少女「いつもここで会いますよね?」(366)

―――朝 バス停

男「……」

少女「……」

男「……」

少女「お、おはようございます」

男「え?ああ、おはよう」

少女(九月になってからこの人とは毎日会うなぁ)

少女(こんな田舎のバス停を利用するの私だけだと思ってたけど)

少女(最近、引っ越してきたのかな?)

少女「……あ、バスだ」

男「……」

少女(まあ、どうでもいいか)

―――朝 バス停

男(毎朝、会うな)

少女「……」

男(中学生か……ま、通学なら毎日会うよな)

少女「お、おはようございます」

男「え?ああ、おはよう」

少女「……」

男(びっくりした……急に挨拶された……)

男(そういえば怪しい人には挨拶しろって今の子は言われてるんだっけ……?)

男(俺、怪しいのか……)

少女「あ、バスだ」

男(普通だと思うんだけどなぁ)

少女「……」

―――翌日 バス停

男「……」

少女「おはようございます」

男「あ、お、おはよう」

少女(毎日会ってるし……お話しないと変かな?)

男「……」

少女「あの」

男「え?なに?」

少女「今日も暑いですね」

男「うん。そうだね」

少女「……」

男「……」

少女(会話止まった……)

少女「バスだ……」

少女「……」

男(話しかけたいけど……変な人だと思われるよな……)

少女「あの」

男「え?なに?」

男(向こうから話しかけてきた……別に警戒されてないのか……?)

少女「今日も暑いですね」

男「うん。そうだね」

少女「……」

男(何か話題は……中学生ぐらいの女の子ってどんな話なら食いつくんだ……?)

少女「……」

男(バスが来ちゃったか……)

男(まあ、別に無理に話すことはないよな)

―――翌日 バス停

男(今日は俺から挨拶するか……)

少女(あ……来た)

男「おはよう」

少女「おはようございます」

男(話題……)

少女(今日の小テスト自信ないなぁ)

男「あ、あの」

少女「はい?」

男「今日も暑いな」

少女「そうですね」

男(あ……昨日と同じじゃないか……)

少女(今のうちにちょっと予習しとかなくちゃ)

男「あ、バスだ」

少女(憂鬱……)

―――翌日 バス停

男(よし)

少女(……なんだろう。やけに気合い入ってるけど……なにかあるのかな?)

男「おはよう」

少女「おはようございます」

男「今日は涼しいな。やっと秋って感じになった」

少女「そうですね。もう九月も後半ですし」

男「えっと……中学生なの?」

少女「え……?」

男(やば……・やっぱりこんなことを訊ねるのはまずかったか……)

少女(はぁ……高校生なのに……)

男(露骨に変な顔された……やっちまったか……)

少女(早く大人になりたいなぁ)

男「……」

少女「……」

男(もう駄目だな……これからは挨拶だけにしよう)

少女(大人の人からは中学生に見えるんだ)

男(気まずいな……はぁ)

少女(どうしよう……訊こうかなぁ?)

少女(でも、変な子って思われそうだし……)

男(なんか視線を感じるぞ……もう変人扱いかよ……くそ)

男(女の子って敏感って聞くもんなぁ……童貞の挙動に)

少女(聞きたいけど……うーん)

男「―――バスだ」

男(今度から時間ずらすか)

少女「あ……」

少女(明日、聞いてみようかな?)

―――翌日 バス停

少女「……来ない」

少女「どうしたんだろう?」

少女「この時間を逃すと二時間後にしかバス来ないのに……」

少女「寝坊かな?」

少女「あーあ……訊いてみたいのにぃ」

少女「大人の女性には何が必要なのかなぁ……」

少女「胸?彼氏?うーん……」

少女「大人の男の人ならきっと知ってると思うんだけどな」

少女「あ、バスだ」

男「はぁ……はぁ……間に合った!!」

少女(あ……今頃来た……遅いよ)

男「お、おはよう」

少女「おはようございます」

男(この時間ならぴったりか……よし、明日からはこの時間に出勤しよう)

―――翌日 バス停

少女「今日も来ない……」

少女「もしかして、私って避けられてるのかなぁ?」

少女「なんか失礼なことしたっけ……?」

少女「まあ、いいか」

少女「また今までの状態に戻っただけだし」

少女「本でも読もっと」

少女「……」

男「あ、れ?」

少女「あ……」

男「バス、まだ来てないの?」

少女「え?はい。そういえば今日は遅いですね」

男「そうか……」

少女「おはようございます」

男「あ、お、おはよう」

男(田舎のバスって遅れないって聞いたなのに……)

少女「あの」

男「え?なに?」

少女「少しだけ、訊きたいことがあるんですけど」

男「き、訊きたいこと?」

男(なんだ……・?)

少女(どうしよう……いざとなったら恥ずかしい……)

男(どうして見つめる……?)

少女(どうやって切りだそう……)

男&少女(困った……)

男「あ、バスだ……五分の遅れか……まあ、許容範囲か」

少女(あーあ、訊きそびれた)

男(助かった……)

少女(残念……)

―――翌日 バス停

少女(よ、よし……今日こそ訊いてやる)

少女「あ……バスが……ううん……今日は訊くんだから」

男「よし、間に合った」

少女「おはようございます」

男「おはよう」

少女「……」

男(睨まれてるぞ……何かしたか、俺?)

少女(緊張してきちゃった……大人の人ってなんか……緊張する)

男(なんだろう?鬼気迫るような顔つきだけど……)

少女「あ、お先にどうぞ」

男「うん」

少女「……」

男(相変わらず誰も乗ってないな)

少女(いつも後ろに座ってるよね……この人)

―――バス 車内

少女「……」

男(な、なんで隣に座ってきたの?!この子、いつもは前に座って……)

少女(勢いで座ったけど……どうしよう……緊張して横を見れない……)

男&少女(どうすればいいんだろう?)

男(これって……もしかして俺に好意を持ってるってことか?)

男(もっと話したいとか、そういう意志表示なのか?)

男(くそ……学生時代は女の子と殆ど話さなかったから、もうわかんねえ)

少女(絶対に変な子って思われた……)

少女(乗客私達以外に誰もいないのに)

少女(うぅ……でも、今更席を移動するのも失礼だし)

運転手「ここから道路が荒れているため、少し揺れます。お立ち上がりなさいませんよう、お願いいたします」

少女(はぁ……)

男(話しかけるべきか?)

運転手「次は高校前―――」

男(結局、何も話さずこの子が降りるバス停に着いたか)

少女(もう……着くの早すぎ……)

少女「はぁ……」

男「あ……」

少女「え?」

男「い、いってらっしゃい」

少女「あ、はい。いってきます」

少女(……なんとも思ってないのかな?)

男(これからもっと話しかけてみようかな?)

―――翌日 バス停

男「おはよう」

少女「おはようございます」

少女(いつもと変わらない……やっぱり私の考え過ぎかな?)

男「あ……いつも本読んでるよね?

少女「あ、はい。小説、好きなんです」

男「へえ……それはどんな本?」

少女「れ、恋愛小説です……」

男(まずい……引かれた!?)

