新一「灰原を引き取ろうと思う」(488)

阿笠博士が黒幕として逮捕されて一週間…

解毒剤はひとつしかなく灰原は小さいまま

俺は元の生活に戻れたが…










みたいな感じでお願いします

灰原「これが阿笠博士の持っていた解毒剤よ。はい、あなたの分」

コナン「ついに……ついに元の生活に戻れるのか……! やったな灰原!」

灰原「ええ。ここに着替えは無いし、家に帰って着替えを用意してから飲みなさい」

コナン「おう! ありがとうな灰原! 元の体に戻ったら、後でまた会おうぜ!」

灰原「……」

新一「おーい灰原ー!」

灰原「あら、いらっしゃい」

新一「あれ? お前、まだ薬飲んでなかったのか?」

灰原「ええ」

新一「早く飲んじまえよ! せっかく元の体に戻れるんだからよ!」

灰原「そうね」

新一「……」

灰原「……」

新一「おい、灰原。お前の分の解毒剤、ちょっと見せてみろ」

灰原「そんなもの無いわ」

新一「無いって……お前、あのとき俺に『あなたの分』って言って渡したじゃねーか……」

新一「お前の分もあるんじゃ……」

灰原「ないわよ。見つけた解毒剤は一つだけ」

新一「……解毒剤の成分表とかは?」

灰原「探してみたけど、どうやら既に処分されてたらしいわ」

新一「見つけた薬の分析とかは?」

灰原「博士の残した解毒剤の隠し場所を示した暗号を解いて、見つけたその場であなたに渡したのよ? 薬の分析なんかできると思う?」

新一「何で分析せずに俺に渡したんだよ!? 一つしかなかったのに!」

灰原「……もし、あの薬を分析しようとして、カプセルから出して……」

灰原「内容を把握したとして……」

灰原「まったく同じ薬を二つ作れる保証なんて、なかった」

新一「!」

ありがとうありがとう(´;ω;`)

