームを終わらせようと思っています」

クリリン「みんなで願いをそろえようって言うんだろ?」

悟飯「え……?ご、ご存知でしたか」

クリリン「天津飯から聞いたんだ」

悟飯(……!?天津飯さんの気が……見つからない……!)

クリリン「オレは断ったんだけどな」

悟飯「く、クリリンさん……。まさか……」

悟飯(どうしてなんだ、クリリンさん……なんのために……!?そこまでして叶えたい願いが……)

悟飯(もしかして……18号さんのことか?あのときは叶えられなかった……)

クリリン「悟飯、オレと勝負してくれ」

期待
最後までよろ

キャラの口調に所々違和感

オラの元気をやるよ
つ④

絵が浮かぶわ

悟飯「……。クリリンさん。はっきり言って、ボクはあなたに勝てる自信があります」

悟飯「それでもボクと戦うつもりですか……?」

クリリン「悟飯、お前達にはなんの恨みもない。だけど……」

クリリン「オレはどうしてもこの戦いに勝ちたいんだ……!全力で戦わせてもらうぜ」

悟飯「そうですか……。ではお相手いたします。少しの間、眠っててもらいますよ」

バッ!

クリリン(やっぱり……悟飯はアルティメットはおろか、超サイヤ人になる気配すらない……!)

クリリン(手加減して戦うつもりだ……!)

クリリン「うらあああっ!!」

ガシ!バキィ!

悟飯「だあっ!」ベキィ!

クリリン(い、痛ェ……!だけど……!)

悟飯「はっ!たあっ!」ドカ!ガガガ!

クリリン(オレが狙うのは、ただ一つ……!)

クリリン「そこだあああああ!!!」

グシャア!

悟飯「!? スカウターが……!」

悟飯「くっ!」ドゴ!

クリリン「うげえっ……ゲホ!おえ……!」

悟飯「クリリンさん、ボク達と一緒にきてください」

悟飯「今のボクに傷すらつけられないようでは、とてもお父さん達には勝てません」

悟飯「18号さんのことは、ボク達みんなで叶えましょう。みんなを生き返らせて、18号さんを人間にして……」

クリリン「……。」


ドシュ!




悟飯「……………………え?」


悟飯(な、なんだ?)

悟飯(身体が、上手く、バランスが取れない)グラッ

クリリンは勝ち組

クリリン「ごめんな、悟飯」

悟飯(一体、何が)

ヒュー……   バシャアン!

クリリン「……。」

17号「孫悟飯の奴、海に落ちたようだ。追撃するか?」

クリリン「いや、もういい」

17号「……あれがあの孫悟飯か。随分見違えたもんだな」

17号「相変わらずオレの気は感知できなかったみたいだが……」

クリリン「そのためにスカウターを壊したんだ」

17号「しかしさっきの三つ目の奴もそうだが、あいつらの話にのらないのはなぜだ?実際、戦局は絶望的なんだろう?」

クリリン「……。自分の妻のことくらい、自分の力でなんとかしたいんだ」

17号「ふうん?まあ実際にはオレが協力しているわけだけどな」

クリリン「お前も18号のたった一人の家族だ……、特別な気持ちくらいあるだろ?」

クリリン「悟飯達の言うことを素直に聞いていたら、どうだったかな。その方がずっと上手くいきそうだけどな」

クリリン「ちょっと意地張っちゃってるのはあるかもしれないな……」

もうすぐに
ヤムチャ「こんなことやめよーよー」
みたいな展開かと思ってた

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SSトランクス「うわあああ!」

グシャ!

ピッコロ「……!いい加減諦めろ!つまらん意地張ってんじゃねえ!」

ピッコロ「オレとお前達の力の差は歴然だ!約束通り、潔く負けを認めて降参しやがれ!」

SS悟天「うるさいなあ!!!ちょっと黙っててよ!!!」

SSトランクス「誰が負けを認めるもんか……舐めやがって……」

ピッコロ(こ、こいつら……!)

SSトランクス「サイヤ人は……宇宙最強の戦闘民族なんだ……」

SS悟天「か……め……か……め……」

ピッコロ(ふざけるな……!これ以上やったら殺しちまう!)

SSトランクス「負けるはずがないんだあああああ!!!」

SS悟天「波ーーーーーーーーー!!!」ズボォ!

ピッコロ「ぐう!!!」

SSトランクス「今だ悟天!」

SS悟天「フュ~……」「ジョン!」

「はっ!」

ピッコロ「くそっ……!あいつら、やりやがった……!」

ゴテンクス「……ふっふっふ」

ゴテンクス「イエーイ!呼ばれて参上ゴテンクス!」パンパカパーン! パフパフ!

ゴテンクス「ちょっと~ピッコロさん?子供相手に大人げないんじゃないの~?」

ゴテンクス「オレに勝てないからってさあ~?」

ピッコロ「……!」

ゴテンクス「悪いけどオレ達、降参するつもりはないんだよね。負けるの嫌いだし」

ゴテンクス「だから、最初から全力で戦ってあげるよ!」

ドンッ!バチバチ…

SS3ゴテンクス「100億万倍返しだ!!!」ビシッ!

ピッコロ(ちくしょう……万事休すか……!)

人造人間に気ありましたっけ…
いやいいんだけど別に

ピッコロさーん!

ブウ「おい、お前」ヒョイ

SS3ゴテンクス「!?なんだお前っ、服を掴むな!離せええええ!!」

ピッコロ「!? お、おまえ……!」

ブウ「あいつは手加減してやってるのに、お前はあいつを殺すつもりだ。違うか?」

SS3ゴテンクス「はあ!?何言ってるんだよ!離せったら!死ね死ねビーム!」

ドガガガガ!

