モノクマ『お前たちはここで死ぬまでくらし苗木「ファミチキ買ってきたよー」 (56)

苗木「ちゃんと人数分買ってきたからね!」

霧切「私はLチキ派なんだけど…」

むくろ「私は唐揚げ君…」

江ノ島「……」

苗木「あれ?食べないの江ノ島さん?」

江ノ島「いや食べるけどさ……食べるけどさぁ!!」グスン!



コロシアイ学園
それは最悪の出来事だった
集められた僕たち16人の高校生で殺しあいをして、生き残ったものだけが学園から脱出することができる……


江ノ島「はずだったのに…はずだったのにぃ!!」グスン!バンバン!!

むくろ「盾子ちゃん…壁叩いたら手が痛いよ?」

江ノ島「なんであの閉鎖されたはずの扉……普通に解放されてんのよ!!まじ絶望的なんだけど!!」

苗木「そんなこと言われてもねー」

霧切「開いてたものは仕方ないわよねー」

苗木、霧切『ねー!』

江ノ島「うっざ!!!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381075696

苗木「そのうえべつに外の世界普通にコンビニとか開いてるからね」

霧切「あ、ジャンプ買ってきてくれたかしら?」

苗木「今週合併号だったよ」

霧切「あぁ……」

江ノ島「ていうか、なんでアンタたちは外にでないの…?」

むくろ「他の人は皆帰ったもんね…」

苗木「何でって…ここにいればご飯はあるし」

霧切「家賃も光熱費もかからないし」

苗木「出ていく理由がないっていうか…」

霧切「一度楽するともう戻れなくなるのよね」

江ノ島「でてけよ!ニートども!!」

むくろ「盾子ちゃん、キャラがぶれてるよぉ…」

苗木「まぁまぁ…落ち着いてファミチキ食べなよ」

江ノ島「食べるけど……」ハグハグ

霧切「おいしいかしら?」

江ノ島「いやまぁ…美味しいけど…」

むくろ「そっかー、よかったね盾子ちゃん」ナデナデ

江ノ島「残姉のくせに頭なでんな!なんかムカつく!」

霧切「…」ナデナデ

江ノ島「なんでアンタが撫でてんのさ!!」

苗木(かわいい)

むくろ(かわいい)

霧切(かわいい)

苗木(あの日…あの扉が開いた日のことを僕は忘れない…)