新一「おいおい……今まで解毒剤の試作品を何度か作ってきたのに……今更何を……」

灰原「解毒剤の試作品を作って……その試作品を飲んだあなたの様子を見て、確信したの」

灰原「完璧な解毒剤を作らない限り、完全に元の体には戻れない」

灰原「もし、あの薬の中身を分析して……完璧な解毒剤を作れなかったら……」

灰原「二人とも、永遠に元の生活には戻れない」

灰原「名探偵さん? 『カルネアデスの板』って知ってる?」

灰原「海の上に浮いた板切れ。その板切れに溺れかけた二人が掴まったら、板は沈んでしまう」

灰原「でも、一人だったら、板切れは浮き続けるの」

灰原「私は、板切れから手を放すことにしたのよ」

新一「ふざけんじゃねーよ・……それでいいのかよ、てめぇ!」

新一「もしかしたら……お前ならもしかしたら、完璧な解毒剤を作れたかもしれねーじゃねーか!」

灰原「もしかしたら……その時点で可能性にすがることになる」

灰原「そして、あの解毒剤のカプセルを開けずに、どちらかが飲めば……確実に一人は元の生活に戻れる」

灰原「大丈夫よ。あなたと違って、私には、大人の時代の友人なんていないもの」

灰原「家族も……すべて死んでしまったし……ね」

新一「……そうだ……お前、家はどうするんだ? この阿笠博士の家も、すぐ警察が調査に来るぞ!」

新一「黒の組織のボスの家だ……そう簡単に調査なんて終わらない!」

新一「その間、寝泊りとかどうするつもりだよ!?」

灰原「さあ……? そこら辺で行き倒れるのもありかもしれないわね」

新一「てめぇ、何言って……」

灰原「冗談よ。近くの孤児院で厄介になることにするわ」

新一「孤児院……」

灰原「今は児童養護施設って言ったかしら?」

新一「……辛くねぇのかよ? 黒の組織が壊滅したってのに……こんな……」

灰原「……私の選んだ道よ。何も問題ないわ」

 こうして、灰原は施設へ。
 俺は元の生活へ。

 二人の道は、分かれた。

新一「オゥ、蘭!」

蘭「あ、おはよー! 新一!」

新一「今日から学校にも復帰だぜ!」

蘭「まったく……こんな長い間どこ行ってたのよ……」

新一「悪い悪い。ま、もうしばらくはどこにも行かねーよ」

蘭「……本当?」

新一「ああ!」

蘭「……何か今一つ信じられないんだけど」

新一「おいおい、勘弁してくれよ。俺も正直、あんな生活には戻りたくねーんだから」

蘭「あんな生活?」

新一「あ、いや、ちょっと外国で治安の悪い場所で生活したことがあってなwwwwwwwwww」

蘭「さらりと怖いこと言わないでよ……ま、無事に帰ってこれたんだから良いけど……」



歩美「あ、蘭お姉さんだ! おはよー!」

>黒の組織のボスの家だ

博士ぇ……

蘭「おはよう、みんな」

新一「っ!」

灰原「……」

蘭「? どうしたの、新一?」

光彦「えーっと、確かこのお兄さんは……」

元太「博士の家の隣に住んでる……」

歩美「ちょ、ちょっと元太君! 哀ちゃんいるのよ!」

元太「あっ……」

灰原「……別に気にしてないわよ。博士が逮捕されたことも、私が施設で暮らすことになったことも」

歩美「哀ちゃん……」

灰原「ふふ、本当に大丈夫よ。心配しないで。さ、学校に行きましょ。遅刻しないうちに」

光彦「はい……そうですね……」

灰原「そうそう、江戸川君、外国の両親の所に行っちゃったのよね」

歩美「うん……また会えるといいね……」

>>18
このSSは>>1の設定と、ゴランノス・ポンサーの提供でお送りします


 IN 帝丹高校

蘭「――でね、園子ったらつい最近まで『スナイパー』を『スパイナー』だと思ってたらしいのよ!」

園子「ちょ、ちょっと、何、人の秘密バラしてんのよ!」

蘭「ふふふ……って、あれ? 新一? 聞いてる?」

新一「……あ? あ、悪い。ちょっと考え事してた」

園子「はー、女房の話聞いてないとか、駄目な亭主の見本だねこりゃ」

蘭「だ、誰が女房よ!」///

新一「誰が亭主だバーロー!」///

園子「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

新一「それより……今朝会った、あの小学生の灰原って奴、いたじゃねーか」

蘭「え? あ、うん。哀ちゃんがどうかしたの?」

新一「施設で生活してるらしいが……誰か、引き取る里親とかいねーのか……?」

蘭「うーん、一応募集してるって話は聞いたけど……」

園子「何? 誰なの?」

蘭「ほら、阿笠博士が逮捕された事件があったでしょ? その阿笠博士が預かってた子らしいんだけど……」

新一「大きな事件だったらしくて、家は長いこと警察で調査されっから、寝泊りする場所が無くて、施設で生活してるってこった」

園子「じゃあさ、蘭の家で預かればいいじゃん! コナン君抜けたんだし!」

蘭「うーん……それが、最近家計が苦しくて……」

新一(……俺が高校生探偵として戻ったから、おっちゃんに依頼が行かなくなったもんな……依頼されたとしても、おっちゃんじゃ解けない事件も多いだろうし……)

園子「そっかー……でも、私の家で引き取るのもちょっとなぁ……パパとママ、そーゆーの悩みそーだし……」

新一「そうか……っと、そろそろ授業始まるぜ」

 放課後

園子「なーんか、新一君、今日ずーっとボーっとしてなかった?」

新一「そうか?」

蘭「いや、ボーっとしてるっていうか……何か考えてるっていう感じだったけど……」

園子「うーん、言われてみるとそうかも……」

新一「……蘭、園子」

蘭「何?」

園子「どったの?」

新一「俺……」



新一「灰原を引き取ろうと思う」

園子「こwwwwれwwっうぁwwwwまさかの新一君ロリコン疑惑wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

蘭「ちょ、ちょっと新一、本気?」

新一「俺の家だったら、空いてる部屋は山ほどあるからな。金もあるし」

蘭「で、でも、高校生が一人で小学生を育てるって……」

新一「オメーも父親が探偵の仕事で外に出かけてる間は同じようなもんだっただろうが」

蘭「そ、そうだけど……」

新一「それに……実は灰原には借りがあるんだよ」

蘭「借り?」

新一「ああ、でっけー借りがな」

園子「ロリコン名探偵と下校中なうっとwwwwwwwwwwwwww」

蘭「ちょっと園子黙ってて」

園子「あべし」

まぁ園子が蘭の家に生活費振り込めば解決するんですけどね

>>28
蘭は友達からお金貰わないとかいう話がどっかの話で合った気がするんよ


 IN 米花児童養護施設

新一「ってわけだ、うちに来ないか?」

灰原「……あなたロリコンだったの?」

新一「開口一番がそれかよ」

灰原「一応、あなたの家に厄介になって得られるメリットを教えて欲しいわね」

新一「ここからじゃ小学校からも遠いだろ? 俺の家だったら博士の家の隣だから、依然の通学路と数歩しか違わねーぜ?」

灰原「……即座に切り返してくるとは、流石は平成のホームズね」

新一「何か文句があるんなら言えよ。全部返してやるぜ」

灰原「……まったく……お人よしね」

新一「おうよ、お人よしだぜ?」


 二つに分かれた二人の道が、
 繋がった気がした。

新一「ここがお前の部屋でいいか? ただの空き部屋だが……」

灰原「……ちょっと埃っぽいけど、掃除すれば平気そうね」

新一「はは、悪いな。どうもこの家広くって掃除する気が失せてよ……」

灰原「使ってない部屋は基本的に触ってないわけね……」

新一「と、とりあえず掃除用具取ってくるから! ちょっと待ってろー!」

灰原「……」

灰原「……ありがとう、工藤君」

新一「どうだ? 灰原、美味いか?」

灰原「一人暮らしの高校生の夕飯って感じね」

新一「善し悪しがわかりにくいコメントだなオイ……」

灰原「ごちそうさま」

新一「早いな……風呂どうする? 先入るか?」

灰原「あら、一緒に入るんじゃないの?」

新一「ブッ! バ、バーロー! 何言ってんだオメーは!」///

灰原「冗談よ。先に入らせてもらうわ」

新一「どーぞ……」

新一「ふー、さっぱりしたぜ」

灰原「私の下着で変なことしてないでしょうね」

新一「するか!」

灰原「ふふ」

新一「今日ももう遅いし、さっさとベッドに入れ」

灰原「体は小学生なんだから、無茶なことしないでよね」

新一「あ? 何だそりゃ?」

灰原「あら、ベッドに押し倒して襲うつもりじゃなかったの?」

新一「寝ろ!」

灰原「ふふふ」

ニヤニヤしちゃうわ

 翌日

新一「はー、夕べは灰原が変なこと言うからなかなか寝付けなかったぜ……」

灰原「あらやだ、小学生の言うことにそんなに反応してたの?」

新一「うわっ!? いたのかよ!?」

灰原「そりゃいるわよ。同棲中なんだから」

新一「間違ってないが言い方を変えろ。『厄介になってる』とか『居候中』とか」

灰原「間違ってないならいいじゃない? それにしても、平成のホームズともあろうお方が、こんな小さな子の言葉を気にするの?」

新一「あのな、見た目は子供だが中身は大人ってのを俺は知ってんだよ。そう考えたら若干は気にするだろうが」

灰原「あら、そう」

新一「ほら、さっさと朝飯食って学校行くぞ」

灰原「はいはい」

蘭「あ、新一! おはよう!」

新一「オゥ」

灰原「……」

蘭「わっ、本当に引き取ったの?」

新一「何だよ、何か問題でもあんのか?」

蘭「……一応聞いておくけど、新一、変なことしてないよね?」

新一「もはやお前まで聞くか。するわけねーだろ」

蘭「……ま、新一にそんな度胸ないか」

新一「おーい、そりゃどういう意味だ?」

蘭「別にー?」

灰原「ふふっ」

園子「おっはよー! 蘭ー! ロ……新一君!」

新一「おい園子てめぇ今何を言おうとした」

歩美「あ、灰原さん、おっはよー!」

灰原「……おはよう」

光彦「聞きましたよ。あのお兄さんに引き取ってもらったんですって?」

元太「学校から近くなってよかったな!」

歩美「すぐ遊びにもいけるしね!」

新一(子供は純粋でありがたいぜ……子供にまでロリコンとか言われたら俺心折れるマジで折れる)