少女(うぅ……なんだか恥ずかしい)

男「あ、ごめん。変なこと訊いちゃったね!!」

少女「え?いえ、そんなことはないです」

男「そ、そう?」

少女「は、はい」

男(……会話なくなったぁ……映画は何が好き?とか訊こうか……いやいや、ベタすぎるか)

少女(折角、向こうから話しかけてくれたのに……私が会話止めちゃった……)

男(どうする……勇気を出してみるか?)

少女(大丈夫……この人は別に私のことなんてなんてなんとも思ってないはず……)

男&少女「あの」

男「あ、な、なに?」

少女「え、いや、あの、なんですか?」

男「君からど、どうぞ?」

少女「いえ、貴方から」

男「……」

少女「……」

男(ダメだ……かみ合わない……)

少女(なんで遠慮しちゃったんだろう……私の馬鹿)

男「はぁ……あ、バスだ……」

少女(昨日のリベンジ……してみよう)

―――バス 車内

男(また隣に……)

少女(また緊張してきちゃった……)

男「あのさ」

少女「な、なんでしょう?」

男「えっと、なんで隣に座るの?」

少女「え……あ、そ、そうですよね、変ですよね、すいません」

男「いや、別にいいんだけど」

少女「あ、私、やっぱり前の席に移動します」

男「あ、う、うん」

少女(やっぱり変な子って思われてた……はぁ)

男(しまった……隣にいてほしかったのに……)

少女(もういいか……無理しちゃ駄目だよね)

男(もったいないことしたな……)

運転手「ここから道路が荒れているため、少し揺れます。お立ち上がりなさいませんよう、お願いいたします」

―――土曜日 バス停

少女「今日は来るのかな?」

少女「……」

少女「本でも読もう」

少女「……」

少女「来ないかな?」

少女「……」

少女「……土曜日だし、来ないよね」

少女「……」

少女「……うーん……まだかな?」

少女「あれ?」

少女「なんで私……」

少女「あ、バス来た」

少女「そっか。土日はお仕事お休みか……」

―――日曜日 バス停

男「うーん……」

男「流石にあの子はいないな」

男「部活でもしてるなら、会えるかなぁって思ったけど……」

男「ま、そんなうまい話はないよな」

男「……」

男「あの子……俺のことどう思ってるのかなぁ」

男「ただのバス停で会う、お兄さん……」

男「おじさんはないだろうけど……」

男「お、バスが来たな」

男「さてと、今日は町を散策しないとな」

男「引っ越ししてきてからろくに出歩いてなかったし」

男「どこにいこっかなぁ」

―――バス停 高校前

男「―――いかん。これじゃあ、ストーカーじゃないか……?」

男「ま、いいか。会うわけないし」

男「ふーん……向こうがあの子の通ってる……」

男「あ、れ?高校しかないぞ……?」

男「中学校とかは……周辺には見えないな……」

男「ってことは……あの子、高校生だったのか……!?」

男「あちゃぁ……かなり失礼なことを言ってたのか……」

男「でも、嫌われてるわけじゃないよな……隣に座ってくるぐらいだし」

男「そうか……自分は高校生ですってアピールしようとしてたのか、あれは?」

男「そうか。そうか。なるほどね。俺ってば好意をもってくれてるとか、変な勘違いしてたな……あはは」

男「はぁ……バスは一時間後か……周りには何もないし……」

男「待つしか、ないのか……」

女子高生「それでね、もうあの先生がさぁ」

少女「えー、それホント?」

女子高生「マジマジ」

少女「あはは」

男「……」

少女「……」

女子高生「え?なに?知り合い?」

少女「う、ううん。知らない」

男(な……!?)

少女(言っちゃった……ごめんなさい)

男(なんだ……やっぱりか……だろうと思ったけど……童貞だしなぁ俺)

女子高生「あ、でさぁ」

少女「う、うん」

―――バス 車内

男(どこで降りよう……)

少女(あの人……どこに行くんだろう?)

女子高生「ねえねえ、また明日から練習きつくなりそうじゃない?」

少女「あ、うん。そうだね。顧問の先生、戻ってきたし」

女子高生「もうやだよね。あの人の球出しきっついもん」

少女「うんうん」

男(テニス……バレーボール……日焼けはしてないから、室内競技か……)

運転手「次は―――」

男(お……ここで降りよう。飲み屋街っぽいし)

少女(あ……あの人はここで降りるんだ……どうしよう)

女子高生「ん?どうかしたの?」

少女「あ、私、本屋さんに寄って行こうと思ってたから、今日はここで降りるね。ごめん!」

女子高生「え?う、うん。わかった。じゃあ、また明日ね」

少女「うん!」

―――街

男(ふうん……けっこう色々あるなぁ……田舎でも駅周辺はやっぱり店がおおいな)

少女(家がこっちなのかなぁ……?)

男(ん……おぉ……ここは……)

少女(あ、路地にはいちゃった……走らなきゃ)

男(はぁ……ここで童貞卒業するのも一つの手かなぁ?)

少女(なんだろう……ここ?変なお店が並んでる……)

男(ま、そんな勇気もないのが俺だけどな……)

少女(なんのお店を見てたんだろう……?)

少女(ピンクサロン……?マッサージ?60分……2万円?)

少女(そっか……疲れてるんだ……社会人だもんね)

少女(あ……!?)

少女(見失った……)

少女(また明日だね……帰ろう……バスは2時間後かな?)

―――月曜日 バス停

男「おはよう」

少女「あ……お、おはようございます」

男「今日も本を読んでるんだ」

少女「あ、はい」

男「お、同じ奴?」

少女「え?」

男「あ、いや……また恋愛小説かなって」

少女「あ、いえ。これは違うんです……」

男「違うんだ」

少女「はい」

男「良かったら見せてくれる?」

少女「だ、だめです!!」

男「あ、ごめん……」

男(踏み込み過ぎたか……もうわかんねえ。誰か、教えてくれ……)

少女(……いや、見せても問題ないじゃない……なんで……私……)

男(向こうから話しかけてくれるのを待つか……)

少女(あ……そうだ。昨日、知らないっていちゃったこと謝らないと……)

男(会話も以前として続かないし……)

少女(目を合わせてくれない……)

男(目を合わせられない……)

少女(やっぱり今ので気分悪くしちゃったんだ)

男(話題……話題……ダメだ。何言っても会話を続けられる自信がない)

少女(―――ううん、ダメ。ここで逃げてたらもうお話できない)

男(―――いや。嫌われてるわけじゃない。思い切って話そう)

男&少女「―――あの!」

男「あ……」

少女「えと……」

男「く……ふふ」

少女「あ……あはは」

男「俺からで、いい?」

少女「はい」

男「えっと、ごめん」

少女「え?」

男「あの……君のこと中学生って言ってしまったから……気にしてると思って」

少女「あ……」

少女(そんなこと気にしてたんだ……優しいのかも)

男「それだけ」

少女「じゃあ、私もごめんなさい。昨日、咄嗟に「知らない」なんて言っちゃって……」

男「あ、ああ。いや、気にしてないから……」

男(良かった……そうか、友達の前だから恥ずかしかったのか……)

少女「あ、あと……これ、どうぞ」

男「え?本?読んでもいいの?」

少女「はい……別に隠すような本じゃないんで……さっきは急に言われて、驚いちゃって……」

男「そ、そう……じゃあ、ありがとう」

支援

少女(き、気がつかないよね?)