SS3ゴテンクス「もう怒った!お前もギッタンギッタンにしてやる!」

ブウ「……お前、悪い奴だな」シュウゥゥ…

SS3ゴテンクス「だりゃあああああああ!」



ブウ「そんな悪い奴は……クッキーになっちゃえ~~~!!」

ボンッ!



ピッコロ「………………!!!」

ベキ!ムシャムシャ…

ブウ「……あんまり美味しくないな、サタンに貰ったお菓子の方がもっと美味しい」

ブウ「おいお前、無事か?」

ピッコロ「な、なんてことだ……」

ピッコロ「悟天……トランクス……!」

ピッコロ「お前、なんてことをしてくれたんだ……!」

ブウ「悪い奴いなくなった。何を怒っている?」

ピッコロ「もうこれでドラゴンボールを使う他なくなったんだ……!」

【悟天 死亡】
【トランクス 死亡】

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悟飯「………………!!!」ザバッ

悟飯「はあっ、はあっ、はあっ」

悟飯(ゆ、油断していた……!あそこまでクリリンさんが本気だったなんて……!)

悟飯(罠だったんだ……!ボクを、殺すための……!)

悟飯(左腕一本、吹き飛ばされた……)

悟飯(クリリンさんは誰かと組んでいたんだ。だけど気は感じられなかった)

悟飯(人造人間以外ありえない。18号さんか、もしくは……)

ボタボタッ

悟飯「……!」

悟飯(酷い出血だ……身体が痺れてくる……目が霞む……)

悟飯(クリリンさんはこの出血でボクが死ぬと思って追撃しなかったんだろう)

悟飯「……ふ、ふふふ……はは……」

悟飯(笑える……!ボクに本当に勝つつもりで、クリリンさんが……!)

悟飯(…………このまま終わってたまるか……!)

------------

ピッコロ「……ブウ。貴様はどうするつもりでここに来た」

ブウ「オレ?」

ピッコロ「オレ達は全員降参か、願いをそろえて戦いを終わらせようとしていた」

ピッコロ「たった今、全員降参するわけにはいかなくなったがな……」

これは闇ゴハンに期待

ブウ「オレの願いは美味しいチョコと美味しいクッキーと美味しいキャンディーをたらふく食べることだぞ」

ピッコロ「な、なにぃ!?」

ブウ「サタンがこのゲームは悪いことって言ってた。でもみんな参加してる。だからオレも参加する」

ピッコロ「……よく考えろ。今の願いはサタンがいくらでも叶えてくれるんじゃないのか」

ブウ「うん?」

ピッコロ「わざわざここで叶える願いでもない」

ブウ「……じゃあ、美味しいケーキにする」

ピッコロ「……!そっそれもサタンがやってくれるだろう!」

ブウ「お前いちいちうるさいな。じゃあ何を願えばいいんだ」

ピッコロ「……。何も願う必要はないんじゃないか。お前、今まで何か大きな不満を持ったことはあるのか」

ブウ「特にないぞ」

ピッコロ「……。」

ブウ「オレ、もうおやつの時間だから帰るな」

ピッコロ「待て。お前、両手を上げろ」

ブウ「? ほい」

ピッコロ「降参と言え」

ブウ「降参!」

ピッコロ「よし。帰っていいぞ。……今日のお菓子は大量だとサタンが言っていた」

ブウ「本当か!急いで帰るぞ」

ドヒュン!

ピッコロ「……。何考えてるかわかんねえやつは苦手だ……!」



(おいサタン。今から大量のお菓子を用意しろ。夜までブウが屋敷から出てこれなくなるくらいのな)

サタン「ええーっ!?頭の中に声が!?い、いきなりすぎますよ!ええーっ!?」

【ブウ 棄権】

------------

SS悟空「はあ、はあ……!ベジータ、おめえ強くなったなあ……!」

SSベジータ「ふん、当たり前だ……!ぜえ……ぜえ……」

SS悟空「…………。」ピクッ

SSベジータ「どうしたカカロット?もうへばっちまったのか?」

SS悟空「いや。スカウターに反応ありだ……」

SS悟空「悪ぃなベジータ、ひとまず休戦となりそうだ」

SSベジータ「何?」

SSベジータ(この気は……クリリン……!?)

SSベジータ(あの地球人がオレ達の戦いに水をさそうってのか!?命知らずな野郎だ……!)

SSベジータ「カカロット。あんな野郎に手を煩わせることはないだろう」

SSベジータ「一瞬で片を付けてやる……」

SS悟空「いや、待てベジータ」

SS悟空「……。」

クリリン「……よう、二人とも。相変わらずだな」

くりりんさんつえー

SS悟空「クリリン……、悪ぃけどオラ、今忙しいんだ」

SS悟空「おめえの相手をしている暇はねえよ」

クリリン「つれないこと言うなよ。オレが相手じゃ楽しめないか?」

SSベジータ「当たり前だ!貴様のような地球人、わざわざ相手してやるまでもない」

SSベジータ「消えろ!ぶっとばされんうちにな!」

クリリン(!?ベジータにはスカウターがない……)

クリリン(これは……思ってもないチャンスだ……!)

クリリン「……。」シュン!

クリリン「はあっ!」

ガシッ!

SSベジータ「……蚊がとまったのかと思ったぜ」ミシッ…

SSベジータ「失せろ!」

SS悟空(……!いた!)