灰原「じゃ、行きましょう。工藤君、また後でね」

新一「オゥ、帰り道気を付けろよー」

蘭「なーんか、お兄ちゃんって感じね」

新一「そうかぁ?」

まだ扱いが工藤「くん」なんだな

俺得

>>60
呼び方めっちゃ悩んだけど原作通りにしたわ
やりやすいし
周りが呼び方を気にしないのはご都合主義ってことで


 放課後

新一「さーて、今日はちょっと急いで帰らせてもらうぜ」

蘭「どうして?」

新一「さっき灰原からメールが来てな。近所のスーパーが特売日だから今日のうちに買い物済ませようってよ」

園子「うわー、まるで休日夫を連れてスーパーに行く主婦みたい。蘭? ちょっと要注意人物かもよ?」

蘭「何言ってるのよー。相手は小学生よ?」

蘭「それより、買い物なら一緒に行ってもいい? 私も今日そのスーパーに行くつもりだったから」

新一「オゥ、そうか。んじゃ一緒に行こうぜ」

園子「友人のカップルに女子小学生が入って奇妙な三角関係が起こってるなうっと」

蘭「園子ちょっとツイッターやめて」

園子「ぶべら」

 IN 米花スーパー

新一「オゥ、待たせたな、灰原」

蘭「お待たせー」

灰原「ううん、別に……ちょっと工藤君こっち来て」

新一「え? 何だ? おい?」

灰原(小声)「どうしてあの子がいるの?」

新一(小声)「え? いや、あいつも今日このスーパーに寄る予定があったらしくて……そんで一緒に……」

灰原(小声)「へぇー……そう……」

蘭「どうしたの? 二人とも」

灰原「なんでもないわ。じゃあ、買い物しましょう」

蘭(何だろう……うっすらと敵意を感じる気がする……)

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u' ④④


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④④④ <コトッ




| ミ  ピャッ!
|    ④④④



蘭「あ、キャベツやっすーい! 買っちゃお」

新一「灰原、お前キャベツ平気か?」

灰原「別に嫌いな物なんてないわ」

蘭「へぇー、偉いね、哀ちゃん。じゃあ、好きな物は?」

灰原「そうね……ピーナッツバターとブルーベリージャムのサンドイッチかしら」

蘭「……な、何か凄いものが好きね」

灰原「そう?」

新一「おい、トマト安いぞトマト」

蘭「そーいえば、新一ってレーズンが駄目なのよね」

新一「な、何だよ。悪いかよ?」

灰原「へえ、そうなの……」

蘭「懐かしいなー、小学校の頃、レーズンパンのレーズンをスプーンでちまちまほじくりだしてて、それ先生に見つかって」ニヤニヤ

灰原「へえ……」クスクス

新一「おいやめろ。さっきまで何となくギスギスしてたのに急に仲良くなってこっち見んな」

蘭「先生に注意されて涙目になりながらレーズン食べてた新一ったらもう」ニヤニヤ

灰原「……っ、想像してみたら中々愉快な表情ね」クスクス

新一「やめろ」


ちょっくら飯食ってきます!
誰か続けるなり落とすなりどうぞ!

>>84
待ってる

>>84
おれはおまえに任せたんだ
保守する


(´・ω・`)
(   つコ□
コーヒーぬるぽ

ただいま
残ってるとは思わなかったぜ!

蘭「あ、ねえねえ、二人とも」

新一「あん?」

灰原「?」

蘭「あそこの洋服売り場の子供用の帽子、可愛くない?」

新一「んー、確かにな」

蘭「ほらほら、哀ちゃん、被ってみて」

灰原「べ、別にいらな――わっ」

蘭「わー、かわいー!」

新一「ほうほう……おい灰原、ちょっと鏡の前に立ってみろよ」

灰原「……」

蘭「可愛いでしょ?」

灰原「……」コクリ

店員「あら、家族でお子さんへの買い物ですか?」

蘭「ちち、違います!」///

新一「そ、そんなんじゃねーし!」///

灰原「……」イラッ

店員「それは失礼しました。ではごゆっくり」

蘭「まったくもう……/// あれ、哀ちゃん、帽子脱いじゃったの?」

灰原「いらない」

新一「何だよー。さっきまでまんざらでもない顔してたのに」

灰原「いらない」

蘭(あ、また何かうっすら敵意を感じる……)

新一「何だよ、急に機嫌悪くしやがって……」

新一「っと、もうこんな時間か。そろそろ買い物切り上げようぜ」

かわいいいいぃあいいゆなまこんほつやひぬゆぬや

新一「じゃーな、蘭! また明日!」

蘭「また明日ー! 哀ちゃんもまたねー!」

灰原「……」

新一「何だよ、手ぐらい振り返してやればいいじゃねーか」

灰原「……」プイ

新一「ったく、ギスギスしたり仲良くなったり……何なんだお前」

灰原「……」

新一「ん? 何だ、その手」

灰原「暗いわね」

新一「ああ、夏とはいえこの時間帯になると流石になぁ」

灰原「でもまだ人も多いわね」

新一「商店街だからなぁ」

灰原「はぐれたら危険ね」

新一「お前小学生の大きさだからなぁ。離れるんじゃねーぞ」

灰原「……」


  --_─ - ─_-_─ -  ─- ̄─ - ─_-_─ - _--
            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ -- = ─- ̄-
              ─ ̄ ---- ─- ̄─---- ̄--
            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ ─- ̄-
              ─ ̄ ---- ─---- ̄--    
           ∧∧
           /⌒ヽ)  ザブザブザブサブ
         三三三
        三三       