十神『頑丈な扉だな』

大神『これを壊すのは無理そうだな…』

葉隠『押しても引いてもびくともしないべ!』

江ノ島(むくろ)『それ、横に開くタイプだよ』

苗木『え?』

江ノ島(むくろ)『あ…』

霧切『ほんとだわ…普通に開いた…』

山田『じゃあ…帰りましょうか』

不二咲『そうだね』


江ノ島『わー!!!いかないでお願いやり直して!!!やり直させてください!!!』ウルウル

霧切『江ノ島さんが増えたわ!』

江ノ島『ていうか、なんで外の世界普通に活動してんの…私の頑張りは…』ベソベソ

江ノ島(むくろ)『盾子ちゃん……よしよし』ナデナデ

江ノ島『うええぇ……お姉ちゃーん!』ギュッ

苗木『』キュンッ

霧切『』キュンッ



苗木「あれからなんだかんだでずっといるんだよねぇ…」

霧切「あんなの見たら出たくもなくなるわよね」

江ノ島「お姉ちゃん…こいつらキモい…」

むくろ「そんなこと言っちゃダメだよ盾子ちゃん…」

苗木「むしろご褒美だけどね」

霧切「ほんとにね、興奮してきたから服脱いでいいかしら?」

苗木「それはやめとこうよ」



苗木「あ、そういえば今日は舞園さんの初冠番組始まるよ」

霧切「あぁ、あのトーク番組ね」

苗木「見る?」

霧切「盾子ちゃんによるわね」

江ノ島「なにナチュラルに名前でよんでんだよ」

苗木「どうする盾子ちゃん?」

江ノ島「だからー名前で呼ぶのやめてほしいんだけどなぁ☆」キャピィ

苗木、霧切『……』

江ノ島「私が悪かった、そんな目で見ないで」

苗木、霧切『かわいい! 』

江ノ島「うん、予想はしてたよ」

むくろ「皆、ジュース持ってきたよ」

苗木「ありがとう戦刃さん!」

霧切「私ファンタオレンジがいいわ」

苗木「じゃあ僕もファンタオレンジ」

むくろ「盾子ちゃんは?」

江ノ島「……ポンジュース」

むくろ「皆…ミカン好きだね」

江ノ島「うっさい残姉のくせに…」

霧切「戦刃さん、やっぱり私もポンジュースがいいわ 」

苗木「僕もそうするよ!」

江ノ島「なんでだよ!私の分なくなっちゃうじゃん!」

霧切「いさとなれば口移しよ」

江ノ島「お姉ちゃん助けてぇぇ!!」

むくろ「ふふ…」


次の日

霧切「ねぇ皆、最近暇じゃない?」

苗木「確かに、学園内の娯楽施設にある遊びはあきちゃったしね」

江ノ島「じゃあでてけよ…」

霧切「それで昨日Amazonでゲームかったのよ、着払いで」

江ノ島「なに勝手なことしてんの!?」

霧切「ちなみにもう届いてるわ、お金は学園の金庫から抜いたの」

江ノ島「なにしてくれてんだよ!!うわほんとだ結構な額いかれてる!!?」

苗木「あぁ、だから戦刃さんが朝から3DS持ってたんだ」

むくろ「……」カチカチ

江ノ島「どこに置いてたんだろうと思ったらお前が買ったのかよ!立派な犯罪だよそれ!!」


苗木「まぁまぁ、江ノ島さんもやろうよ」

江ノ島「えぇ……私様あんまりゲーム得意じゃないんだけど…」

霧切「ほら、奥行きがあるわよすごいでしょう?」

江ノ島「あ…ほんとだ画面がすごい立体的…」カチカチ

霧切「モンハンも一緒に買ったから四人でやりましょう」

苗木「戦刃さんはやっぱりボウガン使うの?」

むくろ「…チャージアックス」


江ノ島「…うぷっ」

江ノ島「画面酔いした…」

霧切「かわいい」

苗木「かわいい」

むくろ「…おえっ」

むくろ「私もだよ盾子ちゃん…」

江ノ島「朝からずっとやってりゃそうなるに決まってんじゃん…」

苗木「なにこの姉妹かわいい」

霧切「もって帰りたいわ」

次の日

苗木「僕お風呂入ってくるね」

霧切「あ、じゃあ私も一緒にいくわ」

苗木「僕シャンプーきれてるから貸してくれない?」

霧切「アジエンスでいいかしら?」


江ノ島「ねえ…」

苗木「どうしたの盾子ちゃん?」

江ノ島「また名前で…お前等付き合ってんの?」

霧切「いえ、ただの友達よ?」

江ノ島「じゃあなんで毎日毎日一緒に風呂はいってんだよ!できてるとしか思えないんだけど!」

苗木「なんか、霧切さん最近お姉ちゃんみたいに思えてきてさ」

霧切「奇遇ね、私も苗木くんが弟みたいにおもえてるわ」

苗木「だからもう裸見せるのに抵抗ないんだよねー」

霧切「ねー」

江ノ島「もうかってにしろよ…」

苗木「それじゃあ僕たちはいってくるね」




江ノ島「お姉ちゃん…」

むくろ「どうしたの?」

江ノ島「私の価値観がおかしいのかな…お姉ちゃんだって付き合ってない男に裸みせたくないよね?」

むくろ「んー…私は部隊の皆と入ってたりしたから…」

江ノ島「なにそれ初耳なんだけど!?」

江ノ島「なんかいまだに未経験の私がみじめじゃん!!お姉ちゃんにまでさきこされてるなんて絶望的すぎなんだけど!!」

むくろ「安心して…私も未貫通だよ?」

江ノ島「……」

江ノ島「…!」パァァァ

むくろ「かわいい…」

風呂場

霧切「ねぇ苗木くん」

苗木「ん?」

霧切「私も未貫通よ」キリッ

苗木「僕も掘削工事経験は皆無だよ」ギリッ


霧切「するなら誰としたいとかあるの?」