SS悟空「あぶねえベジータ!」

餃子の戦闘力1000未満て……一応界王様の所で修行してたんやで……

ドッ!


17号「ちっ!外した!」

クリリン(ばれている!)

SS悟空「そこにいたのか!!」

17号「……!」

17号「ひとまず退散するぞ、クリリン!」ドシュ!

SS悟空(あいつは気がねえから瞬間移動がつかえねえ。追いかけるしかない!)

SS悟空「逃がさねえ!!」ドシュ!

クリリン「先に行け、17号!」

SSベジータ「おっと。オレが見逃すと思っているのか」

クリリン「くそ……!」

SSベジータ「不意打ちとはふざけた真似しやがって。貴様はこのオレが……」

悟飯「いえ、ボクがやりますよ。ベジータさん」

ガッ!

SSベジータ「ぐあ……!」ドォォォン

クリリン「……!ご、悟飯……生きていたのか……」

悟飯「ボクがあの程度で死ぬと思っていましたか?ぬるいんですよ……」

悟飯「……確かに、ボクもあなたを甘く見すぎていた節はあります」

悟飯「だから、今度こそ……」

ドン!

究極悟飯「最初から全力でやらせてもらいます。そして……」

究極悟飯「ボクとの力の差を、思い知らせてあげますよ……!」

SSベジータ「ま、待ちやがれ……!」

SSベジータ「こいつはオレの獲物だ。貴様の出る幕ではない!」

究極悟飯「ベジータさん……」

究極悟飯「それなら、あなたから先に相手してもいいんですよ」

究極悟飯「だいぶ疲れがたまっているようですが……それでボクに勝つつもりですか?」

SSベジータ「ふん、貴様こそその腕はどうした?流行りの格好なのか?」

ブウワロタ

プーアル戦闘力1000もあるのか?
それともただ一緒にいるだけ?

クリリン(17号の方には悟空が一人だけ)

クリリン(せっかく二人が熱くなってるところだ)

クリリン(この場は逃げて、17号と悟空を狙う方が得策……!)ドヒュ!

究極悟飯「……逃げましたね」

SSベジータ「奴ならすぐに見つけて追いつける。それより……」

究極悟飯「そうですね。大した時間はとらせませんから安心してください」

SSベジータ「減らず口を。貴様の今の目……、サイヤ人らしくていい顔してるぜ」

SSベジータ「血は争えんようだな……?フハハハハ!」

究極悟飯「……。」

ボタボタ…

------------

ピッコロ(天津飯の気が感じられないのは何者かにやられたからだ)

ピッコロ(悟飯の奴はどうなったんだ……!?)

ヤムチャ「おーい!ピッコロ!」

ピッコロ「貴様……!よもや参加していたとはな。なぜここにいる?」

ヤムチャ「い、いちゃ悪いのかよ」

ピッコロ「悪くはないが、真っ先に逃げ出しそうなのが貴様だったからな」

ヤムチャ「……。まあ否定はできんな……」

プーアル「や、ヤムチャ様……」

ヤムチャ「それより、今どうなってるんだ!?教えてくれ!」

ピッコロ「……少なくとも、天津飯とトランクスと悟天はもうこの世にいない。ブウは棄権した」

ヤムチャ「!!!」

ピッコロ「はっきり言ってオレにも状況がさっぱり掴めん……」

ピッコロ「オレは天津飯と悟飯で説得にまわり、願いをそろえて戦いを終わらせるつもりだった」

ピッコロ「トランクスと悟天とブウは事故みたいなもんだったが……」

ピッコロ「問題は天津飯が誰にやられたのか、だ……」

ピッコロ「あまり考えたくはなかったが……、オレはクリリンだと思っている……」

ヤムチャ「馬鹿な!クリリンがそんなことをするはずがない!」

しえん

>>55
だからないって言ってるじゃないか
スカウターは参加者を表示するんだろ?

ピッコロ「ゲーム開始前に参加しそうな奴の声を聞いていたが、一番願いに対して熱意があったのはあいつだ」

ピッコロ「天津飯と戦闘力もほぼ同等だ。倒せない相手じゃない」

ヤムチャ「そ、そんな……!」

ピッコロ「……。実はもう一つ、気になっていることがある」

ヤムチャ「なんだよ。まだなにかあるのかよ!?」

ピッコロ「さっきから悟飯の気が乱れていることだ。戦闘になっていることは間違いないとみているが……」

ピッコロ「悟飯が本気で戦っているようにしか感じられない。もしかしたらあいつは……」

ヤムチャ「ゲームに乗ったってことか……!?」

ピッコロ「……。根は優しい奴だと思っているが、奴もサイヤ人の血を引いている……」

ピッコロ「悟天やトランクスも戦いに対する執着が強かった。あり得ない話じゃない……」

ヤムチャ「気の位置を考えると、戦っている相手はベジータみたいだぞ……」

ピッコロ「くそ、ゲームが上手い具合に進んじまっている……!気に入らねえ話だがな……」

ピッコロ「……もはや戦いは避けられんだろう。ヤムチャ、貴様はこのままでいいのか」

ヤムチャ「え?」

ピッコロ「抵抗の術は失われた。あとはてめえが勝手に棄権するか、ゲームに乗るかの二つだ」

ヤムチャ「お、オレは……」

ピッコロ「とりあえずオレは悟飯の元へ行ってみるつもりだ」

ヤムチャ「……。」

ピッコロ「まああとは好きにしろ。オレ達にやれることは少ない」ヒュン!