        ┏━┿━┓
        ┃  人  ┃
        ┃ (__) ┃

        ┃     ┃
        ┃     ┃
        ┻     ┻
   ∧∧

   /⌒ヽ)
  i三 ∪

 ~三 | 
  (/~∪ 

灰原「手……」

新一「ん?」

灰原「手。繋いで」

新一「……何で?」

灰原「離れるなって言ったじゃない」

新一「いや、そりゃそーだが……」

灰原「……」

新一「はいはい……」ギュ

灰原「……」

新一「何ちょっとニヤついてんだよ気持ち悪い」

灰原「レディの笑顔に対して気持ち悪いはないんじゃない?」

新一「……ま、確かに結構可愛い顔だったけどよ」

灰原「……っ」///

>>120

>  --_─ - ─_-_─ -  ─- ̄─ - ─_-_─ - _--
>            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ -- = ─- ̄-
>              ─ ̄ ---- ─- ̄─---- ̄--
>            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ ─- ̄-
>              ─ ̄ ---- ─---- ̄--    
>           ∧∧
>           /⌒ヽ)  ザブザブザブサブ
>         三三三
>        三三       


>        ┏━┿━┓
>        ┃  人  ┃
>        ┃ (_|_) ┃

>        ┃     ┃
>        ┃     ┃
>        ┻     ┻
>   ∧∧

>   /⌒ヽ)
>  i三 ∪

> ~三 | 
>  (/~∪ 

彼氏「今日も可愛いねー」パンッ!パンッ!

灰原「あぁっ!気持ちいいのぉっ!!」



新一「……」

新一「帰宅帰宅っと。時間大分使っちまったな。急いで夕飯作らねーと……灰原、その間に風呂入るか?」

灰原「ううん。急いで作るんなら手伝うわ」

新一「悪いな」


 トントン サクサク グツグツ

新一「つっ……」

灰原「ちょっと、何やってるのよ」

新一「悪い。急いでたもんだから……」

灰原「まったく……ま、こんくらいならツバ付けとけば治るでしょ」

 レロ

新一「っ!?」

灰原「ん……ちゅ……れろ・……」

新一「……は、灰原、この状況自体アレなのに、わざわざいやらしく舐めんな」

灰原「あら、嫌らしく舐めてるように見えるの?」クスクス

新一「だー! 絆創膏取ってくるから料理進めてろバーロー!」

灰原「ふふ……」

哀ちゃん... 俺、股間が血塗れなんだが...

灰原「いただきます。結構遅い夕食になっちゃったわね」

新一「誰のせいだよ」

灰原「さあ? それにしても、こんな時間じゃお風呂入ってる時間は無さそうね……」

新一「明日の朝入るか?」

灰原「一緒に?」

新一「オメー一人でに決まってんだろ」

灰原「ふふ、冗談よ」

新一「……何か似たやりとりをやった気がするぜ……」

灰原「そうね。そうそう、今日の買い物で福引券貰ったわよね?」

新一「ん? ああ、そーいやそうだな。福引の開催日は……丁度明日か」

灰原「じゃ、明日引きに行ってみる?」

新一「そーだな……ま、どーせポケットティッシュで終わりだろうけどな」

 翌日 スーパーの福引会場

店員「二回分引けますぜ」

新一「んじゃ、二人で一回ずつ引くか」

灰原「別にあなたが二回引いても構わないわよ?」

新一「俺そんなにクジ運良くないんでな……っと、やっぱりハズレだ」

店員「残念でした。ポケットティッシュをどうぞ。じゃあ、嬢ちゃん、お兄さんの代わりに引いてみるかい?」

灰原「そうね……ま、せっかくだから……」

店員「……おっ! なんと二等賞が当たりましたぜ! やったじゃねぇか嬢ちゃん!」

灰原「あら……」

新一「すげーじゃねーか、灰原! で、二等賞って?」

店員「トロピカルランドのチケット二人分になりますぜ! 兄さん、妹さん連れて行ってきなぁ!」

新一「いや、兄妹じゃなくて……まあいいや。んじゃ、灰原、どうする?」

灰原「どうするって?」

新一「週末、行ってみるか?」

 週末

 IN トロピカルランド

灰原「相変わらずの人の多さね……」

新一「ああ。人気テーマパークだからな。親子連れからカップルまで、いろんな奴が来てるよ」

灰原「私たち二人はどう見えるのかしら? 年の差カップル?」

新一「離れすぎだろ。福引会場と同じく年の離れた兄妹ってところじゃねーの?」

灰原「じゃあ、『お兄ちゃん』って呼んであげましょうか?」

新一「やめろ」

灰原「あら、こんなところに来てまでノリが悪いわね」クスクス

灰原「そういえば、あなたがコナンになったのって、確かあの子とここに遊びに来たからじゃなかったかしら?」

新一「ああ、まあな」

灰原「……嫌なこと思い出しちゃったかしら?」

新一「別になんともねーぜ。過ぎちまえば嫌な思い出なんてそんなもんさ」

灰原「そう……じゃ、楽しみましょうか、お兄ちゃん?」

新一「だからやめろ」

灰原「でも、兄妹という設定にしておけば、少女と歩く危ない男と思われても弁解できるわよ?」

新一「俺の社会からの視線はどうなってるんだ」

いいよー

いいよいいよー

 コーヒーカップ

灰原「回転しつづけることによって体内の血液が一方方向に偏るかもしれないわね」

新一「怖いこと言うな。第一、コーヒーカップぐれーの遠心力じゃ平気だろ」


 メリーゴーランド

新一「二人一緒に一つの馬とはな……」

灰原「身長制限の問題で保護者と一緒じゃないと乗れないらしいわ」

新一「お前、微妙にかがんでた気がすんのは俺だけか?」


 ジェットコースター

新一「ほとんど無言だったなオメー」

灰原「」

新一「本当にクールだねぇ」

灰原「」

新一「おーい、聞こえてるかー?」

 お化け屋敷

灰原「中々怖い雰囲気じゃない」

新一「変に寄り添うのやめろ」

お化けの仕掛け「ハンガー」

灰原「きゃー、怖ーい」

新一「くっつな!」

お化けの仕掛け「Shine!」

灰原「きゃっ!?」

新一(おっ、今のはリアルな悲鳴……珍しいな)

灰原「い、行くわよ工藤君!」

新一(そしてリアルな悲鳴は恥ずかしいのかよ……)

前屈みの哀ちゃん...
まさか...まさかね...

