シンジ「チョリーッス!碇シンジでッス☆」(181)


――ネルフ本部

ゲンドウ「久しぶりだな、シンジ」
シンジ「チョリーッス!久しぶりじゃーん、パパリン!」
ミサト「ぶっ!ぱ、ぱぱりん?」
ゲンドウ「くっ……その呼び方はやめろと言ったはずだ」
シンジ「パパリン、さっきから気になってたんだけど……なんで室内でグラサンかけてんの?」
ゲンドウ「………………ふっ、出撃!」
ミサト「(ごまかしたな……)」
シンジ「いや出撃ってなによパパリン?……で、なんで室内でグラサンかけてんの?オシャレなの?」
リツコ「私から説明するわ、シンジくん」
シンジ「おーパツキン美人さん。……で、なんで室内でオシャレグラサンかけてんの?芸能人なの?」
リツコ「……あなたは、これからこのエヴァに乗って使徒と戦ってもらうわ」
シンジ「ああ、うん別にいいッスよ。……それよりパパリンのグラサンが」
リツコ「そう。では、これからエヴァの操作方法のレクチャーを始めるわね」
シンジ「いやだからグラs」


――コックピット内

リツコ「説明は以上よ。これから何をしてもらうかわかったかしら?」
シンジ「把握したぜリツコちゃん」
リツコ「そう」
シンジ「つまり俺は、このエヴァとかいう体感ゲームのテストプレイヤーをすればいいんスね」
ミサト「この子、全然話聞いてない!?」
リツコ「体感ゲームねえ。全く違うけれどその認識でも問題ないわ」
ミサト「えっ?いいの!?」
リツコ「ゲーム感覚でやらせた方が、余計な緊張せずに済むでしょ。たぶん」
ミサト「適当くさっ!」

リツコ「さ、そろそろ始めるわよ。……主電源接続!起動開始!」
マヤ「……神経接続異常なし!初期コンタクト問題なし!シンクロ率…………91.9%!?」

ネルフ職員「「「高っ!?」」」


ミサト「準備はいいシンジくん?」
シンジ「問題ねーッスよ。このゲームの敵……使徒だっけ?首洗って待ってろよーっと」
ミサト「さっきからこの子、やたらと軽いわね……ゆとり教育怖いわー」
リツコ「人類の命運を賭けた戦いを前にして、全く緊張してないのよ。頼もしいじゃない」
ミサト「単に状況がよく分かってないだけだと思うけど……まあいいわ。エヴァンゲリオン初号機発進!」


――VS使徒サキエル

シンジ「こ、これが……使徒……?ミ、ミサトちゃん!や、やべぇ!こ、こいつ……!」
ミサト「落ち着いてシンジくん!」
シンジ「こいつ、首が無いじゃん!首洗えないじゃん!?ジャミラみてーじゃん!?」
ミサト「うるせーさっさと戦え」
シンジ「うっす」


ミサト「シンジくん、まずは歩くことだけ考えて!」
シンジ「あいあーい。歩く、歩く、と」

ズシーン、ズシーン――歩く初号機
ミサト「歩いた!」

ダダダダダッ――走る初号機
ミサト「走った!!」

ピョーン――跳ねる初号機
ミサト「跳ねた!!!」

クネクネ――踊る初号機
ミサト「踊った!?っていい加減にしろコノヤロウ」
シンジ「サーセン」
リツコ「素晴らしいわ。とても初搭乗とは思えない動きよ。流石のシンクロ率ね」
ミサト「えー……いや確かに凄いけど……納得いかないわー」


シンジ「で、そろそろ攻撃していいッスか?」
ミサト「そ、そうね。まずは武装を出s」
シンジ「イィヤッッフゥゥゥゥーーッ!!!!突撃ィィィィィィ!!!」
ダダダダダッ
ミサト「素手でイったぁっ!?って、ちょ!待てバカ!」
シンジ「ヒャッハァァァァァーッ!バァァァーン、ナッコォォォ!」
ミサト「話聞いてよ!?」

ガキンッ!

リツコ「ATフィールド!?やはり使徒も持っていたのね!」
ミサト「ちっ!いいシンジくん!使徒に普通の攻撃は効かn」

バリンッ!ドゴオッ!