ヤムチャ「……。」

プーアル「ヤムチャさま、どうしましょう……」

ヤムチャ「……。」

プーアル「ヤムチャさま……」

------------

SS悟空「ふー、やっと追いついた。おめえが17号だな?」

17号(は、速い……!オレの孫悟空のデータより、ずっと……!)

SS悟空「オラはてっきり18号だと思ってたんだけどよ。18号以外の人造人間ってえと、おめえしかいねえよな」

SS悟空「おめえとは一度も手合わせしたことがなかったなあ」

17号逃げてー!


>>75
すまん
だがこう書いてたから…

17号「相変わらずオレの気は感知できなかったみたいだが……」
クリリン「そのためにスカウターを壊したんだ」

17号「……孫悟空。元はと言えばオレ達が人造人間にされたきっかけはお前だったな」

17号「今も昔もドクターゲロのいいなりになったつもりはないが……」

17号「あの時の任務を今ここで果たすのもいいだろう」

SS悟空「言っておくけどオラ、あの時よりだいぶ強くなったからな。本気でかかってこないと死ぬかもよ?」

17号「自信たっぷりだな。試してやろうじゃないか」

17号「はあああっ!」

ガシ!

17号「!? なっ……!」

SS悟空「……こんなもんか?」

17号「くっ!」ガッ!ドドドドッ

17号(馬鹿な……全くきいていない……!)

SS悟空「言ったろ?強くなったってよ」

ドカ!

17号「ぐうっ……!」

>>79
気は感知できない
スカウターで参加者は表示される

原作では描写ないから、人造人間は気がないだけでスカウターに戦闘力なんかは表示される可能性もあるな

>>81
気は感知出来ないっていう台詞が気はあるけど感知出来ないみたいにとれるってことだろ

17号(たったの一撃でこの重さ……!)

SS悟空「悪ぃけど今はベジータと大事な戦いがあんだ。おめえとはまた今度手合わせしようぜ」

SS悟空「じゃあな」

17号「!」

ズアッ!

SS悟空「!?」

SS悟空(気円斬か……!)

SS悟空「……おめえもオラとどうしても戦いてえのか、クリリン」

SS悟空「おめえとなら今じゃなくても、いつでも相手になってやるって」

クリリン「悟空……」

クリリン「オレ達はいつからこんなに力の差がついちまったんだろうな……」

SS悟空「?」

クリリン「オレ、悔しいよ……。お前みたいに、もっと力があったら……」

SS悟空「クリリン、おめえどうしちまったんだ……?何かあったのか?」

支援

クリリン「愛する女一人の願いも叶えてやれない……。嫌なんだ、こんなのは……!」

SS悟空「お、おいクリリン……」

17号(……孫悟空の注意は今、完全にクリリンに向かれている)

17号(やるなら今しかない!)ジャッ

スッ

17号「なっ……」

SS悟空「おめえちょっと黙っててくんねえか」


ゴッ!!!


17号「………………!!!」

クリリン「…………17号……」

17号「ね、姉さ………………」

【17号 死亡】

------------

     |           
     |  ___// \__  :::::::::::::::::    
     |  /●\    /●\::::::::::::::::::    
     |  \__/   \__/::::::::::::::::    
     |      / \    ::::::::::::::::::::  つまんね 
     |     (● ●)   :::::::::::::::::::::::    スレ主何歳?
     |    _______ :::::::::::::::::::   
     |   /______ \:::::::::::::::::::   
     |   \______/ ::::::::::::::::



究極悟飯「はあっ、はあっ……!」

SS2ベジータ「腕もなく、その出血量じゃあここが関の山だろうな……」

SS2ベジータ「貴様はよく頑張ったと思うぜ、悟飯」

究極悟飯「…………!」クラッ…

SS2ベジータ「気を保つのもやっとなんだろう?」

究極悟飯「…………」

ヒュ!バシ!

SS2ベジータ「……!まだやるつもりか……!」

SS2ベジータ「いい加減くたばりやがれえ!!!」ドゴ!

究極悟飯「…………」

SS2ベジータ「……。その心意気だけは褒めてやるぜ……」


ドシッ!!


SS2ベジータ「な、なに!?」

SS2ベジータ(くそったれ……今の奴のどこにここまでのパワーが残ってるというんだ……!)

究極悟飯「…………」


ズドォ!!


SS2ベジータ「ぐおお…………!!!」

究極悟飯「勘違いしないでください……。ボクはまだ戦える」

SS2ベジータ「!」

究極悟飯「そしてあなたより……ずっと強いんです」

SS2ベジータ「………………!!!!!」



ピッコロ「悟飯!」


究極悟飯「!? ぴ、ピッコロさん!?」

ピッコロ「やはりこうなっていたか……」

SS2ベジータ「今度は貴様か、ピッコロ。どいつもこいつも人の戦いに横槍入れるのが好きなようだな」

究極悟飯「すみません……。ボクはやっぱり、サイヤ人の血をひいた一人だったようです……」

究極悟飯「このままやられっぱなしじゃ……気がすまないんですよ……!」

ピッコロ「……困った人種だぜ、サイヤ人ってやつは……」

ピッコロ「おいベジータ。この戦い、オレも混ぜろ」

SS2ベジータ「なに?」

ピッコロ「別に何も考えちゃいねえ。もはや戦いに身を埋めるしかやることがないだけだ」

ピッコロ「ただ黙って見ているのは御免被るからな」

SS2ベジータ「……まあいいだろう。何人たかろうと同じこと……」

SS3ベジータ「このオレが……最強なんだからな……!!!」バチバチ…!