あいちゃんのレロレロ…

ちょっとチンコ切ってくるか…

 お昼ご飯

新一「ハンバーガーでいいか?」

灰原「構わないわ」

新一「さて、種類はどうする? 俺はチーズバーガーとフィレオフィッシュで悩んでるんだが……」

灰原「それぞれ一つずつ買って半分こしない?」

新一「おお、いいなそれ。じゃ、買ってくる」


新一「ほい、待たせたな」

灰原「ありがとう」

新一「じゃ、半分に切るか。手じゃ難しいけど」

灰原「あら、切る必要なんてあるの?」

新一「え?」

灰原「それぞれ半分ずつ食べて交換すればいいじゃない」

新一「え」

新一「灰原? それは所謂……間接キスにならねーか?」

灰原「あら、私は気にしないけど?」

新一「そ、そうか……」

灰原「何? 気にする方?」

新一「い、いや……別に……」

灰原「ならいいじゃない」パク

新一「……」パク

 モグモグ

灰原「そろそろ半分ね。はい」

新一「あ、ああ……」

灰原「ん……」パク

新一(……は、灰原の歯型……)///

新一「……」パク

新一(……これほどフィレオフィッシュを食うのに照れたことがあるだろうか……)///

ちなみに注文時頼めば割ってくれる

>>179新一「ハワイで親父に教わらなった」


新一「さて……次は……」

灰原「観覧車にでも行かない?」

新一「ふむ……食後に絶叫系はキツいし、丁度良いな。よし、行くか」

 観覧車

新一「こんだけ高いと、大人も子供も、見える景色は変わらねぇな。全部ちっけぇや」

灰原「そうね……」

新一「……ありがとうな、灰原」

灰原「?」

新一「あのとき、解毒剤を譲ってくれて……本当に感謝してる」

くるか? この展開

灰原「……私を引き取ってくれたのは、その借りを返したかったからかしら?」

新一「……まあ、それもあったけどよ……やっぱり、見過ごせなかったんだろうな。同じ境遇の人間を」

新一「コナンになってから、多分一番俺の苦しみをわかってた理解者を」

新一「解毒剤が作れなくて、お前が元の体に戻れないんだったら……」

新一「その苦しみが延々と続くんだったら……」

新一「俺に何か協力できることがあれば、何でも言ってくれ」

新一「お前の苦しみを、少しでも和らげたい」

灰原「……」

灰原「じゃあ、とりあえず今日、一つお願いできるかしら」

新一「オゥ! 今日だけじゃなく、毎日で構わないからな!」

灰原「……」



灰原「キスして」

  /;;;;;:::ミヾ,゛..-、、,,..!l从ノノ''"゛゛ ミミニヽ

  l;;;三ミミ゛     ゛        '三ミ',
.  lニ=-‐ミ           ...:   ミミ::l        ___
  !三二';    ..     ....:::    "';::l      /      \
  l-=ニ彡   ::        _.-‐=、 i/ヽ     |  |  十  |
   !三彡'  _,=-;;_-..、   :::',,..ニ-‐-、 ',~il    .|  レ (」ヽ  |
    'i,;'彡  '" __,,...二.,_::  i .ィ''t_テ` li"レ|     |.  l  、  |
   ,''-彡‐,_,'"、‐''t_ア> )‐=ヽ.__..,, ‐' .::iノ     |   レ . ヽ  |
   ',ヽ~;"  ` ..__,,.. '   :::..   ...:: l'    _ノ    (⌒)  .|
    ヽ`、!、          ;;::';:.    |      ̄ヽ   「   /
     \`、     .'゛ '‐- .:''^  '、  !       \  ・ ./
      `-、    '    .:: __.、 i ,.'ヽ_          ̄ ̄
.        ' 、   ;''-‐‐'' ~_ ' ' /  .〉\
          \     ''~   ,. '  /   '、.,,
       _,,...-''iト、ヽ、.., ___ _,,.. '   , '    i ゛' .、._
    _,,. -r゛   |!. \  '';::/    /     |     ''‐- ..,_

哀ちゃん(´;ω;`)

新一「……はぁ!? ちょ、おま……」

灰原「いいじゃない。ここなら誰にも見られないわよ?」

新一「い、いや、しかしだな……」

灰原「何でも協力してくれるんでしょ?」

新一「そういう意味じゃ……おい、何でにじり寄ってくる?」

灰原「……」

新一「お、落ち着け灰原。一回深呼吸、な?」

灰原「……」

新一「待てって。頼む、ちょっとだけ……」

灰原「……」

新一「顔近い、灰原、ちょっ、顔近――」

kskt━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!

新一「……」

灰原「……」

新一「おい、灰原」

灰原「何?」

新一「ここまで顔近くして、何故しない?」

灰原「あらやだ、聞こえなかったの?」

灰原「キス『して』って言ったのよ? あなたからしてくれないと」

新一「はぁ!? ここまで顔接近させたんならさっさとしろよ!」

灰原「イ・ヤ。ほら、あなたの方からしてきなさい」

新一「~っ……」///

 チュッ

哀ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

新一「っ……これで、いいか?」

灰原「あら、舌入れてくれないの?」

新一「バーロォ! 昼間っからそんなことできっか!」

灰原「そう……今夜が楽しみだわ」

新一「夜だったらするって意味じゃねぇよ! ああ、もう、こんなの今日ぐらいしかやってやらねーからな!」

灰原「あら、約束が違うじゃない?」

新一「約束?」

灰原「『今日だけじゃなく、毎日で構わないからな』……あなたの言葉よ?」

新一「」

灰原「……毎日、よろしくね?」

 キリがいいけどどうしよう
 もうちょっと続ける?
 終わる?

蘭「新一ってロリコンだったんだぁ…」

>>214
>>1なんだけど、どうか一晩だけ書いてくれ!頼む!

とりあえず乙
大丈夫なら続けてっ!!

