長介「ねえちゃん、P拾ったー」やよい「捨ててきなさい!」 (179)

長介「えー!!」

やよい「えーじゃないでしょっ!家にそんな余裕ありません!」

長介「俺ちゃんと世話するし!!」

やよい「お世話出来る出来ないの問題じゃないの!」

P「p!p!」(鳴き声)

長介「ほらPもここにいたいって言ってるよ!」

やよい「長介、いたいって思っていれるならお金なんていらないんだよ?」

長介「うぅ…」グスッ

やよい「わかったら早く元の場所に戻してきなさい」

長介「わか…たよ」グッ

やよい(ごめんね…長介、家が貧乏なばっかりに…)ジワ

P「p!p-!!」

長介「ごめんな…お前を飼ってあげることは出来ないんだよ」

P「p!」スッ

長介「ん?こ、これって…!!」


―――――――――――

やよい「今日はもやし祭りをしよう…」

やよい(それで長介も許してくれるかな…?)

長介「ねーちゃーん!」

やよい「長介…また連れてきて」

長介「違うんだよ!これ見て」

やよい「これって…」

長介「お金…だよね」

P「p!」

長介「お金があればP飼えるんだよね!」

やよい「そうだけど…いいのかな…」

P「p-!」ポン

長介「いいってさ!」

やよい「もう…しょうがないなー!いいよ、飼っても」

長介「ホント!?やったー!」

P「p-!!」

やよい「ちゃんとお世話しないとお姉ちゃん怒るからねっ!」

長介「へへっわかってるって!」

やよい「ったく…よーし!今日はちょっと豪華なもやし祭りにするよー」

長介「やったー!!」

P「p-!」

やよい「よいしょっ…じゃあ長介、お買い物行ってくるからお留守番お願いね」

長介「わかった」

やよい「浩三ちゃんと見ててね!」

長介「わかってるって!」

やよい「じゃあ行ってきまーす!」

P「p-」

やよい「ん?どうしたの?P」

P「p-!p!」

やよい「一緒に行くの?」

P「p!」

やよい「わかった!じゃあ行くよ~」

P「p!!」

やよい「えへへー今日はPのおかげでたくさん買えたね!」

P「p-!」

やよい「卵も二つも買えちゃったし、お肉が買えたのは久しぶりだよ」

P「p!」

やよい「それに荷物まで持ってもらっちゃって…少し持つよ?」

P「p!p!」

やよい「あはは、わかったよ~!ありがとね!P」ナデナデ

P「p~」

やよい「よしっみんな待ってるし、早く帰ってご飯作っちゃお~」

P「p-!」

やよい「それじゃあ手を合わせてください!」

みんな「いただきますp-」

長介「今日はお肉もあるー!」

浩太郎「やったー」

浩司「おー」

やよい「今日は新しい家族も増えたからお祝いもかねてるんだよー」

かすみ「Pちゃん…よろしくね?」

P「p!」

かすみ「ふふっ…かわいい」ナデ

長介「うめー!」

浩太郎「おいしー!」

やよい「ふふっ、よかったぁ」ニコ

P「p!」バッ

長介「あ、こらP!それは俺の肉だぞ!!」

P「pっ」モグモグ

長介「あー!!このっ」

やよい「こら!ケンカしちゃめっ」

長介「わかってるよ」

やよい「P?ちゃんと人数分あるはずだから勝手にとっちゃダメだよ!」

P「p…」

やよい「わかった?」

P「p!」

かすみ「わかったみたいだね…」

P「p!p-!」

長介「こっちこそ怒鳴ってごめんな!」

P「p!」

みんな「「「ごちそうさまでしたpー」」」

やよい「よしっじゃあ片付けするから長介たちはお風呂ははいって来なさい~」カチャカチャ

長介「わかったーほら行くぞ、浩太郎、浩司」

浩太郎「うん」

浩司「はーい」

長介「狭くなるけどPも一緒に入るぞ!…ってあれ?P?」


やよい「もうPったら…食器洗いも手伝ってくれるなんて」

かすみ「えらいね」

P「p!」

長介「Pは後で入るのか」

