美穂子「上埜さん、今月のお金です!」久「いつも悪いわね」 (114)

美穂子「いえ、上埜さんにお金で困らせるわけにはいきませんから」にこっ

久「フフッ、大好きよ美穂子」なでなで

美穂子「あっ///」ドキドキ

久「それじゃあまたね♪」フリフリ

美穂子「は、はいっ!また!」ぶんぶん

久「今夜メールするからー!」

美穂子「はい!待ってます!必ず待ってますから///」かぁぁ

美穂子「・・・ふふっ♪」にこにこ



久「ゆみ?今から出て来れる?」

加治木「デートのお誘いかな?」

久「ええ。たまにはいっしょに食事でもどうかしら?」

加治木「君の誘いとあれば、断る理由なんてないさ。お供させてもらうよ」

久「そ。なら待ってるわ」

加治木「ああ。支度してから迎えに行くよ」

久「ふふっ♪エスコートしてくれるのかしら?」

加治木「お望みとあれば、いつだって」

久「そっか。じゃあ、今夜は期待しちゃおっかなー?なーんて♪」

加治木「やれやれ。久にはかなわないよ。2時間で行く。君も用意していてくれ」

久「はいはーい♪」

ピッ

加治木「さて、と・・・」

加治木「モモ、ちょっと出てくる」

モモ「はいっす!」

加治木「それと、今夜は帰って来ないと思うから」

モモ「あ、泊りがけのお出かけっすか?」

加治木「ああ。だから、モモは先に寝ていてくれ」

モモ「わかったっす。朝ごはんはどうしるっすか?」

加治木「多分、食べて来るよ」

モモ「・・・はい、っす」

加治木「それじゃあモモ。いつものを頼む」

モモ「あ、はいっす!」ガサガサ

モモ「2万で足りるっすか?先輩!」サッ

加治木「ありがとうモモ」ちゅっ

モモ「わわっ///」かぁぁ

加治木「いつも感謝しているよ。そうだ、明日の昼はいっしょにどこかに食べに行かないか?」

モモ「も、もちろんっす!!」ぱぁぁ

【夜】

久「はぁ、美味しかったぁ」

加治木「気にいってくれたなら、良かったよ」

久「フフッ、良いお店を紹介してもらっちゃったわね」

加治木「なかなかリーズナブルな割には、美味しかったろう?」

久「ええ。大満足よ!」

加治木「しかし、良かったのかい?食事代出してもらってしまったが・・・」

久「それなら平気よ。臨時のお小遣いが入ったからね♪」

かじゅ…(´・ω・`)
かじゅもクズだったのか…(´;ω;`)

久は…まぁ…そうでしょうね

加治木「そうか。なら、代わりと言ってはなんなのだが・・・」

久「なーに?」にやにや

加治木「・・・その様子ではお見通しと言ったところだな」ふぅ

加治木「ホテルを予約してあるんだ。良かったら、私と」キリッ

久「ふーん?」にこにこ

【ホテル】

久「あ、メールしとかないと」

加治木「誰かに愛のささやきかい?」

久「うーん、どうかなー?」にやにや

加治木「顔を見ていればわかるよ」クスッ

『やっほー美穂子!今日は美穂子のおかげですっごい助かっちゃったよー。またよろしくね!愛してる!! あなたの久』

~♪~♪

美穂子「きたっ!上埜さんからメールですっ!」ぱぁぁ

美穂子「華菜!華菜!」

池田「はいキャプテン」

美穂子「メールをっ!メールを見られるようにして欲しいのっ!」ぱたぱた

池田「メール、ですか?」チラッ

池田「あー、これならこの受信画面のまま、受信メールをクリックして・・・と」ポチッ

池田「・・・!!?」ドキッ

美穂子「わぁ、華菜ありがとう♪」にこっ

美穂子「わぁ、わぁ~!」ぱたぱた

池田(キャプテン・・・あんなに嬉しそうに・・・)

美穂子「・・・ふふっ♪」にこにこ

池田「・・・うぅ」ズキズキ

美穂子「ねえ華菜?」

池田「あ、はい・・・なんでしょうか・・・」

美穂子「お返事を打つには、どこを押せばいいんだったかしら?」にこっ

池田「・・・。」

池田「ここをクリックしてください」

美穂子「ここね!?」ポチー

美穂子「えっと、えっと、う、え、の、さ、ん・・・」ポチポチポチ

池田(あの機械音痴だったキャプテンが、少しずつ携帯の使い方を憶えてきている・・・)

池田(私とのメルアド教えた時には、こうはならなかったのに・・・)

池田(よく見れば、キャプテン両目を開けてメールを打ってる・・・)