男「これって……マッサージの本?」

少女「は、はい」

男「え?夢は整体師とか?」

少女「あ、いえ。その……お父さんが最近、疲れ気味みたいなんで……マッサージしてあげようかなぁって」

男「へえ……」

男(すげえいい子だ……俺もこんな娘が欲しいな……童貞だけど)

少女(き、気づいてないよね……昨日、後をつけちゃったこと……大丈夫、だよね……)

男「肩揉みのところを読んでたんだ」

少女「は、はい。それなら簡単そうだったんで」

男「そっか。偉いね」

少女「い、いえ。そんなことは」

男「はい。ありがとう。お父さん、きっと喜ぶと思う」

少女「そ、そうでしょうか?」

男「そりゃ、娘がマッサージしてくれるなんて嬉しいと思うけど?」

少女「でも……本を読んでるだけじゃ……よくわからなくて」

男「今日ぐらいお父さんで試してみれば?」

少女「あ、あの……よかったら、肩を揉ませてくれませんか?」

男「お、俺?!」

少女「い、いやなら、別に……」

男「あ、いや……じゃあ、やってもらってもいい?」

少女「は、はい。すいません……変なことお願いしちゃって」

男「いや……俺も最近疲れ気味だったから。悪いね」

少女「いえいえ……そんな」

男「じゃ、頼むよ」

少女「は……はい」

男(やべえ……手に汗かいてきた……)

少女(ひぃ……言わなきゃよかった……心臓が……爆発しそう)

男(俺、汗臭くないよな?大丈夫だよな?)

少女(私、汗臭くないよね?……くんくん……うん、多分、平気、だと思いたい……)

少女「うぅ……」

男「あ、あの」

少女「は、はい!?」

男「えっと……言いにくいんだけど」

少女「は、はい?」

男「全然、揉まれてる気がしないっていうか……」

少女「あ、すいません!こ、こうですか?!」

男「いだだだだ!!!骨!!骨を押さえてる!!!」

少女「すいません!!」

男「あはは……結構、握力あるね……部活ってなにやってるの?」

少女「卓球を……」

男「へえ……そっか卓球か……なるほどね」

少女「すいません……」

男「気にしないでいいから。―――あ、バスが来たよ」

少女「そ、うですね」

―――バス 車内

男(隣には座ってくれないか……ちょっと残念)

少女(酷いことしちゃった……)

男(でも、ああして肩を揉んでくれたってことは、少なくとも嫌いじゃないよな)

少女(嫌われてなきゃいいけど……)

男(そう言えば……一番最初に話しかけられたとき、あの子、何か言いたそうだったな……)

少女(マッサージ……これからもっと勉強しよっかな)

男(明日ぐらい訊いてみようかな……?いや、それは踏み込みすぎか……?)

少女(でも……もうマッサージなんて受けてくれないかも……)

男&少女(どうしよう……)

男(ま、また訊きたかったら言ってくれるよな)

少女(うまくなればいいだけ……お父さんで練習しよ)

運転手「ここから道路が荒れているため、少し揺れます。お立ち上がりなさいませんよう、お願いいたします」

少女「はぁ……」

男「ふぅ……」

一旦、CMです。












腹減ったなり

後半 スタート










満腹なり

いよっ、待ってました

腹筋は????

―――火曜日 バス停

男「おはよう」

少女「お、おはようございます」

男「またマッサージの本読んでるの?」

少女「は、はい」

男「そっか。お父さんにはしてあげたの?」

少女「……はい」

男「歯切れ悪いね」

少女「あはは……痛がってました」

男「そ、そうか……」

少女「マッサージの才能、無いんだと思います」

男「いや、まだ始めたばかりじゃないか」

少女「でも……」

男「大丈夫だって。あ、バスが来たな」

少女(早くうまくなりたいなぁ)

―――水曜日 バス停

少女「……」

男(真剣だ……俺が来たことに気がついてない……)

少女「……ぶつぶつ……」

男(……なんか言ってる)

少女「ここ……を……もん……」

男(イメージトレーニングかな?)

少女「は!?いやいや!!無理無理!!」

男「―――ふふ」

少女「え!?あ……!!」

男「あ、おはよう」

少女「も、もう!!いつから居たんですか!!」

男「今、来たとこ。それより、何が無理なの?」

少女「え!?いや……別に……」

少女(背中のマッサージするときに裸になってもらうとか……無理無理……背中は却下で……)

―――木曜日 バス停

男「おはよう」

少女「あ、おはようございます」

男「今日も相変わらず読んでるね」

少女「は、はい」

男「少しは上達した?」

少女「は、はい……少しだけ」

男「そっか……」

男(どうする……揉んでくれって言ったら気持ち悪がられるよな……)

少女(疲れてるんだろうなぁ……肩を揉んであげたいけど……)

少女(揉ましてくださいなんていったら……気持ち悪がられそうだし)

男&少女(迷う……)

男「あ、バスが来たね」

少女「そうですね……はぁ」

―――金曜日 バス停

少女(今日は言ってみよう。昨日、お父さんにも上手くなったって言われたし)

少女(お、おし)

少女「……」

少女「あれ?」

少女「こないなぁ……寝坊かな?」

少女(……なんで私……)

少女(そういえば……なんで私……あの人のこと待ってるのかな?)

少女(マッサージだって……別にしてあげることは……)

少女(なにしてんだろ……私)

少女「あ、バス来ちゃった……」

少女「あの人……今日はこなかったなぁ」

少女(なんだろう……なんか、寂しい?)

バス(俺の唯一の楽しみ……あ、今日は一人なのか?)