おkもうちょい続ける

 翌日

新一「ほれ、学校行くぞ」

灰原「ちょっと待って、忘れ物」

新一「何だよ、早く済ませてこいよ」

灰原「ほら、しゃがんで」

新一「あ? 何だ? 俺の髪に何かついてんのか?」

灰原「んっ……」

新一「っ!?」

灰原「ふふ、行ってらっしゃいのキス」

新一「ど、どこの海外ドラマだバーロー!」///

灰原「それじゃ、行きましょうか」

新一「この……」

蘭「あ、おはよー、新一! 哀ちゃん!」

新一「オゥ」

灰原「おはよう」

蘭「あら、何か哀ちゃんに挨拶返されるのって、初めて?」

灰原「あら、そうだったかしら?」

蘭「何だかご機嫌に見えるけど、何かあったの?」

灰原「ふふ、ちょっと良いことが、ね」

蘭「えー? 何? お姉さんにも教えてよー」

灰原「うーん、どうしましょうか……」チラ

新一「……」←「絶対言うな」の視線

灰原「……秘密」

蘭「えー」

歩美「おはよー! 蘭お姉さん、新一お兄さん!」

新一(あー、何か新鮮な呼ばれ方)

灰原「おはよう、吉田さん」

光彦「あれ、何か今日は雰囲気が明るいですね、灰原さん」

灰原「ふふ、ちょっとね」

元太「朝飯がうな重だったとか?」

光彦「それで明るくなるのは元太君限定ですよwwwwwwwwwwwwwww」

元太「そうかぁ?」

園子「おはよー、蘭、ロリコ……新一君!」

新一「ギリギリだぞ、園子。ギリギリで何が言いたいのか見えてるぞ、園子」

俺「チュ…///」

 IN 帝丹高校

蘭「でね、和葉ちゃん曰く、『マクドナルド』のことを『マック』と略さず『マクド』と略すのはフランス人も同じだって……」

園子「へぇー。早速ツイッターで呟いてみるか」

園子「あ、ツイッターって言えばさ、昨日、『高校生探偵工藤新一が女子小学生とトロピカルランドにいるなう』って呟きがあったんだけど」

蘭「えー、昨日、灰原さんとトロピカルランドに行ったの?」

新一「あ、ああ。商店街のくじ引きで二等が当たってな」

園子「『あの工藤新一がトロピカルランドで女子小学生とハンバーガーで間接キスしてるなう』って呟きもあったんだけど」

蘭「えー!」

新一「バ、バカ! 誤解だ! 半分ずつ食いたいって言ったからそうしたまでだよ!」

蘭「ホントにぃ? まさか新一、小学生の女の子に変なことしてないでしょうね?」

新一「するか!」

園子「他に昨日のツイートどっかに残っていないかな……」



園子「」

これはつまり

園子「新一君、ちょっとこっち来るなう」

新一「あ? 何だよ」

園子「蘭はちょっと待っててほしいなう」

蘭「え? うん」


新一「何だよ」

園子「このツイートみるなう」

新一「あ?」

「トロピカルランドにて工藤新一っぽい人が隣の観覧車の中で女子小学生にキスされてるなう」

新一「」

園子「……どういうことなう」

新一「蘭には言わないでほしいなう」

園子「とりあえず話すなう」

wktkなう

園子「真実なう?」

新一「ホントだって……あっちから迫ってきたんだって……」

新一「そのツイッターにも『されてる』って書いてあんだろうが」

園子「……とりあえず信じるなう」

新一「助かる」

園子「しかし一応その女の子とも話がしないなう」

新一「……わかった……後で俺の家に来い」

園子「わかったなう」

新一「あといい加減その喋り方やめろ」

今度は園子に手を出すか
この新一、俺?

 IN 警視庁

千葉「高木、お前携帯で何やってんだ?」

高木「ん? ああ、ツイッターだよ。そうそう、昨日、佐藤さんとトロピカルランドに言ったら新一君っぽい人がいてさぁ」


 IN 新一宅

新一「――というわけで、これから園子がやってきますので、真実を語ってくれよ?」

灰原「わかったわ」

 ピンポーン

新一「はい、今出まーす。おお、園子か」

園子「おじゃましなう」

新一「新しい挨拶だな」

園子「とりあえず一刻も早く真実を教えてほしいなう」

新一「ああ……というわけで灰原……」

灰原「観覧車の中で『キスして』って頼んだらしてくれた。それだけよ」

園子「実行犯はやっぱりこっちなう」

新一「灰原ァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!」

真実はいつもひとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉつ!!!!!!!なう

灰原「何よ。真実を言ったじゃない」

新一「間違っていないけどバーロー! いいか園子、ちょっと落ち着いて携帯をいじる手を止めろ止めてくださいマジで止めてごめんお願い」

灰原「順を追って話したいけど、いいかしら?」

園子「……把握なう」

 説明中(薬の話は流石にカット)

園子「つまり、この子が新一君を誘惑して、新一君はそれに負けたなう、と」

新一「ああ……」

園子「……小学生に誘惑されてキスするとか人としてどうなのか疑うなう」

新一(薬の件を話せばもうちょっと弁解できそうな気がするけど、話すべきじゃない気がする)

灰原「まあ、責任は私にもあるわ」

新一(私『にも』ってお前……)

園子「でも、やっぱり蘭にも一応言っておいた方が良い気がするなう」

新一「頼むから勘弁してくれ。正拳付きからの回し蹴りからのシャイニング・ウィザードからの胴回し回転蹴りを喰らわされる」

灰原「ところで園子さん?」

園子「なう?」

灰原「蘭さんはツイッターをやってるの?」

園子「やってないけど最近誘ってるなう」

灰原「ツイッターを見て様子が変わった園子さんを見て、自分もツイッターを初めて真相を確かめてみようという行動に出るかもしれないわね」

新一「そんなまさか……」




 ピンポーン

新一、成仏すれ
哀ちゃんは俺がもらっとく

今日はあいちゃんで抜くか

新一「……今出ます」

 ガチャ

蘭「……」

新一「」

 グッ

新一(! ドアが動かない……!?)

蘭「ねえ新一。私もツイッター初めてみたの」

新一「そ、そうか。若者は時代を先取りしなくちゃならないからな……」

蘭「そしたら、面白いツイートを見つけたんだけど……ちょっと中入っていい? 灰原さんいる?」

新一「え? え、あ、今はちょっと、その、取り込み中で……」

 ギ ィ ィ  ィ  イ   イ   イ

新一(ち、力いっぱいドアを固定してるのにドアが開かれてる……!?)