浩司「にいちゃーん?」

浩太郎「はやくー」

長介「あ、今行くー」

やよい「あ~さっぱりしたぁ」

かすみ「ねー」

やよい「Pも浩三をお風呂に入れてくれてありがとね!」

P「p!」

やよい「でもお風呂でPが鼻血出したときはびっくりしたね」

かすみ「うん」

P「p…p~」

やよい「なんともないようでよかったぁ」

P「p!」

かすみ「よしよし」

長介「あ、ねえちゃん!かすみ!もう布団は敷き終わったぞー」

やよい「ホント!?ありがとう長介」

浩太郎「俺たちも手伝ったぞ」

やよい「うんっ!みんなありがとー!」

やよい「でもその前に、みんな宿題は終わってるの?」

かすみ「あ…私まだ済んでない」

長介「…まだ」

浩司「おれもー」

やよい「じゃあ宿題やってから寝るよー」

浩太郎「うえ~」

――――

長介「うーん…ここがわからねぇ…ねーちゃん」

やよい「んー…ごめん、お姉ちゃんもわからないや」

長介「えー!どうしよっ…ってP?」

P「p!p!」スラスラ

長介「おお!!Pすげーっ!ありがとなっ」

P「p!!」

かすみ「よし…おわった」

浩太郎「くー」ウトウト

浩司「ねーちゃん、おわった―」

やよい「はーい、じゃあ歯を磨いて寝ようね!ほらっ浩太郎!もう少しだけがんばって」

浩太郎「うーん…」

長介「Pのおかげで終わった!」

P「p!」

やよい「じゃあみんな歯を磨くよー」

かすみ「はーい」

やよい「はーい!じゃあみんなおやすみなさい!」

長介「おやすみー」

浩太郎「ぐー」zzZ

浩司「おやす…」zZ

かすみ「おねえちゃんは?」

やよい「私はもう少し宿題が残ってるから…おわったら寝るよ」

かすみ「わかった…おやすみなさい」

やよい「うん、おやすみ!かすみ」

やよい「さてと…」

―――――――――
やよい「うー…わかんないよー」

P「p!」コト

やよい「P!あ…ココア」

P「p!p!」

やよい「ふふっ…ありがとー」ニコ

P「p!」

やよい「ん…」ウトウト

やよい「だめ…まだおわって…」コテン

やよい「すー…」zzZ

P「…」

P「…」スッ

やよい「んっ…」

P「…」トサッ

P「…」ファサァ

P「…」ポンポン

P「…」

P「…」カキカキスラスラ

やよい「むにゃ…」

やよい「はわっ!」パチ

やよい「時間は…ほっ」

やよい「んしょっ…朝ご飯作らなきゃ」

やよい「あ!宿題…うー…時間もないし…はぁ、しょうがないよね…」

やよい「あれ?私布団にいつ入ったんだろう…」

やよい「うーん…ま、いっか」

やよい「よしっ!今日も一日がんばろーっ!!」




P「ぐー」ブルブル

やよい「みんなー!起きなさーい!ご飯できたよー!!」

かすみ「う―…ん、おはよう」

長介「ぐー」

浩太郎「ううーん…」

浩司「おはよー…ふぁあ」

やよい「ほらっ長介!起きなさい!」

長介「うぅわかってるって…んーっ」ノビー

かすみ「お姉ちゃーん…P寒そう」

やよい「え?本当…Pの布団も買わないといけないね」

P「p…」クシュッ

やよい「みんな忘れ物ないー?」

かすみ「大丈夫…だと思う」

長介「大丈夫だって!」

やよい「じゃ、気をつけて行くんだよ?」

浩太郎「いってきまーす」

かすみ「いってきます」

やよい「P-、どこか行くときは鍵をちゃんとかけるんだよ?あ、あと鍵はここに置いといてね!」

P「p!!p…」ックシュ

やよい「あ…P風邪ひいちゃったかな?帰りに薬買ってくるね!」

P「p!」

やよい「じゃあ、行ってきます!」

P「p-!」フリフリ

やよい「うー…宿題どうしよう…あれ?」ペラ

やよい(で、出来てる!なんで?)

やよい(あ、マーカーで印が…ここを見ればいいってことかな)

やよい(あ、ここをこうして…!解けた!!)