―――土曜日 高校前

少女「今日も会えなかった……」

少女「二日も会えないのは……喋りかけてから初めてかも……」

女子高生「おっす!どしたの?」

少女「あ、ううん。なんでもないよ?」

女子高生「そう?」

少女「うん」

女子高生「さてと、部活にいきますかぁ!」

少女「そうだね」

女子高生「はぁ……でもさ。毎日部活ばっかりだと干からびそうだよね?」

少女「どういうこと?」

女子高生「いや、やっぱりさ。高校生なんだから恋愛の一つはしたいでしょ?」

少女「う、うん……そうだね。でも、好きな人なんていないし」

女子高生「馬鹿ねえ。好きな相手なんて、付き合ってから判断したらいいの。とりあえず付き合う。デートする。で、あ、好きかもって思うわけ」

少女「そ、そうなの?」

―――女子更衣室

女子高生「そんなもんだって。恋愛小説みたいな恋は出来ないんだしさ」

少女「それはそうだけど……」

女子高生「とりあえず告白するっていうのも手だね」

少女「とりあえずって……そんなの相手に悪いんじゃない?」

女子高生「男っていうのは好きですって言えば勝手に惚れてくれるんだって」

少女「えー?」

女子高生「男は馬鹿だからね。その言葉だけでホイホイついてきちゃうもんよ」

少女「ふうん」

女子高生「アンタは結構ルックスいいんだから、もっと高望みしたら?」

少女「え?」

女子高生「例えば……先輩に告るとかさ!」

少女「や、やめてよ!!」

女子高生「もうそんなんじゃあ、高校生活が灰色になるよ?」

少女「うぅ……そうかなぁ?」

女子高生「あ、そうだ。一回、先輩とデートしてみたら?」

少女「えぇ!?」

女子高生「うん!そうした方がいいよ。そんな奥手じゃいつまでたっても彼氏なんて出来なしさ」

少女「それは……そうかも」

女子高生「先輩って今はフリーみたいだしさ。デートぐらいなら受けてくれるって!」

少女「でも……私は別に……」

女子高生「デートしたら好きになるかもしれないでしょ?」

少女「そうかなぁ?」

女子高生「そうだって!言いにくいなら、私が取り持ってあげるよ!」

少女「ええ!?やめてよ!」

女子高生「大丈夫だって。先輩、優しいし。それになによりイケメンじゃーん!」

少女「いや、だから……」

女子高生「じゃあ、今日言ってみよ?ね?」

少女「あ、いや……でも」

女子高生「はいはい!デートぐらいで尻ごみしないの!―――さて、練習にいこっか」

―――夕方

女子部員「おつかれー」

男子部員「マック行こうぜ」

男子部員「いいねー」

女子高生「あ、せんぱーい!!」

少女「ホントにやるの!?」

先輩「ん?なんだ?」

女子高生「あ、先輩。明日、暇ですか?」

先輩「え?うん。別に予定はないけど?」

女子高生「じゃあ、この子と部活の後でデートしてくださいよぉ」

少女「ちょっとぉ!!」

先輩「え……どうして?」

女子高生「この子、1回もデートしたことないらしくて……それでまあ、社会勉強をかねて」

少女「だからぁ!!」

先輩「ふうん……俺は構わないけど?」

女子高生「やったじゃん!」

少女「えぇ!?」

先輩「でも……俺とデートしたいの?」

少女「え……それは……その」

女子高生「もう……別に固く考えないで二人で遊ぶって思えばいいでしょ?」

少女「でも……」

女子高生「別にさ、付き合うわけじゃないじゃん」

少女「そうだけど……」

女子高生「何事も経験だって。それに好きな人、いないんでしょ?」

少女「そ、そうだけど」

女子高生「ならいいじゃない。ほら、自分でいいなって」

先輩「……」

少女「……あの、じゃあ、明日……」

先輩「……うん。わかった。じゃあ、明日な」

少女(なんだろう……胸の奥がズキズキする……嫌な気分……)

俺も

―――日曜日 バス停

男「ふー……3連休も今日で最後か……金曜日は友達とも会えたし……ま、よかったかな」

男(でも……なんか虚しかったなぁ)

男(物足りないっていうか……)

男(あの子……どうしてるかな……)

男(って……何を言ってんだ……別にあの子は俺のことなんて……)

男(俺のことなんて……俺のこと……どう思ってんのかな……)

少女「あ……」

男「あ……お、おはよう」

少女「おはよう、ございます……」

男「今日も部活?」

少女「はい」

男「そっか。大変だね」

少女「……いえ」

男(なんだ?なんかよそよそしいな……)

―――バス 車内

少女(なんでだろう……すごく嬉しかったのに……今は会いたくなった……)

少女(苦しい……)

男(あれから結局一言も話してくれなかったな……)

男(なんかあったのかな……?)

男(まあ、年頃だし色々あるんだろうけど……なんかなぁ)

少女(はぁ……どうしたらいいのかなぁ……何か話したかったのに)

少女(今日はどこで降りるんだろう……?)

男「あ……」

少女(あ……!!目が合っちゃった!?)

男(俺のこと気にしてるのかな……?それとも……)

少女(はぁ……もういや……なんでこんな気持ちにならなきゃいけないの……?)

少女「早く降りたい……」

男(俺、嫌われたのか?)

運転手「ここから道路が荒れているため、少し揺れます。お立ち上がりなさいませんよう、お願いいたします」

運転者に惚れた

>>101

2行目訂正

少女(なんでだろう……すごく嬉しかったのに……今は会いたくなった……)

少女(なんでだろう……すごく嬉しかったのに……今は会いたくなかった……)

運転手「次は、高校前―――」

少女「……」

男(あ……)

少女(いってらっしゃいって言ってくれないのかな?)

男(なんて声をかけたら……)

運転手「……」

少女(馬鹿……)

少女「すいません、降ります」

運転手「停車いたします。ご注意ください」

少女(いってきます……って言いたかったのに)

男(いってらっしゃいって言えなかった……)

運転手「ドアが閉まります」

少女「……」

男「……」

運転手「発車します。ご注意ください」

―――女子更衣室

女子高生「今日だね!やったね!!」

少女「う、うん……」

女子高生「なに?嬉しくないの?先輩ってかなり競争率高いから自慢になるよ?」

少女「いや……別に自慢したいわけじゃ」

女子高生「もう可愛いんだから、もっと自信もたなきゃ、ね?」

少女「う……うん」

女子高生「ほらほら、もういくよ?」

少女「あ、待ってよ」

少女(嫌なわけじゃない……先輩は面倒見もいいし……優しいし……きっと彼氏になってくれたら嬉しいと思う)

少女(だけど……なんだろう……違う……先輩はなんか違う……)

少女「もう……わかんない」

―――街

男「さてと……どこに行こうか……」

男「今日は雑貨とかそういうお店を探してみるか」

男「本とか電化製品もいるときがあるだろうしなぁ」

男(ふう……はぁ……やっぱり俺、あの子になんか言ったんだろうな)

男(ああいう年頃は、何気ない一言で傷つくし……・)

男(俺もそうだったしなぁ)

男(はぁ……まあ、いいか)

男(彼女いない歴が人生とイコールで童貞の俺が、高校生の女の子と仲良くなれるわけねえんだし)

男(そうだよ……どうせ無理だったんだ)

男(変な期待してたんだな……俺)

男(はぁ……すげえ泣きたい……)

―――正午 高校 体育館

部員「「お疲れさまでしたー」」

先輩「あ、ちょっと」

少女「あ、はい?」

女子高生「おお。ガンバ!」

少女「もう……」

先輩「校門のところで待ってるから」

少女「は、はい」

先輩「バスに乗り過ごすと大変だから、遅れないようにな」

少女「わかり、ました」

先輩「……」

少女「……なにか?」

先輩「いや。じゃあ、楽しみにしてるから」

少女「あ、はい」

少女(私は……どうなんだろう?楽しみ、なのかな?)