究極悟飯「ピッコロさん……僕も……」

究極悟飯「手加減はしません……」

ピッコロ「ふん……くだらんゲームだな……」

------------

風呂入る
もうすぐ終わる

期待

うむ

おもろい

うむ

期待してる

保守ありがとうございます 再開


SS悟空「クリリン。オラにはおめえの言いたいことがよくわかんねえよ」

クリリン「だろうな、わかんないだろうなあ。負けたことのないお前じゃあさ……」

SS悟空「……。」

クリリン「悟空……、オレと本気で戦ってくれ」

クリリン「勝ち負けとかじゃない。お前の本気を見せてくれ」

SS悟空「……。」

クリリン「オレも全力でいく。もしかしたら……」

クリリン「本気じゃないお前なんかより、オレが勝っちゃうかもな」

SS悟空「……。」

クリリン「はあああああ…………」ゴゴゴ…

クリリン「いくぜ悟空……、これがオレの……」

クリリン「フルパワーだああああああああああああああ!!!!!」


ボォン!!!


SS3悟空「……。」ドンッ! バチバチ…


ズドン!!!!!


クリリン「ぐふっ…………!!!?」

SS3悟空「クリリン……。やっぱおめえじゃ、オラには勝てねえよ……」

クリリン「…………!」

悟空「……。」シューン…

クリリン「……ははは、いてえ」

クリリン「も、もう、立てないかも……な……」

悟空「おめえ、18号を人間にしてやりたいんだろ?」

クリリン「……?」

悟空「安心しろ。オラがその願い、叶えてやるよ」

悟空「オラが勝って、ドラゴンボールでみんな生き返らせてよ。おめえの願いも叶えてやる」

悟空「だから安心しろよ」

クリリン「悟空……お前ってやつは……」

クリリン「……なんっにも!わかっちゃいねえんだな……!!!」

悟空「え……?」

クリリン「悔しいよ……!オレも、お前みたいに……」

クリリン「強く、なりたかった………………!!!」

悟空「お、おいクリリン……」

悟空(……。)

悟空(……。)

悟空(…………………………空しい……)

【クリリン 死亡】



------------

しぇん

ろん

ベジータ「はあっ、はあっ……!」

ベジータ(くそったれ、思ったよりてこずったぜ……!)

ベジータ(これでやっと……カカロットと決着をつけられる……!)

ベジータ(それにしてもカカロットの野郎は一体何をしているんだ?クリリンを追ったまま戻って来ないが……)

ベジータ(奴の気を追うしか……)

ベジータ(ん……?オレ以外にカカロットに向かっている奴がいる)

ベジータ(この気は……)


プーアル「ヤムチャさま、悟空に会ってどうするつもりなんですか?」

ヤムチャ「話をするんだ。この戦い、取り返しのつかないことになってしまった……」

ヤムチャ「このままただ死んだ奴らを生き返らせるだけで、全てが元通りというわけにはいかないこと」

ヤムチャ「あいつがどう反応するかはわからんが……何もしないよりはマシだ」

プーアル「ヤムチャさま。ボク、ずっとヤムチャさまのおそばにいますから!」

ヤムチャ「……。ありがとな、プーアル」

ヤムチャ「…………!スカウターに反応あり。この気は……」

アプールとはなんだったのか

ヤムチャ「……ベジータだ!」

ヤムチャ「こっちに向かってきている。オレを先にしとめるつもりだ……」

プーアル「ええっ!?」

ヤムチャ「とりあえず近くの村に逃げるぞ、プーアル。急げ!」

プーアル「は、はい!」

ヤムチャ(ベジータの近くにいた悟飯やピッコロの気はもう感じられない。つまり……)

ヤムチャ(あいつが勝ったんだ!悟空と決着をつけるため、邪魔者のオレを消すつもりだ……!)

プーアル「……ねえ、ヤムチャさま」

ヤムチャ「……。」

プーアル「ボクを使ってください。もしかしたら、上手くいくかもしれません……」

ヤムチャ「……。」

【悟飯 死亡】
【ピッコロ 死亡】

ピッコロさぁーん!

ヤムチャがここまで生き残るとは

保守

ベジータ「ふん。わざわざ人のいるところに逃げやがって」

ベジータ「気で貴様の位置はわかるんだ。無駄な抵抗はやめて潔く顔を見せろ!」

ベジータ「チッ、どいつもこいつもイライラさせやがるぜ……!」

ベジータ「オレはカカロットと決着をつけたいだけなんだ……。貴様らなんかにかまっている暇はない……!」

ベジータ「見つけたぞ!」

ヤムチャ「!」

ベジータ「だあっ!」

ヤムチャ「これでどうだ……!」ポイッ


ボムッ!


ベジータ「!!!?」

ベジータ(車が現れた!?あれはブルマのとこの……ホイポイカプセル!)

ドシャアアアア!

ベジータ「くだらん小細工しかけやがって!目くらましのつもりか!」

最後の相手がヤムチャでプーアルかがヤムチャ庇う
プーアル死亡、庇いきれるわけもなくヤムチャも死亡
で誰一人残らないとかだったら怒るで

ベジータ「くそったれ、ザコのくせにいい気になりやがって……!」

ベジータ「ぶち殺してやる……!!!」

ヤムチャ「!」

ベジータ「そこかあ!!!!!」

ベジータ(…………!?)

高速の蹴りを繰り出すベジータであったが、ここで一つの違和感に気づく。

ベジータ(この気は……違う……!)

