なずな「zzz…ふふっ…♪」ｺﾛﾝｺﾛﾝ

乃莉(既にめっちゃ動いてるんだけど…)

乃莉(やっぱり動きを止めちゃうのが一番簡単な解決方法かなぁ)

乃莉(なずなをベッドに固定するわけにはいかないし…)

乃莉「とりあえず手を繋いでみようかな」ｷﾞｭｯ

乃莉(なずな指細くて綺麗だなー)

乃莉(ちゃんと食べてるのかな)

乃莉(まぁわたしとよくご飯食べてるし、痩せすぎってこともないよね)

なずな「…♪」ｺﾛ

乃莉(っとと…)

乃莉(今はわたしが起きてるから抑えられてるものの)

乃莉(わたしが寝たら結局振り回されちゃいそうかなー)

乃莉(手を繋ぐ作戦は微妙かぁ)

なずな「ｽｰ…♪」

乃莉(わたしの気も知らないで幸せそうに寝ちゃってまったく…)

乃莉(こうなったらもう…)

乃莉(これしかないかぁ…)

ｷﾞｭｳｯ

なずな「んっ…zzz…」

乃莉(抱きしめちゃえばなずなも流石に動きにくいよね)ｷﾞｭｯ

なずな「乃莉ちゃあん…」ｺﾛ…ｷﾞｭｯ

乃莉(ふふっ、なんかかわいいかも)

なずな「zzz…」

乃莉(この抱きしめちゃえ作戦は成功っぽいんだけど)ｷﾞｭｯ

なずな「乃莉ちゃん…♡」

乃莉(こんな近くでなずなを感じて)

乃莉(こんなに柔らかい体に密着して)

乃莉(こんなに女の子らしい良い香りしてたら…)

乃莉「寝付けるわけないじゃん…」

乃莉「なずなぁ…かわいすぎだよぉ…」

乃莉(今まで何回もなずなと同じベッドで寝たことはあったけどさ)

乃莉(こんなに密着したの初めてだよ？)

乃莉(ドキドキしないわけないじゃんもう…)

乃莉(うわ、わたし今心臓すごいうるさくない！？)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

乃莉(お、起きないかな…これで起きたら恥ずかしすぎでしょわたし…)

乃莉(…ていうか)

なずな「じんぎすかーん…」ﾄﾞｯﾄﾞｯ

乃莉(わたしだけじゃなくてなずなの心音もめっちゃ聴こえるんですけど！？)

乃莉(なずなの心臓の音聴いてるとか、なんかヤバくない…！？)

乃莉(ああああああもおおおおおおおお)

なずな「んん…」ｸﾙｯ

乃莉「わっ」ｷﾞｭｯ

乃莉(なずなから抱きつかれている状態になってしまった)

乃莉(なずなの動きを止めるにはとてもいい態勢なんだけど)

乃莉(ちょっとわたしの理性が危うくなってきそうだよ…)

乃莉(あいにく部屋は暗いし、なずなの顔が目の前にあってもまぁなんとか耐えられるんだけど)

なずな「すきぃ…」ｷﾞｭｳｯ

乃莉(やっぱり肌の接触はダメになりそう…)

昼にここまで書いて落ちちゃったのでまた立てた
誰か続き頼んだ

乃莉(はぁ…もう我慢できそうにないって…)

乃莉(いつも男子に人気があるこの女の子を)

乃莉(わたしが独り占めしてると思うと…)

乃莉(なんだかとっても興奮しちゃうな…)

乃莉(普段だってここまで密着することなんかないんだし)

乃莉(ここはいけるとこまでいっちゃうべきか…)

乃莉(なんか当初の予定からだいぶ遠ざかってる気がするんだけど)

乃莉「しょうがないよね、こんなに可愛いなずなにも責任はあるよね」ﾎﾞｿｯ

なずな(乃莉ちゃんが手を繋いできたり抱きついてきたりしてきたかと思ったら)

なずな(いつのまにかこんなに密着してた…)

なずな(しかも…)

乃莉「なずなかわいいよなずな」ﾊｧ

なずな(乃莉ちゃんに愛でられちゃってるよぉ…)

なずな(こんなに甘えんぼうさんな乃莉ちゃんはじめて…)

乃莉「なずなぁ…」ｷﾞｭｯ

なずな(乃莉ちゃんかわいすぎだよぉ…)

乃莉「よ、よし」ｽｯ

なずな(…？)

なずな(心なしか乃莉ちゃんの息がちかくなったような)

なずな(目を開けられないからわからないけどなんだかぽかぽかして…)

乃莉「い、いくよ…」

なずな(えっ？)

ﾁｭｯ

なずな(！？)

なずな(いいい、いま、の、乃莉ちゃんの唇がわたしの唇に…！？)

乃莉「わわわ、しちゃったよ…」

なずな(されちゃったんだやっぱり…)

なずな(恥ずかしすぎるよ…というか)

なずな(幸せすぎておかしくなりそう…！)

乃莉「なずなの唇…」

乃莉「小さくて綺麗で柔らかい…」

乃莉「可愛すぎるでしょほんとに…」

乃莉「そりゃ男子もほっとかないよね」

なずな(うう…嬉しいけど恥ずかしい…)

なずな(完全に寝てると思われてるよね…)

乃莉「でも」

なずな(乃莉ちゃん？)