―――校門

少女「お、お待たせしました」

先輩「じゃあ、行こうか。そろそろバスも来るし」

少女「は、はい」

先輩「どこか行きたいところってある?」

少女「え、いえ……別に……」

先輩「そっか。じゃあ、俺が行きたいところで構わない?」

少女「あ、はい。勿論です!」

先輩「そっか……じゃあ、そうだなぁ」

少女(はぁ……なんでこんなにも悪いことしているような気分に……)

先輩「とりあえず駅前まで行こう」

少女「は、はい」

先輩「……」

少女「な、なにか?」

先輩「なんでもないよ。ほら、行こう」

―――街

先輩「喉乾かない?」

少女「はい。少し」

先輩「じゃあ、喫茶店にでも行こうか」

少女「はい」

先輩「確かこっちにスタバがあった気がするけど……」

少女「……」


男「はぁ……なんか目的なく歩くのって疲れるな……」

男「お……スタバがある……」

男「田舎でもあるもんなんだな……」

男(ここで休憩してから帰るか)

店員「いらっしゃいませー」

男「すいません、えっと―――」

―――スタバ

先輩「どれにする?奢ってあげるよ」

少女「え……そんな悪いですよ」

先輩「これぐらいはいいって。ほら」

少女「えー、でも」

男(あ……あの子だ……)

男(そっか……今日はデートか……)

男(はは……モテない男ってこういう場面に遭遇しやすいよな……笑えないけど)

少女「えっと……」

先輩「うん」

男(アイツ……かっこいいな。可愛いあの子にはピッタリだ……)

男(もう出ようか……)

少女「じゃあ―――あ」

男(まずい……見つかった!?……って、別にいいか。関係ないない)

少女(な、んで……こんなときに……こんなところで……あの人が……?!)

先輩「どうかした?」

少女「あの!ここ出ましょう!!」

先輩「どうして?」

少女「そ、れは……」

先輩「どうかしたの?」

少女「だって……」

男(はぁ……帰ろう……まだ半分残ってるけど……もういいや)

男(あんなカッコいい奴を彼氏にできるなんて……あの子はやっぱり性格もいいんだろうなぁ)

少女「あ……」

先輩「どうしたの?」

少女「い、え……」

先輩「場所、変えようか?」

少女「あ、こ、こで、いいです……すいませんでした」

先輩「そう」

少女(別に……あの人に見られても……関係ないよ……うん……だって、あの人は私のことなんて……なんとも思ってないんだから)

うへー、たまらんぜ

先輩「はい、お待たせ」

少女「あ、すいません」

先輩「さてと……これからどうしようか?」

少女「えっと……そうですね……」

先輩「……どこか行きたい?」

少女「え?いえ……別に、ないです」

先輩「―――嘘でしょ?」

少女「―――え?」

先輩「行きたいところ、あるんだろ?」

少女「で、ですから……別に」

先輩「でも、行きたくてうずうずしてる。俺のことなんてどうでもいいって思ってる。違う?」

少女「そんなことありません!!」

先輩「本当に?」

少女「だって……先輩とデートなんて……光栄というか……」

先輩「でも……全然、楽しそうじゃないよね?」

少女「いえ!楽しいです!」

先輩「どうして俺とデートしようって思ったの?」

少女「え、それは……」

先輩「どうせ、あの子に無理矢理なんだろ?」

少女「……」

先輩「はぁ……そういうの迷惑なんだけどな」

少女「すいません」

先輩「もういいよ。―――帰る」

少女「あ……」

先輩「まだ何か飲むなら、奢るけど?」

少女「いえ……」

先輩「あっそ。じゃあ、また明日。部活で」

少女「は、い……」

先輩「……ふん」

少女(私って……本当にだめだな……)

なん・・・だと・・・、先輩急にそっけなくなった・・・(;ω; )

でも先輩の「・・・」がいつこいつをホテルまで持ち込もうかの「・・・」でなくてよかった

―――駅前 バス停

男「えっと……帰りのバスは……うへぇ……・1時間以上もあるな」

男(まあ、しょうがないか……休憩時間が大幅に減ったしな)

男「あー!!もうなんか、どうでもよくなったぁ!!」

男(本当に……どうでもいい……)

先輩「……帰りのバスは……あと10分か」

男(あ……こいつ……は!?)

先輩「丁度いいな」

男(なんであの子と一緒じゃないんだ……!?)

男(この野郎……って、今日はもうデートが終わりってだけだろうな……)

男(デートしたことないからわかんねーや、あははははは)

男「はぁ……」

先輩「―――何か、飲みます?」

男「え?」

先輩「コーヒー飲み損なってたでしょ?実は見てました」

   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  や 公 帰 そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ 園. り ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て の 道 な

 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ト に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た イ  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. レ る で
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   だ に
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__

  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__

先輩「すいません。奢って頂いて。頂きます」

男「どーぞ」

先輩「……失礼ですけど。あの子とお知り合い、ですか?」

男「え?い、いや……別に」

先輩「でも、貴方を見たとたんに店を出たいって言いだしたんですよ」

男「そうなのか……偶然じゃないか?」

先輩「で、貴方が出た後に彼女は諦観した……まるで浮気現場を見られたかのように」

男「だから……他にも客はいただろう」

先輩「でも、あの子の視線は貴方しか見てなかった。俺には一切、向けてくれなかったんです」

男「そんなバカな……」

先輩「本当ですよ」

男「……」

先輩「きっと貴方のことが好きなんですね。彼女は」

男「そんなわけない。俺と彼女は……毎朝、バス停で会うだけで……なにもない」

先輩「会うだけ?へえ……そうですか」

先輩「コーヒー飲み損なってたでしょ?実は見てました」
古泉で再(ry

男「な、なんだ?」

先輩「会うだけ……毎朝会うだけ……」

男「そうだ」

先輩「それがどれだけ俺にとって羨ましいかわかりますか?」

男「え……?」

先輩「……ずっと、期待してた」

男「お、い……」

先輩「いつかデートできたらいいなって……ずっと……」

男「……」

先輩「俺、貴方のこと大嫌いです」

男「な!?」

先輩「すいません。初対面なのに。でも、今、俺は凄く怒ってますから」

男「君は……もしかして……」

先輩「1時間と言わず、彼女がここにくるまで何時間でも待っていてください。―――絶対に彼女を泣かせるな」

男「君……」

男「君……敬語忘れないように……」

支援

先輩「バスが来ましたね―――では、失礼します」

男「待ってくれ」

先輩「なんですか?」

男「俺は……彼女に相応しくないって思うんだ……君みたいなカッコいい同年代の男のほうが」

先輩「―――おい」

男「ぐ……!?な、胸倉をつかむ……ぐぇ?!」

先輩「それ以上、俺を馬鹿にしてみろ。殴るぞ」

男「ぐ……だが……」

先輩「同じ学校、同じ部活……あんたよりも時間はいっぱいあった」

男「……!?」

先輩「それでも負けたんだ……今更……どうやって彼女の心を向けさせられるんですか……」

男「あ……」

先輩「教えてくださいよ!!どうやったら、彼女は俺に振り向いてくれるんですか!?」

男「……それは」

先輩「失礼しました……。―――でも、彼女は貴方を待っている。だから、貴方はここで彼女を待つべきです」

男に惚れた

男「分かった……待つよ。待って、どうするかは分からないけど」

先輩「……大丈夫ですよ」

男「え?」

先輩「何もしなくても、勝手に言葉はでてきます」

男「……」

先輩「深く考えないほうがいいと思います」

男「そ、そうなのか?」

先輩「ひょっとして……彼女、できたことないんですか?」

男「え!?い、いや……学生のときに一人だけいたしなー」

先輩「はいはい」

男(見透かされた!?)