美穂子「ふっ、うっ、んっ、んっ?」

『うえのさん。わたしでよかったら、イツデモタヨッテクダサイネミホコ』

美穂子「ええと、カタカナのまま戻らなくなってしまったわ・・・」ぱちっ

美穂子「華菜~?これはどうしたらいいのかしら?」うるうる

池田「あ、はい・・・」

池田(私の方を振り向く時には、片目を閉じてしまうんですね。キャプテン・・・)

池田「あれ?キャプテン、これ・・・」

美穂子「なぁに華菜?このメール、カタカナから元に戻らなくなってしまって・・・」

池田「あ、いえ、このメール。もう送信されちゃってますよ?」

美穂子「へえっ!?///」かぁぁ



~♪~♪

ギシッギシ

久「ハァハァっ///」

加治木「可愛い。可愛いよ久///」

ちゅっちゅ

【朝】

久「・・・あれ?どこだここ?」

加治木「zzz」スースー

久「あー、この子は、ゆみね?」

久「へぇ、結構寝顔は幼いのねえ」

久「前に寝た時は先に起きられちゃったからなぁ」

久「ん?メールが着てる」

マコ『朝飯作って待ってるからの』

マコ『まあ、来んでも気にせんよ』

和『部長!咲さんが最近冷たいんです!またアドバイスをお願いします・・・
お金はもう口座に振り込んでおきました。
よろしくお願いします』

咲『部長の言うとおりにしたら和ちゃんがいっぱいお小遣いくれましたよ!またご教授お願いしますね!』

美穂子『うえのさん。わたしでよかったら、イツデモタヨッテクダサイネミホコ』


久(・・・たいしたメールは来てないわね)

久「ふぁ~あ」

久「さて、どうしようかな?」

加治木「・・・うーん」むくり

久「あら、おはよう」

加治木「おはよう久。昨夜は可愛いかったよ」ちゅっ

久「あら?いつもは可愛くないの?」にっ

加治木「可愛いつもりだったのかい?小悪魔どころか悪魔のくせに」なでなで

久「ほほーう?」

加治木「それより、朝食をいっしょにどうだい?ここのホテルのビュッフェは評判が良いらしいよ」

久「私的にはイマイチだったわ。パスさせてもらうわね」

加治木「あ・・・そ、そうかい?なら・・・」

久「あ、朝ごはんなら帰って食べるつもりなの。シャワー浴びたら適当に帰るわね」

加治木「あ・・・そう、か。ああ。わかったよ・・・」しゅん

加治木「そ、そうだ!それなら、これを!」ガサッ

久「・・・何これ?」

加治木「朝食代だよ。とって置いてくれ」2万

加治木「それに、昨夜は楽しかったし、そのお礼も兼ねてと思ってね・・・///」

久「・・・何よそれ?私を娼婦か何かとでも思ってるの?」

加治木「えっ?」ドキッ

久「信じらんない!バカにしないでよ!!」ガタッ

加治木「ちっ、違っ!待ってくれ久っ!誤解だよ!?」ばっ

久「気安く呼ばないで!!もう二度と顔も見たくない!!どいてよ!!!」

加治木「あぁ・・・違うんだよ久っ!私は、私はそんなつもりなんてこれ程も・・・!
君を、君を軽く見た事なんて一度もないんだよ!何故なんだ久・・・!」じわっ

久「・・・。」スタスタスタスタ

加治木「ああ、久・・・私は、私は、君を傷つけてしまったのか・・・?久・・・」ぐすっ



久(なーんて♪)

久(まったくゆみのヤツ!)

久(ちょっとエッチが上手いからって、最近私を調教出来たと思ってる節があるから、ここら辺でシメておかないと!)

久(ゆみは真面目な子だから、こういうのは応えるでしょうねー)