やよい(P…ありがとー)ニコ

やよい「うっうー!おはようございまーす!」ガルーン

春香「あ、やよいおはよー!」

やよい「春香さんおはようございますっ!」

春香「やよいは今日も元気だねー!」

やよい「はい!」

P「お、やよい、おはよう」

やよい「あ、プロデューサー!おはようございます!!」

P「うむ、元気で何よりだ…っくしゅんっ!ちくしょーめっ!」

やよい「はわっ!?プロデューサー、大丈夫ですか!?」

P「ん?あぁ…ちょっと風邪気味なんだよな…」

律子「気をつけてくださいよー?皆にうつったら大変ですから」

P「ははっ面目ない…体調管理をしっかりしろってお前らに言ってるのにな」

P「っと、うつっちゃいけないから出来るだけ近づかないようにな」

春香「プロデューサーさんのならうつしてもらっても…」

P「ははは、バカ言ってないでレッスン行けよー遅刻するぞ~?」

春香「はっ!そうですね!行こっやよい」

やよい「あ、はい!プロデューサー!お大事にです!」

P「おー」ズズ

小鳥「でも珍しいですね、プロデューサーさんが体調崩すなんて」

律子「そうですね、何とかは風邪を引かないって言いますけど」

P「いやだなー俺だって風邪引くことくらいあるって」

小鳥「辛かったらいつでも言ってくださいね!なんなら早退しても…」

P「いえいえ!大丈夫です!そこまで酷くありませんから」

律子「ならいいんですけど」

やよい「あっ…」ドテ

千早「高槻さん大丈夫?」

やよい「あ、はい!すみません…何度も」

響「どうしたんだ?やよいー…元気がないぞ」

春香「もしかしてプロデューサーさんが心配なのかな?」

千早「プロデューサー…体調悪そうにしてたものね」

やよい「あ、はい…それもありますけど…」

響「けど?」

やよい「家で飼ってるペットも…風邪を引いちゃったみたいなんです…」

春香「ペット?」

響「やよいペットなんて飼ってたっけ?」

やよい「あ、昨日から飼い始めたんです!」

春香「へーかわいいの?」

やよい「えっと…とっても賢いんです!」

響「そうなんだ!でも心配だね…」

やよい「はい…」

千早「…さ、練習を再開しましょう」

春香「千早ちゃん!?」

千早「高槻さん…心配なのはわかるけど、そうやって落ち込んでたらペットも不安になると思うわ」

千早「だから、今は練習をさっと終わらせて、明るい顔でペットのそばにいてあげるべきよ」

やよい「千早さん…はい!わかりました!!私頑張ります!」

春香「千早ちゃん…」

千早「元気になったら…見に行ってもいいかしら?」

やよい「うっうー!もちろんですよ!」

響「やよいー自分も行くぞー」

春香「私もー」

やよい「ただいまー」

かすみ「おかえり、お姉ちゃん」

長介「おかえりー」

やよい「Pは?」

浩司「みてないよ」

浩太郎「俺たちが帰って来た時鍵しまってたし」

長介「そのうち帰ってくるんじゃない?」

やよい「えー風邪引いてるのに、どこいったんだろ…」

かすみ「そういやそうだったね…」

やよい「はぁ…とりあえず、ご飯作るね」

かすみ「私も手伝うよ」

やよい「ありがとう…んしょ」

ガラ

P「p-」ゴホゴホ

浩司「あ、Pだ」

浩太郎「あ、姉ちゃ~ん!P帰ってきたー」

長介「おかえり、P」

やよい「こらP!風邪引いてるのに遅くまでふらふらしたらダメでしょ!」トテトテ

P「p…」

やよい「もう…心配したんだからね」

かすみ「お姉ちゃんお鍋が…あ、Pおかえりなさい」

やよい「はわっ!」

長介「とりあえず入りなよP」

P「p」

やよい「はいっP」

P「p?」

やよい「ほら、これ貼って横になりなさい」ペタ

P「p!p-!」

やよい「だーめ!手伝ってくれるのはうれしいけど今は治すことが大事なの」

やよい「だから、ゆっくり休みなさい!」グィ

P「p~」

やよい「かすみー、Pが寝るまで見張っててー」

かすみ「うん」

やよい「長介~みんなをお風呂に入れて~」