苗木「うーん…江ノ島さんはそういう感情持てないほど可愛いから…でも戦刃さんもそれにちかしい感じだし…」

苗木「舞園さん…とか」

霧切「あぁ、たぶん一生無理ね」

苗木「いざとなれば霧切さんにお願いしようかな…なんてね、あははは」

霧切「ごめんそれは嫌」

苗木「ですよね」




次の日

苗木「なんだか結構はやめに目が覚めちゃった」

苗木「まだ皆寝てるかな…ん?」



むくろ「…」タッタッタッ


苗木「おはよう戦刃さん、ランニングの途中?」

むくろ「あ…苗木くんおはよう、うん日課なんだ」

苗木「そうなんだ、健康的だね!」

むくろ「…もう終わるから盾子ちゃん起こしてくるけど、ついてくる?」

苗木「江ノ島さんを?意外と朝早いんだね」

むくろ「…確かに意外かもね」


コンコン

むくろ「盾子ちゃん、朝だよー」

ガチャッ

江ノ島「ふわぁ…おはよ、お姉ちゃん…んんん!!?」

苗木「おはよう盾子ちゃん!!」

江ノ島「なんで苗木が!!?ちょ!ほんとまだメイクとかしてない…!髪もボサボサだし!」

苗木「素の盾子ちゃんもかわいいよ」キリッ

江ノ島「うっさいちび!!」




むくろ「髪とかメイクするから時間かかるんだって」

苗木「なるほど…寝起き盾子ちゃん髪の毛下ろしててレアだったよ!」

江ノ島「いいから部屋に入ろうとすんな!!!」

むくろ「じゃあ私は盾子ちゃんの髪の毛とかすから」

苗木「うん、僕は霧切さんでも起こしてくるよ」



コンコン

苗木「霧切さーん、朝だよー」

ガチャッ

霧切「…おはよう」

苗木「相変わらずジャージなんだね」

霧切「今日いつもよりはやい…」ムニャムニャ

苗木「たまにはね、じゃあ髪の毛とかしてあげるから早く顔とか洗っておいで」

霧切「わかったわ…」テチテチ

苗木(半分寝てるなコレ)

次の日

苗木「今日はなにしようか?」

むくろ「苗木くん、これ」スッ

苗木「ん?…ゲームだね」

むくろ「やりたかったゲーム…これやらない?」

苗木「あぁ、じゃあ二人も呼んでこよっか」

むくろ「あの二人なら…部屋でモンハンしてるよ?」

苗木「モンハン気に入ったんだね…で、なんのゲームするの?」

むくろ「…ダークソウル」

妹様の部屋

江ノ島「…」カチカチ

霧切「…」カチカチ

霧切「ねぇ、盾子ちゃん」

江ノ島「名前で呼ぶなっての…なに?」

霧切「貴女はどうして絶望を求めるの?」

江ノ島「…いきなり突っ込んだこと聞くんだね、まぁいいけど」

江ノ島「理由なんてどーでもいいっしょ、私は希望とかキラキラしたものよりも絶望みたいにドロドロしてる方が好きなだけ」

江ノ島「それじゃ不満なわけ?」

霧切「…そう、ありがとう」

霧切「でも…貴女の行動は矛盾しているわ」

江ノ島「……」

霧切「ほんとうに絶望を望むなら、私とゲームしてないで[ピーーー]なりなんなりするんじゃないかしら?」

江ノ島「…なに?アンタの携帯食料もとるよ、いいの?」

霧切「貴女は…本当は希望を求めてるんじゃないかしら?

霧切「一生かけてでも飽きることのない希望を…ね」

江ノ島「……」

江ノ島「あ、逆鱗でた」

霧切「え、ちょ、うそ!!?」

江ノ島「霧切、言っとくけどさ」

霧切「なんで私は何回もいってでないのに盾子ちゃんはすぐに出る……なにかしら?」

江ノ島「私は飽き性なだけ」

江ノ島「んで、希望にはもう飽きちゃったの」

江ノ島「だから絶望を求めてる、絶望には飽きが来ないから」

江ノ島「ほんと、そんだけの理由よ」

霧切「そう…なら、話は簡単ね」

江ノ島「は?」

霧切「江ノ島盾子、貴女に飽きることないほどの日常をプレゼントするわ」

霧切「心のそこから楽しめる、そんな日常をね」

江ノ島「だから無駄だってば、そんなことされてもさ」

霧切「それはどうかしらね」

霧切「人の生き方なんて誰かの影響で簡単に変わるものよ」


霧切「明日、四人でピクニックにいきましょう 」

江ノ島「…」

霧切「苗木くん、戦刃さん、貴女、そして私でね」

霧切「絶望なんてものより楽しめる希望があるっていうことを証明するわ」

江ノ島「別に私は…そんなの行きたくないし」

霧切「フフフ…それは明日の朝にわかることよ」

霧切「皆で希望を楽しみましょう」


『希望は前へと進むんだ!』



江ノ島「あーあ…」

江ノ島「死ぬ間際の絶望って案外すぐに飽きるものなんだね」

江ノ島「なんか、変な夢見ちゃったし」


江ノ島「四人でピクニックかぁ…」チラッ

江ノ島「ほんとは私も……」





江ノ島(そっち側の希望にいれてほしかっただけなのかもね)



【補習】


江ノ島「バイバイ、私の希望」




このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年10月11日 (金) 11:40:54   ID: vhmw8Ejl

悪そのものとして振舞う江ノ島っちにも救いを求めたくなるんだよなあ

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