久「ふふっ♪あの子が私にすがりつくのが楽しみだわー♪」にやにやにやにや

久「私をお金が大好きな人間だと思ってるみたいだからなぁ」

久「いくらくらい持って来るかしら?」にやにや

久「さーて、ゆみちゃんは私にいくらの値を付けるの・か・な・っと♪」にこにこ

久「たっだいまー♪」ガチャ

まこ「なんじゃ。本当に帰って来たんか?」もぐもぐ

久「まったまたーマコったら~」ぎゅっ

久「ちゃーんと私の分のごはんも作っててくれたくせに~」なでなでなでなで

まこ「陰膳みたいなもんじゃ」もぐもぐ

久「ひどっ!私生きてるし!」

まこ「いつ刺されてもおかしくないじゃろうが」もぐもぐ

久「やだなぁ。そこらへんはうまく計算してるわよー。いただきまーす!」パクッ

まこ「この世に神はおらんのう。おったらこの女に酷い天罰を下しとるはずじゃ」もぐもぐ

久「ひっどいなー。ま、私が神様でも私みたいな女がいたら天罰下すけどね~」もぐもぐ

まこ「わかってるならやめられんのか?」もぐもぐ

久「無理ね」

まこ「まったく。この女は・・・」もぐもぐ

まこ「ごっそさん!」

久「あら?もういいの?」

まこ「朝帰りのお前さんとなんぞと朝飯食うても胸糞が悪いわ。ワシは寝る。ふて寝じゃ」

久「もーう!そんな事言わないでよー!他の女からの誘い断って帰って来たのよ?」

久「その・・・たまには相手してくれてもいいじゃない?///」もじもじ

まこ「金ならそこの引き出しじゃ」

久「あらそう」ぱっ

まこ「本当に現金な女じゃのう・・・」

久「ひーふーみー。いつもありがとーマコ!」にこっ

まこ「そんな心のこもってない礼なんぞいらんわ」ぷいっ

まこ「とっととその金持ってどこぞの女と遊びに行けばいいんじゃ。顔も見たくないわ」

久「もーマコってば!」

久「まあ、さっかくお金くれたんだから、遊びには行くけどさ」

まこ「・・・。」

久「でも、今日の夜は必ず帰って来るから!」

まこ「帰って来んでいい」

久「絶対帰ってくる。マコが嫌がっても絶対帰る!」

まこ「あーはいはい。勝手にすればええんじゃ」ぷいっ

久「大好きよマコ?愛してる!」

まこ「知らん」ぷいぷいっ

久「私が最後に帰ってくるのはマコのとこだけなのよ?愛してるわよ?」

まこ「とっとと行かんかい」ぷいー

久「マコのごはん大好きなんだからね?大好き。大好きマコ。愛してる」

まこ「あーもう!うっさいのう!さっさと出ていけえええ///」ドーン!