長介「わかってるよ」

かすみ「P、ちゃんと寝るんだよ?」

P「p…」

やよい「…」スッ

P「…p?」

やよい「あ、ごめん起きちゃった?」

P「p」

やよい「熱はどうかな…?」ピト

P「p!」

やよい「…うんだいぶ下がったね」ニコ

やよい「ごめんね…Pの布団まだ買えてないから、しばらく一緒の布団になっちゃうの」

P「p!?p-!p!!」スッ

やよい「ダメだよ!ちゃんと布団かけないと」

P「p!p!!」

やよい「え?ちがうの?」

P「p!」

やよい「かすみ?…の方に行けってことかな?」

P「p!」

やよい「んー…もうかすみ寝ちゃってるから…」

P「p!pp!!」

やよい「大丈夫!私は風邪なんか引かないよー」

P「p!p!!」

やよい「こら…そんなに大きな声出したらみんな起きちゃうでしょ…」

P「p…」

やよい「いいから…一緒に寝よ?」

P「…」モゾ

やよい「んっ…Pあったかい」ギュ

P「pっ」

やよい「おやすみ、P」

やよい「おはようございます!」

P「お、おはようやよい!」

やよい「あ、プロデューサー!風邪は大丈夫ですか?」

P「ああ。おかげさまでピンピンしてるぞ!」

やよい「うっうー!よかったですー!」

春香「あ、やよいおはよう!ペットの様子はどう?」

やよい「はい!すっかり元気になりましたー!」

響「はいさーいやよい!よかったなぁ!」

千早「ええ、よかったわね高槻さん。おはよう」

やよい「はい!心配かけてすみませんでしたー!」ガルーン

響「なんくるないいさー!自分たちは家族なんだし、心配くらいいくらでもさせてよ!」

千早「そうね」

やよい「はわ!すみません…」

春香「やよい、こんなときはありがとって言うんだよ?」

やよい「あ、はい!ありがとうございますー!」

響「ってことは見に行っても大丈夫だよね!」

春香「いつ行く~?今でしょ!!」

千早「春香、まずは高槻さんの予定を聞いてからじゃないと」

やよい「私はいつでも大丈夫ですよー」

春香「だって!」

千早「もう…」

響「おーい!プロデューサー!プロデューサーも一緒に行かないか?」

P「残念だが仕事があるから無理だ」

響「ちえー」

千早「高槻さん、本当に今日でも大丈夫なの?」

やよい「はい!大丈夫ですよ~…あ、でも」

春香「ほら、千早ちゃん!いいって!!」

千早「わかったから落ち着きなさい春香」

響「楽しみだぞ―!」

春香「お邪魔しまーす!」

やよい「ただいまー!」

響「春香…なんで一番に入ってるんだ…」

千早「ここが高槻さんの家…」

長介「おかえり―…なさい」

かすみ「おかえりなさい。あ、こんばんは…」ペコ

浩司「おかえりーあ、」

浩太郎「響姉ちゃん!」

響「おー覚えてくれてたかーうれしいぞー!」

千早「我那覇さんは一度来たことがあったのね」

響「伊織と一緒にね!」

やよい「Pは?」

長介「まだ帰ってないよ」

浩司「どこ行ってんだろうね」

かすみ「うん」

春香「あれ?いないの?」

やよい「すみません…でも、多分もうすぐ帰ってくると思います…」

千早「放し飼いなのね…」

響「お腹がすいたら帰ってくるさー!経験者は語るんだぞー」

春香「響ちゃんは逃がし過ぎだよー」

千早「そうね」

響「うぎゃっ!千早までー!」

やよい「あははー!よいしょっ!ご飯の準備を始めますね!」

春香「あ、手伝うよ」

やよい「あ、ありがとうございます!」

千早「私も…」

響「自分も」

浩太郎「響姉ちゃんあそぼー!」グイ

浩司「お姉ちゃんもー」

千早「わ、私?」

かすみ「あ…二人とも」

やよい「こらっ迷惑かけたらだめでしょ!」

千早「大丈夫よ高槻さん」

響「よーし!ご飯が出来るまで遊ぶぞー!」

長介「へへっ」

やよい「もうっ」

春香「やよい~これはここでいいのかな?」

やよい「はわっちょっと待ってくださーい」

「「「「ごちそうさまでしたー」」」」

長介「Pのやつ帰ってこないな」