ベジータは激昂のあまり、常のような冷静な判断を下せずに安直に視覚に頼って行動してしまった。

今になって、妙な冷静さを取り戻した頭が、一つの事実にたどりつく。

ベジータ(此の男……!)

ベジータ(ヤムチャじゃない)

ベジータ(囮……、いや違う!こいつは参加できるほどの戦闘力を持っていない!)


ガッ


ベジータ(一般人を傷つけさせ、オレを自滅させる作戦…………!)

ポンッ

プーアル「ばーか、だまされたな……!」

ベジータ「…………!!!」


神龍「ルール違反だ。ルールに則り、制裁を受けよ」


ベジータ「ふ……ふざけやがって……くそったれぇ……!!!」

ベジータ「ぐああああああ!!!」

【ベジータ 死亡】



ヤムチャ「プーアル!!!」

プーアル「ぼ、ボクは大丈夫です、ヤムチャさま。あいつ直前に気づいて一気に手加減をしたみたいで……」

プーアル「あ、あれ……なんだか目の前がぐるぐるします……」

ヤムチャ「無理するな!」

プーアル「ヤムチャさま。ボクはヤムチャさまのお役にたてましたか……?」

ヤムチャ「ああ、逃げて隠れてたオレなんかよりずっと……おまえのほうが……!」

プーアル「ボクももっとヤムチャさまのおそばにいたいんですけど……」

プーアル「なんかもう……ねむくて…………」

ヤムチャ「プーアル!?プーアルーーーーーーーっ!!!」

プーアル「ぐう……」

ヤムチャ「!?」

ヤムチャ(な、なんだ。ほんとうに寝てるだけじゃないか)

ヤムチャ(それによく見りゃ擦り傷程度……)

ヤムチャ(ベジータのやつ、オレを殺すつもりだったくせに直前でここまで手加減できたとは……)

ヤムチャ(とにかくオレは悟空のところへいかないと……!)

------------

ヤムチャ「悟空ーーーーーーっ!」

悟空「!? おめえ、ヤムチャか?おめえもいたのか……」

悟空「……おめえ以外、もう誰もいねえのか?」

神龍そんな力あったのかよ

ヤムチャ「ああ。もうオレとお前だけしか残っていない」

悟空「そうか……。でもよ、でえじょうぶだよな」

悟空「ドラゴンボールで生き返らせれば……」

ヤムチャ「悟空!ちょっと待ってくれ」

ヤムチャ「おまえも気づいているんじゃないか?もう取り返しのつかないことになっていると!」

ヤムチャ「確かにみんなドラゴンボールで生き返るさ。でもそれでどうだ?みんなの心は!?」

ヤムチャ「誰を殺した殺されたって……、そこに少しでも満たされるものはあるか!?」

ヤムチャ「お前はただ戦いたかっただけかもしれないが……、みんな想像以上に悲惨な終わり方をしている……!」

ヤムチャ「ただむなしいだけだったろう……!」

悟空「……。じゃあよ、ブウのときみたいに、みんなの記憶を消すのか……?」

ヤムチャ「オレは……、この戦い自体を、なかったことにしたい!」

ヤムチャ「時間を戻すんだ、オレたちが戦いを始める前に」

ヤムチャ「そして二度とこんな……バトルロワイアルをしないと、神龍に願うんだ」

悟空「……。」

これでヤジロベエ落ちだったらいやだな

支援

悟空「……そうだな。なんだかオラも全然楽しくねえし、嬉しくもねえ。おめえの言うとおり、むなしいだけだ」

ヤムチャ「悟空……!」

悟空「……神龍!オラたちの戦いは終わった!願いを叶えてくれ!」



神龍「まだ戦いは終わっていない」



ヤムチャ「……え?」

悟空「な、何言ってんだ!オラとヤムチャの願いは同じだ!戦う必要はねえはずだ!」

神龍「お前達の他にまだ、生き残っている者がいる」

ヤムチャ「……!!!」

ヤムチャ「スカウターに一人……反応がある……!」

悟空「どういうことだ!?オラ達以外にもまだ誰かいたのか!?」

ヤムチャ「ばかな!誰が残っているというんだ!?」

神龍「そいつは途中からこの次元に現れた、参加する資格を持つ者だ」

未来トランクス?

未来ブロリー?

大穴でアラレちゃん

やっぱりみんなドラゴンボール大好きなんだな。
SSが少ないのが不思議な気もする

悟空「途中から現れた……!?ま、まさか……」

??「そのまさかですよ、悟空さん」

悟空「お、おめえ……!」

ヤムチャ「お、お前が……!?」

ヤムチャ「トランクス……!!!」

トランクス「お久しぶりです。事情は聞きましたよ」

悟空「……久しぶりだな。どうした?前に会った時より、随分雰囲気が変わったみてえだな」

トランクス「そうですか?オレにはあまり自覚がありませんが……」

ヤムチャ(悟空の言うとおり、何か違う。前より挑戦的で……反抗的な目つきだ。敵意さえ感じさせられるような)

トランクス「確かに、あの頃よりちょっと荒んでしまったかもしれませんね」

ヤムチャ「な、何かあったのか?お前の実力なら、人造人間もセルも倒せたはずだ」

トランクス「はい、オレは人造人間もセルも倒しました」

トランクス「そうすれば平和を取り戻せると……思っていました」

トランクス「あの頃のオレは甘かったんですよ」

ヤムチャ「なに……?」

保守

谷亮子か

俺「間に合ったか」

トランクス「いざ復興が始まれば、人口の少なさや途方もない作業、やむを得ない文化の退化……」

トランクス「かつてと比べモノにならない原始的な生活に、人々はついていけなかった」

トランクス「ふと気づけば不平不満の小競り合いから物資の奪い合い、内乱に発展し、そして敵のいない戦いになった」

トランクス「あの頃はまだ幸せだった……。人造人間達さえ倒せば、平和になるという希望があったから」

トランクス「倒すべき敵もいない、解決の糸口も見当たらない。今はひたすら絶望的な世界です」

トランクス「……ここでのオレは、随分いい生活を送れているようですね」

トランクス「彼がもう生きていなくて良かったですよ。目にしていたら、怒りで我を失って何か悪いことをしてしまいそうで」

ヤムチャ(なんだこいつ……本当にあのトランクスなのか……?)

