苗木「そばかす、小さくて鋭い目で顔は平均以下。胸も小さくてルックスで目を引く部分も無い」

戦刃「……」

苗木「しかも軍人やってるんだっけ？　明日の生死も分からないよね？　そんな人の将来の夢が『可愛いお嫁さん』ってどうなの？」

戦刃「だ、だって……だって……でも、そんな私を選んでくれる人だって居るはずだから……」

苗木「……あのさ、夢を壊して悪いんだけど、仮にそんなことあったとしてもどうせ結婚詐欺かハニートラップの類なんじゃない？」

戦刃「……い、居る……絶対居る！！」

苗木「そこまで言うなら、勝負してみる？」

戦刃「えっ……」

苗木「勝負の内容は、『戦刃さんがいい人を見つけて結婚して夢をかなえられるかどうか』。
　　　　もし、仮に戦刃さんの言うような奇特な人を見つけられたら戦刃さんの勝ち。馬鹿にした罰として僕は何でも償いをするよ」

苗木「でももし、いい人が見つからなかったら戦刃さんの負け。戦刃さんには罰として僕のお嫁さんになってもらう。
　　　　それもただの主婦じゃないよ。軍人稼業からきれいさっぱり足を洗って、専業主婦になってもらうから」

霧切「！？」

舞園「！？」

セレス「！？」

十神「！？」