エレン(面倒くさい)(257)



※ エレン「面倒くさい」の続編です

※ 原作四巻、扉を岩で塞いだ所です


エレン(……ん)パチ…


エレン(………)


エレン(お…スゲェ…一人で起きれた)


エレン(………)


エレン(…大人になったんだな、俺)


エレン(………)


エレン(…誰も起こしに来ないし)


エレン(もう一眠りするか…)


エレン(……ん)パチ…


エレン(………)


エレン(また起きれた…スゲェ)


エレン(……母さん、喜ぶな…)


エレン(………)


エレン(…誰も起こしに来ないし)


エレン(まだ寝てていいよな…)


エレン(……ん)パチ…


エレン(………)


エレン(………ダルい)


エレン(……頭が痛い…)


エレン(喉乾いたけど)


エレン(……起きるの面倒くさいな…)


エレン(そろそろ誰か…来るだろうし)


エレン(寝て待とう…)


オイ!!


エレン(………ん)


目ヲ開ケタゾ!!


エレン(……なんだ?)


シッカリシロ!!


エレン(…うるさいな…)


オイ!!オイ!!


エレン(…痛い…叩くな…)


オイ!!


エレン(…叩く……な……)


エルヴィン「…君が生死をさ迷っている間にあった事は、これ位か…」

エレン「…そうですか」

エルヴィン「………」

エレン「………」

エルヴィン「………」

エレン「……あの」

エルヴィン「……なんだい?」

エレン「死にかけてスミマセン」

エルヴィン「あぁ…驚いたよ」


リヴァイ「てめぇの幼馴染み達が来なかったらくたばってたな」

エレン「あいつら来たんですか?」

エルヴィン「君が一人では起きれないと心配して来てくれていたよ」

エレン「いや、起きれたんですよ?」

リヴァイ「じゃあ何で起きてこなかったんだ」

エレン「誰も起こしに来なかったので…まだ朝になってないと思いました」

エルヴィン「うん、君は報告書通りの子だね」ハハハ!!

リヴァイ「甘えすぎだろう…数日起きてこなくて、結果脱水症状で死にかけてんだからな…」


エルヴィン「じゃあ、もう少しの間だけここで辛抱してくれ」

エルヴィン「我々が何とか話をつけてみる」

エレン「あ、ハイ」


コツコツ… キィィィィ


エレン「………」

エレン「………」

エレン「……疲れた」バタッ


エレン(えーっと、なんだっけ…首に着けてた鍵が俺の家の地下室の鍵なんだっけ)

エレン(俺全く覚えてなかったや…アルミンよく覚えてたな?)

エレン(流石だなー)


エレン(んで…俺、調査兵団になるんだっけ)

エレン(兵長が一生ダラダラ出来るくらいのお宝の発掘を一緒にしてくれるんだよな)

エレン(顔は怖いけどいい人だなー)

エレン(壁の外にしか無いらしいのと発掘するのが面倒くさいけど…)


エレン(取り分7:3位で全部してくれないかなー)


エレン(あ、ミカサに調査兵団になる事伝えないと…)

エレン(………)

エレン(………)

エレン(ミカサとアルミンに起こして貰えないだけで)

エレン(まさか死にかけるとは思わなかった)

エレン(二人がいないと生きていけないなー)ツクヅク…


エレン(それにしても何で俺牢屋にいるんだ?)

エレン(何かしたっけ?)

エレン(………)

エレン(………)


エレン(……よし)


エレン(悩むの面倒くさいし)


エレン(寝よう)


見張り1「静かだな」

見張り2「くたばってないよな…?」

見張り1「多分」

見張り2「…床擦れ出来ないように転がしてくる」

見張り1「手間のかかる野郎だな」

見張り2「だな」



…To be continued

今日はここまで。

まだ全部は書けてませんが、なんとなくの流れを決めたので投下開始しました。

前回ほどのギャグにはならないと思いますが、ダラダラしながら読んで貰えると嬉しいです。

さぁ月曜日…面倒くさいけど頑張ろう!


エレン(あー…)


エレン(幸せだ…)


エレン(一日中何もしなくていいって、いいな)

エレン(手錠は邪魔だけど、それだけだし)

エレン(こんなにダラダラ出来るのって何年ぶりだろうな…)


エレン(一生これでもいい…)



ガチャ コツコツ…


エレン(…ん?)

ハンジ「遅くなってごめんねエレン!迎えに来たよ!」

エレン「え?いいです」

ハンジ「は?」

エレン「このままで幸せです」

ハンジ「………」

エレン「………」

ハンジ「………」ポンッ

ハンジ「大変!精神が憔悴してるんだ!早く出してあげて!」

エレン「違いま…や、ちょ、嫌だぁぁああ!」



テクテク


エレン「………」

ハンジ「どうしたの?」

ミケ「………」スンスン

エレン「…おんぶしてくれませんか?」

ハンジ「あぁ!久しぶりに歩くのは辛いかな?」

ミケ「……フッ」

エレン「はい、面倒くさいです」

ハンジ「あはは!和ませようとしなくて大丈夫だよ!」

ミケ「生死をさ迷った後なのに、そんな気を使うな」


エレン「面倒くさいんです…」シュン

ハンジ「あはは!まだ言う!」

ミケ「よし、お姫様抱っこをしてやろう」ヒョイッ

エレン「ありがとうございます」

ハンジ「お姫様抱っこで怒らないんだ!」

エレン「歩かなくていいならなんでもいいです」

ミケ「そういうものなのか?」

エレン「はい…それに、怒ると体力使うので」

ハンジ「凄い子だなぁ!」アハハッ!!


ハンジ「あぁ…ついてしまったね」

ミケ「…ここからは、エレン…一人で行くんだ」ヨイショ

エレン「え?!」ストン

ハンジ「大丈夫、思ってる事言えばいいから」

エレン「嫌です!ミケさんいないと歩いていけない!!」ガシィッ

ミケ「………」チラッ

ハンジ「そんな目で見てもダメだよ、ミケはいけないからね」

ミケ「…だそうだ」

エレン「そんな…!」

ハンジ「あー、そこの君、エレンを向こうまで支えてあげて?」

兵「はっ!」

エレン「おんぶしてくれませんか?」

兵「無理だ」



ガチャッ… ザワザワ…


エレン(ここは…)キョロッ

エレン(……どこだっけ?)


兵「そこに、ひざまずけ」


エレン(座っていいのか)ペタン


エレン(怖い目付きの人に)

エレン(あ、岩のお爺ちゃん)

エレン(調査兵団の団長と、宝探しの兵長)

エレン(壁の上走った三人組と…)


エレン(ん…!?)

エレン(…ミカサと…アルミン!)



ザワザワ…


エレン(しかしここ…何する場所なんだ?)

エレン(いつもアルミンが教えてくれたから全然自分で覚えてないや)


ザックレー「エレン・イェーガー君だね?」

ザックレー「君は公のために命を捧げると誓った兵士である…違わないかい?」

エレン「はい」

ザックレー「…異例の事態だ…うんたらかんたら」

エレン(聞くの面倒くさいなー)


ザックレー「…異論はあるかね?」


エレン(…聞いてなかった)

エレン(…聞き返すのも面倒くさいな)

エレン「ありません!」


ザックレー「察しが良くて助かるな…うんたらかんたら」

エレン(このお爺ちゃんも、もう一回言うの面倒くさかったんだな)


エレン(しかし今何してるんだ?)


エレン(皆立ってて大変そうだな…)

エレン(なんで椅子用意しないんだ?)


エレン(座った方が、楽なのに)


~ 数十分後 ~


アーダ!! コーダ!!


エレン(話なげぇ…)

エレン(俺いる意味あるのか?)

エレン(話し合い終わってから呼んでくれないかな…)チラッ

ミカサ「!」

アルミン「!」

エレン(め、ん、ど、く、さ、い)パクパク

ミカサ(が、ま、ん、し、て)パクパク

エレン(お、れ、ちょ、う、さ、へ、い、だ、ん、に、は、い、る)パクパク

ミカサ「…?」

アルミン「…??」


ミカサ(も、う、い、ち、ど)パクパク

エレン(ちょ、う、さ、へ、い、だ、ん、に、は、い、る)パクパク

ミカサ「…調査兵団?」

アルミン「え?!エレンが?!!」


リコ(…こいつら煩いな)


エレン(ア、ル、ミ、ン、し、ご、と、て、つ、だっ、て)パクパク

アルミン(早速それ?!!)パクパク

ミカサ(エ、レ、ン、わ、た、し、も、い、く)パクパク

エレン(あ、り、が、と、う、な!)パクパク

ミカサ(エ、レ、ン、は、わ、た、し、が、い、な、い、と、生、き、て、い、け、な、い///)パクパク


エレン(そ、う、な、ん、だ、よ!死、に、か、け、た)パクパク

アルミカ「「はぁっ?!!」」

リコ「煩いぞお前ら!」

ミタビ「リコ!煩いぞ!!」

イアン「ミタビも煩いぞ!!!」

ザックレー「君達煩いよ」

駐屯三人「…すみません…」シュン…


エレン(ア、ル、ミ、ン、ほ、ん、の、お、は、な、し、し、て)パクパク

アルミン(いや話聞きなよ!君の命がかかってるんだよ?!!)パクパクッ

エレン(……?)

アルミン(………)

エレン(…は、や、く、て、か、い、ど、く、で、き、な、い)パクパク

アルミン(…おじいさんの、お話、聞いて)パクパク

エレン(…面倒くさいなー)



アーダ!! コーダ!!


