佐天「>>4を>>7する能力?」(228)

佐天「うーいはーるー! 私もついに能力に目覚めちゃったみたい!」

初春「本当ですか!? どんな能力だったんです?」

佐天「それがね、>>4>>7する能力なんだ」

あなる

爆発させる

佐天「えーとね、あなる?だったっけ お尻の穴を爆発させるんだってさ」

初春「ええっ!?」

佐天「試しにやってみようか? 初春に」

初春「佐天さん!? あのちょっと待っ」

佐天「えいっ!」

初春「…………?」

佐天「あら?失敗だったかな」

初春「!?」

佐天「うーん、まだ練習が必要なのかも」

初春「……佐天さん、ちょっとトイレに行ってきますね」

佐天「どうしたのさ? 初春、顔色が悪いよ」

初春「それが……急にお腹が痛くなってきて……ううぅ」

佐天「>>29!」

踏み台kskst

佐天「これは成功した予感! さあもう一押しだ!」

初春「佐天さん!? 早く行かないと!」

佐天「動かないで! 私の能力が初めて発揮されるんだよ!?
    初春は見たくないの!?」

初春「ううぅあああああ!! 困ります!! あっ…………」 ぶりゅっ

   びちゃびちゃびちゃ

佐天「これが私の能力か……」

初春「あははは…………」

   脱力したようにへたりこむ初春、足元にたまった汚物が衣服を汚していく
   しかしそんなことは意識の外にあるようだった
   頭の中にあるのは公衆の面前で失態を犯してしまったことのみ

佐天「そんなところに座ったら汚いよ! ほら立って!」

初春「佐天さん…… >>43

もっと

初春「もっと」

佐天「うん?」

初春「続けてください」

佐天「いや、早く洗わないとまずいって! みんな見てるし!」

初春「どうしてそんな心配するんですか? 今更関係ないですよ
    分かっちゃったんです、佐天さん」

佐天「えっ?」

初春「こんなに気持ちいいんですね、みんなが見ている前でするのって
    今まで知りませんでした だからもっと、もっとお願いします!!」

佐天「>>58



1 確かにもう手遅れかもね! 任せてよ!
2 だめ! こんなことやめようよ!

1

佐天「確かに余計な心配だったかも…… 分かったよ、初春」

初春「お願いします、佐天さん」

佐天「えいっ!」

初春「……感じます、お腹から下に流れていくのを」

佐天「…………」

初春「ぅうっ!!」 びゅる

  先程と同じ感覚、しかし初春は抵抗せずに身を任せるのだった

  びちゃびちゃびちゃびちゃっ

  それは既に洪水だった 水音と共に噴出したものが辺りへ飛び散る

佐天「うわっ! 汚っ!」

初春「…………気持ちいい」

  汚物の中に立つ初春、しかしその顔は憑物が落ちたように晴れやかで
  新たな愉しみを得た悦びに輝いていた

佐天「すっごい大量に出たなー、もう残ってないんじゃない?」

初春「そうですね、もう何も出てこないんじゃないかな」

佐天「満足した?」

初春「はい、一先ずは ありがとうございます」

佐天「気にしないでよ、私も能力についてよく分かったし」

佐天「ところで、これはどう片づける?」

初春「……処理を忘れてました」

>>78「そこの2人組!」

このりみい

固法「そこの2人組!」

佐天「ひゃいっ!?」

初春「先輩!?」

固法「迷惑な中学生がいると通報があったの
    それで来てみれば、まさか貴方たちだったなんて……
    説明してもらえる? この惨状について」

佐天「これは>>89!」

私の能力が爆発したんです!