久「ふふっ♪じゃあね~マコ♪」

久「さってとー。夜まで暇ねぇ」

久「軍資金もあるし、どこに行こうかなー?」

久「そう言えば、咲からメール来てたわね」カチッ

ピポパ

久「もしもーし?咲?今から行っても大丈夫?」

咲『はい。お金ですか?エッチですか?』

久「あなたのそーいうとこ、好きよ咲」

【咲んち】

咲「おはようございます部長」

久「やっほー♪」

咲「それで、お金取りに来たんですか?エッチしに来たんですか?」

久「ハハ、咲の中での私のキャラって凄まじい事になってるわね」

咲「あ、もしかして両方とか?」

久「咲はどっちがいい?」

咲「え?私は別に部長の事なんてどうでもいいですよ?」

久「んー。意外とつれないわねー」

咲「お金は部長のおかげで稼いだ分なので、半分こでいいですけど」

久「そっか。まあ、今度でいいわ」

咲「あ、じゃあエッチしに来たんですね?」

久「・・・普通に遊びに来たって解釈にはならないのかしら?」

咲「部長とは普通に遊びませんよぉ」

久「あれ?微妙に傷つくなぁ」

咲「それじゃあ上がってくださいよ。今誰もいないですし。すぐお風呂沸かしますね」

久「あー、その前に!」

咲「はい?」

久「咲は私とエッチしたいの?ていうか、私の事どう思ってる?」

咲「あー・・・特に、何とも」

久「プラマイ0って事ね?」

咲「いや、別にうまくないですよ?」

久「本当につれないわね」

咲「部長の事はエッチが上手くて、お金の稼ぎ方教えてくれて、それでお金を上納する上司くらいの認識です」

久「あ、エッチ上手いとは思ってくれてるんだ?」

咲「はい。部長から教わったテクって和ちゃんもすっごく感じるみたいで」

久「あららー。私これ完全にダシにされてない?」

咲「それなりには感謝してますよ」にこっ

久「あはは・・・」

咲「お金もエッチも、そのお礼みたいなもんです」

久「まあ、いっか!」

咲「そうですよ。部長からすれば、いつでもエッチ出来てお金もくれる便利な人間でしょう?」

久「その通りね!やっぱり咲は最高ね!」シュルッ

咲「そうですか。まあ、お互い今の距離感を保ちましょうよ」パチッパチ

久「うーん、咲も攻略したいよー!」シュル

咲「私は攻略されてるつもりですけどね。あ、でも、和ちゃんには手を出さないでくださいね?」シュルッ

久「和ねぇ。あのおっぱいは惜しいわよ?」パチン

咲「ヤったら私、部長の女関係全部バラしますからね?」ちゅっ

久「ううっ、咲が怖いよお」れろぉ

咲「和ちゃんは私のです!」はむっ

久「ふう」

咲「ハァハァ///」びくんびくん

久「いやー、気合入ったー」ふんすっ

咲「やっぱり部長はすごいですね///」

久「見直したー?」

咲「全然です」

久「嘘ぉ!?めちゃくちゃ頑張ったのに!」

咲「それがダメなんですよ。女ったらしを尊敬する人間がどこにいるんですかぁ」

久「むぅ」

咲「それで部長。お金は本当にいいんですか?」

久「今日はいいや。また今度お金無い時に取りに来るから、預かっておいて?」

咲「私を銀行代わりにしないでくださいよぉ」

久「バカねぇ。咲に会いに来る口実作りに決まってるでしょう?」

咲「そんなにしょっちゅう会いに来られてもなぁ・・・」

久「ま、そのうちまた来るから」

咲「わかりました。なるべくお金はとっておく事にしますね」

久(あ、こりゃ次までお金残ってないな・・・)

久「じゃあ私、帰るわね」

咲「はい。お疲れ様でした」

久「まったねー♪」

久(うーん、一番チョロイと思ってた咲が一番の強敵みたいね)

久「ま、いいか」

久「女なんて星の数ほどいるんだし。攻略は他の子にしよーっと!」

久「さて、今日はどこで夜まで遊ぼうかなー?」


美穂子「上埜さん!!」

久「・・・美穂子?」

美穂子「ああ、ようやく見つけました上埜さん!」ぱぁぁ

久「ど、どうしたの?」

美穂子「え、えっと、変なメールを送ってしまった後に、返事が来なかったので、その、心配になってしまって///」かぁぁ

久「な、なーんだ。そんな事?」

美穂子「すみません。間違いメールなんて送ってあいまって。
ううっ、よりにもよって上埜さんにだなんて。恥ずかしいなぁ///」

久「気にしないでよ」
久(あれ?どんなメール来てたんだっけ?)

クズ久を軸に回ってる世界…(´・ω・`)
クズの伝染…(´・ω・`)
それに貢ぐ女達…(´;ω;`)

美穂子「そ、そうだ上埜さんっ!!」

久「ど、どうした美穂子?」

美穂子「その、あのっ!よ、良かったら、これから食事にでも行きませんか?」

久「え?えっと・・・」

美穂子「せっかく会えたので、その、ど、どこかにお出かけなんて・・・あ、どうで、しょうか?///」かぁぁ

久「うーん」

久(さっき咲にフラレたばっかだしなあ)

久(調子を取り戻すにはちょうどいいかな?)

久「それじゃあ、いっしょに行こっか?」

美穂子「は、はいっ!」ぱぁぁ


加治木「久っ!!」


久「・・・えっ?」

加治木「久!今朝の事を謝りたくて、ずっと君を探していたんだ!!」

久「あー、えっと・・・」

美穂子「加治木ゆみさん?それに、今朝っていうのは・・・?」

久「その、あのね?」

加治木「今からでも遅くはないのなら、久!私といっしょに来て欲しい!!」

美穂子「どっ、どう言う事ですか上埜さん!?」

久(やっばー!)

デン デゲデゲデンデンデンデンッ

久「ええと、二人とも、これはね?」

加治木「君の女癖の事を、私は問わない!ただ、私は君に謝りたいんだ・・・!!」

美穂子「上埜さん?あのっ、上埜さん?!」

久「まいったなぁ。どうしたもんか・・・」


和「部長!!」

久「の、和ぁ!?」

和「部長!さっき見ちゃったんです!部長が咲さんの家から出てくる所!!」

久「あ、あれー?何それー??わかんないよー?」

和「とぼけないでください部長!あのっ!部長は咲さんをどう思ってるんですか!?
咲さんとは何でもないんですよね!?」

久「え、えーっと・・・」ダラダラダラダラ

美穂子「上埜さん!?この子は何を言っているんですか!?それに、宮永さんの家ってどう言う事ですか!?」

加治木「久、私と行こう!こいつらを振り切って、どこか遠くへ!!」

久(ああああああああああああ!!!)

チンコが生える呪いかけとくね☆
(死ねっ死ねっ久死ねっ)

久「に、」

美穂子「に?」
加治木「に?」
和「に?」

久「逃げろーーっ!!」ダッ

美穂子「ああっ!待ってください上埜さん!!」

加治木「久っ!まってくれ!私はまだ君との話が!」

和「逃がしませんよ部長!!」


久「ひーっ!どうしてこんな事にー!?」


まこ(下ったみたいじゃのう。天罰)

おしまい!

>>102
あら?あぼーんかしら?見えないです

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