エレン(なんとなくわかってきた)

エレン(巨人になれる俺をどうするかって話なんだな)

エレン(調査兵団に入れるんじゃなかったんだ)

エレン(決まってから教えてくれたらいいのになー)

エレン(何回も迷うの面倒くさいのに)


ナイル「驚くべき事に!当時9歳で3人の大人を刺殺しています!」

エレン(…ん?)

モブ「あいつも人間かどうか疑わしい!」ビシッ

エレン(…あいつ?)クルッ

ミカサ「……!」

エレン(ミカサの事か…?)

モブ「あの女も解剖するべきだ!」


エレン「………」


エレン「………」


エレン「………なんだって?」



…To be continued

読んでくれて&レスありがとうございます!

待ってたと言って貰えて嬉しいです。嬉涙


エレン「違う!!」

モブ達「ッ?!!」ビクッ!!

ミカサ「……!」

エレン「俺は化け物かもしれませんが…」

エレン「ミカサは関係ありません!!」

ミカサ「……ッ!」

リコ(庇ってくれて嬉しいんだな)チラッ

ミカサ「……エレンが…」

リコ「…ああ」

ミカサ「…私の、為に…」

リコ「…ああ」

ミカサ「……あんな大声を…!」

リコ「感動する所そこでいいのか?」


エレン「大体…あなた方は」

エレン「巨人を見たことも無いくせに何がそんなに怖いんですか?」

エレン「お金を持ってる人が出さなくてどうするんですか…」

エレン「力がある人に無償で働けって言うんですか?」


エレン「安らぎの空間を守りたいなら力を貸して下さいよ!」


エレン「俺なんてダラダラしたくても出来ないんですよ?」

エレン「貧乏暇なしとはよく言ったものですよね!」

エレン「全くその通り…この世界は残酷です!!」

エレン「あなた方は金出せば、一歩も出ずに安らぎの空間が守れるんだから…!」

エレン「お金、出してくださいよ!」

エレン「でないと俺、働けません!!」


エレン「なんせ面倒くさいッッ!!」


バキィッ!!


ミカサ「ッ!!」ダッ!

アルミン「待って!」ガシッ!!

ミカサ「!?」

アルミン「僕達、エレンを甘やかしすぎたんだ…!」

ミカサ「!?そんなこと…!」

アルミン「あるよ!僕達がいないだけで死にかけたって言ってたよ!?」

ミカサ「ッ!」

アルミン「たまには、大人の人に叱って貰った方が」

アルミン「……エレンの、為かもしれない」

ミカサ「……エレン…」


~ 会議が終わって ~


エレン(痛いなー)

エルヴィン「すまなかった…」

エルヴィン「しかし君の本心も伝わったし、効果的なタイミングでカードを切れたのも」

エルヴィン「その痛みの甲斐あってのものだ」

エレン「………」

エルヴィン「君に敬意を…」

エルヴィン「エレン、これからもよろしくな」

エレン「はい……あ」

エルヴィン「どうした?」

エレン「これ、リヴァイ兵長に慰謝料請求したら、しばらくダラダラできるお金が手に入るんじゃ?」

エルヴィン「それは面倒くさくないのかい?」アハハ


ドサッ


リヴァイ「エレンよ」

エレン「はい」

リヴァイ「…俺を恨んでいるか?」

エレン「いえ、恨むの面倒くさいので」

リヴァイ「………」

エレン「………」

リヴァイ「……ならよかった」

エレン「はい……あ」

リヴァイ「…なんだ?」

エレン「慰謝料請求してもいいですか?」

リヴァイ「………」

エレン「………」


リヴァイ「……恨んでんじゃねぇか」

エレン「いえ、恨みはありません」

リヴァイ「…逆に怖ぇよ」

エレン「そうですか」

リヴァイ「………」

エレン「………」

リヴァイ「……出世払いでいいか」

エレン「あ、じゃあ宝を見つけたら多目に分けてください」

リヴァイ「……わかった」


ハンジ「いやはや凄い根性だねぇ!人類最強に慰謝料請求とは!」アハハ!!

リヴァイ「初体験だ」

エレン「ダラダラする夢の為です」

ハンジ「まぁ請求したくなる気持ちもわかるかなー、歯が抜けちゃったしね」

リヴァイ「解剖されるよりマシだと思うがな…」

ハンジ「エレン、口の中見せて?」

エレン「………」カパッ

ハンジ「………あれ」

ハンジ「…歯が生えてる」


エレン「……ふぇっ?!」

エルヴィン「おお、本当だ」

ミケ「……ふむ」

ハンジ「すごいなぁ!」

リヴァイ「気持ちわりぃ」

エレン「……これじゃ…」フルフル

ハンジ(はっ!傷ついたか?!)

ミケ(……シマッタ)

エルヴィン(自分は巨人だと思い知ってしまったか…)

エレン「……兵長に…慰謝料請求できない…」ショボン…

エルヴィン「そっちかい」

リヴァイ「………」ガッツ

ハンジ「ちょっと小さくガッツポーズしないの」



…To be continued

いつも読んでくれて&乙ありがとうございます!
面白かった所や、感想のレス、嬉しいです!

次からやっとリヴァイ班!

ではでは。

>>53ほら、エレンのなかで兵長は
「ダラダラするための宝を発掘してくれる人」になってんだよ
読み直せば分かる


~ 旧調査兵団本部 ~


バターーーン!!


リヴァイ「………」フキフキ


リヴァイ「………」フキフキ


リヴァイ「………」フキフキ


リヴァイ「………」フキフキ


ペトラ「失望したって顔してるね!エレ」

リヴァイ「ん?」


ペトラ「………」

リヴァイ「………」

ペトラ「………」

リヴァイ「………」

ペトラ「……あの、エレンは」

リヴァイ「……まだ上の掃除してる」

ペトラ「……そうですか」

リヴァイ「………ああ」


ペトラ「………」

リヴァイ「………」

ペトラ「………」

リヴァイ「…で、何が失望してるんだ」

ペトラ「………」

リヴァイ「………」

ペトラ「失望したって顔してるね!エレンに」

リヴァイ「お前いつからそんなフランクに話すようになった」


ペトラ「………」

リヴァイ「………」

ペトラ「………」クルッ

リヴァイ「………」

ペトラ「こらエレン!兵長に失望したって顔させちゃダメでしょー!!」バタバタ!!

リヴァイ「………」

リヴァイ「………」


リヴァイ「バカ言え…」

リヴァイ「…俺は元々こういう顔だ…」


エレン(あったかいなぁ…)ダラダラ

エレン(気持ちいい…)ダラダラ


バタバタバタ!!


ペトラ「エレーーンッッ!!」バンッ!!

エレン「なんですかー?」

ペトラ「もうっ!なんで掃除終わらせて下にいないのよ!!」

エレン「えー?」

ペトラ「兵長に思いっきり誤爆しちゃったじゃない!!」

エレン「それは俺のせいじゃないですねー」

ペトラ「ああぁぁああ!!恥ずかしいッッ!!」ブンブン!!

エレン「落ち着いて下さいよー」


ペトラ「……って、何してるのエレン」

エレン「日向ぼっこです」

ペトラ「まだ床汚いじゃない!何寝転んでるの!!」グイグイッ!!

エレン「だって、窓から入る太陽があったかいんですよー」

ペトラ「それはわかるけど!!」グイグイッ

エレン「手錠無しでダラダラできるの久しぶりで…」ホッコリ

ペトラ「……!」

エレン「………」ダラダラ

ペトラ「…でも、床だよ?」

エレン「はい、でも幸せです」ダラダラ


ペトラ「………」

エレン「………」ダラダラ

ペトラ「…はぁ…わかった!手伝ってあげる!」スクッ

エレン「ありがとーございますー」

ペトラ「エレンはもうちょっとだけダラダラしときなさい!」

エレン「いいんですか??」

ペトラ「少しだけだよ!後でちゃんと掃除に参加するのよ?」

エレン「はーい」


ペトラ「リヴァイ兵長はねー、昔ゴロツキだったみたいで」フキフキ

エレン(……よく喋るなぁ)ゴロゴロ

ペトラ「エルヴィン団長に下る形で…」フキフキ

エレン(でも、声が優しいからかな?心地いいなー)ダラダラ

ペトラ「詳しくは私も知らないんだけどね?」

エレン(……あ、これ…あれだ)

ペトラ「さすが人類最強っ!て言いたくなるよ!強くってねぇ…」フキフキ

エレン(母さんとアルミンが…ダラダラしてる俺に向かってお話してくれてた雰囲気に似てるんだ)

エレン(…心地いい訳だ…)ホッコリ


エレン(眠くなってきた)ファー…

ペトラ「でね?聞いてる?」クルッ

エレン「あ、BGMとして聞いてます」

ペトラ「そっか!」

エレン「はい」

ペトラ「さっき舌噛んでたやつがオルオって言ってねー」フキフキ

エレン「………」ホッコリ

ペトラ(エレン、涙目になってた…)フキフキ

ペトラ(やっぱりまだ子供だから…色々辛かったよね…)クスン

ペトラ(皆で心のケアしてあげなきゃ!!)キッ!!


~ 夜 ~


エレン(…紅茶)

ペトラ「エレン、紅茶は苦手?」

エレン「いえ、あの…」

エレン(腕あげるの面倒くさい)

エルド「どうしたんだ?」

エレン「久々に、腕を使ったので」

グンタ「筋肉痛か?」

エレン「いえ、あの」

リヴァイ「もうきたのか…若いな」

エレン「はい?」

リヴァイ「歳をとると筋肉痛は後日やってくる」

オルオ「流石兵長…物知りだ」


グンタ「体験談でしょう兵長!」

オルオ「?!」

リヴァイ「わかったか」

エルド「あははは!俺も経験あります!」

エレン「………」ホケー

ペトラ「オルオ、飲ませてあげたら?」

オルオ「ちっ…ほれ」スッ

エレン「ありがとうございます」ズズッ


オルオ「…手間のかかる…」

エレン「……ん」ズズ

オルオ「もういいか?」スッ

エレン「はい、オルオさん上手ですね」

オルオ「嬉しくねぇよ!!」

ペトラ「オルオね、弟いるから」アハハ

エレン「なるほどー良いお兄さんですね」

オルオ「だ、だから嬉しくねぇって!!」


グンタ「しかしエレンは面倒くさがりやだって聞いたが」

エルド「よく調査兵団に入ろうと思ったな!」

エレン「はい、兵長がお宝を探してくれるみたいなので」

エルド「………」

グンタ「………」

オルオ「………」

リヴァイ「………」

エレン「………」


ガシィッ!!


ペトラ「何意気投合してるの」


オルオ「ペトラにはわかるか…いや、わからないだろうな」

グンタ「一攫千金のお宝…これに秘められた夢を」

ペトラ「いや普通に働きなさいよ」

エルド「女性はな!育児休暇とれるし専業主婦って手もあるしな!」

リヴァイ「仕事をせず家にいれる有り難みもわかりにくいだろう…」

ペトラ「はぁ…まぁ、はい」

エレン(仲間が一杯だ)


エルド「男は育児休暇取りにくいもんなー」

グンタ「お、お前もしかして」

リヴァイ「そろそろか?」

エルド「い、いえ!まだ!///」

オルオ「結婚して子供できる前にお宝探さないとだな…」フッ

リヴァイ「で、だ…俺の考えではウォール・マリアの外に宝があるんじゃねぇかと」

グンタ「確かに、全財産持って壁の中に移動できたか疑問ですもんね」

エルド「という事は狙うは…」

オルオ「いや、でもだなぁ…」


アーダコーダ


ペトラ「何この夢見る少年だらけの最強班」

エレン(皆ダラダラしたいんだなー)



バターン!!


ハンジ「ごっきげんよーう!」

リヴァイ「ハンジ、今は男同士の話し合いで忙しい」

ハンジ「わあ!何も言ってないのに!」

リヴァイ「と言うわけでペトラ、任せた」ガタッ

ペトラ「はいっ?!」

エルド「続きはエレンの部屋でしましょうか」ガタッ

エレン「俺、寝ますよ?」

グンタ「寝とけ、作戦決まったら起こすから」ガタッ

エレン「はーい」


オルオ「ほら、立てよ」ガタッ

エレン「立つの面倒くさくて…」

ペトラ「じゃあエレンも一緒に…!」

オルオ「ちっ、手間のかかる奴だな」グイッ

エレン「ありがとうございます」ヨロッ ガタッ

ペトラ「待って!ねぇ待って!!」ガタッ

ハンジ「ペットラー」ガシッ!!

ペトラ「ひぃっ!!」

ハンジ「今回はねぇ…ソニーとビーンをね…」ウフフ

ペトラ「いゃぁああああ!」



…To be continued


○宝探しの兵長○

>>55さんの書いてくれた通り、エレンの中でリヴァイは「宝の発掘をしてくれる人」なので、宝探しの兵長となりました。

>>55さんフォローありがとうございます!


エレン「馬小屋の掃除終わりましたー」

オルオ「早えな!?どれ…」


オルオ「…綺麗だ…?!」

エレン「終わったって言ったじゃないですか」

オルオ「お、おう…じゃあ次は隣の馬小屋な」

エレン「え?!!」

オルオ「え??」

エレン「…まだやるんですか?」

オルオ「おう、あと三小屋ある」

エレン「えぇ…」

グンタ「おー?何ショボくれてんだエレン?」


エレン「ここの掃除終わったら休めると思ったらまだまだあって…」シュン

グンタ「あはは!残念だったな!」

エレン「ここの掃除に全力出しすぎました…」

オルオ「最初に言っといた方が良かったか?」

エレン「はい…終わったと思ったのにまだあると、数倍の面倒くささなので」

オルオ「ちっ、悪い事したな」

エレン「次から、お願いします」

グンタ「とりあえず次の小屋終わったら休憩したらどうだ?」

エレン「はーい…あ」

オルオ「どうした?」

エレン「グンタさんと二人羽織して掃除して貰えばいいんじゃ…?」

グンタ「すまん、意味がわからん」


エレン「グンタさんが俺のマントに隠れてですね」

グンタ「ふむふむ」

エレン「背中から、手を前に持ってきてホウキを持って掃除するんです」

グンタ「俺の方が背が高いから中腰になるんだが…」

エレン「じゃあ俺、グンタさんの膝に座ります」

グンタ「何故俺が空気椅子にお前を乗せながら二人羽織で掃除せにゃならんのだ」

オルオ「意味がわからねぇ」

エルド「しかし面白そうだ」

オルオ「てめぇ…いつの間に…!」

グンタ「他人事だと思って…!!」

エレン「じゃあエルドさんお願いします」

エルド「遠慮する」キッパリ!!


エレン「………」シュン…

オルオ「………」

グンタ「凄い落ち込みようだな」

エルド「掃除面倒くさいんだな」

エレン「………」トボトボ…

オルオ「あぁぁああ!!普通に手伝ってって言やぁいいだろうが!!」

グンタ「おお、言った」

エルド「なんだかんだ面倒見いいな、オルオ」

エレン「助かります」

オルオ「今日だけだからな!今日だけなんだかりゃ」ガリッ!!

オルオ「ッぎゃぁぁああ!舌がぁぁああ!」ギャー!!

エレン「慌てないで下さいよー」

グンタ「あの舌噛みを見ても冷静だ」

エルド「狼狽えないのか、凄いな」


エレン「…あ!」

オルオ「んぁ?どうした」

エレン「あの、同期と話してきても良いですか?」

オルオ「ちっ…行ってこい」

エレン「ありがとうございます!」バタバタ!!

グンタ「おぉ…あのエレンが走ってる」

エルド「よっぽど会いたかったんだな」

オルオ「……ちっ」グスッ

グンタ「おいおい、泣くなよ!」アハハ!!

オルオ「泣いてねぇ!」グスッ

エルド「はいはい」アハハ


エレン「おーい!!」バタバタ!!

ミカサ「!!」ビクッ!!

アルミン「エレン!」

エレン「おまぇ…」バタバタ

エレン「ら……」バタ バタ…


ドサッ…


ミカサ「エレン?!」バタバタ!!

アルミン「どうしたのエレン?!」バタバタ!!


エレン「アルミン…ミカサ…」フルフル…

ミカサ「エレン!大丈夫?!」

アルミン「どこか痛いの?!熱は?!!」

エレン「お前らに…会えて…」

アルミン「うん、うん…なんだい?」オロオロ

ミカサ「……!」オロオロ

エレン「…走るの…面倒くさく…」

アルミン「驚かせないでよ」

ミカサ「倒れなくてもいいと思うの」


ミカサ「エレン、何かされてない?」

エレン「えー?」

ミカサ「ほっぺをつねられるとか、お尻を叩かれるとか」

エレン「されてないなー」

ミカサ「ご飯食べさせて貰えないとか、お家に入れて貰えないとか」

エレン「それもないなー」

ミカサ「あのチビは躾と言う名の虐待をした…」

ミカサ「私がいつか然るべき抗議を…」

エレン「そんな面倒くさい事しなくていいって」

アルミン「モンスターペアレントになりかけてるよ、ミカサ」


ジャン「よぉ…おねんねか?」

エレン「おー皆久しぶりだなー」

サシャ「相変わらずダラダラしてますね!」

エレン「ここでは特別なだけだ」

アルミン「あぁ…普段はちゃんとしてるんだね」ホッ

エレン「そいやアルミン凄いなー?」

アルミン「ん?」

エレン「何で俺の家の地下室に秘密があるって知ってたんだ?」

アルミン「え?」

コニー「俺も知ってるぞ?」

エレン「え??」


ライナー「俺も知ってる」

ベルトルト「僕も…」

ジャン「男子は全員知ってるんじゃないか?」

エレン「皆凄いなー?」

アルミン「だってエレン…」

エレン「うん」

アルミン「着替える時に服脱いで鍵を見ては」

アルミン「『地下室に…行かねばならない…!』って言ってたよ」

エレン「そうだったのか?俺凄いな?」

アルミン「覚えてない時点で凄くはないような」


ジャン「しかしエレン、お前…本当に頼むぞ?」

エレン「え?」

コニー「やだよ」

サシャ「面倒くさい」

エレン「………」

コニー「………」

サシャ「………」

エレン「…ぶっ」

コニー「…ひひっ」

サシャ「そっくりでしたね!」


\あっはっはっ!!/


ジャン「不安だ…」



~ 第57回壁外調査の日 ~


パッカ パッカ


オルオ「いよいよだな…」

ペトラ「エレン、大丈夫?緊張してない?」

エレン「はい…あの、これ、いつ帰ってこれますかね?」

エルド「半日位か?」

エレン「え?!!」

グンタ「もっとかかるかもしれないな…」

エレン「ええっ?!!」

リヴァイ「なんだ、煩いぞ」


エレン「あの…兵長」

リヴァイ「なんだ?」

エレン「旧調査兵団本部に帰っていいですか?」

リヴァイ「………」

エレン「………」

リヴァイ「ふざけてんのか?」

エレン「行って帰ってくるだけなら俺居なくてもいいですよね?」

リヴァイ「………」

エレン「………」

リヴァイ「本気か」

エレン「嘘は面倒くさいのでつきません」

リヴァイ「………」

エレン「………」


リヴァイ「エルド!グンタ!」

エルド「はい!」

リヴァイ「荷台を借りて二人で引け!」

グンタ「了解です!」

リヴァイ「エレンは怪我人のふりしながら荷台でダラダラしてろ!」

エレン「えぇ…行かなきゃダメなんですね」

リヴァイ「ペトラ!エレンの馬を頼む!」

ペトラ「了解です!」

リヴァイ「オルオ!お前はエレンが逃げ出さないように見張ってろ!」

オルオ「兵長!甘やかしすぎです!」

リヴァイ「俺にはわかる…こいつは根っからのナマケモノだ」

リヴァイ「馬に乗せて無理矢理連れていった所で途中で落馬するか引き返すだろう…」

オルオ「…わかりました!了解です!」



\前進セヨー!!/


エルド「号令がかかりました!」

リヴァイ「よし、行くぞ!」

ペトラ「了解です!」

エレン「家帰りたいなー」

オルオ「こんだけ厚待遇でもまだ言うのか坊主!!」

グンタ「まだ壁の外にも行ってねぇのに!!」



…To be continued


読んでくれてありがとうございます!

オルオさんは面倒見が良さそうなイメージ。

巨人…!壁外調査だから次からでるはず…!

そして連絡。
書き貯めが無くなってしまったので、少しの間留守にします。
また書けたら来ますね。ではでは。


ドドドド…


エレン「うわー…廃れてますね」

エルド「人の住まなくなった家は簡単にこうなる」

エレン「そうなんですか?」

エルド「ああ。だから、居心地良い家ってのは、誰かがお手入れしてくれてるから成り立つんだぞ」

エレン「母さん、頑張ってくれてたんですね…」

エルド「そうだ。感謝の気持ちを忘れずにな」

エレン(開拓地ではミカサが…)

エレン(寮ではアルミンが頑張ってくれてたんだな…)シミジミ

エレン「あ、あれはなんですか?」

エルド「あれは奇行種だな」

グンタ「お前ら!ピクニックに来てるんじゃないんだぞ!!」


オルオ「エレン!ピンピンしてる所見せるな!隠れてろ!」

エレン「はーい」

エレン「ペトラさん何かBGMお願いします」

ペトラ「この緊張感の中喋れと…?」

エレン「ダメですか?」

ペトラ「オルオとの漫才でいい?」

エレン「はい、お願いします」

オルオ「おい!勝手に話を進めりゅ」ガリッ!

オルオ「ッッ!!」

ペトラ「噛みきって死ねば良かったのに…」

エレン「………」ホッコリ

グンタ「そこホッコリする所じゃないだろ!」

エルド「市街地を抜けるぞ!」



~ 一方その頃 ~


アルミン「エレンがそんな前線に置かれるわけがない…」

ライナー「じゃあエレンはどこにいるってんだ?」

アルミン「中央の後方あたり…かな…」

アルミン「いや…しかし…」

ジャン「どうした?」

アルミン「…エレンはこの作戦…参加してないんじゃないかな…」

ジャン「ハハッ!マジかよ!」

アルミン「………」

ライナー「………」

ジャン「ハハッ…は…」

アルミン「………」

ライナー「………」

ジャン「……は?」


アルミン「エレンはやれば出来る子だけど、無意味な事はなるべくやらない主義だ」

アルミン「今回の…行って帰ってくるだけなんて面倒くさいだけだろう…」

ジャン「…マジかよ」

アルミン「エレンの面倒くさがりを侮ってはいけない」

ライナー「じゃあエレンは壁の中にいるのか?」

アルミン「おそらく…」


アルミン(いや、でもエレンを調査兵団に誘えたリヴァイ兵長なら…)

アルミン(参加させる事ができた可能性も…)


ジャン「とにかく…あの奇行種を足止めするか…」


バシーンッ!! ゴロゴロ…!!


ジャン「アルミン!?」

ジャン「こいつ…!!」


パシュッ!! ヒュンッ

ヒュンッ…


ジャン(逃げられない…!ワイヤー掴まれて終わりだ…!)


アルミン「ジャン!仇をとってくれ!!」

ジャン「?!!」

アルミン「右翼側で本当に悟りの境地に立ってしまった悟り開き野郎の仇だ!!」

アルミン「こいつの足の裏で浮世絵になっているのを見た!!」


女型「………」


ジャン(……動きが…止まった?!)


ヒュンッ!


ジャン(ライナー!うなじを…!?)


パシッ!

グッ!!


ライナー「……ぐ…ッ!」


グシャッ!!


アルミン「……あ」

ジャン「嘘だろ…?」



ザシュッ!!


ジャン「おお!!」


ヒュン…ストッ!! タタタタッ


アルミン「!!」

ライナー「もう時間稼ぎは十分だろう!!」



ズゥゥン…


アルミン「!?」


アルミン(何…?!)

アルミン(そっちは…!)


アルミン(…!!)



~ リヴァイ班 ~


ガラガラガラ…


エレン(…いい天気だ)

エレン(目を閉じてもオレンジが見える)

エレン(………)

エレン(…アルミンとミカサ、無事かな?)

エレン(お宝見つけたら三人でダラダラ過ごしたいなー)

エレン(家建てるなら…二世帯住宅がいいのかな?)

エレン(ミカサとアルミンとアルミンの嫁さんを養う位のお金が欲しいなー)


フッ…


エレン(…暗くなった…?)パチッ


エレン「え、ここ何処ですか?」ムクッ

オルオ「…巨大樹の森だ」

エレン「そんな所寄るなんて聞いてないです」

ペトラ「…そうだね」

エレン「帰るの、遅くなりませんか?」

エルド「…わからない」

エレン「なんですかそれ…作戦と違うじゃないですか」

グンタ「まぁ…あれだ、予期せぬ事態と言うやつだ」

エレン「………」


エレン「兵長!!」

リヴァイ「………」

エレン「行って帰ってくるだけじゃないじゃないですか!!」

リヴァイ「………」

エレン「なんで作戦狂うかもとか、最初に言ってくれないんですか?!」

ペトラ「こら!エレン!!」

エレン「5時には部屋に帰ってダラダラしようと思ってたのに!!」

オルオ「口を慎め!エレン!!」

エレン「だって!予定狂わされるなんてとてつもなく面倒くさいじゃないですか!!」

エルド「不測の事態がおきる事も、調査兵団の仕事の内だ!!」

エレン「そんな事言ったって!もう5時にはダラダラモード突入に備えてたのに!!」

グンタ「いい加減に諦めろ!!」

エレン「……!!」


エレン「エルドさん!グンタさん!Uターンして下さい!!」

エルド「まだ言ってる!!」

グンタ「できねぇから!!」

エレン「こうなったら立体機動で…!」

オルオ「この森出たら平地だぞ?!壁につく前に食われちまう!!」

エレン「ペトラさん!馬返して下さい!!」

ペトラ「逃げるのわかってて返せません!!」

エレン「……!」


エレン(……帰れない)

エレン(……5時までに、帰れない)


エレン(………)


エレン(…いや…)

エレン(帰れるじゃないか)

エレン(人に頼らなくても、帰れるじゃないか)

エレン(俺には…帰れるだけの力が…)



スッ…


ペトラ「…エレン?!」


エレン「………」


ペトラ「何してるの?!!」



…To be continued

読んでくれて&レス&保守ありがとうございます!

一週間もあいてしまいましたが、実はまだ全部書いてませんorz
が、三日分位書き貯めたので投下しにきました。

ではでは、また明日。


ペトラ「エレン!その力は使わないって約束したよね?!」

エレン「………」

ペトラ「エレン!!」

リヴァイ「エレン…お前は間違ってない」

ペトラ「兵長?!」

リヴァイ「自分で決めろ」

エレン「………」

リヴァイ「俺にはわからない…」

リヴァイ「自分の力を信じても、信頼たる仲間の選択を信じても…」

リヴァイ「…結果は誰にもわからなかった…」


リヴァイ「そうしてハズレたナンバーズがもうすぐ500枚を超える」

エレン「………」

リヴァイ「だからまぁ…精々悔いが残らない方を選べ」

ペトラ「兵長!何の話をしているんですか!!」

オルオ「男のロマンの話をされてるんだ!!」

エレン「………」


エレン(面倒くさい)

エレン(だから、帰りたい)


グッ


ペトラ「エレン!!」


エレン「………ッ」



─ リヴァイ班配属後、実験の日 ─



リヴァイ「手は治ってないのか」

エレン「…はい」

リヴァイ「巨人になれねぇんじゃ話にならねぇ…」

リヴァイ「何とかしろ」

エレン「はい…」


エレン「実験、面倒くさい…」

エルド「まぁそうだろうな」

オルオ「しかしなれないならなれないで良いじゃねぇか」

グンタ「だよな、巨人になれるとか怖すぎる」

エレン「面倒くさいですよね…」スッ

エレン「…ッ!!」カチャッ!

エルド「おいおい、何落としてんだ?」ヒョイッ

エレン「すみません、傷が痛くて」

グンタ「普段は俺達にやらせるくせに」

エレン「これ以上迷惑かけれないと思って…」


オルオ「怪我してる時になれない事するんじゃねぇよ!」カチャカチャ

エレン「…すみません」シュン

オルオ「ほれ、飲みやがれ」スッ

エレン「ありがとうございます」アーン


エレン(微妙に届かない…)ググッ

エレン(飲みたいのに…!)


カッ!! ブワッ!!


「?!!!」


エレン「…あれ?」

オルオ「ぎゃぁぁああッッ!!!巨人の顔がぁああ!!」

エルド「オルオ!食われてないか!!」

グンタ「おいエレン!何故今巨人になった!!」

エレン「…え?」

リヴァイ「落ち着け…お前ら」

ペトラ「兵長危険です!!食われます!!」

リヴァイ「食うのか?」

エレン「兵長調理するの大変そうなので食いません」

リヴァイ「…だそうだ」

ペトラ「巨人ですよ!丸飲みに決まってるじゃないですか!!」

オルオ「エレン!動くんじゃねぇぞ!!」

エレン「はーい」


エルド「おい!エレン!」

グンタ「証明しろ!!」

エレン(面倒くさい事になったなー)


ハンジ「エッレェェエエン!!触っていいぃぃいいいいッッ?!!」

エレン(断るの面倒くさそうだな)

ハンジ「うおぉぉおおお!!」


ジュッ


\クソアッツイゼ!!イキイソギスギデス!!/


エレン(返事する前に触られたよ)

エレン(…しかし面倒くさい)


エレン「オルオさん」

オルオ「なんだよ!!」

エレン「ちょっとここ切ってくれませんか?」

オルオ「そんな事言って食う気だろう!」

エレン「オルオさんも調理するの大変そうなので食いません」

オルオ「調理するの大変じゃねぇ人間って誰だよ!!」

エレン(ダメだ話すの面倒くさい)


エレン「……ッふ!」ググッ!!

エルド「おい!何してる!」

グンタ「動くなって言っただろう!」


ブチッ!!


エレン「…っわわわ!」ゴロゴロッ

ハンジ「えぇっ!エレン早すぎるよ!!」

リヴァイ「………」

エレン「はー、やっと取れた」ゴロッ

リヴァイ「……気分はどうだ?」

エレン「このまま眠りたいですね」

リヴァイ「お前マイペースすぎるだろ」



++++++++



エレン「今日は疲れたなー」

リヴァイ「あんな殺気向けられて疲れたで片付けられるのか?」

エレン「気にするの面倒くさいじゃないですか」

リヴァイ「お前浮世離れしすぎだろ」

エレン「俺はですね、ナマケモノなんですね」

リヴァイ「………」

エレン「アルミンとミカサがいないと生きていけない予定だったので」

エレン「まぁ、ここまで生きれたら上出来じゃないかなーと」

リヴァイ「………」

エレン「それもこれも、リヴァイ班の皆さんのお陰なので」

エレン「そのリヴァイ班の皆さんに殺されるなら、仕方ないかなーと」


リヴァイ「アホな事言ってないで、呼ばれたから行くぞ」

エレン「…階段ですか…」

リヴァイ「………」

エレン「………」

リヴァイ「………」

エレン「………」


リヴァイ「…おんぶで階段はキツいんだが」ヨタヨタ

エレン「人類最強だからいけますよ、頑張って下さい」

リヴァイ「本当いい性格してるな」ヨタヨタ

エレン「ありがとうございます」



ガチャッ


ハンジ「きたき………ぶッ!!」ブハッ!!

リヴァイ「………」

オルオ「兵長?!」

ペトラ「ちょっとエレン!兵長におんぶしてもらうなんて!!」

エレン「安定感がありました」

グンタ「評価してる場合じゃないだろ!!」

エルド「兵長!エレンをこちらに!」

リヴァイ「お願いする」


ハンジ「くくっ!ミケにもおんぶしてって言ってたけどさぁ…!!」プルプル

リヴァイ「そうか…」

エレン「だって階段面倒くさい…」

ハンジ「あはは!じゃあサクッと話も終わらせるね!」

エレン「早くダラダラしたいので、お願いします」

ハンジ「うん!あのね、エレンの巨人の顔が出てきただろ?」

エレン「はい」

ハンジ「唇にね、ティーカップが挟まってたんだけど、心当たりない?」

エレン「………」ンー

エレン「あ、オルオさんが紅茶飲ませようとしてくれたので、飲もうとしました」

ハンジ「ほう?」

エレン「少し届かなくて、飲みたい!って思いました」

ハンジ「それがきっかけ…なのかな?」

エレン「巨人も紅茶飲みたいんですねー」

オルオ「その巨人お前だからな?」


エルド「じゃあエレンが自分の意思で巨人化した訳じゃないんだな?」

エレン「当然ですよ」

エレン「面倒くさくなる事わかってて自分の意思でやる訳ないじゃないですか」

エルド「………」

グンタ「………」

オルオ「………」

ペトラ「………」

ハンジ「………」

リヴァイ「………」

エレン「……?」


\…ブッ/


エルド「わははッ!!違いない!」アハハ!!

グンタ「これ程説得力のある言葉はないな!!」アハハ!!

オルオ「確かにそうだな!!」アハハ!!

ペトラ「エレンぶれなさすぎッ!!」アハハ!!

エレン「そうですか?」

リヴァイ「……ッ」プルプル

ハンジ「あはは!いいねこれ!!」

エルド「ははは…」チラッ

グンタ「…ははッ」チラッ

ペトラ「ふふっ」コクン

オルオ「…ふっ」スッ


ガブッ!!


エレン「え??」


グンタ「いってぇ!」

エルド「こんな痛いのよく叫ばずに噛みきれたな!」

エレン「叫ぶの面倒くさいので…」

オルオ「面倒くさいですますなよ!!」アハハ!!

ペトラ「あはは!!私達、エレンに悪いことしたね!」

エレン「???」


ペトラ「よく考えたら、エレンは仕事以外の事は殆ど私達に頼ってる…」

ペトラ「私はBGM担当だし」

オルオ「俺なんて毎食飯食わせてるしな」

グンタ「俺も毎朝起こしにいって着替えさせてるな」

エルド「俺は毎夜部屋まで運んで寝かしつけてるな」

エレン「お世話になってます」

ペトラ「これって、私達に命を預けてるのとほぼ一緒だよね!」

エレン「そうですね、皆さんのお陰で生きてこれたと思います」

ペトラ「エレンは、私達を信用してくれてる」

ペトラ「今回、こんな事しちゃったけど…これからも私達を頼って欲しい…」

ペトラ「私達を」


ペトラ「信じて」



─ 巨大樹の森 ─



ペトラ「信じて…!」

エレン「………」

ペトラ「そこでダラダラしてていいから!」

エレン「………」

ペトラ「ここが家だと思って寛いでていいから!」

エレン「………」

ペトラ「何日かかろうと部屋には絶対帰すから!!」

エレン「………」


リヴァイ「で、どうするんだ?」

エレン「………」

エレン「………」


エレン「……進みます」

ペトラ「!!」パァァア!!

リヴァイ「よし、このまま行くぞ」

エレン「………」


ゴロン…


エレン(布団が恋しい…)



…To be continued

読んでくれて&レスありがとうございます!
待っててくれてありがとうございます、感想とても嬉しいです!

ではでは、また明日にでも。



ガラガラガラ…


エレン(………)


エレン(もう、入ってきた所も見えなくなってる)


エレン(………)


エレン(どれくらい進むのかな…)


エレン(いつ…帰れるのかな)


エレン(どうして、進むなんて言ったんだろう)


エレン(面倒くさいのに…)

エレン(早く、ダラダラしたいのに…)


エレン(………)



いつ帰れるかわからないけど…


みんな前に進むことを選んだ


リヴァイ兵長は前を見続けている

先輩達も……

兵長に任せてすべてを託してる


オレは…


なぜこっちを選んだ…!

すぐに帰れたかもしれないのに…!

ダラダラする時間を先伸ばしにしてまで!


オレは…



そうだ… オレは…

欲しかった


新しい安らぎの空間を


あいつらといる時のような

ダラダラできる空間を…


もう 面倒くさかったんだ


化け物扱いされるのは……


ただのナマケモノなのに… だから…


仲間を頼ることは当たり前のことだって…そう

思いたかっただけなんだ…そっちの方が


…面倒くさくないから



サァッ…


「?!!!」


エレン「あれ?今調査兵団の人沢山いませんでしたか?」

リヴァイ「……少し進んだ所で馬を繋いだら立体機動に移れ」

リヴァイ「班の指揮はエルドに任せる、適切な距離で隠れてろ」

リヴァイ「馬は任せたぞ、いいな?」

エレン「え?」


ヒュンッ


エレン「……まさか」

エレン「ここが、折り返し地点ですか…?」

エルド「………」

グンタ「………」

オルオ「………」

ペトラ「………」


グンタ「どーだエレン!見たか!」

エルド「あそこが折り返し地点なんだぞ!」

オルオ「これが調査兵団のメリットだ!残業もあれば早く終わる時もある!!」

オルオ「デメリットばかりじゃねぇぞこのぐうたら者が!」

エレン「じゃあ後半分ですか…?」

ペトラ「そうなるね!」


エレン(帰れる…)

エレン(後半分で帰れる…!)


オルオ「わかったか!?」

エレン「はい!!」



~ 巨大樹の木の上① ~



サシャ「ミカサ…お腹空きました」

ミカサ「…実は、朝食のパンをおやつ代わりに持ってきている」ゴソゴソ

サシャ「凄いですミカサ!天才です!!」

ミカサ「一緒に食べよう」パサッ

サシャ「嬉しいです!!」

スッ

ミカサ「はい、あーん」

サシャ「自分で食べれます」



~ 巨大樹の木の上② ~



ライナー(奥で何やってんだ?)

ライナー(早く壁内に戻ってクリスタと結婚したいんだが…)

ライナー(しばらくはアパート生活か…)

ライナー(いや、旅行しながら安いモーテルを転々とするのもいいな…)

ライナー(二人で奮発して買った、エアウィーブの上でゴロゴロするんだ)

ライナー(それだけで、そこが俺達の故郷になる…)


ライナー(………)


ライナー(……いいな)ホッコリ



~ 巨大樹の木の上③ ~



ユミル「なぁ?ベルトルさん」ブルブル…

ベルトルト「話かけないで!女の子と話すの恥ずかしい!!///」カァァッ

ユミル「クリスタどの辺に行ったか知らない?」ブルブル…

ベルトルト「しっ、知らないッ!///」

ユミル「会いたくて会いたくて震えてるんだが…」ブルブル…

ベルトルト「のッノロケは違う人に言ってよ!///」

ユミル「早く寮に戻ってクリスタもふもふしてぇ…」ブルブル…

ベルトルト「僕も早く寮に戻って押し入れに隠れたいよ!!///」

ユミル「押し入れとか寂しくて死んじゃうだろ…」ブルブル…

ベルトルト「今の方が恥ずかしくて死ぬッ!!///」



~ 巨大樹の木の上④ ~



コニー(………)


コニー(………)


コニー(………)


コニー(………)


コニー(…早く帰りたい)



~ 巨大樹の木の上⑤ ~



ジャン「今何やってるか察しがついたぞ」

アルミン「!」

ジャン「あの女型巨人を捕獲するためにここまで誘い込んだんだな?」

アルミン「……うん」

ジャン「あいつ…壁の方に行ったよな」

アルミン「……うん」

ジャン「………」

アルミン「………」

ジャン「……帰ったんじゃねぇか…?」

アルミン「……うん…僕もそう思う…」

ジャン「………」

アルミン「………」



~ 巨大樹の木の上⑥ ~



エルヴィン「………」

リヴァイ「………」


エルヴィン「………」

リヴァイ「………」


エルヴィン「……来ないな」

リヴァイ「………ああ」



~ 巨大樹の木の上 リヴァイ班 ~



ペトラ「エレン」

エレン「何ですか?」

ペトラ「木の上で寝るのは危ないと思うの」

エレン「落ちても皆さんが助けてくれるから大丈夫ですよ」

ペトラ「凄い信じてくれてるね」

オルオ「喜んでいいのかこれ」


エレン「あ」

エルド「どうしたエレン?」

エレン「そこ、何かキラキラしてるの落ちてませんか?」

エルド「いや?ないぞ?」

エレン「ありますって、取ってきてください」

エルド「は?」

エレン「俺が発見者で、エルドさんが発掘者」

エレン「お宝山分けです」

エルド「よし、行こう」ヒュンッ

グンタ「おいエルド!!」


エレン「あ」

グンタ「どうしたんだ?」

エレン「あの木に、キラキラしてるの引っ付いてませんか?」

グンタ「いや?見えんぞ?」

エレン「ありますって、見に行ってください」

グンタ「は?」

エレン「俺が発見者で、グンタさんが発掘者」

エレン「お宝山分けです」

グンタ「よし、任せろ」ヒュンッ

オルオ「おいグンタ?!!」


エレン「あ」

オルオ「今度は何見つけたんだ!」

エレン「あの巨人に、宝石突き刺さってませんか?」

オルオ「ねぇよ」

エレン「ありますって、討伐してきてください」

オルオ「は?」

エレン「俺が発見者で、オルオさんが発掘者」

エレン「お宝山分けです」

オルオ「俺の力を見せてやる」ヒュンッ

ペトラ「ちょっとオルオ!!」


エレン「あ」

ペトラ「今度は何?!」

エレン「何でもありません」

ペトラ「ならいいけど…」


エレン(なんか煙弾上がってたけど)


エレン(皆お宝探し必死だし)


エレン(面倒くさいからスルーしよう)


エルド「くそ!ないぞ!」

グンタ「見つからねぇ!」

オルオ「どこにあるんだエレン!」

エレン「探すの面倒くさいです…」

エルド「お前五分も探してないだろ!!」ヒュンッ

グンタ「エレンは頼りにならない…!」ヒュンッ

オルオ「こうなったら自分で…!」ヒュンッ

ペトラ「ちょっと!お宝はマリアの向こうにあるんじゃないの?!」


エレン(早く帰ってダラダラしたい…)


ペトラ「エレンも皆を止めてよ!」

エレン「面倒くさいです」

ペトラ「あなたが煽ったのに!!」



リヴァイ「………」


リヴァイ「………」


リヴァイ「………」


リヴァイ「煙弾の返事がこねぇ…」


こうして

なんの成果も上げられなかった調査兵団は


責任者が王都に招集されると同時に

エレンの引き渡しが決まった




…To be continued

乙&レスありがとうございます!

平和に壁外調査終わりました。

そして…忙しくなるのでしばらく留守にしますorz
書き貯めも少ししかないので、一週間か二週間位空くかもしれません。

すいませんが、宜しくお願いします。
ではでは。

乙 和やかな壁外散策
やったー!イアンさんに続いてリヴァイ班も生存だ!


ゆっくり待ってるよ~ 保守は任せて

>>169さん
ありがとうございます、宜しくお願いします!
ツッコミもありがとうございました!嬉しいです。


アルミン「エレン!ミカサ!」

ミカサ「お帰り、アルミン」

アルミン「アニが、手伝ってくれるって」

エレン「ありがとうなぁ」

アニ「別に…断るの諦めただけだよ」

エレン「人間諦めが肝心だよなー」

アルミン「今から逃げようとする人間が何を言うんだ」

ミカサ「諦めたらそこで人生終了だよ」


エレン「歩くの面倒くさい」

アルミン「我慢してよ」

アニ「そんなんで大丈夫なの?」

ミカサ「大丈夫、いざとなったらおぶっていく」

エレン「俺が馬車に残りたかった…」

アルミン「それじゃ意味ないからね?」

アニ「こいつあんたたちがしようとしてる事理解してるの?」

ミカサ「している、しかし面倒くささが勝っている」

アニ「なんなのそれ」


アルミン「あった…ここだ!」

アニ「……ここ?」

アルミン「うん、地下を通って外扉の近くまで行ける」

ミカサ「こんな道があるなんて」

アルミン「人目につかないし、良い道だよね」

ミカサ「今の私達にとっては」

アルミン「うんうん」



カツン カツン…


アルミン「………」

ミカサ「………」

アルミン「…何してるの?」

ミカサ「早く、降りてきて」


ミカサ「……アニ」





ミカサ「と、エレン」


アニ「………」

エレン「階段、面倒くさい」

アルミン「そんな事言わないで、ね?」

エレン「おんぶ」

アルミン「いや、もうここまで降りてるし…」

ミカサ「エレン、ここまで降りたらおぶっていくから」

エレン「えー…」

アルミン「アニも、面倒くさいの?」

アニ「いや…私は怖いんだ」

ミカサ「暗くて、狭い所が?」

アニ「…そうさ…か弱い乙女だからね…」

エレン「怖いのか?」

アニ「…うん」


エレン「じゃあ俺が後ろからギュッてしてやるから一緒に降りよう」

アニ「……は?」

ミカサ「エレン?!」

エレン「そしたら怖くないだろ?」

アニ「…いや…まぁ…」

ミカサ「エレン!何を言っているの!!」

エレン「ほら、一緒に降りよう」

アニ「わかった諦める…一緒に降りるよ」

エレン「よし、じゃあおんぶして」


ドガァッ!! ゴロゴロン…!!


アニ「お望み通り降ろしてやったよ」

エレン「蹴落とすなんて酷いなー」

ミカサ「エレン!!」

アルミン「大丈夫?!」


エレン「アニは?」

アニ「私は…行けない」


エレン(そうだよな、面倒くさいもんな…)

エレン(それもこれも、アイツのせいだ)


アニ「私は…戦士になるのを諦めた」

ミカサ「諦めないで!」

アルミン「話してよアニ!僕達はまだ話し合う事ができる!」

アニ「………」

エレン「面倒くさい」

ミカサ「!?」

エレン「探りあい面倒くさい」

エレン「話し合い面倒くさい」

エレン「面倒くさい事だらけだよな」

エレン「女型の巨人」


アルミン「……ッ」

アニ「………」

ミカサ「………」

エレン「………」

アニ「アルミン」

アニ「私が諦めやすい人間で良かったね」

アルミン「ッ!」

アニ「でも…ここから先は」

アニ「諦めないから」クチッ…



パン!! ドドッ!!


アニ「!!」


エレン「ん??」

ミカサ「!!」


グイッ!!


アルミン「?!」

エレン「んぐ?」

アルミン「ミカサ!?」

ミカサ「一歩…!遅かった…!」



カッ!!ドゴォッッ!!



エレン「え…?何で血が…?」

ミカサ「二人とも怪我は!?」

アルミン「しまった…」

ミカサ「走って!!」

エレン「待って、女型の巨人が面倒くさいなって話だったよな?」

ミカサ「全然違う!」

アルミン「なんてタイミングで現実逃避してたの!!」

エレン「え?」

ミカサ「アニが女型の巨人なの!」

アルミン「僕の嘘は最初から見抜かれてたんだ…!」


兵士「一次捕獲は失敗したのか!?」

アルミン「失敗しました!二次の作戦に…!」


ドガンッッ!!


アルミン「なっ…!?踏み抜いた!?」

エレン「……人が…踏み潰…」

ミカサ「エレン下がって!」

ミカサ「あいつは…エレンを狙ってるんでしょう?死んでもいいっていうの?!」

アルミン「賭けたんだ…」

アルミン「エレンが死なないことに…」

アルミン「それに、死んだらそれまでだって思ってるんじゃないかな…」


ミカサ「厄介…」

アルミン「そうだね…それに、諦めやすい人が諦めないって言うくらいだから、覚悟も凄いだろう」

アルミン「…こうなると手強いと思う」

エレン「帰りたい」

ミカサ「それはできない!」

アルミン「どうしよう…!」

エレン「面倒くさい」

ミカサ「そんな事言ってる場合じゃない!」

アルミン「現実逃避続行しないで!」


エレン「俺が…巨人になったら帰れるかな」

ミカサ「!!」

アルミン「!!」

エレン「近くに来いよ」

ミカサ「う、うん」ススス

アルミン「頑張って…」ススス


ガブッ!!


エレン「……あれ?痛い」

アルミン「目的がしっかりないと…なれないんだっけ?」

エレン「面倒くさいなぁ…」

アルミン「エレン、巨人になってアニと戦うのをイメージして…いいね?」

エレン(戦うのか?帰りたいなぁ…)ガブッ

エレン「……痛い」


アルミン「もう一度…!」

エレン「やってるよ…何回もやるの面倒くさい…」

ミカサ「本当に?」

エレン「え?」

ミカサ「アニと戦うことが面倒くさいだけじゃないの?」

エレン「………」

アルミン「エレン?」

ミカサ「まさかこの期に及んで…アニが女型の巨人でも家に帰れると思っているの?」

ミカサ「あなたはさっき目の前で何を見たの?」

ミカサ「あなたの安らぎの空間を壊そうとしてるのは」


ミカサ「あの女でしょ?」


ミカサ「まだ違うと思うの?」


────────────


リヴァイ「遅ぇな…」

リヴァイ「憲兵が先に来ちまうぞ」


リヴァイ「大方…クソがなかなか出てこなくて困ってんだろうな」

エレン「ハハハ」

オルオ「何愛想笑い丸出ししてんだ!」

エルド「エレンがお宝探しさせるから合流遅くなったんだぞ!」

グンタ「そのせいで兵長3ヶ月減給なのに!」

ペトラ「あんたたちも大概でしょうに」


エレン「すいません…」

エレン「俺があの時…煙弾を帰る合図だと気がついておけば…」

エレン「兵長もナンバーズ買いに行けたのに…」

リヴァイ「言っただろうが…結果は誰にもわからんと」

ペトラ「そんなに深刻に話す事ですか?」


コンコン


エレン「アルミン?ミカサも!」


エルヴイン「壁の中に潜む敵を見つけた」


エレン「女型の巨人?」

アルミン「うん、女型の巨人はエレンの顔を知ってるばかりか」

エレン(あ、これ面倒くさい話だ)

アルミン「同期でしか知りえない『悟り開き野郎』に反応を見せた」

エレン(しかしアルミン、女型の巨人とやらと戦ったのか)

アルミン「そして、エレンが死んだと伝えるとすぐに諦めて帰っていった…」

エレン(生きてて良かったなー)

アルミン「顔も似てるし、アニが女型の巨人だと思うんだ」

エレン(アルミンいないと生きていけないもんなー)

アルミン「聞いてる?」

エレン「うん、流石アルミンだな」

アルミン「そうかな…」

エレン(生き延びるなんて流石だ)


────────────


エレン「………」ガブッ

ミカサ「………」

エレン「………」ガブッ

ミカサ「……エレン?」

エレン「………」ガブッ

ミカサ「…エレン」

エレン「………」ガブッ

ミカサ「エレン!考えるのを放棄しないで!」

エレン「…面倒くさい…」ガブッ

ミカサ「無意味に噛んでも意味がない!」

アルミン「そうだね、それより」

アルミン「作戦を考えた」


アルミン「僕とミカサがあの穴と元の入り口から同時に出るから」

アルミン「エレンはアニがいない方から一人で逃げて、いいね?」

エレン「え?」

アルミン「いくよ!」ダッ

エレン「待てよ!それじゃあお前らどっちか死んじまうだろうが!」

アルミン「そこにいたって三人共死ぬよ」

アルミン「ミカサ位置について」

ミカサ「わかった」ダッ

エレン「ミカサ!」


エレン「何でだよ…」


エレン「俺は…お前らがいないと生きていけないのに…」


エレン「どうして俺を置いて…」

エレン「戦いに行くんだよ…!」


ミカサ「………」


ミカサ「仕方無いでしょ?」


ミカサ「エレンが」


ミカサ「戦わないんだから」


エレン「………」


エレン「………」


エレン「………」


エレン「………」


エレン「だよな」


カッ!!



…To be continued


読んでくれて&レスありがとうございます!

長らく空いてしまいまして、すいません。
今日から再開です。

ではでは、また明日にでも。


エルド「これが女型の巨人か!!」

グンタ「エレンと同じ様に人が動かしてるから気を付けろよ!」

オルオ「この!女型めっ!」


ヒュンッ ガキィィン!!


オルオ「?!刃がとおらねぇ!」

ペトラ「皮膚が固くなった?!」

リヴァイ「ちっ…一筋縄ではいかねぇな」

ペトラ「捕獲…捕獲できるんですかね!?」

リヴァイ「わからねぇ…が、やるしかねぇだろ」

リヴァイ「お前ら、殺すなよ」

エルド「はい!」

グンタ「気を付けます!」

オルオ「討伐するより難しいな…!」



ドゴォ!!


エルド「?!!」

グンタ「エレン?!」

オルオ「巨人化成功しやがった…のか?!」

ペトラ「エレンが押さえつければ捕獲できる…!」


ドカァッ!!


リヴァイ「女型を殴り飛ばしやがった!」

エルド「あれ本当にエレンか?!」

グンタ「顔だけ巨人化した時はまともに皮膚が無かったからな…!」

ペトラ「何より戦ってるのが信じられない!」

オルオ「実感わかねぇな!!」


リヴァイ「待て…様子が変だ」

エルド「寝転んだ…?」

ペトラ「瓦礫を布団がわりにかぶった…?!」

グンタ「怠けだした!!」

オルオ「紛うこと無くありゃエレンだ!」


アルミン「エレン!一度頑張ったら眠る癖どうにかして!!」

エレン巨人「………」フルフル

ミカサ「エレン!イヤイヤしても駄目!!」

エレン巨人「………」フルフル


ペトラ「やだ…可愛い!!」

オルオ「可愛くねぇよ目ぇさませ!」

エルド「女型が回復しだしたぞ!」

グンタ「クソ!俺達で引き留めよう!」


ミカサ「!!」

アルミン「ミカサ?!」

ミカサ「アニが、動き出した」

アルミン「!!」

ミカサ「ここには近づけさせない…!」ヒュンッ

アルミン「ミカサ!!」

エレン巨人「………」

ジャン「おいエレン?!何やってんだ!」

アルミン「ジャン!」

ジャン「何寝てやがる!!」


エレン巨人「………」

ジャン「そうか瓦礫が邪魔だな!退けてやる!」ガラガラッ

アルミン「エレンが自ら布団がわりにかぶったんだ」

ジャン「何してんだ!アホかてめぇ!!」

エレン巨人(ごめん)

アルミン「ごめんねジャン、エレンも謝ってる」

ジャン「謝る位なら起きろよ!!」


ジャン「クソ…!そこでミカサが戦ってんのに!!」

エレン巨人「……!」

ジャン「俺は行くぞ!」ヒュンッ


アルミン「エレン!」

エレン巨人「………」

アルミン「今、色々な人が戦ってる!」

エレン巨人「………」

アルミン「安らぎの空間を守りたいから戦ってる!!」

エレン巨人「………」


アルミン「大して長くも生きてないけど、確信してる事があるんだ…」

アルミン「何かを守る事ができる人間がいるとすれば」

アルミン「その人は、きっと…」

アルミン「自分で動く事が出来る人だ」


アルミン「家庭の安らぎを大切にしたいなら」

アルミン「家族の為に働くことが出来る人だ…!」


アルミン「自分の時間を犠牲にして戦うことが出来ない人には」


アルミン「…安らぎの空間を守る事は出来ないだろう」


アルミン「僕も、もう行くよ」

エレン巨人「………」

アルミン「エレンとミカサと…三人でいれる空間を守りたいから」

エレン巨人「………」


ヒュンッ…


エレン巨人(そうだ…)


エレン巨人(父さんはいつも仕事頑張ってた)

エレン巨人(母さんはいつも居心地良い家を守ってくれた)

エレン巨人(ミカサはいつも身の回りの世話をしてくれた)

エレン巨人(アルミンもいつも家に来てお話と世話をしてくれた)


エレン巨人(…あの時)


エレン巨人(俺に力があれば…母さんを守れた)

エレン巨人(そしたら…父さんも行方不明にならなかったかもしれない)


エレン巨人(ずっとあの空間が続いたかもしれない…)



アニ…お前は…いつも…

すぐ諦めてた


気がするけど


面倒くさい


とにかく


あの空間を


また壊そうとしてルなら…


駆逐シテやる…

一匹…残ラず……!!


俺ガ……コノ手デ……!!



ウォォオオオオ!!


ハンジ「何々?!!」

ミカサ「エレンの声!!」

アルミン「こっちに来る…!女型は?!」

ジャン「リヴァイ班の人達が足止めしてる!」


ペトラ「何…?!凄い声が!」

オルオ「お?!エレン起きやがったのか!」

エルド「やっとか!眠りすぎだろう!」

グンタ「おぉ?!凄い勢いで女型に突撃した!」

リヴァイ「……!」


リヴァイ「いけるな」

エルド「凄い戦いですね!」

グンタ「一体何があったんだ!」

ミカサ「エレンはやればできる子、なので」

オルオ「確かにやればできる子だったな!」

ペトラ「やればね!やれば!」

アルミン「アニが押されてる!」


エルド「いけ!エレン!!」

グンタ「負けるなエレン!!」

リヴァイ「エレンVS女型戦ー賭ける人はいねぇかー」

オルオ「エレンに賭けます!!」

ペトラ「何どさくさに紛れて賭事してるんですか!!」


ドゴォッ!!


ハンジ「ぎゃーッ!顔面蹴られた!」

ペトラ「エレン!!」

オルオ「すげぇ!そのまま足に噛みついてやがる!」

ミカサ「違う、歯が刺さって取れないだけ」

エルド「凄い勢いで女型がエレンを殴り出した!」

グンタ「助けに行こう!!」


女型「!!」


バッ

ドシィィン ドシィィン…


ペトラ「逃げ出した…!?」

オルオ「エレンを諦めたのか!?」

グンタ「逃がすな!!」

エルド「ここで決着をつけないと…!!」

リヴァイ「クソが…平地に向かいやがった」


アルミン「エレン、大丈夫?」

エレン巨人「………」コクン

ミカサ「良かった…」


ミカサ「!アルミン、アニが…!」

アルミン「!!」

ミカサ「建物が無くて追いかけられない!」

アルミン「エレン、もう一踏ん張り仕事できる?」

エレン巨人「………」フルフル

アルミン「よし出来るね!ミカサ来て!」

ミカサ「わかった!」

エレン巨人(えぇ…?)


ハンジ(間に合わない…!逃げられる!)


ヒュンッ!!


ハンジ「?!!」


アルミン「届いた…!」


ミカサ「ッふ!!」


ザシュッ!!


女型「!!」



グラッ…


ミカサ「アニ」


トンッ…


ミカサ「帰さない」




…To be continued


読んでくれて&レスありがとうございます!

漫画とアニメを混ぜたらカオスな状態になってしまいました。

ではでは、また。


ハンジ「女型が落ちた!」

アルミン「エレン!アニを押さえて!」

エレン巨人(面倒くさいなー)


グッ

…メキッ


エレン巨人(ん?)


メキメキメキメキッ


ジャン「なんだこの光?!」

アルミン「エレンとアニが…融合してる?!」



ニ…


エレン(なんだ?)


アニ…


エレン(アニ?)


ヒトツダケデイイ…


エレン(なんだこれ?)


頼ミガアル…


エレン(アニの…記憶?)



コノ世ノ…敵ニ…


エレン(話聞くの面倒くさいなー)


恨マレル…ニ…味方ダ…


エレン(終わったかな?)


ダカラ…約束……


エレン(まだだった)


絶対 諦メズニ


帰ッテクルッテ……


エレン(………!)



シュゥゥウウ…ッ


ハンジ「な………!?」


ミカサ「?!光ったり煙が出たり…」


ビキッ


ミカサ「!?」

ミカサ「危ない…」

ミカサ「壁の破片が──」クルッ

壁巨人「コンニチハ」

ミカサ「………こんにちは」

壁巨人「モウ起キナキャ駄目?」

ミカサ「いえ、寝てていい」


壁巨人「目ノ体操シテカラ寝ルネ」ググッ

ミカサ「わかった、なら眠りやすくしよう」


ヒュンッ ググッ
ヒュンッ ドカァッ!!


壁巨人「ワァ、暗クナッタ」

ミカサ「壁のカーテン…眠りやすいでしょう」


ヒュンッ ヒュンッ ドカァッ!!


ハンジ「ミカサ?!何壁の破片持ちながら上下運動してるの?!」

ミカサ「壁のジグソーパズルを」

ハンジ「早く降りてきて!」

ミカサ「わかりました」


ミカサ「私は何も見ていない私は何も見ていない…」ブツブツ…

アルミン「ミカサ?」



+ + + + + + + +


ジャン「とりあえずはこれで…エレンが王都に召還されるって話はなくなったよな…」

アルミン「うん…」

ジャン「アニが女型で…眠り姫になっちまって…」

エレン「アニ、家に帰りたがってた」

ジャン「……引きこもりならぬ、外こもりになっちまった訳か」

アルミン「そうだね…」

ミカサ「エレン、ご飯を持ってきた」カチャッ


ミカサ「ほら、食べて」スッ

エレン「………」

ミカサ「エレン?」

エレン「アニ、帰りたがってた…」

ミカサ「そう」

エレン「…帰りたがってたんだ…」

ミカサ「………」

アルミン「………」

ジャン「………」

エレン「俺…アニがダラダラできる場所に帰るの…邪魔しちゃったのかな…」

ミカサ「………」

アルミン「………」

ジャン「………」


ミカサ「…エレン」

エレン「何だよ…」

ミカサ「お帰りなさい」

エレン「…ただいま?」

ミカサ「うん、はい、食べて」スッ

エレン「うん」パクッ

ジャン「待て待て今の会話は何だ?!」

アルミン「ミカサの安らぎの空間を守ってくれて有り難うって」

ジャン「何でわかるんだよお前!!」


アルミン「エレンは、アニを家に帰れないようにしてしまった罪悪感があると思うけど」

エレン「………」モグモグ…

アルミン「…僕からも言わせて」

アルミン「僕達の…人類の安らぎの空間を守ってくれて、有り難う」

エレン「…初めてミカサとアルミンの役にたったかな…」モグモグ

ミカサ「エレン、初めてじゃない」

エレン「そうか?」

ミカサ「そう」

エレン「そっか」

ミカサ「うん、はい、あーん」スッ

エレン「あーん…もぐもぐ」

ジャン(色々ツッコミたいが我慢しよう…)


アルミン「あ、会議始まるみたい」

ジャン「行くか」

アルミン「エレン、会議終わったらお風呂行こう」

エレン「え、やだよ面倒くさい」

ミカサ「エレン、汗かいてたから入って」

アルミン「背中流してあげるから、ね?」

エレン「じゃあジャンも一緒に入ろう」

ジャン「え!?俺!?」

エレン「うん」

ジャン「何故だ?!」

エレン「え…ジャンが頭洗ってくれないと、アルミンの負担半端ないだろ?」

ジャン「自分で洗えよ!!」


ミカサ「ジャン、私からもお願い」

ジャン「任せとけ、ツヤツヤにしてやる」

エレン「頼もしいなー」

ミカサ「有り難う、二人とも行ってらっしゃい」

エレン「行ってらっしゃい」

アルミン「うん、行ってきます」

ジャン「い、い、行ってきますっ」

アルミン「どうしたの、ジャン?」

ジャン「いや、なんか、こう…うん、行ってらっしゃいって、いいな」

アルミン「そうだね」フフッ


ミカサ「はい、スープ」スッ

エレン「あーん…もぐっ」

ミカサ「次はパン?」

エレン「うん……なぁミカサ」

ミカサ「なに?」

エレン「歌、歌ってくれないかな」

ミカサ「歌」

エレン「うん、昔みたいに」

ミカサ「わかった、歌おう」

ミカサ「その前に、ちゃんと食べて」スッ

エレン「あーん…」



ジャン「…風呂入るの面倒くさいって、あいつ風呂嫌いなのか?」

アルミン「ううん、お風呂は好きだよ」

ジャン「マジか?」

アルミン「うん、入ったら入ったで出るの面倒くさいって言ってる」

ジャン「よくわからない奴だな」

アルミン「多分、移動が一番面倒くさいんだと思う」

ジャン「致命的だろそれ」


アルミン「あ、鳥…」

ジャン「建物が無くても飛べるっていいよな」


アルミン(どうして人は…ここに安らぎの空間があるのに)

アルミン(壁の外に…新たな安らぎの場所を築きたいと、求めてしまうんだろう)

アルミン(そのせいで、戦う事になったり、命を落としたりするのに…)


アルミン「より快適に過ごしたいという向上心、かな…」

ジャン「あ?何が?」

アルミン「ダラダラできる空間って、凄いよね」

ジャン「そうだな……?」



エルヴィン「そう…」

エルヴィン「奴らは必ずいるのです」


エルヴィン「一人残らず追い詰めましょう」

エルヴィン「我々の、人類の」


エルヴィン「安らぎの空間を、壊そうとする者達を」


エルヴィン「すべて…」



ミカサ「~~♪」

エレン「………」

ミカサ「…~♪」

エレン「………」

ミカサ「…エレン?」

エレン「………」スースー…

ミカサ「…眠ってる…」


ミカサ(昔と、変わらない寝顔…)


ソッ…

ナデナデ…


ミカサ「お休みなさい、エレン」






ガラッ…






壁巨人「オハヨウ」




…To be continued?

これにて、終わりです。
続いても続かなくても大丈夫なように、アニメ風に終わらせてみました。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
ツッコミ、乙、感想のレスありがとうございました!とても嬉しかったです。

大分待たせてしまったのに、再開から少しで終了でごめんなさいorz
待っててくれて、ありがとうございました!

それでは、また見かけた時は宜しくお願いします。

レスありがとうございます!嬉しい言葉がたくさん…感涙。

もし次書くとしたら、12巻が出てからになると思います。単行本派なもので。

面倒くさい以外ではトリ外すと思いますが、また見かけた時は宜しくお願いします!

このSSまとめへのコメント

1 :  sleepman   2013年10月08日 (火) 19:18:31   ID: 41Esgbm4

続編でてたのか…。
楽しみだな…。
はぁ、明日もテストだ…
面倒くさいし寝るか。

2 :  SS好きの774さん   2013年10月11日 (金) 18:12:37   ID: 881zpco5

待ってたよー☻
めんどくさい言いながらもエレンはいいですねー!
期待!

3 :  SS好きの774さん   2013年11月02日 (土) 10:42:15   ID: ZfTz6CAe

壁巨人ってエレンのためにあるって言われてるよね

4 :  SS好きの774さん   2013年11月04日 (月) 22:44:09   ID: WEwz8MUZ

↑その壁巨人もこのスレじゃナマケモノなんだよねー

5 :  SS好きの774さん   2014年08月09日 (土) 13:57:06   ID: FsSAbIdl

オハヨウってwwwwwwww

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