蘭「お邪魔しまー……す……」

新一「待て、蘭。ゆっくり説明する。落ち着け」

蘭「何言ってるの? 私は落ち着いてるよ?」

蘭「空手をやってる以上、常に心を落ち着かせておかないと、いざってときに相手を殲滅できないでしょ?」

新一(あ、これ、俺オワタ)

蘭「哀ちゃーん。ちょっとお姉さんとお話ししなーい?」

灰原「ええ。いいわよ」

園子「私もお邪魔してるなう」

新一(あ、あいつら、完全に安全圏にいると確信して堂々としてやがるー!?)

蘭「それでね、このツイートについて……」

灰原「かくかくしかじか(さっきと同じ説明)」

蘭「……」ニコッ

新一(親父……ハワイで色々教えてくれてありがとうな……でも、どうせなら、こういう状況での脱出の仕方も教えて欲しかったぜ……)




蘭「ktkrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!」

新一「!?」

ビクゥッ!?

!?

蘭「男子高校生と女子小学生という年の差カップル!」

蘭「もはや禁断の愛!」

蘭「しかも女子小学生の方が攻め!」

蘭「あぁんもうどうしてもっと早く二人の関係を教えてくれなかったの!? もう夏コミとっくに終わっちゃったじゃない!」

蘭「観覧車の中でひっそりとキス……徐々に舌を絡ませ、そして観覧車の中で……」

蘭「キタ―――――ッ!!」

蘭「ごめん新一ちょっとトイレ借りるね」




新一「」

哀ちゃんが幸せならいいんだ…うん

コナン「??蘭ねえちゃん......????」

蘭「ふぅ……」

蘭「ねぇねぇそれで? その日はどこまで行ったの?」

蘭「新一曰く『昼間っからそんなことはしない』なんでしょ?」

蘭「じゃあ夜は? 夜はどうだったの?」

新一「蘭、俺らそこまで言ってないから。まだそこまで行ってないから。いやこれ以降そんな関係になるつもりもないけどよ」

蘭「何言ってるのよ! 女子小学生の方から誘われてるのよ!? こんなチャンス滅多にないわよ!?」

新一(えー、何こいつこんなキャラだっけ)

蘭「何ならいますぐここで!」

新一「できるか! 帰れ! ついでに園子も買えれ!」

園子「把握なう」

蘭「むぅ……するときは絶対録画してね! そんでDVD売ってね!」

新一「金払う気満々かよ!?」

園子「おじゃましましたなう」

蘭「それじゃ、この後はごゆっくり~」

 バタン

コナン「??蘭ねえちゃん......????」


てか、哀ちゃんの身に危険が!!!

新一「……何だろう、これ。丸く収まったのか?」

灰原「多分ね」

新一「はー……なんかどっと疲れた……」

灰原「あら、そう? じゃあ、癒してあげましょうか?」

新一「やめろ」

灰原「そうね。カメラ用意してないし」

新一「撮る気かよ。言っておくが、俺はそんなつもりないからな?」

灰原「何よ。ディープキスぐらいならギリギリセーフじゃない?」

新一「ギリギリアウトに近いアウトだバーロー」

灰原「もう……本当にノリが悪いのね……」





灰原「じゃあちょっと可哀想だけど・……ふふ」

灰原「疲れてるなら先にお風呂入れば? 夕食の準備を進めておくから」

新一「そんじゃ、お言葉に甘えて……」

灰原「……ふふ」



新一「ごちそうさまでしたっと」

灰原「ま、私はこれからいただきますなんだけど」

新一「は? 何だ? 飯ならお前も全部食って……う?」

灰原「あら? どうしたの?」

新一「な、何か、体が……熱っぽいというか……やべ、風邪か?」

灰原「少しそこのソファに横になったら?」

新一「あ、ああ……そうさせてもらう……」

灰原「気分はどう?」

新一「よくわかんねぇ……って、ん?」

灰原「あら……逆に下の方は元気が出てきたみたいねぇ……」

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
哀ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!
(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

入るの?ねぇ入るの?あいちゃんのちっちゃいおまんこに
新一兄ちゃんのおちんちん入るの?パンツ脱ぐよ?

新一「ま、まさか灰原、てめぇ……」

灰原「安心して、そんな強力な薬じゃないから」

新一「ちょ、おま……そんな問題じゃ……」

灰原「カメラをここにセットしてっと……」

新一「カメラまで準備済みかよ!?」

灰原「さぁーて、始めましょう?」

新一「え、え……マジで?」

灰原「冗談で食器に媚薬なんか塗らないわ」ヌギヌギ

新一「う、ぁ、ま、待て、灰原……」

灰原「あ、着てた方が良い?」

新一「だからそんな問題じゃ……」

灰原「下の工藤君とご対めーん」ジィィ ニョキッ

新一「ちょっ……」

灰原「ふふふ、口ではなんと言おうと体は正直……ってね」

灰原「っと、いけないいけない。フェラの後じゃキスするの躊躇われるわよね」

新一「だ、だから待てって……んっ」

灰原「ん……んぁ……」

新一(くぁっ……やべ、灰原の匂いが……)

灰原「んちゅ……っぷ……りゅ……」

新一(小学生の小さな舌でこのテクって……)

灰原「んぅ……ぁぷ、ふふ、どうだった?」

新一「っはぁ……はぁ……」

灰原「じゃ、次はお待ちかね……下のあなたとディープキスしましょうか」

新一「ばっ……マジでやめろって……!」

灰原「イ・ヤ」ニギニギ

新一「んくぅっ!?」

灰原「ちょっとニギニギしただけでこの反応……ふふ、楽しい」

スタンバイ完了です!!