リツコ「…………貫通したわね。ATフィールド」
ミサト「えー……なんでー……?」

シンジ「ヒャッハー!」


――使徒のマウントとってフルボッコ中

ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!
シンジ「うはははははっ!弱えっ!こいつ弱えっ!弱えッスよミサトちゃん!!」
ミサト「えっああ、うん、そう、なの……?」←ひいてる

ドゴッ!バキッ!グシャッ!
シンジ「オラオラオラ!……ぶははははっ!ミサトちゃん見て見て!こいつっ!ピクピク動いてる!プッ、死にそうじゃん!マジウケる!」
ミサト「グロいわね……。しばらくお肉食べたくないわぁ」
マヤ「うっ……」
リツコ「…………彼、陰で野良猫とか解体して笑ってそうね」
ミサト「怖いわー、バーチャル世代怖いわー」

ブチッ!グチャッ!
シンジ「ぎゃはははははははは!もうダルマじゃん!もしもーし!?まだ生きてるぅー!?」
リツコ「暴走してるわね。パイロットの方が」
ミサト「えーと、シンジくん?その胴体の赤い玉がコアといってね、使徒の弱点よ」
シンジ「あーい、了解ッス。そろそろ飽きてきたんで、プチっと潰すぜ」

ガッシ!ボカッ!使徒は死んだ。

チュドーン!(笑)

ミサト「あ」
マヤ「……使徒、初号機を巻き込んで自爆しました」

刹那がエヴァに

>>28
一期「俺がエヴァだ!」
映画「使徒と意識共有する!」だな


――病院

シンジ「……知らない天井だ。英語で言うと I don't know the the ceiling.」←訳:私は天井を知りません。

ミサト「シンジくん、迎えに来たわよ」
シンジ「どうも、天井知らずのシンジくんです☆」
ミサト「(スルー)体は大丈夫?」
シンジ「ミサトちゃん……天井と天丼って字面そっくりッスね」
ミサト「頭が大丈夫じゃないわね」
シンジ「ところでなんで俺は病院にいるんスか?たしか体感ゲームをプレイしてたんスよね?」
ミサト「……よく聞いてシンジくん。ゲームなんかじゃないの。あれは本物の戦いで、あなたは人類を救ったのよ」
シンジ「あのゲームの発売日いつッスか?」
ミサト「きみホント人の話聞かないわね!?」
シンジ「で、なんでパパリンは室内でグラサンかけてんの?」
ミサト「そこまで話戻るんだ!?」
シンジ「ミサトちゃん、病院ではお静かに」
ミサト「イラッ☆」


ミサト「ところでシンジくん、あなたの住む場所だけど……」
シンジ「まあ住めればどこでもいいッスよ」
ミサト「あたしのマンションに来る?それともパパリ……お父さんと一緒の所がいい?」
シンジ「ミサトちゃん一択で!美人さんとヒゲオヤジじゃ比べるまでもねーッスよ」
ミサト「え、美人さん?……あらん♪きみ結構いい子じゃないの///」
シンジ「いやホント綺麗ッスよミサトちゃん!マジ俺のタイプ!」
ミサト「あら~困っちゃうわ~♪あたしはあなたよりずっと年上なのよ?それでもいいのかしら?なんて///」
シンジ「無問題ッスよ!ほら、肉は腐る手前が一番美味いって言うじゃないスか!」
ミサト「腐っ……!?」←29歳(独身)
シンジ「Oh!ミステイク!」
ミサト「…………」←アラサー(笑)
シンジ「…………」
ミサト「…………ウッ」←三十路手前(涙目)
シンジ「サーセン」


――コンビニ

ミサト「……き、気を取り直してシンジくんの歓迎会よ!」
シンジ「うっす!テンション上げていきましょ!」
ミサト「さあっ!食べたいものどんどんカゴに入れなさい!」
シンジ「天丼!なぜか天丼が無性に食いたいッス!英語で言うと I want to be a tendon !」←訳:私は天丼になりたい!
ミサト「……シンジくん、あとで一緒に英語の勉強しよっか」
シンジ「? うっす」


――ミサトのマンション

シンジ「んじゃお邪魔しまっす」
ミサト「違うでしょ。今日からここはあなたの家よ」
シンジ「なるほど、そうッスね。んじゃ、ただいまーって部屋汚ねぇぇぇぇぇ!」
ミサト「あー、ちょっち散らかってる、かな?」
シンジ「ちょっち!?これがちょっち!? Oh!ナイスジョーク!HAHAHAHAHA!」
ミサト「そ、そんなにヤバイ?」
シンジ「ミサトちゃん、あんた『片付けられない女』だったんスねぇ……」
ミサト「うぅっ!嫌な言い方しないでよぉ……」


ミサト「どう、おいしい?そのコンビニ天丼」
シンジ「いやぁ!マズイっすねえ!!」
ミサト「あ、あら、そう?」
シンジ「タレはやたらと甘ったるいし、天ぷらの中身スカスカで衣はヘニャヘニャ!いやぁマズイっす!」
ミサト「あー……それは残念だったわね」
シンジ「…………なんで俺……こんなの食ってんだろ……」
ミサト「急にテンション落ちたわね……」

シンジ「そういや、冷蔵庫の中見てみたんスけど、ビールとつまみしか入ってなかったッスよ。普段何食ってんの?」
ミサト「外食が多いわ。あとはお弁当とか缶詰とか適当に」
シンジ「よかったら今度から俺が何か作りましょか?実は料理結構得意なんスよ」
ミサト「へぇー、そうなんだ。どんな料理が得意なの?」
シンジ「パスタ料理ッスね」
ミサト「意外ねぇ……パスタが好きなんだ?」
シンジ「や、全然。ラーメンのが美味いッス」
ミサト「え?じゃあなんでパスタ料理が得意なの?」
シンジ「女を落とすためッスよ。女なんてオシャレパスタ食わせときゃ簡単に股を開くと聞いて」
ミサト「………………」
シンジ「なんスかその目は?誘ってんの?」
ミサト「死になさい」
シンジ「サーセン」


ミサト「あ、そうだシンジくん。学校への転入の手続きは済んでるから、明日から通ってね」
シンジ「うっす」


――中学校 2年A組

シンジ「チョリーッス!転校生の碇シンジでッス☆よろしくぅぅぅ!!」
生徒「「「………………」」」←高過ぎるテンションに困惑
シンジ「この中に、美女、美少女、美幼女がいたら俺のところまで来なさい!……なんつっ亭☆」
生徒「「「………………」」」←ひいてる
シンジ「……あれ?なにこの俺が滑ったみたいな空気?ちょ、やめてくんない?」
生徒「「「………………」」」←ドンびき
シンジ「ちっ……ノリ悪ぃなぁ……テンション下がるわぁマジで……」
生徒「「「(感じ悪っ!)」」」


――昼休み

トウジ「転校生。ちょっと校舎裏まで顔かせや」
シンジ「ごめん……きみの気持ちはうれしいけど、俺にはもう心に決めた人が」
トウジ「なんでワシが告ったみたいになっとんのや!?」
ケンスケ「しかも、やんわりフラれたね」
トウジ「いいから来いや!!」
シンジ「うっす」


――校舎裏

トウジ「すまんなぁ転校生。ワシはお前を殴らなあかんのや」

ドゴォ!
トウジ「って、なんでワシが殴られとんのや!?」
シンジ「サーセン。先手必勝かと」
トウジ「まず話聞けやオイッ!!」
ドゴォ!←2発目
トウジ「ぐはぁっ……だから、話、聞け……!OK?」←すでにフラフラ
シンジ「腹減ってきたなあ……売店の場所教えてくんない?」
トウジ「コイツ全然人の話聞いとらん!?」


シンジ「で、メガネくん。なんでこのジャージの人は俺を殴りたがってるの?そういう性癖の人なの?」
ケンスケ「いや、お前あのロボのパイロットなんだろ?この前の戦いで、こいつの妹が巻き込まれて怪我をしちゃってね」
シンジ「ふーん(鼻をほじりながら)」
トウジ「お前が!無茶苦茶に暴れたせいや!」
シンジ「へぇー(耳をほじりながら)」
トウジ「真面目に聞けや!?」
シンジ「ジャージくん、きみには妹さんがいるんだね。うらやましいなあ」
トウジ「? なにを言っとんのや」
シンジ「俺には家族と呼べるような人がいなくてね。母は小さい頃に死んだし、父とも殆ど面識がない」
トウジ「え?」
シンジ「親戚中をたらい回しにされてさ、この前父と再会したんだけど3年ぶりだよ。信じられるかい?」
トウジ「転校生……」
シンジ「そしていきなりロボに乗って戦え、ときた。頑張って戦って、勝ったら勝ったでこんな風に責められる」
トウジ「…………」
シンジ「ボク、なにか悪いことしたかなあ……?」
トウジ「あっ、そ、その……すまん!事情も知らんとワシが悪かっt」
シンジ「なんつっ亭☆うそぴょーん!シンジくんは毎日楽しく生きてまぁッス☆」
トウジ「ワシやっぱコイツ嫌いやぁ!!」
シンジ「ちなみに今は年上美女と同棲してまぁッス☆」
トウジ「うがぁぁぁ!」
ドゴォ!←3発目
トウジ「だから……なんで、ワシが、殴られ……」バタッ

シンジ「メガネくん、飯食おうぜ!売店どこ?」
ケンスケ「あ、ああ、うん、案内するよ……」←びびってる
トウジ「ま、まて……ワシも……飯…………」

なんやかんやで友達になりました。

――ミサトのマンション

ミサト「シンジくん、学校はどうだった?」
シンジ「最初の自己紹介で死ぬほど滑ったッス。マジ死ぬかと思ったッス」


――ネルフ本部

ミサト「今日は銃器を使った戦闘の訓練をするわ」
リツコ「目標をセンターに入れてスイッチ――これだけよ。あとはオートでやってくれるわ」

シンジ「へーい。目標をセンターに入れてスイッチ」
カチッ
シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ」
カチッ
シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ」
カチッ
シンジ「目標を…………大変だミサトちゃん!!」
ミサト「な、なに、どうしたの!?シンジくん!」
シンジ「飽きたッス」
ミサト「たった3回で!?」
リツコ「驚異的な忍耐力の無さね」
ミサト「ゆとり教育の申し子のようなヤツだわ……」

綾波出すの忘れてた


――学校 屋上

レイ「……碇くん。非常召集、先に行くから」
シンジ「あ、待って。えっときみは……レイちゃんだっけ?」
レイ「……綾波レイ」
シンジ「チョリーッス!碇シンジでッス☆」
レイ「…………チョリーッスってなに?」
シンジ「黒くて甘苦い食べ物さ」
レイ「……それはチョコレート」
シンジ「スペインのソーセージさ」
レイ「……それはチョリソ」
シンジ「黒板に文字を書く道具さ」
レイ「……それはチョーク」
シンジ「パクっちゃダメってことさ」
レイ「……それは著作権」


――使徒シャムシエル襲来

ミサト「エヴァンゲリオン初号機発進!」

シンジ「へーい、いっきまぁ……って、うわあああああぁぁぁ!!」
ミサト「どうしたの!!シンジくん!?」
シンジ「み、ミサトちゃん!こ、この赤イカみたいな使徒……触手持ってるッスよ!?」
ミサト「そ、そうね。だから間合いを取って銃で戦うか、いっそ一気に接近戦に持ち込むか……」
シンジ「そういうことじゃねーッス!俺じゃダメ!俺が戦っちゃダメなんスよ!」
ミサト「? それは、どういう……」
シンジ「だって触手ッスよ?触手といえば普通、美少女が相手でしょう」
ミサト「は?」
シンジ「触手は、主に魔法少女とかをヌルヌルでエロエロな目に合わせる敵。常識ッスよ?」
ミサト「どこの世界の常識!?」

シンジ「ってうわっ!触手が絡んできたぁ!?男子中学生の触手プレイとか誰得ッスか!?」
ネルフ女性職員「「「………………」」」←ガン見
ミサト「……あんたら減給ね」

シンジ「うぉおおおおお!ここは俺が抑える!だから今のうちに美少女を!そうだ、レイちゃん!レイちゃん来てくれ!!」
ミサト「バカやってないで早く仕留めなさい」
シンジ「うっす」

ガッシ!ボカッ!使徒は死んだ。触手(笑)

リツコ「彼、性格はともかく、無駄に強いわね」
ミサト「腑に落ちないわー、ホンット腑に落ちないわー」

おいレイはおそらく延々と突っ込み続けるぞ


――ネルフ本部

シンジ「リツコちゃん、ひとつ聞いていいッスか?」
リツコ「いいわよ」
シンジ「パパリン、手袋で火傷痕を隠してるみたいなんスけど、あれどうしたん?」
リツコ「……零号機の起動実験中に事故が起こってね、そのときレイを助けるために負った傷よ」
シンジ「へぇ、あのパパリンが。あ、もう一つ聞いていいッスか?前から気になってたんスけど」
リツコ「なにかしら?」
シンジ「リツコちゃん、髪はパツキンなのに、なんで眉毛真っ黒なの?スト2のケンをリスペクトしてるの?」
リツコ「(スルー)そうだわ、本部のIDカード更新したのだけれど、レイに渡すのを忘れていたわ」
シンジ「せっかくだから、服もケンっぽく赤系にした方がいいッスよ」
リツコ「(スルー)シンジくん、悪いのだけどレイにカード渡してくれる?」
シンジ「今度、赤く染めた白衣プレゼントしましょうか?」
リツコ「あなたの血で染めてもいいのかしら?」
シンジ「サーセン」


――レイのアパート

シンジ「ボロいな!?壁も床もコンクリート打ちっ放しだし。レイちゃん……ロックな生活してんなあ」

レイ「……碇くん、何か用?」
シンジ「お、レイちゃんチョリーッス。これネルフの新しいIDカード。リツコちゃんから渡すように頼まれたんよ」
レイ「……そう」
シンジ「そういやさっき、部屋でメガネ見つけたんだけどさ、レイちゃん実はメガネ娘だったの?」
レイ「……いいえ。それは指令の……起動実験の時に」
シンジ「あー、零号機の。事故ったときパパリンが助けてくれたんだって?お優しいこって」
レイ「……そう、碇指令は優しいわ」
シンジ「なにせパパリンの半分は優しさで出来ているともっぱらの噂だからね」←適当に言ってる
レイ「……? 残りの半分は?」
シンジ「あ?えーと、三分の一が純情な感情で、あとは愛しさと切なさと心強さかな」←超てきとーに言ってる

碇ゲンドウの構成成分(予想):
優しさ、純情な感情、愛しさ、切なさ、心強さ

シンジ「すげえなパパリン!?泣きゲーのヒロインみたいなスペックだ!」
レイ「…………碇指令、素敵」


――使徒ラミエル襲来

ミサト「エヴァンゲリオン初号機発進!」
シンジ「うーーーーい。(ォライッ ォライッ」

マヤ「目標内部に高エネルギー反応!」
リツコ「まさかっ……加粒子砲!?」
ミサト「シンジくん!よけてっ!!」

シンジ「はいはーい」
ガキョンッ
シンジ「……あの、ミサトちゃん、リフトの止め具外れてないッスよ?動けねッス」
ミサト「あ……」
シンジ「このー、うっかりさんめ☆」
ミサト「……てへっ☆」

チュドーン!

マヤ「直撃しました!!」
シンジ「ぎゃああああああああああ!!!超痛いぃぃぃぃぃぃぃ!!!??」

ミサト「ご、ごめん!マジごめんなさい!」
リツコ「無様ね」


――病院

シンジ「……また、知らない天井だ。英語で言うと I don't know the ceiling again.」←訳:私は再び天井を知りません。

レイ「……目、覚めたのね」
シンジ「どうも、天井知らずのシンジくんです☆」
レイ「(スルー)午前零時より発動される、ヤシマ作戦のスケジュールを伝えます……(中略)……以上。食事、食べておいた方がいいわ」
シンジ「天丼!なぜか無性に天丼が食いたいッス!」
レイ「……病院食に天丼はないわ」
シンジ「ないんだ…………」
レイ「……そう」
シンジ「…………」チラッ
レイ「…………」
シンジ「…………」チラッ、チラッ
レイ「……買って来るわ」
シンジ「ひゃっほー」



シンジ「いやあ、マズイっすねえ!この天丼!」
レイ「………………………………そう」


ミサト「改めて説明するわ。簡単に言うと、日本中の電力を集めた凄い威力のビームで使徒を撃ち殺しちゃおう!という作戦よ」
シンジ「ふーん(鼻をほじりながら)」
ミサト「今回の作戦ではシンジくんがポジトロンライフルで狙撃担当。レイが盾で防御担当よ」
シンジ「へぇー(耳をほじりながら)」
ミサト「ホントに話聞いてんの!?」


――作戦開始10分前

シンジ「いやぁ、あの使徒ビーム超痛かったわ。マジパネェ威力。死ぬかと思った」
レイ「……あなたは死なないわ」
シンジ「うん。俺、超強いからね」
レイ「…………そう。それに、私が守るもの」
シンジ「んー、カッケー台詞だな。惚れそう。俺も一度は言ってみてえ」

レイ「……時間よ、行きましょう」
シンジ「うっす」


シンジ「あっ、そうだレイちゃん!」
レイ「……なに?」
シンジ「天丼ありがとう!マズかったけど美味かったよ!お礼に今度、俺のパスタ料理をご馳走してやんよ」
レイ「…………そう」
シンジ「じゃ、また後でな」
レイ「……さようなら」


――作戦開始

ミサト「さあシンジくん!日本中の電力、あなたに預けるわよ!」
シンジ「電力王シンジ爆誕ッスね」
リツコ「相変わらず状況がイマイチわかってないようね」

シンジ「つっても、今回やることはカーソルがそろったところでスイッチ押すだけっしょ?中卒でも出来る簡単なお仕事ッスよ」
ミサト「あんた現役中学生でしょ!?」

シンジ「さて、そろそろカーソルが……そろった!いっけぇぇぇぇl!!!!!」

カチッ――ズドオォォォンッ!!

ミサト「外したっ!!?」
シンジ「……『中卒でも出来る簡単なお仕事』←まさかこれが失敗フラグになるとは誰も予想していなかった……なんつっ亭☆」
マヤ「使徒からの反撃!来ます!」

チュドーン!

シンジ「うっひょぉぉぉぉぉ!やべえええぇぇぇぇ!」


ミサト「シンジくん!大丈夫!?シンジくんっ!!」
シンジ「うっす。今回は距離があったんでなんとか」
ミサト「二射目の準備急いで!ヒューズ交換!」
シンジ「いや、無理ッス」
ミサト「は?無理?」
シンジ「溶けてるッス」
ミサト「溶けてる!?」
シンジ「さっきの使徒ビームの余波でポジナントカライフル半壊状態ッス。融解して前衛オブジェみたいな形になってら。写メ送りましょか?」
ミサト「…………」
シンジ「(ピロリロリーン♪)ほい送信」
ミサト「…………」
シンジ「ミサトちゃん?」
ミサト「人類終わったぁぁぁぁ!!」
リツコ「落ち着きなさい」
シンジ「そうだぜ、落ち着けよミサトちゃん。フリスク食う?」

マヤ「使徒からの攻撃!再び来ます!」
シンジ「あ、やべ」

チュドーン!


ミサト「シンジくん!」
シンジ「あれ?平気だ……ってレイちゃん!?」

――初号機の前に飛び出す零号機

レイ「……くっ!私はっ、盾だから……っ」
マヤ「駄目です!零号機、耐久力もちません!」
シンジ「くそっ!レイちゃん!」
レイ「……あっ……くぅ……!」
シンジ「待ってろ!俺のATフィールドも合わせれば……ってやっぱ出力が違い過ぎぃぃぃ!無理いぃぃ!」

マヤ「初号機のATフィールドもこのままじゃもちません!」

シンジ「…………ん?そうか。真っ向から防ごうとするからダメなんだ」
ミサト「何を言っているのシンジくん!?」
シンジ「つまり、こういうことッス!」

ガキンッ!

リツコ「使徒の攻撃を弾いた!?」
シンジ「受けるんじゃなくて、反らせばいいんスよ」

※スーパーご都合主義展開


ミサト「……どういうこと?」
シンジ「ATフィールドを使徒ビームに対して斜めに張っただけッスよ」
リツコ「なるほど。垂直では破られるけど、角度をつけてベクトルを反らしているわけね。考えてみれば単純な手だわ」
ミサト「確かに単純な手ではあるけど……そんな細かい操作が普通可能なものなの?」
リツコ「……驚異的なシンクロ率を誇る、彼ならではでしょうね」

シンジ「さて、そんじゃこっちの攻撃ターンっすよね。レイちゃんは……動けないか」
レイ「…………ごめん、なさ……い……」
シンジ「まっ、後退して休んでな。あとは、俺が全部終わらせてやんよ」

ミサト「……どうしよう。なんだか急にシンジくんが格好良く見えてきたわ」
リツコ「手を出したら犯罪よ」

シンジ「で、そろそろ反撃していいッスか?」
ミサト「そ、そうね。まずは武装を出s」
シンジ「イィヤッッホォォォォーーッ!!!!吶喊ンンンンンン!!!」
ダダダダダッ
ミサト「素手でイったぁっ!?って、ちょ!待てバカ!」
シンジ「ヒャッハァァァァァーッ!バァァァーン、ナッコォォォ!」
ミサト「なんかすごいデジャブ!?」


マヤ「高エネルギー反応!加粒子砲、来ます!」

ガキンッ

シンジ「無駄無駄無駄!対処法さえわかりゃあテメーなんぞ、ただのでっけえ正八面体なんだよぉぉぉぉ!!!」

シンジ「これはレイちゃんの分!」
ドゴォ!

シンジ「これは停電で迷惑をこうむった皆様の分!」
ドガァ!

シンジ「そしてこれがぁぁぁ!マズかった天丼の分だぁぁぁぁぁ!」←完全にやつあたり
ゴシャァッ!



マヤ「は、反応消滅。目標、完全に沈黙しました!」


――レイのエントリープラグ

シンジ「チョリーッス!」
レイ「……んっ……誰?」
シンジ「いつもニコニコあなたの隣に、天井知らずのシンジくんでッス☆」
レイ「……そう」
シンジ「おいおい、勝ったんだぜ?もうちょい嬉しそうな顔してくれよ」
レイ「……あなたはいつも楽しそう。……私はこんなとき、どんな顔したらいいのかわからないの」
シンジ「強大な敵に逆転大勝利だぜ。笑うしかねえだろ?」
レイ「……笑う……。……こう?」ニコ
シンジ「んー、カワイイな。惚れそう」
レイ「………………」

シンジ「さ、レイちゃん立てるか?行こうぜ」
レイ「……どこに?」
シンジ「得意のパスタ料理食わせてやるって言ったろ?祝勝会だ!」
レイ「……そう、だったわね」
シンジ「レイちゃんは苦手な食べ物とかある?」
レイ「……肉が苦手」

シンジ「オッケ。だったら野菜を使ったヘルシーなオシャレパスタ食わせてやんよ!惚れてもいいぜ?」
レイ「…………ええ」

END

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    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


           ∧_∧          /⌒ヽ   _,,-''"
      ‐――と(´・ω・`)       _  ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
        ― ‐/  と_ノ          / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
          / /⌒ソ      (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'

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     と´_,ノ゙ヾ.≡=-             / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
     (´ ヽ、 \≡=-       (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'    __  __. ``  ./ 
      `ー' \__)≡=-    _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'      ヽ     ヽ   <  
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'        _ノ    _ノ     .\

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄





        ; '     ;
         \,,(' ⌒`;;)
         (;; (´・:;⌒)/

        (;. (´⌒` ,;) ) ’
  (  ´・ω((´:,(’ ,; ;'),`
  ( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__

      \/___/

昨日エヴァ序を見ただけで、実はエヴァのストーリーとか設定ってよく知らないんだよ
だからこの先の話とかさっぱりわからんから書けない
ついでに言えばSSなんて書いたの初めて
今度続きの破もレンタルしてくるわ

先の話わからないからなあ……
アスカは何となくわかるけどマリとか誰だよ

無茶言うなwww

何で今だに>>162に反応する奴いんの?
わざとなん?
コピペに反応するのが流行ってんの?

>>171
新参のふりして古参釣ってんじゃねそれでもわけわからんけど

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