佐天「私が初春に能力を使ったんです! そうしたらこうなっちゃって」

初春「佐天さんを責めないでください! 半分は私にも原因があるんです!」

固法「……どんな能力を使えばこうなるのかしら?」

   説明中

固法「それでこうなってしまったというの? >>101

うらやましい・・・

固法「羨ましい……」

佐天「えっ?」

固法「羨ましいわ、初春の顔を見てみなさい
    昨日とは別人みたい これは貴方のお陰でしょう?」

初春「そうなんです、すごく身体が軽くなったみたいで」

佐天(出しちゃったからね)

固法「だから、>>115!」

私にもその能力使って

固法「私にも使ってもらえないかしら?」

佐天「…………本気ですか?」

固法「もちろんよ、いけない?」

佐天「いや、私はいいんですけど これ以上やってもいいのかなー?と」

固法「心配しないで、始末は風紀委員が責任を持って請負います」

初春「だそうですよ、佐天さん 遠慮はいりません!」

佐天「……はい」

固法「っぅふう……」

佐天「どうでした?」

固法「とてもよかったわ、想像以上よ」

初春「よかったです、先輩もこれを知ることができて」

固法「ありがとう、感謝します」

佐天「どういたしまして……?」

初春「ではそろそろ片づけましょうか」

固法「ええ、でも道具が必要だわ 持ってきてもらいましょう
    白井さんへ連絡して」

佐天「あっ、じゃあ私も手伝います!」

初春「佐天さんはいいんですよ、私たちに任せてください」

佐天「そういうわけにもいかないよね……こればっかりは」

寝ます

続く(昼まで残っていれば)

佐天「……あの白い人に使ってみよ、えい」

一方通行「あァ?」 反射

佐天「ひぐっ!」

初春「……はい、できるだけ早くお願いしますね
    白井さんがすぐ来てくれるそうです」

固法「ではそれまで待っていましょうか」

   数分後

黒子「持ってきましたわよ、初春 
    こんなところで掃除でもするんですの?」

初春「そうなんです、ちょっと汚しちゃって」

黒子「……? 服が汚れていますわよ
    それに何だか匂いが……というより臭いですわね」

固法「私から説明しましょう」

黒子「先輩? 通報があった場所に向かわれたのでは」

固法「この2人がそうだったのよ」

黒子「……中学生でしたわね、初春と佐天さんだったんですの」

佐天「すみません……」

初春「その片づけをしないといけないんです
    だから白井さんに道具を」

黒子「ゴミを散らかしでもしたんですの? 迷惑行為をしていると聞きましたが」
    全く、風紀委員の初春がそんなことでは……」

初春「いえ、散らかしたのは合ってますけど……」

佐天「これなんです」

黒子「? これは」

黒子「泥……ではありませんわね、この臭いは」

初春「はい、私と先輩が出しちゃったんです」

固法「そうなのよ、白井さん これを見た誰かが通報したみたいで」

黒子「……待ってくださいな
    つまり、初春と佐天さんが初めにいた」

固法「ええ、そこへやって来たのが私」

黒子「……初春が粗相をしてしまった、というのは置いておくとして
    先輩までがそうなってしまう意味が分かりませんわ」

佐天「>>195

私のせいなので、私が食べます

佐天「私が悪いんです! 初春に能力なんて使っちゃうから!
    せめて後始末は私にさせてください! 全部食べてやる!!!!」

黒子「はい? 能力ですって?」

初春「やめてください佐天さん! 汚いですから!」

固法「そうよ! 貴方が気に病むことではないわ!」

佐天「うわあああ! 2人とも離してください!」

   取り押さえられ、必死にもがく佐天涙子

初春「白井さん! 手伝ってくださーい!」

黒子「>>204

私が食べますわ

黒子「わたくしも食べますわあああああ!!」

初春 固法「白井さん!?」

   黒子はその場にしゃがみこむと、手で掬い口に運んでいった

黒子「これは>>213ですわ!」

とうもろこし

黒子「とうもろこしですわ!」

初春「えっ?」

   突然の奇行に驚き、力を緩めてしまう
   その隙を見逃す佐天涙子ではない

佐天「いただきまーす!」

   汚物へ頭から飛びこみ、獣が水を飲むように嘗めるのだった
   黒子もただ只管に貪っている
   既に止めることすら忘れ、ただ呆然と眺める初春と固法
   先程とは完全に立場が逆転していた

初春「>>221

ごくり・・・

初春「ごくり」

   思わず喉を鳴らす

初春「……私も」

白井「いらっしゃいな、初春」

佐天「そうそう、我慢しなくてもいいって」

初春「はい!」



   その後の4人がどうなったのかはまた別の話



終わり

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