悟空「おめえらしくもねえ……」

トランクス「……オレの母さんももう、長くない」

トランクス「今度こそ俺はひとりきり……あの世界を生きなくてはならない」

トランクス「もう耐えきれないんですよ」

トランクス「オレはこの時代に、あなたがたに助言をもらおうときたのですが」

トランクス「この戦いを知って、一つの願いができました」

>>123
昔は多かっただろ
ここ3~4年で大分減ってきたが

ほう

ヤムチャ「願い……?」

トランクス「オレがタイムマシンを使って次元を分裂させる前に、戻してもらうんです」

トランクス「その際に悟空さんが病気にかからなければ……あんな未来は根本的に存在しなくなる」

悟空「おめえ……この世界もおめえの世界も全部消しちまうつもりか……!」

トランクス「そういうつもりではないのですが、悪く言えばそうなりますね」

トランクス「新しく、次元の分裂しなかった、より平和な世界になるんですよ」

ヤムチャ「ばかやろう!それならお前が今までしてきたことも、全部無駄になるんだぞ!」

悟空「おめえの辛さも痛みもわかる……。だが、さすがに見過ごすわけにはいかねえ」

悟空「前に会ったときのおめえはどんなに辛くても前を見ていた筈だ……」

悟空「なに全てを諦めたみてえな顔してんだ……!!」

トランクス「ドラゴンボールの存在に甘えてこんなくだらないゲームをしていた悟空さんには言われたくないですね」

トランクス「オレ達が切望した人達が、この時代では殺し放題ですか……。楽なもんですね……!」

ヤムチャ「二人とも落ち着け!トランクス、オレ達はもうこの戦いを後悔し、時間を巻き戻して改めるつもりだ」

ヤムチャ「願いは時間の巻き戻しとバトルロワイアルを二度と行わないこと……この二つ」

ヤムチャ「残りの一つを、お前の世界の平和に使えばいいじゃないか!」

トランクス帰れ

トランクス「あのですね、ヤムチャさん」

トランクス「そんな具体性のない願い、いくら神龍でも叶えちゃくれませんよ」

トランクス「平和ってなんです?十分な衣食住ですか?今はしのげてもその先は?いっそのこと人類を酩酊状態にさせますか?」

トランクス「無駄 なんですよ……やること全てが」

悟空「トランクス。今のヤムチャの案で納得して帰ってくれねえか」

悟空「ここで納得しねえおめえを殺しちまうのは……、おめえの世界でやれることもできなくなる」

悟空「オラ達はおめえを見捨てたいわけじゃねえ。わかってくれ」

ヤムチャ(もしトランクスを殺したら、生き返らせて且つトランクスの世界に十分な衣食住を与える願いの二つを使わなければならない)

ヤムチャ(願いが四つ……!悟空の言うとおり、素直に帰ってくれればまだ手は打てるんだ)

トランクス「悟空さん。あなたはオレに勝てると思っているからそう言える」

トランクス「違いますか?」

悟空「……?」

ヤムチャ「そ、そうだ。悟空は宇宙一の戦士だ、現にスーパーサイヤ人の壁を二つ超えている!」

トランクス「そうですか。でも……」

終始悟空がクズすぎだろ

こいつ俺の知ってるヤムチャじゃない

見入ってしまった。
保守

トランクス「スーパーサイヤ人3になれるのは、悟空さん一人じゃない……」

トランクス「ここにもいたということです」

ヤムチャ「な、なに!?」

トランクス「はあああああああ!!!」

悟空「なるほど、そうか……」

ヤムチャ「……!」

SS3トランクス「さあ、始めましょうか悟空さん」バチバチ…

SS3トランクス「あなたは随分疲れている……。勝算があるのはオレの方です」

悟空「確かにな……。今からスーパーサイヤ人3になって長時間戦うってえのは、ちょっときちいかもな……」

悟空「だけど、負けるわけにはいかねえな。おめえには負けてもらって……」

バシュ!バチバチ…

SS3悟空「生きたまま未来に帰ってもらうぜ。今のおめえはとことん邪魔だからな」

SS3トランクス「望むところです」

SS3トランクス「……ああ、その前に」ヒュ!

最近ヤムチャが活躍してるな

トランクス最近カードダスでSS3になったよな

ズア!