先輩「貴方はいい人だ。そして、彼女も優しい。だから、何もしなくても自然と上手くいきます」

男「そ、そうか?」

先輩「ええ。隣にいるだけで大丈夫ですよ。二人なら。……それでは。コーヒー、ごちそうさまでした」

男「あ、ああ……」

先輩かっこいいけど冷静に考えたらただの厨二

―――午後6時 駅前 バス停

少女(すっかり暗くなっちゃった……)

少女(明日からバスの時間変えなきゃ……)

少女(もう、あの人に会っちゃ駄目……)

少女(もう……会えない……やだな……)

少女「ぐす……えと……帰りのバスは……」

男「―――あの5分」

少女「え……?」

男「あと……5分だ」

少女「あ……あ……」

男「もう次が最終だ。これに乗れないと、帰れないだろ?」

少女「は、はい……」

男「ほら、来たよ。乗ろう」

少女「……」

運転手「……・お忘れ物のないようにお降りください。次の発車は6時5分です」

―――バス 車内

運転手「お乗りの際は足元にご注意ください」

男「……俺は後ろに座るけど」

少女「わ、たしは……前に座ります」

男「そうか……」

少女(何を話せばいいかわからない……)

男(どうやって話しかければいいのかわからない……)

運転手「発車します。ご注意ください」

少女(だって……私は……)

男(どうしたら……)

少女「はぁ……」

男「……」

運転手「……」

運転手「次は、高校前です―――」

少女(もうすぐ……着いちゃうな)

男(あと20分ぐらいか……)

少女(はぁ……もう……どうして待ってくれてたの……私は……別の人と……)

男(どうしてなにも言ってくれないんだ……俺は……君のことを……)

運転手「あの」

少女「え?」

運転手「そろそろ、席を移動してもらえませんか?」

少女「え?どうしてですか?」

運転手「その席、ちょっとガタがきててちょっと危ないんですよ」

少女「そ、そうなんですか?」

運転手「ええ。すいません。できれば、中ほどの席に移動してください」

少女「わ、わかりました」

男(あれ、こんなところで立ち上がって……どうするんだ?確か、そろそろ……)

運転手「―――ここから道路が荒れているため、少し揺れます。お立ち上がるお客さまを支えてください。お願いいたします」

この運転手…できるな…

男「え!?」

少女「―――きゃぁ!?」

男「危ない!!!」

少女「―――あ」

男「だ、いじょうぶ……?」

少女「は、はい……すいません……」

運転手「安全のため、どうかお座りください」

男「す、座ろうか……」

少女「は、はい……」

男「あ……あのさ」

少女「は、はい?」

男「着いたら、少しだけ話さないか?」

少女「は、い……か、構いません」

男「良かった……」

運転手「急停車にご注意ください。次は―――」

登場人物の男キャラ全員イケメンじゃないかwww

―――バス停

運転手「足元にご注意ください……発車します」

少女「着きましたね」

男「隣に座ってくれる?」

少女「はい」

男「あのさ……き、訊きたいことがあるんだけど」

少女「な、なんですか?」

男「ここで初めて挨拶して……えっと、次の日ぐらいかな?なんか言おうとしてなかった?」

少女「あ……」

男「あれ……気になってたんだ」

少女「あ……それは……あの……」

少女(そんな小さなことまで気がついてたんだ……でも……)

男「言えない?」

少女(今更……どうやったら大人の女性に見えるようになりますか、なんて……恥ずかし過ぎていえないよぉ)

男(やっぱり、突っ込みすぎた……?)

(´;ω;`)ブワッ

少女(でも……訊いてみたかったことだし……遠まわしに訊けば……)

少女「あ、あのですね……」

男「うん」

少女「えっと……私ってその子どもっぽいじゃないですか。背も低いし……胸もないし」

男「……うん」

少女「でも……どうにか努力してこう……もっと年相応に見える方法はないですかねって訊こうと思って」

男「それを俺に?」

少女「大人の男性なら知ってるかなって思ったんですけど」

男「あー……」

少女「ど、どうですかね?」

男「そうだな……」

少女「やっぱり……無理ですか?」

男「いや……そうじゃないよ」

少女「……?」

男「……俺は、そういう風に背伸びをしたり、お父さんのためにマッサージを覚えようとしたりする懸命な君が……綺麗だって思う」

少女「え……」

男「外見で言えば、確かに幼く見えるけど。でも、君ががんばろうとしている姿は魅力的だった」

少女「それって……褒めてないですよね?」

男「あー、そうかな?」

少女「体よく逃げます」

男「えー?そうかな?」

少女「そうです……もっと、ちゃんと言ってください」

男「な、なにを?」

少女「私は貴方のことが……好きなんだと思います」

男「え……?!」

少女「でも、まだ分からないんです。この気持ちがただの憧れなのか……年上の男性に対するただの憧れかもしれません」

男「……」

少女「だから、気付かせてください。私の気持ちが……恋なんだって」

男「それは……どうしたら……いいのかな?」

少女「―――貴方は私のこと、どう思っているんですか?」

          /⌒丶         /⌒\
         /´    ヽ       /、   ヽ
         | /    |     /  /    | ★壁殴り代行始めました★
     .    |     .|     | ,/ .    | ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
         |      |∧_∧ / ノ    ,| 壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
     .    |     |(´・ω・`)      丿 モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
         ノヽ`   ノヽ   /  `   /   1時間\1200~ 24時間営業 年中無休!
        /   ,/ソ         \ /
       (       ,/    `´   |  
        \   イ  ´         | 
         \  ヽ \    八  ノ    壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています

           ヽ    ` ー ´人` /    筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
            \     / ´,、ヽノ     壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
           ノ⌒    /      |
          /            ノ_

          | ノ     ヽ    丿 \
       /⌒l |.          /     \
       /  l,丿 ,       ■     .  \
      |  /  ´      /⌒`l        \ 
     丿 /   ,     ./   ヽ   ヽ    | 
    /  |,   |    /      )\      ヽ 
    ヽ ノ    ヽ__,/      . (  _\_     |
    (_)__)|___,/          (__)_)_)ヽ、__/

>>225
隣の上田家の塀を2時間で

男「そ、れは……」

少女「お願いします……」

男「……」

少女「……」

男「……す、き……だ」

少女「え?」

男「すき、だ……」

少女「聞こえません」

男「好き、だ」

少女「もう一度、お願いします」

男「聞こえただろ!?」

少女「……お願い」

男「好きだ……間違いなく、俺は君のことが好きだ……」

少女「……嬉しい。やっぱり……これは恋でした」

男「そ、そう……」

ぐおおおおおおおおおおお(´;ω;`)

★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフが青鬼主の家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
1時間\1200~ 24時間営業 年中無休!

