鳴護アリサ「私の歌を聞けぇ!!」 (41)

上条「君なにいって・・・・」

アリサ「私は音楽家だ、音楽家ならなら音楽で人々を幸せにするもの!!」

アリサ「ならころしあいなんて音楽家にはもっとも似合わない!!」

アリサ「例え命を狙われようと」

アリサ「---相手の心を楽しませお互い理解してこそ音楽家よ---」

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ステイル「何をいってるんだ君は。無様に負けた上条当麻と同じ轍は踏まない!!」

ステイル「炎剣!!」

アリサ「私の歌を邪魔するなああ!!」ヒョイ

ステイル「炎剣をよけただと・・・」

アリサ「世界にはまだまだあ、ころしあいが行われ貧困で苦しんでる国がある!!歌で全て救えるなんて傲慢かもだけど、私は人々が敵対するものどうしでも共存させるのが夢!!」

アリサ「争いなんて下らないものより」

アリサ「---私のうたをきけぇ---」

上条「どこからともなくマイクを取り出した!!」

上条「あのこは一体、魔術師の攻撃を回避するとかなにもんだよ!!」

アリサ「真のシンガーならマイクなんていつでも持ってるよ。マイクは商売道具じゃなくてそれに友達で私の魂。だからつねに持ち歩く!!私の歌が最近人気なのも路上ライブのお陰だからね。」

アリサ「それに私は戦場を駆け巡る情熱の女シンガーだから!!」

上条「説得力がある!!」

ステイル「一斉攻撃で奴をしとめるぞ!」

ジェーン「私の風魔術を食らってもらいましょうか。」

メアリエ「フフフ、地球でも人体でもほとんどありふれているものは水。水の恐ろしさを
水魔術師として教えてあげましょうか。」

アリサ「そんなものが怖くて歌を歌っていられるかぁ!」

ステイル「戯言を、この一斉攻撃を回避できるものかって・・・・なんだって!」

ジェーン「こ、これはまるで・・・」

メアリエ「日本のアニメによくあるマイクロミサイルを回避するかの如く避けられている・・・・」アリサ「ペガサス 遠い空」

アリサ「聞いて、グローリア!」

アリサ「ペガサス 遠い宙」

アリサ「グローリア 遠いように」

アリサ「君の付けた足跡が 長い雨に消えたよ」

アリサ「懐かしい声 優しい声 いつかはほしになるでしょう」

アリサ「夏は一瞬の 鼓動で時を打つ」

上条「この歌、結構いいな。それにただうたっているだけじゃなくて、ほんとに音楽が好きって
思いや、他人に対するぬくもりがこもっているみたいだ・・・」

上条「お、おれも幻想殺して相手の理念を間違っていると指摘したつもりだけど、それって結局は
暴力に頼っただけだろ。こういったふうに暴力に対して、暴力によらないで暴力をふるった相手と
理解しあおうとするのが本当の相互理解なのかも菜。」

ステイル「確かにいい歌だが、君を[ピーーー]のが命令なんだ。君がシンガーとして、優秀だとしても
惜しいと思うがためらうつもりはない。」

アリサ「私は生まれた」

アリサ「ペガサス」

アリサ「情熱は 光るリングのように見えた」

アリサ「寂しさは背中の羽にのせた」

ステイル「もう一度一斉攻撃だ、己アニマスプリチュアって僕は何を言っているんだ!」

ジェーン「で、できません。あんな歌を聞いて[ピーーー]なんてできたら、それこそ悪魔ですよ。」

メアリエ「歌の中に優しさがこもってる、こんなうた聞いたことない・・・・まるで
これが本当の讃美歌みたい。」

アリサ「一緒に歌いたかったら、一緒に歌ってもいいよ。」

アリサ「歌は、一人で歌って他人に聞かせるのも楽しい。」

アリサ「だけど、他人と一緒に歌うのも悪くないことだよ。」

アリサ「浮きだつくものrefulx」

アリサ・上条・ジェーン・メアリエ「上昇気流のblowwhole」

アリサ・上条・ジェーン・メアリエ「めぐりめぐる宇宙にdrive」

アリサ・上条・ジェーン・メアリエ「今を 飛ぶよ 飛ぶよ」

ステイル(確かにいい歌だ、だけど迷うな僕。)

ステイル(この歌に一切を忘れて聞き惚れたいそう思う僕がいるのも確かだ。)

ステイル(だけど、彼女は危険な力を秘めた存在だというのが組織の調査で分かってる。だから、[ピーーー]!)

ステイル「切り札としてこれを出すことになるとは思わなかった、イノケンティウス!」

ステイル「イノケンティウス、あの女の子を焼き払え!」

イノケンティウス「・・・・・」

ステイル「どうした、イノケンティウス。どうして動かない。」

イノケンティウス「すまねえ、マイマスター!俺は、どうしても彼女の歌が聞きたい!」

ステイル「そ、そんな魔術が意志を持つなんて・・・・これが彼女の力だというのか。」

アリサ「炎が観客なんて、路上ライブから始めたけど初めてね!だけど、それが逆に燃えて来る!
炎だろうと、私の観客になったからには楽しんでいってもらうからね。」

イノケンティウス「マスターの格好から分かる通り、イギリス発祥のヘヴィメタ好きだったが、
ジャパニーズソングもわるくないねえ。」

イノケンティウス「ちなみにマスターは、ヘヴィメタのなかで日本人のヨハネ・クラウザー2世を好きだそうだ。」

ステイル「違う、日本人じゃない。クラウザーさんは、モノホンノ悪魔だぁ!」

アリサ「争いのない世界へ いった勇者はいない」

アリサ「君の付けた足跡を たどる覚悟もなくて」

アリサ「羽ばたいて落ちた あがいてまたとんだ」

上条「なんていうかこう広大無辺な宇宙へと羽ばたいていく力を備えているって希望がわく歌だな、
そんな力を備えている人間なら争いなんてなくせるだろう。そんな要素を秘めてる気がする。」

イノケンティウス「お、兄ちゃん分かってるねェ。」

上条「あ、前無理やりお前を消したせつはごめんな。」

イノケンティウス「もう怒ってないから、要らない心配はするな。」

ジェーン「なんか任務なんか忘れておもわず楽しんじゃうね。」

メアリエ「もう任務なんか忘れていいんじゃない。」

アリサ「私は生まれた」

マリーベート「私は生まれた」

メアリエ「あれ、マリーベートお留守番だったんじゃ。」

マリーベート「待機してたんですけど、皆さんが遅いから様子を見に来ました。」

マリーベート「そしたら、こんな歌がきこえてくるじゃないですか。任務の対象ですから、
この歌なら任務なんてどうでもいいです。」

ステイル「ぼ、僕の弟子が、和やかな雰囲気を・・・・」

ステイル(だけど、ほんとにいい歌だよな。この歌、彼女自身の歌唱力も高いだけじゃない、
なによりハートに響いてしまう。」

ステイル(この歌を楽しみたい、任務なんて忘れたい。)

ステイル「ええい、僕も任務をやめるぞぉぉぉぉ!今は、この歌を楽しみたいだけだ!」

アリサ「明日へ 飛ぶよ」

アリサ「これでエンドです。私の歌を聞いてくれて、ありがとう!」

ステイル「ふざけないでもらおうか。僕は、君の確保か暗殺に来たんだ。」

ステイル「いいか、今は君の歌に聞きほれたが、次はないからな。」

アリサ「暴力なんかで人の心は動かせないと私は信じてる。だから、あなたもいつか・・・」

ステイル「やめてほしいね、僕が好きなのはデトロイトメタルシティ略してDMCのクラウザーさんだ!」

アリサ「え、私もクラウザーさん大好きだよ。音楽を始めたのは、クラウザーさんの影響だしね。
最も、私はヘヴィメタじゃなくて別のジャンルになるけどね。」

ステイル「う、うそだ、ならクラウザーさんが得意としている早口言葉を言ってみろ。」

アリサ「女子として言うのもどうかと思うけど・・・・・」

アリサ「レイプ・レイプ・レイプ・レイプ・レイプ・レイプ・レイプ・レイプ・レイプ・レイプ!」

ジェーン「お、女の子にレイプってうちらの師匠何言わせてるんですか。」

マリーベート「というか、ヘヴィメタが変な風に伝わってませんか。」

上条「デトロイトメタルシティってバンドはかなりの問題児だからな、実際に警官相手に公務執行妨害罪とか
東京タワーを破壊しかけたとかいろいろ黒いうわさが・・・・」

ステイル「じゃあ、クラウザーさんが得意とするギターテクニックはなんだ。」

アリサ「ギターを歯で引く、ウィンドミル奏法だよね。通称は、歯ギター、腕ぐるぐるギター。」

アリサ「それもこれは、ジミ・ヘンドリックスとピート・タウゼントが得意とする行為だから
単純にきわどい色物的なものじゃなくて、実力も確かだよね。ゲテモノバンド一位とか
言われているけど、それは音楽を知らないものの言う戯言だよ。」

ステイル「その通りだ、日本のテレビがその八表をしたときはテレビ局をぶち壊そうと思ったくらいだ!
クラウザーさんは、人界に降り立った高位の悪魔でありながら、僕たち人間の芸術を知り、
磨きぬいたお方だ!」

ジェーン「実際に悪魔ならうちらに討伐命令が下りますが・・・・」

イノケンティウス「おい、クラウザーさんディスってんじゃねえぞ!」

ジェーン「す、すみません。」ビック

シェリルなのか バサラなのか
もうちょっと歌をやってほしかったな

アリサ「確かにクラウザ-さんは、いろいろ言われている。」

アリサ「DMCのファンになったら友達と絶交になるっていうし、下品とかバッシングも言われる。」

アリサ「それでもクラウザ-さんは、歌が好きだからあんなことができると思うんだ。
だから私もクラウザ-さんに負けないようがんばる!!

ステイル「同じクラウザ-さんのファンとして、君に危害を加えられないな。ちょっと待ってくれ。」

ステイル「もしもし僕だ・・・・例の件だがあれはなしにしてくれ。」

ステイル「なにできないって・・・そうかなら僕はイギリス清教をてきにまわしてでも彼女を守る!!!」

ステイル「彼女の歌を政治や組織の道具にさせてたまるか!!そう最大主教に伝えろ!!」

上条「ステイル、お前それでいいのか。組織をてきにまわしたら・・・・」

ステイル「こちらもプロさ、心配するな。戦闘能力の高い僕を早々切り捨てないだろうし、僕は地位がそれなりにあるしね。
彼女とのことだけなら組織も全面対立じゃないから多少は許してくれるはずだ。」

ステイル「君たちはどうする。一応師匠としては、結構きにするんだけどね。組織と敵対すると言うなら。」

ジェ-ン・メアリエ・マリ-ベート「あの素晴らしい歌のためなら組織なんてごみ以下ですよ。」

???「やはり歌は素晴らしい。」

ステイル「誰だ!!」

千葉「僕は怪しいものじゃないよ。君たちと同じように彼女の歌を、愛するものだ。」

千葉「僕の名前は、千葉。学園都市のしがない科学者さ。」

上条「学園都市の科学者ってまさか・・・・」

千葉「僕は、人体実験を行ってるくずどもと一緒にするな!!!科学は人々を幸せにするものだ!!
不幸せにする科学は、科学じゃない!!!
むしろ、学園都市内じゃなくて学園都市外にも人体実験が行われたことを報道すべきと思ってるからね。」

千葉「まあそのお陰と内容のせいで、僕は研究予算をもらえないんだけどね・・・・」

アリサ「それで?私に用があるんだよね。状況的に。」

千葉「ああ君の歌を調べさせてほしい。」

千葉「話しは変わるけど、リン・ミンメイを知ってるかい君たち。」

メアリエ「確か米ソ冷戦時代にいた伝説の歌姫・・・・」

ジェ-ン「中国とソ連の国境沿いで起きた紛争を歌でおさめたという!!」

千葉「僕は彼女のファンでね・・・・彼女は元々中ソ国境の小さな町の家族ぐるみでやってる料理屋の看板娘だった。」

千葉「だけど中国とソ連は、同じ社会主義計画経済であっても中が悪く国境沿いで紛争が起きてしまった。
戦争が起きたら普通相手国への憎しみを抱くものだ。」

千葉「彼女は戦争によって敵味方関係いなく人は死んでいく。だから、かなりの怖さを感じながら歌が得意だった。」

千葉「得意な歌を使って戦争を止められないかと、戦場でメドレーをやったんだ。奇跡だったよ、紛争といっても戦車さえ投入されてたのに兵士は銃を捨て、兵器を操るのをやめ歌に聞き入った。
それも敵ととなりあって、士官さえもが歌に聞き入った。」

千葉「彼女が紛争を停戦させたんだ。
だから彼女のファンなんだ!!そして僕は、歌で戦争を止めたから歌に不思議な力があると考えている。」

千葉「おそらく未知の物理法則だろう。その歌のちから解明のために、協力してほしい。」

千葉「まあ協力してもらおうと思ったアヤ・エイジアが逮捕されたり、協力者候補の剛田武の歌がとても音痴なのもあるけどね・・・・・」

レディ・リ-「やめろ、やめてくれ、その歌を歌わないでぇぇぇ!!!いや歌わないでくださいぃぃ!!!」

ジャイアン「遠慮するなっての、俺の歌に感動したからって。」

ジャイアン「おれはジャイアンがきだいしょ~天下無敵の~男だぜ~」

レディ・リ-「もうしにたい・・・・」

クロウ7「隊長、どうします。脅威は去ったようですが・・・・」

クロウ4「襲撃グループと護衛対象が仲良くしてます。」

シャットアウラ「脅威が去ったならいい。私たちの任務は鳴護アリサを守ることだ、襲撃犯と仲良くしてても危険じゃなければいいさ。」

クロウ7「それにしてもいい歌だったぜ。」

シャットアウラ(私は歌がノイズに聞こえる・・・・それでもあの歌は何か心に響くものがある。)

アリサ「それが歌のためなら喜んで、やらせてもらいます。」

千葉「それじゃあ、ここが僕のラボだ。ラボといっても、勤務してる研究所で異端扱いだから、個人的なものだけどね。」

アリサ「あの一人でいくんですか。」

千葉「確かに男女一人はまずいね・・・・それならばそこの友達と来てくれて構わないよ。」

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