灰原「……」チュ

新一「くっ……」

灰原「ふふ、結構いいでしょ? おちんちんにキスされるのも」チュ チュ

新一「あっ、うっ、くっ……」

灰原「ウラスジの辺りからゆーっくり舐め上げて……」

新一「うぅ……」

灰原「ペロッ……これは工藤君のカリ……なんちゃって」

新一「ぅ……ぁ……」

灰原「そろそろ……思いっきり頬張ってあげましょうか」

灰原「……んむっ」ニュポ

新一「くはぁ……っ!?」

灰原「んっ、ん、ん、んっ」ジュプニュプ

新一「ちょ、灰原、そんな奥までっ……」

この新一は俺、この新一は俺.......
ダメだ変換できねぇ(´;ω;`)

新一(やべ、舌の使い方、頬の内側の感触、さらに喉の奥にペニスが当たるこれ……)

新一(つーか、苦しくねぇのかよ、こいつ……?)

灰原「んっ、んりゅ、ん、ふっ」ジュプジュプ

新一(こいつ……俺の様子見てむしろ悦んでやがる……だと……)

灰原「んぅ、んぷ、ん」ニュプジュプニュジュ

新一「うっ、ちょ、灰原、そんな激しく……あ、く、射精るっ!」

 ドピュドピュ

灰原「ん……んく、ん、っぷは……すっごい量……飲みきれなくてちょっと零しちゃったじゃない」

新一「はぁ……はぁ……」

灰原「ふふ、でもこの様子だと、まだイけそうね……」

灰原「ペロッ……これは工藤君のカリ……なんちゃって」

これが言いたい為にここまで書いただろwwwwwww

灰原「ほーら、女子小学生の陰部。毛なんてまだ生えてないわよ」

新一「はー……はー……」

灰原「……ほら、ちょっと舐めてみる?」

新一「ん……」

灰原「ふふ、少しは本能に正直になってきたじゃない」

新一「あ……ふ……んりゅ……」

灰原「ぁ……ィ、イイ、そこっ……」

新一「んちゅ……む……っぷぁ……」

灰原「う、ぁ……いいところだけど、ここでおあずけ」

新一「え……」

灰原「ふふ、物欲しそうな顔してるけど安心しなさい」

灰原「下のあなたはもうすっかり復活してるみたいだから」

いいんだよ!

灰原「ん……流石にキツいけど……」

新一「くっ、あ、灰原、無理すんな……」

灰原「大丈夫……く、んぅっ!」ヌプッ

新一「くぁっ……すごい締め付けっ……」

灰原「しょ、小学生でも意外と入るものね……っ……」

新一「灰原……本当に大丈夫か?」

灰原「わ、悪いけど……工藤君の方から動いてくれるかしら?」

新一「ああ……」グンッ

灰原「ぅ……ぁうっ!」

新一「あ、うぁ、やべ、すげ……」ヌポヌポ

灰原「ぁ、ちょ、工藤、君、激し……んぁっ!」

新一「悪い、灰原……でも、これ、たまんねぇ……っ!」

灰原「うっ、お、奥にガンガン当たってきて……わ、私っ……」

新一「お、俺も……」


灰原&新一「――っ!」

うさぎドロップ的な事を望んで立てたらエロスレになったでござる

でもGJ

くあああああああいちゃん!!あいちゃん!!

 数時間後

新一「……いやー、その……なんというか……」

灰原「何気まずそうな顔してるの? むしろ今のは私があなたをレイプした立場じゃなくって?」

新一「そりゃそうなんだが……」

灰原「さてと……うん、バッチリ録画できてるわね」

新一「何それ、売るの? 蘭に?」

灰原「欲しがってたからあげようと思って」

新一「……まあいいけど……いやいいのか……?」


 翌日

蘭「っきゃー! 何これ何これ何これ何これこんなの無料で見られるなんて! っきゃー!」クチュクチュ

新一「トイレ貸すからトイレでシてこい!」

蘭「ご、ごめ……が、我慢できなくて……んっ!」

蘭「ふぅ……」

灰原「あらあら。後始末が大変ね」

蘭「ごめんね哀ちゃん……いえ哀様!」

灰原「あ、哀様……」

蘭「やっぱりこんなの無料じゃ勿体ありません! 一応今五万は用意してきました!」

灰原「い、いいわよ、別に……」

蘭「じゃあ三万! お気持ちです! 受け取ってください! そんでまたお願いします!」

新一「」

灰原「しょうがないわねぇ……」

蘭「あっと、そろそろ学校行かなくちゃ遅刻しちゃう……」

蘭「さて、じゃ、行きましょうか」

新一「もう少し休んでけ。鼻血止まってねーから」

クソッ!
不覚にもワロタwwwwwwwww

蘭「あ、園子、おはよー!」

新一「オゥ」

灰原「おはよう」

園子「おはなう」

新一「斬新な挨拶だな」

園子「何で蘭鼻にテッシュ詰めてるなう?」

新一「かくかくしかじか」

園子「把握なう。何か友達の変態っぷりが見えてきて戸惑いを隠せなう」

新一「お前も十分変人だと思うがな。そろそろ携帯から手を放す努力をしろ」


歩美「蘭お姉さん、新一お兄さん、おっはよー!」

歩美「ってうわっ!? 蘭お姉さんどうしたの!?」

光彦「鼻に何かぶつけたんですか?」

元太「うな重とか!?」

光彦「それはないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

元太「そうかぁ?」

蘭「ちょーっとドジしちゃってね」

歩美「大丈夫?」

蘭「大丈夫よ、心配しないで」

新一(ああ、この笑顔の裏側がただの変態だなんてこの子たちには言えない……)

灰原「さ、学校へ行きましょう」

歩美「うん!」

新一「さて、俺らも行くか」

蘭「そうね」

園子「なう」


 こうして、工藤新一は元の生活に戻り、
 灰原と同棲を始め、
 色々と大切な物を失った気がするが、
 色々と大切な物を得たのだった。

 おしまい

これにて終了でーす
もうちょっと見たいって人も多いかもしれないけどごめん

蘭の扱いをギリギリまで悩んでああしました
ヤンデレ好きじゃないもん

即興でやっても意外と行けるもんだね
いや実を言うと即興の方が得意なんだけどね
ちょっと前からコナンが安価で行動するスレを立ててたりしたし
しばらくやってないけど

乙!
面白かった!ありがとね

>>473
無茶振りしたのにここまでやってくれてありがと!乙!

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