乃莉「男子から放っておかれないなずにんて、わたしが放っておけるわけないじゃん…」

なずな(！)

なずな「乃莉ちゃん…」ﾊﾟﾁ

乃莉「へへっ…」ﾃﾚﾃﾚ

乃莉「へ？」

なずな「♪」

乃莉「」ﾎﾟｶｰﾝ

なずな「乃莉ちゃん♪」

乃莉「あ…えっと、いやこれはその」

なずな「乃莉ちゃーん♪」ｷﾞｭｰｯ

乃莉「いやああああああああ」

なずな「乃莉ちゃんかわいー♪」ｷﾞｭｳ

乃莉「い、いつから起きてたのなずな！？」

なずな「なんとかしないと…あたりから♪」

乃莉「最初からじゃあああああん！！」

なずな「そのあとわたしの手に指を絡めたり」

なずな「わたしに抱きついてきてドキドキしたりして…」

なずな「甘えんぼうさんな乃莉ちゃんも可愛いなーって」

乃莉「うわあああああああああああ」

乃莉「じ、じゃあもしかして…」

なずな「うん♪わたしにチュッてしてくれたのも知ってるよ♡」

乃莉「ああああああああああ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

なずな「すっごい嬉しくてね…」

なずな「乃莉ちゃんもわたしと同じ気持ちなんだなって知れたから」

なずな「ほんとに幸せだよ？」

乃莉「なずなも？」

なずな「乃莉ちゃんも幸せ？」

乃莉「当たり前じゃん！」

乃莉「だってなずなだよ？」

乃莉「こんなに可愛いんだよ！？」ｷﾞｭｯ

乃莉「こんなに好きなんだよ！？」ｷﾞｭｰｯ

乃莉「幸せすぎて死んじゃいそうだよわたし！？」ｸﾞｽﾝ

なずな(く、苦しい…)

乃莉「でもさ…」

なずな「？」

乃莉「こ、これからはこうやってコソコソしなくても、さ」

乃莉「なずなと、その…イチャイチャしたりとかしちゃったり、なんかして…」

乃莉「ダメかな？」ｳﾙｳﾙ

なずな「！」

なずな「ううん！わたしも乃莉ちゃんとイチャイチャしたいよ！」

乃莉「うわー大胆…」

なずな「えぇ！？」

乃莉「うそうそ！嬉しいよ！」

なずな「もう…」

乃莉「あはっ、ごめんごめん！ほら、ごめんね？」ｷﾞｭｯ

なずな「んっ…乃莉ちゃんずるい…」

乃莉「なんで？」

なずな「大好きな人に抱きしめられたらなにも言えなくなっちゃうよ…？」

乃莉「！」ﾄﾞｷｯ

なずな「優しくて、かっこよくて、頼りになって、勉強もできて…」

なずな「大好き！」

乃莉「そ、そっかー！いやーうれしいなー！」

なずな「乃莉ちゃんは？」

乃莉「え」

なずな「乃莉ちゃんはわたしのこと、どう思う？」

乃莉「えーっと、言わなきゃダメ？」

なずな「うん♪」

乃莉(けっこうSなのかな…)

乃莉「だ、大好きに決まってるじゃん！」

乃莉「なずなのことだれよりも愛してるよ！」ﾃﾚﾃﾚ

なずな「ふふ…ありがと乃莉ちゃん」

乃莉「ありがとうって…なんか変」

なずな「そうかな？」

乃莉「うん…もうどうでもいい…可愛いし」

なずな「ふふっ♪」

乃莉(可愛すぎだって…)

なずな「あ！もうこんな時間…」

乃莉「あちゃー…早く寝ないと明日遅刻しちゃうねこりゃ」

乃莉「もう今日は寝ようか」

なずな「うん！」

乃莉「やけに素直だね…もっと寂しがるかと思ったのに」

なずな「うん、ちょっと寂しいけどね？」

なずな「乃莉ちゃんがわたしのこと好きって言ってくれたから」

なずな「なんだかそれだけで安心してね…？」

なずな「一緒の気持ちなんだって考えただけで幸せになっちゃって…」

乃莉「もー！なずな可愛すぎ！寝れなくなるじゃーん！」

なずな「えへへ…」

乃莉「まあお互いの部屋にお泊りはいつでもできるもんね」

乃莉「これからはもっと一緒に寝れるし…」

なずな「うん♡」

なずな「じゃあおやすみ…」

乃莉「あ、あのさ！手、繋いでもいい？」

なずな「うん♪」ｷﾞｭｯ

乃莉「えへへ…」ｷﾞｭｯ

乃莉「おやすみ、なずな」

なずな「おやすみ、乃莉ちゃん」

翌朝
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

乃莉「んんっ…」

乃莉「なずな？」

なずな「ふぁ…おはよう乃莉ちゃん…」

乃莉「なんとか起きられたみたいで良かったねー」

なずな「うん…♪」

乃莉「でも早く朝ごはん食べないと…あっ」

なずな「どうしたの？」

乃莉「なずな、今日は寝相悪くなかったね、ほら」ｷﾞｭｯ

なずな「あっ…ほんとだ…」ｷﾞｭｯ

乃莉「これからはなずなの寝相治すために毎日一緒に寝た方がいいかな？」

なずな「もー乃莉ちゃんてば…」

乃莉「わりと本気だよ？」ｷﾞｭｳｯ

なずな「！…うん♡」ｷﾞｭｯ

おしまい