かすみ「うん…」

やよい「…すみません」

千早「謝ることないわ、高槻さん…急に訪ねちゃったし、もしかしたら警戒しちゃったのかもしれないわね」

やよい「はい…」

響「もう少しだけまってみようよ」

春香「そうだね」

浩司「まだいてくれるの?じゃあ次はこれしよー」

浩太郎「次やるのはこれだよ」

響「あははーあわてなくても自分たちは逃げないぞ!」

春香「負けないからねー」

やよい「…」

――――――――――

浩太郎「ううん…」ウト

浩司「眠い…」

響「え?もうそんな時間」

やよい「長介ーみんなを寝かせてくれる?」

長介「うん」

春香「あ、もうそろそろ帰らないと…」

千早「そうね…あんまり遅くなると高槻さんに悪いわ」

響「結局帰ってこなかったなー」

やよい「あう…ごめんなさい…」

響「あ、やよいを責めた訳じゃないぞ!」

千早「また今度見に来てもいいかしら?」

やよい「は、はい!今度はちゃんといるときに呼びますね!」

春香「それじゃあお暇しちゃおうかな…今日はありがとね!やよい!」

やよい「はい…本当今日はすみませんでした」

春香「いいっていいって!またやよいの家に来る口実もできたしねっ千早ちゃん!」

千早「そうね…」

かすみ「お姉ちゃんたち…さようなら」

響「ばいばい~」

長介「またいつでも来てね!」

やよい「気をつけて帰ってくださいー!」

チハヤチャンキョウトメテー
ショウガナイワネ
ア、ジブンミンナノゴハンワスレテタゾー

やよい「…」ウツラウツラ

ガチャ

やよい「!」

P「…」

やよい「P!」

P「p」ビクッ

やよい「もう…心配したんだからね」ギュゥ

P「p~…」

やよい「遅くなるときはちゃんと言ってね」

P「p!」

やよい「お腹はすいてない?」

P「p」グゥ

やよい「ふふっ…まっててね、すぐに温めるから」

P「p-…」

眠い…そして最初に書こうと思ってた内容からどんどんズレていってる…どうしてこうなった…

やよい「こらーっまだお風呂入ってないでしょ!」

P「p…p!」

やよい「だーめっ!ちゃんと入らないと!ほら行くよ」

P「pー…」


―――――――――――

やよい「Pはお風呂入ったらいつも鼻血が出るね」

P「p…」

やよい「んしょっほら、しっかり身体拭かないと湯冷めするよっ」フキフキ

P「p-」

やよい「みんな寝てるから静かにね…」モゾ

P「p…」

やよい「そんなに端にいたら布団からはみ出ちゃうよっ!こっちおいで」

P「p…p…」

やよい「また風邪ひいたらどうするの?」

P「p-…」

やよい「もうっほらっ」ギュッ

P「pっ」

やよい「今日は春香さんや千早さん、響さんが家に来てくれたんだよ~?」

やよい「Pを見に来てくれたのに、Pは帰ってこないんだもん…」

P「p…」

やよい「いいよっ。Pが無事に家に帰ってきてくれたんだから」

やよい「またみんなが来てくれる時はきちんといてね?」

P「…p」

やよい「ふふっ…じゃあおやすみ…P」ギュウ

やよい「じゃーん!今日はPがご飯を作ってくれたよー!」

長介「いただきますー」パクッ

浩司「…おいしくない」

浩太郎「姉ちゃんの方がおいしい」

P「p!?」ガーン

かすみ「わ、私は美味しいと思うよ」アセ

やよい「ちゃんと全部食べるんだよーっ!」


―――――――――――――

春香「プロデューサーさん、今日元気ないね」

千早「心配だわ…」

響「ハム蔵~でてきてくれー!」

やよい「もうっ!3日もどこいってたの!!」

やよい「みんな心配してたんだから!!」

P「p…」

かすみ「ちゃんと帰ってきてよかった…」

浩司「ごめん…P」

浩太郎「ごめんね」

P「p!」

やよい「あんまり心配かけさせないで!」ジワ

P「p!p!!」

やよい「P-聞いて!今日のダンスレッスンっとってもうまくいったの!」

やよい「響さんにも褒められたの!それにプロデューサーにも!」

P「p!」ナデナデ

やよい「んっ…Pも褒めてくれるの?ありがとー」

――――――――

やよい「P……」グス

やよい「今日お仕事…失敗しちゃったぁ」ウル

やよい「みんなの足引っ張っちゃって…プロデューサーが偉い人に謝ってて…それから」

P「p…」ギュ

やよい「うわああああん」ポロポロ

P「p~」ナデナデ

やよい「今日は学校でね~」

P「p!」
―――――――

やよい「春香さんが~」

P「ppp!」

やよい「あはは」

―――――――
やよい「また失敗しちゃった…」

P「p-…」ナデ

やよい「んっ…こうやって寝る前にPにいろいろ話すのが日課になったね」

P「p!」

やよい「いつも聞いてくれてありがとーP」ギュゥ

やよい「ふふっ…安心する…」

小鳥「最近やよいちゃんの調子がいいですね」

律子「そうですね、失敗も引きずらなくなってきましたし」

律子「いい感じに育ってますね!」

小鳥「春香ちゃんや千早ちゃんもいい調子ですし」

小鳥「さすがは敏腕プロデューサーさんですね!」

P「よしてくださいよー、みんなの魅力があってこその結果ですよ」

律子「謙遜を…その魅力を引きだしたのがプロデューサー殿じゃないですか」

P「はは…まあまだまだトップアイドルには遠いし、もっと頑張らないとな」

小鳥「頑張ってくださいね!」

律子「お互い切磋琢磨していきましょう」

やよい「P-!私アイドルランクがBになったんだよ!」

やよい「えへへ…これでもっとお仕事がもらえるよー!」

P「p!」ナデナデ

やよい「ありがとP!よーし今日はお肉ありのもやし祭りをするよー」

長介「ホント!?」

浩司「やったー」

かすみ「お姉ちゃん私手伝うよ」

やよい「ありがとーかすみ!」

長介「やっぱり肉うめー」

浩太郎「うめー」

やよい「たくさんあるからどんどん食べてね!」

P「p!」

かすみ「Pも美味しいって」

浩司「そういやPっていつもどこに行ってるの?」

P「p…」

長介「ホントだよP、どこ行ってるんだ?」

P「p」

やよい「こら長介っ浩司!Pが困ってるでしょ」

浩太郎「でも気になる…」

やよい「もうっ…どこだっていいでしょ!ちゃんと家に帰ってくるんだから」

浩司「はーい…」

長介「…」

長介「今日はPの尾行をする…」

浩太郎「うん!」

浩司「いつもどこにいってるんだろうね」

長介「それを調べるために尾行するんだ」

かすみ「よくないよそんなこと…」

長介「かすみ、お前は気にならないのか?」

かすみ「気に…なるけど」

長介「なら異論はないな」

P「p-」ガチャ

長介「! ターゲットが出て行ったぞ」

長介「これよりPの追跡を開始する!」

かすみ「いいのかなぁ…」

ダメだ…睡魔の限界だ…人いないしもういいよね

浩太郎「どこ行くんだろう」

長介「しっ!ばれないようにゆっくり行くんだぞ」

浩司「兄ちゃんもうるさいよ」

かすみ「そもそもみんなで行ったらばれちゃうよ…」

浩太郎「でもまだ気づいてる様子はないね」

長介「続行だ」

かすみ「あぅ…ばれませんように」

長介「ここは…」

浩司「公園」

浩太郎「だね」

かすみ「P…体操してる」

長介「朝一公園で体操するっと」メモ

かすみ「メモしてどうするの…?」

長介「どうもしないよ」

浩司「ふいんきをたのしむんだよ」

かすみ「そ、そうなんだ」

浩太郎「あ、またP動くよ!」

長介「よしついて行くぞ!」

かすみ「あ…花屋さんだ」

浩司「花をじっくり見てるね」

長介「店員はPをじっくり見てるな」

浩太郎「何か買うのかな」

かすみ「あれ?買わないみたい…」

浩太郎「なんか鳴ってる」

浩司「P逃げてる?」

長介「とにかく追うぞ!」

長介「くっ…こう人ごみだと追いづらい…」

かすみ「はぐれないようにしないと」

浩司「Pがあの建物に入って行くよ!」

浩太郎「兄ちゃん行こう!」

長介「逃がさないぞP!」

かすみ「別にPは逃げてるつもりないと思うけど…」

完結できそう?

長介「デパートだな…」

浩司「あ、あのおもちゃほしいな」

浩太郎「あれもほしい!」

かすみ「お人形…」

長介「こらお前ら、あんまり離れるんじゃねぞ」グィ

浩太郎「あっ…」

浩司「あれ?Pは?」

かすみ「見失った…ね」

長介「さ、さがせ!あんなに目立つんだ!すぐに見つかるはず」

浩太郎「兄ちゃんお菓子ー」

長介「買えるわけないだろ!」

>>101
正直わからん

でも頑張る

かすみ「結局見つからなかったね…」

長介「人があんだけいたらすぐにわかると思ってたんだけどな」

浩司「つかれたー」

浩太郎「俺も―」

長介「今日はもう帰るか…」


――――――――――――

やよい「おかえりーどこ行ってたの?」

長介「内緒」

かすみ「おにいちゃん」

長介「ホントの事言えるわけないだろっ」

P「p-!」

長介「Pいるし…」

浩司「あー!おもちゃー!!」

長介「!」

浩太郎「お菓子もある!」

かすみ「あ…このお人形…」

やよい「Pが買ってきてくれたのー」

やよい「よかったね!みんな」

かすみ「P、ありがとう」ナデナデ

長介(花まである…)

長介「くっP!次は負けないからな!!」

P「p?」

浩太郎「P、兄ちゃんあそぼ―!」

やよい「この間Pがお花を買ってきてくれたんです!」

春香「採ってきたんじゃなくて、買ったの!?」

響「いぬ美でも買うのは無理だぞ…」

千早「高槻さんの飼ってるペットっていったいなんなのかしら?」

春香「でもやよい、最近いつもPちゃんの話ばっかだね」

千早「よっぽど可愛がってるのね」

響「わかるぞやよい!みんな大切な家族だもんな!」

やよい「はい!とっても頼りになるんです!」

春香「いいな~私も何か飼おうかなぁ」

千早「私はとてもじゃないけど無理だわ…仕事でよく留守にするし…」

響「頑張れば何とかなるもんだぞ!千早」

やよい「うっうー!頑張ってください!」ニコ

やよい「Pの事みんなに話したらすごいって褒めてくれたよ!」

P「pー」

やよい「響さんは花を買うなんてできないって言ってたんだよ~」

P「p~」

やよい「明日はオフだから、久しぶりに一緒に買い物行こうねP!」

P「p-!」ナデナデ

やよい「楽しみだねー」ニコ

P「p!」

やよい「えへへ…P…ずっと一緒にいようね!」ギュゥウ

P「p~…」

やよい「おやすみ…P」

響「はいさーい」

春香「おはよう響」

響「あれ?プロデューサーは?」

小鳥「今日はお休みなのよ」

響「そうなの?珍しいこともあるんだね」

律子「そうね、でも今まで働き詰めだったし、たまには羽を伸ばさないと」

春香「プロデューサーのオフかぁ…何してるんだろうね」

響「変態プロデューサーの事だから碌でもないことだぞ!きっと」

春香「あはは、響言いすぎだよー」

やよい「見てみて~P!ほらっ綺麗な石~」

P「p!」

やよい「ブラッドストーンって言うんだって」

P「p」

やよい「すみませーん!これくださーい!」

P「p!?」

やよい「えへへ…Pにはいっつもお世話になってるからプレゼントさせて!」

P「p…」

やよい「大丈夫!プロデューサーのおかげですごくお仕事も増えてるし!」

やよい「遠慮しないで受け取って!」

P「p-!」

やよい「えへへ!」

やよい「あ、あの店行ってみよ~!」

P「p!p-!」

やよい「え?トイレ?もー、わかった」

やよい「あの店で待ってっるから!早く帰ってきてね~!」

P「p!」



P「p…」コソ

マイドー

やよい「あ、P-!!見て!ワンちゃん!!」

P「p…」ビク

やよい「どうしたの?P」

P「p…pっ」

やよい「ワンちゃんが怖いの?」

P「p!?」

やよい「あははっ、プロデューサーと一緒だねP」

P「p!?」

やよい「じゃあ次はーあそこに行こう!P-」

P「p!」

やよい「あ~楽しかったー!ねー!P」

P「p!」

やよい「いっぱい買っちゃったね!」

P「p-!」

やよい「でも荷物全部持ってくれなくてもいいんだよ?P」

P「p!p!」

やよい「やっえいっ!…むー少しくらい持たしてくれたっていいのに…あっ!」

P「p?」

やよい「ほっ!えへへ~すきありだよP~」

P「p!?」

やよい「ふふっ…やーっ返さないよっあ!!?」タタタッ

キキーーーーーーッッツ!!!!!!!!

P「pっやよいっ!!!!」グイッ!!!

ゴッ

やよい「え……」










やよい「P…?」

やよい「う…そだよね…?」ポロ…

やよい「P?」

やよい「ねえ…」

やよい「ねぇ…P…!」ポロポロ

やよい「うそだって……言ってください…!」

やよい「プロデューサーぁ!!」

P「……やよ…い…」

やよい「!!」

P「…無事…か…?」

やよい「は、はい…うぅ…うわあああああん」ポロポロ

P「…よか…った」

やよい「プロデューサーぁ!!ごめんなさい!ごめんなさっうぅうっ」ギュ

P「ぐっ…あぁ……やよいが…無事なら…それでいい…」

やよい「わたしがぁっとびださなければぁあっうっうう」ポロポロ

P「泣くな…かわいい…顔が……台無しだぞ…」スッ

やよい「うぅうぅううっプロデューサーああっ」グス

P「…やよい……」

やよい「はいっ…」グス

P「……すまない…」

やよい「え……?」ジワ

P「今まで……だましてて……うぐっ」

やよい「そんなこと…ひくっ…言わないでっうぅ…くださ……ぃ」

P「いつも…いつでも…やよいを……見守っていたいと…思った……」

やよい「……」ポロポロ

P「…だから……Pヘッドをつけて…やよいの……家に……」

P「…やよいっ……俺はっ……」

やよい「Pは……今でも……家族っ……ですっ…うぅっ」

やよい「ずっと…一緒にいよって…言った…んです…だからっ……」ポロポロ

P「……」

やよい「…うぅ…プロデューサー…」

P「そう…だな……一緒にいようって…言ったもんな」

やよい「!…はいっ!はい!」グシ

P「なら…ここで……死ぬわけには……いかない…な」

やよい「はい!死んじゃったら…絶対だめです」

P「ああ……だから…やよ…」

やよい「プロデューサー!!?プロデューサーぁあ!!」

―――――――――――――
―――――――――
――――――

P「…なんとか生きてたな」

やよい「本当によかった…」ギュウ

P「苦しいって…やよい」

やよい「いやです!しばらくは離れません!!」

P「ったく…愛い奴め」ナデ

やよい「えへへ…」

P「そういや、Pが俺だっていつ頃気づいたんだ?」

やよい「えっと…初めは分からなかったんですけど…」

やよい「あ…やっぱり秘密です」

P「なんだよ、気になるなぁ」

やよい「えへへー」

P「こいつー」ツン

P「ところで…そのPヘッド、いつまで置いとくつもりだ?」

やよい「これは絶対に捨てたりなんかしませんよ!」

P「えー、でも」

やよい「Pがいなかったらプロデューサーは助かってなかったかもしれません!」

やよい「Pがいなかったら私はいなかったかもしれません!」

やよい「Pは私たちを繋いでくれた絆なんです!だからっ」ジワ

P「わかったわかった…やよいの好きなようにしろ」

やよい「はい!」ニコ

P(そう…俺とやよいはあれからいろいろあって婚約した)
P(その時渡したのはあの日買った石だ…やよいは驚いてたがそれ以上に喜んで受け入れてくれた)
P(やよいは知らないかもしれないが、幸せな結婚を意味する石…)

やよい「うっうー!私、幸せですー!!」

P(もちろんやよいの誕生石だ)

                          おわり

なにこれ?

ホントに何これ?

最後駆け足どころじゃなかったが即興じゃちかたないね…眠いし

夜中からこんな時間まで付き合ってくれてありがとね

ちなみにブラッドストーンの意味は生きることへの欲求を高める石らしいです
これも3月の誕生石らしいです

やよいに渡したのは調べてください



保守、支援とても力になりました!ありがとうございます!!
こんな駄文にお付き合いどうもです!
では寝ますノシ

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