ヤムチャ「!?ぐあああああ!!」

SS3悟空「や、ヤムチャ……!!」

SS3トランクス「降参して不参加になったところで悟空さんをかばいオレの自滅を招く……。あなたならやりかねません」

SS3トランクス「ヤムチャさん、あの時、あなただけがオレの父さんのフォローをしてくれた」

SS3トランクス「今思えばあの時ほど清々しい気持ちだったことはない……。本当に感謝しています」

ヤムチャ「て、てめ……え……トラ……ゲホッ!」

ヤムチャ「ご、悟空……あとは……たの…………」

【ヤムチャ死亡】

SS3悟空「ゆ……るさねえ……」

SS3悟空「おめえを許さねえぞトランクスーーーーっ!!!!」

SS3トランクス「正々堂々いきましょう、悟空さん。もう邪魔する人もいない!」

SS3トランクス「これが正真正銘、最後の戦いです!」

SS3悟空「だああああああああああ!!!!」

SS3トランクス「はああああああああああああ!!!!」

ヤムチャのクズっぷり

マジで⁉

ヤムチャさーーーーーん!!!!!

>>1乙!面白かった!

脳内再生余裕なのが憎い

神龍「長かった戦いが今、終わったようだ」

神龍「さあ願いを言え。どんな願いも三つ叶えてやろう」

------------

チチ「悟空さー!一体なにをしてるだ!?」

悟空「チチ~、この布切れどうなってんだ?動きづらいし息苦しいし……」

チチ「やっぱり!ここはこう!ここはこう!だらしねえだよ悟空さ!」

チチ「こんなんじゃビーデルさんとこの家族に笑われちまうだ!」

チチ「今日は悟飯ちゃんの大事な日なんだ!しっかりしてけれ!」

悟空「ぐえっ!!首がしまるってチチ……!」


悟飯「お父さん、お母さん。今日は来てくれてありがとうございます」

悟飯「お父さんはもしかしたら来ないんじゃないかと思っていましたよ」

悟空「ああ、チチがどうしても出ろって言うから……」

悟空「別におめえが結婚したって、会えなくなるわけでもねえだろ?」

チチ「まったく、悟空さは情緒ってもんがねえだな!」

>>48
亀レスだけど、悟飯のアルティメット状態はデフォだと思うの

悟空「お、オラにはさっぱりわかんねえよ・・・」

悟飯「ははは……」


ブルマ「孫くん、悟飯くんの結婚おめでとう!」

悟空「よおブルマ。おめえも来てたのか」

悟空「あれ?トランクス、おめえ急にでっかくなったなあ」

ブルマ「まあ五年ぶりに会えば、そんな気分にもなるでしょうね……」

トランクス「悟空さん、悟天は?」

悟空「悟天?あいつ暇そうにどっか行っちまったからなあ」

トランクス「ママ、オレも式が始まるまでそのへんぶらついてくる!」タタッ

ブルマ「あんた、絶対遅れるんじゃないわよ~!」

悟空「そういやベジータは来てねえのか?」

ブルマ「あいつは気恥かしいんだかなんだか知らないけど、来てすぐにどっか行っちゃったわ」

勝者は誰だ
願いは…

ヤムチャ「よお悟空!悟飯の結婚おめでとう!」

天津飯「おめでとう」

悟空「ヤムチャ、それに天津飯!天津飯は本当に久しぶりだな~!」

天津飯「お、オレは出席するつもりではなかったんだが……」

餃子「天さん、結構悩んでいたよね」

天津飯「い、言うな!……まあたまには修行以外のこともいいだろうと思ってな」

悟空「おめえも頑張ってるんだな」

プーアル「ヤムチャさまはあまり修行をしてませんよね」

ヤムチャ「わ、悪いか!」



悟空「お!ピッコロ~、おめえも来たのか!」

ピッコロ「……。悟飯にしつこく頼まれて仕方なく顔を見せに来ただけだ。式には出んぞ」

悟空「そうか、悟飯のやつもえれぇ喜ぶだろうな」

クリリン「お、悟空じゃねえか!悟飯の結婚おめでとう!」

悟空「よおクリリン。18号もマーロンも来たんだな」

18号「おまえ、その格好で式に出るつもりか?」

悟空「え?」

クリリン「悟空、服がぐちゃぐちゃになってるじゃねえか!これじゃチチさんに怒られるんじゃないか?」

悟空「あれ、いつの間に!?まいったな、またチチにどやされちまう……」




悟空「……。」

悟空「なんにも変わんねえなあ、みんな……」

悟空「控室に戻ったら、チチにまた怒られちまうかな……」

悟空「まだ時間あるし、ちょっと昼寝でもしてっかな」ゴロン

悟空「変わんねえよ……なーんも……」




おしまい

え、最後に戦いのシーンと勝利後の悟空の願い事シーンとか無いのか

えっ

うん?

これ悟空が勝ったんだよね?

わかんねえよ……なーんも……

>悟空「あれ?トランクス、おめえ急にでっかくなったなあ」

18号って姉だっけ?
妹じゃないの?

>>147
>>158
あんまりうろ覚えでしゃべんなよ

正直見返したが>>147の言うとおりかもしれない
普段から目がキリッてしてんのな


負けたのか相討ちだったのか

>>158
原作で双子の姉弟って言ってたから姉でいい

タッチの最終回みたいな終わり方だな

こんなことやって悟空を怒らせたら絶対に勝てなくなるのは目に見えてるだろうに・・・

>>159
すまん

>>162
そっかww18と17だから、18号の方が下だと思ってたわww
ありがとうwww

ドラゴンボールSSでここまでつまらんのは初めて見た

トランクスが勝ったのか?

オチはどっちとは特に決めてないです
見てくれてありがとうございました

夢落ちに期待

最後で糞過ぎて台無し

トランクスが勝つ
願い事が
・時間を戻す
・あっちの世界を救う
・こっちとあっちのトランクスを入れ替える
って勝手に解釈した

なんだこの糞エンド


面白かったよ

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