                                      ,...、
                             _,.-‐---‐''"¨τ三ミ
                         . _,.-‐-'´^ー<.... ,.._ 、,/'"π丿
                     _,,.._ ,/`‐、_'´´.._,,./  `ヽ', --'ゞ
                    ,.... ∧_∧" ,.-、 リ´ ,/´          ̄
              _,,.._-'" _,. (´・ω・`)  ..,,_ノ-''"
           _/´  `ーヽ、ヽ.`ニニ´.λ'´ .{
       ,. '´ '{′   ;  ,, ' _゙.`ーv''´ , ' ,|   
     _/〉-._,人,._,.,.'__≠''´  .',│ ,.. ' / 
    ,'´ ヽ_,ィ   /'"λ  `゙  } 、_, .ノ 
  /.'"`ー、ノー-‐へ ,ノ 《 ゙ヽ、.__.. ノ , ', リ

  ヽ. 、.  、!_,-'.ー. \ヽ._  - 、._, '",)ノ
   ヽ、ヽ,-'"ニ  ̄}  .ヾミ゙ヽ_,'"´ /,、_〃
     `ヽ._ ヽ '"〉  {ヘ, ,(`ー_,./,.-'/
       ``ー--''

壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
壁を殴るだけの簡単なお仕事です!

____   r っ    ________   _ __
| .__ | __| |__  |____  ,____|  ,! / | l´      く`ヽ ___| ̄|__   r‐―― ̄└‐――┐
| | | | | __  __ |  r┐ ___| |___ r┐  / / | |  /\   ヽ冫L_  _  |   | ┌─────┐ |
| |_| | _| |_| |_| |_  | | | r┐ r┐ | | | /  |   | レ'´ /  く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘
| r┐| |___  __|. | | | 二 二 | | |く_/l |   |  , ‐'´     ∨|__  ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| |   /  ヽ    | | | |__| |__| | | |   | |  | |   __    /`〉  /  \      │ | |   ̄ ̄|
|   | / /\ \.   | |└------┘| |   | |  | |__| |  / /  / /\ `- 、_ 丿 \| | ̄ ̄
 ̄ ̄ く_/   \ `フ |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |   | |  |____丿く / <´ /   `- 、_// ノ\  `ー―--┐
           `´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'     ̄          `  `´          `ー'    `ー───-′

少女「あの……肩、揉ませてくれませんか?」

男「え?」

少女「上手くなったんです。させてください」

男「そうだな……今日はなんだか肩がこったし……お願いします」

少女「お願いされます」

男「お……確かに……これは……」

少女「どうですか?」

男「うん……きもちいい……ふう……あー、いいねえ」

少女「ふふ……あ、バイト料、きっちり頂きますからね?」

男「ええ!?そんな!?」

少女「当たり前です。高校生の女の子にタダで肩揉みさせるなんて、あり得ませんから」

男「わ、わかった。いくらだ?」

少女「―――そうですね。じゃあ、携帯電話の番号とアドレスでいいですよ?」

男「え……?」

少女「ほらほら、ちゃんと支払ってくれたら、今度から無料で肩揉みしてあげますから、ね?」

なんだこの子かわいすぎるチクショウ

★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
1時間\1200~ 24時間営業 年中無休!

      , ''二=-― -、 
    /,'"      )'ー、        壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
  / /''ー '    /'"`` ' 、       筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?

 /:  /    ヽー'ノ::::....  )-、,,    ∧__∧  壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
 l゙::: /     リ:/   ::: ノ::::.... ヽー 、:( ´・ω・` )      、 ______
  ', | /   l|//     /::"  ::/ ̄ヽヽ、、、,,,::::  |  ',:::::  `'ー、,、-''"´ 
  ',ノ,'' イ'  ::/ ィ   /    :/ ゙''':::::| ヽ;;;;; `゙;;'''';;ーi、,,、- '''''"彡゙ll|ソ ,
   { | l| /,,;イ   /    /   ::| ::」``ヽ;;;;;  ,、;;;ヽ、ヽ;; 、,,,ッ   
   ヽ  リ '"  }  /ノ l|  /     :|" 三三`' 、( );;  ヾ'、○}   { '
   ヽ  ヽ" :l    l l| /     :}、:::::     `' 、;;; ;;; ', ゙''、   j 、|.
    ヽ  ヽ    {    " /  | リ:: ヽ:::      '' 、从 ',、 ミヽ  ゙' 、.|
    ヽ :: \  '、 ミ         / 、 ゙l:::       ゙ll ゙ll:',ヽ  ゙' 、, ゙{
     ヽ :::  ミ  '、 ミ        |:::  ヾ:::::       ゙ll ゙l|l::::゙、  {  |
     ヽ:::::              リl|l|:::  ',         ゙ll: |::::::゙、人|; /
      ゙l ゙ミ          /:l. :レ'::} ',         ノ、;;;;;;;ヽ l|/ヽ

       |`-、ミ        /:::::::|   } |:::......    ,,、 '",、、゙゙''ー''´  ',
       |゙、::::`' 、,_    _/:::::::/   :} /::::::::::::,,、-''" {○ ゙ll`' 、 ゙l|:  |

>>250 >>253 >>254
俺も!!おれもだよ!!

>>259
おちつけよww

       \   _,,-‐'"ヽ.        ∧ _∧       /
  _    \ノ\ ヽ ト、       /∧´・ω・)    /∧_∧
 ../ jjjj.     \. ヽ_(⌒)  _,,.. -‐'"ノ /ノ >‐个 、../ ( ´・ω・)
/ タ       {!!\ `7⌒/'フ  >,ノ--―‐‐' ̄ /_‐'´  \  / `ー、_
  ノ        ~ `\  ∨    ∨   >ミ .//' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
 `ヽ.    ∧_∧ , ‐'` \ {     {     / { 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
\   `ヽ(´・ω・`)" ノ/ \∧∧∧∧∧/ /\ ̄ ̄ ̄ (;;゚;;) ̄ ̄旦 ̄\

  `、ヽ.  ``Y"   r    <     壁 >/◇◆\_________\
   i. 、   ¥   ノ    <     殴 >\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\
   `、.` -‐´;`ー イ.    <  の り  >  \(ニニニニニニニニニニニニニ)
───────────<  予 代 >──────────────────

★壁殴り代行始めました <  感 行 >       ∧__∧  __________
ムカついたけど壁を殴る <   !!!!   >       __( ´・ω・` ):!::. :. . .....:::=≧=‐- 、
壁を殴りたいけど殴る壁 <       >    _/ .:ヽ :i::::::::/: /:::':.. .:..,. ''. ::     `ヽ
壁殴りで鍛えたスタッフが /∨∨∨∨∨\-'´;.:.、... .: .:i :i::/:  .:::..:,.‐''".    .     .:、  :.
モチロン壁を用意する /   ∧_∧    \ノ:. ..\. ヽ:  , -‐''´ ..::: ..   :     .::l . :.
スタッフがあなたの家/    (´・ω・`) _、_,,_,,,. \   ` ヽ、::/     .:::、:.. .. . :.    .::i ...:
家の壁を無差別に/ /´`''" '"´``Y'""``'j   ヽ. .\   :i::.       . .::`''‐-=、ヽ、.:.. .:: :ノ
1時間\1200~ /   { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l.  \  :|:      . .:: :.::::::::::::/゙"ヽ、:.:::´::.
24時間営業 /     '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ..   \:|:     . . . :: :.:.:::::::::{::. ::;'`‐ .::
年中無休!!!/       ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/     \ . . . .. .. .:.::..:.:::::::::::|::. .::i   ..:::

―――日曜日 バス停

少女「もう、つきま、したよ……どこ、に……いるんですかっと」

少女(初デートで待たせるなんて……もう)

少女(バーカ……)

男「はぁ……はぁ……!!」

少女「あ……♪」

男「ごめん!何を着ていっていいかもう悩んじゃって!本当にごめん!!」

少女「遅いです!」

男「ごめんって……」

男(あぁ……いきなりやってしまった……人生初デートがぁぁ)

少女(うぅ……なんだか顔が熱い……目線を合わせられない……)

男&少女(困ったなぁ……)

男「今日は、あの、なんでも言うこときくからさ、機嫌直してくれよ」

少女「……ふーんだ」

男「あぁぁ……。あ、バスだ。ほら、乗ろうか?」

デートキタ━(゚∀゚)━!!!!!

        ┏┓                ┏┓         巛 ヽ.                     ┏┓      ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓        ┏━┛┗━┓  ┏┓ + 〒ー|    ┏┓    ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━|  |┳━┛┗┳━┛┗╋━┓  ┏┻┛┗┫┃┃
    ┃┃  ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓  +┻ +/ /┻┓  ┏┻┓  ┏┛  ┃┃┃┏━┓┃┃┃
    ┃┃    ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛ ∧_∧/ / .┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣╋┫
    ┗/´》〉  ┗┛  ┗━━┻┛┗┛┗┻━(´∀`_/ /  ┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗巛 ヽ┻┻┛
  * | 〒  /⌒ヽ | 〒  ||| ,.へ´_|_ヽ  ,-r、,r/」  f  |||  ∧ ∧,.へ,    〒 ! /⌒ヽ 〒 !
     |  |  ( ´∀`)  |   人l ァ'`・ω・)〉/_ュヘ〈|7  | *   (゚∀゚ `ァ ノ +   |  | ( 个  ) |  |
 +  |  {  |   .|   {  .(__)、   ○〈_}ノ :   |  +  O    /:-一;:、 / /. |    | ./ /*
    ヽ ヽ |   .|.ヽ ヽ (___)  、 〈   く/ ヽ__,」 +    )   ミ;;★:;:;:;ミ/ /   |    |/ /
     ヽ  ヽ,, ´∀`) ヽ  ヽ ´∀`)__ノ ヽ__) /  ,ヘ   | __,, '´ ̄`ヽ__ (・ω・´/ /  (・∀・ / /
 ,.へ ■ヽ ヽ     ー、 ヽ     ー、     /  / |.  | ★((ハヾヽ,.べ, ミ三彡 f  ,-     f+
 l ァ'^▽^) i     ,rュ ', i     rュ ', |||  (   〈  .|  .|  ハ^ω^*`ァノュヘ    |  / ュヘ    |
 ヽ    ○.|    /{_〉,.へ∧ ∧{_〉  << \ ヽ .|  .|   O☆゙ _ノ_,} )   | 〈_} )   |
  |  、 〈 |    〈   l ァ';・∀・)        \ノ |_,,|   ノ´ ̄ゞ⌒'ーァ    ! |||  /    ! |||
||| l__ノ ヽ__)|   ,ヘ. ヽ  ヽ    ○ヽ  +    |__ノ|  )  `7゙(´〈`ー''´     |   /  ,ヘ  |   ガタタタン!!!!


|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o♡o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ♡ <コトッ



| ミ  ピャッ!
|    ♡

少女「……」

男「なあ、ごめんて」

運転手「……」

少女「別にもう怒ってません」

男「いや……だからさ」

少女「ふんだ。私は違う席に座ります」

男「あ!もうすぐ―――」

運転手「ここから道路が荒れているため、少し揺れます。お立ち上がりなさいませんよう、お願いいたします」

少女「きゃぁ!?」

男「危ない!!―――ほら、もう……ん!?」

少女「ん……ふふ……キスしちゃった」

男「あ……ああ……」

少女「大好きです……このまま抱きしめていてください」

男「おぉぉ……わ、わかった……」

運転手「―――このバスはただ今、冷房を強めております。しばらく、そのままでお待ちください」
                                                            おしまい。

           ____
         /       \
        /   ─   ― ヽ
      /    ( ●)  ( ●)'       もちろんセックスシーンはありますよね? 
      |        __´ _   |       
      \        ̄  ,/   ( ::)
      /      ー‐   ヽ ( ::)
     /      /^ー r ̄ ̄ ̄i
     |   i   /    ノ、___ノ
     |   l /  r‐´    ̄ |

>>286
ありがとう!!お疲れ様!!

デート編は考えてねーよ!!

書いてる俺が壁殴りたくなるだろうがぁ!!!やめろ!!!

         /''⌒\  
        .,,..' -‐==''"フ 
         (n´・ω・)η <あの日に帰りたーい
     .   /     /
 _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ̄゛゛"'''ョ

゛~,,,....-=-‐√"゛゛T"~ ̄Y"゛=ミ

T  |   l,_,,/\ ,,/l  |
,.-r '"l\,,j  /  |/  L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /

_V\ ,,/\,|  ,,∧,,|_/

>>294
出産編までよろしくお願いします

お疲れ(´;ω;`)

長野こいおまいら。
田舎でも可愛い女の子沢山おるぞ

>>294
セックス編は???

               ノ      ゚.ノヽ  , /}      ...
            ,,イ`"     、-'   `;_' '    ..::::::::::::::...
   ,-、  _.._   (        (,(~ヽ'~     ..:::::::::::::::::::::::

 )'~  レー'  〉   ヽ       i`'}       .:::::::::::::::::::::::
 ~つ     '-ー、  i       | i'     ...:::::::::::::::::::::::
 /       <  /     。/   !  ......:::::::::::::::::::::::::    これは>>1乙じゃなくて
/         ~^´     /},-'' ,●::::::::::::::::::::::::::::::::::::
i、        ,i' _,,...,-‐-、/    i  ::::::::  .:::::::::::::
..ゝ        <,,-==、   ,,-,/      .:::::::::::            放射能がうんたら
 )       {~''~>`v-''`ー゙`'~       ..:::::::::                          ........::.

 {        レ_ノ            ..::::::::.                         ......:::::::::
ノ         ''           ..:::::::                        ...::.:...:::::::::
                     .:::::::::                     ...:......:::::::::::: .
                    .:::::::::::.        .....      ..  ..::::::::::::::::::::::::   :::.
                    ::::::::::::::::.::::::....:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ::  ::..
                    .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::    ::.
                    ::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: :::::

誰かこれ原作で漫画作ってくれこんにゃろ(´;ω;`)ブワッ

>>333
YOKOってなにしてんだろな

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom